JP3066407B2 - 孔版式製版印刷装置 - Google Patents

孔版式製版印刷装置

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JP3066407B2
JP3066407B2 JP3136842A JP13684291A JP3066407B2 JP 3066407 B2 JP3066407 B2 JP 3066407B2 JP 3136842 A JP3136842 A JP 3136842A JP 13684291 A JP13684291 A JP 13684291A JP 3066407 B2 JP3066407 B2 JP 3066407B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に画像の書込み領域
に複数の原稿画像をバランスよく書込むことが可能な
版式製版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿読取部においてCCD等
により読み取られた原稿画像信号を書込み処理する画像
形成装置として、例えば複写装置や孔版式製版印刷装置
などが知られている。
【0003】上記した複写装置などでは、原稿画像信号
はレーザーや発光ダイオード等からなる原稿画像書込み
部に送られて感光体に画像を書込んで静電潜像を形成
し、しかる後に静電潜像に付加されたトナーを複写用紙
に転写して複写物を作成している。
【0004】また、孔版式の製版印刷機装置などでは、
原稿画像信号に基づきサーマルヘッドならびにプラテン
ローラからなる製版書込み部において孔版原紙に製版を
行い、製版済の上記孔版原紙を印刷ドラムに巻き付け、
しかる後に印刷ドラムから押し出され孔版原紙に形成さ
れた原稿画像を通過したインキを印刷用紙に転移するこ
とにより印刷がなされている。
【0005】ところで、上記したような画像形成装置に
おいて、例えばB4サイズの原稿書込み領域を有する被
複写物にB5サイズの原稿の画像を2面並べて書込みを
行う、所謂連写機能を使用する場合がある。
【0006】これらの連写機能を使用する場合には、例
えば孔版式製版印刷装置の場合には以下のような制御に
よって行われている。
【0007】まず、連写キーを設定後、連写したい第1
の原稿を製版読取部において読み取らせると同時に、サ
ーマルヘッドとプラテンローラからなる製版書込み部に
おいてこの原稿画像を孔版原紙に書込み、かつ上記製版
読取部で第1の原稿の読取り終了を検出した場合には、
上記プラテンローラの回転を停止させて上記サーマルヘ
ッドによる書込みを一旦停止する。
【0008】次いで、第2の原稿の読取が開始されると
上記同様サーマルヘッドにより書込みを開始して複数原
稿の複数面製版を行わせ、その後この孔版原紙をドラム
に巻き付けて印刷を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の画像形成装置において連写機能を使用し、例え
ばA3サイズの画像書込み領域を有する被複写物にB5
サイズの原稿を2面並べて複写すると、複写されたB5
サイズの原稿の画像はA3サイズの被複写物に対して左
寄せとなってしまう。
【0010】つまり、第2の原稿であるB5サイズの原
稿の画像がA3サイズの被複写物における中央ラインを
またいで複写されることとなり、従って複写後にそのA
3サイズの被複写物を中央ラインから切断して使用した
り、袋綴じで使用する場合などには不都合を生じるとい
う欠点を有している。
【0011】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、連写機能を
使用した場合に、使用される原稿・被複写物のサイズに
かかわらず常にセットされた被複写物の中央ラインを境
界としてその両サイドに複数原稿の画像をバランスよく
書込むことが可能な孔版式製版印刷装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、製版読取部にて読み取られた原
稿画像をサーマルヘッドならびにプラテンローラからな
る製版書込み部にて孔版原紙に製版し、製版済の前記孔
版原紙をドラムに巻き付け印刷を行う孔版式製版印刷装
置において、前記孔版原紙の製版領域搬送方向に複数原
稿の製版を行うことを設定する連写製版設定手段と、印
刷用紙のサイズを入力する印刷用紙サイズ入力手段と、
前記印刷用紙サイズ毎の複数等分割領域内に前記孔版原
紙の製版領域搬送方向に穿孔画像を形成すべき領域を示
す書込み量データを格納する書込み量データ格納手段
