JP3080583B2 - 物干竿受具 - Google Patents

物干竿受具

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JP3080583B2
JP3080583B2 JP08157508A JP15750896A JP3080583B2 JP 3080583 B2 JP3080583 B2 JP 3080583B2 JP 08157508 A JP08157508 A JP 08157508A JP 15750896 A JP15750896 A JP 15750896A JP 3080583 B2 JP3080583 B2 JP 3080583B2
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保行 荒瀬
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株式会社川口技研
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の壁面やベランダ
の手摺等に2つを一組として取り付けて、腕杆の竿受部
に物干竿を掛け渡して使用する物干竿受具であって、物
干竿が物干竿受具から容易に外れないようにした物干竿
受具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の物干竿受具は、実開昭57
−196487号や実開平3−38096号が提案され
ている。前者の従来例においては、押え具が上下動可能
に設けられて下方に付勢されており、突出する操作部を
上方に摺動させて物干竿への押圧を解除するものであ
り、後者の従来例においては、押え具が回動可能に設け
られて下方に付勢されており、突出する操作部を斜め下
方に回動させて物干竿への押圧を解除するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】物干竿受具は、特に、
洗濯物を干している状態では、洗濯物が風を受け、物干
竿が外れてしまうという事故が起こることがあり、その
ために、上記従来例のように押え具を設けて、物干竿を
押えて防止することは有効であるが、物干竿受具は建物
の外部に取り付けるものであり、上記従来例において
は、押え具の操作部が突出して不格好となり、建物の外
観上の体裁までも大きく損なうため、採用されていない
のが現状である。本発明は、物干竿が外れない安全な構
造で、なおかつ、デザイン的に優れた物干竿受具を提供
することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は、上記課題を
解決するために、腕杆には、周囲に厚さの厚い周縁を設
けてその内方に竿受部を設け、竿受部の近傍に物干竿を
押圧できるよう付勢された押え具を設けた物干竿受具に
おいて、押え具は、2つの半体から構成し、周縁で囲ま
れた範囲内を移動可能になるように、2つの半体で両面
から竿受部を挟んで取り付けると共に、周縁の厚さとほ
ぼ同じ又はそれより薄い厚さとしたものである。また、
押え具に操作部を設けた場合は、少なくとも操作部以外
の部分は周縁の厚さとほぼ同じ又はそれより薄い厚さ
したものである。
【0005】
【作用】本発明の請求項1の構成によれば、押え具は、
腕杆の周縁の外方に突出しないと共に、厚さ方向におい
ても腕杆の周縁とほぼ同じかそれより薄くなっているの
で、外観上不体裁となることがない。また、本発明の請
求項2の構成のように押え具に操作部を設けた場合で
も、少なくとも操作部以外の部分は周縁の厚さとほぼ同
じ又はそれより薄くなっているので、請求項1と同様の
ことがいえる。
【0006】
【実施例】本発明の第1実施例について図1〜図4に基
づいて説明すると、本実施例の物干竿受具は、縦長矩形
状の支持体1に腕杆2を垂直に一体成型して設けてあ
る。
【0007】腕杆2は、周囲に、他の部分より厚さが厚
くなっている周縁15を設け、この周縁15で囲まれる
薄板部分に間隔をおいて4つの竿受部3・・・3を設け
てある。それぞれの竿受部3・・・3の後端側に押え具
4・・・4を横方向摺動可能に設けてある。竿受部3は
円形孔で、その円形孔の後端側に長方形状の凹部9を連
続して設け、凹部9の中央に、竿受部3に向かって水平
に突出する突起10を設けてある。凹部9の上下部に
は、水平方向に細長い長孔の案内孔8・8を設けてあ
る。
【0008】押え具4は、合成樹脂製の2つの半体5・
6を合体させたもので、一方の半体5は、正方形の一辺
を円弧状に凹設した形状の板状体の一面側に、平行な側
板及びその先端の底板によって収容部11を形成すると
共に、その上下部に円筒状の突軸12・12を設けてあ
る。他方の半体6は、半体5と同じ形状で突軸12・1
2と対応する位置に取付孔13・13を設けてある。
【0009】本発明を組み立てるには、コイルばね7を
突起10に被せ、一方の半体5を腕杆2の一面側から、
突軸12・12を案内孔8・8に挿通すると共に、コイ
ルばね7を収容部11に収容し、他方の半体6を腕杆2
の他面側からあてがい、半体6の取付孔13・13から
ねじ14・14を挿通して半体5の突軸12・12に螺
合して取り付ける。
【0010】取り付けられた押え具4は、突軸12・1
2が案内孔8・8を摺動できる範囲で摺動可能であり、
コイルばね7によって竿受部3の方向に常に付勢されて
いる。また、取り付けられた押え具4は、腕杆2の周縁
15の外方に突出することなく周縁15内で摺動し、さ
らに、厚み方向においても、押え具4は、周縁15から
突出しないようになっている。
