JP3245821B2 - 調理容器把持のためのハンドル - Google Patents

調理容器把持のためのハンドル

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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
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    • A47J43/18Holding or clamping devices for supporting fowl, venison, or other meat, or vegetables, during cooking or during subsequent cutting
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J45/00Devices for fastening or gripping kitchen utensils or crockery
    • A47J45/10Devices for gripping or lifting hot cooking utensils, e.g. pincers, separate pot handles, fabric or like pads

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  • Food Science & Technology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばフライパン、
鍋等のような調理容器を把持して移動するためのハンド
ルに関するもので、より詳細には加熱された調理容器を
移動させる時、高熱で加熱された調理容器を火傷の危険
なく安全に把持できる調理容器の把持のためのハンドル
に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドルがない場合やハンドルがあると
しても調理状況等により把持し難い、特に加熱された調
理容器やその他の内容物が入れてある調理容器を移動さ
せるために、多様な形態のハンドル乃至クランピング機
具が開発、使用されてきた。通常的に調理容器の把持の
ための機具は、手で把持することに適当な棒形状からな
る本体、該本体に形成された空間部の内外に上下方向に
出入可能に回転式に設けられるレバー手段、及び該レバ
ー手段の回転運動を用いて本体の前部分から前後方に移
動しながら調理容器を把持または解体するようになる把
持部材を含む。引いて、レバー手段が空間部内に収納さ
れた状態で、調理容器を確実に把持するためのロック手
段を更に含む調理容器把持機具もある。
【0003】上述のような構成要素らからなる調理容器
把持機具は、両手を使用すべきであるかまたは片手でも
操作可能であるかのような使用上の便利性、全体的な構
造上の複雑性、調理容器把持の確実性、そしてロック手
段の作用上の確実性等のような要素の中、いずれか1つ
以上のことに焦点を合わせて開発されている実情であ
る。従って、調理容器の把持時は勿論、把持機具を容易
で安定的に操作できることにより、加熱された調理容器
等を安全に移動させ得る調理容器把持機具を開発するた
めに数多い試みが行われて来ているしこれからも行われ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
事情を考えてなるもので、その目的は調理容器の把持及
び解除を確実に行うことにより、調理容器の移動や把持
を安全に行うことができる調理容器把持のためのハンド
ルを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、作動レバーの回転力
を可動部材の直線運動に転換するための動力伝達機具
を、一方では回転円盤及び該回転円盤の移動を案内する
ためのレールから構成するか、また一方では相互に噛み
合って回転する一組のギアから構成することにより動力
伝達の確実性を確保する一方、調理容器の把持による荷
重にも十分に堪えられる調理容器の把持のためのハンド
ルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による調理容器の
把持のためのハンドルは、手で把持することに適当な形
状で一定長さ縦に延長され、調理容器の縁の外周壁と端
部で接触する固定把持部及び内部に形成される受容室を
有する本体、前記固定把持部との関係で、前記の調理容
器を把持できるように、前記調理容器の縁の内周壁と端
部で接触する可動把持部を有し、前記受容室内に受容さ
れ一端が前記の本体に設けられるスプリング手段に連結
され、前記の固定把持部に対し前後進可能に前記の本体
内に配置される可動部材、一端で前記本体に回転可能に
支持され、前記受容室の内外に出入される作動レバー、
回転部材と案内部材とを有し、前記の回転部材と前記の
