JP3068579B2 - 電気転てつ機 - Google Patents

電気転てつ機

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JP3068579B2
JP3068579B2 JP10352297A JP35229798A JP3068579B2 JP 3068579 B2 JP3068579 B2 JP 3068579B2 JP 10352297 A JP10352297 A JP 10352297A JP 35229798 A JP35229798 A JP 35229798A JP 3068579 B2 JP3068579 B2 JP 3068579B2
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博 成田
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Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線路の分岐器でト
ングレールを定位と反位とに転換させる電気転てつ機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気転てつ機としては、
例えば、図12〜図14に示すようなものがある。
【0003】すなわち、鎖錠機構1に一対のロックピー
ス2がそれぞれ連動し、一対のロックピース2はその軸
を互いに平行にして配設され、一対のロックピース2の
先端部に鎖錠駒3がそれぞれ形成され、各鎖錠駒3が隣
接して配され、主鎖錠かん4および副鎖錠かん4aの各
鎖錠切欠部5,5aにそれぞれ係脱し、各鎖錠駒3が各
鎖錠切欠部5,5aに係合して、主鎖錠かん4および副
鎖錠かん4aを介してトングレールを転換不能に定位と
反位にそれぞれ拘束するものである。
【0004】このような電気転てつ機は、地下鉄等のス
ペースの制限が厳しい場所に据え付けられる場合があ
り、小型化の要請がある。図14には、主鎖錠かん4お
よび、副鎖錠かん4aの動作範囲(1317mm)、ス
トローク(230mm)および、電気転てつ機の本体の
幅(615mm)がそれぞれ示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気転てつ機では、主鎖錠かん4および副鎖錠かん
4aの動作範囲が比較的広く、スペースの制限が厳しい
場所に据え付けることができない。動作範囲を狭くする
には、ロックピース2の配置を変更したり、内蔵されて
いるリレー(図示省略)を別置きにしたりして、仕様が
大幅に異なる別の機種を製作する必要があり、標準スペ
ース用の機種と狭小スペース用の機種との2種類を用意
する必要があり、製作コストや管理コストが嵩むという
問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来技術が有する問
題点に着目してなされたもので、電気転てつ機の構成部
品を変更しないで、標準スペース用と、狭小スペース用
とを1機種で対応するようにして、製作コストや管理コ
ストを低減することができる電気転てつ機を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の項の発明に存す
る。[1]線路の分岐器でトングレールを定位と反位と
に転換させる電気転てつ機において、駆動機構(1
2)、主鎖錠かん(50)、副鎖錠かん(150)、一
対の鎖錠かん支持部(18)および、鎖錠機構(40)
を有し、前記駆動機構(12)は、トングレールを転換
し、前記主鎖錠かん(50)および副鎖錠かん(15
0)は、上下方向で重なるようにしてそれぞれ配され、
前記一対の鎖錠かん支持部(18)によって所定ストロ
ークで往復移動可能に支持されており、前記主鎖錠かん
(50)および副鎖錠かん(150)は、鎖錠切欠部
(51,151)をそれぞれ有し、トングレールにそれ
ぞれ連動した際に、前記各鎖錠切欠部(51,151)
が前記一対の鎖錠かん支持部(18)の間を移動し、前
記鎖錠機構(40)は、水平方向に並べられる一対のロ
ックピース(41,141)を有し、前記一対のロック
ピース(41,141)は、各鎖錠駒(45,145)
を有し、前記駆動機構(12)に連動して前記各鎖錠駒
(45,145)が前記各鎖錠切欠部(51,151)
に係脱し、前記各鎖錠駒(45,145)が前記各鎖錠
切欠部(51,151)に係合すると、前記主鎖錠かん
(50)および副鎖錠かん(150)を介して前記トン
グレールを転換不能に前記定位と前記反位にそれぞれ拘
束し、前記各鎖錠駒(45,145)は、前記鎖錠かん
(50,150)の往復移動方向に沿って互いに離間す
