JP3080709U - 食品容器 - Google Patents

食品容器

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JP3080709U
JP3080709U JP2001001723U JP2001001723U JP3080709U JP 3080709 U JP3080709 U JP 3080709U JP 2001001723 U JP2001001723 U JP 2001001723U JP 2001001723 U JP2001001723 U JP 2001001723U JP 3080709 U JP3080709 U JP 3080709U
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foamed resin
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lid
container
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JP2001001723U
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Inventor
幸宜 坪田
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マルコウ食品容器有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の食品容器は、リサイクル性が悪く、成
形が厄介でコストが嵩む。 【解決手段】 リサイクルできる同一の発泡樹脂製板材
によって形成した、容器本体10と蓋体20とからなる
食品容器であって、容器本体10の側壁11を、発泡樹
脂製板材を四角形状に切断すると共に、その上下両端部
の内側に段状に切込んだ段部11aを設けて形成し、隣
接する側壁11,11同士を接着剤15で接着し、容器
本体10の底壁12を、発泡樹脂製板材を四角形状に切
断して形成し、側壁11下端部の段部11aにその肉厚
の略半分まで嵌入した状態で接着剤15で接着し、蓋体
20を、発泡樹脂製板材を四角形状に切断して形成し、
側壁11の上端部の段部11aにその肉厚の略半分まで
嵌入し、容器本体10および蓋体20の内面に塗膜30
を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、容器本体および蓋体の全てを、リサ イクルできる板状の単一発泡樹脂材に、切断加工、段状の切込み加工および接着 加工を施して形成し、容器本体と蓋体あるいは下上に位置する容器本体同士を係 合させて安定姿勢で重ねることの出来る食品容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 発泡樹脂製板材を折曲げ貼合わせて作った,従来の食品容 器は、リサイクル性に劣る。また、金型によるプレス成形加工や押出成形加工、 あるいは折曲げ加工や凹状の切込み加工等を施して形成しているため、成形が厄 介であり、コストが嵩むといった問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする課題は、発泡樹脂製板 材を折曲げ貼合わせて作った,従来の食品容器は、リサイクル性が悪く、成形が 厄介でコストが嵩むことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 図1乃至図5を参照して説明する。本考案 に係る食品容器は、リサイクルすることのできる同一の発泡樹脂製板材によって 形成した、有底四角筒形状の容器本体10と、該容器本体10の上端開口部を閉 塞する蓋体20とからなる食品容器であって、容器本体10の四片の側壁11の それぞれを、発泡樹脂製板材を四角形状に切断すると共に、その上下両端部の内 側に段状に切込んだ段部11aを設けて形成し、隣接する側壁11,11同士を 接着剤15で接着し、容器本体10の底壁12を、発泡樹脂製板材を四角形状に 切断して形成し、側壁11下端部の段部11aにその肉厚の略半分まで嵌入した 状態で接着剤15で接着し、蓋体20を、発泡樹脂製板材を四角形状に切断して 形成し、側壁11の上端部の段部11aにその肉厚の略半分まで嵌入し、容器本 体10および蓋体20の内面に塗膜30を形成してなるものである。
【0005】
【考案の実施の形態】 本考案に係る食品容器の実施形態を、図1乃至図5 に示す。この食品容器は、その全体を、リサイクルすることのできる同一の発泡 樹脂製板材によって形成したもので、有底四角筒形状の容器本体10と、その容 器本体10の上端開口部を閉塞する蓋体20とから構成している。発泡樹脂製板 材は合成樹脂の他に、天然樹脂や大豆やとうもろこし等から得ることのできる樹 脂を使用することができる。
