JP3073269U - ディスク収納ケース - Google Patents

ディスク収納ケース

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JP3073269U
JP3073269U JP2000003240U JP2000003240U JP3073269U JP 3073269 U JP3073269 U JP 3073269U JP 2000003240 U JP2000003240 U JP 2000003240U JP 2000003240 U JP2000003240 U JP 2000003240U JP 3073269 U JP3073269 U JP 3073269U
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clamp
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初男 佐藤
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株式会社メディックス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD、CD、MD等のディスクのケースへ
の出し入れを簡単かつ容易に行う。 【解決手段】 ケース本体1の下蓋の内側面にディスク
支持体5を連設したディスク収納部4を設ける。ディス
ク収納部4の中央にはディスクDのセット孔7に嵌合す
るクランプ体6と、このクランプ体6に相対向するバネ
片8を立ち上がり状に立設する。前記ディスク収納部4
の周縁の一部にディスク挿入部9を設けると共に、相対
向する位置にその弾発力に抗して押圧すると、ディスク
収納部4からのディスクDの係脱が行われる係脱片11
を設ける。これにより、係脱片11の押圧により、ディ
スクDの取り付け、取り出しを簡単に行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明はDVD、CD、MD、CD−ROM等のディスクを簡単かつ容易に出 し入れできるディスク収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述したディスクは音声、画像、その他の情報の記憶媒体として市販されてい る。特に、近時DVDはCDと同じサイズながら高画質、高音質映像と多種の音 声や字幕を収録することのできる注目の新しいメディアとして知られている。こ のため、その管理、運搬等を安全に行う必要がある。例えば、CD等のディスク を収納するものとしては、軟質合成樹脂性の合成樹脂の収納袋を取り付け、これ らの複数の収納袋を複数ファイル化したものが市販されている。しかし、これら CDファイルは使用に便利であっても、耐久性、強度等に問題があり、ディスク の記録面の損傷、ディスク表面の汚れの付着等の問題点があった。
【0003】 このため、上記の欠点を防止するため、図5及び図6に示されるように、硬質 合成樹脂からなり、その長辺を枢軸として上蓋31と下蓋32とから構成される 開閉可能な長方形のケース本体30を設け、下蓋32の内側面にはDVD(以下 、ディスクという)40が係合される円形収納部33を形成し、この円形収納部 33の中心にはディスク40のセット孔41が嵌合するクランプ体34を立設し 、このクランプ体34は所定の径の円環体に等間隔で放射状に立設されたクラン プ片35を複数形成することで成形される。このクランプ片35はクランプ体3 4の下部に設けた支持体36に同じく放射状に設けた縦溝37との間に立ち上が り状に立設することによって構成される。そして、このクランプ体34の径はデ ィスク40の径よりやや小径となっており、ディスク40のセット孔41をクラ ンプ体34に嵌入すると、クランプ体34の弾発力によってクランプ体34が拡 開しディスク40がクランプ体34に弾支されてディスク40がケース本体30 に固定される。又、ディスク40を取り外す際は、クランプ体34の弾発力に抗 してクランプ体34を縮径させると、ディスク40のセット孔41が外れてディ スク40を取り出すようになっている。この際、図示するように、円形収納部3 3の四隅には円形の取出ガイド42を形成し、この取出ガイド42に手を差し入 れて、ディスクの取り外しを補助する役目をする。図中、43は下蓋32との嵌 合用の上蓋31の突起、44は上蓋31との嵌合用の下蓋32の凹部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の収納ケースはディスクの取り出しに際して、ディスクの外周面 を指で挟む動作と、下蓋のクランプ部を指で押圧する動作とを親指、人指し指、 中指の3本の指を一緒に使用させて行う必要があり、複雑な操作を必要としてい る。このためディスクの取り出しに不慣れであったり、指が不自由な場合には、 その操作が難しい問題を有している。又、ディスクのクランプの押圧が不十分な 状態で無理に取り出す場合には、ディスクの損傷、特に、音声、画像等の記録面 を損傷する場合もあるという致命的な欠点を有している。更に、前記タイプの収 納ケースでのディスクの取り付け、取り出しを知らない者もあり、この場合には ディスクのケースの意義も薄れるという問題点もあった。この問題はDVDに限 らず、CD、MD、CD−ROM等の収納ケースについても同様である。