る方向へ延びた延設部の先端に設けられていることを特
徴とする電気転てつ機。
【0008】
【0009】
【0010】次に、前記各項に記載された発明の作用を
説明する。本発明の一の構成によれば、電気転てつ機の
駆動機構(12)が作動すると、トングレールが定位と
反位とに転換される。トングレールが定位と反位とに転
換されるとき、鎖錠かん(50,150)はトングレー
ルに連動して、所定ストロークで往復移動する。
【0011】また、駆動機構(12)が作動すると、駆
動機構(12)に連動して、一対のロックピース(4
1,141)の各鎖錠部(45,145)が鎖錠かん
(50,150)の各被鎖錠部に係脱する。各鎖錠部
(45,145)が各被鎖錠部に係合すると、トングレ
ールが、鎖錠かん(50,150)を介して転換不能に
定位と反位にそれぞれ拘束される。
【0012】一対のロックピース(41,141)の各
鎖錠部(45,145)の少なくとも一方が、鎖錠かん
(50,150)の連動方向に沿って各鎖錠部(45,
145)の他方から離間した位置に設けられているの
で、各鎖錠部(45,145)が係脱する各被鎖錠部同
志の間隔が狭くなる。各被鎖錠部同志の間隔は、各鎖錠
部(45,145)同志が離間していくに応じて、狭く
なっていく。したがって、各被鎖錠部同志の間隔が狭く
なる分だけ、各被鎖錠部が設けられる鎖錠かん(50,
150)の全長を短くすることができ、鎖錠かん(5
0,150)の長手方向の動作範囲が狭くなり、制限が
厳しい狭小なスペースに本機を設置することができる。
【0013】また、ロックピースの各鎖錠部(45,1
45)の位置および、鎖錠かん(50,150)の各被
鎖錠部の位置を変更するだけで、基本的な部品構成を変
更することなく、設置スペースの広狭に対処することが
できる。
【0014】また、本発明の別の構成によれば、鎖錠か
ん(50,150)が主鎖錠かん(50)および、副鎖
錠かん(150)により構成され、また、主鎖錠かん
(50)および、副鎖錠かん(150)が、トングレー
ルに連動して、所定ストロークで往復移動すると、主鎖
錠かん(50)および、副鎖錠かん(150)の各被鎖
錠部が、一対の鎖錠かん支持部(18)の間を移動する
ようになっている。
【0015】一対のロックピース(41,141)の各
鎖錠部(45,145)の少なくとも一方が、鎖錠かん
(50,150)の連動方向に沿って各鎖錠部(45,
145)の他方から離間した位置に設けられているの
で、各鎖錠部(45,145)が係脱する各被鎖錠部同
志の間隔が狭くなる。したがって、各被鎖錠部同志の間
隔が狭くなる分だけ、一対の鎖錠かん支持部(18)の
間の間隔も狭くなり、本機を小型にすることができ、制
限が厳しい狭小なスペースに本機を設置することができ
る。
【0016】さらに、本発明の別の構成によれば、一対
のロックピース(41,141)が水平方向に並べら
れ、一対のロックピース(41,141)の各鎖錠駒
(45,145)が、駆動機構(12)に連動して、主
鎖錠かん(50)および副鎖錠かん(150)の各鎖錠
切欠部(51,151)に係脱し、各鎖錠駒(45,1
45)が前記各鎖錠切欠部(51,151)に係合する
と、主鎖錠かん(50)および副鎖錠かん(150)を
介してトングレールが転換不能に定位と反位にそれぞれ
拘束されるようになっている。
【0017】一対のロックピース(41,141)の各
鎖錠駒(45,145)が、鎖錠かん(50,150)
の往復移動方向に沿って互いに離間する方向へ延びた延
設部の先端に設けられており、各鎖錠駒(45,14
5)は互いに大きく離間しているので、各鎖錠駒が係脱
する各鎖錠切欠部(51,151)同志の間隔が狭くな
る。各鎖錠切欠部(51,151)同志の間隔は、各鎖
錠駒(45,145)同志が離間していくに応じて、狭
くなっていく。したがって、各鎖錠切欠部(51,15
1)同志の間隔が狭くなる分だけ、各鎖錠切欠部(5
1,151)が設けられる鎖錠かん(50,150)の
全長を短くすることができ、鎖錠かん(50,150)
の長手方向の動作範囲が狭くなり、制限が厳しい狭小な
スペースに本機を設置することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11に基づき本発
明の一実施の形態を説明する。図1〜図6に示すよう
に、電気転てつ機本体10は線路の分岐器(図示省略)
の傍らに設けられている。分岐器は主レールにトングレ
ール(共に図示省略)が転換可能に設けられて成る。
【0019】電気転てつ機本体10の転てつ機ケース1
1には、トングレール側に接続して転換動作をさせる動
作かん30が摺動可能に支持されている。電気転てつ機
本体10の外部には据付用品(図示省略)が配され、動
