JP3069442U - 幕体開閉装置の紐固定構造 - Google Patents

幕体開閉装置の紐固定構造

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義三 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】昇降紐が確実且つ強固に固定され、幕体を任意
高さに引上げた状態又は引下げた状態に固定するのに必
要な固定力が安定して得られる幕体開閉装置の紐固定構
造を提供する。 【解決手段】昇降紐4を一旦引下げて、押圧カム16の
突出部16bを受けコロ17から離間し、突起16c…
を昇降紐4から抜き取り、固定解除した後、昇降紐4を
上下方向に牽引操作して、カーテン3を任意高さに引上
げたり、引下げたりする。昇降紐4を、押圧カム16側
に押付けながら、カーテン3の自重により引上げ方向に
牽引して、昇降紐4を、押圧カム16の突出部16bに
より受けコロ17に押圧し、突出部16bの突起16c
…を昇降紐4に食込ませて、カーテン3を任意高さに引
上げた状態又は引下げた状態に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えばカーテン、スクリーン、ブラインド、緞帳等の幕体を引上 げ開閉する幕体開閉装置に備えられ、幕体を開閉するための昇降紐を固定すると きに用いられる幕体開閉装置の紐固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述の昇降紐を固定する構造としては、例えば図9に示すように、レー ル22端部に形成した切欠き部22aにケース23を固定し、昇降紐24…を、 ケース23内に軸支した案内コロ25と、その下部に保持した押圧コロ26との 間に挿入している。カーテン(図示省略)を任意高さに引上げた状態に固定する とき、昇降紐24を牽引操作して、押圧コロ26を、昇降紐24の接触抵抗によ り上方に移動させると共に、案内コロ25と、階段状の受け部27との間に強制 挿入して、コロ25,26により昇降紐24…を挾持固定する固定構造がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述の昇降紐24…が上下に重合した場合、コロ25,26により挾 持される昇降紐24…の間に段差が生じるため、挾持力が均等に付与されず、レ ール22の下面側に垂下される昇降紐24…の長さが不揃いとなる。且つ、コロ 25,26の外周面に形成した歯部25a,26aの食込み量も浅くなるので、 カーテンを任意高さに引上げた状態又は引下げた状態に維持することが困難であ り、開閉時の体裁が悪くなるという問題点を有している。
【0004】 また、径の小さい紐や化学繊維製の紐をコロ25,26で挾持した場合、昇降 紐24とコロ25,26との接触面積が小さく、昇降紐24を固定するのに必要 な接触抵抗が安定して得られず、スリップが生じやすいため、カーテンの引上げ 位置が変位しやすいという問題点を有している。
【0005】 この考案は上記問題に鑑み、昇降紐を、一方又は両方の押圧部の突出部により 他方の押圧部に押圧したり、該突出部に形成した突起を昇降紐に食込ませること により、昇降紐が確実且つ強固に固定されると共に、幕体を任意高さに引上げた 状態又は引下げた状態に固定するのに必要な固定力が安定して得られる幕体開閉 装置の紐固定構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、レール端部に垂下した昇降紐を牽引操作して、該レー ルに吊設した幕体を上下方向に開閉する幕体開閉装置であって、上記レール端部 に固定したケース内部に、上記昇降紐が挿入許容される間隔に隔てて左右一対の 押圧部を設け、上記一方又は両方の押圧部を、上記昇降紐と対向する方向に偏心 して回動可能に軸支すると共に、上記一方又は両方の押圧部に、上記昇降紐を他 方の押圧部に対して押圧する突出部を延出形成した幕体開閉装置の紐固定構造で あることを特徴とする。
