JP3070423U - 照明器具用本体ハウジング兼備反射板 - Google Patents

照明器具用本体ハウジング兼備反射板

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JP3070423U JP2000000195U JP2000000195U JP3070423U JP 3070423 U JP3070423 U JP 3070423U JP 2000000195 U JP2000000195 U JP 2000000195U JP 2000000195 U JP2000000195 U JP 2000000195U JP 3070423 U JP3070423 U JP 3070423U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各タイプの蛍光ランプやその装着本数の変更
に対応可能な共用型の、回路部品を簡易に装着できるタ
イプの、環状蛍光ランプ用照明器具本体ハウジング兼備
反射板を提供する。 【解決手段】 各回路部品を各々挿嵌してスナップ式に
固定できる構造の部品装着手段が該本体ハウジングの内
側に該本体ハウジングと一体に形成されており、環状蛍
光ランプ用のランプホルダーの基部を挿嵌して基部にあ
る逆止ツメがスナップ式に係止することを許容する複数
のランプホルダー保持手段が下側面に一体に形成されて
いることを特徴とする本体ハウジング兼備反射板。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、環状蛍光ランプを装着して用いる照明器具用本体ハウジング兼備反 射板に関し、更に詳しくは、各部品の取り付けを容易にしまた複数のタイプ及び 寸法の蛍光ランプに汎用できる本体ハウジング兼備反射板に関し、更に、優れた 反射効率を有する本体ハウジング兼備反射板に関する。 なお、本明細書において照明器具用の「本体ハウジング兼備反射板」とは、照 明器具特に各種の環状蛍光灯を用いた家庭用の照明器具等における、回路部品収 容部分及びその周囲に広がった光反射のための部分を合わせた全体を意味する。
【0002】
【従来の技術】
最近は、「快適空間」への消費者ニーズが高く、家庭用照明器具は、天井に直 付するタイプの照明器具が主流となっている。このようなタイプの照明器具は、 中央寄りに設けられた本体ハウジングとその周囲に広がった光反射のための面を 有し、多くはその全体が光透過性且つ拡散性の照明カバーで覆われる。環状蛍光 ランプを装着して用いる照明器具は、近年、特に家庭用に広く用いられるように なっており、種々のタイプのものが市販されている。最近では、エネルギー効率 の観点等から蛍光ランプ自体も改良されてきており、従来広く用いられてきた管 径約29mm程度の従来管のほかに、管径約16.5mmのスリム管(例:ネオスリム :東芝)、及び管径約20mmの大小の2つの環が一体化した二重環形蛍光ランプ (例:ペアルミック:松下電子工業)が、現在用いられるようになっている。こ れら各タイプの蛍光ランプを適切に保持するためにそれぞれのタイプに応じたラ ンプホルダーが必要である。また、各タイプの蛍光ランプにおいては、環径のサ イズが異なる複数のものが用いられている。このように蛍光ランプのタイプ及び サイズが種々あるため、何れの蛍光ランプを何本用いるかにより、照明器具側の ランプホルダーの適切な取り付け位置は異なることになる。また、照明器具には 常夜灯の目的で豆電球も取り付けられるが、用いられる蛍光ランプのタイプやサ イズ、及び本数やサイズの組み合わせによっては、蛍光ランプとぶつからないよ う、豆電球の取り付け位置を変更しなければならない場合がある。
【0003】
【従来の技術】
このような背景から、環状蛍光ランプを装着して用いる照明器具には、従来、 何れのタイプの蛍光ランプにも共通に用いることができる本体ハウジングを有す るものはなく、用いる蛍光ランプのタイプ、サイズ、本数等にそれぞれ対応させ て、別個に本体設計が行われていた。このため、それぞれに応じた金型の設計・ 製造に個々に投資が必要であり、照明器具の製造コストを高める要因になってい た。また、照明器具の本体には、従来は、安定器等の回路基板、豆電球ソケット 、スイッチ、リモコン用赤外線受光部その他の回路部品を、それぞれネジやリベ ット等を用いて取り付けており、またランプホルダーも個々にネジ等で本体に取 り付けていた。また回路基板は、絶縁のためにプラスチックシート又はプラスチ ックの板を介在させた上で照明器具本体ハウジングに取り付けるようにされてい た。これらのため、ネジ、リベット、絶縁部材等の取り付け用部品の点数が非常 に多く、しかもネジ、リベット等による回路部品の取り付けには手間がかかり、 迅速確実な取り付けには熟練工をも要するため、やはり照明器具の製造コストを 高める要因となっていたが、コスト低減の要請が近年に高いにも拘わらず、その ような問題は看過されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような背景において、本考案は、製造コストを低下できる、各タイプの蛍 光ランプやその種々の装着本数に対応可能な共用型の、またネジ、リベット等の 取り付け用部品を要さず回路部品を簡易に装着できるタイプの、本体ハウジング 兼備反射板を提供することを主たる目的とする。また併せて、本考案は、そのよ うな本体ハウジング兼備反射板と共に使用するためのランプホルダーをも提供す ることを目的とする。更には、そのような本体ハウジング兼備反射板であって、 光源からの光に対して優れた反射効率を有するものを提供することも本考案の目 的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的に向けて検討の結果、本考案者は、各回路部品(本明細書において、 電気的回路の何れかの部分を構成する如何なる部品をも広く意味し、電子安定器 (インバータ回路)、リモコン信号受光部(受光素子及び関連電子回路)、スイ ッチ、豆電球ソケット等を含む。)を、それらの形状に合わせて各々挿嵌してス ナップ式に固定する構造の部品装着手段の必要数を本体に一体に形成しておくこ とにより、部品を単に嵌め込むだけで、ネジやリベット等のような固定用の部品 を要さずに本体に装着できることに着目し、またそのような方法により各種のタ イプの蛍光ランプの使用に共通に対応できることを見出し、更に検討を加えて本 考案を完成させた。
【0006】 すなわち本考案は、環状蛍光ランプを装着して用いる照明器具用本体ハウジン グ兼備反射板であって、本体ハウジング内に取り付けられるべき各回路部品を、 別個の固定用部品を要することなく該照明器具本体の所定箇所にそのまま装着で きるよう、該各回路部品を各々挿嵌してスナップ式に固定できる構造の部品装着 手段が該本体ハウジングの内側に該本体ハウジングと一体に形成されていること を特徴とする本体ハウジング兼備反射板を提供する。これにより、各部品の取り 付けにこれまで要したネジ、リベット等の取り付け用部品は、もはや必要が無く なり、各部品は単に所定部位に嵌め込むだけで固定できる。こうすることにより 、本体の組立に要する手間が大幅に削減され、照明器具の本体の製造コストを低 減させることができる。