作かん30は据付用品を介してトングレールに接続され
ている。
【0020】同じく、転てつ機ケース11には一対の鎖
錠かん支持部18が設けられ、一対の鎖錠かん支持部1
8により、主鎖錠かん50および、副鎖錠かん150が
所定ストロークで往復移動可能にそれぞれ支持されてい
る。主鎖錠かん50および、副鎖錠かん150は、動作
かん30と平行になるようにそれぞれ配設され、トング
レールを拘束するものである。電気転てつ機本体10
は、転てつ機ケース11内の一端に電動モータMが配設
され、電動モータMの出力が駆動機構12を介して動作
かん30に作用するように構成されている。
【0021】電動モータMは単相電源により作動するも
のであって、駆動機構12は、電動モータMの出力軸M
1の回転速度を減速するものであり、次の歯車系から成
る。
【0022】電動モータMの出力軸M1にはベベルピニ
オン13が固設され、べベルピニオン13にはベベル歯
車14が噛合されている。ベベル歯車14の回転軸を同
軸とするピニオン14aが噛合されている。ピニオン1
4aには中間大歯車15が噛合しており、中間大歯車1
5の中間歯車軸15aを同軸とする中間小歯車15b
が、転換ギヤ20に噛合されている。
【0023】転換ギヤ20には転換カム部材25が一体
的に形成され、転換カム部材25には転換ローラ26が
支持されている。動作かん30には、カム溝部材36が
支持ブロック37で固結されている。カム溝部材36に
は、細長のカム溝が形成され、カム溝部材36のカム溝
にはその溝壁に沿って転換ローラ26が移動可能に嵌合
している。
【0024】図4〜図6および図11に示すように、駆
動機構12の動きに同期する鎖錠機構40が設けられて
いる。鎖錠機構40は、主鎖錠かん50および、副鎖錠
かん150を介してトングレールを定位あるいは反位に
拘束するものである。主鎖錠かん50は、トングレール
が定位と反位とに転換すると、トングレールに連動して
所定ストロークで往復移動可能なものである。
【0025】鎖錠機構40は、一対のロックピース4
1,141および付勢手段46を有している。一対のロ
ックピース41,141は、主鎖錠かん50および、副
鎖錠かん150の方へ延ばされ、さらに、主鎖錠かん5
0および、副鎖錠かん150に沿って互いに離間する方
向へ延設される延設部42,142を有している。延設
部42,142の先端部には、各鎖錠駒である各鎖錠部
45,145が形成されている。
【0026】主鎖錠かん50の下面および、副鎖錠かん
150の上面には、各鎖錠切欠である各被鎖錠部51,
151が凹設されている。一対のロックピース41,1
41の各鎖錠部45,145は、主鎖錠かん50およ
び、副鎖錠かん150の各被鎖錠部51,151に係脱
して、主鎖錠かん50および、副鎖錠かん150を鎖錠
する。
【0027】一対のロックピース41,141をそれぞ
れ付勢するための付勢手段46は、同一の構成をしてお
り、ロッド部材47および圧縮コイルばね48を有して
いる。ロッド部材47は、一対のロックピース41,1
41の下方にあって一対のロックピース41,141に
沿うように転てつ機ケース11に固設されている。一対
のロックピース41,141の基端部の上面には、カム
フォロア43,143が回転可能に支持され、一対のロ
ックピース41,141の基端部の下面には、スライダ
44,144がビス止めされている。
【0028】各スライダ44,144は、ロッド部材4
7にロッド軸方向に移動可能に嵌合しており、一対のロ
ックピース41,141は、ロッド部材47に巻着され
る圧縮コイルばね48により、カムフォロア43,14
3が転換カム部材25のカム周壁に弾撥的に当接し、カ
ム周壁に沿って相対的に転動するように構成されてい
る。
【0029】モータ駆動部62は、制動指令を受け、動
作かん30の転換完了に応じて電動モータMへの通電を
断つよう構成されている。モータ駆動部62は、図10
に示すように、モータ電源部61から供給される単相交
流電源端子BX,CXを転換動作中にモータMの各巻線
に接続するためのリレー71,72,76,77と、進
相コンデンサ74を備えている。
【0030】次に、前記実施の形態の作用を説明する。
一対のロックピース41,141の各鎖錠部45,14
5が、鎖錠かん50,150の往復移動方向に沿って互
いに離間する方向へ延びた延設部42,142の先端に
設けられており、各鎖錠部45,145は互いに大きく
離間しているので、各施錠部45,145が係脱する各
被鎖錠部51,151同志の間隔が狭くなる。各被鎖錠
部51,151同志の間隔は、各鎖錠部45,145同
志が離間していくに応じて、狭くなっていく。したがっ