と、前記連写製版設定手段により複数面製版が設定され
たとき、前記印刷用紙サイズ入力手段にて入力された
刷用紙サイズに基づいて前記書込み量データを参照して
前記製版読取部にて読み取られた複数原稿の原稿画像を
前記印刷用紙の複数等分割領域内のそれぞれに均等割り
付けされるように前記孔版原紙への製版を行うように前
記製版書込み部を制御する制御手段とを備え、前記書込
み量データによって示される穿孔画像の形成領域は、印
刷用紙を等分割するラインより所定量前の領域と、その
ラインを所定量越えた後の領域とからなることを特徴と
する。また、請求項2の発明は、製版読取部にて読み取
られた原稿画像をサーマルヘッドならびにプラテンロー
ラからなる製版書込み部にて孔版原紙に製版し、製版済
の前記孔版原紙をドラムに巻き付け印刷を行う孔版式製
版印刷装置において、前記孔版原紙の製版領域搬送方向
に複数原稿の製版を行うことを設定する連写製版設定手
段と、印刷用紙のサイズを入力する印刷用紙サイズ入力
手段と、前記印刷用紙サイズ毎の複数等分割領域内に前
記孔版原紙の製版領域搬送方向に穿孔画像を形成すべき
領域を示す書込み量データを格納する書込み量データ格
納手段と、前記連写製版設定手段により複数面製版が設
定されたとき、前記印刷用紙サイズ入力手段にて入力さ
れた印刷用紙サイズに基づいて前記書込み量データを参
照し前記製版読取部にて読み取られた一枚目の原稿の原
稿画像の製版を前記複数等分割領域ラインの所定量前の
位置にて終了させるとともに前記孔版原紙の搬送を前記
複数等分割領域ラインの所定量を超えた位置まで行い、
二枚目の原稿の前記製版読取部による読み取りの開始に
応じて前記二枚目の原稿画像の製版を行うように前記製
版書込み部を制御する制御手段とを有し、前記書込み量
データによって示される穿孔画像の形成領域は、印刷用
紙を等分割するラインより所定量前の領域と、そのライ
ンを所定量越えた後の領域とからなることを特徴とす
る。そして、請求項3の発明は、前記書込み量データ
は、各印刷用紙サイズの複数等分割領域内に前記孔版原
紙の製版領域方向に穿孔画像を形成すべき領域を示す製
版量データとその製版の際のプラテン送り量データから
なることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、書込み量データによって示さ
れる穿孔画像の形成領域が、印刷用紙を等分割するライ
ンより所定量前の領域と、そのラインを所定量越えた後
の領域とからなり、かつ、連写製版設定手段によって印
刷用紙に対する複数面製版が設定されると、制御手段は
検出された印刷用紙のサイズに基づくとともに、その
刷用紙のサイズに応じた原稿画像書込み領域内に書込み
量データ格納手段から呼び出した複数面等分割すべき書
込み量データに基づいて、原稿画像の複数書込みを均等
割付けるように制御するので、複数面書込みに使用され
原稿の大きさにかかわらず複写される複数の画像
は、使用される印刷用紙の複数等分割領域ラインをまた
ぐことなく、しかもその複数等分割領域ラインを中央と
してそれぞれの画像がつながることなくそれぞれの複数
等分割領域内に必ず収容されるように均等割付けられて
複写される。したがって、等分割ラインを利用した袋綴
じの際にも、その綴合せの部分に画像が隠れてしまうこ
とがなく、袋綴じには好都合である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。
【0015】図1は本発明に係る孔版式製版印刷装置の
一実施例を示す側断面図であり、同図に示すように本装
置は、原稿読取部である製版読取部1、原稿画像書込み
部である製版書込み部2、カッター部3、複写部である
印刷部4から構成されている。
【0016】そして上記製版読取部1は、被複写物であ
る原稿7をセットする原稿セット台12と、原稿セット
台12上にセットされた原稿7を検知する原稿センサ1
7と、原稿センサ17の検知信号により回転駆動される
原稿搬送ローラ対14と、搬送されてきた原稿7の画像
を光学的に読取り電気信号に変換する密着型のイメージ
センサ11と、イメージセンサ11で読み取られた原稿
7を原稿排出トレー19に排出するための原稿排出ロー
ラ対15により構成されている。
【0017】なお、原稿INセンサ16は搬送されてき
た原稿7を検知することで、後述する製版書込み部2の
スタートを決定する。
【0018】また、原稿搬送ローラ対14ならびに原稿
排出ローラ対15は、図中点線で示したようにステッピ
ングモータ18により回転駆動される。
【0019】製版書込み部2は、複数の発熱体21aを