【0007】 また本考案は、上記の本体ハウジング兼備反射板であって、環状蛍光ランプの ためのランプホルダーを別個の固定部品を要することなく所定箇所に固定できる よう、ランプホルダーの基部を挿嵌して該基部にある逆止ツメがスナップ式に係 止することを許容する複数のランプホルダー保持手段が、該本体ハウジング付反 射板の下側面に一体に形成されていることを更に特徴とする本体ハウジング兼備 反射板をも提供する。このようなランプホルダーの取り付けを可能にしたことに より、種々のタイプ及び本数の蛍光ランプに対応して選択したランプホルダーを 、単にランプホルダー保持手段に挿嵌することにより固定するだけで、各タイプ 及び本数の蛍光ランプに対応したランプホルダーの組を本体に簡単取り付けるこ とが可能となる。このことは、蛍光ランプのタイプによらず照明器具本体のハウ ジングの形状を統一できることによるコスト削減を可能にするのみならず、ラン プホルダーの取り付けに際してネジやリベット等の取り付け用部品を要しないこ とによる取り付け作業の効率化及びコスト削減を可能にする。
【0008】 このために特に好ましくは、環状蛍光ランプの複数のタイプ及び環径に該本体 ハウジング兼備反射板を共用できるよう、該複数のランプホルダー保持手段は、 該本体ハウジング兼備反射板の中心から3通りの距離に配置されている。
【0009】 更には、本考案は、上記の各本体ハウジング兼備反射板であって、回路部品の 一つである豆電球ソケットを固定すべき配置を複数の位置から選択できるよう、 該豆電球ソケットを固定できる部品装着手段を、該本体ハウジング付反射板の中 央からの距離を異にする複数の箇所に形成したことを特徴とするものをも提供す る。このようにすることにより、豆電球の取り付け位置が中央からの距離を異に する複数の箇所から選択可能となり、ある位置が蛍光ランプと上下方向に重なる 場合でも、別の位置を選択できるようになるため、種々のランプタイプの使用が 可能となる。
【0010】 更に、本考案は上記の何れかの本体ハウジング兼備反射板であって、豆電球ソ ケット固定用の部品装着手段の配置に対応した位置において該本体ハウジング兼 備反射板の蛍光ランプ側の面に、豆電球の挿入を可能にするノックアウト式の開 口形成手段を形成したことを特徴とするするものをも提供する。ここに、「ノッ クアウト式」の開口形成手段は、その外周に沿ってごく狭い幅の複数箇所のみを 残して所定の開口の形状を打ち抜くことにより、指その他で押し破って容易に所 望の開口を形成できるように構成された構造をいう。このような構造とすること により、実際の豆電球の配置に対応した位置にのみ豆電球用の開口を設けること ができ、その他の豆電球用の部品装着手段の配置に対応した不要な位置には開口 を設けないでおくことができる。これは、照明器具の外観上好ましい。
【0011】 更に、本考案は上記の何れかの本体ハウジング兼備反射板であって、該回路部 品の一つである回路基盤を固定する部品装着手段がプラスチック製であり該本体 ハウジングと一体に形成されていることを特徴とするものをも提供する。このよ うな構成とすることにより、該回路基板と本体ハウジングとの間に従来介在させ ていた絶縁用のプラスチックシート又はプラスチックボードが不要となり、製造 コストの低減に寄与する。
【0012】 本考案において、該部品装着手段の各々は、該本体ハウジング内部において蛍 光ランプと同じ側又は反対側の何れの壁に形成されていてもよい。
【0013】 更に本考案は、上記の何れかの本体ハウジング兼備反射板であって、該本体ハ ウジング兼備反射板がその外周領域に沿った複数箇所に、該照明器具用の照明カ バーの縁部を下方から支持できる張り出し部を有することを特徴とするものをも 提供する。このような構成とすることにより、照明器具本体への照明カバー取り 付けのために従来一般に用いられていた止め金具等の別個の部材を用いる必要が 無くなり、照明器具の製造コストの低減に寄与する。
【0014】 更に本考案は、上記の何れかの本体ハウジング兼備反射板であって、該本体ハ ウジング兼備反射板が、該照明器具用の照明カバーの縁部を該本体ハウジング兼 備反射板の縁部に位置合わせするためのガイドを、外周領域に沿った複数箇所に 備えているものをも提供する。このような構成とすることにより、照明器具本体 への照明カバーの取り付けのために従来一般に用いられていたガイド金具等の別 個の部材を用いる必要が無くなり、やはり照明器具の製造コストの低減に寄与す る。
【0015】 更に本考案は、該本体ハウジング兼備反射板であって、光源からの光を反射さ せる面に、ルチル型酸化チタン粒子を不活性無機酸化物含有被覆層で被覆してな る平均粒径0.25〜0.5μmの被覆酸化チタン粒子を均一に含有する樹脂よ りなる反射層が形成されており、該反射層が、該被覆酸化チタン粒子を35〜6 0重量%の割合で含有し、且つ該反射層の単位面積当たりに含有される被覆酸化 チタン粒子の量が少なくとも25g/m2であることを特徴とするものをも提供 する。このような構成の反射層は、光源からの光線の反射効率を改善し、その結 果、従来と比して照明器具の明るさを増大させるため、エネルギー消費効率を直 接改善できることが、本考案者により見出されている(実施例を参照)。本体ハ ウジング兼備反射板を構成する部材自身の反射効率が不足する場合、例えば部材 が金属板で形成されている場合等、このような被覆層を設けることは反射効率を 高めて照明器具のエネルギー消費効率を改善する上で好ましい。チタン微粒子に よる光の反射に関しては、可視光線に対する反射率の高さと赤外線に対する反射 率の高さとが極めてよく相関することが知られているため、上記の被覆層が赤外 線をも優れた反射効率で反射できることが明らかである。このため、可視光線に 対する優れた反射効率と相まって蛍光ランプの温度上昇を抑制し、その結果蛍光 ランプの出光力を改善させることにより、やはりエネルギー消費効率の更なる改 善を間接的にもたらす。また照明器具内部の電子回路部品の温度上昇を軽減する ことができるため、電子回路部品の耐熱性の要請を軽減して、より低コストの電 子回路部品の採用を可能にすることにより、照明器具全体のコスト低減に役立つ 。特に、従来の従来の蛍光ランプと異なり、スリム管や二重環形蛍光ランプでは 発熱量が大きいため、本体ハウジング兼備反射板の反射効率の増大は一層有益で ある。
【0016】 上記において、該反射層の厚みは、好ましくは25〜100μmである。
