JP3071622B2 - 表示装置およびその駆動方法およびその実装方法 - Google Patents

表示装置およびその駆動方法およびその実装方法

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JP3071622B2 JP5281296A JP28129693A JP3071622B2 JP 3071622 B2 JP3071622 B2 JP 3071622B2 JP 5281296 A JP5281296 A JP 5281296A JP 28129693 A JP28129693 A JP 28129693A JP 3071622 B2 JP3071622 B2 JP 3071622B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表示装置およびその
駆動方法およびその実装方法に関する。より詳しくは、
マトリクス型液晶表示素子のように表示画面を走査して
駆動する液晶、プラズマ、薄膜EL(エレクトロ・ルミ
ネッセンス)等の平面型表示装置およびその駆動方法お
よび実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の表示装置としては、例えば図8
に示すような薄膜トランジスタ(TFT)マトリクス型液
晶表示素子がある。この液晶表示素子は、表示用基板上
に、画素Pと、一方の端子がこの画素Pにつながる薄膜
トランジスタTとからなる単位セルをマトリクス状に配
列し、各行毎に上記薄膜トランジスタT,T,…のゲート
を走査用配線108に接続する一方、各列毎に上記薄膜
トランジスタT,T,…の他方の端子を表示用配線114
に接続している。そして、走査駆動用LSI,表示駆動
用LSIがそれぞれ走査信号出力端子106,106,
…;表示信号出力端子112,112,…に発生する出力
信号を、各走査用配線108,108,…;各表示用配線
114,114,…に供給している。
【0003】一般的には、図8に示すように、走査信号
駆動用LSIが1つの走査信号出力端子106に発生す
る出力信号を1本の走査用配線108に供給している。
このため、例えば240本の走査用配線108を駆動す
る場合は、走査駆動用LSIの出力信号の数は同数の2
40だけ必要となる。したがって、出力信号数60のL
SIを用いる場合は4ケのLSIが、出力信号数80の
LSIを用いる場合は3ケのLSIが、出力信号数12
0のLSIを用いる場合は2ケのLSIがそれぞれ設け
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の液晶
等の平面型表示素子の価格競争には非常に厳しいものが
あり、コスト低減が大きな課題となっている。中でも、
駆動用LSI(走査駆動用LSIおよび表示駆動用LS
I)は高価であるため、液晶表示素子全体に占めるコス
ト比率が高く、コスト低減の意味が大きい。
【0005】そこで、駆動用LSIに関するコスト低減
を目的として、出力端子のピッチを微小化してチップサ
イズを縮小する試みや、駆動用LSI1個当たりの出力
端子数を増やして駆動用LSIの使用個数を削減する試
みなどが行なわれている。しかし、これらの試みでは、
充分なコスト低減を実現するには至っておらず、むし
ろ、液晶表示素子の基板上で微小ピッチで多くの端子を
接続しなければならないため、歩留が低下するおそれが
ある。なお、この事情は、単純マトリクス型液晶表示素
子など、駆動用LSIを用いて表示信号系を走査するも
のにも共通する。
【0006】また、図9に示すように、走査信号出力端
子106の各1つに一端がつながり、他端側がn本に分
岐された分岐部をなす分岐用配線A,B,C,Dを設け
るとともに、上記各分岐部とそれに対応する走査用配線
G(1)〜G(n)との間に、3端子のトランジスタS
11〜SWn4を設けた表示装置が提案されている(特公
平5−14915号公報)。この表示装置は、図11に
示すように、制御用配線E(1)〜E(n)を順次選択
(電位を+Vにする)して一群の分岐部を選択し、か
つ、上記群選択時に分岐用配線A,B,C,Dを順次選
択して、上記群内の走査用配線を全て選択する。これに
より、群毎に順次走査用配線を選択してゆく。同時に、
トランジスタSW11〜SWn4がオフしているとき、それ
に対応した走査用配線G(1)〜G(n)につながるト
ランジスタP1〜PNをオンして(信号I,Jによる)、
上記走査用配線G(1)〜G(n)に一定電圧を与えて
十分な放電を行う。
【0007】しかし、図9の表示装置では、表示用基板
101に対して走査線駆動回路102,信号線駆動回路
105が別々に2方向に配置されているため、表示用基
板101と駆動用回路基板との接続工程が2回必要とな
る。場合によっては、さらにタイミング等の信号を伝達
するための中継基板109を設けねばならず、その中継
基板109と各駆動用回路基板との接続がそれぞれ必要
となる。このため、実装作業に手間がかかり、コストが
高くつくという問題がある。また、表示画面に対して2
方向に回路が拡がっているため、実装後のモジュールの
サイズが大きく、かつ重くなるという問題がある。ま
た、トランジスタP1〜PNの動作周波数が高いため、誤
動作するおそれがある。
【0008】なお、図9に示した表示装置を中継基板を
設けて実装する場合、一般に図10に示すような実装工
程が必要となる。すなわち、まず、上記表示用基板(表
示パネル)101上の表示用配線S(1)〜S(M)
と、信号線駆動回路102とを接続するための接続材
(異方性導電膜など)を、表示用基板101と信号線駆
動回路基板(図示せず)とのいずれかに供給する(S1
01)。次に、表示用基板101の一辺に沿って、上記
信号線駆動回路基板を隣接させ(S102)、表示用基
板101上の表示用配線S(1)〜S(M)と、信号線
駆動回路102の出力端子とを、上記接続材によって接
続する(S103)。次に、表示用基板101を90°
だけ回転させる(S104)。先程と同様の手順で、表
示用基板101上の分岐用配線A,B,C,D、制御用
配線E(1)〜E(n)などと、走査線駆動回路105
の出力端子とを、接続材によって接続する(S105〜
S107)。次に、この状態の表示用基板101を移動
させる(S108)。続いて、中継基板と走査線駆動回
路とのいずれかに接続材を供給し(S109)、位置合
わせを行い(S110)、中継基板109の配線と走査
線駆動回路105の入力端子とを接続する(S11
1)。次に、再びこの状態の表示用基板101を移動さ
せる(S112)。先程と同様の手順で、中継基板と信