案内部材とは相互に協同し、前記の作動レバーが前記の
受容室内に受容されることにより、前記作動レバーの回
転力を前記可動部材の直線運動に転換させることによ
り、前記可動部材が前記の受容室内部に移動され、前記
固定把持部と協同し前記調理容器の縁を把持するための
動力伝達機具及び前記の作動レバーが前記の受容室から
退室されることにより、前記回転部材と前記案内部材と
の相互協同関係が解除され、前記スプリング手段の復元
力により前記の可動部材が前記固定把持部に対し前方に
移動されることにより、前記調理容器の縁の把持が解除
されることを含む。
【0007】
【発明の実施の形態】下記に本発明の一実施例を図面に
より具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例によ
る調理容器の把持のためのハンドルの平面図であり、図
2はハンドルの内部構成を示す縦断面図である。
【0008】本発明のハンドルは、平面及び正面から見
て括れている棒形状からなり、一定長さ縦に延長され、
手で把持することに適当な形状の本体10を有し、該本
体10の内部には本体10の一長側辺に沿って形成され
た開口12aを有する受容室12が形成され、該受容室
12の内外に本体10の長さより多少短い作動レバー1
4が本体10の前端部側に設けられるヒンジ軸16を回
転中心として、本体10と平衡な水平方向に出入するよ
うに設けられる。この時、本体10の受容室12に受容
された作動レバー14は、該作動レバー14の受容室1
2の内外への出入のために形成される開口12aと反対
となる本体10の他側辺に露出するように設けられる解
除ボタン14aにより受容室12から退室される。
【0009】このように本体10の一長側辺に形成され
た開口12aを通して本体10に対し水平方向に作動す
る作動レバー14の回転作用により、本体10の上部側
に本体10の長手方向に沿って設けられる可動部材18
が前後進することにより、調理容器の把持と解除とが行
われる。このように作動レバーが本体の側方向に作用す
ることは、調理容器を把持する時十分な把持力を維持す
ることができるだけでなく、解除ボタン4aを用いて作
動レバー14を受容室12から退室させる時も安定した
状態で本発明のハンドルを使用することができるからで
ある。
【0010】続いて図1、2を参照して本発明に対して
詳細に説明すると、本体10は可動部材18をその中に
置いて上下側に分離される上部部材10aと下部部材1
0bとに分離、結合するように構成される。ここにおい
て、上部部材10aは本体10内に装置される可動部材
18等、以降説明する各部品の組立及び交替のために本
体10の内部を開き締める蓋の役割を行い、また下部部
材10bと相互結合し、可動部材18の前後進運動を円
滑に案内するようになる。このような上部部材10aは
下部部材10bとスクリュー11で結束される。
【0011】そして、本体10の下部部材10bは、そ
の前端に調理容器の縁13の外周壁とくっつけられる固
定把持部15を備えている。この時、固定把持部15の
上部側には調理容器の縁13の上部周りに外向に突出形
成される突部形態の枠13aが掛けられるようになる段
突部15aが備えられる。このような段突部15aは、
ハンドル10で調理容器を把持する時、調理容器の枠1
3aが段突部15aに安定的に掛けられた状態で調理容
器の縁13部分を把持することにより、調理容器がハン
ドルから容易に離脱する現象を防止するようになる。
【0012】また、このように構成される下部部材10
bと上部部材10aとの間には、本体10の長手方向に
沿って自由に移動可能に設けられる可動部材18が介在
されるが、該可動部材18はその前端に調理容器の山1
3の内周壁と接触するようになる可動把持部18aを一
体に備えている。このような可動把持部18aは下部部
材10bの固定把持部15と共に作用し、直接的に調理
容器の縁を把持するか解除する役割を行う。
【0013】また、可動部材18の一端は、本体10に
形成されるリセッス(recess)17aに受容されるスプリ
ング手段17により支持されることにより、作動レバー
14が受容室12から退室される瞬間、スプリング手段
17の復元力により可動部材18は本体10の前方に移
動される。可動部材18にはスロット18bが形成さ
れ、該スロット18b内には該スロット18bと直交す
る方向に突出される支持体が形成され、可動部材18は
支持体によりスロット18bの行程(stroke)距離ほど本
体10に対し前後進するようになる。本実施例ではスク
リュー11が支持体の役割を行うことに図示されている
が、支持体は本体10の上部部材10aまたは下部部材
10bから突出させて構成することもできる。またスロ
ット18bの行程は、作動レバー14の回転により可動
部材18の直線運動距離を十分に受容できるように決定
される。
【0014】一方、本体10の長手方向に前後進する可
動部材18と本体10のいずれか一長側辺に対し水平方
