JP3080243U - 投球標的ボード - Google Patents

投球標的ボード

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JP3080243U
JP3080243U JP2001001328U JP2001001328U JP3080243U JP 3080243 U JP3080243 U JP 3080243U JP 2001001328 U JP2001001328 U JP 2001001328U JP 2001001328 U JP2001001328 U JP 2001001328U JP 3080243 U JP3080243 U JP 3080243U
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JP
Japan
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target
sign
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pitching
board
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JP2001001328U
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Inventor
定憲 杉原
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有限会社広報企画
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 投球標的ボードにおける各標的4の一の
面に、ゴミのをそのまま或いは模式的に表した標識7の
表示をするとともに、他の面に、当該標識7に対応する
分別種類を内容とする説明8の表示をする。そして、標
的4を、格子状の枠2の間において回動可能に設置する
とともに、標識7と説明8とが起立する範囲内において
回動範囲を規制するストッパ10,12を、枠2と一体
的に設ける。 【効果】 標識の意味や価値を、投球を楽しませながら
把握させて、投球後にあっても持続的に定着させること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、投球を楽しみながら、ごみの分別や交通標識等の意味および価値に ついて、効果的に学習できるように開発された投球標的ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】
投球標的ボードとして、図3に示すような、立設される格子状の枠91の間に 、板状の標的92を嵌め込んだ投球標的ボード90が知られている。標的92の 表面には、標的の位置を示す数字93が描かれている。そして、投球者の投げた 球が標的92に当たると、その勢いで標的92が外れて落下するので、投球の位 置が正確であったかどうかが分かり、従って投球者は投球を楽しむことができる 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の投球標的ボード91では、標的92の表面に数字のみが描かれ 、又、標的92に球が当たった場合には標的92が外れるため、単にいずれの数 字が外れ、残っているかのみに興味が集まり、終了すると外した枚数しか覚えて おらず、いわばその場限りのものとなっていた。
【0004】 よって、本考案の課題は、単に投球を楽しむだけでなく、知識の定着も図るこ とのできる投球標的ボードを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のうち、請求項1に記載の考案は、起立状態で設置される格子状の枠の 間に、標的を配置した投球標的ボードであって、標的において、標識又はその説 明の内の一方を含んだ表示を行うとともに、標的に球が当たると、他方を含んだ 表示を行うことを特徴とする。
【0006】 又、請求項2に記載の考案は、起立状態で設置される格子状の枠の間に、標的 を配置した投球標的ボードであって、標的に複数の面を設けるとともに、一の面 に標識を、他の面に標識の説明を含んだ表示を行い、更に、標的を、一の面と他 の面とが表となる位置で停止するよう回動可能に設けたことを特徴とする。