号線駆動回路102とのいずれかに接続材を供給し(S
113)、位置合わせを行い(S114)、中継基板の
配線と信号線駆動回路102の入力端子とを接続する
(S115)。このように、実装のための工程数が多い
という問題がある(ただし、S114の位置合わせ工程
は省略され得る。)。
【0009】そこで、この発明の目的は、歩留を低下さ
せることなく駆動用LSIの使用個数を削減するととも
に実装作業を簡単化して、大幅なコスト低減を実現で
き、しかも、実装後のモジュールのサイズを小さく、か
つ、軽く構成でき、安定に駆動できる表示装置およびそ
の駆動方法およびその実装方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の表示装置は、略矩形状の表示用基
板上に、行列状に配列された画素と一方の端子がこの画
素につながる薄膜トランジスタとからなる単位セルと、
各行毎に上記単位セルの薄膜トランジスタのゲートに接
続された走査用配線と、各列毎に上記単位セルの薄膜ト
ランジスタの他方の端子に接続された表示用配線とを有
し、走査駆動用LSI,表示駆動用LSIがそれぞれ走
査信号出力端子,表示信号出力端子に発生する出力信号
を上記各走査用配線,各表示用配線に供給して、上記走
査駆動用LSIの出力信号に応じて走査を行って、上記
表示駆動用LSIの出力信号が表す画像を表示する表示
装置において、上記走査信号出力端子の各1つに一端が
つながり、他端側が所定数に分岐された分岐部をなす分
岐用配線と、上記分岐用配線の各分岐部と、上記各分岐
部に対応する上記走査用配線との間にそれぞれ設けら
れ、制御端子に制御信号を受けてオン,オフされる第1
のスイッチング素子と、上記第1のスイッチング素子の
制御端子にそれぞれ接続された制御用配線と、上記制御
用配線に上記第1のスイッチング素子をオン,オフさせ
る制御信号を出力する制御手段を備え、上記表示信号出
力端子が上記表示用基板の一辺に沿って配置されるとと
もに、上記走査信号出力端子が上記表示信号出力端子の
並びの延長線上に配置され、上記走査信号出力端子から
上記単位セルに至る上記分岐用配線もしくは走査用配線
は、列方向から行方向に向かって分岐または屈曲してお
り、上記各走査用配線は、制御端子に制御信号を受けて
オン,オフされる第2のスイッチング素子を介して、上
記各単位セルの薄膜トランジスタをオフさせる電圧を有
する外部電源端子に接続されていることを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項2に記載の表示装置は、請求
項1に記載の表示装置において、1本の上記分岐用配線
の各分岐部は、上記走査駆動用LSIの出力端子数分だ
け互いに離れた行の走査用配線に対応するとともに、隣
接した上記分岐用配線の同数番目の分岐部はそれぞれ隣
接した行の走査用配線に対応することを特徴としてい
る。
【0012】また、請求項3に記載の表示装置は、請求
項2に記載の表示装置において、上記各分岐用配線の同
数番目の分岐部と、これらの分岐部に対応する一群の走
査用配線との間に設けられた一群の上記第1のスイッチ
ング素子のゲートに、共通の制御用配線が接続されてい
ることを特徴としている。
【0013】また、請求項4に記載の表示装置は、請求
項1に記載の表示装置において、上記各分岐用配線の同
数番目の分岐部に対応する一群の走査用配線に接続され
た一群の上記第2のスイッチング素子は、制御端子に共
通の制御用配線が接続されていることを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項5に記載の表示装置は、請求
項1乃至4のいずれか一つに記載の表示装置において、
上記第1のスイッチング素子および第2のスイッチング
素子は薄膜トランジスタからなることを特徴としてい
る。
【0015】また、請求項6に記載の表示装置は、請求
項1乃至4のいずれか一つに記載の表示装置において、
上記第1のスイッチング素子および第2のスイッチング
素子は薄膜整流素子からなることを特徴としている。
【0016】また、請求項7に記載の表示装置は、請求
項1乃至6のいずれか一つに記載の表示装置において、
上記表示用基板の一辺に沿って、上記走査駆動用LSI
および表示駆動用LSIを搭載した駆動用回路基板が隣
接し、上記表示用基板の一辺の各配線と、上記走査駆動
用LSIの走査信号出力端子,上記表示駆動用LSIの
表示信号出力端子とが、直接または概ね平行な配線を有
する中継基板を介して接続されていることを特徴として
いる。
【0017】また、請求項8に記載の表示装置は、請求
項1乃至6のいずれか一つに記載の表示装置において、
上記走査駆動用LSIおよび表示駆動用LSIは、上記
表示用基板上に設けられていることを特徴としている。
【0018】また、請求項9に記載の表示装置は、請求
項8に記載の表示装置において、上記各駆動用LSIは
電源および制御信号入力用の入力端子を有し、上記表示
用基板の一辺に沿って、上記各駆動用LSIの電源およ
び制御信号供給用の配線を有するコントロール基板が隣
接し、上記コントロール基板の上記配線と、上記各駆動
用LSIの上記入力端子またはこの入力端子につながる
上記表示用基板上の配線とが、直接または概ね平行な配
線を有する中継基板を介して接続されていることを特徴
としている。
【0019】また、請求項10に記載の表示装置の駆動
方法は、請求項3に記載の表示装置を駆動する駆動方法
であって、上記走査駆動用LSIは、一定の周期で、上
記各走査信号出力端子にパルス状の出力信号を順次発生
し、上記制御手段は、上記各制御用配線に上記走査駆動
用LSIの出力信号と同期し、かつ、上記周期を上記分
岐数だけ倍した周期を有する制御信号を発生して、上記
同数番目の分岐部につながる一群の上記第1のスイッチ
ング素子を群毎に順次オン,オフすることを特徴として
いる。
【0020】また、請求項11に記載の表示装置の駆動
方法は、請求項1に記載の表示装置を駆動する駆動方法
であって、上記走査用配線につながる第1のスイッチン
グ素子がオフしているとき、上記第2のスイッチング素
子の制御端子に、この第2のスイッチング素子をオンさ
せる制御信号を連続して印加することを特徴としてい
る。
【0021】また、請求項12に記載の表示装置の実装
方法は、請求項1乃至7のいずれか一つに記載の表示装
置を実装する実装方法であって、上記走査駆動用LSI
および表示駆動用LSIを搭載した駆動用回路基板を用
意し、上記表示用基板の一辺の各配線と、上記走査駆動
用LSIの走査信号出力端子,上記表示駆動用LSIの
表示信号出力端子とを接続するための接続材を、上記表
