JP3071180U - 診療装置用フレキシブルチューブ、このチューブを備えた診療装置 - Google Patents

診療装置用フレキシブルチューブ、このチューブを備えた診療装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】診療装置に内蔵するのに適し、耐薬品性を備
え、可撓性を有し、供給流体の特性を持続させる診療装
置用フレキシブルチューブを提供する。 【解決手段】診療機器を導出させた診療装置に内蔵さ
れ、上記診療機器に水、空気などの流体を供給するため
のフレキシブルチューブ1であって、供給流体に対する
反応性の低い高分子材料で構成された内層2と、構造体
特性の優れた高分子材料で構成された外層3との積層構
造となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、歯科診療装置などによって代表される医科、歯科の診療装置であっ て、着脱可能に導出させたハンドピースなどの診療機器に水や空気などの流体を 供給して、診断、治療を行う診療装置に内蔵して使用される、供給流体の殺菌効 果などの特性を持続させる診療装置用フレキシブルチューブ、このチューブを備 えた診療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
歯科用ユニットを例に採ると、診療装置には、冷却や切削粉の飛散防止のため 、またそれに関連する種々の制御のために、水や空気などの流体を供給するフレ キシブルチューブが内蔵されており、従来、この診療装置内蔵用のフレキシブル チューブとしては、装置内のスペースの制限、多種多様な用途に多くのチューブ が複雑に入り込んで用いられる点から、可撓性があり、折れることなく曲げるこ とのできる最小曲げ半径の小さいウレタンチューブが用いられていた。
【0003】 一方、この診療機器では、使用中は、診療装置には流体が順次供給されるが、 診療機器の駆動を停止すれば、これらのフレキシブルチューブには、流体が滞留 してしまう。
【0004】 このとき、供給する流体が水道水の場合を考えると、従来のウレタンチューブ で構成されたフレキシブルチューブでは、水道水に含まれている塩素成分はフレ キシブルチューブの材料であるウレタンに吸収され、残留水の殺菌性能が低下し 、雑菌の活性化、増殖を助長していた。また、このような残留水は、長時間放置 しておくと、繁殖した雑菌が、水アカなどの原因となる細菌膜を生成してしまい 、その除去は大変な作業になっていた。
【0005】 このウレタンの塩素吸収速度は、通常の水道水に含まれる塩素の濃度が、わず か15分から20分という短時間で、ほぼ0ppmとなってしまうもので、診療 装置を一定期間不使用の状態に保持した場合には、新しい水道水を供給してフレ キシブルチューブなどの給水管路系に残っている残留水を完全に排出して入れ換 えることが必要とされていた。
【0006】 また、ウレタンは、耐薬品性が劣っており、上述した細菌膜の除去などのため に薬液洗浄を必要とされる場合にも、適していなかった。この耐薬品性の点から は、フッ素樹脂材料が注目されるが、フッ素樹脂材料は、可撓性など構造材的な 特性に劣っていた。
【0007】 この耐薬品性と可撓性の問題を解決するものとして、特公平7−45219号 公報では、図3(a)に示すような、無孔質フッ素チューブからなる内層チュー ブ101と補強層102を埋入れした外層チューブ103を一体化した可撓性チ ューブ100、実公平2−88782号公報では、図3(b)に示すような、表 面処理したフッ素樹脂からなる内層チューブ111、螺旋状金属線112、ポリ ウレタンからなる外被113より構成される医療用チューブ110、さらに、特 開平5−91973号公報では、フッ素樹脂材料の可撓性内層チューブと複合材 料からなる外層チューブからなる内視鏡用チューブを提案している。
【0008】 これらのチューブは、耐薬品性と可撓性などを兼ね備えたものであるが、いす れも、もっぱら、内視鏡やカテーテルなどの処置具を挿嵌させるためのもので、 水などの流体だけを供給するものではなく、内層材料による供給流体の殺菌効果 などの特性の低下を考慮したものではなかった。
【0009】 また、外側の部分は、金属細条を網組した補強層102とウレタン樹脂などの 熱可塑性樹脂を組み合わせた外層チューブ103であったり、螺旋状金属線11 2を外被113で覆った入れたりするもので、複雑な構造をしていた。したがっ て、スペースの狭い診療装置に内蔵して、複雑な配管に縦横に使用するフレキシ ブルチューブとしては、相応しくなかった。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記問題を解決しようとするもので、診療装置に内蔵するのに適し 、耐薬品性を備え、可撓性を有し、供給流体の特性を持続させる診療装置用フレ キシブルチューブと、このチューブを備えた診療装置とを提供することを目的と している。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の診療装置用フレキシブルチューブは、診療機器を導出させた 診療装置に内蔵され、上記診療機器に水、空気などの流体を供給するためのフレ キシブルチューブであって、供給流体に対する反応性の低い高分子材料で構成さ れた内層と、構造体特性の優れた高分子材料で構成された外層との積層構造とな っていることを特徴とする。