向に回動する作動レバー14は、その運動方向が相互に
交叉方向でありながら作動レバー14が本体10の受容
室12の内部に受容された時、可動部材18と作動レバ
ー14とは、相互に対し上下位置に置かれるようになる
が、本発明の実施例では可動部材18が作動レバー14
の上部に置かれるようになる。このような配置関係で、
可動部材18と作動レバー14との間に動力伝達機具2
0が設けられて、作動レバー14の回転力を可動部材1
8の直線運動に転換させる。より具体的に説明すると、
作動レバー14の解除ボタン14aに隣接した適当な位
置にギア22が設けられ、これに相応して可動部材18
にもギア24が設けられる。これらギア22、24の中
で少なくとも1つは自由に回転可能に設けられ、好まし
くは一組のギア22、24の全てを回転可能に設けるこ
とがよい。ギア22、24の中の1つは回転部材により
可能であり、他は案内部材により可能である。作動レバ
ー14が開口12aを通して受容室12の内部に受容さ
れることにより、作動レバー14と可動部材18が相互
に交叉され始まる時、作動レバー14のギア22の歯と
相互に噛み合いながら、少なくとも1つのギアが回転す
るようにギア22、24が配置され、このように配置す
ることにより作動レバー14が受容室12の内部に受容
されることにより作動レバー14の回転力は可動部材1
8の直線運動に転換される。作動レバー14が受容室に
完全に受容されるようにすることにより動力伝達は終了
され、この時可動部材18は本体10の固定把持部15
に対して後方に、即ち固定把持部15に接近する方向に
移動され、本体10の固定把持部15と可動部材18の
可動把持部18aの協同により調理容器の縁が把持され
る。
【0015】この時ハンドルが調理容器の縁を把持する
時、即ち作動レバー14が本体10の受容室12に完全
に折られて収納された時、作動レバー14側に設けられ
ている動力伝達機具20のギア22の回転中心軸が可動
部材18に設けられているギア24の回転中心線(可動
部材18の前後進移動中心線上に置かれるようになる回
転中心軸とを言う)を多少通過した位置にあるようにな
る。このように作動レバー14のギア22の位置を選定
したことは、作動レバー14が受容室12に受容された
時に本体から容易に離脱されることを抑制するためであ
る。ここにおいて、作動レバー14が受容室12に完全
に受容された時、作動レバー14と可動部材18とは動
力伝達機具20であるギア22、24により安定的に噛
み合っている状態となるので、可動部材18の後方を押
し支える復元スプリング17の弾性係数は、大きすぎな
いものが解除ボタン14aの作動を容易にする。
【0016】また本体10の固定把持部15と可動部材
18の可動把持部18aのそれぞれまたはある1つには
ハンドルの把持動作時に調理容器の周壁にスクラッチ等
による損傷を予防し緩衝作用を行う一方、調理容器の縁
の周壁面との摩擦力の向上のために、耐熱性ゴム材のノ
ンスリップ部材18cが設けられる。
【0017】図3には作動レバー14のロック構造、即
ち作動レバー14が本体に折られて収納された時、作動
レバーが本体の外側に容易に離脱されることを抑制する
ロック手段30に対し詳細に図示されている。即ちロッ
ク手段30は通常のボール方式を用いているが、このよ
うなロック手段30は1つの例を示したものである。ロ
ック手段30は本体10の受容室12にその受容室12
の底面上に一部分が出没するボール32と、該ボール3
2を弾力的に支え上げる弾性部材34とから構成されて
いる。このようなロック手段30のボール32は、本体
10の受容室12内に作動レバー14が強制的に受容さ
れることにより押されて降りてから、作動レバー14が
受容室12内に完全に受容された時、作動レバー14の
先端部に構成した掛け溝14bの内部に弾み上がるよう
になり、この時、弾性部材34の弾性係数により作動レ
バー14が受容室12から容易に離脱されないようにす
る。この時、弾性部材の弾性係数は、作動レバー解除ボ
タンの解除のために、必要とする力との関係を考えて適
当な範囲で選択される。
【0018】図4、図5は本発明のハンドルで調理容器
を把持する前後の様子を示す説明図である。まず、図4
の場合を見ると、本体10に作動レバー14が受容され
ることにより、ハンドルが調理容器を把持する時の様子
を示しているが、動力伝達機具20により作動レバー1
4側に設けられたギア22と可動部材18に設けられて
いるギア24が作動レバー14の受容室12内への受容
により相互に噛み合って回転するようになり、これによ
り可動部材18の可動把持部18aは、本体10の固定
把持部15側に引っ張られながらこの等の間に位置した
調理容器の縁13を把持するようになる。この時、ギア
22の回転中心軸は、可動部材18の前後進移動中心線
上に置かれるギア24の回転中心軸を多少通過した位置
に置かれるようになるので、作動レバー14が本体10
の受容室12から容易に離脱されず、安定的に調理容器
の把持状態を維持するようになる。
