JP3079005U - 液晶画面を有するデジタルカメラ用の遮光フード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いかなる既存タイプのデジタルカメラの液晶
モニタでも必要に応じて容易に取り付けることができ、
構造が簡単でかつコンパクトで、しかも低コストに作製
できるデジタルカメラ用の遮光フード部材を提供する。 【解決手段】 カメラ本体Ｐの外面に対し開閉自在に設
けた液晶モニタＱの液晶画面周囲を覆うように前記液晶
モニタＱに遮光フード部材１を着脱自在に装着する。遮
光フード部材１は、矩形面状を呈する液晶モニタＱの液
晶画面に合致対応すべく略矩形筒状に形成された遮光壁
面部２と、遮光壁面部２自体を液晶モニタＱに保持すべ
く前記遮光壁面部２の一端開口側に形成した固定手段３
とを備える。固定手段３は、カメラ本体Ｐ外方へ開かれ
た液晶モニタＱに対し、遮光壁面部２を横側から挿入可
能となるよう遮光壁面部２の一端開口側における上側壁
面から下側壁面に架けて形成した液晶モニタ背面掛架用
の保持当面部（３１、３２）によるものとする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、主に液晶画面を有する液晶モニタを備えたデジタルカメラ等に使用 される遮光フードに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の遮光フード装置としては例えば特開平５−８３６０８号公報に 開示されているように、カメラ本体の外面に設けた回転台座に対し開閉自在に設 けた液晶モニタの３側面に側面フード、正面フードそれぞれがヒンジを介して折 畳可能に設置され、液晶モニタの開き動作に連動してこれらのフードが開くよう にした技術が提供されている。

【０００３】 また、特開平１０−３２２５７５号公報に開示されているように、ビデオカメ ラの電子ビューファインダとして使用可能な液晶モニタの外周に隙間なく嵌合さ せるための寸法形状に形成され、しかも後部には接眼フードが形成されて成る光 学ビューファインダフードを設け、この接眼フードを介して液晶パネルに表示さ れた画像を見るようにした技術が提供されている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながらこのような従来提案の遮光フード装置では、例えば特開平５−８ ３６０８号公報の技術においては、カメラ本体と遮光フード部材とが共に一体の 連動式構造となって形成されており、しかも遮光フード部材を必要としない例え ば薄明りの場所で使用する場合でも液晶モニタを開けば常に遮光フード部材が開 かれるものであるため、撮影、モニタ等に対してかえって煩わしいものとなる。 また、遮光フード装置自体の機構が複雑でしかもコストアップとなる等の問題点 を有していた。

【０００５】 また、特開平１０−３２２５７５号公報の技術においては、光学ビューファイ ンダフード自体が液晶モニタの外周に隙間なく嵌合させるための寸法形状に形成 されているので、液晶モニタ外周への嵌合寸法が予め精確に形成しておかなけれ ばならず、このため作製時における嵌合精度が要求され、しかも構成が複雑でコ ストアップとなってしまう。さらに、光学ビューファインダフード後部に形成さ れた接眼フードを一人の使用者が片目で覗き込むため、太陽光等の強い光を完全 に遮光できるものの、複数の人が同時に液晶パネルに表示された画像を見ること ができず、しかも細部にわたるピントが合わず液晶画像が非常に不鮮明なものと なってしまう。

【０００６】 そこで本考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創案されたもので、既存 タイプのデジタルカメラの液晶モニタに対し必要に応じて容易に取り付けること ができ、従来の一体型フード構造に比べて構造が簡単でかつインダコンパクトで あり、しかも低コストに作製できるものとし、外部からの入射光を確実に遮蔽す ることができ、さらに複数の人が同時に液晶画面に表示された画像を鮮明に見る ことができる液晶画面を有するデジタルカメラ用の遮光フードを提供することを 目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

