JP3078269B2 - 流体圧縮機 - Google Patents

流体圧縮機

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JP3078269B2 JP10339173A JP33917398A JP3078269B2 JP 3078269 B2 JP3078269 B2 JP 3078269B2 JP 10339173 A JP10339173 A JP 10339173A JP 33917398 A JP33917398 A JP 33917398A JP 3078269 B2 JP3078269 B2 JP 3078269B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/08Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C18/10Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C18/107Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば冷凍サイ
クルの冷媒ガスを圧縮するのに適する流体圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より一般的な圧縮機として、レシプ
ロ方式、ロータリ方式等のものが知られており、その外
に、例えば、特願昭62−191564号明細書に示す
如くシリンダの吸込端側から作動室に流入した冷媒をシ
リンダの吐出端側の作動室へ順次移送させながら圧縮し
吐出するヘリカルブレード方式の流体圧縮機が提供され
ている。
【0003】ヘリカルブレード方式の圧縮機の概要は、
例えば、図7に示す如く固定されたステータ101と回
転可能なロータ103とから成る駆動手段105と、前
記ロータ103と一体に結合されたシリンダ107と、
シリンダ107内にeだけ偏心して配置されオルダムリ
ング109を介してシリンダ107に対し相対的に旋回
可能な回転ロッド111とを備えている。回転ロッド1
11の外周面には回転ロッド111の略全長に亘って螺
旋状の溝113が形成され、この溝113に螺旋状のブ
レード115が出入自在に嵌合している。ブレード11
5の外周面はシリンダ107の内周面と接触し合い、ブ
レード115はシリンダ107と一体的に回転する。
【0004】シリンダ107に対する回転ロッド111
は、偏心回転するためロッド外周面とこれに対向するシ
リンダ内周面との間には相対速度が生じると共に、ブレ
ード115が螺旋状の溝113に対して出入することで
回転ロッド111とシリンダ107との間の空間に複数
の作動室117が軸方向に沿って形成されるようにな
る。作動室117の容積は、ブレード115が嵌合され
る螺旋状の溝113のピッチによって決定され、溝11
3のピッチは、回転ロッド111の一端から他端に向か
って徐々に小さくなっている。したがって、前記ブレー
ド115によって形成される作動室117の容積は、吸
込パイプブ119側となる吸込端側から吐出パイプ12
1側となる吐出端側に向かって次第に小さくなるため、
吐出端側へ向けて順次移送される間に冷媒は徐々に圧縮
され吐出される構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ヘリカルブレード方式
の流体圧縮機は、シリンダ及び回転ロッドが高速で回転
駆動され、且つ、シリンダ及び回転ロッドの一方の端部
が高圧の吐出部、他方の端部が低圧の吸込部となるので
高圧側から低圧側へ大きなスラスト力が発生する。した
がって、シリンダ又は回転ロッドのスラスト方向の端面
が、これらを軸支する軸受部材に強く高速で摺接し、摺
動損失が大きくなり圧縮効率に悪影響が生じる虞があ
る。
【0006】そこで、本発明は摺動損失の低減により圧
縮効率の向上を図ることが出来るようにした流体圧縮機
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1にあっては、シリンダと、この
シリンダ内に偏心配置された回転体と、この回転体の周