【0005】 本考案はこのような従来の問題点を考慮してなされたものであり、ディスクを 簡単に取り出すことができると共に、ディスクの損傷、汚れの付着等の不都合を 解消できた新規な構造のディスク収納ケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るディスク収納ケースは、開閉可能な上蓋と下蓋とからなるケース 本体と、前記下蓋の内側面に形成したディスク収納部と、このディスク収納部内 周縁に沿って設けたディスク支持体と、ディスク中央部に形成したセット孔が挿 入される前記ディスク収納部中心に立設したクランプ体と、前記ディスク収納部 の内周面の一部にその一端が固着され、その他端が前記クランプ体に近接し、か つクランプ体方向に向けて立上がり状に立設された相対向する2片のバネ片と、 前記ディスク収納部とクランプ支持体に跨がって設けたディスク挿入部と、この 挿入部に相対向する位置にはその弾発力に抗して押圧すると、前記ディスク挿入 部への係脱が行われる係脱片を設けたことを特徴としている。
【0007】 前記ディスク収納部のクランプ体には少なくとも1ヶのク ランプ片が立設されていることを特徴としている。
【0008】 前記ディスク収納部の外周縁にはディスク支持体に跨がっ てディスク取出ガイドを形成したことを特徴とし、ディスクの取り付け、取り出 しを極めて容易にしている。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の一実施の形態を述べる。本考案ではDVD(以下、単にディ スクという)での実施形態を示す。図1乃至図4は本考案の一実施の形態を示し 、図1はディスクを装着しない状態の展開斜視図、図2はディスクDを装着した 状態の展開斜視図、図3は図1のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面図 である。1は硬質合成樹脂からなるケース本体であり、このケース本体1は長方 形形状に形成され、上蓋2と下蓋3とから構成され、その長辺を枢軸として開閉 可能となっている。4は前記下蓋3の内側面略中央に形成した円形のディスク収 納部であり、このディスク収納部4内周縁に沿ってディスク支持体5が設けられ ている。6はディスク収納部4中央に立設したクランプ体であり、ディスクD中 央部に形成したセット孔7が挿入される。このクランプ体6はディスクDの径よ り僅かに小径として形成してあると共に、ディスク収納部4との取付部6aを介 して円形の形状に形成され、その外周縁には3個のクランプ片6bが等間隔で立 設されている。このクランプ片6bは3個を必須要件とするものではなく、1ヶ でもディスクDのセットに有効である。又、クランプ体6は円筒体として形成し ても良い。8は相対向する2片の略長方形のバネ片であり、長孔8aが各々形成 され、軽量化を図っている。このバネ片8は前記ディスク収納部4の内周面の一 部にその一端が固着され、その他端は前記クランプ体6に近接し、かつクランプ 体6方向に向けて立上がり状に立設されている。9は前記ディスク収納部4とク ランプ支持体5に跨がって設けたディスクDの挿入部であり、このディスク挿入 部9はディスク収納部4の内面からディスク支持体5に向けて立ち上がり状に設 けた基部9aとこの基部9aに連設し、かつ基部9aと僅かな間隔を有してディ スク収納部4の外側に延設された挿入片9bとから構成される。又、10はディ スクDのケース本体1への係脱を行う係脱片である。この係脱片10は具体的に は前記ディスク挿入部9に相対向する位置に設けられており、ディスク収納部4 の内面からディスク支持体5に向けて立ち上がり状に設けた基部10aとこの基 部10aに連設し、かつ基部10aと僅かな間隔を有してディスク収納部4の外 側に延設され、その先端がクランプ支持体5の外周縁より僅かに内方に位置する ように形成された押圧片10bとから構成される。そして、この係脱片10は前 記ディスク収納部9と異なり、ディスク収納部4をくり抜いてディスク収納部4 とは離間した片体としており、合成樹脂の可撓性を利用し、その弾発力に抗して ディスクDを押圧すると、前記ディスク収納部4への係脱が行われるようになっ ている。尚、前記ディスク収納部4の横方向の外周縁にはディスク支持体5に跨 がってディスク取出ガイド11が形成されている。図中、12は上蓋2のフラン ジ12aの両側端に設けた下蓋3との係止突起であり、下蓋3にもそのフランジ 13aの同様の位置に係止突起(図示省略)が設けられており、上蓋2を閉じた 際にその係止突起12が下蓋3の係止突起と係合して上蓋2と下蓋3とが不用意 に離脱しないようになっている。13は下蓋3の他の短いフランジ14に設けた 係止突起であり、上蓋2の他の短辺のフランジ15と係止するようになっている 。
【0010】 次に、本考案の作用を述べる。先ず、ディスクDのセット孔7に指を入れてデ ィスクDの外周縁を他の指で支持しながらディスク挿入部9へ差し込み、ディス ク支持体5の外周縁に当接させる。その後、係脱片10の先端はディスク支持体 5の外周縁より僅かに突出しているので、相対向するディスクDの外周縁を当接 可能な係脱片10の弾発力に抗して押圧する。すると、ディスクDが係脱片10 を押し下げてディスクDはディスク支持体5の外周縁の位置に載置されることに なる。このようにディスク挿入部9へのディスクDの挿入及び係脱片10の押圧 の作業のみによって簡単かつ容易にディスクDはディスク収納部4に装着される ことになる。この際、ディスクDのセット孔7はディスク収納部4の中心クラン プ体6のクランプ片6bによって確実にディスク収納部4に嵌合されると共に、 バネ片8の弾性力によって図4に図示されるように、ディスクDはクランプ体6 、バネ片8及びディスク支持体5によってディスク収納部4の内側面と隙間を有 することになるため、ディスクDの音声、映像等の記録面が非接触となり、各種 情報記録面の損傷を防止することができる。そして、ディスクDを取り外す際は 、係脱片10を押圧すれば係脱片10の弾性により、ディスクDとの係止が解か れるので、今度は単にディスク挿入部9から取り出し取出ガイド11部分等を把 持することによって、これ又簡単かつ容易にディスクDを下蓋3のディスク収納 部4から取り外すことができる。