上述した課題を達成するため、本考案にあっては、カメラ本体Ｐの外面に対し 開閉自在に設けた液晶モニタＱの液晶画面周囲を覆うように前記液晶モニタＱに 遮光フード部材１を着脱自在に装着したものである。 遮光フード部材１は、矩形面状を呈する液晶モニタＱの液晶画面に合致対応す べく略矩形筒状に形成された遮光壁面部２と、遮光壁面部２自体を液晶モニタＱ に保持させるよう前記遮光壁面部２の一端開口側に形成された固定手段３とを備 えた構成とすることができる。 固定手段３は、カメラ本体Ｐ外方へ開かれた液晶モニタＱに対し、遮光壁面部 ２を横側から挿入可能となるよう遮光壁面部２の一端開口側における上側壁面か ら下側壁面に架けて形成した液晶モニタ背面掛架用の保持当面部（３１、３２） によるものとすることができる。 保持当面部（３１、３２）は、遮光壁面部２の一端開口側において、上側壁面 から延設した上側保持当面部３１と、下側壁面から延設した下側保持当面部３２ と、それぞれの端縁側に付設してある連結手段４１とを備えて成るものとするこ とができる。 連結手段４１は、面ファスナ、スナップファスナ、ジッパスライドファスナ、 フック部材等の止着構造により形成されているものとすることができる。 遮光フード部材１には、遮光壁面部２内において折畳状に退避可能なフレネル レンズ５１を備えた構成とすることができる。

【０００８】 以上のように構成された本考案に係る液晶画面を有するデジタルカメラ用の遮 光フードにおいて、液晶モニタＱに着脱自在に装着した遮光フード部材１は、カ メラ本体Ｐの外面に対し開閉自在に設けた液晶モニタＱの液晶画面周囲を覆うこ とによって太陽光等の外部からの入射光を確実に遮蔽させる。 矩形面状を呈する液晶モニタＱの液晶画面に合致対応すべく略矩形筒状に形成 された遮光壁面部２は、太陽光等の外部からの入射光を確実に遮蔽させると同時 に、複数の人に対して液晶画面に表示された画像を鮮明なる状態で視覗可能にさ せる。 遮光壁面部２の一端開口側に形成された固定手段３は、遮光壁面部２自体を液 晶モニタＱの液晶画面周囲に安定に当接保持させる。 遮光壁面部２の一端開口側における上側壁面から下側壁面に架けて形成した液 晶モニタ背面掛架用の保持当面部（３１、３２）による固定手段３は、カメラ本 体Ｐ外方へ開かれた液晶モニタＱに対し、遮光壁面部２を横側から挿入させるこ とにより、遮光壁面部２自体を液晶モニタＱに安定かつ確実に保持させる。 保持当面部（３１，３２）は、遮光壁面部２の一端開口側において、上側壁面 から延設した上側保持当面部３１と、下側壁面から延設した下側保持当面部３２ とを、それぞれの端縁側に付設してある連結手段４１を介して連結することによ り形成されると共に、面ファスナ、スナップファスナ、ジッパスライドファスナ 、フック部材等の止着構造によって形成された連結手段４１により液晶モニタＱ に対する遮光壁面部２自体の着脱を容易にさせる。 遮光フード部材１に備えたフレネルレンズ５１は、液晶画面の画像を鮮明にさ せると共に、遮光壁面部２内においてフレネルレンズ５１自体を折畳状に退避さ せることにより、遮光フード部材１ごしに液晶画面を直接視える状態にさせる。

【０００９】

【考案の実施の形態】

以下図面を参照して本考案の一実施の形態を説明すると、図１、図２において 示される第１の実施の形態における符号１は、主に液晶モニタＱを備えた既存の デジタルカメラ等のカメラ本体Ｐに使用可能となるようにコンパクトサイズに形 成された携帯可能な遮光フード部材１である。この遮光フード部材１は、カメラ 本体Ｐの例えば左側面に対しユニバーサルジョイントを介して開閉自在に支持さ れた液晶モニタＱの液晶画面周囲を覆うために前記液晶モニタＱに対し着脱自在 に装着させて使用するものである。

