JP3070095B2 - 入出力保護回路 - Google Patents
入出力保護回路Info
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- JP3070095B2 JP3070095B2 JP2305346A JP30534690A JP3070095B2 JP 3070095 B2 JP3070095 B2 JP 3070095B2 JP 2305346 A JP2305346 A JP 2305346A JP 30534690 A JP30534690 A JP 30534690A JP 3070095 B2 JP3070095 B2 JP 3070095B2
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- gate
- input
- power supply
- input terminal
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、半導体集積回路に関し、特に、半導体集積
回路の入出力保護回路に関する。
回路の入出力保護回路に関する。
従来の技術 従来におけるこの種の入出力保護回路は、第4図に示
すように、入力端子1と電源VDD間にPch CMOSトランジ
スタ(Tr)12を挿入、そのゲ−トと電源VDDを接続し、
又入力端子1と電源VSS間にNch CMOSトランジスタ(T
r)13を挿入し、そのゲ−トと電源VSSを接続したもの
と、第5図に示すように、入力端子1にポリシリコン又
は拡散によって形成した抵抗3を接続し、この抵抗3の
もう一端に電源VDDとVSSに対しツェナダイオード14を接
続したものと、第6図に示すように、入力端子1と電源
VSS又はVDDの間にショクレーダイオ−ド15を挿入して形
成されていた。
すように、入力端子1と電源VDD間にPch CMOSトランジ
スタ(Tr)12を挿入、そのゲ−トと電源VDDを接続し、
又入力端子1と電源VSS間にNch CMOSトランジスタ(T
r)13を挿入し、そのゲ−トと電源VSSを接続したもの
と、第5図に示すように、入力端子1にポリシリコン又
は拡散によって形成した抵抗3を接続し、この抵抗3の
もう一端に電源VDDとVSSに対しツェナダイオード14を接
続したものと、第6図に示すように、入力端子1と電源
VSS又はVDDの間にショクレーダイオ−ド15を挿入して形
成されていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の入力出力保護回路では例えば保護さ
れるゲ−トの酸化膜厚が700Åのとき(ゲ−トブレーク
ダウン電圧は約70V)最大許容ゲ−ト電圧を約20Vに設定
したとすると、Pch、Nch MOS Trを用いた第4図の場合
には、トランジスタのディメンジョンを変えるなどして
パンチスルー電圧を調整しなければならず、又大電流が
流れることからこれらのPch、Nch MOS Tr(第4図の1
2、13、)の大きさも大きくしなければならないという
課題があった。
れるゲ−トの酸化膜厚が700Åのとき(ゲ−トブレーク
ダウン電圧は約70V)最大許容ゲ−ト電圧を約20Vに設定
したとすると、Pch、Nch MOS Trを用いた第4図の場合
には、トランジスタのディメンジョンを変えるなどして
パンチスルー電圧を調整しなければならず、又大電流が
流れることからこれらのPch、Nch MOS Tr(第4図の1
2、13、)の大きさも大きくしなければならないという
課題があった。
又第5図、第6図に示す様なツェナダイオード(第5
図の14)、ショックレーダイオ−ド(第6図の15)を用
いた場合でもこれらのブレークダウン電圧を拡散層を追
加する等してコントロ−ルしなければならず、拡散プロ
セスが複雑となるという課題があった。
図の14)、ショックレーダイオ−ド(第6図の15)を用
いた場合でもこれらのブレークダウン電圧を拡散層を追
加する等してコントロ−ルしなければならず、拡散プロ
セスが複雑となるという課題があった。
本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであ
り、従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記
諸課題を解決することを可能とした新規な入出力保護回
路を提供することにある。
り、従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記
諸課題を解決することを可能とした新規な入出力保護回
路を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係る入出力保護回
路は、入力又は出力端子(第1図の1)と電源(第1図
のVss)との間にPUT(第1図の2)を挿入し、このPUT
のゲ−トを保護入力電圧端子(第1図の9)として設け