【0007】 請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の構成と併せて、上記押圧部の突出 部に、上記昇降紐の側面と対向して該昇降紐に係止される突起を複数形成した幕 体開閉装置の紐固定構造であることを特徴とする。
【0008】 請求項3記載の考案は、上記請求項1記載の構成と併せて、上記左右一対の押 圧部に、上記昇降紐の側面と対向して該昇降紐に係止される突起を複数形成した 幕体開閉装置の紐固定構造であることを特徴とする。
【0009】 請求項4記載の考案は、上記請求項1記載の構成と併せて、上記一方の押圧部 の突出部と、他方の押圧部の受け面とを、互いに面待遇で対接される形状に形成 した幕体開閉装置の紐固定構造であることを特徴とする。
【0010】
【作用】
請求項1記載の幕体開閉装置の紐固定構造は、昇降紐を、左右に設けた一方又 は両方の押圧部に押付けたり、接触させる等して上下方向に牽引操作すると共に 、その接触抵抗により、一方又は両方の押圧部に形成した突出部を、昇降紐に対 して押圧される方向に偏心して回動させ、昇降紐を、一方又は両方の押圧部に形 成した突出部で他方の押圧部に押圧又は圧接して固定する。
【0011】 請求項2記載の幕体開閉装置の紐固定構造は、上記請求項1記載の作用と併せ て、昇降紐に、押圧部の突出部に形成した複数の突起を係止又は食込ませて、突 出部の押圧力と突起の係止力との相乗作用により固定する。
【0012】 請求項3記載の幕体開閉装置の紐固定構造は、上記請求項1記載の作用と併せ て、昇降紐に、左右一対の押圧部に形成した複数の突起を係止して固定する。
【0013】 請求項4記載の幕体開閉装置の紐固定構造は、上記請求項1記載の作用と併せ て、一方の押圧部の突出部と、他方の押圧部の受け面とを対接して、昇降紐を面 待遇で押圧固定する。
【0014】
【考案の効果】
この考案によれば、左右に設けた一方又は両方の押圧部を偏心して軸支してい るので、昇降紐を、一方の押圧部の突出部により他方の押圧部に対して押圧又は 圧接したとき、昇降紐が引上げ方向に牽引されるほど、突出部による押圧力が大 きくなり、テコの作用により、昇降紐が押圧部に対して強く押圧固定される。
【0015】 しかも、突出部に形成した複数の突起を昇降紐に係止するので、昇降紐が突出 部により強く押圧されるほど、突起の係止量が深くなり、確実且つ強固に固定す ることができる。且つ、上下に重合する昇降紐と、他の昇降紐とに突起が略均等 に係止され、径の小さい紐や化学繊維製の紐にも突起が係止されるので、スリッ プが生じるのを防止することができ、幕体を任意高さに引上げた状態又は引下げ た状態に固定するのに必要な固定力が安定して得られる。
【0016】 さらに、昇降紐に、左右一対の押圧部に形成した突起を複数係止するので、昇 降紐を瞬間的に牽引しても、突起による係止が解除されず、レール下面に垂下さ れる昇降紐の長さを略均等に保つことができ、幕体を任意高さに引上げた状態に 維持することができる。
【0017】 さらにまた、一方の押圧部の突出部と、他方の押圧部の受け面とを対接して、 昇降紐を面待遇で押圧するので、接触面積及び接触抵抗が大きくなり、幕体の引 上げ位置又は引下げ位置が変位するのを防止することができる。
【0018】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図面は幕体の一例として、カーテンを上下方向に開閉するローマンシェード型 のカーテン開閉装置に用いられる紐固定構造を示し、図1に於いて、このカーテ ン開閉装置1は、任意長さに伸縮可能又は所定長さに構成したレール2を、例え ば窓部の上部窓枠等に沿ってブラケット(図示省略)を介して略水平に架設し、 そのレール2の前面側全長に、遮光又は隠蔽するのに必要な大きさに形成したカ ーテン3の上端側縁部を着脱可能に固定している。また、レール2を、例えば建 物や乗り物の窓部、壁部、天井部等に固定してもよい。
【0019】 レール2の下面側全長に形成した開口部には、例えばコード又はベルト、線条 等の昇降紐4を、レール2の下面側全長に対して所定間隔に隔てて複数本垂下し ている。
【0020】 昇降紐4の一端側は、カーテン3の裏面側に取付けたリング5…に挿通され、 カーテン3の下端側縁部に固定した紐固定具6に巻回固定している。また、昇降 紐4の一端側を、例えばカーテン地自体に編成した環状の挿通部に挿通したり、 カーテン3の下端側縁部に直接固定してもよい。
