JP3073623B2 - 圧延機及び圧延機のロールクロス方法 - Google Patents

圧延機及び圧延機のロールクロス方法

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JP3073623B2
JP3073623B2 JP05060331A JP6033193A JP3073623B2 JP 3073623 B2 JP3073623 B2 JP 3073623B2 JP 05060331 A JP05060331 A JP 05060331A JP 6033193 A JP6033193 A JP 6033193A JP 3073623 B2 JP3073623 B2 JP 3073623B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上下ロールをクロスする
圧延機及びそのロールクロス方法に係り、特に、上下ロ
ールを圧延中にもクロスすることによりダイナミックな
圧延材の板クラウン制御及び形状制御をを可能とする圧
延機及びそのロールクロス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上下ロールをクロスする圧延機と
しては、上作業ロールと上補強ロールとのペアのロール
組及び下作業ロールと下補強ロールとのペアのロール組
をそれぞれ一体として水平面内で各ペアロールの軸線を
クロスさせ、圧延材の板幅方向の厚み精度を向上させる
4段圧延機が知られている。
【0003】また、同様の方式で2段圧延機において、
上下作業ロールをクロスすることでも圧延材の板幅方向
の厚み精度を向上させることができる。6段圧延機にお
いても4段圧延機と同様の考えで上下ロールをペアでク
ロスさせることができる。
【0004】一方、上記の4段圧延機及び2段圧延機や
6段圧延機等の多段圧延機においては、圧延荷重を支え
るハウジングと圧延荷重を支持するロールの軸受部との
間の抵抗が大きいために、板材の圧延中に圧延荷重を支
持するロールをクロスさせることは極めて難しい技術と
なっている。また、特に連続的に圧延する場合、圧延中
にクロス量を変えることを必要とすることから、上記抵
抗が大きな問題となっていた。
【0005】この問題を解決するため、特開昭57−1
93211号公報に記載の「クロスロール圧延機」で
は、圧延荷重を支持するロールチョックと当該ロールチ
ョックに伝達される圧延反力を支持する部材間に摩擦抵
抗減少装置を設けることが提案されている。
【0006】すなわち、一般に摺動部に対する抗力を
N、摺動部の摩擦係数をμとすると摺動部ですべらせな
がら移動させる力Fとの間には F=μN …(1) なる関係がある。
【0007】上記特開昭57−193211号公報に記
載の従来技術は、上記(1)式の摩擦係数μを小さくす
ることを提案している。その実施例にある棒状コロを使
う方法はすべり接触をコロガリ接触にすることで摩擦係
数μを通常の面当たり摺動の場合の1/10以下にしよ
うとするものである。一方、もう1つの実施例である圧
油式平面軸受は、油膜を形成するので摩擦係数μはかな
り小さくなりFの値を小さくできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には次のような問題がある。特開昭57−193
211号公報に記載の従来技術のうち、摩擦係数μを下
げるために摺動部に棒状コロを使う方法においては、圧
延材噛込みや圧延材破断等で生ずる衝撃荷重作用時に、
コロガリ軸受内のコロガリ面のへこみやコロの割損が発
生しやすく、良好な圧延を長時間にわたり実現する上で
問題があった。
【0009】また、他の方法である圧油式平面軸受で
は、圧延荷重の変動で油膜厚さが変わるので、圧延材が
所定の板厚になるように油膜厚さを制御する必要があ
り、その制御方式が複雑となる。さらに、高圧の油をシ
ールしなければならず、そのシールの方式や廃油処理等
未解決な課題があった。
【0010】本発明の目的は、圧延荷重を支えるハウジ
ングと圧延荷重を支持するロールの軸受部との間の抵抗
を小さくし、かつ良好な圧延を長時間にわたり実現でき
る上下ロールをクロスする圧延機及びそのロールクロス
