JP3073184U - 多重式放熱片構造 - Google Patents

多重式放熱片構造

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JP3073184U
JP3073184U JP2000003139U JP2000003139U JP3073184U JP 3073184 U JP3073184 U JP 3073184U JP 2000003139 U JP2000003139 U JP 2000003139U JP 2000003139 U JP2000003139 U JP 2000003139U JP 3073184 U JP3073184 U JP 3073184U
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piece
engaging
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JP2000003139U
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Inventor
永 枝 温
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鼎沛股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高アスペクト比と高密度放熱面積を有し、大
量生産と組み立てに適用でき、電子発熱素子の放熱ベー
スまたは導熱管に取り付ける場合、効果的に放熱面積を
拡大でき、放熱能力を大幅に向上できる多重式放熱片構
造を提供する。 【解決手段】 複数の金属片を組み合わせることによっ
て形成され、当該金属片には本体部を有し、当該本体部
の両端に折り曲げ辺部が形成され、当該折り曲げ辺部に
は係合構造が形成され、前記金属片同士が前記係合構造
によって係合し合うことにより所定の体積の放熱片構造
に堆積される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は多重式放熱片構造に係るもので、特にマイクロプロセッサなどの電子 発熱素子の放熱に利用され、高アスペクト比と高密度放熱面積を有し、大量生産 と組み立てに適用でき、電子発熱素子の放熱ベースまたは導熱管に取り付ける場 合、効果的に放熱面積を拡大でき、放熱能力を大幅に向上できる多重式放熱片構 造に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータ産業が迅速に発展し、マイクロプロセッサなどの電子発熱 素子の発熱量が多くなりつつサイズが小さくなり、それらの密集した熱エネルギ ーを効果的に放熱させて素子を許容温度の環境で作動させるために、従来、大面 積の放熱装置が電子発熱素子に近接して配置され、放熱効果を向上する。
【0003】 現在では、使用される放熱片が大体アルミニウム詰め込み成形物やダイカスト 加工成形物や折畳式成形物などがあり、アルミニウム詰め込み成形物とダイカス ト加工成形物との製造が機械加工能力の制限によりその細かさ(単位体積のトー タル放熱面積)には限度がある。そのため、発熱量がますます向上する電子発熱 素子に利用される場合、その体積や重量がますます大きくなる。
【0004】 前記のことから分かるように、前記従来の放熱片が実際の使用では不便と欠点 を有し、改善される必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来のアルミニウム詰め込み成形物とダイカスト成形物との放熱片 より2倍以上の細かさを有し、且つ放熱片同士が堆積されて形成される流路がフ ルに封じまたは一部破れて流路を通路にならせることができ、従来の折り畳み式 の放熱片より許容性がよい多重式放熱片構造を提供することをその主要な目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を図るために、本考案はプレス加工によって複数の放熱片同士を製造 し、放熱片同士の両端の折り曲げ辺部に係合し合う構造を有し、プレス加工して 得られる放熱片同士をそれぞれ係合接続することによって所要の体積の放熱片構 造を形成できる多重式放熱片構造を提供する。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳しく説明する。 図1ないし図3に示すように、本考案は多重式放熱片構造を提供し、本考案の 多重式放熱片10の生成方式はプレス加工によって複数個の金属片11を所定の サイズに加工し、それらの金属片11がアルミニウムまたは銅材などの導熱性が 優れる材料よりなり、当該金属片11が断面コ字形に加工され、本体部12を有 し、本体部12の両端に折り曲げ辺部13が形成され、2つの折り曲げ辺部13 ,13が平行していて、且つ両端の折り曲げ辺部13,13に係合構造14を有 し、迫り係合機能を有し、プレス加工して得られるそれぞれの金属片11が係合 構造14によって係合接続されて所定の体積の放熱片構造を形成する。
【0008】 前記係合構造14には、係合切り欠き15と係合部材16とを有し、金属片1 1の両端の折り曲げ辺部13にプレス加工によって係合切り欠き15が形成され 、折り曲げ辺部13の先端部に係合部材16が形成され、前記係合切り欠き15 と前記係合部材16とを相互に係合し合わせることによって金属片同士11を連 続接続して放熱片構造10を形成する。
【0009】 前記係合構造14は順方向に係合するタイプと逆方向に係合するタイプとの2 種類に分けられ、順方向に係合するタイプの場合では、係合部材16が金属片の 折り曲げ辺部13をプレス加工して突出になるように形成され、逆方向に係合す るタイプの場合では、係合部材16が金属片をプレス加工して逆に折り曲げて形 成される。係合部材16の形状は方形または円形または三角形または多辺形など のいずれの形状に形成される(図4と図5参照)。数について放熱片10の大き さに応じて適当に増減できる。また、多重式放熱片10が堆積されて多重流路1 7を形成するが、それらの流路17を封じることができるが、金属片11を適当 に破れて流路17を通じさせることができる。
【0010】 本考案の多重式放熱片構造10はマイクロプロセッサなどの電子発熱素子の放 熱の分野に利用でき、このタイプの多重式放熱片10は高アスペクト比と高密度 の放熱面積を有し、大量生産および組み立てに利し、この放熱片構造10を導熱 ゲルを介して電子発熱素子の放熱ベース(または導熱管)20に貼り付けると、 放熱面積を効果的に増加でき、放熱能力を向上できる。
【0011】 本考案の多重式放熱片構造10は従来のアルミニウム詰め込み成形物とダイカ スト型放熱片より2倍以上の細かさを有し、他に、多重式放熱片構造10が多重 流路17を有するように堆積されるため、フルに封じさせ、または一部破れて通 じさせることができ、従来の折り曲げ式放熱片より許容性が優れ、好ましい放熱 片構造を提供する。
【0012】 本考案の多重式放熱片構造10は係合構造14によって連続的に係合し合って 所定の体積の放熱片構造10を形成し、電子発熱素子の放熱ベース20に取り付 けられ、金属片11をいちいちに放熱ベース20に接合する必要がなく、組み立 てに時間と工程数を節約でき、コストを大幅に低下させることができる。
【0013】
【考案の効果】
前記のように、本考案は従来のアルミニウム詰め込み成形物とダイカスト成形 物による放熱片の機械加工の限度の制限により細かくに限度があり、発熱量がま すます増加する電子発熱素子の場合に利用される際、其の体積と重量が増加して いくそれぞれの課題を解消し、且つ従来の折畳式の放熱片構造より使用には許容 性が豊富で、かなり優れる放熱片構造を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の組み立て斜視図である。
【図2】本考案の実施の形態の分解斜視図である。
【図3】本考案の実施の形態の平面図である。
【図4】本考案の他の実施の形態の分解斜視図である。
【図5】本考案の他の実施の形態の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 放熱片(構造) 11 金属片 12 本体部 13 折り曲げ辺部 14 係合構造 15 係合切り欠き 16 係合部材 20 放熱ベース

