JP3067276U - 分電盤用保安器 - Google Patents

分電盤用保安器

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JP3067276U
JP3067276U JP1999006898U JP689899U JP3067276U JP 3067276 U JP3067276 U JP 3067276U JP 1999006898 U JP1999006898 U JP 1999006898U JP 689899 U JP689899 U JP 689899U JP 3067276 U JP3067276 U JP 3067276U
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protector
led2
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phase
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幸彦 西
康弘 深山
孝一 長和
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Shoden Corp
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Shoden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点検時に、正常に消灯している発光素子があ
っても、それを異常消灯と判断しないようにする。 【解決手段】 3線の各線間にそれぞれバリスタVar1,
2,3を接続するとともに中性線と他の線との間にそれぞ
れインジケータ用発光素子として発光ダイオードLED1,L
ED2を接続しかつ前記発光ダイオードLED1,LED2を本体表
面に並列配置した分電盤用保安器であってバリスタVar
1,2,3に近接配置された温度ヒューズTF1,TF2を発光ダイ
オードLED1,LED2に直列接続してなる分電盤用保安器に
おいて、前記発光ダイオードLED1,LED2のうち使用順位
が下位の発光ダイオードLED2の表面部を、シール7の切
除部7cにより覆い、発光ダイオードLED2が発光する場
合はその切除部7cを破断除去する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、低圧配電線に侵入する雷サージなどの異常電圧・電流から人体や家 電機器を保護する目的で住宅分電盤内に設置される分電盤用保安器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に分電盤用の保安器は、図8のように構成されている。図において、L1,L 2,Nは電力端子、Eはアース端子、TF1,TF2は温度ヒューズ、Var1,2,3はバリスタ 、Arrはアレスタ、R1,R2は抵抗、D1,D2はダイオード、LED1,LED2は発光ダイオー ドである。この発光ダイオードLED1,LED2は、保安器が動作中であることを表す インジケータとしての役目をはたしている。なお、保安器内のバリスタVar1,2,3 は経年劣化すると発熱し、これらに近接して配置された温度ヒューズTF1,TF2を 溶断することでLED1,LED2が消灯される。 なお、上記保安器の基本的な動作は、各電力端子間の電圧が所定値を超えると バリスタが低抵抗となって電流を流すことにより過電圧保護を図り、また、雷サ ージにより各電力端子とアース端子間の電圧が所定値を超えるとアレスタが動作 して異常電圧・電流を大地に逃がすものである。
【0003】 この保安器は、本来、単相3線式の配電線に接続するものであるが、他の配電 線についても接続可能である。例えば単相2線式として、電力端子L1,Nの2線に 結線してAC100Vで使用する場合は、発光ダイオードLED1が点灯し、残りのLED2は 消灯する。また、単相2線式として電力端子L1,L2の2線に接続してAC200Vで使 用する場合は、発光ダイオードLED1,LED2はともに点灯する。また、単相3線式 として電力端子L1,L2,Nに結線してそれぞれAC100Vまたは200Vで使用する場合は 、発光ダイオードLED1,LED2が2個とも点灯する。需要家は、このインジケータ を確認して、点灯すべきものが消灯していたらその保安器の寿命が切れたもので あるから保安器を新品と取り替えなければならない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この保安器はインジケータが2個とも点灯している場合は、いずれ か1個が消えるとそれは寿命切れであると明快に判断ができる。しかしながら、 保安器を単相2線式AC100Vに接続して使用する場合は、1個が点灯し、他の1個 が正常に消灯していることになる。これは需要家にとって、寿命切れによる消灯 なのか正常な消灯なのか判断が複雑になり、不明な場合は説明書等を読んで判断 したり、あるいは電力会社の営業所等に問い合わせをして判断する必要があった 。それでも判断が混乱して、誤って正常に消灯しているものを交換してしまうよ うな場合も生じていた。そこで、保安器をAC100Vで使用する場合に、インジケー タの表示の判定が明快にできることが望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで上記課題を解決するために、請求項1の考案は、3線の各線間にそれぞ れバリスタを接続するとともに中性線と他の線との間にそれぞれインジケータ用 の発光素子を接続しかつ前記1対の発光素子を本体表面に並列配置した分電盤用 保安器であって、前記バリスタに近接配置された温度ヒューズを前記発光素子に 直列接続してなる分電盤用保安器において、前記1対の発光素子のうち使用順位 が下位の発光素子の表面部を、切除自在なシール部材により覆ったことを特徴と する。
【0006】 請求項2の考案は、請求項1の考案において、シール部材の切除部分周囲にミ シン目を形成したことを特徴とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図に沿って本考案の実施形態を説明する。 図1は本考案に係る分電盤用保安器の実施形態の外観図であり、図2が図1の 右側面図である。図において、1は保安器本体であり、上下に端子台2,3およ び取り付け孔4,5が形成されている。本体1の中央の凸部分6には上下に2個 の穴が形成され、その中にLED1,LED2が取り付けられている。この凸部分6の表 面全面には、図3に示すシール7が貼り付けられている。