示用基板または駆動用回路基板のいずれかに供給し、上
記表示用基板の一辺に沿って、上記駆動用回路基板を隣
接させ、上記表示用基板上の上記各配線と、上記駆動用
回路基板上の各出力端子とを、上記接続材によって一括
して接続することを特徴としている。
【0022】また、請求項13に記載の表示装置の実装
方法は、請求項1乃至7のいずれか一つに記載の表示装
置を実装する実装方法であって、上記走査駆動用LSI
および表示駆動用LSIを搭載した駆動用回路基板と、
平行配線を有する中継基板とを用意し、上記表示用基板
の一辺の各配線と、上記走査駆動用LSIの走査信号出
力端子,上記表示駆動用LSIの表示信号出力端子とを
接続するための接続材を、上記中継基板の平行配線上に
供給し、上記表示用基板の一辺に沿って、上記中継基板
と駆動用回路基板とを隣接させ、上記表示用基板上の上
記各配線と、上記駆動用回路基板上の各出力端子とを、
上記接続材によって上記中継基板の平行配線に一括して
接続することを特徴としている。
【0023】また、請求項14に記載の表示装置の実装
方法は、請求項8または9の表示装置を実装する実装方
法であって、上記各駆動用LSIの入力端子と、上記コ
ントロール基板の電源および制御信号供給用の配線とを
接続するための接続材を、上記表示用基板またはコント
ロール基板のいずれかに供給し、上記表示用基板の一辺
に沿って、上記コントロール基板を隣接させ、上記コン
トロール基板の上記配線と、上記各駆動用LSIの上記
入力端子またはこの入力端子につながる上記表示用基板
上の配線とを、上記接続材によって一括して接続するこ
とを特徴としている。
【0024】また、請求項15に記載の表示装置の実装
方法は、請求項8または9の表示装置を実装する実装方
法であって、平行配線を有する中継基板を用意し、上記
各駆動用LSIの入力端子と、上記コントロール基板の
電源および制御信号供給用の配線とを接続するための接
続材を、上記中継基板の平行配線上に供給し、上記表示
用基板の一辺に沿って、上記中継基板とコントロール基
板とを隣接させ、上記コントロール基板の上記配線と、
上記各駆動用LSIの上記入力端子またはこの入力端子
につながる上記表示用基板上の配線とを、上記接続材に
よって上記中継基板の平行配線に一括して接続すること
を特徴としている。
【0025】
【作用】請求項1に記載の表示装置では、走査駆動用L
SIの出力信号(出力端子)を分岐用配線で所定数に分岐
して、第1のスイッチング素子を介して上記分岐数分の
走査用配線に供給している。この結果、走査駆動用LS
Iの出力端子1つ当たり上記分岐数分の走査用配線が駆
動される。したがって、走査駆動用LSIの使用個数を
従来に比して上記分岐数分の1に削減することができ、
大幅なコスト低減がなされる。しかも、走査駆動用LS
Iの出力端子1のピッチを微小化したり、駆動用LSI
1個当たりの出力端子数を増やしたりする訳ではないの
で、歩留を低下させることもない。むしろ、走査駆動用
LSIの接続箇所が全体として減少することから、歩留
が向上する。しかも、走査信号出力端子から単位セルに
至る上記分岐用配線もしくは走査用配線が、列方向から
行方向に向かって分岐または屈曲していることから、上
記表示用基板の一辺に沿った表示信号出力端子の並びの
延長線上に走査信号出力端子が配置されている。したが
って、表示駆動用LSIおよび走査駆動用LSIは、表
示用基板の一辺に沿って一つの駆動用回路基板に搭載す
ることが可能となる。このようにした場合、表示用基板
と駆動用回路基板との接続工程が1回で済み、実装作業
が簡単になる。タイミング等の信号を伝達するための中
継基板を設ける場合も、その中継基板と駆動用回路基板
との接続回数が減って、実装作業の手間が省ける。した
がって、従来に比して、さらにコストが低減される。ま
た、表示用基板の一辺のみに沿って駆動用回路基板が設
けられるので、実装後のモジュールのサイズが小さく、
かつ、軽くなる。また、上記各走査用配線は、制御端子
に制御信号を受けてオン,オフされる第2のスイッチン
グ素子を介して、上記各単位セルの薄膜トランジスタを
オフさせる電圧を有する外部電源端子に接続されている
ので、走査用配線につながる第1のスイッチング素子が
オフしている間、上記第2のスイッチング素子をオンさ
せることによって、上記走査用配線の電位は、上記各単
位セルの薄膜トランジスタをオフさせる値に制御され
る。したがって、表示動作が安定する。
【0026】また、請求項2の表示装置では、1本の上
記分岐用配線の各分岐部は、上記走査駆動用LSIの出
力端子数分だけ互いに離れた行の走査用配線に対応する
とともに、隣接した上記分岐用配線の同数番目の分岐部
はそれぞれ隣接した行の走査用配線に対応しているの
で、上記各分岐用配線の同数番目の分岐部に対応する一
群の走査用配線毎に走査を行うことが可能となる。例え
ば、上記各分岐用配線の第1番目の分岐部につながる一
群の上記各スイッチング素子をオンさせる一方、他のス
イッチング素子をオフさせる。これにより、上記各分岐
用配線の第1番目の分岐部に対応する一群の走査用配線
を選択する。この状態で、上記走査駆動用LSIの出力
信号によって、上記一群の走査用配線を駆動する。次
に、上記各分岐用配線の第2番目の分岐部につながる一
群の上記各スイッチング素子をオンさせる一方、他のス
イッチング素子をオフさせる。これにより、上記各分岐
用配線の第2番目の分岐部に対応する一群の走査用配線
を選択する。この状態で、上記走査駆動用LSIの出力
信号によって、上記一群の走査用配線を駆動する。この
ようにして、多くの走査用配線が、比較的少ない出力信
号数でもって順次駆動される。したがって、走査駆動用
LSIの使用個数が従来に比して大幅に削減され、コス
ト低減がなされる。
【0027】また、請求項3の表示装置では、上記各分
岐用配線の同数番目の分岐部と、これらの分岐部に対応
する走査用配線との間に設けられた一群の上記第1のス
イッチング素子のゲートに、共通の制御用配線が接続さ
れているので、配線スペースが節約される。
【0028】また、請求項4に記載の表示装置では、上
記各分岐用配線の同数番目の分岐部に対応する一群の走
査用配線に接続された一群の上記第2のスイッチング素
子は、制御端子に共通の制御用配線が接続されているの
で、上記第2のスイッチング素子は群毎にオン,オフ制
御される。したがって、図9中に示したトランジスタP
1〜PNに比して、動作周波数が低くなり、安定に動作す
る。
【0029】また、請求項5の表示装置では、上記第1
のスイッチング素子および第2のスイッチング素子は薄
膜トランジスタからなるので、これらは通常の表示装置