【0017】 また上記において、該不活性無機酸化物は、好ましくは、アルミニウム、ケイ 素、亜鉛、ジルコニウム、ニッケル、アンチモン及びクロムよりなる群より選ば れる少なくとも1種の元素の酸化物よりなるものである。
【0018】 このようにして形成された該反射層は、JIS Z 8722及びJIS K 5400に従って測定したときの波長420〜700nmにおける平均の全光 線反射率が、好ましくは90%以上である。
【0019】 またこのようにして形成された該反射層は、JIS Z 8722及びJIS K 5400に従って測定したときの波長460〜580nmにおける平均の 全光線反射率が、好ましくは92%以上である。
【0020】 上記の反射層における該樹脂は、好ましくはポリエステル系樹脂、アクリル系 樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート樹脂及びポリオレフィン系樹脂よりな る群より選ばれるものである。特に好ましくは、該樹脂は、ポリエステルウレタ ン樹脂である。
【0021】 本考案はまた、上記の本体ハウジング兼備反射板におけるランプホルダー保持 手段に挿嵌してスナップ係止できるよう、逆止ツメを基部に備えたことを特徴と するランプホルダーをも提供する。そのようなランプホルダーは、好ましくは、 逆止ツメが基部の2カ所に設けられ、一方の逆止ツメは該ランプホルダー保持手 段からの水平方向の抜けを阻止し、他方の逆止ツメはランプホルダー保持手段か らの垂直方向の抜けを阻止するように構成される。これにより、ネジやリベット 等のような別個の取り付け用部品を用いなくても、本体ハウジング兼備反射板に 確実に固定でき、しかもネジやリベット等を用いる場合に比して取り付けが遙か に簡単であり、従って低コストである。
【0022】
【考案の実施の形態】
本考案において、電子安定器(インバータ回路)、リモコン信号受光部(受光 素子及び関連電子回路)、スイッチ、豆電球ソケット等を含む電気的回路部品を 取り付けるための各々の部品装着手段は、ネジその他の固定用部品を用いること 無く、取り付けられた部品をずれや脱落等なしに一定位置に固定できる構造であ ればよく、具体的には様々な形態とすることができる。例えば、回路部品の底面 に当接してこれを支えると共に回路部品の外周に沿って全周又は少なくとも数箇 所においてこれを取り囲んで横方向移動を阻止し、且つ脱落防止のために、回路 部品の上縁にかみ合うスナップ式の逆止ツメ等を一部に有する構造とすることが できる。そのような構造は本体ハウジング(例えばプラスチック製)と一体構造 として当業者が適宜の形状に形成できる。スナップ式の逆止ツメ及びこれを担持 したプラスチック部分は、回路部品の押し込みに応じて一時的に後退して回路部 品を受け入れ、回路部品が奥まで挿入された時に元に戻って回路部品の上縁にか み合うことができるような、適度に弾性変形する構造としておけばよい。
【0023】 そのためには、例えば、ある程度の弾性を有するプラスチックを用いて成形し、 逆止ツメを担持したプラスチック部分とその両側のプラスチック部分との間にス リットを入れて相互に切り離しておく等すればよい。また逆止ツメの形状も特段 の限定はなく、回路部品を嵌め込めるが引き抜きには抵抗するような形状、すな わち回路部品を挿入する時は回路部品の前縁に当たって滑らかに押しのけられる 傾斜面と、回路部品が奥まで到達した時回路部品の上縁にかみ合う、例えばほぼ 直角の面とを有する形状であればよい。
【0024】 ランプホルダーは、蛍光ランプを掴むように受ける通常は湾状のランプ受け部 と、ランプホルダー自らを照明器具の本体ハウジング兼備反射板に固定する基部 及びこれら2つの部分を繋ぐ柄部を含んでよい。基部は、例えば、一端付近に水 平方向の抜け防止用の逆止ツメを有し、他端付近に垂直方向の抜け防止用の立ち 上がった逆止ツメを有する、本体ハウジング兼備反射板の下面に接する棒状又は 板状の部分であってよい。柄部は、基部の一端付近又は中間部等、適宜の部位か ら延びていてよい。また、1個の基部に必ずしも1個のランプ受け部を有するも のに限る必要はなく、1個の基部に大小2種のランプに対応した2個のランプ受 け部を有していてもよい。更には、複数(例えば大中小の3種)のランプに対応 した複数のランプ受け部を、複数(例えば2個)の基部と一体に形成したもので あってもよい。このようなランプホルダーのタイプは、照明器具の製造に当たっ て、目的とする使用形態に適するものを予め適宜準備しておきそれらのうちから 選択すればよい。なお、ランプホルダーは、プラスチック、金属等、適宜な材料 で形成されていてよい。
【0025】 ランプホルダー保持手段は、上記その他のランプホルダーを保持できる適宜の 構造のものであればよい。好ましい一例は、上記のようなランプホルダーを保持 するのに適するよう、基部の一部である、水平方向の抜け防止用の逆止ツメを備 えた部分が挿入されて逆止ツメが係止できるように本体ハウジング兼備反射板の 下面に突出して形成された橋部と、垂直方向の抜け防止用の逆止ツメが挿入され て係止できる開口とから構成される。
【0026】 本考案において用いることのできる前記反射層は、所定の被覆酸化チタン粒子 を所定の量、反射層中に含ませることによって、従来達成できなかった高反射効 率を達成する。用いる被覆酸化チタン粒子の好ましい平均粒径は0.25〜0. 5μmであるが、この範囲とするのは、平均粒径が0.25μmより小さくても また0.5μmより大きくても、反射効率は所望の範囲より低下するためである 。平均粒径の更に好ましい範囲は0.25〜0.4μm、尚も更に好ましい範囲 は0.25〜0.35μmであり、例えば、約0.30μmである。
【0027】 本考案において所望の効果を達成するために含有すべき被覆酸化チタン粒子の 量については、上記の通り、反射層中に含有させる被覆酸化チタン粒子の重量% と反射層の単位面積当たりに分布する被覆酸化チタン粒子の量との両面から規定 される。すなわち、反射層に35〜60重量%の割合で被覆酸化チタン粒子が含 有され、且つ、反射層の単位面積当たりに含有される被覆酸化チタン粒子が少な くとも25g/m2であることが必要である。
【0028】 被覆酸化チタン粒子を60重量%より多く含有させると、反射層の光沢が低下 するという点で好ましくない。また被覆酸化チタン粒子が35重量%より少ない と反射効率の改善が不十分となり易くなる。反射層における被覆酸化チタン粒子 の更に好ましい比率は35〜50重量%であり、尚も更に好ましくは35〜45 重量%であり、例えば約40重量%である。
【0029】 また更に好ましくは、反射層の単位面積当たりに含有される被覆酸化チタン粒 子の量は、25g/m2以上であり、更に好ましくは30g/m2以上、なおも更 に好ましくは35g/m2以上である。単位面積当たりの被覆酸化チタン粒子の 量をあまり増やしても効果の増大は頭打ちとなるため、通常は50g/m2程度 より高くする必要はないが、選んだ製造方法によって制限を受ける反射層の厚み に応じて、60g/m2、80g/m2等と増加しても反射効率の点で支障はない 。