て、各被鎖錠部51,151同志の間隔が狭くなる分だ
け、図7に示すように、各被鎖錠部51,151が設け
られる鎖錠かん50,150の全長を短くすることがで
き、鎖錠かん50,150の長手方向の動作範囲(12
37mm)が、図14に示す従来例に係る鎖錠かんの動
作範囲(1317mm)に比して狭くなり、制限が厳し
い狭小なスペースに本機を設置することができる。
【0031】また、ロックピースの各鎖錠部45,14
5の位置および、鎖錠かん50,150の各被鎖錠部の
位置を変更するだけで、基本的な部品構成を変更するこ
となく、設置スペースの広狭に対処することができる。
【0032】鎖錠かん50,150が主鎖錠かん50お
よび、副鎖錠かん150により構成され、また、主鎖錠
かん50および、副鎖錠かん150が、トングレールに
連動して、所定ストロークで往復移動すると、主鎖錠か
ん50および、副鎖錠かん150の各被鎖錠部が、一対
の鎖錠かん支持部18の間を移動するようになってい
る。
【0033】前述したように、一対のロックピース4
1,141の各鎖錠部45,145が、互いに離間する
方向に延びた穿設部42,142の先端に設けられてい
て、各鎖錠部45,145が係脱する各被鎖錠部51,
151同志の間隔が狭くなるので、各被鎖錠部51,1
51同志の間隔が狭くなる分だけ、一対の鎖錠かん支持
部18の間の間隔も狭くなり、図7に示すように、本電
気転てつ機の幅(535mm)を、図14に示す従来例
に係る電気転てつ機の幅(615mm)に比して狭小に
することができ、本電気転てつ機を小型にすることがで
き、この点からも、制限が厳しい狭小なスペースに本機
を設置することができる。
【0034】図8(a)に示すように、トングレールが
例えば定位の鎖錠状態にあるとき、一方のロックピース
41の鎖錠部45が主鎖錠かん50の被鎖錠部51に係
合して主鎖錠かん50を鎖錠している。
【0035】転換動作のため、電動モータMを起動する
と、出力軸M1のべベルピニオン13〜ベベル歯車14
〜ピニオン14a〜中間大歯車15〜中間小歯車15b
に至る駆動機構12により転換ギヤ20が回転駆動され
る。
【0036】転換ギヤ20が回転駆動されると、転換ロ
ーラ26がカム溝部材36のカム溝の溝壁に沿って移動
し、動作かん30が変位する。それにより、鎖錠状態に
ある一方のロックピース41が解錠方向に摺動変位す
る。一方、ロックピース41が鎖錠かん50の一方の被
鎖錠部51から外れて鎖錠かん50が解錠される(図8
(b)および(c)参照)。
【0037】図9(a)に示すように、鎖錠かん鎖錠開
始において、転換ギア20が反時計方向へ回転して、動
作かん30が駆動されると、転換鎖錠装置(図示省略)
を介してトングレールが反位に転換する(図9(b)参
照)。トングレールの転換が完了すると、他方のロック
ピース141の鎖錠部145が副鎖錠かん150の被鎖
錠部151に嵌合して鎖錠される。
【0038】転換動作中のロックピース41,141の
動作状態は、図示省略したセンサー部に検出される。ロ
ックピース41,141の動きは動作かん30,主鎖錠
かん50および、副鎖錠かん150の動作状態を表わし
ており、センサー部は動作かん30,主鎖錠かん50お
よび、副鎖錠かん150の動作状態を転てつ制御部(図
示省略)に伝達する。
【0039】転換動作時にセンサー部44の情報に基づ
き転てつ制御部はモータ駆動部62に制動指令を出力
し、モータ駆動部62は、動作かん30の転換完了に応
じて、前記リレー71,72,73の作動により単相交
流により動作する電動モータMへの接続を断ち、前記リ
レー76,77の作動により電動モータMの一時巻線に
整流電流を通電して励磁制動を行なう。
【0040】なお、逆方向に転換する場合は、動作かん
30が逆方向に変位して、他方のロックピース141の
変位から動作が始まり、上記とは逆の順で転換する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の一の構成
によれば、一対のロックピースの各鎖錠部の少なくとも
一方が、鎖錠かんの連動方向に沿って各鎖錠部の他方か
ら離間した位置に設けられているので、各鎖錠部が係脱
する各被鎖錠部同志の間隔が狭くなり、各被鎖錠部同志
の間隔が狭くなる分だけ、各被鎖錠部が設けられる鎖錠
かんの全長を短くすることができ、鎖錠かんの長手方向
の動作範囲が狭くなり、制限が厳しい狭小なスペースに
本機を設置することができる。
【0042】また、本発明の別の構成によれば、一対の
ロックピースの各鎖錠部の少なくとも一方が、鎖錠かん
の連動方向に沿って各鎖錠部の他方から離間した位置に
設けられているので、各鎖錠部が係脱する各被鎖錠部同
志の間隔が狭くなり、各被鎖錠部同志の間隔が狭くなる
