JP3074676U - 間仕切り壁 - Google Patents

間仕切り壁

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JP3074676U JP2000004797U JP2000004797U JP3074676U JP 3074676 U JP3074676 U JP 3074676U JP 2000004797 U JP2000004797 U JP 2000004797U JP 2000004797 U JP2000004797 U JP 2000004797U JP 3074676 U JP3074676 U JP 3074676U
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栄蔵 千田
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株式会社千田工業
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口部内周に釘類で物を取り付けることがで
き、外部から荷重を加えてもガタツキや異音が発生しに
くい間仕切り壁を提供すること。 【解決手段】 間仕切り壁1に設けられた開口部100
において、開口部100を挟む両側に立設された支柱の
内、少なくとも一方が、金属製支柱20と木製支柱30
とを接合した構造になっており、金属製支柱20で区切
られたランナー10の溝の中に、金属製支柱20を切断
して得られたランナー用間隔維持部材14が嵌め込まれ
ており、ランナー10を固定しているコンクリート釘1
6が木片12を貫いた後にランナー10を貫いて天井お
よび床に突き刺さっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、建築物の室内を仕切るための間仕切り壁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天井側と床側に取り付けられた1組のランナーと、ランナー間に取り付 けられた支柱と、ランナーと支柱がなす面に取り付けられたボードとからなる間 仕切り壁が用いられている。
【0003】 このような間仕切り壁に出入口や窓となる四角形の開口部を設ける場合、単に ボードに開口部を設けるだけでは、開口部周りの剛性が低下しやすいため、扉な どを取り付けたときにガタツキや異音が発生する原因となってしまう。 そこで、このような開口部を設ける場合には、開口部の幅に合わせて開口部の 両側に支柱を配置するようにし、その際、2本の支柱を接合したものを用いるこ とにより、開口部周りの剛性を向上させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような間仕切り壁には、第1の問題点として、以下に述 べるような問題があった。 上記支柱として、従来は、木製支柱が多用されてきたが、近年、中空の金属製 支柱も利用されるようになっている。この中空の金属製支柱には、木製の支柱よ りも軽量で剛性が同等以上であるといった利点がある。しかし、このような金属 製支柱には、タッカーやビスまたは釘(以降、釘類とする)を打ち込んでも木製 支柱に比べ、釘類が抜けやすいという問題があった。そのため、開口部に扉や開 口枠(例えば、三方枠や四方枠など)を取り付ける際に釘類を使うと、扉や開口 枠の取り付けが緩むことがあり、これがガタツキや異音の発生する原因となって いた。また、上述のように2本の支柱を接合するに当たって金属製支柱同士を釘 類によって接合した場合も、同様の理由により、ガタツキや異音を発生する原因 となっていた。そのため、従来は溶接によって金属製支柱同士を接合していたが 、この方法では溶接技術をもった作業者が必要となり、製造コストや作業工程が 増えるという不利な点があり、さらには燃えやすいものが多数ある現場において 溶接を行うと火災の発生原因となる恐れがあった。
【0005】 また、第2の問題点として、次のような問題もあった。 この間仕切り壁におけるランナーは、長さ方向に直交する断面形状がコの字型 をしているため、外側から荷重を受けるとコの字の先端部分が内側に傾くように 変形しやすい。そのため、ボード側から力が加わった場合に、ランナーの変形に 伴ってランナーとボードの接触部分に隙間が生じることがあり、これも間仕切り 壁からガタツキが発生する原因となっていた。
【0006】 この考案は、以上の問題を解決するべくなされたもので、開口部に配設された 部材を釘類で固定しても開口部からガタツキや異音を生じることがない間仕切り 壁を提供することを第1の目的とし、さらに、ランナー周りからのガタツキも発 生しにくい間仕切り壁を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および考案の効果】