ることを特徴としている。更に詳しくは、本発明に係る
入出力保護回路は、保護すべき内部回路に接続された入
力端子又は出力端子と電源との間にアノード及びカソー
ドが接続されたPUTを有し、このPUTのゲートには前記電
源の電圧以上で、前記内部回路のブレークダウン電圧以
下の電位を印加している。
路は、入力又は出力端子(第1図の1)と電源(第1図
のVss)との間にPUT(第1図の2)を挿入し、このPUT
のゲ−トを保護入力電圧端子(第1図の9)として設け
ることを特徴としている。更に詳しくは、本発明に係る
入出力保護回路は、保護すべき内部回路に接続された入
力端子又は出力端子と電源との間にアノード及びカソー
ドが接続されたPUTを有し、このPUTのゲートには前記電
源の電圧以上で、前記内部回路のブレークダウン電圧以
下の電位を印加している。
実施例 次に本発明をその好ましい一実施例について図面を参
照して具体的に説明する。
照して具体的に説明する。
第1図は本発明による第1の実施例を示す等価回路図
である。
である。
第1図を参照するに、入力端子1にPUT2のアノード側
(又はカソード側)を接続し、カソード側を電源V
SS(又はアノード側を電源VDD)に接続し、ゲ−トを接
続した端子を保護電圧入力端子9として設ける。ゲート
には外部より電源電圧以上で、内部回路のゲ−トブレー
クダウン電圧以下の任意の正電圧(電源VDDに接続の場
合には負電圧)を印加する。
(又はカソード側)を接続し、カソード側を電源V
SS(又はアノード側を電源VDD)に接続し、ゲ−トを接
続した端子を保護電圧入力端子9として設ける。ゲート
には外部より電源電圧以上で、内部回路のゲ−トブレー
クダウン電圧以下の任意の正電圧(電源VDDに接続の場
合には負電圧)を印加する。
このことにより、もしICの入力端子にゲ−トに印加し
た電圧よりも大きな正(VDD接続の場合には負)電圧が
加えられた場合には入力端子−電源間のPUT2が“ON"
し、内部回路が保護される。
た電圧よりも大きな正(VDD接続の場合には負)電圧が
加えられた場合には入力端子−電源間のPUT2が“ON"
し、内部回路が保護される。
又、入力端子に負(VDD接続の場合には正)の電圧が
加えられた場合には、第2図に示された本発明の半導体
チップ断面図の内、P型拡散層5とN型半導体基板4の
PN接合のブレークダウン電圧とN型拡散層6とP型拡散
層5のPN接合のブレークダウン電圧を足した電圧以上で
ブレークダウンが起き、内部回路が保護される。もしこ
のブレークダウン電圧がゲートブレークダウン電圧より
高い場合には、電源VSSとVDDの両方の電源に対しPUTを
挿入する。
加えられた場合には、第2図に示された本発明の半導体
チップ断面図の内、P型拡散層5とN型半導体基板4の
PN接合のブレークダウン電圧とN型拡散層6とP型拡散
層5のPN接合のブレークダウン電圧を足した電圧以上で
ブレークダウンが起き、内部回路が保護される。もしこ
のブレークダウン電圧がゲートブレークダウン電圧より
高い場合には、電源VSSとVDDの両方の電源に対しPUTを
挿入する。
第3図は本発明による第2の実施例を示す等価回路図
である。
である。
第3図を参照するに、入力端子1にPUT2のアノード側
(又はカソード側)を接続し、PUT2のカソード側(アノ
ード側)と電源VSS(又は電源VDD)を接続し、PUT2のゲ
−トを保護電圧入力端子9として設ける。又、PUT2のゲ
−トと入力端子間にポリシリコン又は拡散で形成した抵
抗10を設ける。
(又はカソード側)を接続し、PUT2のカソード側(アノ
ード側)と電源VSS(又は電源VDD)を接続し、PUT2のゲ
−トを保護電圧入力端子9として設ける。又、PUT2のゲ
−トと入力端子間にポリシリコン又は拡散で形成した抵
抗10を設ける。
この時のPUT2の耐圧は、内部回路のゲートブレークダ
ウン電圧よりも低くなる様に設定し(ゲート酸化膜が70
0Åの場合には、ゲートブレークダウン電圧は約70Vであ
るからPUT2の耐圧は50Vとする)。
ウン電圧よりも低くなる様に設定し(ゲート酸化膜が70
0Åの場合には、ゲートブレークダウン電圧は約70Vであ
るからPUT2の耐圧は50Vとする)。
もし入力端子に高い電圧が印加されてもショックレイ
ダイオードの様に動作し、ゲ−ト酸化膜を保護する。動
作中は、CPU2のゲ−ト(即ち保護電圧入力端子9)に最
大許容ゲ−ト電圧(例えば20V)を印加した場合には例
えば20V以上の入力電圧で保護回路が動作する様にコン
トロ−ルする 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、入出力保護回
路にCPUを用い保護電圧入力端子(第1図の9)を設け
たことにより、保護回路のディメンジョン又はブレーク
ダウン電圧を細かく調整することなしに、最適の最大許
容ゲ−ト電圧を保護電圧入力端子(CPU2のゲ−ト)に印
加するだけで、素子が動作している間は最大許容ゲ−ト
電圧以上の弾圧が入出力端子に印加されても入出力回路