【００１０】 遮光フード部材１は、可撓性を有する合成樹脂製等による遮光壁面部２と、遮 光壁面部２自体を液晶モニタＱに保持させるための柔軟性を有する合成樹脂製等 による固定手段３とを備えている。すなわち遮光壁面部２は、略正方形状の上側 壁面部２ａと、略横長矩形状の下側壁面部２ｂとのそれぞれの左右縁端部を略倒 立台形状の左側および右側の側壁面部２ｃ，２ｄを介して連結形成した全体が略 矩形筒状を呈するように形成されている。これにより矩形面状を呈する液晶モニ タＱの液晶画面に合致対応すべく後端開口面が液晶画面に平行な矩形面状に形成 されると共に、使用者が覗き込む前端開口面側が若干下方に傾斜した状態となっ て形成されるものとなる。尚、遮光壁面部２の内面には黒色の綿布材等を貼設し てあり、液晶画面から発する輝度光線の乱反射を防止するようにしてある。

【００１１】 また、固定手段３としては、カメラ本体Ｐ外方へ開かれた液晶モニタＱに対し 、遮光壁面部２を横側から挿入可能となるよう遮光壁面部２の後端開口面側にお ける上側壁面から下側壁面に架けて形成した液晶モニタ背面掛架用の保持当面部 （３１、３２）によるものとしてある。すなわち、図２（ａ）に示すように、遮 光壁面部２自体を液晶モニタＱに保持させるために前記遮光壁面部２の後端開口 面側において、上側壁面から延設した帯板状の上側保持当面部３１と、下側壁面 から延設した帯板状の下側保持当面部３２と、それぞれの帯板端縁側に付設して ある連結手段４１とを備えた構成とし、遮光壁面部２の後端開口面側において、 上側保持当面部３１と下側保持当面部３２とをそれぞれの連結手段４１を介して 連結することにより遮光壁面部２を液晶モニタＱ横側から挿入可能な隙間が保持 当面部（３１、３２）と遮光壁面部２の後端開口面との間に形成されるものとし てある。

【００１２】 尚、連結手段４１としては例えば雄雌の面ファスナによって形成されているが 、これ以外に例えばスナップファスナ、ジッパスライドファスナ、フック部材等 の止着構造により形成されていても良い。

【００１３】 次に以上のように構成された実施の形態についての使用の一例を説明する。図 ２（ａ）に示すように、遮光フード部材１の遮光壁面部２の後端開口面側におい て、上側保持当面部３１と下側保持当面部３２とをそれぞれの連結手段４１を介 して連結しておき、図２（ｂ）に示すように、保持当面部３１、３２と遮光壁面 部２の後端開口面との間に形成された隙間に液晶モニタＱを挿入させることで前 記液晶モニタＱに遮光フード部材１が装着される。また、遮光フード部材１を使 用しない場合には、連結手段４１を外して遮光壁面部の左側および右側の側壁面 部２ｃ，２ｄを倒して小さく折り畳んでからデジタルカメラ専用の収納ケース（ 図示せず）等に仕舞っておけば良い。

【００１４】 また、図３には第２の実施の形態が示されており、第１の実施の形態を示した 図１、図２と同一の構成部分については同一の符号が付されることでその詳細な 説明は省略されている。この第２の実施の形態にあっては第１の実施の形態にお ける遮光フード部材１の遮光壁面部２内に、前記遮光壁面部２の開口面積に対応 した大きさを有する折畳状に退避可能なフレネルレンズ５１を備えたものとして ある。このフレネルレンズ５１は、プラスチック板の表面に細かい輪帯状の溝を 切って全体としてレンズの働きをするようにした周知の構成によるものである。

【００１５】 すなわち、遮光壁面部２内部において、矩形状のフレネルレンズ５１の上端部 を上側壁面部２ａの後部開口面側内面にヒンジ部５２を介して回動可能に枢着し 、フレネルレンズ５１の下端部には前方側へ折曲可能な固定片５３を形成してあ る。そして、固定片５３の上面および下面には雄雌いずれかの面ファスナ部Ｆが 形成されており、前記フレネルレンズ５１の固定片５３をヒンジ部５２を介して 下側壁面部２ｂ側に回動させてフレネルレンズ５１面を遮光壁面部２の後部開口 面側内部に臨ませた際には、下側壁面部２ｂの内面に設けた雄雌いずれかの面フ ァスナＦに固定片５３の面ファスナ部Ｆが止着されるものとしてある（図２（ｂ ）参照）。一方、フレネルレンズ５１をヒンジ部５２を介して上側壁面部２ａ側 へ折り畳んだ際には、固定片５３を更に後方へ折り曲げて上側壁面部２ａの上面 に設けた雄雌いずれかの面ファスナ部Ｆに固定片５３の面ファスナ部Ｆが止着さ れるものとしてある（図２（ａ）参照）。