【0019】図5は、調理容器を把持する前の様子また
は把持した状態で解除する様子を示している。即ち解除
ボタン14aを押すと、本体10の受容室12から作動
レバー14が退室されることにより、動力伝達機具20
のギア22とギア24は作動レバー14の受容室12内
への受容時とは反対に回転するようになり、ギア等2
2、24間の噛み合いが徐徐に解除され、最後に完全に
噛み合った状態が解除されると、スプリング手段17の
伸長力により可動部材18は本体10の前方方向に移動
し、従って本体10の固定把持部15側に引っ張られて
いた可動把持部18aは固定把持部15から遠くなるこ
とにより、把持していた調理容器の縁を放すようにな
る。
【0020】図6は本発明の他の実施例による調理容器
の把持のためのハンドルを示す断面図であり、図7、図
8は図6のハンドルの作用を示すための図面である。こ
れらの図面で図1、2の実施例のような構成要素に対し
ては同一図面符号を使用し、同一構成要素に関する重複
説明は避けて簡略に説明する。
【0021】図6、7、8を共に参照すると、本発明の
他の実施例によるハンドルは上部部材10aと下部部材
10bとからなる本体10を有し、上部部材10aと下
部部材10bと間の本体10の内部には本体10の一長
側辺に沿って形成された開口12aを有する受容室12
が形成される。上下部部材10a、10bはスクリュー
11により結合される。本体10の下部部材10bには
調理容器の縁13の外周壁と端部で接触する固定把持部
15を有し、固定把持部15の上部側には段突部15a
が提供される。
【0022】作動レバー14は本体10の前端部側に設
けられるヒンジ軸16を回転軸として回転可能に設けら
れて、本体10受容室12の内外に出入される。作動レ
バー14には解除ボタン14aが提供され、作動レバー
14が受容室12に完全に受容された時、解除ボタン1
4aの一部は、解除下部部材10bに形成された開口1
4bを通して本体10の外部に突出される。従って、解
除ボタン14bを押すことにより、作動レバー14は受
容室12から退室される。
【0023】本体10の上部部材10aと下部部材10
bと間には可動部材18が前後方に滑り可能に配置さ
れ、可動部材18は本体10の固定把持部15と協同
し、直接的に調理容器の縁を把持するようになる可動把
持部18aを有している。可動部材18の一端は、本体
10に形成されたリセッス17aに受容されるスプリン
グ手段17により可動部材18の突片18d部分で支持
されることにより、作動レバー14が受容室12から退
室されることにより、スプリング手段17の復元力によ
り可動部材18は本体10の前方に移動される。また、
可動部材180にはスロット18bが形成され、該スロ
ット18b内には該スロット18bと直交する方向にス
クリュー11のような支持体が配置されることにより、
可動部材18の前後方移動距離は、支持体とスロット1
8bによりスロット18bの行程距離に制限される。支
持板46は、下部部材10bの底面から上方に延長され
るが、該支持板46は可動部材18をより安定的に支持
し、上下部部材10a、10bの間で可動部材18が円
滑に滑走するようにするためのものである。また、可動
部材18の可動把持部18aには耐熱性ゴムからなるノ
ンスリップ部材18cが提供される。
【0024】可動部材18は本体10の長手方向に沿っ
て前後進移動する反面、作動レバー14は本体10の長
手方向と直交する方向に回動するので、可動部材10と
作動レバー14は相互に交叉する方向に運動する。即
ち、作動レバー14が開口12aを通して受容室12の
内部に受容された時、作動レバー14は可動部材18の
下部に位置するようになる。このような配置関係で、可
動部材18と作動レバー14との間には動力伝達機具3
8が設けられ、作動レバー14の回転力を可動部材18
の直線運動に転換させる。即ち、作動レバー14には回
転部材としての回転円盤40が解除ボタン14aの下部
に軸ピン42を用いて回転可能に設けられ、これに相応
し可動部材18には作動レバー14が受容室12の内部
に漸次的に受容されることにより、回転円盤40を案内
する傾斜面を有する案内部材としてのレール44が形成
される。レール44の傾斜面は、受容室12の開口12
aから受容室12の内部、即ち、開口12aの反対側の
位置に向いて上部に傾斜し、傾斜面は該傾斜面の傾きに
対して逆傾きを有する逆傾き面46を有することによ
り、作動レバー14が受容室12に完全に受容された
時、回転円盤40の一部が前記の逆傾き面46上に置か
れるようになり、円盤40がレール44から容器に受容
室12の開口12a側に滑ることを防止するようにな
る。逆傾き面46の傾きは、傾斜面の傾きと同一、また
は多少小さく維持される。
【0025】このような構成を有する動力伝達機具38
で作動レバー14が開口12aを通して受容室12の内
部に受容されることにより、作動レバー14と可動部材
18とが相互に上下に交叉し始まる時、作動レバー14
