JP3071542B2 - 糸切れ検出装置 - Google Patents

糸切れ検出装置

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JP3071542B2
JP3071542B2 JP4032833A JP3283392A JP3071542B2 JP 3071542 B2 JP3071542 B2 JP 3071542B2 JP 4032833 A JP4032833 A JP 4032833A JP 3283392 A JP3283392 A JP 3283392A JP 3071542 B2 JP3071542 B2 JP 3071542B2
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Tsudakoma Corp
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Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状の多数のたて
糸の糸切れを検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭50−25860号公報、特開昭
51−35759号公報および特開昭50−25861
号公報などは、シート状の各たて糸を検出し、その合計
本数が設定値以下のときに、糸切れ発生と判断すること
を開示している。これらの公報のうち前2つの公報は、
センサーがたて糸幅方向に移動しない言わば固定方式で
あり、また後の公報はセンサーがたて糸方向に移動する
言わば移動方式である。
【0003】たて糸のシート幅が広くなると、上記の従
来技術に次の問題点がある。第1に固定方式の場合に、
センサーから遠く離れた位置にある端部領域のたて糸が
正確に検出できず、糸本数を正確に数えることができな
かった。これは、センサーから見ると、遠方の端部のた
て糸が重なって映り、たて糸のピッチが狭く映るからで
ある。
【0004】また、移動方式の場合に、移動のために長
時間を要し、早期に糸切れ検知を発見できず、他のたて
糸切れの誘発や、巻取り装置の場合に切断たて糸が巻取
りビームに巻込まれてしまうなどの重大な欠点に至るこ
とがあった。なお、固定方式の場合にも、走査時間が長
時間になるため、同様の問題がある。
【0005】そこで、これらを解決するために、たて糸
の監視領域をたて糸シートの幅方向に分割し、各監視領
域毎にセンサーを設けることが考えられる。このとき、
次の新たな問題が提起される。すなわちたて糸の揺れ
や、センサーの振動などが影響して、センサーの監視領
域の境界が変動して、たて糸本数の計数値に誤差がでて
しまい、この誤差の発生が避けられないため、実用化が
不可能であった。
【0006】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、たて糸検
出に際して監視領域を狭くし、検出過程での精度を高め
るとともに、検出時間を短縮化することである。
【0007】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、シート
状の多数のたて糸を複数のグループに分割し、分割状態
の各グループの境界位置に識別部を設けておき、各グル
ープでの両端の識別部およびたて糸を複数のたて糸検出
器によって光電的に検出し、電気的検出信号を発生
し、信号の処理ユニットによって、検出信号の識別信号
間で、たて糸波形を計数し、各グループの糸本数の総合
計が正規の全糸本数よりも少ないときに、糸切れ発生と
判断するようにしている。
【0008】
【装置の構成】図1は、本発明の糸切れ検出装置1の構
成を示している。検出対象のたて糸2は、一平面上で筬
3を通り、シート状となっており、複数のたて糸検出器
4によって光電的に検出される。たて糸検出器4は、た
て糸2のシート幅方向に移動しない言わば固定方式の複
数のイメージセンサー、または移動方式の1もしくは2
以上の投受光センサーからなっており、たて糸検出器4
の出力としての検出信号は、信号変換器5を経てコンピ
ュータなどの処理ユニット6に送り込まれる。処理ユニ
ット6は、信号処理のために必要なプログラムを内蔵し
ており、メモリ7、表示ユニット8および入力ユニット
9などに接続されている。
【0009】次に図2は、糸切れ検出プログラムの一例
を示している。糸切れ検出の開始にあたって、予め糸本
数が入力ユニット9によって設定され、メモリ7の所定
の番地に記憶される。この糸本数は、シート状のたて糸
2の正規の全糸本数として与えられる。次に、各たて糸
検出器4は、各グループを監視領域として、たて糸2を
光電的に検出し、検出信号を発生し、信号変換器5へ送
。検出信号は、例えばたて糸2の存在位置で高いレベ
ルの信号として、また、たて糸2の不存在位置で低いレ
ベルの信号として現れている。信号変換器5は、検出信
号を波形整形し、二値化することによって、矩形波状の
信号に変換し、処理ユニット6に出力する。ここで矩形
波状の“H”レベルの波形は、たて糸2の存在を示すた
て糸波形と対応している。
【0010】そこで、処理ユニット6は、所定のサンプ
リング周期で、波形整形後の検出信号を取り込み、メモ
リ7にいったん記憶させた後、検出信号の中からたて糸
波形を例えばしきい値処理により取り出し、その数を計
数することによって、たて糸検出器4によって検出され
た領域のたて糸2の本数を積算し、次に各グループの
て糸検出器4からの糸本数を集計して、全グループの糸
本数の総合計と正規の全糸本数とを比較し、それらが
じ場合に糸切れなしと判断するが、計数した糸本数の総
合計が予め入力されている正規の糸本数よりも少ないと
きに、糸切れありと判断し、糸切れのための警告信号を
発生すると共に、表示ユニット8で予め設定した正規の
糸本数、計数後の糸本数の総合計、糸切れ本数などを
示する。そこで作業員は、糸切れ本数を確認して、必要
な糸切れ処理をおこなってから、処理ユニット6を元の
状態に戻す。
【0011】図3は、シート状の多数のたて糸2を複数
のグループに分割し、各グループの境界部分に識別部1