【0012】 ここで、供給流体とは、主として、水道水などの水、加圧あるいは減圧の空気 などの流体で、本考案のフレキシブルチューブで供給するものをいうが、消毒用 の塩素(次亜塩素酸ナトリウム)などを所定比率で混入した薬液水、オゾン水、 酸性水、歯垢などの発生を押さえるキシリトールを混入した水などが含まれるも ので、その供給流体の特性とは、供給流体自身、あるいは、供給流体に含まれる 塩素などの添加成分による殺菌効果、抗菌効果、薬効、洗浄作用などをいう。
【0013】 診療装置とは、診療機器を診療装置本体部から導出させたチューブに着脱して 用い、その診療機器に流体、水や空気、特に、水道水を供給して、診断や治療を する診療装置の全てを含むもので、歯科用診療装置を始めとして、耳鼻咽喉科、 産婦人科、泌尿器科、眼科などで用いられる診療装置が含まれるものである。
【0014】 診療機器とは、診断や治療のために水、空気などの流体を用いるものを全て含 むもので、その流体の用い方は問わない。例えば、歯科用の診療機器では、多く の場合、歯牙の治療部位の冷却や、切削粉の飛散などを防止するために、水道水 と空気が流体として用いられる。
【0015】 この考案は、供給流体に直接触れるフレキシブルチューブの内層を、その供給 流体に対する反応性の低い高分子材料で構成し、その内層を支える外層を可撓性 、折れることなく曲げることのできる最小曲げ半径などの構造体特性が優れた高 分子材料で構成し、積層構造としたことを特徴とする。
【0016】 つまり、供給流体への特性を内層で確保し、構造体としての特性を外層で確保 し、その内層と外層を積層構造とすることで、双方の特性が相乗的に発揮される チューブとしたものである。
【0017】 とくに、その内層の材料を、耐薬品性だけの観点から選択するのでなく、供給 流体への反応性が低いという観点、例えば、水道水の塩素濃度を低下させること が少ないという観点から、選択することを最大の特徴とする。
【0018】 したがって、その内層に直接触れる供給流体に与える影響が少なく、供給流体 の特性を損なうことがない。つまり、水道水の場合には、その塩素濃度の低下を 抑制し、水道水が長時間フレキシブルチューブ内に滞留しても、水道水の殺菌効 果を維持させる。
【0019】 さらに、供給流体への反応性が低いということは、薬品などにも侵されないと いうことであり、耐薬品性も高くなり、フレキシブルチューブを薬液水などで消 毒することもできるようになる。
【0020】 また、本考案のフレキシブルチューブは、内層が非常に滑沢で撥水性に富み、 流体の通過に対する抵抗が極めて小さく、滑らかに流体を通過させることができ 、内面への汚れ、カビ、バイオフィルム等の付着を抑えることができる。
【0021】 また、構造体としての特性は、外層に負担させるので、内層自体は、非常に薄 くすることができ、外層の構造体としての特性を減殺することがない。
【0022】 そして、構造体としての特性は外層が発揮し、チューブ全体としては、可撓性 に優れ、チューブ外径が4mm程度で、最小曲げ半径も10mm以下とすること ができる。
【0023】 また、内層と外層だけの簡単な構造で、可撓性があり、最小曲げ半径も小さい ので、スペースが制限され、複雑に入り組んだ配管が必要となる診療装置内蔵用 として適している。
【0024】 なお、このような特徴を有するフレキシブルチューブは、診療時に常に動かさ れるメインチューブに内蔵して使用するのにも、もちろん、適しているものであ る。
【0025】 請求項2に記載の診療装置用フレキシブルチューブは、請求項1の診療装置用 フレキシブルチューブにおいて、上記内層を構成する高分子材料が、ポリプロピ レン、ポリエチレン、塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン、パーフルオロア ルコキシ共重合体、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体、テトラフルオ ロエチレンのいずれかであることを特徴とする。
【0026】 このフレキシブルチューブは、供給流体に対する反応性の低い内層の高分子材 料を具体的に規定したものである。
【0027】 請求項3に記載の診療装置用フレキシブルチューブは、請求項1または2のい ずれかの診療装置用フレキシブルチューブにおいて、上記外層を構成する高分子 材料が、ポリウレタン、軟質塩化ビニールのいずれかであることを特徴とする。
【0028】 このフレキシブルチューブは、構造体特性の優れた外層の高分子材料を具体的 に規定したものである。