【0011】使用するには、押え具4をコイルばね7に
抗して後退させ、竿受部3に物干竿Pを挿通すれば、コ
イルばね7の弾性力によって押え具4が前方に押され、
物干竿Pは、押え具4と竿受部3によって挟まれる。
【0012】次に、本発明の第2実施例を図5〜図10
に基づいて説明すると、本実施例の物干竿受具は、縦長
矩形状の支持体21に腕杆22を垂直に一体成型して設
けてある。
【0013】腕杆22は、周囲に、他の部分より厚さが
厚くなっている周縁35を設け、この周縁15で囲まれ
る薄板部分に間隔をおいて4つの竿受部23・・・23
を設けてある。それぞれの竿受部23・・・23の後端
側下方に押え具24・・・24を回動可能に設けてあ
る。竿受部23は円形孔で、その円形孔には、後端側略
中央に逃げ孔29を連続して設け、先端側略中央の縁部
の両面に、厚さ方向外方に突出する受突起36・36を
設けてある。
【0014】押え具24は、合成樹脂製の2つの半体2
5・26を合体させたもので、一方の半体25は、略三
日月形状の板状体の一面側には、根元部に円筒状の突軸
30を設けると共に、凹円弧状部の略中央に円筒状の雌
突起31を設け、他面側には、先端部の縁に沿って、厚
さ方向外方に突出する操作部37を設けてある。他方の
半体26は、半体25と同じ形状で、突軸30と対応す
る位置に取付孔32を設けると共に、一面側に雌突起3
1と対応する位置に雄突起33を設け、他面側に、半体
25と同様な操作部37を設けてある。
【0015】本発明を組み立てるには、ばね27を一方
の半体25の突軸30に被せてばね27の一端部を半体
25に係合させ、この半体25を腕杆22の一面側か
ら、突軸30を軸孔28に挿通すると共に、ばね27の
他端部を腕杆22に係合させ、他方の半体26を腕杆2
の他面側からあてがい、雄突起33を雌突起31に嵌合
させ、半体26の取付孔32からねじ34を挿通して半
体25の突軸30に螺合して取り付ける。
【0016】取り付けられた押え具24は、先端が受突
起36・36に当接している位置から、雌突起31が逃
げ孔29に当接する範囲で回動可能であり、ばね27に
よって竿受部23の方向に常に付勢されている。また、
取り付けられた押え具24は、腕杆22の周縁35の外
方に突出することなく周縁35内で回動し、さらに、厚
み方向においても、押え具24は、操作部37・37を
除いて周縁35から突出しないようになっている。
【0017】使用するには、操作部37によって押え具
24をばね27に抗して斜め上方へ回動し、竿受部23
に物干竿Pを挿通すれば、ばね27の弾性力によって押
え具24が斜め下方に押され、物干竿Pは、押え具24
と竿受部23によって挟まれる。
【0018】なお、腕杆2又は22を支持体1又は21
に回動可能に取り付けてもよいし、押え具4又は24を
後退させた位置にロックできるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、押え具
は、腕杆の周縁の周囲から外方に突出することがないと
共に、周縁の厚さ方向外方に大きく突出することがない
ので、物干竿が外れるのを防止する機能を有しながら、
外観上の体裁を損なわずデザイン的に優れた物干竿受具
を提供することができるという効果がある。
【0020】また、押え具に操作部を設けた場合でも、
押え具は、腕杆の周縁の周囲から外方に突出することが
ないと共に、少なくとも操作部以外の大部分は周縁の厚
さ方向外方に大きく突出することがないので、前記と同
様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の全体斜視図。
【図2】第1実施例の一方の半体を外した状態の拡大正
面図。
【図3】第1実施例の要部の分解斜視図。
【図4】第1実施例の要部の拡大断面図。
【図5】第2実施例の全体斜視図。
【図6】第2実施例の一方の半体を外した状態の拡大正
面図。
【図7】第2実施例の一方の半体を外した状態で、押え
具を開いた状態の拡大正面図。
【図8】第2実施例の一方の半体を外した状態で、竿受
部に物干竿を挿通した状態の拡大正面図。
【図9】第2実施例の要部の分解斜視図。
【図10】図6のA−A線拡大断面図。
【符号の説明】
2 腕杆 3 竿受部 4 押え具 15 周縁 22 腕杆 23 竿受部 24 押え具 35 周縁 37 操作部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕杆には、周囲に厚さの厚い周縁を設け
    てその内方に竿受部を設け、竿受部の近傍に物干竿を押
    圧できるよう付勢された押え具を設けた物干竿受具にお
    いて、押え具は、2つの半体から構成し、周縁で囲まれ
    た範囲内を移動可能になるように、2つの半体で両面か
    ら竿受部を挟んで取り付けると共に、周縁の厚さとほぼ
    同じ又はそれより薄い厚さとすることを特徴とする物干
    竿受具。
  2. 【請求項2】 腕杆には、周囲に厚さの厚い周縁を設け
    てその内方に竿受部を設け、竿受部の近傍に物干竿を押
    圧できるよう付勢された押え具を設けた物干竿受具にお
    いて、押え具は、2つの半体から構成し、周縁で囲まれ
    た範囲内を移動可能になるように、2つの半体で両面か
    ら竿受部を挟んで取り付けると共に、少なくとも操作部
    以外の部分は周縁の厚さとほぼ同じ又はそれより薄い厚
    とすることを特徴とする物干竿受具。
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