分だけ、一対の鎖錠かん支持部の間の間隔も狭くなり、
本機を小型にすることができ、制限が厳しい狭小なスペ
ースに本機を設置することができる。
【0043】さらに、本発明の別の構成によれば、一対
のロックピースの各鎖錠駒が、鎖錠かんの往復移動方向
に沿って互いに離間する方向へ延びた延設部の先端に設
けられており、各鎖錠駒は互いに大きく離間しているの
で、各鎖錠駒が係脱する各鎖錠切欠部同志の間隔が狭く
なり、各鎖錠切欠部同志の間隔が狭くなる分だけ、各鎖
錠切欠部が設けられる鎖錠かんの全長を短くすることが
でき、鎖錠かんの長手方向の動作範囲が狭くなり、制限
が厳しい狭小なスペースに本機を設置することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の部
分斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の平
面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の要
部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の部
分分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の構
成部品の配置を示す正面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の構
成部品の配置を示す側面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の作
用説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の作
用説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の作
用説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の
モータ駆動部の構成を示す回路図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る電気転てつ機の
ロックピースの斜視図である。
【図12】従来例に係る電気転てつ機のロックピースの
斜視図である。
【図13】従来例に係る電気転てつ機の部分斜視図であ
る。
【図14】従来例に係る電気転てつ機の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
M…電動モータ 11…転てつ機ケース 12…駆動機構 13…ベルピニオン 14…ベベル歯車 14a…ピニオン 15…中間大歯車 15a…間歯車軸 15b…中間小歯車 18…鎖錠かん支持部 20…転換ギヤ 25…転換カム部材 26…転換ローラ 36…カム溝部材 37…支持ブロック 40…鎖錠機構 41,141…一対のロックピース 42,142…延設部 43,143…カムフォロア 44,144…スライダ 45,145…各鎖錠部 46…付勢手段 47…ロッド部材 48…圧縮コイルばね 50…主鎖錠かん 51,151…各被鎖錠部 62…モータ駆動部 145…鎖錠部 150…副鎖錠かん

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線路の分岐器でトングレールを定位と反位
    とに転換させる電気転てつ機において、 駆動機構、主鎖錠かん、副鎖錠かん、一対の鎖錠かん支
    持部および、鎖錠機構を有し、 前記駆動機構は、トングレールを転換し、 前記主鎖錠かんおよび副鎖錠かんは、上下方向で重なる
    ようにしてそれぞれ配され、前記一対の鎖錠かん支持部
    によって所定ストロークで往復移動可能に支持されてお
    り、 前記主鎖錠かんおよび副鎖錠かんは、鎖錠切欠部をそれ
    ぞれ有し、トングレールにそれぞれ連動した際に、前記
    各鎖錠切欠部が前記一対の鎖錠かん支持部の間を移動
    し、 前記鎖錠機構は、水平方向に並べられる一対のロックピ
    ースを有し、 前記一対のロックピースは、各鎖錠駒を有し、前記駆動
    機構に連動して前記各鎖錠駒が前記各鎖錠切欠部に係脱
    し、前記各鎖錠駒が前記各鎖錠切欠部に係合すると、前
    記主鎖錠かんおよび副鎖錠かんを介して前記トングレー
    ルを転換不能に前記定位と前記反位にそれぞれ拘束し、 前記各鎖錠駒は、前記鎖錠かんの往復移動方向に沿って
    互いに離間する方向へ延びた延設部の先端に設けられて
    いることを特徴とする電気転てつ機。
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