有するサーマルヘッド21と、孔版原紙ロール22から
送り出される孔版原紙23をサーマルヘッド21に押し
当てながら搬送するプラテンローラ24と、サーマルヘ
ッド21にて製版された孔版原紙23を後述するドラム
33のクランプ部32に向けて搬送する原紙搬送ローラ
対26から構成されている。
【0020】なお、図中点線で示した書込みモータ25
はステッピングモータであり、プラテンローラ24およ
び原紙搬送ローラ対26を回転駆動する。
【0021】カッター部3は、サーマルヘッド21によ
って製版された孔版原紙23がドラム33に巻き付けら
れた所定量の長さになったときに、その孔版原紙23を
切断するカッター31を備えている。
【0022】印刷部4は、ドクタローラ56とスクージ
ローラ57間に形成されたインキ溜り58より一定量の
インキをその内面に供給するインキ供給部を内蔵するド
ラム33と、給紙台44上に積載され複写物となる印刷
用紙43…から一枚づつ印刷用紙43をピックアップし
て搬送するピックアップローラ46と、ピックアップロ
ーラ46から搬送されてきた印刷用紙43を所定のタイ
ミングで送り出すタイミングローラ42と、タイミング
ローラ42より送り出されてきた印刷用紙43をドラム
33の外周面に押し付けるプレスローラ35と、印刷さ
れた印刷用紙43をドラム33より剥ぎ取るための分離
爪55と、ドラム33より剥ぎ取り排紙された印刷用紙
43を排紙積載する排紙台49からなる。
【0023】ドラム33の外周面には、サーマルヘッド
21にて製版され搬送されてきた孔版原紙23の先端部
をクランプするクランプ部32が設けられ、クランプ終
了後に製版済の孔版原紙23はドラム33を回転させる
ことによりその外周面に巻き付けられる。
【0024】なお、図中点線で示したメインモータ34
はDCモータであり、ドラム33を回転駆動するように
なっている。また、41は搬送路である。
【0025】図2は、上記のように構成された孔版式製
版印刷装置における操作パネル5を示しており、この操
作パネル5には、製版または印刷をスタートさせるスタ
ートキー50,連写モードを設定する連写キー51、す
なわち製版読取部1において光学的に読取られた原稿画
像信号を製版書込み部2において印刷用紙43に対し複
数面の書込みを行うように複写設定する複数面書込み設
定手段,印刷枚数、使用する印刷用紙43のサイズデー
タを入力するためのテンキー52,テンキー52から入
力された印刷枚数や連写キー51の押下により連写モー
ドが設定されている旨を表示するLCD等の表示装置5
4が配置されている。
【0026】図3は、上記のように構成された孔版式製
版印刷装置における制御ブロック図を示しており、同図
において60は装置全体の動作を制御するCPUを具え
た制御手段である。
【0027】61はRAMより構成される記憶手段であ
り、操作パネルより入力された印刷枚数データや連写モ
ード設定データ等が記憶される。
【0028】62は、ROMより構成される書込み量デ
ータ格納手段であり、この書込み量データ格納手段に
は、書込み量データとして、孔版原紙23の1版分のプ
ラテンローラ24の送り量データや連写モードが実行
される際に、使用される印刷用紙43のサイズに応じて
その等分割領域内に孔版画像を形成すべき領域を示す
版量データ、ならびにそれに関連するプラテンローラ送
り量データ等が記憶されており、また図4のフローチャ
ートに示すプログラムも記憶されている。
【0029】また、52は上述したように印刷用紙43
のサイズデータを入力するための被複写物サイズ入力手
段であるテンキー、63は製版読取部1を駆動する製版
読取部駆動回路、64は製版書込み部2を駆動する製版
書込部駆動回路、65は印刷部4を駆動する印刷部駆動
回路である。
【0030】次に、上記のように構成された孔版式製版
印刷装置の動作を図4および図5に示すフローチャート
に基づき説明する。
【0031】この場合、図6(b)に示すように孔版原
紙23の製版領域23aがX’×Y’の寸法からなるA
3サイズであって、図6(a)に示すようなX×YのB
5サイズの原稿7を一枚用い、図6(c)に示すように
原稿7の画像が2面横に並んだ製版ならびに印刷を行う
場合について説明を行う。
【0032】まず、原稿7を原稿台12にセットし先端
を原稿搬送ローラ対14に突き当てると、原稿センサ1
7がこの原稿7を検知し製版動作が可能であることが表
示装置54上に表示されスタート状態となる。
【0033】そして、連写キー51が押下されると表示
装置53上にナンバリングされた印刷用紙サイズが何種
類か表示される(ステップ100)。
