JP3080270B2 - ハンドル装置 - Google Patents

ハンドル装置

Info

Publication number
JP3080270B2
JP3080270B2 JP04187703A JP18770392A JP3080270B2 JP 3080270 B2 JP3080270 B2 JP 3080270B2 JP 04187703 A JP04187703 A JP 04187703A JP 18770392 A JP18770392 A JP 18770392A JP 3080270 B2 JP3080270 B2 JP 3080270B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
stem
valve
screw
detent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04187703A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0634067A (ja
Inventor
恵 牧野
新也 野島
敏 小島
Original Assignee
清原 まさ子
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 清原 まさ子 filed Critical 清原 まさ子
Priority to JP04187703A priority Critical patent/JP3080270B2/ja
Publication of JPH0634067A publication Critical patent/JPH0634067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3080270B2 publication Critical patent/JP3080270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばバルブを手動操
作する際に用いられるハンドル装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のハンドル装置としては、
例えば実公昭60−30533号や特公平1−6071
2号に記載されたものが知られている。これは、基本的
には、バルブのステムの上部に設けられるハンドルと、
ステムに対してハンドルを廻止する廻止手段と、ステム
に対してハンドルを螺子抜止する螺子抜止手段と、から
構成されている。而して、この様なものは、パネルに対
してバルブを脱着したり、バルブの上半のスタフィンボ
ックスからの流体漏洩を点検する際には、ステムに対し
てハンドルを脱着する必要があった。ところが、この様
なものは、ステムとハンドルとが螺子抜止手段に依り抜
止されていたので、ステムに対してハンドルを脱着する
際には、逐一、ドライバやスパナ等の工具を用いねばな
らず、迅速に脱着する事ができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の問題
点に鑑み、これを解決する為に創案されたもので、その
目的とする処は、工具を用いずにステムに対してハンド
ルを迅速に脱着できる様にしたハンドル装置を提供する
にある。
【0004】請求項1の発明は、バルブのステムの上部
に設けられるハンドルと、ステムに対してハンドルを廻
止する廻止手段3と、ステムに対してハンドルを弾性抜
止する弾性抜止手段4と、ハンドルの下部に連設されて
バルブの上半を覆う覆体とから成り、ステムの上端部へ
着脱可能に挿着する構成のハンドル装置に於いて、前記
廻止手段3をステム56の上端部に挿着固定されてハン
ドル2の廻止孔8内へ挿入される平面形状が多角形の廻
止部7と、廻止部7に形成した螺孔11と、螺孔11内
へ螺着されてその先端をステム56に設けた窪所12へ
掛入させた止めビス10とから形成すると共に、前記弾
性抜止手段4を廻止部7の外周に設けた環状の凹溝13
と、凹溝13内に嵌着されてハンドル2の廻止孔8の周
面へ弾性接触するOリング14とから形成したことを発
明の基本構成とするものである。 また、請求項2の発明
は、バルブのステムの上部に設けられるハンドルと、ス
テムに対してハンドルを廻止する廻止手段3と、ステム
に対してハンドルを弾性抜止する弾性抜止手段4と、ハ
ンドルの下部に連設されてバルブの上半を覆う覆体とか
ら成り、ステムの上端部へ着脱可能に挿着する構成のハ
ンドル装置に於いて、前記廻止手段3をステム56の上
端部に挿着固定されてハンドル2の廻止孔8内へ挿入さ
れる平面形状が多角形の廻止部7と、廻止部7に形成し
た螺孔11と、螺孔11内へ螺着されてその先端をステ
ム56に設けた窪所12へ掛入させた止めビス10とか
ら形成すると共に、前記弾性抜止手段4を廻止部7の外
周に設けた凹所19と、ハンドル2の螺子穴20に螺着
された筒螺子21と、筒螺子21の内部に挿入されたス
プリング23と、筒螺子21の先端部に保持されてスプ
リング23により凹所19内へ常時押圧されるボール2
2とから形成したことを発明の基本構成とするものであ
る。
【0005】
【作用】ハンドルを把持してこれを廻すと、廻止手段を
介してステムが同方向に回転され、バルブが開閉され
る。ステムに対してハンドルを脱着する際には、弾性抜
止手段の弾性力以上の離脱力や装着力をハンドルに加え
る。そうすると、ステムに対してハンドルをワンタッチ
で脱着でき、パネルに対してバルブを脱着したり、バル
ブの上半のスタフィンボックスからの流体漏洩を点検す
る事ができる。ハンドルの下部には、バルブの上半を覆
う覆体が連設されているので、バルブの上半が目隠しさ
れてデザイン的に優れたものにする事ができると共に、
バルブの上半が防護され、バルブとの間に開度表示手段
を容易に設ける事ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の第一実施例に係るハンドル装
置を示す縦断面図である。ハンドル装置1は、ハンドル
