JP3079168B1 - 加熱された調理容器の把持のためのニッパー - Google Patents

加熱された調理容器の把持のためのニッパー

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Abstract

【要約】 【課題】 加熱された調理容器の噛み取り時にも、噛み
取り作用解除時にも、常に安定的に把持できるようにし
た、加熱調理容器の把持のためのニッパーを提供する。 【解決手段】 棒状の形状を有してその前端に調理容器
の縁の外周壁と接触する固定支え面を有する本体と、そ
の前端に調理容器の縁の内周壁と接触して前記本体の固
定支え面と共に調理容器の噛み取りを行う稼働支え面を
有し、前記本体内に前記本体の長手方向に復元スプリン
グにより弾力的に設けられて、前記本体の固定支え面の
前方で自由に前後進可能な稼働台と、前記本体の長手方
向の一側面に設けられて前記本体の前端側に設けられる
ヒンジ軸を回転中心として前記本体の側方に水平に回転
作用を行う作動レバーと、該作動レバーの回転運動を直
線運動に変換して前記稼働台の前後進運動を発生させる
動力伝達手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取っ手を備えてい
ない調理容器、例えばフライパン、鍋等の全ての調理容
器を、調理中に運搬、より詳細には加熱された調理容器
を次の調理のために持ち上げて移すかまたは、その調理
容器の移動時に、高熱に加熱された調理容器を火傷の危
険なく安定的に持ち上げることができるようにした、加
熱された調理容器の把持のためのニッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】 取っ手を備えていない加熱された調
理容器を持ち上げるために、別途のニッパーを使用して
いるが、そのようなニッパーは現在まで多様に開発され
て使用されている。その一例としては、適当な太さ、即
ち手でつかみやすい適当な太さと長さを有する括れた棒
形状からなる本体を有しており、該本体の底面に一側の
ヒンジ軸を回転中心として、その本体の底面の下側に出
没可能に作用される作動レバーを設けて、該作動レバー
の回転運動を用いて、本体の前部分から前後方に出没さ
れながら、調理容器の縁を噛み取るかまたは放す把持台
を備えて構成される。
【0003】ところが、このようなニッパーは、調理容
器を噛み取った状態から放す時、更に説明すると、ニッ
パーの噛み取り状態を解除する場合を調べると、まず本
体の上面に備えられる解除ボタンを押し、該解除ボタン
を押すことにより作動レバーが押されながら本体の下側
に開くようになる。この時、ニッパー本体を握っていた
炊事者の手を広げると、作動レバーが開いてニッパーの
噛み取りが解除されながら調理容器を放すようになるも
ので、ニッパーの解除時に炊事者の手がニッパーを完全
に放すようになる。従って、ニッパーの噛み取り状態が
不安定であり、かかるニッパーの不安定な噛み取りによ
り、調理容器を取り落としやすいし、使用者の不注意等
による火傷等の安全事故が発生している。更に、金属材
からなるニッパーが調理容器に直接的に触れることによ
り、調理容器の縁周壁のコーティング層が損傷される等
の使用上に多い問題点があった。
【0004】それで、ニッパーの噛み取り時は勿論、解
除時にニッパーを常に安定的に把持できるようにするニ
ッパーが要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
事情を考えてなるもので、その目的は、ニッパーの噛み
取りと解除作用とをなす作動レバーを本体の側面、即ち
手の開き方向に作用が行われるようにして、ニッパーを
常に安定的に把持できるようにした、加熱調理容器の把
持のためのニッパーを提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、本体の固定支え面ま
たは稼働台の稼働支え面のそれぞれに、耐熱性であり緩
衝性の優れたゴム材のノンスリップ部材を備えることに
より、容器を取り落とすか、ニッパーで調理容器の縁に
コーディング層を損傷させることを完全に防止できるよ
うにした、加熱された調理容器の把持のためのニッパー
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる本発明は、取っ手
を備えていない調理容器、例えばフライパン、鍋等の全
ての調理容器を調理中に運搬、より詳細には加熱された