【0029】 請求項4に記載の診療装置は、請求項1〜3のいずれかの診療装置用フレキシ ブルチューブを内蔵することを特徴とする。
【0030】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の診療装置用フレキシブルチューブの一例を示す斜視図である 。
【0031】 このフレキシブルチューブ1は、その内部を通過する供給流体に対する反応性 の低い高分子材料で構成された内層2と構造体特性の優れた高分子材料で構成さ れた外層3との積層構造になっていることを特徴とする。
【0032】 内層2の供給流体に対する反応性の低い高分子材料としては、ポリプロピレン 、ポリエチレン、塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン、パーフルオロアルコ キシ共重合体、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体、テトラフルオロエ チレンのいずれか選択されるが、この例では、ポリフッ化ビニリデン、商品名と しては、テフロンが用いられている。
【0033】 このポリフッ化ビニリデンは、反応性が低く、例えば、供給流体として水道水 を用いる場合には、その塩素濃度の低下を抑制し、水道水が長時間フレキシブル チューブ内に滞留しても、水道水の殺菌効果を維持させる。
【0034】 したがって、フレキシブルチューブの洗浄などを定期的に行う必要がなく、メ ンテナンスが容易である。
【0035】 また、ポリフッ化ビニリデンは、表面が円滑で、雑菌などの停留なども阻止し 、また、洗浄時には、容易に付着物などを洗い落とすことができる。さらに、供 給流体への流路抵抗が少なく、より、小さい圧力で流体を送ることができるとい うメリットもある。
【0036】 さらに、供給流体への反応性が低いということは、薬品などにも侵されないと いうことであり、耐薬品性も高くなり、フレキシブルチューブ1を薬液水などで 消毒することもできるようになる。
【0037】 外層3を構成する構造体特性の優れた高分子材料としては、ポリウレタン、軟 質塩化ビニールのいずれかが選択されるが、特に、ポリウレタンが可撓性、最小 曲げ半径の点で優れている。
【0038】 このような内層2と外層3の積層構造は、周知の方法で形成される。本考案で は、内層2の材料として、供給流体との反応性に着目した点を特徴とし、その製 造方法は問わないが、内層2と外層3が一体化され、特に、フレキシブルチュー ブ1を曲げた時などに、内層2と外層3にずれが生じないように一体化されてい ることが望ましい。
【0039】 フレキシブルチューブ1の外径は、1.5mm程度から6mm程度が適切であ り、その場合には、内径は1mm程度から4mm程度となっている。また、内層 2の厚みは、ポリフッ化ビニリデンの場合で、0.05mm〜0.20mm程度 の非常に薄いものとなっており、外層3の構造体特性を減殺しない。
【0040】 こうして、この外層3の特性により、フレキシブルチューブ1全体としては、 可撓性、最小曲げ半径の特性も優れている。例えば、チューブ外径が4mm程度 で、最小曲げ半径も10mm以下とすることができる。
【0041】 また、内層と外層だけの簡単な構造で、可撓性があり、最小曲げ半径も小さい ので、スペースが制限され、複雑に入り組んだ配管が必要となる診療装置内蔵用 として適し、また、複数本組み合わせて、電気線などと共に、メインチューブに 内蔵させるのにも適している。
【0042】 図2(a)は、本考案の診療装置用フレキシブルチューブを備えた診療装置の 一例を示す斜視図、(b)はそのフレキシブルチューブを内蔵したメインチュー ブの断面図である。
【0043】 図2(a)は、診療装置の一例として、歯科用ユニット10を示しており、6 は診療機器であって、例えば、モータハンドピース、エアータービンハンドピー ス、スケーラなどである。4は、本考案のフレキシブルチューブ1を内蔵したメ インチューブである。
【0044】 5は、ベースン台を備えた診療装置本体であり、この診療装置本体5内にはフ レキシブルチューブ1が水用および空気用などの配管に多数用いられ、また、こ こから、メインチューブ4が導出されており、診療機器に応じて、そのメインチ ューブ4に内蔵されたフレキシブルチューブ1によって、水道水や、加圧空気、 吸引空気を供給して、診断、治療を行うようになっている。
【0045】 8は患者を載せて診療するための歯科用治療台、91はトレーテーブル支持ア ーム、92は照明灯ポール、93はトレーテーブル支持アーム91に設置され、 この医療装置10に関する種々の情報を表示する表示手段、94はトレーテーブ ル、95はトレーテーブル94に設けられた診療機器ホルダであり、ここにメイ ンチューブ4に接続された状態の診療機器6が待機状態で収容されるようになっ ている。
【0046】 メインチューブ4の断面構造は、図2(b)に示すように、必要に応じて、数 本のフレキシブルチューブ1と、電線4cなどを組み合わせ、可撓性のある補強 層4bと外被4aで覆われている。
