JP3073525U - ペアグッズ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】送る側と貰う側との関連性を示し、送る側にも
互いの結びつきを示す証を残して満足感を得ることがで
きるペアグッズを提供する。 【解決手段】同じ色や同じ種類の、糸または紐による刺
繍部１２やその紐自体等を、異なる一対の物品１０，１
４に取り付ける。糸は紐や縄でも良く、物品１０，１４
は、贈答に適したものであれば何でも良い。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、バレンタインディや、クリスマス、ホワイトディ等に贈り物とす るペアグッズに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般的に、バレンタインディや、クリスマス、ホワイトディ等のとき、種々の 贈り物を異性に贈ることがあった。従来、贈り物は、送る側が相手の喜ぶものを 探して送るものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、従来の贈り物は贈る側と貰う側の関連性を示すものではなく、 一方的に相手に送るものであり送る側にとってその贈り物の意味を示すものは残 らないものであった。

【０００４】 一方、一般的な言い伝えとして、将来結ばれる相手とは見えない糸でつながっ ていると言われたり、赤い糸で結ばれているというということがある。しかし、 このことをビジネスに結びつけ、同じ糸をどこか一部に使用したペアグッズは今 までになかった。

【０００５】 この考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、送る側と貰う側と の関連性を示し、送る側にも互いの結びつきを示す証を残して満足感を得ること ができるペアグッズを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この考案のペアグッズは、同じ色や同じ種類の、糸または紐による刺繍部やそ の紐自体等を、異なる一対の物品に取り付けたものである。また、上記糸は紐や 縄でも良い。この糸や紐等の色は、赤でも良く、その他の色でも良い。上記物品 は、贈答に適したものであれば何でも良く、異なる種類の物品、例えばハンカチ とブラウスの組み合わせでも良い。

【０００７】 また、この考案のペアグッズは、同じ色や同じ種類の糸を使用して、異なる一 対の布製やその他の物品に刺繍を形成したものである。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、この考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図１，図２はこ の発明の第一実施形態のペアグッズを示すもので、図１に示すハンカチ１０は特 定の糸を刺繍して刺繍部１２が形成されている。そして、図２に示すブラウス１ ４には、腕の部分に刺繍部１６が形成されている。刺繍部１６は、ハンカチ１０ の刺繍部１４を形成した糸と同じ色と同じ種類の特定の糸で設けられている。

【０００９】 この実施形態のペアグッズは、例えば男性である贈り手がハンカチ１０を持ち 、相手の女性へはブラウス１４を贈る。また、贈り手が女性の場合はブラウス１ ４を自分で持ちハンカチ１０を相手の男性に贈る。

【００１０】 この実施形態のペアグッズは、同じ糸を使って刺繍部１２、１６が設けられて いるため、互いに赤い糸で結ばれているという意味が付与される。このことによ り、互いの結びつきが特別に強いように感じて満足感と安心感を得ることができ る。

【００１１】 なお、この実施形態のペアグッズは、ハンカチ１０とブラウス１４以外のもの でも良く、図３に示すようにスーツ１８にポケットの入り口付近に線２０の刺繍 を特定の糸で設けたものでも良い。また、図４に示すようにネクタイ２２に、特 定の糸で刺繍部２４を設けたものでも良い。ハンカチ１０，ブラウス１４，スー ツ１８，ネクタイ２２を、いろいろな組み合わせでペアグッズとして商品にする ことができる。また、図５，図６に示すように、スカーフ２６とハンカチ３０に 、同じ糸で同じ形状の刺繍部２８，３２が設けられたものでも良い。

【００１２】 次にこの発明の第二実施形態のペアグッズについて図７，図８に基づいて説明 する。図７は、婦人用紐靴３４であり、靴紐３６は特定の紐で作られている。図 ８は紳士用紐靴３８であり、靴紐４０は、婦人用靴紐３４の靴紐３６と同じ紐、 または同じ糸が入っている紐で作られている。

【００１３】 この実施形態のペアグッズは、上記の実施の形態と同様の使用方法であり、同 様の効果を有するものである。

【００１４】 なお、この実施形態のように同じ紐を使用するペアグッズとして、図９に示す ように鍵にこの紐を結びつけてキーホルダ４２にしてもよい。また図１０に示す ように花瓶４４に紐４６を巻き回して飾っても良い。

【００１５】 なお、この発明のペアグッズは、上記各実施形態に限定されるものではなく、 種々の物品に同じ糸や同じ紐を取り付け、ペアグッズとすることができる。糸や 紐の色は、赤に限定することなく自由に選択することができる。糸や紐の撚り方 や素材等は、自由に設定可能である。

【００１６】

【考案の効果】

この考案のペアグッズは、所定の糸や紐等が付された一対の品物のうちの一方 を相手に送ることにより、同様の糸等を共有しているという事実が送る側の満足 感として残り、共有することの意義を与え、互いの結びつきが特別に強いように 感じて安心感が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の第一実施形態のペアグッズの正面図
である。

【図２】この実施形態のペアグッズの正面図である。

【図３】この実施形態のペアグッズの他の例を示す正面
図である。

【図４】この実施形態のペアグッズの他の例を示す正面
図である。

【図５】この実施形態のペアグッズの他の例を示す正面
図である。

【図６】この実施形態のペアグッズの他の例を示す正面
図である。

【図７】この考案の第二実施形態のペアグッズの正面図
である。

【図８】この実施形態のペアグッズの正面図である。

【図９】この実施形態のペアグッズの他の例を示す正面
図である。

【図１０】この実施形態のペアグッズの他の例を示す正
面図である。

【符号の説明】

１０，３０ ハンカチ １２，１６，２４，２８，３２ 刺繍部 １４ ブラウス １８ スーツ ２０ 線 ２２ ネクタイ ２６ スカーフ ３４ 婦人用紐靴 ３６，４０ 靴紐 ３８ 紳士用靴紐 ４２ キーホルダー ４４ 花瓶 ４６ 紐

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【手続補正書】

【提出日】平成１２年７月１８日（２０００．７．１
８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 同じ色や同じ種類の、糸または紐を、
   一対の物品に取り付けたことを特徴とするペアグッズ。
2. 【請求項２】 上記糸または紐は、同じ色で同じ種類
   のものであり、異なる種類の一対の物品に取り付け、そ
   の一対の物品に関連性を持たせたことを特徴とするペア
   グッズ。
3. 【請求項３】 同じ色や同じ種類の糸を使用して、異
   なる一対の布製の物品に刺繍を形成したことを特徴とす
   るペアグッズ。