上記第1の問題を解決するため請求項1に記載の間仕切り壁は、 建築物の天井側と床側に取り付けられた1組のランナーと、該ランナー間に取 り付けられた複数の支柱と、前記ランナーと支柱がなす面に取り付けられたボー ドとを備え、該ボードに矩形の開口部が形成されている間仕切り壁において、 前記開口部を挟む両側に立設された前記支柱の内、少なくとも一方が、金属製 支柱と木製支柱とを接合した構造になっている ことを特徴とする。
【0008】 ここで用いられる金属製支柱は、例えば、従来からこの種の間仕切り壁におい て用いられているような断面形状が四角形の中空のものであればよい。また、木 製支柱は、断面形状が四角形の柱状のものであればよい。なお、金属製支柱と木 製支柱の接合方法については特に限定されないが、例えば、ビスおよび釘(以降 、釘類とする)と接着剤を併用して接合すればよい。
【0009】 また、この間仕切り壁に形成された開口部は矩形であればその寸法は特に限定 されない。例えば、扉を取り付けることができるように床面まで開口したもので よいし、窓のように開口したものでもよい。 このような構成の間仕切り壁によれば、開口部の両側にある支柱の少なくとも 一方が金属製支柱と木製支柱とを接合した構造になっているので、金属製支柱ま たは木製支柱のいずれか一方が単独で設けられているものに比べ、開口部周りの 剛性を高くすることができ、開口部周りにおいて発生するガタツキや異音を抑制 することができる。また、接合する2本の支柱を両方とも木製支柱としたものに 比べ、支柱の軽量化を図ることができるので、間仕切り壁の施工作業が楽になる 。さらに、接合する2本の支柱を両方とも金属製支柱としたものとは異なり、木 製支柱側に釘類を打ち込めば、その釘類が抜けにくい。したがって、請求項2に 記載の如く、開口部に配設される部材(例えば、開口枠、扉、または窓枠など) が、木製支柱に対して少なくともビスまたは釘を用いて固定されている場合に、 これらの取り付けが緩むようなことも起こりにくいので、開口部に配設される部 材からガタツキや異音が発生するのも防止できる。加えて、2本の金属製支柱を 接合する場合とは異なり、溶接による接合を行うことはないので、溶接技術をも った作業者が必要ない。
【0010】 次に、上記第2の問題をも解決するため請求項3に記載の間仕切り壁は、 前記ランナーの有する溝内で前記支柱間に、該溝の幅が狭まるのを防止するラ ンナー用間隔維持部材が嵌め込まれている ことを特徴とする。
【0011】 このランナー用間隔維持部材は、ランナーの溝の幅が狭まるのを防止すること ができれば、その形状や材質は限定されない。例えば、木製や金属製の材料を柱 状に加工した物でよい。なお、ランナー用間隔維持部材は、ランナーの溝内に嵌 め込んだ後、釘類や接着剤などで固定してもよいし、固定しなくてもよい。
【0012】 このような構造の間仕切り壁は、ランナー用間隔維持部材により、ランナーの 溝が狭まるのを防止するため、ボード側から力が加わってもランナーが変形しに くい。その結果、ランナーとボードの接触部分に隙間が生じにくくなるため、ラ ンナー周りにおけるガタツキの発生を防止できる。
【0013】 さらに、請求項4に記載の間仕切り壁は、 前記ランナー用間隔維持部材が、前記金属製支柱の端部を切断した際に得られ た端材である ことを特徴とする。
【0014】 このように構成された間仕切り壁は、前述請求項3に記載の間仕切り壁と同様 の効果がある。さらに、金属製支柱は通常、その端部をランナーの有する溝に隙 間なく嵌め込むことができる形状であるため、その金属製支柱の端材からなるラ ンナー用間隔維持部材は、特別な加工をしなくてもランナーの有する溝に隙間な く嵌め込むことができる。また、端材を利用することにより廃棄物を減らすこと ができる。
【0015】 ところで、上記のようなランナーを天井側および床側に固定する際に、釘類を 打ち込む工具(例えば釘打ち銃)を利用する場合があるが、ランナーの溝の幅が 比較的狭い場合には、上記のような工具がランナーの溝にうまく入り込まないこ とがあり、そのような状態のまま上記工具を使って釘類を打ち込むと、釘類を深 く打ち込むことができないため、ランナーを釘類の頭部で押さえ込むことができ ず、ランナーのガタツキが発生する原因になることがあった。
【0016】 これに対し、請求項5に記載の間仕切り壁は、 木片が、前記ランナーの有する溝に配置され、 前記ランナーを前記天井側または前記床側に固定するためのビスまたは釘が、 前記木片と前記ランナーを貫通して前記天井側または前記床側に突き刺さった状 態になっている ことを特徴とする。