【0047】 したがって、このフレキシブルチューブ1で供給する水道水などの殺菌効果な どの特性を維持させ、長時間、水道水などを滞留させておいても、雑菌などの繁 殖を抑制する。それと同時に、フレキシブルチューブ1は、可撓性や最小曲げ半 径などの構造体特性が優れているので、これを内蔵したメインチューブに装着し た診療機器の操作性を妨げない。
【0048】 つまり、このような特徴を有するフレキシブルチューブは、この診療装置10 では、図示していないが、スペースの少ない診療装置本体5内で用いられる複雑 な流体管路用として特に適しているが、診療時に常に動かされるメインチューブ にも用いられ、同様の効果を発揮している。
【0049】
【考案の効果】
以上の説明より理解されるように、請求項1に記載の診療装置用フレキシブル チューブによれば、供給流体に直接触れるフレキシブルチューブの内層を、その 供給流体に対する反応性の低い高分子材料で構成し、その内層を支える外層を可 撓性、折れることなく曲げることのできる最小曲げ半径などの構造体特性が優れ た高分子材料で構成し、積層構造としたので、双方の特性が相乗的に発揮され、 供給流体の特性を損なうことがなく、かつ、可撓性、最小曲げ半径などの構造体 特性が優れている。
【0050】 また、供給流体への反応性が低いということは、薬品などにも侵されないとい うことであり、耐薬品性も高い。また、内層が非常に滑沢で撥水性に富み、流体 の通過に対する抵抗が極めて小さく、滑らかに流体を通過させることができ、内 面への汚れ、カビ、バイオフィルム等の付着を抑えることができる。さらに、内 層と外層だけの簡単な構造で、可撓性があり、最小曲げ半径も小さいので、スペ ースが制限され、複雑に入り組んだ配管が必要となる診療装置内蔵用として適し ている。
【0051】 請求項2に記載の診療装置用フレキシブルチューブによれば、請求項1に記載 のフレキシブルチューブの効果に加え、供給流体に対する反応性の低い内層の高 分子材料を具体的に規定したので、上記の効果を発揮するチューブの内層が容易 に構成できる。
【0052】 請求項3に記載の診療装置用フレキシブルチューブによれば、請求項1または 2のいずれかに記載のフレキシブルチューブの効果に加え、構造体特性の優れた 外層の高分子材料を具体的に規定したので、上記の効果を発揮するチューブの外 層が容易に構成できる。
【0053】 請求項4に記載の診療装置によれば、請求項1〜3のいずれかの診療装置用フ レキシブルチューブを内蔵させたメインチューブを備えているので、請求項1〜 3のいずれかのフレキシブルチューブの効果を発揮する診療装置を提供すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の診療装置用フレキシブルチューブの一
例を示す斜視図
【図2】(a)は、本考案の診療装置用フレキシブルチ
ューブを備えた診療装置の一例を示す斜視図、(b)は
そのフレキシブルチューブを内蔵したメインチューブの
断面図
【図3】(a)は従来のフレキシブルチューブの一例を
示す構成説明図、(b)は従来のフレキシブルチューブ
の他例を示す縦断面図
【符号の説明】
1 フレキシブルチューブ 2 内層 3 外層 4 メインチューブ 5 診療装置本体 6 診療機器 10 診療装置

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】診療機器を導出させた診療装置に内蔵さ
    れ、上記診療機器に水、空気などの流体を供給するため
    のフレキシブルチューブであって、 供給流体に対する反応性の低い高分子材料で構成された
    内層と、構造体特性の優れた高分子材料で構成された外
    層との積層構造となっていることを特徴とする診療装置
    用フレキシブルチューブ。
  2. 【請求項2】請求項1の診療装置用フレキシブルチュー
    ブにおいて、 上記内層を構成する高分子材料が、ポリプロピレン、ポ
    リエチレン、塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン、
    パーフルオロアルコキシ共重合体、テトラフルオロエチ
    レン・エチレン共重合体、テトラフルオロエチレンのい
    ずれかであることを特徴とする診療装置用フレキシブル
    チューブ。
  3. 【請求項3】請求項1または2のいずれかの診療装置用
    フレキシブルチューブにおいて、 上記外層を構成する高分子材料が、ポリウレタン、軟質
    塩化ビニールのいずれかであることを特徴とする診療装
    置用フレキシブルチューブ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの診療装置用フレ
    キシブルチューブを内蔵することを特徴とする診療装
    置。
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