の円盤40の円周面は、レール44の傾斜面と接触する
ようになり、作動レバー14を続いて受容室12の内部
に進入させることにより、作動レバー14の回転力は円
盤40とレール44とを通して可動部材18の直線運動
に転換される。作動レバー14が受容室12に完全に受
容されるようになると、円盤40の円周面中の一部はレ
ール44の逆傾き面46上に位置するようになるので、
円盤40がレール44から逆に回転され、作動レバー1
4が受容室12から容易に退室されることを防止するよ
うになる。
【0026】この時、作動レバー14が受容室12に受
容されることにより、可動部材18は本体10の後方に
移動し、それにより本体10の固定把持部15と可動部
材18の可動把持部18aとの協同により、調理容器の
縁を把持するようになる。調理容器の縁の把持を解除す
る時は、解除ボタン14aを押すと、円盤40がレール
44から案内され、作動レバー14自体が受容室12か
ら退室され、また可動部材18のスプリング手段17に
より本体10の前方に移動され、それにより調理容器の
把持が解除される。
【0027】
【発明の効果】本発明は、本体の長手方向の長側片で本
体と平衡な水平方向に作動レバーを回転させ、調理容器
の把持または解除を遂行することにより、より安定的に
調理容器の縁の把持及び移動させ得るようになる。
【0028】また調理容器の把持時、調理容器の縁の上
部周りに外向に備えられる枠が、ハンドルの本体固定把
持部に具備させた掛け突部に掛けられるようにすること
により、より一層調理容器を安定的に把持できるように
なる。
【0029】回転円盤とレールまたは一組のギアを用い
て作動レバーの回転力を可動部材の直線運動に転換させ
ることにより、動力伝達機具は高い荷重にも堪えられる
ようになる。
【0030】以上において本発明の実施例等に関して説
明したが、本発明はこれに局限されず、請求の範囲に記
載された範囲内で変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による調理容器の把持のため
のハンドルを示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例による調理容器の把持のため
のハンドルの構成を示す縦断面図である。
【図3】図1のA−A線に沿って切断した要部の拡大断
面図である。
【図4】図4は本発明のハンドルの上部部材を除去し、
ハンドルが調理容器を把持した様子を示す平面図であ
る。
【図5】図5は本発明のハンドルの上部部材を除去し、
ハンドルが調理容器を解除した様子を示す平面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例による調理容器の把持のた
めのハンドルの構成を示す縦断面図である。
【図7】図6のハンドルの作用を示すために上部部材を
除去し、調理容器を把持する前の状態を示す平面図であ
る。
【図8】図6のハンドルの作用を示すために上部部材を
除去し、ハンドルが調理容器を把持した時の状態を示す
平面図である。
【符号の説明】
10 本体 10a 上部部材 10b 下部部材 12 受容室 14 作動レバー 15 固定把持部 15a 段突部 16 ヒンジ軸 18 可動部材 18a 可動把持部 20 動力伝達機具 30 ロック手段

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手で把持することに適当な形状で一定長
    さ縦に延長され、調理容器の縁の外周壁と端部で接触す
    る固定把持部及び内部に形成される受容室を有する本
    体、前記固定把持部との関係で、前記の調理容器を把持
    できるように、前記調理容器の縁の内周壁と端部で接触
    する可動把持部を有し、前記受容室内に受容され一端が
    前記の本体に設けられるスプリング手段に連結され、前
    記の固定把持部に対し前後進可能に前記の本体内に配置
    される可動部材、一端で前記本体に回転可能に支持さ
    れ、前記受容室の内外に出入される作動レバー、回転部
    材と案内部材とを有し、前記の回転部材と前記の案内部
    材とは相互に協同し、前記の作動レバーが前記の受容室
    内に受容されることにより、前記作動レバーの回転力を
    前記可動部材の直線運動に転換させることにより、前記
    可動部材が前記の受容室内部に移動され、前記固定把持
    部と協同し前記調理容器の縁を把持するための動力伝達
    機具及び前記の作動レバーが前記の受容室から退室され
    ることにより、前記回転部材と前記案内部材との相互協
    同関係が解除され、前記スプリング手段の復元力により
    前記の可動部材が前記固定把持部に対し前方に移動され
    ることにより、前記調理容器の縁の把持が解除されるこ
    とを含む調理容器の把持のためのハンドル。
  2. 【請求項2】 前記の可動部材は、該可動部材の前後進
    運動距離を調節するための行程調整手段を更に含む請求