【0011】 本願考案ではDVDを例として述べたが、CD、MD、LD、CD−ROM等 のディスクに適用できることは勿論である。又、本願考案では、クランプ片を3 個設けたが、この要件は本願考案の必須の要件ではなく少なくとも1個のクラン プ片6bを立設すれば、ディスクDのディスク収納部4への固定は十分と考えら れる。即ち、本願考案では、バネ片8がディスクDの下面を支承しているので、 下蓋3及びディスク収納部4への固定は十分と考えられる。勿論、ディスクDの より安定した支承を確保するなら、実施例に述べたように3個のクランプ片6b を設けることが望ましい。又、ディスク取出ガイド11を設けることも本願考案 の必須の要件ではない。ディスク挿入部9へのディスクの一部挿入及び係脱片1 0の押圧作業のみによってだけでも、ディスクの取り付けと取り外しが容易に行 えるためである。
【0012】
【考案の効果】
本願考案は上記のように構成したから、ディスク挿入部へのディスクの一部挿 入、ディスク収納部のクランプ体への嵌合及び係脱片の押圧作業のみによって、 ディスクのケースへの取り付けと取り外しが容易に行える従来にない優れた効果 を奏する。従って、従来のように、ディスクの外周面を指で挟む動作と、下蓋の クランプ部を指で押圧する動作とを親指、人指し指、中指の3本の指を一緒に使 用させて行う複雑な操作を不必要とし、このため、ディスクを不十分な状態で無 理に取り出す場合のディスクの情報記録面が損傷することがない利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクを装着しない状態の展開斜視図であ
る。
【図2】ディスクを装着した状態の展開斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】従来例のディスクを載置しない状態の展開斜視
図である。
【図6】従来例のディスクを載置した状態の展開斜視図
である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 上蓋 3 下蓋 4 円形のディスク収納部 5 ディスク支持体 6 クランプ体 6a 取付部 6b クランプ片 7 セット孔 8 バネ片 8a 長孔 9 ディスク挿入部 9a 基部 9b 挿入片 10 係脱片 10a 基部 10b 押圧片 11 ディスク取出ガイド 12 係止突起 12a、12b、13a、14、15 フランジ 13、14 係止突起

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な上蓋と下蓋とからなるケース
    本体と、前記下蓋の内側面に形成したディスク収納部
    と、このディスク収納部内周縁に沿って設けたディスク
    支持体と、ディスク中央部に形成したセット孔が挿入さ
    れる前記ディスク収納部中心に立設したクランプ体と、
    前記ディスク収納部の内周面の一部にその一端が固着さ
    れ、その他端が前記クランプ体に近接し、かつクランプ
    体方向に向けて立上がり状に立設された相対向する2片
    のバネ片と、前記ディスク収納部とクランプ支持体に跨
    がって設けたディスク挿入部と、この挿入部に相対向す
    る位置にはその弾発力に抗して押圧すると、前記ディス
    ク挿入部への係脱が行われる係脱片を設けたことを特徴
    とするディスク収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記ディスク収納部のクランプ体には少
    なくとも1個のクランプ片が立設されていることを特徴
    とする請求項1記載のディスク収納ケース。
  3. 【請求項3】 前記ディスク収納部の外周縁にはディス
    ク支持体に跨がってディスク取出ガイドを形成したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のディスク収納
    ケース。
JP2000003240U 2000-05-16 2000-05-16 ディスク収納ケース Expired - Lifetime JP3073269U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5611375B2 (ja) * 2011-01-26 2014-10-22 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 可搬型記録媒体の収容ケース

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5611375B2 (ja) * 2011-01-26 2014-10-22 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 可搬型記録媒体の収容ケース
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