方法を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、圧延荷重を支えるハ
ウジングと圧延荷重を支持するロールの軸受部との間の
抵抗を小さくし、かつ複雑な制御なしで板材を所定の板
厚に制御できる上下ロールをクロスする圧延機及びその
ロールクロス方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧延により発生する圧延荷重を上下ロー
ルの軸受部を介してハウジングで支えると共に、上下ロ
ールの軸線を圧延パス方向に直角な方向に対して水平面
内で傾斜させるようにした圧延機において、前記上下ロ
ールの軸受部と前記ハウジングとの間に配置された接触
力減少装置を有し、この接触力減少装置は、対面する2
つの部材であってそれらの間に接触部分と非接触部分と
を合せ持つものと、前記非接触部分に、前記圧延荷重よ
りも小さくなる力を生じさせる圧力の流体を供給し前記
接触部分での接触力を減少させる流体供給制御手段とを
備えることを特徴としている。
【0013】
【0014】
【0015】また、上記目的を達成するために、本発明
は、圧延により発生する圧延荷重を上下ロールの軸受部
を介してハウジングで支えると共に、上下ロールの軸線
を圧延パス方向に直角な方向に対して水平面内で傾斜さ
せるようにした圧延機において、前記上下ロールの軸受
部と前記ハウジングとの間に配置された接触力減少装置
を有し、この接触力減少装置は、対面する2つの部材で
あってそれらの間に接触部分と非接触部分とを合せ持つ
ものと、前記非接触部分に所定圧力の流体を供給し前記
接触部分での接触力を減少させる流体供給制御手段とを
備え、前記対面する2つの部材の一方は対面する表面が
平坦であり、他方は対面する表面に同心状の複数の円形
溝と円形ランド部とが交互に形成され、前記平坦な表面
と前記円形ランド部とで前記接触部分が形成され、前記
平坦な表面と前記円形溝とで前記非接触部が形成されて
いる。
【0016】また、上記目的を達成するために、本発明
は、圧延により発生する圧延荷重を上下ロールの軸受部
を介してハウジングで支えると共に、上下ロールの軸線
を圧延パス方向に直角な方向に対して水平面内で傾斜さ
せるようにした圧延機において、前記上下ロールの軸受
部と前記ハウジングとの間に配置された接触力減少装置
を有し、この接触力減少装置は、対面する2つの部材で
あってそれらの間に接触部分と非接触部分とを合せ持つ
ものと、前記非接触部分に所定圧力の流体を供給し前記
接触部分での接触力を減少させる流体供給制御手段とを
備え、前記圧延荷重を検出する荷重検出手段と、前記上
下ロールの圧延パス方向の位置を検出する第1の位置検
出手段と、前記上下ロールの垂直方向の位置を検出する
第2の位置検出手段とを有し、前記荷重検出手段、第1
の位置検出手段及び第2の位置検出手段による圧延荷重
及びロール位置の変化量の検出値に基ずき、前記上下ロ
ールを圧延中に圧下制御装置により圧下を補償する。
【0017】また、上記目的を達成するために、本発明
は、上記圧延機のロールクロス方法において、板材の圧
延中に前記接触力減少装置を作動させて前記上下ロール
の軸受部と前記ハウジングとの間の接触力を減少させ、
この状態で前記上下ロールの水平面内での傾斜角を変化
させる。
【0018】
【0019】
【作用】以上のように構成した本発明においては、接触
部分と非接触部分とを合せ持つ対面する2つの部材で接
触力減少装置を構成し、その非接触部分に所定圧力の流
体を供給することにより、接触部分の接触面圧を小さく
し、小さな力でロールをクロスするように動かすことが
できる。このため、圧延荷重を支持するロールのクロス
角の設定及び圧延中のロールクロス角の変更を容易に実
現できる。また、接触部分の接触面圧が小さいので、圧
延材噛込みや圧延材破断等で生ずる衝撃荷重作用時でも
接触部分にはへたり等が生ずることは極めて少なく、良
好な圧延を長時間にわたり実現できる。さらに、接触部
分は常時接触しているので、複雑な制御なしで板材を所
定の板厚に制御できる。また、接触部分があるので、シ
ール構造も簡素化できる。
【0020】また、圧延中クロス動すると、作業ロール
間のギャッププロフィールがクロス動に合わせ刻々変わ