が動作し、内部回路を保護することが出来るという効果
が得られる。
ダイオードの様に動作し、ゲ−ト酸化膜を保護する。動
作中は、CPU2のゲ−ト(即ち保護電圧入力端子9)に最
大許容ゲ−ト電圧(例えば20V)を印加した場合には例
えば20V以上の入力電圧で保護回路が動作する様にコン
トロ−ルする 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、入出力保護回
路にCPUを用い保護電圧入力端子(第1図の9)を設け
たことにより、保護回路のディメンジョン又はブレーク
ダウン電圧を細かく調整することなしに、最適の最大許
容ゲ−ト電圧を保護電圧入力端子(CPU2のゲ−ト)に印
加するだけで、素子が動作している間は最大許容ゲ−ト
電圧以上の弾圧が入出力端子に印加されても入出力回路
が動作し、内部回路を保護することが出来るという効果
が得られる。
第1図は本発明による第1の実施例を示す等価回路図、
第2図は第1の実施例の半導体チップ断面図、第3図は
本発明による第2の実施例を示す等価回路図、第4図は
従来技術による第1の例としてPch、Nch MOS Trを用い
た場合の等価回路図、第5図は従来技術による第2の例
としてツェナダイオ−ドを用いた場合の等価回路図、第
6図は従来技術による第3の例としてショックレーダイ
オ−ドを用いた場合の等価回路図である。 1……入力端子、2……PUT、3……抵抗、4……N型
半導体基板、5……P型拡散層、6……N型拡散層、7
……N+拡散層、8……酸化膜、9……保護電圧入力端
子、10……抵抗、12……Pch MOS Tr、13……Nch MOS T
r、14……ツェナダイオ−ド、15……ショックレーダイ
オ−ド
第2図は第1の実施例の半導体チップ断面図、第3図は
本発明による第2の実施例を示す等価回路図、第4図は
従来技術による第1の例としてPch、Nch MOS Trを用い
た場合の等価回路図、第5図は従来技術による第2の例
としてツェナダイオ−ドを用いた場合の等価回路図、第
6図は従来技術による第3の例としてショックレーダイ
オ−ドを用いた場合の等価回路図である。 1……入力端子、2……PUT、3……抵抗、4……N型
半導体基板、5……P型拡散層、6……N型拡散層、7
……N+拡散層、8……酸化膜、9……保護電圧入力端
子、10……抵抗、12……Pch MOS Tr、13……Nch MOS T
r、14……ツェナダイオ−ド、15……ショックレーダイ
オ−ド
Claims (2)
- 【請求項1】保護すべき内部回路に接続された入力端子
又は出力端子と電源との間にアノード及びカソードが接
続されたPUTを有し、該PUTのゲートには前記電源の電圧
以上で、前記内部回路のブレークダウン電圧以下の電位
を印加することを特徴とする入出力保護回路。 - 【請求項2】前記PUTのゲートと入力又は出力端子との
間にポリシリコン又は拡散で形成された抵抗を設けたこ
とを更に特徴とする請求項(1)に記載の入出力保護回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2305346A JP3070095B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 入出力保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2305346A JP3070095B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 入出力保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04177756A JPH04177756A (ja) | 1992-06-24 |
JP3070095B2 true JP3070095B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=17944009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2305346A Expired - Lifetime JP3070095B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 入出力保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070095B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP2305346A patent/JP3070095B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04177756A (ja) | 1992-06-24 |
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