【0008】 このシール7には、LED1に相当する位置に孔7aが形成されるとともに,LED2 に相当する位置に円形のミシン目7bが形成され、その内側に切除部7cが形成 されている。このシール7のミシン目7bは、そこへ指を押し込むことで、容易 に破断して、切除部7cを除去することが可能である。図4は、シール7から切 除部7cを除去した場合の保安器本体1を示し、LED1,LED2がともに露出された 状態となる。なお、シール7は紙製であるが、切除部7cを簡単に破断除去でき るものであれば他の材質でもよい。
【0009】 この保安器を現場で設置するのに際しては、単相2線AC100Vで使用する場合に は切除部7cをそのままとして、単相2線AC200Vまたは単相3線AC100V/200Vで 使用する場合はミシン目7bを破断して切除部7cを取り除き、LED2を露出させ る。このようにして、正常時に一方のLED2が消灯されたままとなる単相2線AC10 0Vで使用する場合は、点灯しないLED2がシール7に覆われて、目視されることが なくなる。その結果、需要家による分電盤内の点検のときに、本来消灯している LED2がシールに覆われて、表に見えないこととなり、消灯したLED2により判断が 混乱されることが解消され、点検が円滑に実施されるようになる。 なお、この実施形態において、LED1は単相2線AC100V、単相2線AC200V、単相 3線AC100V/200Vのすべての場合に使用されるため、請求項における「使用順位 」が上位であるのに対し、LED2は選択的に使用されるため「使用順位」は下位で ある。
【0010】 次に、保安器の接続方法の具体例について説明する。 図5は、単相2線AC100Vで使用する場合の接続手順を示し、以下、次の手順で 接続される。 住宅分電盤のL1,N相の端子に保安器のL1,N端子を差し込み、緩みのないよう規 定トルクで確実に接続する。 取付ネジ8で保安器を住宅分電盤に固定する。 アース線(緑)9を保安器のアース端子に差し込み端子ネジで接続する。 アース線9を住宅分電盤のアース端子に接続する。 保安器に端子カバー11を取り付ける。 以上で接続が終了する。
【0011】 図6は、単相2線AC200Vで使用する場合の接続手順を示し、以下、次の手順で 接続される。 シール7のミシン目7bを破断して切除部7cを除去する。 住宅分電盤のL1の端子に保安器のL1端子を差し込み、緩みのないよう規定トル クで確実に接続する。この場合、N相の端子は接続しない。 取付ネジ8で保安器を住宅分電盤に固定する。 電源線(赤)10を保安器のL2端子に差し込むとともにアース線(緑)9を保安器 のアース端子に差し込み、端子ネジで接続する。 電源線10を住宅分電盤のL2相に、アース線9を住宅分電盤のアース端子に接 続する。 保安器に端子カバー11を取り付ける。 以上で接続が終了する。
【0012】 図7は、単相3線AC100V/200Vで使用する場合の接続手順を示し、以下、次の 手順で接続される。 シール7のミシン目7bを破断して切除部7cを除去する。 住宅分電盤のL1,N相の端子に保安器のL1,N端子を差し込み、緩みのないよう規 定トルクで確実に接続する。 取付ネジ8で保安器を住宅分電盤に固定する。 電源線(赤)10を保安器のL2端子に差し込むとともにアース線(緑)9を保安器 のアース端子に差し込み、端子ネジで接続する。 電源線10を住宅分電盤のL2相に、アース線9を住宅分電盤のアース端子に接 続する。 保安器に端子カバー11を取り付ける。 以上で接続が終了する。
【0013】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、使用順位が下位の発光素子の表面部をシー ル部材の切除部により覆っておき、保安器を単相2線AC200V、単相3線AC100V/ 200Vで使用する場合は、切除部を破断除去する。このことは、保安器を単相2線 AC100Vで使用する場合に、正常時に消灯している発光素子がシール部材に覆われ ることを意味しており、需要家が消灯状態の発光素子に惑わされることから解消 される。また、シール部材の切除部分の周囲にミシン目を形成しておいたため、 シール部材の除去が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る分電盤用保安器の実施形態の外観
図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1のシールを取り出して示した斜視図であ
る。
【図4】図1から切除部を除去した状態を示す外観図で
ある。
【図5】保安器の接続方法の具体例を示した図である。
【図6】保安器の接続方法の具体例を示した図である。
【図7】保安器の接続方法の具体例を示した図である。
【図8】保安器の内部構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 保安器本体 2,3 端子台 4,5 取り付け孔 6 凸部分 7 シール 7a 孔 7b ミシン目 7c 切除部 LED1,LED2 発光ダイオード Var1,Var2,Var3 バリスタ TF1,TF2 温度ヒューズ、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3線の各線間にそれぞれバリスタを接続
    するとともに中性線と他の線との間にそれぞれインジケ
    ータ用の発光素子を接続しかつ前記1対の発光素子を本
    体表面に並列配置した分電盤用保安器であって、前記バ
    リスタに近接配置された温度ヒューズを前記発光素子に
    直列接続してなる分電盤用保安器において、 前記1対の発光素子のうち使用順位が下位の発光素子の
    表面部を、切除自在なシール部材により覆ったことを特
    徴とする分電盤用保安器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分電盤用保安器におい
    て、シール部材の切除部分周囲にミシン目を形成したこ
    とを特徴とする分電盤用保安器。
JP1999006898U 1999-09-08 1999-09-08 分電盤用保安器 Expired - Lifetime JP3067276U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003348717A (ja) * 2002-05-23 2003-12-05 Kawamura Electric Inc 停電用保安灯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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