作製プロセスによって容易に形成される。したがって、
コストを増加させることがない。
【0030】また、請求項6の表示装置では、上記第1
のスイッチング素子および第2のスイッチング素子は薄
膜整流素子からなるので、同様に、これらは通常の表示
装置作製プロセスによって容易に形成される。したがっ
て、コストを増加させることがない。
【0031】また、請求項7の表示装置では、上記表示
用基板の一辺に沿って、上記走査駆動用LSIおよび表
示駆動用LSIを搭載した駆動用回路基板が隣接し、上
記表示用基板の一辺の各配線と、上記走査駆動用LSI
の走査信号出力端子,上記表示駆動用LSIの表示信号
出力端子とが、直接または平行配線を有する中継基板を
介して接続されている。直接接続する場合、表示用基板
と駆動用回路基板との接続工程が1回で済み、実装作業
が簡単になる。また、タイミング等の信号を伝達するた
めに、平行配線を有する中継基板を介して接続する場合
も、その中継基板と駆動用回路基板との接続回数が減っ
て、実装作業の手間が省ける。したがって、従来に比し
て、さらにコストが低減される。また、表示用基板の一
辺のみに沿って駆動用回路基板等が設けられるので、実
装後のモジュールのサイズが小さく、かつ、軽くなる。
【0032】また、請求項8の表示装置では、上記走査
駆動用LSIと表示駆動用LSIは、上記表示用基板上
に設けられているので、表示装置全体が小型に形成され
る。
【0033】また、請求項9の表示装置では、各駆動用
LSIは電源および制御信号入力用の入力端子を有し、
上記表示用基板の一辺に沿って、上記各駆動用LSIの
電源および制御信号供給用の配線を有するコントロール
基板が隣接し、上記コントロール基板の上記配線と、上
記各駆動用LSIの上記入力端子またはこの入力端子に
つながる上記表示用基板上の配線とが、直接または平行
配線を有する中継基板を介して接続されている。直接接
続する場合、表示用基板とコントロール基板との接続工
程が1回で済み、実装作業が簡単になる。また、平行配
線を有する中継基板を介して接続する場合も、その中継
基板とコントロール基板との接続回数が減って、実装作
業の手間が省ける。したがって、従来に比して、さらに
コストが低減される。また、表示用基板の一辺のみに沿
ってコントロール基板等が設けられるので、実装後のモ
ジュールのサイズが小さく、かつ、軽くなる。
【0034】また、請求項10の表示装置の駆動方法
は、請求項3の表示装置を駆動する駆動方法であって、
上記走査駆動用LSIは、一定の周期で、上記各走査信
号出力端子にパルス状の出力信号を順次発生し、上記制
御手段は、上記各制御用配線に上記走査駆動用LSIの
出力信号と同期し、かつ、上記周期を上記分岐数だけ倍
した周期を有する制御信号を発生して、上記同数番目の
分岐部につながる一群の上記第1のスイッチング素子を
群毎に順次オン,オフする。すなわち、一群の分岐部が
選択され、かつ、上記群選択時に分岐用配線が順次選択
され、この結果、上記群内の走査用配線が全て選択され
る。この動作が群毎に繰り返され、装置の全ての走査用
配線が選択される。
【0035】また、請求項11に記載の表示装置の駆動
方法では、さらに、上記走査用配線につながる第1のス
イッチング素子がオフしているとき、上記第2のスイッ
チング素子の制御端子に、この第2のスイッチング素子
をオンさせる制御信号を連続して印加する。したがっ
て、上記走査用配線について十分な放電がなされ、上記
走査用配線の電位が、上記各単位セルの薄膜トランジス
タをオフさせる値に制御される。したがって、安定に表
示動作が行われる。
【0036】また、請求項12に記載の表示装置の実装
方法では、上記走査駆動用LSIおよび表示駆動用LS
Iを搭載した駆動用回路基板を用意し、上記表示用基板
の一辺の各配線と、上記走査駆動用LSIの走査信号出
力端子,上記表示駆動用LSIの表示信号出力端子とを
接続するための接続材を、上記表示用基板または駆動用
回路基板のいずれかに供給し、上記表示用基板の一辺に
沿って、上記駆動用回路基板を隣接させ、上記表示用基
板上の上記各配線と、上記駆動用回路基板上の各出力端
子とを、上記接続材によって一括して接続するので、請
求項1乃至7の表示装置が、従来に比して少ない工程数
で簡単に実装される。
【0037】また、請求項13に記載の表示装置の実装
方法では、上記走査駆動用LSIおよび表示駆動用LS
Iを搭載した駆動用回路基板と、平行配線を有する中継
基板とを用意し、上記表示用基板の一辺の各配線と、上
記走査駆動用LSIの走査信号出力端子,上記表示駆動
用LSIの表示信号出力端子とを接続するための接続材
を、上記中継基板の平行配線上に供給し、上記表示用基
板の一辺に沿って、上記中継基板と駆動用回路基板とを
隣接させ、上記表示用基板上の上記各配線と、上記駆動
用回路基板上の各出力端子とを、上記接続材によって上
記中継基板の平行配線に一括して接続するので、請求項
1乃至7の表示装置が、中継基板を介する場合も、従来
に比して少ない工程数で簡単に実装される。
【0038】また、請求項14に記載の表示装置の実装
方法は、上記各駆動用LSIの入力端子と、上記コント
ロール基板の電源および制御信号供給用の配線とを接続
するための接続材を、上記表示用基板またはコントロー
ル基板のいずれかに供給し、上記表示用基板の一辺に沿
って、上記コントロール基板を隣接させ、上記コントロ
ール基板の上記配線と、上記各駆動用LSIの上記入力
端子またはこの入力端子につながる上記表示用基板上の
配線とを、上記接続材によって一括して接続するので、
請求項8または9の表示装置が、従来に比して少ない工
程数で簡単に実装される。
【0039】また、請求項15に記載の表示装置の実装
方法は、平行配線を有する中継基板を用意し、上記各駆
動用LSIの入力端子と、上記コントロール基板の電源
および制御信号供給用の配線とを接続するための接続材
を、上記中継基板の平行配線上に供給し、上記表示用基
板の一辺に沿って、上記中継基板とコントロール基板と
を隣接させ、上記コントロール基板の上記配線と、上記
各駆動用LSIの上記入力端子またはこの入力端子につ
ながる上記表示用基板上の配線とを、上記接続材によっ
て上記中継基板の平行配線に一括して接続するので、請
求項8または9の表示装置が、中継基板を介する場合
も、従来に比して少ない工程数で簡単に実装される。
【0040】
【実施例】以下、この発明の表示装置およびその駆動方
法およびその実装方法を実施例により詳細に説明する。
【0041】図1はこの発明の基礎となるTFTマトリ
クス型液晶表示素子を示している。この液晶表示素子で