るので、場合によっては任意の板厚の圧延材を得るため
圧延荷重や上下方向のロール位置も刻々変化させる必要
がでてくる。この要求に対しては、圧延荷重を検出し、
ロールの上下方向の位置とロールの圧延方向の位置すな
わちロールのクロス角を検出し、これら3つの検出値を
用いて圧下制御装置により圧下を補償しながらロールを
傾斜するようにすることで、クロス動時でも圧延材を目
的の任意の板厚になるようにすることができるし、ま
た、これにより板クラウンや板形状も目的のものとする
ことができる。
【0021】さらに、上下ロールの軸線を圧延パス方向
に直角な方向に対して水平面内でそれぞれ所定の角度だ
け互いに反対方向に予め傾斜させ、板材の圧延中に前記
傾斜した位置を中立位置として上下ロールの傾斜量を変
化させることにより、クロス角の制御量を小さくでき、
このことと上記のクロス時に小さな力でロールをクロス
するように動かすこととを併用することで、板クラウン
制御、形状制御の各能力に優れた圧延機とすることがで
きる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1〜図6を
用いて説明する。図1及び図2において、本実施例の圧
延機は圧延材1を圧延する上作業ロール2、下作業ロー
ル3とを備えたロールクロス式2段圧延機であり、上作
業ロール2は上作業ロール用軸受部4a,4bにより支
持され、下作業ロール3は下作業ロール用軸受部5a,
5bにより支持されている。上下作業ロール用軸受部4
a,5aは操作側ハウジング14a内に配置され、上下
作業ロール用軸受部4b,5bは駆動側ハウジング14
b内に配置されている。
【0023】操作側の上作業ロール用軸受部4aとハウ
ジング14aとの間には上接触力減少装置6とパスライ
ン調整装置8が設置され、下作業ロール用軸受部5aと
ハウジング14aとの間には下接触力減少装置7と圧下
ジャッキ9が設置されている。また、図示しないが、駆
動側の上作業ロール用軸受部4bとハウジング14bと
の間及び下作業ロール用軸受部5bとハウジング14b
との間にも、同様な接触力減少装置とパスライン調整装
置及び接触力減少装置と圧下ジャッキが設置されてい
る。圧延により発生する圧延荷重は上作業ロール2、上
作業ロール用軸受部4a,4bから操作側及び駆動側の
上接触力減少装置6及びパスライン調整装置8を介して
ハウジング14a,14bに伝わる一方、下作業ロール
3、下作業ロール用軸受部5a,5bから操作側及び駆
動側の下接触力減少装置7及び圧下ジャッキ9を介して
ハウジング14a,14bに伝わる。
【0024】パスライン調整装置8にはロードセル27
が内臓されており、圧延により発生する圧延荷重が検出
される。ハウジング14a,14bには油圧シリンダー
装置で構成されたロールクロス発生装置10,11,1
2,13が組み込まれている。これらロールクロス発生
装置は上下作業ロール2,3の軸受部4a,5a及び4
b,5bを圧延パス方向に変位させ、上作業ロール2の
軸線と下作業ロール3の軸線を圧延パス方向に直角な方
向に対して水平面内で反対方向に傾斜させる。また、圧
下ジャッキ9内には上下作業ロール2,3の上下方向の
位置を検出するための上下方向ロール位置検出器29が
組み込まれ、ロールクロス発生装置10,11,12,
13には上下作業ロール2,3の圧延パス方向の位置を
検出しクロス角を測定するための圧延方向ロール位置検
出器30a,30b,30c,30dが設けられてい
る。さらに、図2に示すように、操作側ハウジング4a
の側面には上下作業ロール2,3に作用するスラスト力
を受けるためのスラスト受け15a,15bが設けられ
ている。
【0025】上接触力減少装置6は対面する2つの部材
6a,6bを有し、それらの間に接触部分と非接触部分
とを合せ持つ構造をしており、その非接触部分に所定圧
力の流体を供給することで接触部分での接触力を減少さ
せる。下接触力減少装置7も同様に対面する2つの部材
7a,7bを有し、それらの間に接触部分と非接触部分
とを合せ持つ構造をしており、その非接触部分に所定圧
力の流体を供給することで接触部分での接触力を減少さ
せる。
【0026】下接触力減少装置7の詳細構造を図3及び
図4に示す。なお、上接触力減少装置6も同様の構成を