【0017】 このように構成された間仕切り壁によれば、ビスまたは釘(以降、釘類とする )の頭部は、ランナーを直接押さえ込むのではなく、木片を押さえ込む構造にな っているので、木片の厚みの分だけ上記工具を溝の奥から離した状態で釘類を打 ち込むことができる。したがって、釘類を打ち込む工具を無理にランナーの溝の 奥まで突っ込まなくても釘類を打ち込むことができる。また、ランナーを木片の 面積全体で押さえつけることになるので、釘類のみで固定する場合よりランナー を広い面積でより安定して固定することができる。なお、この木片は、木製支柱 やその他の木製材料を切断した際に得られた端材を用いてもよく、この場合、廃 棄物を減らすことができる。
【0018】 上記のような間仕切り壁は、請求項6に示すように、 前記ボードが、接着剤およびビスを併用、または、接着剤およびタッカーを併 用して固定されているとよい。 このように構成された間仕切り壁は、ビスまたはタッカーと接着剤とを併用し ているので、接着剤が硬化するまでの間は、ビスまたはタッカーによってボード の位置ずれを防止することができ、接着剤のみを用いてボードを取り付ける場合 に比べ、ボードの取付位置精度を維持しやすくなる。しかも、接着剤の硬化後は 、接着剤によって取付強度を確保できるので、ビスのみを用いてボードを取り付 ける場合に比べ、ビス自体にかかる負荷を軽減することができる。その結果、ビ スの打ち込み箇所を削減することができ、施工作業にかかる手間を軽減すること ができる。また、取付強度は低いものの打ち込みが容易なタッカーを利用してボ ードを取り付けることもできるため、これによっても施工作業にかかる手間を軽 減することができる。さらに、接着剤は、ボードと支柱との接触面に入り込んで 隙間を埋める充填剤として機能し、また、ボードまたは支柱とビスまたはタッカ ーとの間の僅かな変位を阻止してビスまたはタッカー周りからきしみ音が発生す るのを防ぐ作用もあるので、間仕切り壁からの異音の発生を防止できる。
【0019】 ところで、このような間仕切り壁は、ランナーと支柱が形成する枠構造を挟む ようにして取り付けられたボードによって壁面が構成されている。このボード裏 面において、ランナーおよび支柱に接触していない部分は中空になっているため 、ボードの外側から力が加わるとボードが内側に歪んでしまうことがあった。さ らに、この間仕切り壁の壁面が複数のボードによって構成されている場合、ボー ドの外側から力が加わり内側に歪んでしまったボードと、他のボードとの繋ぎ目 に段差ができてしまうことがあった。
【0020】 そこで、請求項7に示すように、 前記ボードによって挟まれた空間内における、前記複数のボードの繋ぎ目にあ たる箇所に前記木製支柱を切断して得られたボード用間隔維持部材が配置されて いるとよい。
【0021】 このように構成された間仕切り壁は、上述のような空間にボード用間隔維持部 材が配置されているため、ボードの外側から力が加わっても内側に歪むことがな い。また、ボードとボードの繋ぎ目にあたる箇所にボード用間隔維持部材が固定 されているため、ボードの繋ぎ目に段差ができることもない。また、ボード用間 隔維持部材が木製支柱を切断して得られた端材であるため、廃棄物を減らすこと ができる。
【0022】
【考案の実施の形態】
次に本考案の実施の形態について一例を挙げて説明する。 間仕切り壁1は、図1に示すように、天井側と床側に取り付けられた1組のラ ンナー10と、ランナー10間に取り付けられた金属製支柱20および木製支柱 30と、ランナー10と各支柱がなす面に取り付けられたボード40などにより 構成される。
【0023】 ランナー10は、金属製で長さ方向に垂直な断面積がコの字型のものであり、 一定間隔でコンクリート釘16によって天井側および床側に固定されている。な お、このコンクリート釘16は、図2に示すように木片12を貫いた後にランナ ー10を貫いて天井側および床側に突き刺さっている。このランナー10間に金 属製支柱20が等間隔で複数本嵌め込まれ、その端部はビス18によってランナ ー10に固定されている。床側に取り付けられたランナー10における金属製支 柱20で区切られた溝の中には、金属製支柱20を切断して得られたランナー用 間隔維持部材14が図2に示すようにそれぞれ嵌め込まれている。なお、それぞ れのランナー用間隔維持部材14の長さおよび数は、特に限定されない。そして 、ランナー10と金属製支柱20がなす面に複数のボード40が接着剤およびタ ッカーを併用して金属製支柱20に固定されている。なお、複数のボード40に より構成された壁面に挟まれた空間には、木製支柱30を切断して得られたボー ド用間隔維持部材50が配置され、各ボード40の繋ぎ目にあたる箇所に固定さ れている。また、ボード40の下部には巾木42が接着されている。