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の金属片を組み合わせることによっ
    て形成され、当該金属片には本体部を有し、当該本体部
    の両端に折り曲げ辺部が形成され、当該折り曲げ辺部に
    は係合構造が形成され、前記金属片同士が前記係合構造
    によって係合し合うことにより所定の体積の放熱片構造
    に堆積されるよう構成したことを特徴とする多重式放熱
    片構造。
  2. 【請求項2】 前記金属片は導熱性の優れる材料よりな
    ることを特徴とする請求項1に記載の多重式放熱片構
    造。
  3. 【請求項3】 前記金属片が断面コ字形に形成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の多重式放熱片構造。
  4. 【請求項4】 前記金属片の2つの折り曲げ辺部同士が
    お互いに平行されることを特徴とする請求項1に記載の
    多重式放熱片構造。
  5. 【請求項5】 前記係合構造には係合切り欠きと係合部
    材とを含み、前記係合切り欠きが前記金属片の両端の折
    り曲げ辺部に形成されると共に、前記係合部材が折り曲
    げ辺部の先端部に形成され、前記係合切り欠きと前記係
    合部材とを相互に係合することによって金属片同士を連
    続的に接続して放熱片構造を形成することを特徴とする
    請求項1に記載の多重式放熱片構造。
  6. 【請求項6】 前記係合構造は順方向に係合し合うもの
    で、係合部材が折り曲げ辺部をプレス加工し突出させて
    形成されることを特徴とする請求項5に記載の多重式放
    熱片構造。
  7. 【請求項7】 前記係合構造は逆方向に係合し合うもの
    で、係合部材が折り曲げ辺部をプレスし逆方向に折り曲
    げて形成されることを特徴とする請求項5に記載の多重
    式放熱片構造。
  8. 【請求項8】 前記係合構造の係合部材の形状は方形、
    または円形、または三角形、または多辺形に形成される
    ことを特徴とする請求項5に記載の多重式放熱片構造。
  9. 【請求項9】 前記係合構造の係合部材の数が放熱片の
    大きさによって量を決められることを特徴とする請求項
    5に記載の多重式放熱片構造。
  10. 【請求項10】 前記放熱片同士が堆積されて多重のエ
    ア流路を形成されることを特徴とする請求項1に記載の
    多重式放熱片構造。
  11. 【請求項11】 前記エア流路がフルに封じられること
    を特徴とする請求項10に記載の多重式放熱片構造。
  12. 【請求項12】 前記金属片には適当に破られて前記流
    路を相互に通じさせることを特徴とする請求項10に記
    載の多重式放熱片構造。
JP2000003139U 2000-05-11 2000-05-11 多重式放熱片構造 Expired - Lifetime JP3073184U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3530147B2 (ja) 2001-04-11 2004-05-24 株式会社 サンコー フィン、フィン組立体およびフィン組立体の製造方法

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JP3530147B2 (ja) 2001-04-11 2004-05-24 株式会社 サンコー フィン、フィン組立体およびフィン組立体の製造方法

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