2を介在させておき、両端の識別部12を含んでたて糸
検出器4の監視領域を設定する例である。この結果、監
視領域は、隣り合うグループでオーバーラップの状態と
して設定される。
【0012】図3のaは、各グループ毎に、識別部12
の検出手段を兼ねるたて糸検出器4を配置した例であ
り、また図3のbは、識別部12の検出手段を兼ねる
つのたて糸検出器4で2つの監視領域を共通に利用する
例であり、図3のcは、識別部12の検出手段を兼ねる
1つのたて糸検出器4で4つのグループのたて糸2を移
動させながら順次検出する例であり、さらに図3のd
は、識別部12の検出手段を兼ねる光電センサーなどの
たて糸検出器4をたて糸2の各グループ毎に設け、たて
糸2のシート幅方向に移動させることによって検出する
例である。ここで、識別部12は、図4に示すように、
グループの境界位置で、たて糸2の間から臨ませたレー
ザー光源あるいは反射板として構成される。
【0013】イメージセンサーまたは光電センサーから
なるたて糸検出器4は、グループ毎に、たて糸2および
識別部12を光電的に検出し、これら両方を含んだ検
信号を発生する。検出信号は、監視領域の両端の識別部
12に対応する信号を含み、さらに両識別部12間のた
て糸2の有無に対応するたて糸波形を含んでいる。ここ
で、識別部12に対応する識別信号の信号波形とたて糸
2に対応するたて糸波形とは、その信号レベルの高低に
よって判別することができる。
【0014】そこで、処理ユニット6の内部に備えられ
た識別部検出手段は、適当なしきい値処理によって、た
て糸波形に比較して高レベルの信号を検出し、これを識
別部12に対応する識別信号として出力する。このた
め、処理ユニット6は、検出信号のうち、両端の識別部
12に対応した識別信号間のたて糸波形の数を検出す
。この信号処理によって、各グループ内のたて糸2の
本数が計数できることになる。
【0015】なお、イメージセンサーからの検出信号の
場合に、1つのスキャニング信号から両端の識別部12
に対応する識別信号を除き、残りのたて糸波形を計数す
ることによってたて糸2の本数の計数が可能であり、
また光電センサーの場合の検出信号は、最初の識別部1
2に対応する識別信号の存在を確認して、その後に
“H”レベルのたて糸波形の計数を開始し、この計数を
次の識別部12に対応する識別信号の存在を確認して停
止すれば、そのときの計数値は当該グループのたて糸2
の本数と対応している。
【0016】識別部12は、レーザー光源、反射板等に
代えて、他の構成とすることもできる。例えば、グルー
プの境界位置で、たて糸ピッチを他の通常のたて糸ピッ
チよりも大きな間隔を設定することにより、何もない空
間により識別部12を構成することができる。この場
合、識別部検出手段は、検出信号の“H”レベルの信号
波形の間隔を測定し、通常のたて糸波形の間隔よりも大
きい間隔の箇所を識別部12であると判別し、識別信号
を出力することができる。なお、識別部検出手段は、た
て糸切れが発生した場合には、その箇所においても識別
信号を出力することになる。すなわち、たて糸切れが発
生すると、その部分でたて糸2が監視領域から消失する
ので、これを挟んだ両側のたて糸ピッチが大きくなるか
らである。したがって、識別信号間のたて糸波形の数を
検出し、予め入力されている糸本数よりも少ないとき
に、糸切れありと判断することができる。
【0017】また、識別部12は、通常のたて糸2と異
なる色彩の色糸により構成することもできる。すなわ
ち、糸シートを作成する際に、予め色糸を挿入してお
き、これを識別部12としてもよい。この場合、たて糸
検出器4は、識別部12としての色糸を識別可能なセン
サーであることが必要である。
【0018】
【発明の効果】本発明では、平面上で複数のシート状の
たて糸が幅方向に複数に分割されており、それらのグル
ープ間に境界識別用の識別部が存在するため、たて糸本
数の検出がグループ単位で行える。したがって、たて糸
検出器の出力から各グループでのたて糸波形のみが容易
に取り出せ、視野上の制限や倍率、分解性能上の制限が
なくたて糸本数の計数が確実に行える。またたて糸
検出器が複数備えられているので、その分検出時間が短
縮できるため、速やかな検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】糸切れ検出装置のブロック線部である。
【図2】 検出プログラムのフローチャート図である。
【図3】 たて糸のグループ分け状態の他の説明図であ
る。
【図4】 たて糸のグループ間に識別部を設定する例の平
面図である。
【符号の説明】
1 糸切れ検出装置 2 たて糸 3 筬 4 たて糸検出器 5 信号変換器 6 処理ユニット 7 メモリ 8 表示ユニット 9 入力ユニット 11 スペーサ 12 識別部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面上で平行な状態で幅方向に複数のグ
    ループに分割された多数のたて糸と、分割されたグルー
    プの境界部分に設けられた識別部と、各グループでの両
    端部の識別部および両識別部の間のたて糸を監視領域と
    して各たて糸を光電的に検出して電気的検出信号を発
    生する複数のたて糸検出器と、各たて糸検出器の検出信
    号から識別部に対応する識別信号を検出するとともに、
    識別信号間でたて糸に対応するたて糸波形を計数して当
    該グループ内のたて糸本数を計数し、各グループの糸本
    数の総合計が正規の全糸本数よりも少ないときに、糸切
    れ発生と判断して、糸切れ信号を出力する処理ユニット
    からなることを特徴とする糸切れ検出装置。
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US08/007,772 US5313692A (en) 1992-01-24 1993-01-22 Warp yarn breakage detecting system
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