は、表示用基板7上に、画素Pと、一方の端子がこの画
素Pにつながる薄膜トランジスタTとからなる単位セル
をマトリクス状に配列している。各行毎に上記薄膜トラ
ンジスタT,T,…のゲートを行方向に延びる走査用配線
8に接続する一方、各列毎に上記薄膜トランジスタT,
T,…の他方の端子を列方向に延びる表示用配線14に
接続している。さらに、表示用基板7の表示用配線14
が直交する一辺に沿って、図示しない表示駆動用LSI
と走査駆動用LSIが搭載された駆動用回路基板18が
隣接している。上記表示駆動用LSIは、駆動用回路基
板18上で上記表示用基板7に隣接した辺に並ぶ表示信
号出力端子12,12,…に、画像データを表す出力信号
を発生している。上記表示用基板7の各表示用配線1
4,14,…はこの表示信号出力端子12,12,…に接続
されている。また、上記走査駆動用LSIは、駆動用回
路基板18上で上記表示信号出力端子12,12,…の
延長線上に並ぶ走査信号出力端子16a,16b,…に、走
査を行うための出力信号を発生している。各走査信号出
力端子16a,16b,…には、それぞれ表示用基板7上に
設けられた分岐用配線31,32,33,34,35の一端
が接続されている。各分岐用配線31,…,35はセル
アレイの片側に列方向に設けられており、各分岐用配線
の他端側は2つに分岐された分岐部31a,31b;32a,
32b;33a,33b;34a,34b;35a,35bをなして
いる。分岐部31a,32a,…,35aはそれぞれ所
定寸法だけ列方向に延び、90°屈曲してセルアレイの
対応する行へ向かって延びている。一方、分岐部31
b,32b,…,35bは分岐箇所からそのままセルア
レイの対応する行へ向かって延びている。上記分岐部の
各対31a,31b;…;35a,35bは、走査駆動用LSI
の出力信号数分(この例では5つ)だけ離れた行の走査用
配線8,8に対応している。さらに、分岐部31a,31
b;…;35a,35bと、この分岐部に対応する走査用配線
との間に、第1のスイッチング素子として薄膜トランジ
スタQ1,Q1#;Q2,Q2#;Q3,Q3#;Q4,Q4
#;Q5,Q5#が設けられている。一群の薄膜トランジ
スタQ1,Q2,…,Q5のゲートには制御用配線15aが
接続される一方、一群の薄膜トランジスタQ1#,Q2
#,…,Q5#のゲートには制御用配線15bが接続され
ている。上記各薄膜トランジスタは、制御手段17a,1
7bが上記制御用配線15a,15bに出力する制御信号に
よって群毎に交互にオン,オフされるようになってい
る。なお、上記制御用配線15a,15bは、それぞれ上
記薄膜トランジスタの群毎に、すなわち、走査駆動用L
SIの出力信号数に相当する単位で、共通のバスライン
となっている。これにより、配線スペースを節約してい
る。
【0042】動作時には、図2に示すように、上記走査
駆動用LSIは、一定の周期で、出力端子16a,16b,
…,16eにパルス状の出力信号を順次発生する。これと
ともに、制御手段17a,17bは、制御用配線15a,1
5bに上記出力信号と同期し、かつ、上記周期を2倍(分
岐数倍)した周期を有する制御信号を発生して、上記薄
膜トランジスタQ1,…,Q5とQ1#,…,Q5#とを群
毎に交互にオン,オフする。同時に、表示駆動用LSI
が出力端子12,12,…に発生するの出力信号(画像デ
ータを表す)を表示用配線14,14,…を通して各単位
セルの薄膜トランジスタTに印加する。これにより、画
像表示を行う。
【0043】このようにして、この液晶表示素子では、
走査駆動用LSIの出力信号(出力端子)1つ当たり2本
の走査用配線8,8を駆動することができる。したがっ
て、走査駆動用LSIの使用個数を従来に比して1/2
に削減することができ、大幅なコスト低減を行うことが
できる。しかも、走査駆動用LSIの出力端子1のピッ
チを微小化したり、駆動用LSI1個当たりの出力端子
数を増やしたりする訳ではないので、歩留を低下させる
こともない。
【0044】また、この液晶表示素子は、図5に示すよ
うに、簡単かつ短い工程によって実装できる。すなわ
ち、まず、駆動回路基板18の端子16a,…,16
e,17a,17b,12,12,…と、表示用基板
(表示パネル)7の配線31,…,35,15a,15
b,14,14,…とを接続するための接続材を、両基
板18,7のいずれかに供給する(S1)。次に、両基
板18,7を互いに位置合わせし(S2)、圧接などに
よって両基板18,7の端子を一括して接続する(S
3)。このように、従来に比して、極めて簡単かつ短い
工程によって実装を行うことができる。したがって、さ
らにコスト低減できる。
【0045】なお、図1の液晶表示素子では、表示用基
板7の表示用配線14,…が直交する一辺に沿って駆動
用回路基板18を設け、走査用配線8,8,と走査信号
出力端子16a,16b,…との間に、屈曲した分岐用
配線31,32,…,35と、第1のスイッチング素子
としての薄膜トランジスタQ1,Q1#;Q2,Q2#;Q
3,Q3#;Q4,Q4#;Q5,Q5#とを設けたが、こ
れに限られるものではない。表示用基板7の走査用配線
8,8,…が直交する一辺に沿って1つの駆動用回路基
板を設け、表示用配線14,14,…と表示信号出力端
子12,12,…との間に、同様の屈曲した分岐用配線
と、スイッチング素子とを設けても良い。
【0046】ところで、図1の液晶表示素子では、上記
薄膜トランジスタQ1,…,Q5,Q1#,…,Q5#がオ
フしている間、走査用配線8の電位が不安定になり、単
位セルの薄膜トランジスタTが十分オフしない場合があ
る。そこで、図1の液晶表示素子を改良して、図3に示
す一実施例の液晶表示素子のように、走査用配線8,8,
…と、各単位セルの薄膜トランジスタTが十分にオフす
る電圧を有する外部電源端子11との間に、それぞれ第
2のスイッチング素子として薄膜トランジスタU1,…
U5,U1#,…,U5#を設ける。そして、図4に示す
ように、上記薄膜トランジスタQ1,…,Q5,Q1#,
…,Q5#が各々オフしているとき、制御用配線13a,
13bの電位を制御して薄膜トランジスタU1,…,U5,
U1#,…,U5#を各々オンさせる。これにより、薄膜
トランジスタQ1,…,Q5,Q1#,…,Q5#がオフし
ている間、走査用配線8の電位を安定化して、各単位セ
ルの薄膜トランジスタTを十分にオフさせることができ
る。
【0047】なお、以上の実施例では、分岐用配線3
1,…,35の分岐数は2つとしたが、これに限られるも
のではない。接続歩留が問題とならない限り、分岐数を
それぞれ3,4,…と増やすこともできる。これに応じ