【0030】 本考案において、反射部材の基面を被覆する反射層の厚みは、25μm以上で あることが更に好ましい。25μmより薄いと、下地である基面に対する隠蔽力 が不足する場合が起こり得るためである。反射層の厚みに明確な上限はないが、 余りに厚くしても反射効率の向上は頭打ちとなる。反射層内の蓄熱を避け放熱を できるだけ速やかにすることも考慮すれば、反射層の厚みは、一般には、100 μm以下とすればよく、通常は80μm以下とすればよい。反射層の厚みの決定 に際しては、被覆行程の便宜も考慮して適宜決定すればよく、例えば、反射層を 予めフィルム状に成形する場合には、成形、積層などの行程で取り扱い易い厚み とし、また基面に塗布する場合には、塗布を行いやすい厚みとすればよい。例え ば、溶剤系塗料の形で塗布する場合には、25μm〜35μm程度の厚みとする のが容易であり、粉体塗料の形で塗布する場合には、30〜70μm程度の範囲 で厚みを決定するのが容易である。無論、塗装行程における効率上や塗膜の耐久 性に問題がない限り、これ以外の適宜の厚みとしてもよい。
【0031】 上記反射層において、不活性無機酸化物の特に好ましい例としては、アルミニ ウム、ケイ素、亜鉛、ジルコニウム、ニッケル、アンチモン及びクロムよりなる 群より選ばれる少なくとも1種の元素の酸化物よりなるものが挙げられ、これら は種々の程度の含水物であってもよい。具体例としては、Al23、SiO2、 Al(OH)3やこれらの混合物等が挙げられる。これらの無機酸化物は酸化チタ ンの被覆に通常用いられている材料であり、ベースとして用いる樹脂との親和性 や分散性をもとに適宜選択すればよく、例えばAlとSiの比率や含水率の大小 は、本考案に係る反射層の性能には特に影響しない。また他の成分例えばNa2 Oなどが少量混入していても差し支えない。
【0032】 上記反射層を設ける方法としては、被覆酸化チタン粒子を均一に含んだ樹脂フ ィルムを基面に積層してもよいが、被覆酸化チタン粒子の含有比率が高いため、 被覆酸化チタン粒子と樹脂とを混合して塗料として用い、基面に塗布して塗膜を 形成させるのが、取り扱い上簡便で特に好ましい。そのような塗料としては、溶 剤系塗料と粉体塗料の何れでもよい。
【0033】 好ましい態様においては、該反射層をJIS Z 8722及びJIS K 5400(7.5節)に従って測定したときの波長420〜700nmにおける 平均の全光線反射率が90%以上である。これは、従来の照明器具反射部材の可 視光線に対する全反射率が通常は約83〜84%、最高でも86%程度に止まり 、すなわち受けた可視光線の通常約16〜17%、最低でも14%が熱エネルギ ーとして反射部材に吸収されていたのに対し、本考案に係る反射層では、上記波 長において受けた光の10%以下しか吸収されず残りが全て反射されることを意 味する。このため、本考案に係る反射層では従来品と比べて熱吸収が少なく、そ の分、照明器具内部及び光源本体の温度上昇を抑制できる。
【0034】 更に好ましい態様においては、該反射層をJIS Z 8722及びJIS K 5400に従って測定したときの波長480〜560nmにおける平均の全 光線反射率が92%以上、又は更に好ましくは、波長460〜580nmにおけ る平均の全光線反射率が92%以上である。このような高い反射率の達成が可能 なことは、本考案における優れた特徴の一つである。
【0035】 更に、酸化チタン粒子の光線反射率に関し、可視光線領域の反射率と赤外線領 域の反射率とは極めてよく相関することが知られているため、本考案に係る反射 層は赤外線に対しても高い反射効率が期待できる。このことは、照明器具本体の 温度上昇を抑制でき、それにより、蛍光ランプの場合その周囲温度の上昇を防い で蛍光ランプの出光力を高め、更には、回路部品の温度上昇を抑制して従来より 低コストの回路部品の採用を可能にする、という効果をもたらす。
【0036】 反射層において用いる樹脂は被覆チタン粒子を基面に固定するバインダーとし て働くものであり、100μm〜25μmの薄い層としたとき可視光線に対する 吸収が小さく実質的に透明といえる樹脂であればよい。そのような樹脂の例とし ては、ポリアクリル樹脂、ポリメタクリル樹脂(例えばPMMA)その他のアク リル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチ レン)樹脂、AS(アクリロニトリル・スチレン)樹脂等のスチレン系樹脂、ポ リカーボネート樹脂又はポリエステル系樹脂(例えば、ポリエチレンテレフタレ ート樹脂、ポリエステルウレタン樹脂)や、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン 樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等のポリオレフィン系樹脂等が挙げられるが、透明度 が十分あり基面に固着した反射層を形成するのに不都合がないものであれば他の 樹脂でもよい。これらの樹脂のうち好ましい一例は、ポリエステル系樹脂例えば ポリエステルウレタン樹脂であり、別の好ましい一例は、PMMA等のアクリル 系樹脂である。 また、該反射層は、通常の樹脂製品や樹脂系の塗料に含まれる可塑剤、帯電防 止剤等の各種の添加剤を適宜含有していてもよい。
【0037】
【実施例】
以下典型的な実施例を参照して本考案を更に詳細に説明するが、本考案がこれ ら実施例に限定されることは意図しない。
【0038】 <実施例1> 図1は、本考案の照明器具用本体ハウジング兼備反射板の一例を、その中心を 通る垂直断面図で示す。但し、図1の右半分は、従来管L1(二点差線で表す) を3本取り付けこれに応じた形状の照明カバーを取り付けた状態で、また図1の 左半分は、スリム管L2(二点差線で表す)を3本取り付けこれに応じた形状の 照明カバーを取り付けた状態で、同一の本体ハウジング兼備反射板示す。図1に おいて、本体ハウジング兼備反射板1は、天井(破線で表す)への直付け装置( 図示せず)が挿入される円形の開口部2の周囲に全体としてドーナツ型に広がっ た盤状の形態をしており、回路部品を収容したハウジング区域の下半及びその周 囲に広がった反射面を形成しているプラスチック製の下側部分3と、ハウジング 区域の上半を覆っている金属製の上側部分5とから構成されている。下側部分3 と上側部分5とは、それらの接触面においてネジ等で相互に固定することができ るように構成されている(図3)。下側部分3には、そのハウジング区域におい て内壁面からハウジング内に立ち上がった複数の突出板(例えば7、8、9、1 0、11)を有する。