【0007】 更に、請求項3に記載の考案は、起立状態で設置される格子状の枠の間に、標 的を配置した投球標的ボードであって、標的を断面L字状に形成するとともに、 内側の片面に標識又はその説明を含んだ表示を行う一方、他面の裏面に他方を含 んだ表示を行い、更に、標的を屈折部において軸支するとともに、標的を片面又 は裏面が表となる位置で停止させるストッパを、枠又は標的に設けたことを特徴 とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態につき、図面に基づいて説明する。図1は、本考案に 係る投球標的ボード1の正面図であって、投球標的ボード1は、枠2に備えられ た2本の脚3によって立設される。枠2は、間が一定で3行3列の9箇所となる よう格子状に組まれており、更にそれぞれの間には、標的4が配置されている。
【0009】 標的4は、図2にも示すように、同じ幅だが長さの異なる2枚の板(長板5、 短板6)を、端部において一体的に直交させることにより、断面がL字状となる ように形成されている。そして、図2(a)に示すように、長板5の内側の面( 一の面)には、ゴミをそのまま或いは模式的に表した標識7が描かれ、表示され ている。一方、図2(b)に示すように、短板6の外側の面(標識7が描かれた 面ではない内側の面の裏面、他の面)には、標識7に対応する説明8、即ちここ ではゴミの分別種類が、示されている。又、標的4の屈折部14(長板5、短板 6の交差部分)の両側面には、円柱状の軸9が、それぞれ突設されている。
【0010】 このように成る標的4は、枠2の内面の対応部分に開けられた円形の穴(図示 せず)に軸9を入れ込むことにより、枠2の間において、左右方向を軸として回 動可能に取り付けられる。又、枠2のうち、標的4の下側にあたる部分の前方に は、標的4の横3個分に亘る棒状のストッパ10がそれぞれ配置され、枠2の格 子の角部からは、ストッパ10を支持するアーム11が延びている。ストッパ1 0は、図2(a)に示すように、標的4の短板6に接触することで、短板6をそ れぞれ水平に停止させる。一方、枠2の後側にも、同様にストッパ12及びアー ム13が設けられ、ストッパ12は、図2(b)に示すように、標的4の長板6 を、接触によりそれぞれ水平に停止させる。即ち、ストッパ10,12は、長板 5(標識7)と短板6(説明8)とが起立する範囲内において、標的4の回動範 囲を規制する。
【0011】 以上の投球標的ボード1において、予め、図2(a)に示すように、標的4の 短板6をストッパ10に置いて長板5が起立するようにし、標識7が表となるよ うにしておく。即ち、標的4において、標識7の表示が行われる状態とする。そ して、投球者は、所定の標識7を狙う等して、投球標的ボード1に向かって球を 投げる。首尾良く標的4の長板5に球が当たると、この勢いにより標的4は外れ ることなく回動して後に倒れる。この回動は、図2(b)に示すように、ストッ パ12により短板6が起立するまで行われる。そして、短板6の起立により、外 面に表示がなされた説明8が表に現れて、説明8の表示が行われ、投球者に認識 可能となる。投球者は、球の行方を追っているので、説明8を注視するし、標的 4を射止めた喜びも重なって、標識7とその説明8を強固に関連付けて記憶する 。
【0012】 又、司会者を設け、ゴミの分別や関連事項について説明したり、特定の標的に 当たるか当たった標的が列を成した場合等に賞品を提供したりすれば、投球を楽 しみながら自然にゴミの分別の更なる意味や価値について知識を得てもらうこと ができるし、単に記憶するより印象が強いため、知識の定着も深く、いつまでも 覚えていてもらえる。更に、標的4に球が当たった後は短板6が起立し、枠の間 の上部に隙間が出現するため、すでに命中させた標的4を把握し易い。又、標的 4が断面L字状で後に回転するため、命中した球は送り出されるような格好にな り、特に球の排出がスムーズである。
【0013】 尚、本考案は、以上の実施形態に限定されるものではなく、次に一部示すよう に様々に変更可能である。
【0014】 標的に描く標識の説明としては、分別の種類(標識の意味)を描くのではなく 、回収場所、回収日時、回収方法、処理方法、再生方法、同種類における他のゴ ミの例、守るべきマナー、注意点又はこれらの組み合わせ等(標識の意味や価値 )を採用することもできる。又、標識としては、ゴミを表すものに限定されず、 例えば道路標識であって良い。この場合の標識の説明としては、標識の名称(標 識の意味)、違反時の事故例や反則点数(標識の価値)等が挙げられる。このよ うにすると、道路標識についても楽しみながら無理なく極めて長い期間に亘って 標識自体や対応する意味乃至価値を定着してもらうことができる。更に、標識( の説明)として、道路交通法等における反則の態様(反則点数)、地図や電子回 路等の記号(その名称)、日本語或いは外国語(発音)、又はこれらの組み合わ せ等を採用することもできる。又更に、標的ごとの標識の数は、1つに限らず2 以上とすることができ、又、標的によって相違させることもできる。