【0024】 このような間仕切り壁1における、開口部100は、床側まで開口しており、 その周辺は、次のような構成になっている。開口部100の開口幅の両側に立設 された金属製支柱のうち、一方の金属製支柱20に木製支柱30が接合されてい る。なお、この木製支柱30は天井側と床側のランナー10間にその両端を嵌め 込まれている。また、他方の金属製支柱20には、木製支柱30より断面積が小 さく、開口部100の高さと同じ長さの板材60が接合されている。なお、板材 60の下端はランナー10に嵌め込まれている。また、開口部100の上部には 、各支柱と垂直に木製梁32が架け渡されており、その木製梁32と天井側のラ ンナー10間に、第2の木製支柱34が複数取り付けられている。なお、木製支 柱30、木製梁32、および第2の木製支柱34は、同じ木製材料で、長さのみ が異なるものである。そして、木製支柱30、木製梁32、および板材60で構 成された枠構造の内側に開口枠70が開口部100の床部分以外の内周に取り付 けられている。
【0025】 このような構造の間仕切り壁1によれば、開口枠70を、木製支柱30および 板材60に釘類によって取り付けることができる。これらは、木製であるため、 金属製支柱に取り付けた場合より釘類が抜けにくく、開口枠70の取り付けが緩 むようなことも起こりにくい。そのため、ガタツキや異音が防止できる。また、 溶接を行わなくてもよいため溶接技術をもった作業者が必要ない。
【0026】 また、開口枠70に、例えば、扉を釘類により取り付けることもでき、この場 合も同じ理由で釘類が抜けにくいため、ガタツキや異音の発生を防止できる。 また、このような構造の間仕切り壁1は、ランナー用間隔維持部材14により 、ランナー10の溝の幅が狭まるのを防止しているため、ボード40側から力が 加わってもランナー10が変形しにくい。その結果、ランナー10とボード40 の接触面部分に隙間が生じにくくなり、ランナー10周りにおけるガタツキを防 止できる。
【0027】 また、金属製支柱20は通常、その端部をランナー10の有する溝に隙間なく 嵌め込むことができる形状であるため、その金属製支柱20の端材からなるラン ナー用間隔維持部材14は、特別な加工をしなくてもランナー10の有する溝に 隙間なく嵌め込むことができる。また、端材を利用することにより廃棄物を減ら すことができる。
【0028】 また、このように構成された間仕切り壁1によれば、ランナー10を固定して いるコンクリート釘16の頭部が、ランナー10を直接押さえ込むのではなく、 木片12を押さえ込む構造になっているので、木片12の厚みの分だけ上記工具 を溝の奥から離した状態でコンクリート釘16を打ち込むことができる。そのた め、木片12が無い場合に比べ作業が容易になる。また、ランナー10を木片1 2の面積全体で押さえつけることになり、コンクリート釘のみで固定する場合よ りランナー10を広い面積でより安定して固定することができる。
【0029】 また、ボード40の固定に接着剤とタッカーとを併用しているので、接着剤が 硬化するまでの間は、タッカーによってボード40の位置ずれを防止することが でき、接着剤のみを用いてボード40を取り付ける場合に比べ、ボード40の取 付位置精度を維持しやすくなる。しかも、接着剤の硬化後は、接着剤によって取 付強度を確保できるので、タッカーのみを用いてボード40を取り付ける場合に 比べ、各タッカーにかかる負荷は軽減され、その結果、タッカーの打ち込み箇所 を削減することで、施工作業にかかる手間を軽減することができる。さらに、接 着剤は、ボード40と支柱20、30との接触面に入り込んで隙間を埋める充填 剤として機能し、また、ボード40または支柱20、30とビスまたはタッカー との間の僅かな変位を阻止してビスまたはタッカー周りからきしみ音が発生する のを防ぐ作用もあるので、間仕切り壁からの異音の発生を防止できる。
【0030】 また、このような構造の間仕切り壁1は、複数のボード40によって構成され た壁面に挟まれた空間にボード用間隔維持部材50が配置されているため、ボー ド40の外側から力が加わっても、ボード40の繋ぎ目に段差ができることがな い。また、ボード用間隔維持部材50が木製支柱30を切断して得られた端材で あるため、廃棄物を減らすことができる。