対となった突出板(例えば7と8、又は9と10)の間に は所定の回路部品(例えば、豆電球ソケット12、回路ボード13、又はスイッ チボックス14)が挿嵌される。これらの突出板の上端には、それぞれ逆止ツメ 15が形成されている。それぞれの回路部品が対応する突出板間に挿嵌されると き、これらの逆止ツメの形成された突出板は、回路部品の下縁に押されて外方に 一時的に撓み、回路部品が逆止ツメを通過し終わると元に復帰する。それにより 、逆止ツメも元の位置に復帰して、突出板間に挿嵌された回路部品の上縁とスナ ップ式にかみ合って、回路部品が逆戻りして抜けるのを阻止する。17、18及 び19は、それぞれの回路部品の下縁と当接して回路部品を下方から支持するた めのストッパーである。こうして、回路部品はネジやリベット等のような別個の 部品を何ら使用することなしに、ハウジング内に取り付けることができる。また 、回路ボード13は、プラスチック製である下側部分3に取り付けられているた め金属と接触するおそれがなく、従来のように間にプラスチックシート等を介在 させる必要がない。また、豆電球ソケット用の装着手段は、2カ所(位置A及び 位置B)に設けられているが、図ではこれらのうち位置Aに豆電球ソケットが装 着されている。なお、回路部品を下側部分3の内壁面に直接に当接させる場合に は、17、18及び19のようなストッパーは、勿論不要である。
【0039】 21及び22は、それぞれ光透過性且つ光散乱性の、プラスチックで作られた 照明カバーである。照明カバー21及び22は、高さ方向の寸法が異なる以外は 同一の、アンダーカットのある扁平なドーム状である。本体ハウジング兼備反射 板1の外周領域の一部には張り出し部24が形成されており、照明カバー21及 び22はその縁において、この張り出し部24によって下方から支持されている 。また、本体ハウジング兼備反射板1の外周領域には、照明カバー21又は22 を本体ハウジング兼備照明板1に取り付ける際に位置合わせを容易にするガイド 26が形成されている。
【0040】 図2は、本実施例の本体ハウジング兼備反射板のハウジング区域の他の部位を 別の垂直断面図で示す。図において30は電源用コネクタ挿入穴であり、31は ランプソケット引出し穴である。様々な位置にある3本のランプ(二点鎖線で表 す)及びそれらの各々に接続されたソケットも図に示されている。
【0041】 図3は、本実施例の本体ハウジング兼備反射板を、その中心を通る更に別の垂 直断面図、すなわちランプホルダー取り付け部位を通る断面で示している。図に おいて右半分は古くからのタイプの蛍光ランプ(従来管)を取り付けた状態を示 し、左半分は、スリム管を取り付けた状態を示す。ランプホルダー取り付けに関 与する部分の形状は、図の左右で全く同一である。図の左右において、各々ラン プホルダー保持手段が3カ所に形成されており、何れも同じ構造よりなる。最も 内側に位置するランプホルダー保持手段を参照してその構造を説明すると次の通 りである。33は、本体ハウジング兼備反射板1の下側部分3の壁面から下方へ と押し抜くように形成された橋状支持部であり、図面より手前側及び背後側にお いて本体ハウジング兼備反射板1の下側部分3と一体に繋がり、図面横方向から 見たとき概略長方形又は台形の断面を有する開口を規定している。橋状支持部3 3には図面横方向からランプホルダーの棒状の基部32を図面左から水平方向に 挿入することができる。34は、ランプホルダーの棒状の基部に形成された垂直 方向の抜け防止用の逆止ツメ36が挿入してスナップ式に係止できるよう、本体 ハウジング兼備反射板1の下側部分3に設けられた係止開口である。
【0042】 40は、本体ハウジング兼備反射板の下側部分3と上側部分とを一体になるよ う相互に固定しているネジである。これ以外に、下側部分3と上側部分5とは、 上側部分5に設けられた受け部42に下側部分の一部を挟み込むことにより、ま た下側部分3に設けられた受け部44に上側部分の一部を挟み込むことによって も固定される。このような受け部を設けることにより、下側部分3と上側部分と の相互固定は、最小限のネジ本数で行うことが可能である。
【0043】 図4は、実施例1の本体ハウジング兼備反射板の底面図である。図において、 50及び52は共に豆電球ソケット取り付け位置A及びBにそれぞれ対応して本 体ハウジング兼備反射板の下側部分3の壁に形成された、豆電球挿入用のノック アウト式の開口形成手段であり、これらの各々を取り囲む破線は、図面背後側に あるランプソケット用の装着手段である。14は、図面背後側にあるスイッチボ ックス14を示す。54は、リモコン用受光部の取り付け部として設けられてい る、スナップ式に取り外し可能な入れ子式の蓋がされた窓である。33及び34 は、それぞれ図3を参照して説明した橋状支持部及び係止開口である。橋状支持 部33及び係止開口34よりなるランプホルダー保持手段は、各タイプの蛍光ラ ンプ及びそれらのサイズ並びに取り付け本数に対応できるよう、図4に示される ように、本体ハウジング兼備反射板1の円周に沿って相互に約120°離れた3 方向に、それぞれ中心からの距離を異にする3箇所を一組として設けられている 。10及び11は、図面背後にある回路ボード13を挟んでいる複数の突出板の うちの2つを示している。24は、照明カバーを支持するための、図1でも説明 した張り出し部である。26は、図3にも示されたガイドであり、図3及び図4 より明らかなように、斜めの縁を持った垂直のプレートよりなる。
【0044】 図5は実施例1の本体ハウジング兼備反射板の別の使用態様を示しており、こ こにおいては、二重環形蛍光ランプL3(二点差線で示す)の大小2本が取り付 けられている。豆電球ソケット12は、図1の場合は豆電球ソケットは位置Aに 装着されていたが、図5では、内側に取り付けられた二重環蛍光ランプL3と重 ならないよう、位置Bに装着されている。このように、同一の本体ハウジング兼 備反射板を用いながら、選んだ蛍光ランプのタイプに応じて豆電球ソケットの取 り付け位置を変更することができる。このため、異なったタイプ、本数の蛍光ラ ンプに対して、本体ハウジング兼備反射板を共用できる。
【0045】 図6は、二重環形蛍光ランプL3(二点差線で示す)の大小2本が取り付けら れた状態の実施例1の本体ハウジング兼備反射板の別の垂直断面を示す。図の右 半分はランプホルダー保持手段の部位を通る断面であり、二重環形蛍光ランプL 3が対応するランプホルダーによってランプホルダー保持手段に取り付けられて いる状態を示している。図の左半分は、ランプに対応するソケットの位置を示し ている。