面に沿って設けられた螺旋状の溝と、この螺旋状の溝に
出入り自在に嵌め込まれ前記シリンダとの空間を複数の
作動室に区画形成する螺旋状のブレードと、前記回転体
と係合する偏心軸部を有し回転体を旋回連動させるメイ
ンシャフトと、このメインシャフトに駆動力を伝達する
駆動手段とを備え、前記回転体はその一部を薄肉にして
内周部に空洞部を形成する。
【0008】これにより、回転体は、シリンダに対して
旋回運動し、吸込側から取入れた冷媒を作動室によって
吐出側へ圧縮していき吐出する。
【0009】この運転時において、高圧側から低圧側へ
大きなスラスト力が発生するが、スラスト面における周
速は、回転体の旋回運動だけとなるため、摺動損失を小
さく抑えることができる。また、回転体の回転質量が小
さくて済むため、振動の発生を低減できる。
【0010】また、この発明の請求項2にあっては、メ
インシャフトにバランスウェイトを設け、そのバランス
ウェイトを、回転体の内周部に形成された空洞部に配置
する。
【0011】これにより、メインシャフトの振動を小さ
く抑えることが出来ると共に、バランスウェイトの配置
スペースを回転体の空洞部内にとることができる結果、
その配置スペース分、圧縮機構部の軸方向の長さを短く
することが可能となり、流体圧縮機全体の軸方向の寸法
を縮めることができる。
【0012】また、この発明の請求項3にあっては、メ
インシャフトを、軸受部材によって軸支し、この軸受部
材の少なくとも一部を前記回転体の内周部に形成された
空洞部に位置するように配置する。
【0013】これにより、軸受部材の一部を回転体の空
洞部内に配置することができる結果、その配置スペース
分、圧縮機構部の軸方向の長さを短くすることが可能と
なり、流体圧縮機全体の軸方向の寸法を縮めることがで
きる。
【0014】また、この発明の請求項4によれば、シリ
ンダと、このシリンダ内に偏心配置された回転体と、こ
の回転体の周面に沿って設けられた螺旋状の溝と、この
螺旋状の溝に出入り自在に嵌め込まれ前記シリンダとの
空間を複数の作動室に区画形成する螺旋状のブレード
と、前記回転体と係合する偏心軸部を有し回転体を旋回
運動させるメインシャフトと、このメインシャフトに駆
動力を伝達する駆動手段と、前記メインシャフトを軸支
する軸受部材とを備え、前記軸受部材は前記回転体と前
記駆動手段との間に位置する第1軸受部材と、前記駆動
手段とは反対側に位置する第2軸受部材とから構成し、
前記作動室の吐出側は前記第1軸受部材側に位置し、前
記作動室の吸込側は前記第2軸受部材側に位置するよう
にする。
【0015】これにより、運転時に発生するスラスト力
は、吐出側となる第1軸受部材から吸込側となる第2軸
受部材へ向かう一方向となるため、回転体を軸方向に対
して安定して保持することが可能となり、異音の発生を
小さく抑えることができる。
【0016】また、この発明の請求項5によれば、シリ
ンダと、このシリンダ内に偏心配置された回転体と、こ
の回転体の周面に沿って設けられた螺旋状の溝と、この
螺旋状の溝に出入り自在に嵌め込まれ前記シリンダとの
空間を複数の作動室に区画形成する螺旋状のブレード
と、前記回転体と係合する偏心軸部を有し回転体を旋回
運動させるメインシャフトと、このメインシャフトに駆
動力を伝達する駆動手段とを備え、前記メインシャフト
の偏心軸部を、圧縮時に発生するガス力の発生領域に位
置させる。
【0017】これにより、メインシャフトと回転体の内
周軸受部との片当りがなくなり、冷媒ガスのガスリーク
を防止できると共に、摺動損失を低減できる。
【0018】また、この発明の請求項6によれば、メイ
ンシャフトの偏心軸部と係合する回転体の内周軸受部
を、圧縮時に発生するガス力の発生領域に位置させる。
【0019】これにより、メインシャフトと回転体の内
周軸受部との片当りがなくなり、冷媒ガスのガスリーク
を防止できると共に、摺動損失を低減できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6の図面を参照
しながらこの発明の一実施例を詳細に説明する。
【0021】図1において、1は冷凍サイクルに使用さ