て、走査駆動用LSIの使用個数を1/3,1/4,…に
削減することができる。
【0048】また、第1,第2のスイッチング素子Q1,
…,Q5#,U1,…,U5#は薄膜トランジスタからなる
ものとしているので、通常の液晶表示素子作製プロセス
で容易に形成できる。したがって、コストを増加させる
ことなく設けることができる。同様に、上記第1,第2
のスイッチング素子を薄膜整流素子とした場合も、通常
の液晶表示素子作製プロセスによって容易に形成でき、
したがって、コストを増加させることがない。
【0049】図6は、表示用基板7と駆動用回路基板1
8との間に、中継基板としてフレキシブル配線板19を
介在させた例を示している。フレキシブル配線板19は
平行配線20,20,…を有しており、各駆動用LSI
の出力信号を中継する。モジュールの外形サイズを小さ
くするために、駆動用回路基板18を表示用基板7の裏
側周縁部に重畳させても良い。
【0050】また、上記走査駆動用LSI,表示駆動用
LSIは、必ずしも表示素子の外部回路である必要はな
い。図7に示すように、表示用基板7上に、走査駆動用
LSI22,表示駆動用LSI23を設け、コントロー
ル基板21から上記駆動用LSI22,23の入力端子
24a,…,24c,25a,…,25c,…に電源お
よび信号を供給しても良い。この場合も、表示素子全体
を小型化することができる。
【0051】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の表
示装置では、走査駆動用LSIの出力信号(出力端子)を
分岐用配線で所定数に分岐して、第1のスイッチング素
子を介して上記分岐数分の走査用配線に供給しているの
で、走査駆動用LSIの出力端子1つ当たり上記分岐数
分の走査用配線を駆動できる。したがって、走査駆動用
LSIの使用個数を従来に比して上記分岐数分の1に削
減することができ、大幅なコスト低減を行うことができ
る。しかも、走査駆動用LSIの出力端子1のピッチを
微小化したり、駆動用LSI1個当たりの出力端子数を
増やしたりする訳ではないので、歩留を低下させること
もない。むしろ、走査駆動用LSIの接続箇所が全体と
して減少することから、歩留を向上させることができ
る。しかも、走査信号出力端子から単位セルに至る上記
分岐用配線もしくは走査用配線が、列方向から行方向に
向かって分岐または屈曲していることから、上記表示用
基板の一辺に沿った表示信号出力端子の並びの延長線上
に走査信号出力端子が配置されている。したがって、表
示駆動用LSIおよび走査駆動用LSIを、表示用基板
の一辺に沿って一つの駆動用回路基板に搭載することが
できる。このようにした場合、表示用基板と駆動用回路
基板との接続工程を1回で済ませることができ、実装作
業を簡単化できる。中継基板を設ける場合も、その中継
基板と駆動用回路基板との接続回数を減らして、実装作
業の手間を省くことができる。したがって、従来に比し
て、さらにコストを低減できる。また、表示用基板の一
辺のみに沿って駆動用回路基板が設けられるので、実装
後のモジュールのサイズを小さく、かつ、軽くできる。
また、上記各走査用配線は、制御端子に制御信号を受け
てオン,オフされる第2のスイッチング素子を介して、
上記各単位セルの薄膜トランジスタをオフさせる電圧を
有する外部電源端子に接続されているので、走査用配線
につながる第1のスイッチング素子がオフしている間、
上記第2のスイッチング素子をオンさせることによっ
て、上記走査用配線の電位を、上記各単位セルの薄膜ト
ランジスタをオフさせる値に制御できる。したがって、
安定に表示動作を行うことができる。
【0052】また、請求項2の表示装置では、1本の上
記分岐用配線の各分岐部は、上記走査駆動用LSIの出
力端子数分だけ互いに離れた行の走査用配線に対応する
とともに、隣接した上記分岐用配線の同数番目の分岐部
はそれぞれ隣接した行の走査用配線に対応しているの
で、多くの走査用配線を、比較的少ない出力信号数でも
って順次駆動できる。したがって、走査駆動用LSIの
使用個数を従来に比して大幅に削減でき、コストを低減
できる。
【0053】また、請求項3の表示装置では、上記各分
岐用配線の同数番目の分岐部と、これらの分岐部に対応
する走査用配線との間に設けられた一群の上記第1のス
イッチング素子のゲートに、共通の制御用配線が接続さ
れているので、配線スペースを節約できる。
【0054】また、請求項4に記載の表示装置では、上
記各分岐用配線の同数番目の分岐部に対応する一群の走
査用配線に接続された一群の上記第2のスイッチング素
子は、制御端子に共通の制御用配線が接続されているの
で、上記第2のスイッチング素子を群毎にオン,オフ制
御できる。したがって、図9中に示したトランジスタP
1〜PNに比して、動作周波数を低くでき、安定に動作す
ることができる。
【0055】また、請求項5の表示装置では、上記第1
のスイッチング素子および第2のスイッチング素子は薄
膜トランジスタからなるので、これらは通常の表示装置
作製プロセスによって容易に形成される。したがって、
コスト増加を防止できる。
【0056】また、請求項6の表示装置では、上記第1
のスイッチング素子および第2のスイッチング素子は薄
膜整流素子からなるので、同様に、これらは通常の表示
装置作製プロセスによって容易に形成される。したがっ
て、コスト増加を防止できる。
【0057】また、請求項7の表示装置では、上記表示
用基板の一辺に沿って、上記走査駆動用LSIおよび表
示駆動用LSIを搭載した駆動用回路基板が隣接し、上
記表示用基板の一辺の各配線と、上記走査駆動用LSI
の走査信号出力端子,上記表示駆動用LSIの表示信号
出力端子とが、直接または平行配線を有する中継基板を
介して接続されている。直接接続する場合、表示用基板
と駆動用回路基板との接続工程を1回で済ませることか
でき、実装作業を簡単化できる。また、平行配線を有す
る中継基板を介して接続する場合も、その中継基板と駆
動用回路基板との接続回数を減らして、実装作業の手間
を省くことができる。したがって、従来に比して、さら
にコストを低減できる。また、表示用基板の一辺のみに
沿って駆動用回路基板等が設けられるので、実装後のモ
ジュールのサイズを小さく、かつ、軽くできる。
【0058】また、請求項8の表示装置では、上記走査
駆動用LSIと表示駆動用LSIは、上記表示用基板上
に設けられているので、表示装置全体を小型に形成でき
る。
【0059】また、請求項9の表示装置では、各駆動用
LSIは電源および制御信号入力用の入力端子を有し、
上記表示用基板の一辺に沿って、上記各駆動用LSIの