    項1記載の調理容器の把持のためのハンドル。
  3. 【請求項3】 前記の行程調整手段は、前記可動部材の
    前後進方向に前記の可動部材に形成されるスロット及び
    該スロットに配置され、前記本体の適切な部分に支持さ
    れる支持体により、前記作動部材の前後進行程距離が調
    整される請求項2記載の調理容器の把持のためのハンド
    ル。
  4. 【請求項4】 前記の本体は上部部材と下部部材とを含
    んでおり、前記の可動部材は、前記の上部部材と前記の
    下部部材との間で滑り可能に支持され、前記の動力伝達
    機具が前記の受容室に受容されることにより、前記の固
    定把持部に対し前記の可動部材は後方に移動し、前記の
    動力伝達機具が前記の受容室から退室されることによ
    り、前記の固定把持部に対し前記の可動部材は前方に移
    動される請求項1記載の調理容器の把持のためのハンド
    ル。
  5. 【請求項5】 前記の作動レバーは、前記の本体に対し
    水平方向に前記受容室の内外に出入される請求項4記載
    の調理容器の把持のためのハンドル。
  6. 【請求項6】 前記の動力伝達機具を成す前記の回転機
    具は回転可能に配置される円盤であり、前記の案内部材
    は前記の作動レバーが前記の受容室内に漸次的に受容さ
    れることにより、前記の円盤を案内する傾斜面を有する
    レールであり、前記作動レバーが前記本体の前記の受容
    室内に受容されることにより前記の円盤が回転しなが
    ら、前記レールの上から漸次的に前記受容室の内部に移
    動することにより、前記の円盤と前記のレールとが協同
    し、前記作動レバーの回転力を前記可動部材の直線運動
    に転換させて、前記の可動部材と前記の固定把持部とが
    協同し前記調理容器の縁を把持するようになる請求項1
    記載の調理容器の把持のためのハンドル。
  7. 【請求項7】 前記の円盤は、前記の作動レバーに回転
    可能に結合され、前記のレールは前記可動部材に結合さ
    れ、前記レールの前記傾斜面は、前記受容室の入口から
    内部に向いて上部に傾斜することにより、前記の作動レ
    バーが前記の受容室内に受容されることにより前記の円
    盤を案内する請求項5記載の調理容器の把持のためのハ
    ンドル。
  8. 【請求項8】 前記レールの前記傾斜面は、前記本体の
    前記受容室の入口側に対し反対の位置で、前記レールの
    前記傾斜面の傾きに対し逆傾きを有する逆傾き面を有す
    ることにより、前記の作動レバーが前記受容室に完全に
    受容された時、前記円盤の一部が前記の逆傾き面の上に
    置かれるようになり、前記の円盤が前記のレールから容
    易に前記受容室の入口側に滑らないようにする請求項7
    記載の調理容器の把持のためのハンドル。
  9. 【請求項9】 前記の動力伝達機具を成す前記の回転部
    材と前記の案内部材とは、それぞれギアであり、該一組
    のギアの中少なくとも1つは回転可能に設けられ、前記
    作動レバーが前記本体の前記受容室内に受容されること
    により、前記一組のギア等は相互に転がり接触するよう
    になって、前記作動レバーの回転力を前記可動部材の直
    線運動に転換させ、前記可動部材と前記固定把持部との
    協同により前記調理容器の縁を把持するようになる請求
    項1記載の調理容器の把持のためのハンドル。
  10. 【請求項10】 前記の作動レバーは解除ノブを含んで
    おり、前記の解除ノブは前記作動レバーが前記本体の前
    記受容室内に完全に受容された時、前記本体の外部に突
    出されるように前記作動レバーから延長、形成されるこ
    とにより、前記解除ノブを押すことにより、前記の作動
    レバーを前記の受容室から解除できる請求項1記載の調
    理容器の把持のためのハンドル。
  11. 【請求項11】 前記本体は溝、該溝に受容されるスプ
    リング及び該スプリングにより上下に移動可能に支持さ
    れるボールを更に含んでおり、前記作動レバーは掛け溝
    を更に含むことにより、前記の作動レバーが前記本体の
    前記受容室の内部に受容された時、前記の掛け溝に前記
    のボールが受容されることにより、前記可動部材と前記
    固定把持部の把持状態が容易に解除されないようにする
    請求項1記載の調理容器の把持のためのハンドル。
  12. 【請求項12】 前記の可動部材は、前記の調理容器の
    把持時、弾性により緩衝作用を行うことにより、前記の
    調理容器が滑ることを防止するための耐熱性の弾性ノン
    スリップ部材を更に含む請求項1記載の調理容器の把持
    のためのハンドル。
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