【0021】 一方、昇降紐4の他端側は、レール2の開口側内縁部に取付けた中間コロ7に 周回され、レール2の端部(図中右側)に固定したロックユニット12に挿入し ている。中間コロ7は、昇降紐4の抜け落ちを防止する機能を備えると共に、レ ール2全長に対して所定間隔に隔てて取付けられ、その取付け位置及び取付け間 隔を変更可能に設けている。
【0022】 且つ、ロックユニット12下部に垂下した昇降紐4…の垂下側端部は、一本に 束ねて開閉紐8の一端側に連結され、その開閉紐8の他端側は、カーテン3の下 端側縁部に固定している。なお、ロックユニット12側には、昇降紐4及び開閉 紐8を、カーテン3を開閉操作するのに必要な長さに垂下している。
【0023】 上述のカーテン3は、カーテン地の上端側縁部に形成した筒状又は袋状の収容 部に、板状又は棒状の支持部材9を収容すると共に、その支持部材9を、レール 2の下面側全長に対して所定間隔に隔てて固定したフック10に差込んだり、係 止する等して、カーテン3の上端側縁部を、レール2に対して着脱可能に固定し ている。また、支持部材9に代わる他の固定方法として、例えば面ファスナー、 マグネット、粘着テープ、ホック等により固定してもよい。
【0024】 且つ、カーテン地の下端側縁部に形成した筒状又は袋状の収容部に、板状又は 棒状の重り部材11を収容して、カーテン3の下端側縁部を垂直方向に牽引付勢 している。また、重り部材11に代わる他の垂下手段として、例えばカーテン3 自体の自重により垂下状態を維持してもよい。
【0025】 前述のロックユニット12は、図2、図3に示すように、レール2の右側端部 を、ユニット本体13の左側上端部に形成した差込み部14に差込み固定し、ユ ニット本体13の上部対向壁面間に、案内コロ15を、レール2の差込み側端部 と対向すると共に、昇降紐4と直交して回転可能に軸支している。
【0026】 且つ、ユニット本体13の下部対向壁面間に、押圧カム16と受けコロ17と を、略同一となる高さ位置に配列すると共に、昇降紐4の並列挿入が許容される 間隔に隔てて回転可能に軸支している。昇降紐4…は、ユニット本体13に軸支 した案内コロ15に周回され、押圧カム16と受けコロ17との対向面間に対し て並列となる状態に垂直挿入している。
【0027】 なお、ユニット本体13と、案内コロ15と、押圧カム16と、受けコロ17 とは、例えば合成樹脂又は金属等の材質で形成され、案内コロ15及び受けコロ 17の外周面は、一端側から他端側に向けて略同径となる形状(例えば円柱形状 又は円筒形状)に形成している。
【0028】 上述の押圧カム16は、挿通孔16aを、基端側中心部に対して偏心して形成 し、その挿通孔16aに、ユニット本体13の下部対向壁面間に軸架した支軸1 8を挿通して、カム全体を受けコロ17側に偏心した状態に軸支している。
【0029】 一方、偏心側下部に、突出部16bを、昇降紐4の引下げ方向と平行して略垂 直方向に延出形成すると共に、垂直方向に対して徐々に先細となる形状に形成し て、支軸18を中心として、押圧カム16の突出部16bを、受けコロ17の外 周面に対して対接される方向(図3の実線で示す状態)と、離間される方向(図 2の実線で示す状態)とに回動可能に軸支している。
【0030】 且つ、突出部16bには、昇降紐4の側面又は受けコロ17の外周面と対向す る方向に向けて、先端尖鋭に形成した略円錐形状又は略三角形状の突起16c… を所定間隔に隔てて形成している。
【0031】 前述の受けコロ17は、中心部に形成した挿通孔17aに、ユニット本体13 の下部対向壁面間に軸架した支軸19を挿通して、支軸19を中心として、引下 げ方向及び引上げ方向に対して回転可能に軸支している。
【0032】 図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、カーテン開閉装置1によ りカーテン3を引上げ開閉するときの操作方法を説明する。 先ず、図1、図2に示すように、昇降紐4又は開閉紐8を手で保持して、昇降 紐4を、押圧カム16側に押付けたり、接触させる等して、斜め方向又は略垂直 方向に一旦引下げ操作(図2の仮想線で示す)する。