調理容器を次の調理のために持ち上げるか、またはその
調理容器を移動する時に、高熱に加熱された調理容器を
安定的に持ち上げることができるようにした、加熱され
た調理容器の把持のためのニッパーを提供することによ
り達成されるが、該ニッパーは胴体が括れた棒形状から
なるし、該胴体の前端に調理容器の縁外周壁とくっつけ
られる固定支え面を有する本体と;前端に調理容器の縁
内周壁とくっつけられて、前記本体の固定支え面と把持
する調理容器の噛み取り力を共に発生させる稼働支え面
を有し、前記本体内に前記本体の長手方向に一定長さを
以て復元スプリングにより弾力的に設けられて、前記本
体の固定支え面の前方で自由に前後進可能に設けられる
稼働台と;前記本体の長手方向とそのある一側面に一定
長さを以て設けられて、前記本体の前端側に設けられる
ヒンジ軸を回転中心として、前記本体の側方に回転作用
を行う作動レバー;及び前記作動レバーの適当な位置
に、前記作動レバーのヒンジ軸を回転中心として公転し
ながら自転を行うように設けられる遊星歯車と、前記稼
働台の適当な位置に、即ち前記遊星歯車の回転半径内で
前記の遊星歯車と転がり接触式で協同するように、自由
に回転可能に設けられて、前記作動レバーの回転運動を
直線運動に変換して、前記稼働台の前後進運動を発生さ
せる摺動歯車とから構成される動力伝達手段を含むし、
ここにおいて、前記本体の側方に前記のヒンジ軸を回転
中心として回転する作動レバーが、前記本体側面におけ
る出没作用による稼働台の前後進作用により、把持する
調理容器を放すかまたは噛み取ることができるように
し、調理容器の損傷なく、安定的に持ち上げることがで
きるようになる。
【0008】前記ニッパーにおいて、前記本体は、稼働
台を中心として上下側に分離されて、分解、結合が可能
になるように、上部部材と下部部材とから構成されるよ
うにせしめることもできる。
【0009】また、前記作動レバーは、前記作動レバー
の適当な位置、即ち前記作動レバーの作用方向に相反す
る方向に前記本体を貫通させて、前記本体の側面に露出
するように設けた解除ノブを備えたものとせしめること
もできる。
【0010】前記作動レバーは、前記本体の側面に折ら
れて収容される時に、ロック手段によりニッパーの噛み
取り状態が維持されるようにせしめることもできる。
【0011】さらに、前記稼働支え台と固定支え台の中
いずれか1つまたはそれぞれの、前記調理容器の縁にく
っつけられる対向面に、ニッパーが噛み取る時にその噛
み取る力の緩衝作用と、調理容器の滑り落ちを防止する
ための耐熱性ゴム材のノンスリップ部材を有することを
更に含んだ構成とせしめることもできる。
【0012】前記作動レバーの遊星歯車は、前記作動レ
バーが前記本体に折られて収容された時、前記作動台が
折られて収容される側から、前記稼働台の前記摺動歯車
の前後進運動線を多少過ぎて位置するようにせしめるこ
ともできる。
【0013】前記本体の前記固定支え面の上部側に、調
理容器縁の周りに備えられる枠を保持する段突部を備え
たものとせしめることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を添
付図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態に係る加熱
された調理容器の把持のためのニッパーの平面図であ
り、図2に、図1のニッパーの内部構成を示す縦断面図
である。
【0016】本実施の形態に係るニッパーは、平面及び
正面から見て、限定はされないが、胴体の前部分が括れ
た棒形状からなる本体10を有するとともに、該本体1
0の長手方向、即ち本体10の長側辺の一側に収容室1
2を備え、該収容室12に本体10の長さより多少短い
作動レバー14を、本体10の前端部側に設けられるヒ
ンジ軸16を回転中心として、本体10と並行した水平
方向に折られたり広げられたりするように設けている。
この時、本体10の収容室12に折られて収容された作
動レバー14は、該作動レバー14の広げ方向から反対
の本体10の他側辺に露出されるように設けられる解除
ボタン(解除ノブ)14aにより、収容室12内から押
されて放されるようになっている。このように本体10
の長側辺の一側方向に広げられたり折られたりする作動
レバー14の回転作用により、本体10の上部側に本体
10の長手方向に沿って設けられる稼働台18が前後進
するようにして、把持する調理容器を噛み取るか放すよ
うに構成している。ここにおいて、作動レバー14が本