【0046】 <実施例2> 図7は、実施例2の本体ハウジング兼備反射板101を、その中心を通る垂直 断面で示す。図において、本体ハウジング兼備反射板101は、実施例1と同様 に、天井(破線で表す)への直付け装着装置(図示せず)が挿入される円形の開 口部2の周囲に全体としてドーナツ型に広がった盤状の形態をしており、回路部 品を収容したハウジング区域の上半及びその周囲に広がった反射面を形成してい るプラスチック製の上側部分103と、ハウジング区域の上半を覆っている金属 製の下側部分105とから構成されている。上側部分103と下側部分105と は、それらの接触面においてネジ等で相互に固定することができるように構成さ れている(図8を参照)。実施例1とは異なり、回路部品を挿嵌してスナップ式 に固定するための部品装着手段は、実施例2では上側部分103に設けられてい る。例えば、上側部分103には、そのハウジング区域において内壁面からハウ ジング内に立ち上がった複数の突出板(例えば107、108、109、110 、111)を有しており、豆電球ソケット12、回路ボード13、スイッチボッ クス114等がそれらの突出板間に挿嵌され、突出板の先端付近に形成された逆 止ツメ115によってその位置にスナップ係止される。また、回路ボード13は 、プラスチック製である上側部分3に取り付けられているため金属と接触するお それがなく、従来のように間にプラスチックシート等を介在させる必要がない。 また、124は、照明カバーを支持するための実施例1と同様の張り出し部であ り、126は実施例1と同様の、斜めの縁を持った垂直のプレートよりなるガイ ドである。豆電球ソケット12を取り付けることの可能な部位も、実施例1と同 様に2箇所(位置A及び位置B)設けられている。
【0047】 このように回路部品の取り付け位置が上下逆転していることを除けば、実施例 2は実施例1の本体ハウジング兼備反射板(図5を参照)と実質的に同様の構造 及び機能を有する。但し、実施例1において設けられていた、豆電球挿入用のノ ックアウト式の開口形成手段、50、52、電源用コネクタ挿入穴30、ランプ ソケット引出し穴31、リモコン用受光部の取り付け部位として設けている、ス ナップ式に取り外し可能な入れ子式の蓋がされた窓54等は、下側部分105の 対応する位置に、実施例1と同様な態様で設けられている。
【0048】 図8は、実施例2の別の位置における垂直断面図を示し、その右半分はランプ ホルダー保持手段を通る断面を、その左半分は、ランプに対応するソケットの位 置を示す。ランプホルダー保持手段の構成並びにランプに対応するソケットの位 置は実施例1の図3と同様であり、対応部分は同一の参照番号で示す。
【0049】 図9は、実施例2の本体ハウジング兼備反射板の別の使用態様を示しており、 ここにおいては、二重環形蛍光ランプL3(二点差線で示す)の大小2本が取り 付けられている。豆電球ソケット12は、図1の場合は位置Aに装着されていた が、図5では、内側に取り付けられた二重環蛍光ランプL3と重ならないよう、 位置Bに装着されている。このように、同一の本体ハウジング兼備反射板を用い ながら、選んだ蛍光ランプのタイプに応じて豆電球ソケットの取り付け位置を変 更することができる。このため、異なったタイプ、本数の蛍光ランプに対して、 本体ハウジング兼備反射板を共用できる。
【0050】 図10は、二重環形蛍光ランプL3(二点差線で示す)の大小2本が取り付け られた状態の実施例2の本体ハウジング兼備反射板の別の垂直断面を示す。図の 右半分はランプホルダー保持手段の部位を通る断面であり、二重環形蛍光ランプ L3が対応するランプホルダーによってランプホルダー保持手段に取り付けられ ている状態を示している。図の左半分は、ランプに対応するソケットの位置を示 している。ランプホルダー保持手段の構成並びにランプに対応するソケットの位 置は、実施例1の図6と同様である。
【0051】 <実施例3> ランプホルダー 図11は、本体ハウジング兼備反射板に取り付けた状態で示す、スリム管用の ランプホルダーの一実施例の拡大図である。図において、150は実施例1又は 2の本体ハウジング兼備反射板の下側部分の、ランプホルダー保持手段を含む領 域を示す。図においては、2種類のランプホルダーが示されており、図面右側の ランプホルダー(最も環径の小さいランプに対応する)は、棒状の1つの基部3 2と、1つのランプ受け部162及びこれらを繋ぐ1つの柄部165を有する。 これに対して図面左側のランプホルダーは1つの基部32と、2つのランプ受け 部163、164、及びこれらを繋ぐ分岐した柄部166を有する。
【0052】 基部32にはその一端に、垂直な立ち上がり部167を含みこれに垂直方向の 抜け防止用の逆止ツメ36が設けられている。図において、立ち上がり部167 は、ランプホルダー保持手段を構成する係止開口34内に挿入され、係止開口3 4の縁に逆止ツメがかみ合うことにより係止している。基部32は、橋状支持部 33によって規定された開口内に挿入され、基部の末端部にある逆止ツメ168 が橋状支持部33の縁にかみ合うことにより係止されている。
【0053】 <実施例4> ランプホルダー 図12は、本体ハウジング兼備反射板に取り付けた状態で示す、従来タイプの 蛍光ランプ用のランプホルダーの一実施例の拡大図である。150は実施例1又 は2の本体ハウジング兼備反射板の下側部分の、ランプホルダー保持手段を含む 領域を示す。図においては、2種類のランプホルダーが示されており、図面左側 のランプホルダー(最も環径の大きいランプに対応する)は、棒状の1つの基部 32と、1つのランプ受け部172及びこれらを繋ぐ1つの柄部175を有する 。これに対して、図面右側のランプホルダーは1つの基部32と、2つのランプ 受け部173、174、及びこれらを繋ぐ、ランプ受け部174と融合した基部 176を有する。基部の構造及び機能は前記実施例と同一である。
【0054】 <実施例5> ランプホルダー 図13は、本体ハウジング兼備反射板に取り付けた状態で示す、二重環形蛍光 ランプ用のランプホルダーの一実施例の拡大図である。図において、150は実 施例1又は2の本体ハウジング兼備反射板の下側部分の、ランプホルダー保持手 段を含む領域を示す。図においては、基部32、ランプ受け部182及びこれら を繋ぐ柄部185からなる、同一の形状のランプホルダー2個が、最も外側及び 最も内側のランプホルダー保持手段にそれぞれ取り付けられている。基部の構造 及び機能は前記実施例と同一である。
【0055】 <反射層比較例> 本考案に係る反射層の反射効率を検討するため、従来の反射性塗料を種々の膜 圧で鋼板に塗布して塗膜を形成させたもの(下記表のサンプルA〜G)及び、従 来品である各社の照明器具用反射部材(平板状)(下記表のサンプルH〜K)に ついて、反射・透過率計 HR−100(村上色彩技術研究所)を用いて、JI S Z 8722及びJIS K 5400(7−5節)に従って、全光線反射 率を測定し、波長420〜700nmにおける平均値を算出した。 サンプルA〜Gの塗膜の形成には、ルチル型酸化チタン(FR−41:古河機 械金属(株):比重4.1、平均粒径0.21μm、酸化チタン94%以上、表 面処理Al、Si)を30重量%含有するエポキシポリエステル樹脂(エポキシ 樹脂:ポリエステル樹脂=21:37)塗料を用いた。 結果を次の表1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】 表1に示すように、測定した何れの反射部材も、全反射率は80%台であり、 最高でも86.43%に過ぎず、大半のものは83〜84%に止まった。