れる密閉型流体圧縮機3の密閉ケースを示しており、竪
型となっている。密閉ケース1の一方となる下部側には
冷凍サイクルの吸込みパイプ5が、他方となる上部側に
は吐出パイプ7がそれぞれ設けられている。密閉ケース
1内のほぼ上半部には駆動手段としての電動機構部9
が、また、下半部には圧縮機構部11がそれぞれ配設さ
れている。
【0022】電動機構部9は、密閉ケース1の内面に固
定されたほぼ環状のステータ13と、その内側に設けら
れた回転可能な環状のロータ15とを有している。
【0023】ロータ15には密閉ケース1内に固着さ
れ、対向し合う第1軸受部材17の軸受部19と、第2
軸受部材21の軸受部23とによって回転自在に軸支さ
れたメインシャフト25が結合固着され、このメインシ
ャフト25は下部側となる圧縮機構部11の領域まで延
長されている。
【0024】圧縮機構部11はシリンダ27と、回転体
29とを有し、シリンダ27は前記密閉ケース1の内周
面に固定支持されている。
【0025】回転体29はシリンダ27の内径よりも小
さく薄肉の円筒状に形成され、内部は配置スペースとな
る空洞部となっている。回転体29の中心部は内周軸受
部となるボス部31となっていて、シリンダ27の軸方
向に沿う形状となっている。回転体29のボス部31
は、前記メインシャフト25の軸心からeだけ偏心して
形成された偏心軸部33に嵌挿され、後述するバランス
ウェイト53によって偏心軸部33の回転時の振動が小
さく抑えられている。
【0026】回転体29のボス部31が嵌挿されたメイ
ンシャフト25の偏心軸部33は、圧縮時に発生するガ
ス力Fの発生領域、具体的には回転体29の外周面に作
用する力の合力の領域に位置すると共に、第1,第2軸
受部材17,21の各軸受部19,23によって両端支
持されている。第1軸受部材17の軸受部19の一部分
と、第2軸受部材21の軸受部23は、前記回転体29
の内部の空洞部内に位置し、この軸受部17,23の配
置スペース分、圧縮機構部11の軸方向の長さが短縮さ
れる構造となっている。
【0027】回転体29は、メインシャフト25の回転
時に、オルダム継手35により回転体29の外周面の一
部がシリンダ27の内周面27aと線接触しながら旋回
運動が与えられるようになっている。
【0028】オルダム継手35は、回転体29の内部の
空洞部内に位置し図2に示す如くリング状に形成され、
リング上面側に一対の突起部37,37が対向して設け
られる一方、リング下面側に一対の突起部39,39が
対向して設けられている。上位側の突起部37と下位側
の突起部39は90度ずれた位置関係に配置され、上位
側の突起部37は回転体29のボス部31に設けられた
第1のオルダム受溝41内に係合している。また、下位
側の突起部39は第2軸受部材21に設けられ前記第1
のオルダム受溝41と略90度ずれて形成された第2の
オルダム受溝43内に係合している。
【0029】回転体29の外周面には軸方向に沿って螺
旋状の溝45が形成され、螺旋状の溝45の各ピッチは
吸込パイプ5側が最大で、以下吐出パイプ7側へ向けて
順次小さくなるよう設定されている。この螺旋状の溝4
5には、合成樹脂系等の弾性材料で形成された螺旋状の
ブレード47が弾性力を利用して出入自在に組付けられ
ている。ブレード47の長さは前記螺旋状の溝45の長
さより若干短く幅は前記螺旋状の溝幅とほぼ同一寸法に
設定されており、溝内において出入(図1矢印イ)が可
能となっている。
【0030】ブレード47の外周面は、シリンダ27の
内周面と摺接しており、シリンダ27の内周面と回転体
29の外周面との間の空間は、前記ブレード47によっ
て複数の作動室49に仕切られている。各作動室49
は、ブレード47の隣り合う2つの巻き間に形成される
ようになり、図3(b)に示す如くブレード47に沿っ
て回転体29とシリンダ27の内周面との摺接部からつ
ぎの摺接部まで伸びたほぼ三日月状の領域となってい
る。
【0031】作動室49の容積は、シリンダ27の吸込
端側(図1下側)が最大となっており、以下吐出端側
(図1上側)へ向けて順次小さくなるよう設定されてい
る。
【0032】吸込端側となる一番目の作動室49は前記