体10の長手方向で、そのある一側の長側辺から側方に
作用を行うようにしたことは、本実施の形態において非
常に核心的であり重要な技術である。このように作動レ
バー14が本体の側方に作用するようにし、作業者のす
ぼめられた手をあける側に作動レバー14が広げられる
ようにすれば、ニッパーを常に安定的に把持できる。
【0017】より詳細には、本体10は稼働台18を中
央に置いて上下側に分離され、上部部材10aと下部部
材10bとに分離、結合されるように構成している。こ
こにおいて、上部部材10aは蓋の役割、即ち本体10
内に装置される稼働台18等の、以降説明する各部品の
組立及び交替のために、本体10の内部を開閉する蓋の
役割を行う蓋板材である。このような上部部材10a
は、下部部材10b上にスクリュー11により結合され
る。
【0018】そして、本体10の下部部材10bは、そ
の前端に調理容器縁13の外周壁とくっつけられる(接
触する)固定支え面15を備えている。固定支え面15
の上部側には、調理容器の縁13の上部の周りに外向に
備えられる突出形態の枠13aがその突部にかけられる
ようにされる段突部15aが備えられる。かかる段突部
15aは、前記枠13aを保持するので、ニッパー10
が調理容器を噛み取る時、調理容器がニッパーから容易
に離脱する現象が防止される。
【0019】また、このように構成される下部部材10
bと上部部材10aとの間には、本体10の長手方向に
沿って自由に移動可能に設けられる稼働台18が介在さ
れるが、該稼働台18は、その前端に、調理容器の縁1
3の内周壁とくっつけられる(接触する)稼働支え台1
8aを一体に備えている。かかる稼働支え台18aは、
下部部材10bの固定支え面15と共に作用しつつ、調
理容器の縁を噛み取る力を実質的に与える。
【0020】またこのように設けられる稼働台18は、
その先端を復元スプリング17により押して支えるよう
にし、稼働台18が常に前進する復元力が維持されるよ
うに設けられる。この時、稼働台18の前後進移動長さ
は、稼働台18の適当な位置に備えた作動孔18bの長
さにより決定される。
【0021】一方、本体10の長手方向に前後進する稼
働台18と本体10のある一側の長側辺の水平方向に広
げられたり折られたりする作動レバー14は、その運動
方向が相互に交叉方向に行われながら、作動レバー14
が本体に折られて収容された時に、稼働台18と作動レ
バー14は、上下に重畳されるように重なるが、このよ
うに相互に重なる稼働台18と作動レバー14との間に
は、動力伝達変換手段20を設けている。即ち、動力伝
達変換手段20は、稼働台18と作動レバー14のそれ
ぞれにかけて設けられる。更に具体的に説明すると、作
動レバー14の長手方向の中央の適当な位置に、作動レ
バー14の回転中心となるヒンジ軸16を回転中心とし
て公転と自転とを行うように設けられる遊星歯車22
と、稼働台18の長手方向中央部の適当な位置、即ち遊
星歯車22の公転軌跡経路上に位置しつつ自由に回転す
るように設けられた摺動歯車24と、から構成される。
このような動力伝達変換手段20は、遊星歯車22と摺
動歯車24とが相互に接触または分離されることによ
り、作動レバー14の回転運動を直線運動に変換し、稼
働台18の後進移動を行うようにする。ここにおいて、
稼働台18の前進移動は、稼働台18の後方に設けられ
る復元スプリング17の伸長力により行われる。
【0022】このように、本体10の固定支え面15側
に稼働台18の稼働支え台18aが引っ張られること
で、調理容器を噛み取るように構成した。この時、ニッ
パーが調理容器を噛み取った場合、即ち作動レバー14
が本体10の収容室12に折られて収納された時、作動
レバー14側に設けられている動力伝達変換手段20の
遊星歯車22が、稼働台18に設けられている摺動歯車
24の回転中心線、即ち稼働台18の前後進移動線上と
並行した中心線上を多少過ぎた位置となるようにする。
このように遊星歯車22の位置を取るようにしたので、
作動レバー14を折って収容したときに本体10から容
易に開いてしまうことが抑制される。ここにおいて、稼
働台18の後方を押して支える復元スプリング17の弾
性係数を適切に決定する。
【0023】また、本体10の固定支え面15と稼働台
18の稼働支え台18aのそれぞれの、調理容器の縁周
壁に対向する面の中いずれか1つまたはそれぞれに、ニ
ッパーの把持動作時に調理容器の周壁への傷等による損
傷を予防し緩衝作用を行う耐熱性ゴム材のノンスリップ
