JP3078059B2 - 砂とセメントの混合撹拌装置 - Google Patents

砂とセメントの混合撹拌装置

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JP3078059B2
JP3078059B2 JP03277913A JP27791391A JP3078059B2 JP 3078059 B2 JP3078059 B2 JP 3078059B2 JP 03277913 A JP03277913 A JP 03277913A JP 27791391 A JP27791391 A JP 27791391A JP 3078059 B2 JP3078059 B2 JP 3078059B2
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正夫 木間
淳三 加藤
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ライト工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砂とセメントの混合撹
拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、簡易モルタルプラントの例で
は、図6に示されるように、ミキサー54への材料投入
に際し、砂については、ホッパー50に一旦貯留された
砂を、ベルトコンベア51により移送し、ホッパスケー
ル52の上端投入口から投入し、このホッパスケール5
2により計量の後、定量分だけベルトコンベア53によ
りミキサー54に投入するようにしている。一方、セメ
ントについては、袋入りセメントを袋単位に定量分だけ
ミキサー54内に直接投入し、ミキサー54で混練りし
た後、ベルトコンベア55により、たとえば吹付け機5
6等に供給されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような簡易モル
タルプラントの場合、充分な設備も装備されないため、
ミキサー54へのセメント投入作業は、作業員が直接人
力により行っている。しかし、40kg相当のセメント袋
をミキサー54の上部投入口付近まで持ち上げ、投入す
る作業には相当の労力を要し、重労働の作業となってい
る。また、このような簡易モルタルプラントを、トンネ
ル坑内などの狭隘な場所に設置する場合には、移送ライ
ンおよび足場等の設置に充分な占有スペースをとれない
場合もある。
【0004】そこで、本発明の主たる課題は、ミキサー
容器内に対する材料投入作業を軽減し得るとともに、さ
らに占有スペースの縮小化を図り得る砂とセメントの混
合撹拌装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明は、砂とセメントとの混合撹拌用ミキサーの直上にか
つ一体的に載置固定された、下部が窄まったホッパーと
このホッパー内に投入される砂重量検出機構とを有する
ホッパスケールを具備するとともに、前記ホッパーの下
端開口を開閉してホッパー内の砂を排出する開閉ゲート
を有し、前記ミキサーの側部に、セメントを仮受けする
ための横断面円弧状、く字状またはL字状の仮受容器
を、この仮受容器の一端を回転中心として回動自在に取
付け、この仮受容器の起立動作により、仮受容器内のセ
メントを、軸側に設けられた排出口より排出し、前記ミ
キサーのミキサー容器内に投入する材料投入装置を具備
し、前記仮受容器の排出口は、仮受容器の起立動作時に
おいて前記ホッパーの窄まった下部の外部にあって前記
ミキサー容器の上端開口に臨むように構成したことを特
徴とするものである。
【0006】また、前記仮受容器を昇降自在に支持する
ことで、より好適な装置となる。
【0007】
【作用】本発明においては、一端を回転中心として回動
自在の、かつ横断面円弧状、く字状またはL字状の仮受
容器を用いているため、一辺のアーム長相当分だけ投入
口の高さを低くでき、それだけ作業員の労力が緩和され
る。また、材料投入用の足場等の作業架台が不要となり
占有スペースの縮小化を図ることができる。さらに前記
仮受容器を昇降自在とすることで、実質的にセメント袋
等の投入材料の持ち上げが不要となり、その投入作業が
著しく軽減される。
【0008】また、たとえばコンクリート、モルタル打
設またはコンクリート吹付けなどの施工に際し設けられ
るプラントの場合には、砂の計量器が別途配設されると
ともに、移送用のコンベアなども同時に配設されるた
め、そのための占有スペースを必要とするが、本発明に
従ってミキサーの上に砂計量用のホッパスケールを具備
するとともに、ミキサーに回動自在の仮受容器を設ける
ことにより、大幅な占有スペースの縮小化を図ることが
できる。
【0009】しかも、仮受容器の起立動作時において前
記ホッパーの窄まった下部の外部にあって前記ミキサー
容器の上端開口に臨むように構成したので、この面から
も占有スペースの縮小化を図ることができるとともに、
ミキサー容器の上端開口を小さくできる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す具体例に基づき詳
説する。図1は、本発明に係る砂とセメントの混合撹拌
装置の側面図であり、図2はその正面図である。本発明
に係る砂とセメントの混合撹拌装置は、主に本体である
ミキサー2、このミキサー2上に載置固定されたホッパ
スケール1およびミキサー2の側部に取付けられたセメ
ント投入装置3より構成される。
【0011】前記ホッパスケール1は、立方体状の枠体
18内に下部が窄まったホッパー11が収容され、ホッ
パー11の上部開口にはスクリーン10が取付けられ、
このスクリーン10を通過した砂が前記ホッパー11内
に貯留される。
【0012】前記ホッパー11内の砂重量の検出機構
は、特に図示していないが、一般的に公知の、ビームス
ケール式またはロードセル式等適宜の形式のものを採用
することができる。前記ビームスケール式は、天秤に電
気接点を取付けたもので、天秤の平衡がとれたところで
電気接点が短絡し、信号が流れる方式のものである。ま
た前記ロードセル式は、ホッパー11をロードセルを介
して多点支持し、ロードセルに直接かかる荷重をアナロ
グ信号で取り出す方式のものである。
【0013】ホッパー11の下端開口には、両開きの開
閉ゲート14、15が取付けられており、シリンダー1
3の操作によるリンク機構の作動により開閉自在となっ
ている。なお、16は計量器装置が収容されるボックス