吸込パイプ5と接続連通し、冷媒ガスが途切れることな
く確実に導入されるようになっている。また、吐出端側
となる最終の作動室49は、前記第1軸受部材17に設
けられた開口51を介して前記吐出パイプ7と接続連通
している。
【0033】バランスウェイト53は、前記回転体29
の内部の空洞部内で、かつ、第1軸受部材17の軸受部
19と回転体29のボス部31との間となるメインシャ
フト25に固着され、バランスウェイト53のウェイト
部は、偏心軸部33の偏心部と180度反対側に位置
し、メインシャフト25との一緒の回転が可能となって
いる。
【0034】なお、図1において、55は各軸受部1
9,23の潤滑を図る潤滑油を示している。
【0035】このように構成された流体圧縮機の動作に
ついて説明する。
【0036】まず、電動機構部9に通電すると、ロータ
15が回転し同時にメインシャフト25も回転する。こ
のメインシャフト25の回転時にオルダム継手35によ
って図3から図6に示す如く回転体29に旋回運動が与
えられる。この結果、吸込端側の作動室49に送り込ま
れた冷媒ガスは吐出端側の最終の作動室49へ向けて順
次送られながら圧縮され、一旦密閉ケース1内に吐出さ
れた後、吐出パイプ7から外へ吐出されるようになる。
この作動時において、一番目の作動室49はシリンダ2
7の径を大きくすることで、容積の拡大を図っているた
めブレード33に無理な捩れは起きず長期間にわたり安
定した作動状態が得られる。
【0037】しかも、回転体29の回転質量が小さくて
済むため、振動の発生を低減できる。
【0038】また、作動中に発生する半径方向のガス力
Fはボス部31を介してメインシャフト25の偏心軸部
33に入力される。この時、バランスウェイト53によ
って振動が小さく抑えられる一方、偏心軸部33はガス
力Fの発生領域内に位置しているため、回転体29に作
用する曲げモーメントは働かず、ボス部31と偏心軸部
35との片当りがなくなり、冷媒ガスのガスリークを阻
止し、摺動損失の低減が図れる。
【0039】また、各軸受部19,23によって両端支
持されており、メインシャフト25に作用するスラスト
力は、第2軸受部材21側へ向かう一方向となるため、
回転体29を軸方向に対して安定して保持することが可
能となり、異音の発生を小さく抑えることができる。
【0040】なお、この実施例では竪型タイプとなって
いるが横型タイプとして使用することも可能である。ま
た、真空ポンプとして使用してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の流体
圧縮機によれば、次のような効果を奏する。
【0042】(1) スラスト力の発生時、スラスト面にお
ける周速は、回転体の旋回運動だけとなるため、摺動損
失を小さく抑えることができる。
【0043】しかも、空洞部によって回転体の回転質量
が小さくて済むため、振動の発生を低減できる。
【0044】(2) バランスウェイトにより、メインシャ
フトの振動を小さく抑えることができると共に、バラン
スウェイトを始めとして第1,第2軸受部を、回転体の
内部の空洞部内に配置させることが可能となり、その配
置スペース分、圧縮機構部の軸方向の長さを短くするこ
とが可能となり、流体圧縮機全体の軸方向の寸法を短く
できる。
【0045】(3) ガス力は、偏心軸部の領域に位置して
いるため、回転軸とボス部との片当りがなくなり、冷媒
ガスのガスリークを防止し、振動損失の低減が図れる。
【0046】(4) 回転体を軸方向に対して安定して保持
することが可能となり、異音の発生を小さく抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体圧縮機全体を示す縦断面図。
【図2】オルダム継手の斜視図。
【図3】動作説明図。
【図4】動作説明図。
【図5】動作説明図。
【図6】動作説明図。
【図7】従来のヘリカルブレード方式の圧縮機全体を示
す縦断面図。
【図8】従来例を示した回転ロッドの斜視図。
【符号の説明】