【0033】 昇降紐4の接触抵抗により、押圧カム16の突出部16bを、受けコロ17に 対して離間される方向に回動(図2の実線で示す)して、突出部16bによる昇 降紐4の圧接を解除する。同時に、突起16b…を、昇降紐4から抜き取り、押 圧カム16と受けコロ17とで挾持した昇降紐4の固定を解除する。
【0034】 次に、昇降紐4を、受けコロ17に対して積極的に押付けながら、昇降紐4又 は開閉紐8を手で引下げ方向(例えば受けコロ17側に寄った方向)に牽引し、 カーテン3の下端側縁部を任意の引上げ位置又は全開位置に上昇する。或いは、 カーテン3の自重により昇降紐4及び開閉紐8を引上げ方向に牽引して、カーテ ン3の下端側縁部を任意の引下げ位置又は全閉位置に降下する。なお、カーテン 3を引上げ又は引下げる場合、昇降紐4は、略垂直方向又は受けコロ17側に寄 せた状態で操作する。
【0035】 次に、カーテン3を任意の引上げ位置又は引下げ位置に固定する場合、図3に 示すように、昇降紐4又は開閉紐8を手で保持したまま、昇降紐4を、カーテン 3の自重により引上げ方向に牽引すると共に、押圧カム16側に押付けたり、接 触させる等して、昇降紐4の接触抵抗により、押圧カム16の突出部16bを、 受けコロ17に対して圧接される方向に回動(図3の実線で示す)する。また、 手による保持を瞬間的に解除して、昇降紐4を、押圧カム16側に押付けたり、 接触させてもよい。
【0036】 昇降紐4は、押圧カム16の突出部16bにより受けコロ17の外周面に対し て押圧又は圧接され、押圧カム16と受けコロ17とで略均等に挾持固定される 。同時に、突起16b…を昇降紐4に食込ませるので、昇降紐4が上下に重合し ていても確実に固定され、カーテン3を任意高さに引上げた状態又は引下げた状 態に固定される。
【0037】 以上のように、押圧カム16を受けコロ17側に偏心しているので、昇降紐4 を、押圧カム16の突出部16bにより受けコロ17に押圧又は圧接したとき、 昇降紐4が引上げ方向に牽引されるほど、突出部16bによる押圧力が大きくな り、テコの作用により、昇降紐4が受けコロ17に対して強く押圧固定される。
【0038】 しかも、突出部16bに形成した突起16c…を昇降紐4に食込ませるので、 昇降紐4が突出部16bにより強く押圧されるほど、突起16c…の食込み量が 深くなり、確実且つ強固に固定することができる。
【0039】 且つ、上下に重合する昇降紐4と、他の昇降紐4とに突起16c…が略均等に 係止され、径の小さい紐や化学繊維製の紐にも突起16…が係止されるので、ス リップが生じるのを防止することができ、カーテン3を任意高さに引上げた状態 又は引下げた状態に固定するのに必要な固定力が安定して得られる。
【0040】 図4は、昇降紐4に、受けコロ17の外周面に形成した突起17c…を食込ま せる他の固定方法を示し、略三角形状の突起17cを、昇降紐4の側面と対向す る方向に向けて、受けコロ17の外周面軸方向に形成すると共に、円周方向に対 して所定間隔に隔てて多数形成している。
【0041】 カーテン3を任意高さに引上げ又は引下げた後、昇降紐4に、押圧カム16の 突起16c…と、受けコロ17の突起17c…とを食込ませるので、昇降紐4が 強固に固定され、昇降紐4を瞬間的に牽引しても、突起16c,17cによる係 止が解除されず、レール2下面に垂下される昇降紐4の長さを略均等に保つこと ができ、カーテン3を任意高さに引上げた状態に維持することができる。
【0042】 図5は、昇降紐4を、押圧カム16の突出部16bと受け部20の受け面20 bとで押圧固定するその他の固定方法を示し、押圧カム16の突出部16bを、 ユニット本体13の下部対向壁面間に形成した受け部20の受け面20bに対接 して、突出部16bと受け面20bとの間に挾持された昇降紐4を略面待遇で押 圧固定すると共に、突出部16bの突起16b…を昇降紐4に食込ませるので、 上述の実施例と略同等の作用効果を奏することができる。
【0043】 且つ、昇降紐4を略面待遇で押圧固定するので、相互の接触面積及び接触抵抗 が大きくなり、カーテン3の引上げ状態又は引下げ状態が変位するのを防止する ことができる。