有している。対面する2つの部材7a,7bのうち、部
材7bは部材7aに対面する表面31が平坦であり、部
材7aは部材7bに対面する表面に同心状の複数の円形
溝32a,32b,33cと円形ランド部33a,33
b,33cとが交互に形成され、部材7bの平坦な表面
31と円形ランド部33a,33b,33cとで上記接
触部分が形成され、平坦な表面31と円形溝32a,3
2b,32cとで上記非接触部が形成されている。ま
た、部材7aには流体供給口34及び流体排出口35が
形成され、流体供給口34は内部通路37を介して中央
の円形溝32a及び中間の円形溝32bに連通し、流体
排出口34は内部通路37を介して最外周の円形溝32
cに連通している。中間の円形溝32bと最外周の円形
溝32cとの間及び最外周の円形溝32cのさらに外側
にはOリングのシール38a,38bが設けられてい
る。
【0027】流体供給口34から任意の圧力p0 の流体
が非接触部(円形溝32a,32b)に供給される。こ
のとき、非接触部分で流体により生じる力が圧延により
生じる圧延荷重よりも小さくなるように当該流体の圧力
0 を制御することにより、2つの部材7a,7bの間
には図3の下側に示すような圧力分布が発生する。シー
ル38a,38bは非接触部に供給された流体が接触部
分を通って接触力減少装置からもれることを防ぐととも
に、外からの異物の浸入を防ぐものである。流体が内側
のシール38aから漏れ出た場合は、ドレーンとして流
体排出口35を通って接触力減少装置から排出され回収
される。
【0028】図5は接触力減少装置に対する流体供給制
御装置を示す図であり、上記のロードセル27と、ロー
ドセル27で検出された圧延荷重に基づき接触力減少装
置の非接触部分に供給される流体の目標圧力を算出する
演算装置40と、非接触部分に供給される流体の圧力が
その目標圧力になるよう当該流体の圧力を調整する比例
電磁減圧弁41とで構成され、接触力減少装置の非接触
部分に所定圧力p0 の流体を供給し接触力を減少させ
る。
【0029】非接触部に供給する流体の機能は、接触部
分の接触面圧を小さくすることにある。操作側あるいは
駆動側の圧延荷重をW1 とし、非接触部分の流体によ
り発生する接触部の面圧を下げようとする力をW0
すると △W=W1 −W0 (2) なる△Wが接触部に作用する力である。また、(2)式
の△Wが先の(1)式の抗力Nに相当するので、該△W
を小さくすれば摺動部を滑らせながら作業ロール2,3
を傾斜させる力Fを小さくすることができる。
【0030】例えば、△Wが30トンの場合、接触部分
の摩擦係数μを0.2とすると(1)式のFの値は6ト
ンとなり、接触部分の面積を300,000mm2 とす
ると接触面圧は0.1Kg/mm2 となるので、摺動時
の接触部分のへたり等もほとんどなくすることができ
る。特に、接触部分は面接触をしているので、圧延材噛
込みや圧延材破断等で生ずる衝撃荷重作用時でも接触部
にはへたり等が生ずることは極めて少なくできる。
【0031】また、接触部分は常時接触しているので、
複雑な制御なしで板材を所定の板厚に制御できる。さら
に、接触部分があるので、シール構造も簡素化できる利
点もある。
【0032】演算装置40は以上の考えに基づき、接触
力減少装置の非接触部で生じる力がロードセル27で検
出された圧延荷重よりも所定量だけ小さくなるように流
体の目標圧力を設定するものである。すなわち、まず、
ロードセル27からの信号に基づき操作側あるいは駆動
側の圧延荷重W1 を検出する。次に、接触力減少装置
6,7の接触部の面圧を下げようとする制御力W0
(2)式に基づき算出し、接触力減少装置への供給圧力
0 を算出するものである。ここで、A1 は流体が供給
された非接触部の面積である。次に、圧力P0 となるよ
う比例電磁減圧弁41を操作する。これは遠隔操作にて
行なうことができる。以上により、非接触部分に所定圧
力P0 の流体を供給し接触部分での接触力を減少させる
ことができる。また、接触部に作用する力△Wが任意の
値の範囲内の値になるように圧延荷重W1 の変化に合わ
せ制御力W0 を制御することもできる。
【0033】例えば、圧延荷重W1 が1000トンにな
ったとしても△Wを15〜30トンと設定すれば、先に