電源および制御信号供給用の配線を有するコントロール
基板が隣接し、上記コントロール基板の上記配線と、上
記各駆動用LSIの上記入力端子またはこの入力端子に
つながる上記表示用基板上の配線とが、直接または平行
配線を有する中継基板を介して接続されている。直接接
続する場合、表示用基板とコントロール基板との接続工
程を1回で済ませることかでき、実装作業を簡単化でき
る。また、平行配線を有する中継基板を介して接続する
場合も、その中継基板とコントロール基板との接続回数
を減らして、実装作業の手間を省くことができる。した
がって、従来に比して、さらにコストを低減できる。ま
た、表示用基板の一辺のみに沿ってコントロール基板等
が設けられるので、実装後のモジュールのサイズを小さ
く、かつ、軽くできる。
【0060】また、請求項10の表示装置の駆動方法
は、請求項3の表示装置の一群の分岐部を選択し、か
つ、上記群選択時に分岐用配線を順次選択する。この結
果、上記群内の走査用配線を全て選択する。この動作が
群毎に繰り返して、装置の全ての走査用配線を選択する
ことができる。
【0061】また、請求項11に記載の表示装置の駆動
方法では、さらに、上記走査用配線につながる第1のス
イッチング素子がオフしているとき、上記第2のスイッ
チング素子の制御端子に、この第2のスイッチング素子
をオンさせる制御信号を連続して印加するので、上記走
査用配線について十分な放電を行うことができる。した
がって、上記走査用配線の電位を、上記各単位セルの薄
膜トランジスタをオフさせる値に制御でき、安定に表示
動作を行うことができる。
【0062】また、請求項12または13に記載の表示
装置の実装方法によれば、請求項1乃至7の表示装置
を、従来に比して少ない工程数で簡単に実装できる。
【0063】また、請求項14または15に記載の表示
装置の実装方法によれば、請求項8または9の表示装置
を、従来に比して少ない工程数で簡単に実装できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の基礎となるアクティブマトリクス
型液晶表示素子の構成を示す図である。
【図2】 上記液晶表示素子の制御信号を示す図であ
る。
【図3】 この発明の一実施例のアクティブマトリクス
型液晶表示素子の構成を示す図である。
【図4】 上記液晶表示素子の制御信号を示す図であ
る。
【図5】 図1の液晶表示素子の実装工程を示す図であ
る。
【図6】 上記液晶表示素子の実装例を示す図である。
【図7】 上記液晶表示素子の別の実装例を示す図であ
る。
【図8】 従来の液晶表示素子の表示部の構成を示す図
である。
【図9】 従来の別の液晶表示素子の構成を示す図であ
る。
【図10】 図10の液晶表示素子の実装工程を示す図
である。
【図11】 上記液晶表示素子の制御信号を示す図であ
る。
【符号の説明】
7 表示用基板 8 走査用配線 12 表示信号出力端子 14 表示用配線 15a,15b 制御用配線 16a,…,16e 走査信号出力端子 17a,17b 制御手段 18 駆動用回路基板 19 中継基板 21 コントロール基板 31,…,35 分岐用配線 31a,31b;…;35a,35b 分岐部 C 単位セル P 画素 Q1,…,Q5#,T,U1,…,U5# 薄膜トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−80226(JP,A) 特開 平4−52621(JP,A) 特開 平5−142572(JP,A) 特開 昭63−158527(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1333 G02F 1/1362 G02F 1/1345 G09G 3/36

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形状の表示用基板上に、行列状に配
    列された画素と一方の端子がこの画素につながる薄膜ト
    ランジスタとからなる単位セルと、各行毎に上記単位セ
    ルの薄膜トランジスタのゲートに接続された走査用配線
    と、各列毎に上記単位セルの薄膜トランジスタの他方の
    端子に接続された表示用配線とを有し、走査駆動用LS
    I,表示駆動用LSIがそれぞれ走査信号出力端子,表示
    信号出力端子に発生する出力信号を上記各走査用配線,
    各表示用配線に供給して、上記走査駆動用LSIの出力
    信号に応じて走査を行って、上記表示駆動用LSIの出
    力信号が表す画像を表示する表示装置において、 上記走査信号出力端子の各1つに一端がつながり、他端
    側が所定数に分岐された分岐部をなす分岐用配線と、 上記分岐用配線の各分岐部と、上記各分岐部に対応する
    上記走査用配線との間にそれぞれ設けられ、制御端子に
    制御信号を受けてオン,オフされる第1のスイッチング
    素子と、 上記第1のスイッチング素子の制御端子にそれぞれ接続
    された制御用配線と、 上記制御用配線に上記第1のスイッチング素子をオン,
    オフさせる制御信号を出力する制御手段を備え、 上記表示信号出力端子が上記表示用基板の一辺に沿って
    配置されるとともに、上記走査信号出力端子が上記表示
    信号出力端子の並びの延長線上に配置され、 上記走査信号出力端子から上記単位セルに至る上記分岐
    用配線もしくは走査用配線は、列方向から行方向に向か
    って分岐または屈曲しており、 上記各走査用配線は、制御端子に制御信号を受けてオ
    ン,オフされる第2のスイッチング素子を介して、上記
    各単位セルの薄膜トランジスタをオフさせる電圧を有す
    る外部電源端子に接続されていることを特徴とする表示
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置において、 1本の上記分岐用配線の各分岐部は、上記走査駆動用L
    SIの出力端子数分だけ互いに離れた行の走査用配線に
    対応するとともに、隣接した上記分岐用配線の同数番目
    の分岐部はそれぞれ隣接した行の走査用配線に対応する
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の表示装置において、 上記各分岐用配線の同数番目の分岐部と、これらの分岐
    部に対応する一群の走査用配線との間に設けられた一群
    の上記第1のスイッチング素子のゲートに、共通の制御
    用配線が接続されていることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の表示装置において、 上記各分岐用配線の同数番目の分岐部に対応する一群の