【0031】 以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は上記の具体的な一実施 形態に限定されず、このほかにも様々な形態で実施することができる。 例えば、上記実施形態においては、ランナー10の取り付けの際に、コンクリ ート釘16が木片12を貫通してからランナー10を貫通して天井側または床側 に突き刺さっている構造を例示したが、この木片12は、木製支柱30およびそ の他の木製材料を切断して得られた端材を用いてもよく、その場合、廃棄物を減 らすことができる。
【0032】 また、上記実施形態においては、開口部100の幅に合わせて両側に配置され た支柱のうち一方が金属製支柱20と木製支柱30を接合した構造になっている ものを例示したが、上記両側に配置された支柱の両方を金属製支柱20と木製支 柱30を接合した構造になっていてもよい。この場合、両開きの扉を取り付ける こともできる。
【0033】 また、上記実施形態においては、床まで開口した開口部100が設けられた構 造を例示したが、開口部は、例えば、窓のように四角形に開口していてもよい。 この場合、図3に示すように、開口102の下端にカウンター200を設けてキ ッチンカウンターとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の間仕切り壁の実施形態の斜視図におい
てボードの一部を切断した図である。
【図2】本考案の間仕切り壁の実施形態において開口部
の床側付近の要部断面図である。
【図3】本考案の間仕切り壁の実施形態の斜視図におい
てボードの一部を切断した図である。
【符号の説明】
1・・・間仕切り壁、3・・・前述請求項、10・・・
ランナー、12・・・木片、14・・・ランナー用間隔
維持部材、16・・・コンクリート釘、18・・・ビ
ス、20・・・金属製支柱、30・・・木製支柱,34
・・・第2の木製支柱、32・・・木製梁、40・・・
ボード、42・・・巾木、50・・・ボード用間隔維持
部材、60・・・板材、70・・・開口枠、100・・
・開口部。

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の天井側と床側に取り付けられた1
    組のランナーと、該ランナー間に取り付けられた複数の
    支柱と、前記ランナーと支柱がなす面に取り付けられた
    ボードとを備え、該ボードに矩形の開口部が形成さてい
    る間仕切り壁において、 前記開口部を挟む両側に立設された前記支柱の内、少な
    くとも一方が、金属製支柱と木製支柱とを接合した構造
    になっていることを特徴とする間仕切り壁。
  2. 【請求項2】前記開口部に配設される部材が、前記木製
    支柱に対して少なくともビスまたは釘を用いて固定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の間仕切り壁。
  3. 【請求項3】前記ランナーの有する溝内で前記支柱間
    に、該溝の幅が狭まるのを防止するランナー用間隔維持
    部材が嵌め込まれていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の間仕切り壁。
  4. 【請求項4】前記ランナー用間隔維持部材が、前記金属
    製支柱の端部を切断した際に得られた端材であることを
    特徴とする請求項3に記載の間仕切り壁。
  5. 【請求項5】木片が、前記ランナーの有する溝に配置さ
    れ、 前記ランナーを前記天井側または前記床側に固定するた
    めのビスまたは釘が、前記木片と前記ランナーを貫通し
    て前記天井側または前記床側に突き刺さった状態になっ
    ていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれ
    かに記載の間仕切り壁。
  6. 【請求項6】前記ボードが、接着剤およびビスを併用、
    または、接着剤およびタッカーを併用して固定されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに
    記載の間仕切り壁。
  7. 【請求項7】前記ボードによって挟まれた空間内におけ
    る、前記複数のボードの繋ぎ目にあたる箇所に前記木製
    支柱を切断して得られたボード用間隔維持部材が配置さ
    れていることを特徴とする請求項1から請求項6のいず
    れかに記載の間仕切り壁。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017066590A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 ミサワホーム株式会社 遮断部材の支持構造

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