部材18cが設けられる。
【0024】図3には、作動レバー14のロック構造、
即ち作動レバー14が本体に折られて収容された時、作
動レバー14が本体の外に容易に広げられることを抑制
するロック手段30が詳細に図示されている。即ち、ロ
ック手段30は、通常のボール方式を利用しているが、
このようなロック手段30は、本発明の1つの例を示し
たものである。ロック手段30は、本体10の収容室1
2にその収容室12の底面上に一部分が出没するボール
32と、該ボール32を弾力的に支える弾性部材34と
から構成されている。かかるロック手段30は、本体1
0の収容室12内に作動レバー14が強制的に押し込ま
れることにより押し下げられるとともに、作動レバー1
4が収容室12内に完全に収容されて、作動レバー14
の先端部に構成したかけ溝(窪み)14bが一致する時
に弾み上がって、作動レバー14を弾性部材34の弾性
係数により収納位置に保持せしめる。この時、弾性部材
の弾性係数は、作動レバー14の解除ボタン14aの解
除のための押し力よりは大きくない。
【0025】図4は、本実施の形態に係るニッパーが調
理容器を噛み取っている時の状態を示す説明図、図5
は、前記ニッパーが調理容器を噛み取る前または噛み取
った調理容器を放した時の状態を示す説明図である。
【0026】先ず、図4の場合を見ると、本体10に作
動レバー14が折られて収容されて調理容器を噛み取っ
た状態を示しているが、動力伝達変換手段20で作動レ
バー14側に設けられた遊星歯車22が稼働台18に設
けられている摺動歯車24を押し戻している。ここにお
いて、稼働台18の稼働支え台18aは、本体10の固
定支え面15側に引っ張られながら、これ等の間に位置
した調理容器の縁13を噛み取る。この時、遊星歯車2
2は、摺動歯車24の中心線、即ち稼働台18の前後進
移動と並行する摺動歯車の回転中心線を通過し、稼働台
18の押し作用点から多少離れた位置を持たせるように
して、作動レバー14が本体の収容室から容易に弾み出
さずに、調理容器の噛み取り状態が安定的になるように
維持する。
【0027】図5は、調理容器を噛み取る前の状態また
は噛み取った調理容器を放した状態の例を示している。
即ち、本体10の収容室12から作動レバー14が弾み
出ると、動力伝達変換手段20の遊星歯車22は押し戻
していた摺動歯車24と離れると同時に、摺動歯車24
は遊星歯車22による押し戻し力が解除されたことによ
り、復元スプリング17の伸長力(弾性)で稼働台18
が本体10の前進方向に押し出される。これにより、本
体10の固定支え面15側に引っ張られていた稼働支え
台18aが固定支え面15側から離れる方向へと開き、
噛み取っていた調理容器を放すようになる。ここにおい
て、調理容器を放す時には、本体側面に露出される解除
ノブ14aに解除のための押し力を加える。
【0028】以上のように本発明の一実施の形態に関し
て説明したが、本発明はこれに限定されず請求の範囲に
記載された範囲内で変更可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、本体の長手方向の長側
辺で本体と並行な水平方向、即ち、ニッパーを取る炊事
者の手の開き方向に広げられたり折られて収容されるよ
うにした作動レバーの回転作用により、調理容器の噛み
取りまたは噛み取った調理容器を放すようにしているの
で、該調理容器の噛み取りまたは噛み取った容器を放す
時に、常に炊事者の手がニッパーを安定的に保持でき
る。
【0030】また調理容器を噛み取る時、調理容器の縁
の上部周りに外向に備えられる枠が、ニッパーの本体の
固定支え面に備えられた段突部にかけられて保持される
ようにすることによって、調理容器を噛み取る時に調理
容器がニッパーから滑り落ちる現象を完全に防止でき、
調理容器をより安定的に噛み取ることができるようにな
る。
【0031】また、調理容器を噛み取るニッパーの固定
支え面と稼働支え台の各対向面、即ち調理容器の縁の内
外周壁と対応する各面に、緩衝性が優れた耐熱性のゴム
材からなるノンスリップ部材を設けと、調理容器を噛み
取ることが更に安定的であり、ニッパーを噛み取る時に
調理容器縁の内外側のコーティング層の損傷を完全に予
防できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る加熱された調理容
器の把持のためのニッパーを示す平面図である。
【図2】図1のニッパーの内部構成を示す縦断面図であ