【0034】次いで、どのサイズのテンキー52が押下
されたかを検出することで、セットされた印刷用紙のサ
イズ信号を判断する。
【0035】すなわち、A3サイズの印刷用紙43を示
すテンキーが押されたか(ステップ101)、B4サイ
ズの印刷用紙43を示すテンキーが押されたか(ステッ
プ102)、A4サイズの印刷用紙43を示すテンキー
が押されたか(ステップ103)、A4Rサイズの印刷
用紙43を示すテンキーが押されたか(ステップ10
4)等の判断が行われる。
【0036】この実施例ではA3サイズの印刷用紙43
が給紙台43にセットされているので、A3サイズを指
定するナンバのテンキー52が押下される。
【0037】そして、テンキー52による入力が終了さ
れると、連写動作の可能状態にあることが表示装置54
上に表示されセット完了動作となる(ステップ10
5)。
【0038】次いで、図5に示すように製版スタートO
Nかが判断され(ステップ106)、YESの場合には
次に進み原稿センサONかが判断され(ステップ10
7)、ここでもYESの場合には原稿搬送ローラ対14
が書込みモータ18の駆動により回転され原稿送り開始
が行われる(ステップ108)。
【0039】続いて原稿INセンサONかの判断が行わ
れ(ステップ109)、YESの場合にはL分(図1参
照)原稿を送ったかが判断され(ステップ110)、こ
こでもYESの場合には孔版原紙23がプラテンローラ
24駆動によって搬送され孔版原紙送り開始が行われる
(ステップ111)。
【0040】同時に、密着型イメージセンサ11によっ
て原稿7の画像が光学的に読み取られるとともに電気信
号変換されて制御手段60へ送られ、孔版原紙23に制
御手段60から送られてくる上記画像情報に応じた溶融
穿孔画が形成され、いわゆる製版工程が行われる(ステ
ップ112)。
【0041】尚、上述したような製版が開始される以前
の孔版原紙23の先端部は、以前の製版動作の際にカッ
ター部3のカッター31にて切断された状態のまま保持
されているので、この切断位置で待機している。
【0042】以上のように原稿7の画像情報に応じて製
版工程が行われるが、完全な製版工程は上記ステップ1
12における原稿7の製版読取りおよび書込みが完了し
た時点で終了するのではなく、給紙台44にセットされ
た印刷用紙43のサイズつまり被複写物サイズ入力手段
66から送られてきた印刷用紙サイズ信号により製版量
データ格納手段62に記憶されている製版量データ分が
送られたかが判断され(ステップ113)、YESの場
合にはその後に製版工程が完全に終了となる(ステップ
114)。
【0043】次に、プラテンローラ送り量データ分が送
られたかが判断され(ステップ115)、YESの場合
には孔版原紙送り停止が行われ(ステップ116)、そ
の後に原稿が排出されたかが判断され(ステップ11
7)、YESの場合には原稿送り停止が行われ(ステッ
プ118)、これにより一次製版動作が終了される。
【0044】本実施例では、セットされた印刷用紙43
のサイズが何れのサイズであってもそれを等分割する中
央ラインより所定量前、例えば2ミリ程度前までを製版
量としてそのデータが書込み量データ格納手段62内に
記憶されているとともに、プラテンローラ24の送り量
を上記中央ラインを超えた所定量、例えば7ミリ程度ま
でをプラテンローラ24の送り量データとして書込み量
データ格納手段62内に記憶してある。
【0045】従って、図6(c)に示すA点から製版工
程が開始されるが(製版開始位置は常に一定)、その後
の製版動作は、テンキー52により入力された印刷用紙
43のサイズデータに応じて製版量データ格納手段62
に記憶された製版量データならびにプラテンローラ送り
量データを呼び出し、これに基づいて製版書込部駆動回
路64が制御手段60によって制御される。
【0046】つまり、原稿7の読取りが終了するしない
にかかわらず、製版動作は図6(C)に示す中央ライン
手前の位置B点まで行われ、原稿7が排出トレイ19に
排出されるまで原稿搬送ローラ14および原稿排出ロー
ラ15は駆動される。
【0047】一方、プラテンローラ24の回転はB点を
越え、中央ラインを越えた次の製版開始C点に到達され
るまで継続される。
【0048】その後、二次製版動作が行われるのである
が、まず操作パネル5の表示装置54上には原稿7をセ
ットする旨の表示がなされ原稿センサONかが判断され
(ステップ119)、YESの場合には所定時間例えば
17秒以内に原稿7が原稿搬送ローラ対14に突き当た
るように原稿送り開始が行われ(ステップ121)、次
いで原稿INセンサONかが判断され(ステップ12