【0006】 容器本体10の四片の側壁11は、それぞれ、発泡樹脂製板材を四角形状に切 断し、その上下両端部の内側に段状に切込んだ段部11aを設けて形成している 。また、隣接する側壁11,11同士は接着剤15で接着している。ここでは、 各側壁11の両側端部を斜め45度に切込んで傾斜面11bを形成し、傾斜面1 1b同士を接着している。容器本体10の底壁12は、発泡樹脂製板材を四角形 状に切断して形成し、側壁11下端部の段部11aにその肉厚の略半分まで嵌入 した状態で接着剤15によって接着している。
【0007】 蓋体20は、発泡樹脂製板材を四角形状に切断して形成し、側壁11の上端部 の段部11aにその肉厚の略半分まで嵌入している。また、容器本体10および 蓋体20の内面に塗料を塗って塗膜30を形成している。
【0008】 本実施形態に係る食品容器は、その全体を同一の発泡樹脂製板材で形成してい るので、リサイクルする際に、材料別に分離する必要がない。従って、リサイク ル性に優れる。
【0009】 また、この食品容器は、切断加工、段状あるいは斜めの切込み加工、および接 着加工等の簡易な加工のみで形成しており、従来のような金型を使用したプレス 成形加工や押出成形加工、あるいは折曲げ加工や凹状の切込み加工等の面倒な加 工を不要としているので、成形がきわめて容易で、成形コストの低廉化を図るこ とができる。
【0010】 さらに、側壁11の下端部に形成した段部11aに、底壁12をその肉厚のほ ぼ半分を嵌入した状態で接着して組付けて残りの半分を係合突部12aとし、当 該係合突部12aを下位に位置する他の容器本体10の段部11aに係合させる こととしている。これにより、蓋体20の無い複数の容器本体10,10を下上 に重ねた場合に、上の容器が滑って下の容器から落ちるといった事態を未然に防 止することができる。
【0011】 また、容器本体10と蓋体20の内面に塗膜30を形成しているので、当該内 面に装飾効果を持たせることができると共に、その剛性を高めることができる。
【0012】 なお、側壁11の上端部に形成した段部11aに蓋体20の肉厚のほぼ半分を 嵌入しているので、突出している残りの半分で把持突部20aを形成することが でき、当該把持突部20aを持って蓋体20を容易に開けることができる。また 、蓋体20の端部を切欠いて凹所20bを形成して、この凹所20bに指を掛け て当該蓋体20を開閉し易くすることもできる。
【0013】
【考案の効果】 本考案に係る食品容器は、その全体を同一の発泡樹脂製板 材で形成しているので、リサイクルする際に、材料別に分離する必要がなく、よ ってリサイクル性に優れる。
【0014】 また、切断加工、段状の切込み加工、および接着加工等の簡易な加工のみで形 成しているので、成形がきわめて容易で、成形コストの低廉化を図ることができ る。
【0015】 さらに、底壁12の肉厚のほぼ半分を係合突部12aとし、その係合突部12 aを下位に位置する他の容器本体10の段部11aに係合させることができるの で、複数の容器本体を下上に重ねた場合に、上の容器が下の容器から落ちるとい った事態を未然に防止することができる。
【0016】 またさらに、容器本体10と蓋体20の内面に塗膜30を形成しているので、 当該内面に装飾効果を持たせることができると共に、その剛性を高めることがで き、食品容器にふさわしい綺麗で十分な強度を備えたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る食品容器の実施形態を示す部分
断面側面図である。
【図2】 図1に示す食品容器の平面図である。
【図3】 図1に示す食品容器の底面図である。
【図4】 図1に示す食品容器の分解側面図である。
【図5】 図1に示す食品容器の分解平面図(蓋体を除
く)である。
【符号の説明】
10 容器本体 11 側壁 11a 段部 11b 傾斜面 12 底壁 12a 係合突部 15 接着剤 20 蓋体 20a 把持突部 20b 凹所 30 塗膜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リサイクルすることのできる同一の発泡
    樹脂製板材によって形成した,有底四角筒形状の容器本
    体(10)と,該容器本体の上端開口部を閉塞する蓋体
    (20)とからなる食品容器であって、容器本体の四片
    の側壁(11)のそれぞれを,発泡樹脂製板材を四角形
    状に切断すると共に,その上下両端部の内側に段状に切
    込んだ段部(11a)を設けて形成し,隣接する側壁同
    士を接着剤(15)で接着し、容器本体の底壁(12)
    を,発泡樹脂製板材を四角形状に切断して形成し,側壁
    下端部の段部にその肉厚の略半分まで嵌入した状態で接
    着剤で接着し、蓋体を,発泡樹脂製板材を四角形状に切
    断して形成し,側壁の上端部の段部にその肉厚の略半分
    まで嵌入し、容器本体および蓋体の内面に塗膜(30)
    を形成してなる食品容器。
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