である。作業員はこの計器ボックスを見ながら操作制御
する。
【0014】一方、ミキサー2は、ギャードモータ20
の原動軸に固着されたスプロケット20aの回転が、チ
ェーン21およびスプロケット22aを介して攪拌翼軸
22に伝達され、ミキサー容器26内に収容された攪拌
翼25を回転するようになっている。なお、28はチェ
ーン21のためのテンショナーである。また、ミキサー
容器26の底部には、スライドゲート24が取付けら
れ、油圧または空圧等のシリンダー23の伸縮操作によ
り開閉自在となっている。前記スライドゲート24から
落下したモルタルは、ベルトコンベア30によりモルタ
ル吹付け機などが位置する所定の場所まで移送されるよ
うになっている。
【0015】前記ミキサー2に対し本発明に係るセメン
ト投入装置3が取付けられている。
【0016】セメント投入装置3は、ミキサー2を支持
台とし回動自在に支持される、横断面形状が略L字状の
仮受容器30と、この仮受容器30を回動制御するため
の油圧または空圧等のシリンダー31とよりなる。
【0017】前記仮受容器30は、その一端が、ミキサ
ー2の上端部分に配設された回動軸33に対し固定され
ており、この回動軸33を回転中心として、回動するよ
うになっている。また、前記回動軸33の一端側には連
結材32が固定されており、この連結材30の他端に軸
支されたシリンダー31の伸縮制御により、前記仮受容
器30が回動制御されている。
【0018】前記仮受容器30の軸側には、排出口30
aが形成されており、仮受容器30が破線で示されるよ
うな起立状態となるに従い、容器内のセメントが重力に
より滑り落ちるように排出され、ミキサー容器26に投
入される。また、ホッパスケール1の側面には、前記仮
受容器30が起立した際に、仮受容器30のセメント投
入口を塞ぐための突出部12が設けられており、その表
面に付着防止のために合成ゴムが貼設されている。
【0019】本発明の砂とセメントの混合撹拌装置を用
いたプラントでは、図5に示されるように、ホッパー5
0と、このホッパーに貯留される砂をミキサ2上に載置
したホッパースケール1に投入するためのベルトコンベ
ア51と、キミサー2から排出されるモルタルを吹付け
機56等に供給するためのベルトコンベア55とより構
成されるため、図6に示されるプラントの例に比して占
有スペースの縮小化が図られる。なお、コンクリートプ
ラントの例では、細骨材用と粗骨材用の2台のホッパー
50、50を並列的に配設するとともに、ホッパースケ
ール1を二竿二種累加方式として構成することができ
る。
【0020】以上、ミキサー2に対しセメント投入装置
3を具備する構成について詳説したが、前記セメント投
入装置3を単体の装置として構成することもできる。た
とえば、図3に示される材料投入装置は、2本の支持柱
40aが立設された架台40を用い、前記支持柱40a
の先端部分で回動軸33を軸受し、この回動軸33に固
定された連結材33を、油圧または空圧等のシリンダー
41により回動制御することにより、前記回動軸33に
固定された仮受容器30を回動自在としている。
【0021】さらに、図4に示される材料投入装置は、
架台42に立設された支持柱42aをラックギアとし、
この支持柱42aに沿って昇降自在の軸受ブロック43
を設け、この軸受ブロック43を介して回動軸33およ
びこれに固設される仮受容器30を支持している。な
お、前記軸受ブロック43の昇降制御は、油圧モータ4
5により行われ、軸受ブロック43により軸受される回
動軸33の回動制御は油圧モータ44により行われる。
したがって、セメント投入に際し、前記仮受容器30を
実質的に作業床面付近まで下降させることができるよう
になるため、作業員がセメント袋を持ち上げることな
く、セメントを投入することができるようになり、より
一層の作業の軽減を図ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、容
器への材料投入作業を軽減し得るとともに、足場等の設
置を不要とし占有スペースの縮小化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る砂とセメントの混合撹拌装置の側
面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】材料投入装置の側面図である。
【図4】材料投入装置の他の例の斜視図である。
【図5】本発明に係るミキサープラントの配置図であ
る。
【図6】簡易モルタルプラントの配置図である。
【符号の説明】
1…ホッパスケール、2…ミキサー、3…材料投入装
置、10…スクリーン、11…ホッパー、13・23・
31…シリンダー、30…仮受容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−290232(JP,A) 実開 平2−125734(JP,U) 実開 平1−142653(JP,U) 実公 昭48−41245(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01F 15/00 - 15/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砂とセメントとの混合撹拌用ミキサーの直
    上にかつ一体的に載置固定された、下部が窄まったホッ
    パーとこのホッパー内に投入される砂重量検出機構とを
    有するホッパスケールを具備するとともに、 前記ホッパーの下端開口を開閉してホッパー内の砂を排
    出する開閉ゲートを有し、 前記ミキサーの側部に、セメントを仮受けするための横
    断面円弧状、く字状またはL字状の仮受容器を、この仮
    受容器の一端を回転中心として回動自在に取付け、この
    仮受容器の起立動作により、仮受容器内のセメントを、
    軸側に設けられた排出口より排出し、前記ミキサーのミ
    キサー容器内に投入する材料投入装置を具備し、 前記仮受容器の排出口は、仮受容器の起立動作時におい
    て前記ホッパーの窄まった下部の外部にあって前記ミキ
    サー容器の上端開口に臨むように構成したことを特徴と
    する砂とセメントの混合撹拌装置。
  2. 【請求項2】前記仮受容器を昇降自在とする請求項1記
    載の砂とセメントの混合撹拌装置。
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