2)、YESの場合にはL分原稿を送ったかが判断され
(ステップ123)、ここでもYESの場合には先に説
明した一次製版動作のステップ111と同様に孔版原紙
送り開始が行われる(ステップ124)。
【0049】その後のステップ125〜ステップ129
までは、上記ステップ112〜ステップ116までと同
様に行われる。
【0050】その後に孔版原紙23は原紙版送ローラ2
6によって一定量搬送され(ステップ130)、その一
端部がクランプ部32において固定されたのち(ステッ
プ131)、孔版原紙23はドラム33が回転されるこ
とによってドラム33外周面に巻き付られ(ステップ1
32)、所定量巻き付けられた後カッター31で切断さ
れる(ステップ133)。
【0051】これによりドラム33の外周面には孔版原
紙33が完全に巻き付けられた状態となり、二次製版動
作も終了して印刷動作待機状態となる。
【0052】一方、上記ステップ119で原稿センサが
ONでないと判断された場合、すなわちNOの場合には
17秒経過したかが判断され、17秒経過したと判断さ
れた場合すなわちYESの場合にはただちにステップ1
30に進む。その後は、上述したと同様にステップ13
0〜ステップ133までの処理がなされ印刷動作に移
る。
【0053】次に、印刷動作について説明する。
【0054】テンキー52により印刷枚数を入力すると
表示装置54にそのデータが表示される。
【0055】この状態でスタートキー50が押されると
印刷用紙43はピックアップロール46にて一枚づつタ
イミングローラ42へ搬送され、一時待機した後にドラ
ム33の回転のある所定のタイミングでタイミングロー
ラ42が駆動され、搬送路41に送り込まれる。
【0056】搬送路41に送り込まれた印刷用紙43
は、プレスローラ35によりドラム33の外周面に押し
当てられ孔版原紙23に形成された穿孔画像を通過して
きたインキが転写されて印刷が行われる。
【0057】印刷が行われた印刷用紙43は、分離爪5
5によってドラム33の外周面から剥ぎ取られ排紙台4
9へ排出される。
【0058】以上のようにしてA3サイズの印刷用紙4
3に印刷されたB5サイズの原稿7の複数印刷画像は、
図6(d)に示すようにA3サイズの印刷用紙43にお
ける等分割中央ラインをまたぐことがなく、図6(c)
に示すように2分割されたそれぞれの領域内に均等割付
けられた状態でバランスよく収容されて印刷される。
【0059】また、本実施例による連写制御部は、用紙
サイズに応じて製版領域で決定されるので、原稿の2倍
のサイズが印刷用紙サイズより大きな場合でもその印刷
用紙サイズを越えて製版されることがなく、印刷により
プレスローラを汚すことがない。
【0060】尚、本実施例では2面連写について説明し
ているがこれに限定されるものではなく、2面以上の複
数面の画像の書込みについても同様に実施することがで
きる。その場合は、操作パネルより3面、4面字を示す
データを入力し、それに応じた製版量データ、プラテン
ローラ送り量データをアクセスできるようにすればよ
い。
【0061】また、印刷用紙43のサイズデータを入力
する手段としては、操作パネルに設けられているテンキ
ーを利用したが、独立のキーを上記操作パネルに設け、
そのキーの操作により印刷用紙43のサイズデータを入
力するようにしてもよい。
【0062】
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数面書込み設定手段によって複数面の原稿書込みを行
うように設定されると、制御手段は原稿被複写物サイズ
入力手段によって検出された被複写物のサイズに基づ
き、そのサイズに対応した複数等分割領域内に画像形成
すべき書込みデータを書込み量データ格納手段から呼び
出し、かつこれらのデータに基づいて原稿書込み部にお
いて原稿画像信号の書込みを制御するように構成されて
いるので、転写される複数の画像は連写に使用される原
稿の大きさにかかわらず、使用される被複写物の複数等
分割領域内に必ず均等割付けられた状態として収容させ
ることができる。
【0064】従って、複数原稿に対応した複数面書込み
をバランスよく行うことができるので、使用される被複
写物を複数等分割に切り分けて使用する場合でも複数枚
のサイズの同じ被複写物を得ることができるとともに、
被複写物を二つ折りにして袋綴じを行うこともできる。
【0065】また、本発明による連写制御は用紙サイズ
に応じて書込み領域が決定されるので、原稿の2倍のサ
イズが被複写物のサイズより大きな場合でもその被複写