説明したように6トン程度の小さな力でロールをクロス
するように動かすことができる。
【0034】また、圧延中クロス動すると、作業ロール
2,3間のギャッププロフィールがクロス動に合わせ刻
々変わるので、場合によっては任意の板厚の圧延材を得
るため、圧延荷重や上下方向のロール位置も刻々変化さ
せる必要がでてくる。この要求に対しては、ロードセル
27で圧延荷重を検出し、上下方向ロール位置検出器2
9でロールの上下方向の位置を、圧延方向ロール位置検
出器30a,30b,30c,30dで作業ロール2,
3の圧延方向の位置すなわち作業ロール2,3のクロス
状態を検出して、これら3つの検出値を利用してクロス
動時でも圧延材を目的の任意の板厚になるように圧下制
御装置により圧下を補償すなわち圧下ジャッキ9を制御
しながら、作業ロール2,3を傾斜し対応する。これに
より板クラウンや板形状も目的とするものにできる。
【0035】本発明の第2の実施例を図6により説明す
る。図6において、本実施例の圧延機は圧延材1を圧延
する上作業ロール18及び下作業ロール19と、各作業
ロールを支える上補強ロール16及び下補強ロール17
とを備えたロールクロス式4段圧延機であり、上作業ロ
ール18は上作業ロール用軸受部22により、下作業ロ
ール19は下作業ロール用軸受部23によりロール両端
のロール軸が支持され、上補強ロール16は上補強ロー
ル用軸受部20により、下補強ロール17は下補強ロー
ル用軸受部21によりロール両端のロール軸が支持され
ている。上下作業ロール用軸受部22,23及び上下補
強ロール用軸受部20,21は操作側及び駆動側ハウジ
ング14内に配置されている。
【0036】上補強ロール用軸受部20とハウジング1
4との間には上接触力減少装置6とパスライン調整装置
8が設置され、下補強ロール用軸受部21とハウジング
14との間には下接触力減少装置7と圧下ジャッキ9が
設置されている。圧延により発生する圧延荷重は上作業
ロール18から上補強ロール16、上補強ロール用軸受
部20から上接触力減少装置6及びパスライン調整装置
8を介してハウジング14に伝わる一方、下作業ロール
19から下補強ロール17、下補強ロール用軸受部21
から下接触力減少装置7及び圧下ジャッキ9を介してハ
ウジング14に伝わる。
【0037】パスライン調整装置8にはロードセル27
が内臓されており、圧延により発生する圧延荷重が検出
される。ハウジング14には油圧シリンダー装置で構成
されたロールクロス発生装置10,11,12,13が
組み込まれている。これらロールクロス発生装置は上下
補強ロール16,17及び上下作業ロール18,19の
軸受部20,21及び22,23を圧延パス方向に変位
させ、上補強ロール16及び上作業ロール18の軸線と
下補強ロール17及び下作業ロール19の軸線をペアで
圧延パス方向に直角な方向に対して水平面内で反対方向
に傾斜させる。また、圧下ジャッキ9内には上下作業ロ
ール2,3の上下方向の位置を検出するための上下方向
ロール位置検出器29が組み込まれ、ロールクロス発生
装置10,11,12,13には上下作業ロール2,3
の圧延パス方向の位置を検出しクロス角を測定するため
の圧延方向ロール位置検出器30a,30b,30c,
30dが設けられている。
【0038】上下接触力減少装置6,7は第1の実施例
で説明したのと同じ構造を有し、ロールクロス量変更時
に小さな力で上下ロールをクロスするように動かすこと
ができる。
【0039】なお、第2の実施例では、補強ロール1
6,17と作業ロール18,19とが一緒に同じクロス
量でクロス動するようになっているが、補強ロールと作
業ロールとが別々のクロス量となるようなロールクロス
式4段圧延機においても、本発明の接触力減少装置を適
用できる。また、6段圧延機等他の各種多段圧延機にお
いても第1の実施例及び第2の実施例と同様の構造とす
ることで、小さな力でロールをクロスするように動かす
ことができる。
【0040】また、第1の実施例及び第2の実施例で
は、接触力減少装置6,7はパスライン調整装置8と軸
受部4あるいは軸受部20、圧下ジャッキ9と軸受部5
あるいは軸受部21との間に配置してあるが、ハウジン
グ14と軸受部との間であればその他の位置、例えばパ