る。
【図3】図1のA−A線部分に沿う拡大断面図である。
【図4】図1のニッパーの上部部材を取り外して示した
平面図であり、ニッパーが調理容器を把持した状態を示
している。
【図5】図1のニッパーの上部部材を取り外して示した
平面図であり、ニッパーによる調理容器の噛み取りが解
除されている状態を示している。
【符号の説明】
10 本体 10a 上部部材 10b 下部部材 12 収容室 14 作動レバー 15 固定支え面 15a 段突部 16 ヒンジ軸 18 稼働台 18a 稼働支え台 20 動力伝達変換手段 30 ロック手段

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体が括れた棒形状からなるし、該胴体
    の前端に調理容器縁の外周壁とくっつけられる固定支え
    面を有する本体;前端に調理容器の縁内周壁とくっつけ
    られて、前記本体の固定支え面と把持する調理容器の噛
    み取り力を共に発生させる稼働支え面を有し、前記本体
    内に前記本体の長手方向に一定長さを以て、復元スプリ
    ングにより弾力的に設けられて、前記本体の固定支え面
    の前方で自由に前後進可能に設けられる稼働台;前記本
    体の長手方向とそのある一側面に一定長さを以て設けら
    れて、前記本体の前端側に設けられるヒンジ軸を回転中
    心として、前記本体と並行な水平方向に回転作用を行う
    作動レバー;及び前記作動レバーの適当な位置に、前記
    作動レバーのヒンジ軸を回転中心として公転しながら自
    転を行うように設けられる遊星歯車と、前記稼働台の適
    当な位置に、即ち前記遊星歯車の回転半径内で前記の遊
    星歯車と転がり接触式で協同するように、自由に回転可
    能に設けられて、前記作動レバーの回転運動を直線運動
    に変換して、前記稼働台の前後進運動を発生させる摺動
    歯車から構成される動力伝達手段を含むし、 ここにおいて、前記本体の側方に前記のヒンジ軸を回転
    中心として回転する作動レバーが、前記本体の側面にお
    ける出没作用による稼働台の前後進作用により、把持す
    る調理容器を放すかまたは噛み取ることができるように
    したことを特徴とする、加熱された調理容器の把持のた
    めのニッパー。
  2. 【請求項2】 前記本体は稼働台を中心として上下側に
    分離されて、分解、結合が可能になるように、上部部材
    と下部部材とから構成されることを含む請求項1記載の
    加熱された調理容器の把持のためのニッパー。
  3. 【請求項3】 前記作動レバーは、前記作動レバーの適
    当な位置、即ち前記作動レバーの作用方向に相反する方
    向に前記本体を貫通させて、前記本体の側面に露出する
    ように設けた解除ノブを備えたことを更に含む請求項1
    記載の加熱された調理容器の把持のためのニッパー。
  4. 【請求項4】 前記作動レバーは、前記本体の側面に折
    られて収容される時に、ロック手段によりニッパーの噛
    み取り状態が維持されるようにしたことを更に含む請求
    項1記載の加熱された調理容器の把持のためのニッパ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記稼働支え台と固定支え台の中いずれ
    か1つまたはそれぞれの、前記調理容器縁にくっつけら
    れる対向面に、ニッパーが噛み取る時にその噛み取る力
    の緩衝作用と、調理容器の滑り下ろしを防止するための
    耐熱性ゴム材のノンスリップ部材を有することを更に含
    む請求項1記載の加熱された調理容器の把持のためのニ
    ッパー。
  6. 【請求項6】 前記作動レバーの遊星歯車は、前記作動
    レバーが前記本体に折られて収容された時、前記の作動
    台が折られて収容される側から、前記稼働台の前記摺動
    歯車の前後進運動線を多少過ぎて位置するようにしたこ
    とを含む請求項1記載の加熱された調理容器の把持のた
    めのニッパー。
  7. 【請求項7】 前記本体の前記固定支え面の上部側に、
    調理容器縁の周りに備えられる枠を保持する段突部を備
    えたことを含む請求項1記載の加熱された調理容器の把
    持のためのニッパー。
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