1 密閉ケース 5 吸込口(吸込パイプ) 7 吐出口(吐出パイプ) 9 電動機構部(駆動手段) 25 メインシャフト 27 シリンダ 29 回転体 33 偏心軸部 45 溝 47 ブレード 49 作動室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 正幸 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式 会社東芝 横浜事業所 家電技術研究所 内 (72)発明者 平山 卓也 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式 会社東芝 横浜事業所 家電技術研究所 内 (72)発明者 及川 覚 静岡県富士市蓼原336 株式会社東芝 富士工場内 (56)参考文献 特開 平1−69789(JP,A) 特開 昭59−93995(JP,A) 特開 昭64−36990(JP,A) 実開 昭61−114090(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 18/30 - 18/352

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダと、このシリンダ内に偏心配置
    された回転体と、この回転体の周面に沿って設けられた
    螺旋状の溝と、この螺旋状の溝に出入り自在に嵌め込ま
    れ前記シリンダとの空間を複数の作動室に区画形成する
    螺旋状のブレードと、前記回転体と係合する偏心軸部を
    有し回転体を旋回連動させるメインシャフトと、このメ
    インシャフトに駆動力を伝達する駆動手段とを備え、前
    記回転体はその一部を薄肉にして内周部に空洞部を形成
    したことを特徴とする流体圧縮機。
  2. 【請求項2】 メインシャフトはバランスウェイトを備
    え、このバランスウェイトは前記回転体の内周部に形成
    された空洞部に配置されていることを特徴とする請求項
    1記載の流体圧縮機。
  3. 【請求項3】 メインシャフトは軸受部材によって軸支
    され、この軸受部材の少なくとも一部が前記回転体の内
    周部に形成された空洞部に位置するように配置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の流体圧縮機。
  4. 【請求項4】 シリンダと、このシリンダ内に偏心配置
    された回転体と、この回転体の周面に沿って設けられた
    螺旋状の溝と、この螺旋状の溝に出入り自在に嵌め込ま
    れ前記シリンダとの空間を複数の作動室に区画形成する
    螺旋状のブレードと、前記回転体と係合する偏心軸部を
    有し回転体を旋回運動させるメインシャフトと、このメ
    インシャフトに駆動力を伝達する駆動手段と、前記メイ
    ンシャフトを軸支する軸受部材とを備え、前記軸受部材
    は前記回転体と前記駆動手段との間に位置する第1の軸
    受部材と、前記駆動手段とは反対側に位置する第2の軸
    受部材とから構成し、前記作動室の吐出側は前記第1軸
    受部材側に位置し、前記作動室の吸込側は前記第2軸受
    部材側に位置するようにしたことを特徴とする流体圧縮
    機。
  5. 【請求項5】 シリンダと、このシリンダ内に偏心配置
    された回転体と、この回転体の周面に沿って設けられた
    螺旋状の溝と、この螺旋状の溝に出入り自在に嵌め込ま
    れ前記シリンダとの空間を複数の作動室に区画形成する
    螺旋状のブレードと、前記回転体と係合する偏心軸部を
    有し回転体を旋回運動させるメインシャフトと、このメ
    インシャフトに駆動力を伝達する駆動手段とを備え、前
    記メインシャフトの偏心軸部を圧縮時に発生するガス力
    の発生領域に位置させたことを特徴とする流体圧縮機。
  6. 【請求項6】 メインシャフトの偏心軸部と係合する回
    転体の内周軸受部を圧縮時に発生するガス力の発生領域
    に位置させたことを特徴とする請求項5記載の流体圧縮
    機。
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