スライン調整装置8とハウジング14との間に上接触力
減少装置6を配置することや、圧下ジャッキ9とハウジ
ング14との間に下接触力減少装置7を配置することで
も同様の効果がある。また、パスライン調整装置8はス
クリュウ式やテーパーウェッジ式等、公知の構造を採用
でき、前者の場合はスクリュウの上下動で、後者の場合
はテーパーウェッジを軸方向に移動させることにより上
下方向のロール位置を設定する。さらに、パスライン調
整装置や圧下ジャッキの配置位置は上下のいずれにも限
定されるものではない。
【0041】次に、本発明の圧延機を用いたロールクロ
ス方法の実施例を図7〜図10によりを説明する。ま
ず、本発明の圧延機では、上記のように接触力減少装置
6,7により小さな力でロールをクロスするように動か
すことができる。このことから、本発明のロールクロス
方法では、板材の圧延中にその接触力減少装置を作動さ
せて接触力を減少させ、上下ロールの水平面内での傾斜
角を変化させる。ここで、上下ロールとは、第1の実施
例では上下作業ロール2,3のことであり、第2の実施
例においては上下作業ロール18,19及び上下補強ロ
ール16,17のことである。そして、図7に示すよう
に、上下ロールの軸線50,51を圧延パス方向に直角
な方向53に対して水平面内でそれぞれ所定の角度θ0
だけ互いに反対方向に予め傾斜させておき、板材の圧延
中に角度θ0 の傾斜した位置を中立位置として上下ロー
ルの傾斜量Δθを変化させる。
【0042】すなわち、上ロールの軸線50が直角線5
2に対してなす角度及び下ロールの軸線51が直角線5
2に対して成す角度をそれぞれクロス角と定義し、その
クロス角をθとし、クロス角制御の中立位置の角度(中
立角度)をθ0 とすると、クロス角θの御範囲は従来の
ように、0〜θmax ではなく、中立角度θ0 を中心とし
てθ0 −Δθ〜θ0 +Δθの範囲で制御される。この例
では、中立角度θ0 =1.2°、上下ロールの傾斜量Δ
θ=±0.2°と設定してある。
【0043】次に、本実施例によるロールクロス方法の
効果を図8〜図10により説明する。図8及び図9にお
いて、例えば作業ロール2,3をロール胴部の中央Oを
中心として上下反対方向にそれぞれθだけクロスさせた
とき、ロール中心Oとそれから板幅2bの板材1の板幅
方向にbだけ離れた板端の上下ロール間の間隙の差、即
ちロールギャップCb は近似的に次の式で表わされる。
【0044】 Cb =(b2 /R)θ2 …(3) R:作業ロールの半径 したがって、θをゼロからθmax まで変えることによっ
て得られるロール間隙の変化量Cbmaxは、Cbmax=(b
2 /R)θmax 2 である。
【0045】次に、本発明のロールクロス方法のよう
に、中立角度θ0 を中心としてθ0 −Δθ〜θ0 +Δθ
の範囲で制御する場合を考える。従来はθ0 を0°とし
た制御方法であり、この場合ロールギャップの変化量を
1 とすると、 C1 =(b2 /R)θmax 2 …(4) θ0 (≠0)を中心としてθ0 −Δθ〜θ0 +Δθの範
囲で制御したときのロールギャップの変化量をC2 とす
ると、 C2 =(b2 /R){(θ0 +Δθ)2 −(θ0 −Δθ)2 } =(b2 /R)4θ0 Δθ …(5) となる。ここで、同じ効果を持たせるとして、C1 =C
2 とすれば、 4θ0 Δθ=θmax 2 Δθ=θmax 2 /4θ0 …(6) 即ち、θ0 =θmax と仮定すれば、 Δθ=θmax /4 …(7) θ0 =1.5θmax と仮定すれば、 Δθ=θmax /6 …(8) となり、中立位置θ0 からのクロス角の制御量Δθは従
来の1/4〜1/6と小さくなる。
【0046】上記のクロス角の制御量Δθが小さくなる
様子を図10により更に説明する。図10は、クロス角
θによってロールギャップのb点のクラウンの変る状況
を示す。従来の如く、クロス角θをゼロからθ1 (θ1
=1°で図示)まで制御する場合の制御量ΔCb と同じ
制御量を得るためには、θ0 =1.2°にした場合±
0.2°の制御量で済む。すなわち、制御量は1°から
0.4°の2/5に低減し、中立角度からの制御量は1
°から0.2°の1/5に低減する。ただし、その場
合、ロールギャップCb の絶対値が大きくなりすぎる場