    走査用配線に接続された一群の上記第2のスイッチング
    素子は、制御端子に共通の制御用配線が接続されている
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の
    表示装置において、 上記第1のスイッチング素子および第2のスイッチング
    素子は薄膜トランジスタからなることを特徴とする表示
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の
    表示装置において、 上記第1のスイッチング素子および第2のスイッチング
    素子は薄膜整流素子からなることを特徴とする表示装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の
    表示装置において、 上記表示用基板の一辺に沿って、上記走査駆動用LSI
    および表示駆動用LSIを搭載した駆動用回路基板が隣
    接し、 上記表示用基板の一辺の各配線と、上記走査駆動用LS
    Iの走査信号出力端子,上記表示駆動用LSIの表示信
    号出力端子とが、直接または概ね平行な配線を有する中
    継基板を介して接続されていることを特徴とする表示装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の
    表示装置において、 上記走査駆動用LSIおよび表示駆動用LSIは、上記
    表示用基板上に設けられていることを特徴とする表示装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の表示装置において、 上記各駆動用LSIは電源および制御信号入力用の入力
    端子を有し、 上記表示用基板の一辺に沿って、上記各駆動用LSIの
    電源および制御信号供給用の配線を有するコントロール
    基板が隣接し、 上記コントロール基板の上記配線と、上記各駆動用LS
    Iの上記入力端子またはこの入力端子につながる上記表
    示用基板上の配線とが、直接または概ね平行な配線を有
    する中継基板を介して接続されていることを特徴とする
    表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の表示装置を駆動する
    駆動方法であって、 上記走査駆動用LSIは、一定の周期で、上記各走査信
    号出力端子にパルス状の出力信号を順次発生し、 上記制御手段は、上記各制御用配線に上記走査駆動用L
    SIの出力信号と同期し、かつ、上記周期を上記分岐数
    だけ倍した周期を有する制御信号を発生して、上記同数
    番目の分岐部につながる一群の上記第1のスイッチング
    素子を群毎に順次オン,オフすることを特徴とする表示
    装置の駆動方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の表示装置を駆動する
    駆動方法であって、 上記走査用配線につながる第1のスイッチング素子がオ
    フしているとき、上記第2のスイッチング素子の制御端
    子に、この第2のスイッチング素子をオンさせる制御信
    号を連続して印加することを特徴とする表示装置の駆動
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至7のいずれか一つに記載
    の表示装置を実装する実装方法であって、 上記走査駆動用LSIおよび表示駆動用LSIを搭載し
    た駆動用回路基板を用意し、 上記表示用基板の一辺の各配線と、上記走査駆動用LS
    Iの走査信号出力端子,上記表示駆動用LSIの表示信
    号出力端子とを接続するための接続材を、上記表示用基
    板または駆動用回路基板のいずれかに供給し、 上記表示用基板の一辺に沿って、上記駆動用回路基板を
    隣接させ、 上記表示用基板上の上記各配線と、上記駆動用回路基板
    上の各出力端子とを、上記接続材によって一括して接続
    することを特徴とする表示装置の実装方法。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至7のいずれか一つに記載
    の表示装置を実装する実装方法であって、 上記走査駆動用LSIおよび表示駆動用LSIを搭載し
    た駆動用回路基板と、平行配線を有する中継基板とを用
    意し、 上記表示用基板の一辺の各配線と、上記走査駆動用LS
    Iの走査信号出力端子,上記表示駆動用LSIの表示信
    号出力端子とを接続するための接続材を、上記中継基板
    の平行配線上に供給し、 上記表示用基板の一辺に沿って、上記中継基板と駆動用
    回路基板とを隣接させ、 上記表示用基板上の上記各配線と、上記駆動用回路基板
    上の各出力端子とを、上記接続材によって上記中継基板
    の平行配線に一括して接続することを特徴とする表示装
    置の実装方法。
  14. 【請求項14】 請求項8または9の表示装置を実装す
    る実装方法であって、 上記各駆動用LSIの入力端子と、上記コントロール基
    板の電源および制御信号供給用の配線とを接続するため
    の接続材を、上記表示用基板またはコントロール基板の
    いずれかに供給し、 上記表示用基板の一辺に沿って、上記コントロール基板
    を隣接させ、 上記コントロール基板の上記配線と、上記各駆動用LS
    Iの上記入力端子またはこの入力端子につながる上記表
    示用基板上の配線とを、上記接続材によって一括して接
    続することを特徴とする表示装置の実装方法。
  15. 【請求項15】 請求項8または9の表示装置を実装す
    る実装方法であって、 平行配線を有する中継基板を用意し、 上記各駆動用LSIの入力端子と、上記コントロール基
    板の電源および制御信号供給用の配線とを接続するため
    の接続材を、上記中継基板の平行配線上に供給し、 上記表示用基板の一辺に沿って、上記中継基板とコント
    ロール基板とを隣接させ、 上記コントロール基板の上記配線と、上記各駆動用LS
    Iの上記入力端子またはこの入力端子につながる上記表
    示用基板上の配線とを、上記接続材によって上記中継基
    板の平行配線に一括して接続することを特徴とする表示
    装置の実装方法。
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