【００１６】 こうして遮光フード部材１に備えたフレネルレンズ５１は、これの固定片５３ をヒンジ部５２を介して下側壁面部２ｂ側に回動させることで液晶画面の画像を 鮮明にさせるのである。また、フレネルレンズ５１を使用しない場合には、遮光 壁面部２内においてフレネルレンズ５１自体をヒンジ部５２を介して上側に折畳 退避させ、フレネルレンズ５１の固定片５３を上側壁面部２ａの上面側に折り返 してから、面ファスナ部Ｆを介して止着しておけば、遮光フード部材１ごしに液 晶画面が直接視える状態となるのである。尚、面ファスナ部Ｆを形成する替わり に、スナップファスナ、ジッパスライドファスナ、フック部材等の止着部を設け ても良い。

【００１７】

【考案の効果】

以上説明したように本考案によれば、既存タイプのデジタルカメラの液晶モニ タに対し容易に取り付けることができ、従来の一体型フード構造に比べて構造が 簡単でかつコンパクトであり、しかも低コストに作製できるものとし、外部から の入射光を確実に遮蔽することができ、さらに複数の人が同時に液晶画面に表示 された画像を鮮明に見ることができる液晶画面を有するデジタルカメラ用の遮光 フード部材を提供することができる。

【００１８】 すなわちこれは本考案が、カメラ本体Ｐの外面に対し開閉自在に設けた液晶モ ニタＱの液晶画面周囲を覆うように前記液晶モニタＱに遮光フード部材１を着脱 自在に装着したからであり、これにより、例えば太陽光等の外部からの強い入射 光を確実に遮蔽させることができ、しかも複数の人が同時に液晶画面に表示され た画像を鮮明に見ることができる。

【００１９】 遮光フード部材１は、矩形面状を呈する液晶モニタＱの液晶画面に合致対応す べく略矩形筒状に形成された遮光壁面部２と、遮光壁面部２自体を液晶モニタＱ に保持させるよう前記遮光壁面部２の一端開口側に形成された固定手段３とを備 えた構成としたので、従来の一体型フード構造に比べて構造が簡単でかつコンパ クトに作製でき、しかも低コストな遮光フード部材１を容易に提供することがで きる。

【００２０】 固定手段３は、カメラ本体Ｐ外方へ開かれた液晶モニタＱに対し、遮光壁面部 ２を横側から挿入可能となるよう遮光壁面部２の一端開口側における上側壁面か ら下側壁面に架けて形成した液晶モニタ背面掛架用の保持当面部（３１、３２） によるものとしたので、カメラ本体Ｐ外方へ開かれた液晶モニタＱに対する着脱 が容易で、しかも既存タイプのデジタルカメラの液晶モニタに対し容易に取り付 けることができる遮光フード部材１を提供することができる。

【００２１】 保持当面部（３１、３２）は、遮光壁面部２の一端開口側において、上側壁面 から延設した上側保持当面部３１と、下側壁面から延設した下側保持当面部３２ と、それぞれの端縁側に付設してある連結手段４１とを備えて成るので、液晶モ ニタＱに対する遮光壁面部２自体の着脱が容易に行なえる。

【００２２】 連結手段４１は、面ファスナ、スナップファスナ、ジッパスライドファスナ、 フック部材等の止着構造により形成されているので、液晶モニタＱに対する遮光 壁面部２自体の着脱を容易に行なわせるための保持当面部（３１、３２）を簡単 に形成することができる。

【００２３】 遮光フード部材１には、遮光壁面部２内において折畳状に退避可能なフレネル レンズ５１を備えた構成としたので、フレネルレンズ５１の使用により液晶画面 の画像を鮮明に視ることができ、フレネルレンズ５１の不使用の際には遮光壁面 部２内においてフレネルレンズ５１自体を折畳状に退避させることにより、遮光 フード部材１ごしに液晶画面を直接視える状態にすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１の実施の形態における遮光フード
部材を装着した状態を示すデジタルカメラの概略斜視図
である。