合は、作業ロールのイニシャルクラウンCw を小さく
し、場合によっては凹クラウンをつけておく必要があ
る。(Cw <0)。
【0047】以上のように、θ0 を中心としてθ0 −Δ
θ〜θ0 +Δθの範囲でクロス角を制御することによ
り、クロス角の制御量を小さくでき、このことと前述の
クロス時に小さな力でロールをクロスするように動かす
こととを併用することで、板クラウン制御、形状制御の
各能力に優れた圧延機とすることができる。
【0048】なお、中立角度θ0 を任意の値に設定して
圧延する場合は、特願平4−125067号に記載のよ
うに、図1及び図6のパスライン調整装置8及び圧下ジ
ャッキ9も、それぞれ、操作側と駆動側の中心とを結ん
だ直線がほぼ中立角度θ0 に一致するよう予めオフセッ
ト配置しておくのが好ましく、これによりパスライン調
整装置8及び圧下ジャッキ9の中心は圧延荷重を支持す
るロール軸受部の操作側と駆動側の中心を結んだ直線状
に位置し、各軸受部4,5,20,21に作用するモー
メントを極力小さくすることができ、圧下作業で上下動
する際の摩擦による抵抗を小さくし、圧下作業をより円
滑に操作できる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、クロス時小さな力でロ
ールをクロスするように動かすことができるので、圧延
荷重を支持するロールのクロス角の設定及び圧延中のロ
ールクロス角の変更を容易に実現できる。
【0050】また、接触部分の接触面圧が小さいので、
圧延材噛込みや圧延材破断等で生ずる衝撃荷重作用時で
も接触部分にはへたり等が生ずることは極めて少なく、
良好な圧延を長時間にわたり実現できる。さらに、接触
部分は常時接触しているので、複雑な制御なしで板材を
所定の板厚に制御できる。また、接触部分があるので、
シール構造も簡素化できる利点もある。
【0051】また、圧延中のクロス動に際しても、圧延
材を目的の任意の板厚になるようにすることができる
し、また、これにより板クラウンや板形状も目的のもの
とすることができる。
【0052】さらに、目的とするロールギャップの変化
量を得るためのクロス角の制御量を小さくでき、このこ
とと上記のクロス時に小さな力でロールをクロスするよ
うに動かすこととを併用することで、板クラウン制御、
形状制御の各能力に優れた圧延機とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例であるロールクロス式2
段圧延機の正面図である。
【図2】図1に示す2段圧延機の上面図である。
【図3】図1に示す接触力減少装置の部分断面拡大図で
あり、その下側に対面する2つの部材間の圧力分布を示
す。
【図4】図3のIV−IV線矢視図である。
【図5】流体供給制御装置を、その供給圧力p0 設定の
フローチャートと共に示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例であるロールクロス式4
段圧延機の正面図である。
【図7】本発明のロールクロス方法の一実施例を示す図
である。
【図8】ロールギャップの説明図である。
【図9】上下作業ロールのクロス角θとロール中心から
bだけ軸方向に離れた点のロール間隙の差Cb との関係
を示す図である。
【図10】ロール間隙の差Cb とと中立角度θ0 及び制
御量Δθの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 圧延材 2 上作業ロール 3 下作業ロール 4a、4b 上作業ロール用軸受部 5a,5b 下作業ロール用軸受部 6 上接触力減少装置 6a、6b 対面する2つの部材 7 下接触力減少装置 7a、7b 対面する2つの部材 8 パスライン調整装置 9 圧下ジャッキ 10〜13 ロールクロス発生装置 14,14a,14b ハウジング 16 上補強ロール 17 下補強ロール 18 上作業ロール 19 下作業ロール 20 上補強ロール用軸受部 21 下補強ロール用軸受部 22 上作業ロール用軸受部 23 下作業ロール用軸受部 24 流体供給口 25 排流体口 26 シール 27 ロードセル 29 上下方向ロール位置検出器 30a,30b,30c,30d 圧延方向ロール位置