物のサイズを越えて転写されることがない等の効果も有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る孔版式製版印刷装置の一実施例
示す側断面図。
【図2】図1に示す孔版式製版印刷装置の操作パネルを
示す正面図。
【図3】図1に示す孔版式製版印刷装置の制御ブロック
図。
【図4】図1に示す孔版式製版印刷装置の第1段の動作
を示すフローチャート。
【図5】図1に示す孔版式製版印刷装置の第2段の動作
を示すフローチャート。
【図6】図1に示す孔版式製版印刷装置の連写機能の説
明図。
【符号の説明】
1 製版読取部 2 製版書込き部 7 原稿 23 孔版原紙 60 制御手段 61 記憶手段 62 製版データ格納手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41C 1/00 - 1/18 B41L 13/04 H04N 1/38 - 1/393

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製版読取部にて読み取られた原稿画像を
    サーマルヘッドならびにプラテンローラからなる製版書
    込み部にて孔版原紙に製版し、製版済の前記孔版原紙を
    ドラムに巻き付け印刷を行う孔版式製版印刷装置におい
    て、 前記孔版原紙の製版領域搬送方向に複数原稿の製版を行
    うことを設定する連写製版設定手段と、 印刷用紙のサイズを入力する印刷用紙サイズ入力手段
    と、 前記印刷用紙サイズ毎の複数等分割領域内に前記孔版原
    紙の製版領域搬送方向に穿孔画像を形成すべき領域を示
    す書込み量データを格納する書込み量データ格納手段
    と、 前記連写製版設定手段により複数面製版が設定されたと
    き、前記印刷用紙サイズ入力手段にて入力された印刷用
    紙サイズに基づいて前記書込み量データを参照して前記
    製版読取部にて読み取られた複数原稿の原稿画像を前記
    印刷用紙の複数等分割領域内のそれぞれに均等割り付け
    されるように前記孔版原紙への製版を行うように前記製
    版書込み部を制御する制御手段とを備え、 前記書込み量データによって示される穿孔画像の形成領
    域は、印刷用紙を等分割するラインより所定量前の領域
    と、そのラインを所定量越えた後の領域とからなること
    を特徴とする孔版式製版印刷装置。
  2. 【請求項2】 製版読取部にて読み取られた原稿画像を
    サーマルヘッドならびにプラテンローラからなる製版書
    込み部にて孔版原紙に製版し、製版済の前記孔版原紙を
    ドラムに巻き付け印刷を行う孔版式製版印刷装置におい
    て、 前記孔版原紙の製版領域搬送方向に複数原稿の製版を行
    うことを設定する連写製版設定手段と、 印刷用紙のサイズを入力する印刷用紙サイズ入力手段
    と、 前記印刷用紙サイズ毎の複数等分割領域内に前記孔版原
    紙の製版領域搬送方向に穿孔画像を形成すべき領域を示
    す書込み量データを格納する書込み量データ格納手段
    と、 前記連写製版設定手段により複数面製版が設定されたと
    き、前記印刷用紙サイズ入力手段にて入力された印刷用
    紙サイズに基づいて前記書込み量データを参照し前記製
    版読取部にて読み取られた一枚目の原稿の原稿画像の製
    版を前記複数等分割領域ラインの所定量前の位置にて終
    了させるとともに前記孔版原紙の搬送を前記複数等分割
    領域ラインの所定量を超えた位置まで行い、二枚目の原
    稿の前記製版読取部による読み取りの開始に応じて前記
    二枚目の原稿画像の製版を行うように前記製版書込み部
    を制御する制御手段とを有し、 前記書込み量データによって示される穿孔画像の形成領
    域は、印刷用紙を等分割するラインより所定量前の領域
    と、そのラインを所定量越えた後の領域とからなること
    を特徴とする孔版式製版印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記書込み量データは、各印刷用紙サイ
    ズの複数等分割領域内に前記孔版原紙の製版領域方向に
    穿孔画像を形成すべき領域を示す製版量データとその製
    版の際のプラテン送り量データからなることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の孔版式製版印刷装置。
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