【図２】同じく遮光フード部材の使用方法を説明するも
ので、（ａ）は取り付け前の遮光フード部材の斜視図、
（ｂ）は遮光フード部材を液晶モニタに装着する状態を
示す斜視図である。

【図３】本考案の第２の実施の形態における遮光フード
部材を示すもので、（ａ）はフレネルレンズ不使用状態
の断面図、（ｂ）はフレネルレンズ使用状態の断面図で
ある。

【符号の説明】

Ｐ カメラ本体 Ｑ 液晶モニタ Ｆ 面ファスナ部 １ 遮光フード部材 ２ 遮光壁面部 ２ａ 上側壁面部 ２ｂ 下側壁面部 ２ｃ 左側壁面部 ２ｄ 右側壁面部 ３ 固定手段 ３１ 上側保持当面部 ３２ 下側保持当面部 ４１ 連結手段 ５１ フレネルレンズ ５２ ヒンジ部 ５３ 固定片

Claims (9)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カメラ本体の外面に対し開閉自在に設け
   た液晶モニタの液晶画面周囲を覆うように前記液晶モニ
   タに遮光フード部材を着脱自在に装着したことを特徴と
   する液晶画面を有するデジタルカメラ用の遮光フード。
2. 【請求項２】 遮光フード部材は、矩形面状を呈する液
   晶モニタの液晶画面に合致対応すべく略矩形筒状に形成
   された遮光壁面部と、遮光壁面部自体を液晶モニタに保
   持させるよう前記遮光壁面部の一端開口側に形成された
   固定手段とを備えた請求項１記載の液晶画面を有するデ
   ジタルカメラ用の遮光フード。
3. 【請求項３】 固定手段は、カメラ本体外方へ開かれた
   液晶モニタに対し、遮光壁面部を横側から挿入可能とな
   るよう遮光壁面部の一端開口側における上側壁面から下
   側壁面に架けて形成した液晶モニタ背面掛架用の保持当
   面部によるものとした請求項２記載の液晶画面を有する
   デジタルカメラ用の遮光フード。
4. 【請求項４】 保持当面部は、遮光壁面部の一端開口側
   において、上側壁面から延設した上側保持当面部と、下
   側壁面から延設した下側保持当面部と、それぞれの端縁
   側に付設してある連結手段とを備えて成る請求項３記載
   の液晶画面を有するデジタルカメラ用の遮光フード。
5. 【請求項５】 連結手段は、面ファスナ、スナップファ
   スナ、ジッパスライドファスナ、フック部材等の止着構
   造により形成されている請求項４記載の液晶画面を有す
   るデジタルカメラ用の遮光フード。
6. 【請求項６】 遮光フード部材には、遮光壁面部内にお
   いて折畳状に退避可能なフレネルレンズを備えた請求項
   ２乃至５記載の液晶画面を有するデジタルカメラ用の遮
   光フード。
7. 【請求項７】 カメラ本体の外面に対し開閉自在に設け
   た液晶モニタの液晶画面周囲を覆うように前記液晶モニ
   タに、矩形面状を呈する液晶モニタの液晶画面に合致対
   応すべく略矩形筒状に形成された遮光壁面部と、遮光壁
   面部自体を液晶モニタに保持させるよう前記遮光壁面部
   の一端開口側に形成された液晶モニタ背面掛架用の保持
   当面部による固定手段とを備えて成る遮光フード部材
   を、前記固定手段を介して着脱自在に装着したことを特
   徴とする液晶画面を有するデジタルカメラ用の遮光フー
   ド。
8. 【請求項８】 固定手段における保持当面部は、遮光壁
   面部の一端開口側において、上側壁面から延設した上側
   保持当面部と、下側壁面から延設した下側保持当面部と
   を、それぞれの端縁側に付設してある面ファスナ、スナ
   ップファスナ、ジッパスライドファスナ、フック部材等
   の止着構造による連結手段を介して連結することにより
   形成される請求項７記載の液晶画面を有するデジタルカ
   メラ用の遮光フード。
9. 【請求項９】 遮光フード部材には、遮光壁面部内にお
   いて折畳状に退避可能なフレネルレンズを備えた請求項
   ７または８記載の液晶画面を有するデジタルカメラ用の
   遮光フード。