2、廻止手段3、弾性抜止手段4、覆体5とからその主
要部が構成されて居り、ニードルバルブ等のバルブ50
に適用される。バルブ50は、流入路51と流出路52
とこれらの途中に形成された上向きのシート53とを備
えたボディ54と、これの上半内側に螺合されたパッキ
ン押えナット55と、これに貫通されて螺合されたステ
ム56と、これの下部に設けられてシート53に当離座
する錐状のディスク57と、ボディ54とステム56と
の間に介設されてパッキン押えナット55に依り締付ら
れる二つの嵌め輪58並びにこれらに挟まれたグランド
パッキン59と、パッキン押えナット55に螺合された
ロックナット60と、ボディ54の上半外側に螺合され
たパネルナット61等から成っている。ハンドル2は、
バルブ50のステム56の上部に設けられるもので、こ
の例では、略円盤状を呈して合成樹脂等に依り作製され
て居り、外周には辷止凹凸が形成されていると共に、上
面にはネームシール6が貼着されている。廻止手段3
は、ステム56に対してハンドル2を廻止するもので、
この例では、ステム56の上部に設けられた平面六角形
状の廻止部7と、ハンドル2の中央下側に設けられて廻
止部7に適合される廻止孔8とから成っている。廻止部
7は、ステム56の上部が挿入される受孔9と六角穴付
の止めビス10が螺合される螺孔11とを備えて居り、
止めビス10の先端をステム56に形成した窪所12に
掛入させる事に依り止着されている。弾性抜止手段4
は、ステム56に対してハンドル2を弾性抜止するもの
で、この例では、廻止部7の外周に周設した凹溝13
と、これに収嵌されて廻止孔8の内面に弾性接触するO
リング14とから成っている。覆体5は、ハンドル2の
下部に連設されてバルブ50の上半を覆うもので、この
例では、円筒状を呈してハンドル2と同質で一体的に形
成されて居り、パネルナット61に近接すべく垂下さ
れ、ステム56の上突部分、パッキン押えナット55の
上部、ロックナット60、ボディ54の上部を覆う様に
してある。而して、覆体5とボディ54の上部との間に
は、バルブ50の開度を表示する開度表示手段15が設
けてある。開度表示手段15は、この例では、覆体5の
下端面を利用した基印16と、ボディ54の上部外側に
設けた目盛17とから成っている。次に、この様な構成
に基づいて作用を述解する。ハンドル2を把持してこれ
を廻すと、廻止手段3の廻止部7と廻止孔8を介してス
テム56が同方向に回転されつつ昇降され、ディスク5
7がシート53に当離座されてバルブ50が開閉され
る。ステム56に対してハンドル2を脱着する際には、
弾性抜止手段4のOリング14の弾性力以上の離脱力や
装着力をハンドル2に加える。そうすると、ステム56
に対してハンドル2をワンタッチで脱着でき、パネルに
対してバルブ50を脱着したり、バルブ50の上半のス
タフィンボックスつまりパッキン押えナット55やロッ
クナット60等からの流体漏洩を点検する事ができる。
ハンドル2の下部には、バルブ50の上半を覆う覆体5
が連設されているので、バルブ50の上半が目隠しされ
てデザイン的に優れたものにする事ができると共に、バ
ルブ50の上半が防護され、バルブ50との間に開度表
示手段15を容易に設ける事ができる。
【0007】次に、本発明の第二実施例を図2に基づい
て説明する。第二実施例は、廻止手段3の廻止部7とこ
れに適合される廻止孔8を平面四角形状にした点、廻止
部7の受孔9が上方に貫通していない点、弾性抜止手段
4を、ハンドル2に螺着されたスプリングプランジャ1
8と廻止部7に窪設された凹所19とで構成した点、ス
プリングプランジャ18はハンドル2の螺子穴20に螺
合される筒螺子21と、これの内部に外脱不能に挿入さ
れたボール22と、筒螺子21に内設されてボール22
を常時外突付勢するスプリング23とから成っている
点、が第一実施例と異なる。
【0008】尚、バルブ50は、先の実施例では、ニー
ドルバルブであったが、これに限らず、例えばこれ以外
のバルブでも良い。廻止手段3は、先の実施例では、廻
止部7をステム56に、廻止孔8をハンドル2に夫々設
けたが、これに限らず、例えばこれらを逆にしても良
い。
【0009】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) ハンドル、廻止手段、弾性抜止手段、覆体とで
構成し、とりわけステムとハンドルの間に弾性抜止手段
を設けてステムに対してハンドルを弾性抜止する様にし
たので、工具を用いずにステムに対してハンドルを迅速
に脱着できる。 (2) ハンドルの下部にバルブの上半を覆う覆体を連
設したので、バルブの上半が目隠しされてデザイン的に
優れたものにする事ができると共に、バルブの上半を防
護できる。 (3) ハンドルの下部にバルブの上半を覆う覆体を連
設したので、バルブとの間に開度表示手段を容易に設け
る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係るハンドル装置を示す
縦断面図。
【図2】本発明の第二実施例に係るハンドル装置を示す
縦断面図。
【符号の説明】
1…ハンドル装置、2…ハンドル、3…廻止手段、4…
弾性抜止手段、5…覆体、6…ネームシール、7…廻止
部、8…廻止孔、9…受孔、10…止めビス、11…螺
孔、12…窪所、13…凹溝、14…Oリング、15…
開度表示手段、16…基印、17…目盛、18…スプリ
ングプランジャ、19…凹所、20…螺子穴、21…筒
螺子、22…ボール、23…スプリング、50…バル
ブ、51…流入路、52…流出路、53…シート、54
…ボディ、55…パッキン押えナット、56…ステム、
57…ディスク、58…嵌め輪、59…グランドパッキ
ン、60…ロックナット、61…パネルナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブのステムの上部に設けられるハン
    ドルと、ステムに対してハンドルを廻止する廻止手段
    と、ステムに対してハンドルを弾性抜止する弾性抜止手