【0058】 <実施例6> 0.8×75×200mmのSPCC−SDリン酸亜鉛処理鋼板、SPCC− SDリン酸鉄処理鋼板及びSPCC−SBリン酸亜鉛処理鋼板の片面に、それぞ れ、含水アルミナ被覆した平均粒径0.29μmのルチル型酸化チタン粒子(密 度=4.1:チタン97.5%含有:SCM CHEMICALS製(米国)、TIONA RCL-181 )を40重量%含んだ、平均粒径約35μmのポリエステルウレタン樹脂よりな る粉体塗料を用いて、厚さ60〜70μmの静電粉体塗装を行った。焼き付けは 180℃にて20分間行い、光沢に富んだ白色の塗膜を有する平板状の反射部材 を得た。この塗膜は、単位面積当たり40〜47g/m2の被覆酸化チタン粒子 を含有する。この反射部材につき、反射・透過率計 HR−100(村上色彩技 術研究所)を用いて、JIS Z 8722及びJIS K 5400(7.5 節)に従い、波長を連続的に変えて全光線反射率を測定した。SPCC−SDリ ン酸亜鉛処理鋼板についての結果を代表例として図14に示す。
【0059】 図14に示すように、実施例6のSPCC−SDリン酸亜鉛処理鋼より作製し た反射部材は、波長425nmで全光線反射率が90%を超えており、その後全 光線反射率は、波長430〜620nmにかけては91%以上を維持しており、 波長700nmまで90%を超えている。波長420〜425nm付近での全光 線透過率の落ち込みはこの範囲のスペクトル全体からみて僅かであり、波長42 0〜700nmにおける全光線反射率の平均が90%以上であることは一見して 明らかである。また、460〜580nmにおける平均の全光線反射率は92% 以上であり、また480〜580nmにおける平均の全光線反射率は更に高いこ とも、図14より明らかである。なお、SPCC−SDリン酸鉄処理鋼板及びS PCC−SBリン酸亜鉛処理鋼板についての同じ方法による全光線反射率の測定 結果も、図14に示した結果と同様であった。
【0060】 <塗膜の各種性能試験> 0.8×70×150mmの実施例の各反射部材につき、その反射層である塗 膜の各種性能について下記の表に示す試験を常法により実施した。その結果、表 2に示すように、何れの試験項目についても適合し、実用に耐える塗膜が形成さ れていることが確認された。
【0061】
【表2】
【0062】 注1:塩水噴霧試験(クロスカット、(8時間噴霧+16時間休止)×3サイク ル) 注2:MIL-STD-202D-106C:各サイクルの温度変化は図15に示す通りである。
【0063】 このように、上記反射層を設けると、従来に比して優れた光反射性を備え且つ 実用的な耐久性を備えた優れた反射層を備えた照明器具用本体ハウジング兼備反 射板が得られる。
【0064】
【考案の効果】
本考案は、環状の蛍光ランプ用の照明器具を製造するに際して、種々のタイプ の蛍光ランプに対して共通に使用することのできる汎用の本体ハウジング兼備反 射板を提供することができる。これにより、取り付ける蛍光ランプのタイプや本 数のみ異なる場合に同一の本体ハウジング兼備反射板を用いることができ、従来 のように個々に金型を設計して本体ハウジング兼備反射板を製造する必要がなく なり、製品コストの低減が可能となる。また各回路部品の取り付けに際してネジ やリベット等の別個の取り付け用部品を必要としないため、従来一々ネジ止め等 しなければならなかった本体ハウジング兼備反射板に比して、作業工数を大幅に 減らし且つ熟練を不要とすることにより、更に製造コストを引き下げることを可 能にする。また、本考案に係る反射層を用いたときは、従来に比して反射効率が 改善されており、その結果、照明器具の明るさを増大させるため、エネルギー消 費効率を直接に改善する。また光を効率的に反射するため、熱として吸収するこ とが少なく、その結果、蛍光ランプの場合ランプの周囲温度の上昇が抑制され、 その結果ランプの発光効率を改善させて、やはりエネルギー消費効率の更なる改 善を間接的にもたらす。また、照明器具内部の電子回路部品の温度上昇を抑制す ることができるため、電子回路部品の耐熱性の要請を軽減して、より低コストの 電子回路部品の採用を可能にすることにより、照明器具全体のコスト低減に更に 役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の本体ハウジング兼備反射板の縦断
面図。
【図2】 実施例1の本体ハウジング兼備反射板のラン
プソケット部位における部分的縦断面図。
【図3】 実施例1の本体ハウジング兼備反射板のラン
プホルダー保持手段の部位における縦断面図。
【図4】 実施例1の本体ハウジング兼備反射板の底面
図。
【図5】 実施例1の本体ハウジング兼備反射板の異な
る使用態様を示す縦断面図。
【図6】 実施例1の本体ハウジング兼備反射板の異な
る使用態様を示すランプホルダー保持手段の部位におけ
る縦断面図。
【図7】 実施例2の本体ハウジング兼備反射板の縦断
面図。
【図8】 実施例2の本体ハウジング兼備反射板のラン
プホルダー保持手段の部位における縦断面図。
【図9】 実施例2の本体ハウジング兼備反射板の異な
る使用態様を示す縦断面図。
【図10】 実施例2の本体ハウジング兼備反射板の異
なる使用態様を示すランプホルダー保持手段の部位にお
ける縦断面図。
【図11】 実施例3のランプホルダーの側面図。
【図12】 実施例4のランプホルダーの側面図。
【図13】 実施例5のランプホルダーの側面図。
【図14】 実施例の塗膜の可視光線領域の全光線反射
率を示すグラフ
【図15】 MIL-STD-202D-106Cによる1サイクルの温
度変化を示すグラフ
【符号の説明】
L1=従来管、L2=スリム管、L3=二重環形蛍光ラ
ンプ 1=本体ハウジング兼備反射板 2=開口部 3=下側部分 5=上側部分 7,8,9,10,11=突出板 12=豆電球ソケット 13=回路ボード 14=スイッチボックス 15=逆止ツメ 17,18,19=ストッパー 21,22=照明カバー 24=張り出し部 26=ガイド 30=電源用コネクタ挿入穴 31=ランプソケット引出し穴 32=基部 33=橋状支持部 34=係止開口 36=逆止ツメ 40=ネジ 42,44=受け部 50,52=ノックアウト式開口形成手段 54=リモコン用受光部取り付け部蓋 101=本体ハウジング兼備反射板 103=上側部分 105=下側部分 107,108,109,110,111=突出板 115=逆止ツメ 124=張り出し部 126=ガイド 162,163,164=ランプ受け部 165,166=柄部 167=立ち上がり部 168=逆止ツメ 172,173,174=ランプ受け部 175,176=柄部 182=ランプ受け部 185=柄部