【0044】 また、図6に示すように、受け部20の受け面20bに、階段状の突起20c …を形成してもよく、昇降紐4に、突出部16bの突起16cと、受け面20b の突起20cとを食込ませるので、前述の実施例と略同等の作用効果を奏するこ とができる。
【0045】 図7は、受けコロ17を偏心して軸支したその他の固定方法を示し、昇降紐4 を、押圧カム16及び受けコロ17の偏心により挾持固定するので、一方の押圧 カム16を偏心するよりも、大きな押圧力が得られ、昇降紐4を強固に固定する ことができ、前述の実施例と略同等又は以上の作用効果を奏することができる。
【0046】 図8は、左右一対の押圧カム16を相対向して軸支したその他の固定方法を示 し、昇降紐4を、左右一対の押圧カム16に形成した突出部16bで挾持すると 共に、突出部16bに形成した突起16c…を互いに食込ませるので、押圧カム 16による押圧力と、突起16cの食込み力とが相乗して得られ、昇降紐4を確 実且つ強固に固定することができ、前述の実施例と略同等又は以上の作用効果を 奏することができる。
【0047】 この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の幕体開閉装置は、実施例のカーテン開閉装置1に対応し、 以下同様に、 幕体は、カーテン3に対応し、 押圧部は、押圧カム16と、受けコロ17と、受け部20とに対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0048】 上述の紐固定構造は、例えばスクリーン、ブラインド、緞帳等の幕体を引上げ 開閉する幕体開閉装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カーテン開閉装置を構成するカーテンの開閉
動作を示す背面図。
【図2】 ロックユニットによる固定解除状態を示す縦
断側面図。
【図3】 ロックユニットによる固定状態を示す縦断側
面図。
【図4】 受けコロの突起を昇降紐に係止する他の例を
示す縦断側面図。
【図5】 昇降紐を受け部に押圧するその他の例を示す
縦断側面図。
【図6】 カム及びコロの突起を係止するその他の例を
示す縦断側面図。
【図7】 偏心した受けコロで固定するその他の固定例
を示す縦断側面図。
【図8】 左右一対の押圧カムで固定するその他の例を
示す縦断側面図。
【図9】 従来例の紐固定構造による固定状態を示す縦
断側面図。
【符号の説明】
1…カーテン開閉装置 2…レール 3…カーテン 4…昇降紐 12…ロックユニット 13…ユニット本体 14…差込み部 15…案内コロ 16…押圧カム 16b…突出部 16c,17c,20c…突起 17…受けコロ 20…受け部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レール端部に垂下した昇降紐を牽引操作し
    て、該レールに吊設した幕体を上下方向に開閉する幕体
    開閉装置であって、上記レール端部に固定したケース内
    部に、上記昇降紐が挿入許容される間隔に隔てて左右一
    対の押圧部を設け、上記一方又は両方の押圧部を、上記
    昇降紐と対向する方向に偏心して回動可能に軸支すると
    共に、上記一方又は両方の押圧部に、上記昇降紐を他方
    の押圧部に対して押圧する突出部を延出形成した幕体開
    閉装置の紐固定構造。
  2. 【請求項2】上記押圧部の突出部に、上記昇降紐の側面
    と対向して該昇降紐に係止される突起を複数形成した請
    求項1記載の幕体開閉装置の紐固定構造。
  3. 【請求項3】上記左右一対の押圧部に、上記昇降紐の側
    面と対向して該昇降紐に係止される突起を複数形成した
    請求項1記載の幕体開閉装置の紐固定構造。
  4. 【請求項4】上記一方の押圧部の突出部と、他方の押圧
    部の受け面とを略面待遇で対接される形状に形成した請
    求項1記載の幕体開閉装置の紐固定構造。
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