検出器 32a〜32c 円形溝 33a〜33c 円形ランド部 40 演算装置 41 比例電磁減圧弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−193211(JP,A) 特開 平4−253509(JP,A) 特開 平4−158903(JP,A) 特開 平4−59107(JP,A) 特開 平4−55004(JP,A) 特開 平6−79307(JP,A) 実開 平4−90102(JP,U) 実開 平4−90101(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 13/14 B21B 31/02 B21B 1/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延により発生する圧延荷重を上下ロール
    の軸受部を介してハウジングで支えると共に、上下ロー
    ルの軸線を圧延パス方向に直角な方向に対して水平面内
    で傾斜させるようにした圧延機において、 前記上下ロールの軸受部と前記ハウジングとの間に配置
    された接触力減少装置を有し、この接触力減少装置は、
    対面する2つの部材であってそれらの間に接触部分と非
    接触部分とを合せ持つものと、前記非接触部分に、前記
    圧延荷重よりも小さくなる力を生じさせる圧力の流体を
    供給し前記接触部分での接触力を減少させる流体供給制
    御手段とを備えることを特徴とする圧延機。
  2. 【請求項2】圧延により発生する圧延荷重を上下ロール
    の軸受部を介してハウジングで支えると共に、上下ロー
    ルの軸線を圧延パス方向に直角な方向に対して水平面内
    で傾斜させるようにした圧延機において、 前記上下ロールの軸受部と前記ハウジングとの間に配置
    された接触力減少装置を有し、この接触力減少装置は、
    対面する2つの部材であってそれらの間に接触部分と非
    接触部分とを合せ持つものと、前記非接触部分に所定圧
    力の流体を供給し前記接触部分での接触力を減少させる
    流体供給制御手段とを備え、 前記対面する2つの部材の一方は対面する表面が平坦で
    あり、他方は対面する表面に同心状の複数の円形溝と円
    形ランド部とが交互に形成され、前記平坦な表面と前記
    円形ランド部とで前記接触部分が形成され、前記平坦な
    表面と前記円形溝とで前記非接触部が形成されているこ
    とを特徴とする圧延機。
  3. 【請求項3】圧延により発生する圧延荷重を上下ロール
    の軸受部を介してハウジングで支えると共に、上下ロー
    ルの軸線を圧延パス方向に直角な方向に対して水平面内
    で傾斜させるようにした圧延機において、 前記上下ロールの軸受部と前記ハウジングとの間に配置
    された接触力減少装置を有し、この接触力減少装置は、
    対面する2つの部材であってそれらの間に接触部分と非
    接触部分とを合せ持つものと、前記非接触部分に所定圧
    力の流体を供給 し前記接触部分での接触力を減少させる
    流体供給制御手段とを備え、 かつ 前記圧延荷重を検出する荷重検出手段と、前記上下
    ロールの圧延パス方向の位置を検出する第1の位置検出
    手段と、前記上下ロールの垂直方向の位置を検出する第
    2の位置検出手段とを有し、前記荷重検出手段、第1の
    位置検出手段及び第2の位置検出手段による圧延荷重及
    びロール位置の変化量の検出値に基ずき、前記上下ロー
    ルを圧延中に圧下制御装置により圧下を補償することを
    特徴とする圧延機。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項記載の圧延機
    のロールクロス方法において、板材の圧延中に前記接触
    力減少装置を作動させて前記上下ロールの軸受部と前記
    ハウジングとの間の接触力を減少させ、この状態で前記
    上下ロールの水平面内での傾斜角を変化させることを特
    徴とする圧延機のロールクロス方法。
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