Claims (19)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状蛍光ランプを装着して用いる照明器具
    用本体ハウジング兼備反射板であって、本体ハウジング
    内に取り付けられるべき各回路部品を、別個の固定用部
    品を要することなく該照明器具本体の所定箇所にそのま
    ま装着できるよう、該各回路部品を各々挿嵌してスナッ
    プ式に固定できる構造の部品装着手段が該本体ハウジン
    グの内側に該本体ハウジングと一体に形成されているこ
    とを特徴とする本体ハウジング兼備反射板。
  2. 【請求項2】請求項1の本体ハウジング兼備反射板であ
    って、環状蛍光ランプのためのランプホルダーを別個の
    固定部品を要することなく所定箇所に固定できるよう、
    ランプホルダーの基部を挿嵌して該基部にある逆止ツメ
    がスナップ式に係止することを許容する複数のランプホ
    ルダー保持手段が、該本体ハウジング付反射板の下側面
    に一体に形成されていることを更に特徴とする本体ハウ
    ジング兼備反射板。
  3. 【請求項3】環状蛍光ランプの複数のタイプ及び環径に
    該本体ハウジング兼備反射板を共用できるよう、該複数
    のランプホルダー保持手段が、該本体ハウジング兼備反
    射板の中心から3通りの距離に配置されているものであ
    る、請求項2の本体ハウジング兼備反射板。
  4. 【請求項4】回路部品の一つである豆電球ソケットを固
    定すべき配置を複数の位置から選択できるよう、該豆電
    球ソケットを固定できる部品装着手段を、該本体ハウジ
    ング付反射板の中央からの距離を異にする複数の箇所に
    形成したことを特徴とする、請求項1ないし3の何れか
    の本体ハウジング兼備反射板。
  5. 【請求項5】豆電球ソケット固定用の部品装着手段の配
    置に対応した位置において該本体ハウジング兼備反射板
    の蛍光ランプ側の面に、豆電球の挿入を可能にするノッ
    クアウト式の開口形成手段を形成したことを特徴とす
    る、請求項1ないし4の何れかの本体ハウジング兼備反
    射板。
  6. 【請求項6】該回路部品の一つである回路基盤を固定す
    る部品装着手段がプラスチック製であり該本体ハウジン
    グと一体に形成されていることを特徴とする、請求項1
    ないし5の何れかの本体ハウジング兼備反射板。
  7. 【請求項7】該部品装着手段の各々が該本体ハウジング
    内部において蛍光ランプとは反対側の壁に形成されてい
    ることを特徴とする、請求項1ないし6の本体ハウジン
    グ兼備反射板。
  8. 【請求項8】該部品装着手段の各々が該本体ハウジング
    内部において蛍光ランプ側の壁に形成されていることを
    特徴とする、請求項1ないし6の本体ハウジング兼備反
    射板。
  9. 【請求項9】該本体ハウジング兼備反射板がその外周領
    域に沿った複数箇所に、該照明器具用の照明カバーの縁
    部を支持できる張り出し部を有することを特徴とするも
    のである、請求項1ないし8の何れかの本体ハウジング
    兼備反射板。
  10. 【請求項10】該本体ハウジング兼備反射板が、該照明
    器具用の照明カバーの縁部を該本体ハウジング兼備反射
    板の縁部に位置合わせするためのガイドを、外周領域に
    沿った複数箇所に備えているものである、請求項1ない
    し9の何れかの本体ハウジング兼備反射板。
  11. 【請求項11】該本体ハウジング兼備反射板の光源から
    の光を反射させる面に、ルチル型酸化チタン粒子を不活
    性無機酸化物含有被覆層で被覆してなる平均粒径0.2
    5〜0.5μmの被覆酸化チタン粒子を均一に含有する
    樹脂よりなる反射層が形成されており、該反射層が、該
    被覆酸化チタン粒子を35〜60重量%の割合で含有
    し、且つ該反射層の単位面積当たりに含有される被覆酸
    化チタン粒子の量が少なくとも25g/m2であること
    を特徴とする、請求項1ないし10の本体ハウジング兼
    備反射板。
  12. 【請求項12】該反射層の厚みが25〜100μmであ
    る、請求項11の本体ハウジング兼備反射板。
  13. 【請求項13】該不活性無機酸化物が、アルミニウム、
    ケイ素、亜鉛、ジルコニウム、ニッケル、アンチモン及
    びクロムよりなる群より選ばれる少なくとも1種の元素
    の酸化物よりなるものである、請求項11又は12の本
    体ハウジング兼備反射板。
  14. 【請求項14】該反射層をJIS Z 8722及びJ
    IS K 5400に従って測定したときの波長420
    〜700nmにおける平均の全光線反射率が90%以上
    である、請求項11ないし13の何れかの本体ハウジン
    グ兼備反射板。
  15. 【請求項15】該反射層をJIS Z 8722及びJ
    IS K 5400に従って測定したときの波長460
    〜580nmにおける平均の全光線反射率が92%以上
    である、請求項11ないし14の何れかの本体ハウジン
    グ兼備反射板。
  16. 【請求項16】該樹脂がポリエステル系樹脂、アクリル
    系樹脂、スチレン系樹脂、ポリカーボネート樹脂及びポ
    リオレフィン系樹脂よりなる群より選ばれるものであ
    る、請求項11ないし15の何れかの本体ハウジング兼
    備反射板。
  17. 【請求項17】該樹脂がポリエステルウレタン樹脂であ
    る、請求項16の本体ハウジング兼備反射板。
  18. 【請求項18】請求項2のランプホルダー保持手段に挿
    嵌してスナップ係止できるよう、少なくとも1つの逆止
    ツメを基部に有することを特徴とするランプホルダー。
  19. 【請求項19】該基部の2カ所に逆止ツメが設けられ、
    一方の逆止ツメは該ランプホルダー保持手段からの水平
    方向の抜けを阻止し、他方の逆止ツメはランプホルダー
    保持手段からの垂直方向の抜けを阻止するものであるこ
    とを特徴とする、請求項18のランプホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016167459A (ja) * 2016-04-26 2016-09-15 東芝ライテック株式会社 照明器具

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