【0015】 加えて、標的は、長板に標識の説明を、短板に標識を描いたり、同等の大きさ の板を組み合わせることにより形成することもできる。更に、標的は、断面L字 状ではなく、板状や十字状等とすることができ、中心(交差軸)付近と枠とを軸 で結んで支持すれば、異なる面に標識又はその説明を表示して、球の命中により 当該表示を切り替えることができる。又、標的を柱状とすることもでき、三角柱 や四角柱等の中心軸を横方向として各面に標識、説明及び更なる説明を配し、同 一標的に複数回当たると更に異なる表示を行えるようにすることもできる。
【0016】 更には、標的として標識等を表示可能なディスプレイ又はその一部を配すると ともに、その前面若しくは前方に、接触式或いは非接触式のセンサを配置し、セ ンサが球の通過を感知した場合に、ディスプレイの表示を切り替えるようにする ことも可能である。この場合には、動画が表示できたり、多数の表示内容を提供 できたりし、標識に関する多くの事項についての知識を極めて印象深く与えるこ とができる。
【0017】 又、軸は、枠と一体的或いは別部材であって良いし、標的は、標識及びその説 明を併せて表示したり、標識の説明やヒント等を最初に表示し、命中後標識を表 示したりする等、表示の順序や組み合わせを様々に入れ替えて良い。更に、標的 は、3行3列以外の行列状に配することもできるし、斜めに並べたり、曲線に沿 うように並べたり、無作為に配置したり、これらを組み合わせて配置したりする ことができる。又更に、標的は、正面において矩形ではなく、円形その他の形状 とすることができる。加えて、ストッパは、各標的個別に設けられて良いし、軸 に、回動範囲において軸と一体の突起が通る溝を刻んだ板といった回動抑制手段 を組み込んで構成しても良いし、標的と枠とに弾性体を介装させて構成しても良 い。又、枠は、脚により立設されず、重り等によって挟持されても良いし、天井 等から吊下されても良い。
【0018】
【考案の効果】
本考案のうち、請求項1に記載の考案は、標的に球が当たることにより、標識 又はその説明について切り替えて表示するため、標識の意味や価値を、投球に付 随させることにより楽しませながら把握させ、投球後にあっても極めて長期の間 持続的に定着させることができる、という効果を奏する。
【0019】 又、請求項2に記載の考案は、一の面に標識を、他の面に標識の説明を描いた 標的を回動可能に設けたので、シンプルな構成で、関連のある学習に効果的な表 示を行うことができる、という効果を奏する。
【0020】 更に、請求項3に記載の考案は、断面L字状の軸支された標的と、標的を停止 可能なストッパとを設けたため、既に当たった標的が分かり易く他の標的を狙い 易いし、命中時の球の跳ね返りも低減でき、従って簡単な構成で、投球及び標識 とその説明のリンクした記憶の定着に、楽しみながら自然に集中してもらうこと ができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る投球標的ボードの正面図である。
【図2】図1における標的及びその周辺を示す斜視図で
ある。
【図3】従来の投球標的ボードの正面図である。
【符号の説明】
1・・投球標的ボード、2・・枠、3・・脚、4・・標
的、5・・長板、6・・短板、7・・標識、8・・説
明、9・・軸、10,12・・ストッパ、11,13・
・アーム、14・・屈折部、。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起立状態で設置される格子状の枠の間
    に、標的を配置した投球標的ボードであって、 標的において、標識又はその説明の内の一方を含んだ表
    示を行うとともに、 標的に球が当たると、他方を含んだ表示を行うことを特
    徴とする投球標的ボード。
  2. 【請求項2】 起立状態で設置される格子状の枠の間
    に、標的を配置した投球標的ボードであって、 標的に複数の面を設けるとともに、一の面に標識を、他
    の面に標識の説明を含んだ表示をし、 更に、標的を、一の面と他の面とが表となる位置で停止
    するよう回動可能に設けたことを特徴とする投球標的ボ
    ード。
  3. 【請求項3】 起立状態で設置される格子状の枠の間
    に、標的を配置した投球標的ボードであって、 標的を断面L字状に形成するとともに、内側の片面に標
    識又はその説明を含んだ表示を行う一方、他面の裏面に
    他方を含んだ表示をし、 更に、標的を屈折部において軸支するとともに、標的を
    片面又は裏面が表となる位置で停止させるストッパを、
    枠又は標的に設けたことを特徴とする投球標的ボード。
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