    段と、ハンドルの下部に連設されてバルブの上半を覆う
    覆体とから成り、ステムの上端部へ着脱可能に挿着する
    構成のハンドル装置に於いて、前記廻止手段3をステム
    56の上端部に挿着固定されてハンドル2の廻止孔8内
    へ挿入される平面形状が多角形の廻止部7と、廻止部7
    に形成した螺孔11と、螺孔11内へ螺着されてその先
    端をステム56に設けた窪所12へ掛入させた止めビス
    10とから形成すると共に、前記弾性抜止手段4を廻止
    部7の外周に設けた環状の凹溝13と、凹溝13内に嵌
    着されてハンドル2の廻止孔8の周面へ弾性接触するO
    リング14とから形成したことを特徴とするハンドル装
    置。
  2. 【請求項2】 バルブのステムの上部に設けられるハン
    ドルと、ステムに対してハンドルを廻止する廻止手段
    と、ステムに対してハンドルを弾性抜止する弾性抜止手
    段と、ハンドルの下部に連設されてバルブの上半を覆う
    覆体とから成り、ステムの上端部へ着脱可能に挿着する
    構成のハンドル装置に於いて、前記廻止手段3をステム
    56の上端部に挿着固定されてハンドル2の廻止孔8内
    へ挿入される平面形状が多角形の廻止部7と、廻止部7
    に形成した螺孔11と、螺孔11内へ螺着されてその先
    端をステム56に設けた窪所12へ掛入させた止めビス
    10とから形成すると共に、前記弾性抜止手段4を廻止
    部7の外周に設けた凹所19と、ハンドル2の螺子穴2
    0に螺着された筒螺子21と、筒螺子21の内部に挿入
    されたスプリング23と、筒螺子21の先端部に保持さ
    れてスプリング23により凹所19内へ常時押圧される
    ボール22とから形成したことを特徴とするハンドル装
    置。
JP04187703A 1992-07-15 1992-07-15 ハンドル装置 Expired - Fee Related JP3080270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04187703A JP3080270B2 (ja) 1992-07-15 1992-07-15 ハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04187703A JP3080270B2 (ja) 1992-07-15 1992-07-15 ハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0634067A JPH0634067A (ja) 1994-02-08
JP3080270B2 true JP3080270B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=16210688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04187703A Expired - Fee Related JP3080270B2 (ja) 1992-07-15 1992-07-15 ハンドル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3080270B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008089103A (ja) 2006-10-03 2008-04-17 Smc Corp 手動切換弁
JP2011102643A (ja) * 2011-01-06 2011-05-26 Surpass Kogyo Kk 流量調節弁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0634067A (ja) 1994-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4505451A (en) Diaphragm valve
US4720877A (en) Drain closure
US3677369A (en) Automotive oil crank case drain valve
US5649437A (en) Lockable cover for threaded spout
JP3080270B2 (ja) ハンドル装置
JPS59183174A (ja) 圧力逃し装置
JPH07280134A (ja) 開閉表示装置付きバルブ
US3744752A (en) Detachable handle for control devices
US3391554A (en) Valve locks
US3903915A (en) Valve assembly
US4776565A (en) Water faucet valve
US3384342A (en) Replacement faucet washer
CA2495679A1 (en) Retainer lock nut for the stem packing of a fluid pressure control device
US2945669A (en) Fluid valves
US4176674A (en) Faucet replacement valve stem assembly
JP3308290B2 (ja) 弁のロック機構
US1276325A (en) Valve.
JPH0449423Y2 (ja)
JPH049490Y2 (ja)
JPH0234532Y2 (ja)
CN210034587U (zh) 一种阀门锁盖
US4310071A (en) Grease fitting cap
JPH0634071A (ja) バルブハンドル用キャップ
US3281111A (en) Rotatable faucet valve
JPS60521Y2 (ja) 球形弁

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees