JP2007090759A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データの種類が異なる場合であっても、連続して1枚の記録媒体に複数ページを並べて印刷させることが容易にでき、記録用紙を可能な限り有効に使用することができ、且つ安価な印刷装置を提供すること。
【解決手段】複合機1によれば、他のファクシミリ装置、スキャナ装置3、コンピュータ等の外部機器、またはスロット部5に装填された小型メモリカードのいずれかから入力されたデータの印刷終了後、搬送途中にある記録用紙の搬送が停止される(S18)。そして、先に入力されたデータの印刷終了後、入力されたデータの印刷が、搬送途中で停止された記録用紙上流側の未印刷の領域から開始されるように、搬送が再開される(S30)ので、先に入力されるデータと後に入力されるデータの種類が異なるものであっても、連続して1枚の記録媒体に複数ページを並べて印刷させることが容易にできる。
【選択図】図6

Description

本発明は、印刷装置に関し、特に、データの種類が異なる場合であっても、連続して1枚の記録媒体に複数ページを並べて印刷させることが容易にでき、記録用紙を可能な限り有効に使用することができ、且つ安価な印刷装置に関するものである。
従来から、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する複合機が知られている。このような複合機は、例えば、ファクシミリ機能により受信したファクシミリデータ、スキャナ装置により取得したコピーデータ、外部機器から入力された印刷データ等を印刷出力する印刷手段を備えている。
なお、このような複合機において、1枚の記録用紙(記録媒体)に、複数ページ分のデータを並べて印刷する、Nin1印刷が知られている。例えば、コピー時に、2in1印刷モードを設定しておけば、スキャナデータにより取得したコピーデータを、2ページずつ1枚の記録用紙に印刷させることができる。また、ファクシミリデータ受信時における印刷設定として、2in1印刷を設定しておけば、受信したファクシミリデータを2ページずつ1枚の記録用紙に印刷させることができる。すなわち、1枚の記録用紙にNページずつ印刷させることができるので、記録用紙の使用枚数を節約することができる。
一方、ホストコンピュータにて生成されたPDLデータ(ページ記述言語で記述されたデータ)を印刷装置に送信するプリントシステムにおいて、上述のNin1印刷が行われる場合がある。このような、Nin1印刷を行うプリントシステムの1つとして、複数のPDLデータを結合して1つの合体データとして、Nin1印刷させるものが提案されている(特許文献1参照)。このようにすれば、印刷すべきデータが複数ある場合であっても、合体させて1つのPLDデータを生成することにより、連続してNin1印刷させることができるので、各データ毎に印刷手段の起動、停止を繰り返し行う場合に比較して、印刷に要する時間が短縮される。さらに、1番目のデータの最終ページが記録用紙の例えば半枚分で終了する場合、残りの半枚分には2番目のデータの開始データが連続して印刷される。このように、複数のデータを連続してNin1印刷することにより、記録用紙を無駄なく使用することができる。
特開平9−134261号公報
しかしながら、上述の方法のように、複数のデータを結合して合体データとする場合、例えば、1番目のデータと2番目のデータとを結合する場合、2番目のデータが入力されるまで、1番目のデータをメモリに保持し続けなければならない。特に結合しようとするデータの数が多い場合、保持しなければならないデータ量が膨大になる。そのため、データ保持用に大容量のメモリを設けなければならず、装置が高価になるという問題点があった。
また、上述の方法は、ホストコンピュータにおいて同一種類のデータ(PDLデータ)を結合するものなので、比較的容易にデータを結合し、連続してNin1印刷させることが可能であったが、複数の装置からそれぞれ種類が異なるデータが入力される場合、それらのデータを結合することは容易ではない。例えば、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を有する複合機においては、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)から入力される印刷データ、スキャナ装置から入力されるコピーデータ、他のファクシミリ装置から入力されるファクシミリデータは、それぞれデータの種類が異なるので、結合させることが容易ではない。特に、印刷データは、PCにインストールされたプリンタドライバで生成されてから、複合機に入力されるものなので、複合機において加工することは困難である。このように、データの種類が同一でない場合、連続してNin1印刷させることが容易にはできないという問題点があった。
また、一方で、上述のような複合機において、装置の製造コストを安価にするために、給紙トレイが一つのみ設けられている場合がある。この場合、印刷処理の度にトレイ内の記録用紙を取り替えて、印刷に適したサイズの記録用紙をセットするのは使用者にとって大変な手間である。よって、比較的大きいサイズの記録用紙、例えばA3サイズの記録用紙をトレイに格納しておき、A4サイズ、B5サイズ等、A3サイズ以下のデータを、全てA3サイズの記録用紙にNin1印刷させるという使用法が考えられる。このようにすれば、記録用紙の取り替えを頻繁に行わなくて良く、且つ、大きなサイズの記録用紙を無駄なく使用することができる。
ここで、上述したような理由から、データの種類が異なる場合、その種類が異なるデータを連続してNin1印刷することができなかった。よって、種類が異なるデータが入力された場合、先に入力されたデータの最終ページが印刷された記録用紙は、未印刷の領域が多く残っていたとしても排紙され、次に入力されるデータは、新たに給紙された記録用紙から印刷が開始されていた。その結果、未印刷領域を多く残したまま排紙される記録用紙が多数発生し、記録用紙を有効に利用することができないという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、データの種類が異なる場合であっても、連続して1枚の記録媒体に複数ページを並べて印刷させることが容易にでき、記録用紙を可能な限り有効に使用することができ、且つ安価な印刷装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の印刷装置は、複数の装置のいずれかから入力されるページ単位のデータを記録媒体に印刷可能な記録手段と、前記記録手段による印刷の進行に合わせて記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される1枚の記録媒体の搬送方向に複数のページが並んで印刷されるように前記搬送手段を制御する搬送制御手段とを備えたものであって、前記搬送制御手段は、前記複数の装置のいずれかから入力された1次データの印刷終了後、前記搬送手段による搬送途中にある記録媒体の搬送を停止する搬送停止手段と、前記複数の装置のいずれかから入力された2次データの印刷が、前記搬送停止手段により停止された記録媒体上流側の未印刷の領域から開始されるように、前記搬送手段による搬送を再開する搬送再開手段とを備える。
請求項2記載の印刷装置は、請求項1記載の印刷装置において、前記1次データの最終ページが印刷された記録媒体において、記録媒体上流側の未印刷の領域内に前記2次データの少なくとも開始ページを印刷可能かを判断する領域判断手段を備え、前記搬送停止手段は、前記領域判断手段により前記記録媒体上流側の未印刷の領域内に前記2次データの開始ページを印刷可能と判断された場合、前記搬送手段による搬送途中にある記録媒体の搬送を停止するものである。
請求項3記載の印刷装置は、請求項2記載の印刷装置において、前記搬送手段により搬送される記録媒体の搬送方向位置を検出する位置検出手段を備え、前記領域判断手段は、前記位置検出手段によって検出された前記1次データの最終ページの印刷終了時の記録媒体の位置に基づいて、前記記録媒体上流側の未印刷領域内に前記2次データの少なくとも開始ページを印刷可能かを判断するものである。
請求項4記載の印刷装置は、請求項1記載の印刷装置において、前記搬送制御手段は、前記搬送手段により搬送される記録媒体の搬送方向下流側半分に1次データの奇数ページが印刷され、且つ搬送方向上流側に偶数ページが印刷されるように前記搬送手段を制御するものであって、前記搬送停止手段は、前記1次データの最終ページが前記搬送方向下流側半分に印刷される奇数ページである場合、前記搬送手段による搬送途中にある記録媒体の搬送を停止するものである。
請求項5記載の印刷装置は、請求項1から4のいずれかに記載の印刷装置において、前記記録手段は、他のファクシミリ装置から入力されるファクシミリデータ、外部装置から入力される印刷データ、原稿を読み取るスキャナ装置から入力されるコピーデータ、記憶媒体から入力されるメディアデータのうち、少なくともいずれか2種類のデータを記録媒体に印刷可能なものである。
請求項6記載の印刷装置は、請求項1から5のいずれかに記載の印刷装置において、前記搬送停止手段により前記記録媒体の搬送が停止された後、前記2次データの有無を判断する2次データ有無判断手段と、前記2次データ有無判断手段により、前記2次データが無いと判断された場合、前記搬送停止手段により搬送が停止された記録媒体を排紙する排紙手段とを備える。
請求項7記載の印刷装置は、請求項6記載の印刷装置において、前記2次データの有無をユーザに問い合わせる問い合わせ手段を備え、前記2次データ有無判断手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせに対し、ユーザが2次データ無しと応答すること、またはユーザからの応答が所定時間無いことに基づいて、前記2次データが無いと判断することを特徴とする。
請求項1記載の印刷装置によれば、複数の装置のいずれかから入力された1次データの印刷終了後、搬送停止手段により搬送途中にある記録媒体の搬送が停止され、複数の装置のいずれかから入力された2次データの印刷が、前記搬送停止手段により停止された記録媒体上流側の未印刷の領域から開始されるように、前記搬送手段による搬送が再開されるので、前記1次データと前記2次データの種類が異なるものであっても、連続して1枚の記録媒体に複数ページを並べて印刷させることが容易にできるという効果がある。また、1次データと2次データとを結合して合体データを生成する必要がないので、2次データが入力されるまで1次データを保持しておくためのメモリを設ける必要はなく、印刷装置全体を安価に構成できるという効果がある。
請求項2記載の印刷装置によれば、請求項1記載の印刷装置の奏する効果に加え、領域判断手段により記録媒体上流側の未印刷の領域内に2次データの開始ページが印刷可能と判断された場合、搬送手段による搬送途中にある記録媒体の搬送が停止されるので、記録媒体上流側の未印刷の領域が、2次データの印刷に使用可能である場合には、その未印刷の領域から2次データの印刷を開始することができる。よって、記録用紙を可能な限り有効に使用することができるという効果がある。
請求項3記載の印刷装置によれば、請求項2記載の印刷装置の奏する効果に加え、位置検出手段によって検出された1次データの最終ページの印刷終了時の記録媒体の位置に基づいて、記録媒体上流側の未印刷領域内に2次データの少なくとも開始ページを印刷可能かを判断するので、記録媒体上流側の未印刷の領域内に2次データの開始ページを印刷可能か否かを確実に判断することができるという効果がある。
なお、位置検出手段としては、例えば、給紙トレイから印刷手段まで給紙される記録媒体の搬送をコントロールするために、記録媒体の搬送路に予め設けられている位置検出センサを利用することができる。このようにすれば、位置検出手段として新たな部材を設ける必要がないので、印刷装置全体を安価に構成することができる。
請求項4記載の印刷装置によれば、請求項1記載の印刷装置の奏する効果に加え、1次データの最終ページが前記搬送方向下流側半分に印刷される奇数ページである場合、前記搬送停止手段により、記録媒体の搬送が停止されるので、1次データの最終ページが奇数ページであるか否かという容易な判断に基づいて、2次データの印刷を記録媒体上流側の未印刷の領域から開始するか否かを決定することができるという効果がある。
請求項5記載の印刷装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の印刷装置の奏する効果に加え、ファクシミリデータ、印刷データ、コピーデータ、メディアデータのうち、種類が異なる2つのデータが、1次データと2次データとして続けて入力された場合であっても、連続して1枚の記録媒体に複数ページを並べて印刷させることが容易にできるという効果がある。従来は、1次データと2次データの種類が異なる場合にはそれらのデータを結合できないので、1枚の記録媒体に連続して印刷させることができなかった。その結果、1次データの印刷終了後、2次データを続けて印刷できるような未印刷領域が十分に残っている記録媒体であっても排紙されてしまい、記録媒体が無駄に使用されていたのである。特に、印刷装置が、記録媒体を格納するトレイを1つのみ有するとき、トレイ内の記録媒体を取り替えるのが手間なので、予め大きいサイズの記録媒体をトレイに格納しておき、1枚の記録媒体に複数ページを並べて印刷させるように設定しておく場合がある。この場合、記録媒体を可能な限り無駄なく使用するためには、1次データと2次データの種類が異なる場合であっても、連続して1枚の記録用紙に印刷されることが望ましいのである。
請求項6記載の印刷装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の印刷装置の奏する効果に加え、2次データ有無判断手段により、前記2次データが無いと判断された場合、搬送停止手段により搬送が停止された記録媒体が排紙されるので、2次データが無い場合は、1次データの印刷結果が全て排紙され、ユーザが求めるタイミングで1次データの印刷結果を得ることができるという効果がある。
請求項7記載の印刷装置によれば、請求項6記載の印刷装置の奏する効果に加え、問い合わせに対し、ユーザが2次データ無しと応答すること、またはユーザからの応答が所定時間無いことに基づいて、2次データが無いと判断されるので、2次データ無しと応答することで、ユーザは1次データの印刷結果を迅速に得ることができるという効果がある。また、例えばユーザが印刷装置から離隔した場所に存在し、問い合わせがあったこと自体を気がつかず、応答しなかった場合であっても、ユーザが所定時間経過後に1次データの印刷結果を回収しに来た際には、1次データの印刷結果が全て排紙されているので、ユーザは迅速に印刷結果を得ることができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る複合機1(印刷装置)の外観構成を示すものである。本複合機1は、下部にプリンタ部2を、上部にスキャナ装置3を一体的に備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を有する。該複合機1のうちプリンタ部2が本発明に係る印刷手段に相当し、プリンタ機能以外の機能は任意のものである。したがって、スキャナ装置3がなく、スキャナ機能やコピー機能を有しない単機能のプリンタであってもよい。
また、本発明に係る印刷装置を多機能装置として実施する場合には、本実施の形態に示す複合機1のような小型のものであっても、複数の給紙カセットや自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)を備えた大型のものであってもよい。また、複合機1は、主に不図示のコンピュータ(外部装置)と接続されて、該コンピュータから送信された画像データや文書データを含む印刷データに基づいて、記録用紙に画像や文書を記録するものであるが、その他、デジタルカメラ等の外部装置と接続されてデジタルカメラから出力される画像データを記録用紙に記録したり、メモリカード等の各種記録媒体を装填して、該記録媒体に記録された画像データ等を記録用紙に記録することも可能である。また、以下に説明する複合機1の構成は、本発明に係る印刷装置の一例であり、本発明の要旨を変更しない範囲で構成を適宜変更できることは当然である。
図1に示すように、複合機1は高さより横幅及び奥行きが大きい幅広薄型の概ね直方体の外形であり、複合機1の下部がプリンタ部2である。プリンタ部2は、正面に開口2aが形成されており、該開口2aから一部が露呈するようにして給紙トレイ20及び排紙トレイ21が上下2段に設けられている。給紙トレイ20は、記録媒体である記録用紙を貯蔵するためのものであり、A3サイズ以下の、B5サイズ、はがきサイズ等の各種サイズの記録用紙が収容可能である。また、給紙トレイ20は、図2に示すように、必要に応じてスライドトレイ20aを引き出してトレイ面を拡大することができる。該給紙トレイ20に収容された記録用紙がプリンタ部2の内部へ給送されて所望の画像が記録され、排紙トレイ21へ排出される。
複合機1の上部はスキャナ装置3であり、所謂フラットベッドスキャナとして構成されている。図1及び図2に示すように、複合機1の天板として開閉自在に設けられた原稿カバー30の下側に、プラテンガラス31及びイメージセンサ32が設けられている。プラテンガラス31は画像読取りを行う原稿を載置するためのものである。該プラテンガラス31の下方には、複合機1の奥行き方向を主走査方向とするイメージセンサ32が、複合機1の幅方向に走査可能に設けられている。
複合機1の正面上部には、プリンタ部2やスキャナ装置3を操作するための操作パネル4が設けられている。操作パネル4は各種操作ボタンや液晶表示装置4aから構成されている。複合機1は、該操作パネル4からの操作指示に基づいて動作し、また、コンピュータに接続されている場合には、該コンピュータからプリンタドライバを介して送信される印刷データに基づいても動作する。また、複合機1の正面の左上部には、記録媒体である各種小型メモリカードを装填可能なスロット部5が設けられている。該スロット部5に装填された小型メモリカードに記録された画像データ(メディアデータ)を読み出して該画像データに関する情報を液晶表示装置4aに表示させ、任意の画像をプリンタ部2により記録用紙に記録させるための入力を、上記操作パネル4から行うことができる。
以下、図2〜図5を参照して複合機1の内部構成、特にプリンタ部2の構成について説明する。図2に示すように、複合機1の底側に設けられた給紙トレイ20の奥側には、給紙トレイ20に積載された記録用紙を分離して上方へ案内するための分離傾斜板22が配設されている。また、搬送路23は、該分離傾斜板22から上方へ向かった後、正面側へ曲がって、複合機1の背面側から正面側へと延び、画像記録部24を通過して排紙トレイ21へ通じている。したがって、給紙トレイ20に収容された記録用紙は、搬送路23により下方から上方へUターンするように案内されて画像記録部24に至り、該画像記録部24により印刷が行われた後、排紙トレイ21に排出される。
図3に示すように、給紙トレイ20の上側には、給紙トレイ20に積載された記録用紙を1枚ずつ分離して搬送路23へ供給するための給紙ローラ25が設けられている。該給紙ローラ25は、給紙トレイ20に接離可能に上下動する給紙アーム26の前端に軸支されており、複数のギアが噛合されてなる駆動伝達機構27により、LFモータ71(図5参照)の駆動が伝達されて回転する。
給紙アーム26は、基端側を軸として上下方向に揺動可能に配設されている。該給紙アーム26は、待機状態では、不図示の給紙クラッチやバネ等により図に示すように上側へ跳ね上げられており、記録用紙を供給する際に下側へ揺動する。給紙アーム26が下側へ揺動することにより、その前端に軸支された給紙ローラ25が給紙トレイ20上の記録用紙の表面に圧接する。その状態で、給紙ローラ25が回転することにより、給紙ローラ25のローラ面と記録用紙との間の摩擦力で最上位置の記録用紙が分離傾斜板22へ送り出される。該記録用紙は、その前端が分離傾斜板22に当接して上方へ案内され、搬送路23へ送り込まれる。また、給紙ローラ25によって最上位置の記録用紙が送り出される際に、その直下の記録用紙が摩擦や静電気の作用によって共に送り出される場合があるが、該記録用紙は分離傾斜板22に当接することによって制止される。
搬送路23は、画像記録部24等が配設されている箇所以外は、所定間隔で対向する外側ガイド面と内側ガイド面とから構成されている。例えば、複合機1の背面側の搬送路23は、外側ガイド面が複合機1のフレームと一体に形成され、内側ガイド面がガイド部材28がフレーム内に固定されることにより構成されている。また、搬送路23において、特に搬送路23が曲がっている箇所には、各搬送コロ29が外側ガイド面又は内側ガイド面へローラ面を露出するようにして、搬送路23の幅方向を軸方向として回転自在に設けられている。これら各搬送コロ29によって、搬送路23が曲がっている箇所においてガイド面に接触する記録用紙の搬送が円滑となる。
図2に示すように、搬送路23が下方から上方へUターンした後の搬送路23であって、画像記録部24の上流側にはレジストセンサ33が設けられている。レジストセンサ33は、図4に示すように、搬送路23に突出して搬送される記録用紙に接触することにより、搬送路23から退避するように回動する検出子34と、該検出子34の回動を検出するフォトインタラプタ35とを具備するものである。
検出子34は、フォトインタラプタ35により検知される遮蔽部36が一体的に形成されており、軸37を中心に回動自在に設けられている。該検出子34は、不図示のバネ等の付勢手段により、検出子34が搬送路23に突出する位置に、すなわち図において時計回り方向へ弾性付勢されている。したがって、検出子34に外力が付与されない状態では、図に示すように、検出子34は搬送路23に突出し、遮蔽部36はフォトインタラプタ35の発光部と受光部との間に位置する。これにより、フォトインタラプタ35の光伝達が遮断されて、レジストセンサ33がオフとなる。一方、搬送路23に記録用紙が搬送されると、該記録用紙が検出子34に当接し、該記録用紙がさらに搬送されることにより検出子34を搬送路23から退避するように回動させる。検出子34とともに遮蔽部36も回動され、遮蔽部36はフォトインタラプタ35の発光部と受光部との間から離れる。これにより、フォトインタラプタ35の光伝達が遮断されなくなり、レジストセンサ33がオンとなる。また、記録用紙がさらに搬送されることにより、排紙トレイ21に排紙される直前の位置まで前進させられると、記録用紙の後端が検出子34を通過し、検出子34が再び搬送路23に突出する位置に突出する。その結果、レジストセンサ33がオフとなる。このレジストセンサ33のオン/オフにより、画像記録部24の上流側において記録用紙の通過が検知される。
図3に示すように、レジストセンサ33の下流側には、画像記録部24が設けられている。該画像記録部24は、記録ヘッド39を搭載して主走査方向へ往復移動する走査キャリッジ38を備えている。記録ヘッド39は、複合機1内に記録ヘッド39とは別途に設置されたインクタンク(図示せず)からインク供給管を通じてシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の各色インクが供給され、各インクを微小なインク滴として吐出するものである。該記録ヘッド39が搭載された走査キャリッジ38が走査されることにより、プラテン42上を搬送される記録用紙に印刷が行われる。
詳細には、図3に示すように、搬送路23の上側において記録用紙の搬送方向へ所定間隔で、一対のガイドレール43a,43bが搬送路23の幅方向に延設されている。上記走査キャリッジ38は、ガイドレール43a,43bを跨ぐようにして摺動可能に設けられている。記録用紙の搬送方向の上流側に配設されたガイドレール43aは、搬送路23の幅方向の長さが走査キャリッジ38の走査幅より長い平板状のものであり、該ガイドレール43aの上面が、上記走査キャリッジ38の上流側の端部を摺動自在に担持している。
記録用紙の搬送方向の下流側に配設されたガイドレール43bは、搬送路23の幅方向の長さが上記ガイドレール43aとほぼ同じ長さの平板状のものであり、上記走査キャリッジ38の下流側の端部を支持する縁部43cが、上方へ向かって略直角に曲折されている。走査キャリッジ38は、ガイドレール43bの上面に摺動自在に担持されており、且つ、上記縁部43cを不図示のローラ等により狭持している。したがって、走査キャリッジ38は、ガイドレール43a,43b上に摺動自在に担持され、ガイドレール43bの縁部43cを基準として、搬送路23の幅方向に往復移動する。なお、走査キャリッジ38がガイドレール43a,43cの上面と接触する部位には、摩擦を低減するための摺動部材が適宜設けられる。
また、図3に示すように、ガイドレール43bの上面には、ベルト駆動機構44が配設されている。該ベルト駆動機構44は、搬送路23の幅方向の両端付近にそれぞれ設けられた駆動プーリ(図示せず)と従動プーリ(図示せず)との間に、内側に歯が設けられた無端環状のタイミングベルト(図示せず)が張架されてなるものである。駆動プーリの軸にはCRモータ73(図5参照)から駆動力が入力され、該駆動プーリの回転によりタイミングベルトが周運動する。
上記走査キャリッジ38は、上記タイミングベルトに固着されており、該タイミングベルトの周運動により、走査キャリッジ38が縁部43cを基準としてガイドレール43a,43b上を往復移動する。このような走査キャリッジ38に記録ヘッド39が搭載されて、該記録ヘッド39が、搬送路23の幅方向を主走査方向として往復移動可能となっている。また、上記縁部43cに沿ってストリップ状のリニアエンコーダ77(図5参照)が配設されており、該リニアエンコーダ77を不図示のフォトインタラプタにより検出し、該エンコーダ量に基づいて走査キャリッジ38の往復移動が制御される。
図3に示すように、搬送路23の下側には、上記記録ヘッド39と対向してプラテン42が配設されている。該プラテン42は、走査キャリッジ38の往復移動範囲のうち、記録用紙が通過する中央部分に渡って配設されている。プラテン42の幅は、搬送可能な記録用紙の最大幅より十分に大きいものであり、記録用紙の両端は常にプラテン42の上を通過することとなる。
図3に示すように、上記画像記録部24の上流側には、搬送路23を搬送されている記録用紙を狭持して、プラテン42上へ搬送する一対の搬送ローラ60及び押さえローラ61が設けられている。一方、画像記録部24の下流側には、記録済みの記録用紙を狭持して搬送する一対の排紙ローラ62及び拍車ローラ63が設けられている。搬送ローラ60及び排紙ローラ62は、LFモータ71(図5参照)から駆動力が伝達されて、所定の改行幅で間欠駆動する。搬送ローラ60及び排紙ローラ62の回転は同期されており、搬送ローラ60に設けられたロータリエンコーダ76(図5参照)をフォトインタラプタで検出することにより、搬送ローラ60及び排紙ローラ62の回転が制御される。
一方、押さえローラ61は搬送ローラ60に所定の押圧力で押圧するように付勢されて回転自在に設けられている。搬送ローラ60と押さえローラ61との間に記録用紙が進入した場合には、押さえローラ61は記録用紙の厚み分だけ退避して該記録用紙を搬送ローラ60とともに狭持する。これにより、搬送ローラ60の回転力が確実に記録用紙へ伝達される。拍車ローラ63も排紙ローラ62に対して同様に設けられたものであるが、記録済みの記録用紙と圧接するので、記録用紙に記録された画像を劣化させないようにローラ面が拍車状に凹凸したものとなっている。
搬送ローラ60及び押さえローラ61に狭持された記録用紙は、所定の改行幅でプラテン42上を間欠して搬送される。その改行毎に記録ヘッド39が走査されて、記録用紙の前端側から印刷が行われる。印刷が行われた記録用紙の前端側は、その後、排紙ローラ62及び拍車ローラ63に狭持される。したがって、該記録用紙は前端側を排紙ローラ62及び拍車ローラ63に狭持され、後端側を搬送ローラ60及び押さえローラ61に狭持された状態で所定の改行幅で間欠して搬送され、同様に記録ヘッド39により印刷が行われる。さらに記録用紙が搬送されると、記録用紙の後端が搬送ローラ60及び押さえローラ61を通過して、これらによる狭持が開放される。したがって、記録用紙は排紙ローラ62及び拍車ローラ63に狭持されて所定の改行幅で間欠して搬送され、同様に記録ヘッド39により印刷が行われる。記録用紙の所定領域に印刷を行った後は、排紙ローラ62が連続的に回転駆動される。これにより、排紙ローラ62及び拍車ローラ63により狭持された記録用紙が排紙トレイ21へ排出される。このような搬送ローラ60、押さえローラ61、排紙ローラ62及び拍車ローラ63によって本発明に係る搬送手段が構成されている。
図5は、複合機1の制御部64の構成を示している。該制御部64は、プリンタ部2のみでなくスキャナ装置3も含む複合機1の全体動作を制御するものであるが、本実施の形態においてはスキャナ装置3の詳細な構成の説明は省略する。制御部64は、図に示すように、CPU65、ROM66、RAM67(記憶手段)、EEPROM68を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス69を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)70に接続されている。
ROM66には、複合機1の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。RAM67は、CPU65が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記録する記憶領域又は作業領域として使用される。
EEPROM68は書き換え可能な不揮発性メモリであり、2in1モードフラグ68aを備えている。2in1モードフラグ68aは、操作パネル4から使用者により2in1モードが設定された場合にオンとされ、一方2in1モードが非設定の場合にオフとされるフラグである。2in1モードフラグがオフにされている場合、後述する印刷処理(図6)において、1枚の記録用紙には1ページ分のデータが印刷される。一方、2in1モードフラグがオンにされている場合、後述する印刷処理において、2ページ分のデータが1枚の記録用紙の搬送方向に並んで印刷される。
ASIC70は、CPU65からの指令に従い、LF(搬送)モータ71に通電する相励磁信号等を生成して、該信号をLFモータ71の駆動回路72に付与し、該駆動回路72を介して駆動信号をLFモータ71に通電することにより、LFモータ71の回転制御を行っている。
駆動回路72は、上記給紙ローラ25、搬送ローラ60、排紙ローラ62に接続されたLFモータ71を駆動させるものであり、ASIC70からの出力信号を受けて、LFモータ71を回転するための電気信号を形成する。該電気信号を受けてLFモータ71が回転し、該LFモータ71の回転力がギアや駆動軸等からなる周知の駆動機構を介して、給紙ローラ25、搬送ローラ60、排紙ローラ62へ伝達される。
同様に、ASIC70は、CPU65からの指令に従い、CR(キャリッジ)モータ73に通電する相励磁信号等を生成して、該信号をCRモータ73の駆動回路74に付与し、該駆動回路74を介して駆動信号をCRモータ73に通電することにより、CRモータ73の回転制御を行っている。
駆動回路74は、上記走査キャリッジ38に接続されたCRモータ73を駆動させるものであり、ASIC70からの出力信号を受けて、CRモータ73を回転するための電気信号を形成する。該電気信号を受けてCRモータ73が回転し、該CRモータ73の回転力がベルト駆動機構44を介して、走査キャリッジ38へ伝達されことにより走査キャリッジ38が走査される。
駆動回路75は、記録ヘッド39から所定のタイミングでインクを記録用紙に対して選択的に吐出させるものであり、CPU65から出力される駆動制御手順に基づいてASIC70において生成された出力信号を受け、記録ヘッド39を駆動制御する。
また、ASIC70には、搬送路23において記録用紙を検出するためのレジストセンサ33や、搬送ローラ60の回転量を検出するためのロータリエンコーダ76、走査キャリッジ38の移動量を検出するためのリニアエンコーダ77が接続されている。
さらに、ASIC70には、スキャナ装置3や、複合機1の操作指示を行うための操作パネル4、各種小型メモリカードが挿入されるスロット部5、パソコン等の外部機器とパラレルケーブルやUSBケーブルを介してデータの送受信を行うためのパラレルインタフェース78及びUSBインタフェース79等が接続されている。さらに、ファクシミリ機能を実現するためのNCU(Network Control Unit)80やMODEM81も接続されている。
図6を参照して、上記プリンタ部2における印刷動作について説明する。図6は印刷処理を示すフローチャートである。図6に示す印刷処理は、印刷すべきデータ(請求項の1次データに相当)が制御部64に入力されると起動する処理である。具体的には、他のファクシミリ装置から送信されたファクシミリデータが制御部64に入力された場合、或いはスキャナ装置3により読み取られた原稿のコピーデータが制御部64に入力された場合、或いはUSBI/F79やパラレルI/F78(図5参照)を介して接続されたPC等の外部機器から出力された印刷データが制御部64に入力された場合、スロット部5(図1参照)に装填された小型メモリカードから画像データが制御部64に入力された場合に起動する処理である。
なお、本実施例では説明を簡単にするために、ファクシミリデータ、コピーデータ、印刷データ、画像データは、拡大縮小がなしで印刷された場合、1ページ分のサイズがA4サイズのデータであって、これらA4サイズのデータを2ページずつ、A3サイズの1枚の記録用紙に並べて印刷させるものとして説明するが、例えば、異なるサイズのデータが入力される場合には、給紙カセット20(図1参照)に格納されている記録用紙のサイズ、および1枚の記録用紙に印刷されるページ数に応じて、入力されるデータを拡大、縮小処理するように構成しても良い。
まず、2in1モードが設定されているか否かを判断する(S4)。制御部64に入力されたデータが、ファクシミリデータ、コピーデータ或いはメモリーカードからの画像データである場合、2in1モードフラグ68a(図5参照)を確認する。2in1モードフラグ68aがオンである場合、2in1モードが設定されていると判断できるので(S4:Yes)、S8の処理に移行し、1枚の記録用紙に2ページ分のデータが印刷される2in1モードによる印刷を開始する(S8)。一方、2in1モードフラグ68aがオフである場合、2in1モードが非設定であると判断できるので(S4:No)、S6の処理に移行し、1枚の記録用紙に1ページ分のデータが印刷される通常印刷がされ、処理を終了する。なお、本実施例における通常印刷処理(S6)は、公知の処理であるため、詳細な説明は省略する。
ここで、制御部64に入力されたデータが、PC等の外部機器から出力された印刷データである場合、S4の判断ステップにおいては、その印刷データに含まれる印刷設定を参照し、2in1モードが設定されているか否かを判断する。ここで、印刷データとは、印刷されるべき画像データに加えて、記録用紙の紙種や、サイズ、2in1モードを設定するか否か等の印刷設定情報を含むものである。ユーザは、例えばPCにおける印刷指示時において、モニターに表示される印刷設定ダイアログを利用して、2in1モードを設定するか否か等、各種印刷設定を決定する。そして、PC等に予めインストールされたプリンタドライバにより、上記印刷設定に従った印刷データが生成され、複合機1に出力される。
S4の判断ステップにおいて、印刷データに含まれる印刷設定に基づいて、2in1モードが設定されていると判断された場合(S4:Yes)、S8の処理に移行し、2in1モードによる印刷が開始される。一方、2in1モードが非設定であると判断された場合(S4:No)、S6の処理に移行し、通常印刷がされ、処理を終了する。
このように、制御部64に入力されたデータが、PC等の外部機器から出力された印刷データの場合は、2in1モードを設定するか否かを印刷データに基づいて判断するので、ユーザは、PC等における印刷設定時に2in1モードの設定と非設定とを選択することができる。よって、モード切替のために、わざわざ複合機1の近傍まで行く必要がなく、作業の手間が省ける。
2in1モードが設定されている場合(S4:Yes)、2ページ分のデータが1枚の記録用紙の搬送方向に並んで印刷されるように、搬送手段(搬送ローラ60、排紙ローラ62)を制御する処理が行われる。
まず、給紙トレイ20(図1参照)に格納された記録用紙を給紙する(S8)。すなわち、LFモータ71(図5参照)が駆動されて給紙ローラ25、搬送ローラ60及び排紙ローラ62に駆動伝達され、給紙トレイ20から搬送路23へ記録用紙が給紙される。該記録用紙は搬送路23に沿って上方へUターンするように反転しながら搬送され、記録用紙の前端がレジストセンサ33により検出される。そして、レジストセンサ33(図2参照)が記録用紙Pを検知してから搬送ローラ60等に入力された回転量をロータリエンコーダ76のエンコーダ量として把握し、記録用紙の前端を記録ヘッド39の下方の所定位置まで前進させる。
次に、記録用紙を改行幅分だけ搬送する(S9)。そして、印刷開始位置に待機している走査キャリッジ38を移動させながら記録ヘッド39からインクを吐出させて記録用紙に1改行幅分の画像データの印刷を行う(S10)。記録ヘッド39による印刷は走査キャリッジ38の往復方向に行っても、片方向に行ってもいずれでもよい。これにより、1改行幅に相当するバンド単位毎の画像データが印刷される。
1改行幅分の画像データの印刷を終えれば、制御部64は、1ページ分のデータの印刷が終了したか否かを判断する(S12)。1ページ分のデータの印刷が終了するまでは、1改行幅分の搬送を行い(S9)、再び印刷を行う(S10)。そして、1ページ分のデータの印刷が終了すると(S12:Yes)、レジストセンサ33(図2参照)がオンであるか否かを判断する(S14)。
図2を参照して説明したように、レジストセンサ33は、画像記録部24の上流側に設けられており、記録用紙の搬送方向位置を検知することができる。レジストセンサ33がオンである場合(S14:Yes)、記録用紙は画像記録部24の上流側を通過中であると判断できる。一方、レジストセンサ33がオフである場合(S14:No)、記録用紙は画像記録部24の上流側を既に通り過ぎたものと判断できる。
したがって、1ページ分のデータの印刷が終了したとき(S12:Yes)、レジストセンサ33がオフである場合(S14:No)、すなわち、1ページ分のデータの印刷終了後、記録用紙が画像記録部24の上流側を既に通り過ぎていた場合、その画像記録部24にある記録用紙は、排紙トレイ21への排紙直前の位置にあると判断される。すなわち、画像記録部24にある記録用紙には、既に2ページ分のデータが印刷されたと判断することができる。よって、その記録用紙の上流側の未印刷領域には、次のページを印刷することができないため、S36の処理に移行して、画像記録部24にある記録用紙を排紙する(S36)。そして、未だ全てのページを印刷していなければ(S38:No)、S8の処理に戻り、次の記録用紙を給紙し、上述の印刷処理を繰り返す。
これに対し、1ページ分のデータの印刷が終了したとき(S12:Yes)、レジストセンサ33がオンである場合(S14:Yes)、すなわち、記録用紙が未だ画像記録部24の上流側を通過中である場合(S14:Yes)、印刷が終了した1ページ分のデータは、画像記録部24を通過中である記録用紙の搬送方向下流側半分に印刷されたものであると判断することができる。すなわち、画像記録部24において搬送中の記録用紙の搬送方向上流側の未印刷領域には、次のページを印刷できると判断することができる。そして、S16の処理に移行し、全てのページを印刷したか否かを判断する(S16)。未だ全てのページを印刷していなければ(S16:No)、S30の処理に移行し、所定改行幅分記録用紙を搬送し(S30)、次ページの印刷を開始する(S31,S32)。すなわち、画像記録部24にある記録用紙の搬送方向下流側半分には既に1ページ分のデータが印刷されている。したがって、所定改行幅分だけ記録用紙を搬送することにより、次のページの印刷開始位置を、既に印刷された1ページ分のデータから離隔させることができる。よって、1枚の記録用紙に印刷される2ページ分のデータの間には所定改行幅分の間隙を設けることができ、1枚の記録用紙に複数ページ分の印刷がされる場合でも見易い画像を印刷できる。
一方、全てのページが印刷された場合(S16:Yes)、搬送途中にある記録用紙の搬送を停止する(S18)。すなわち、それまで所定の改行幅で間欠駆動されていた搬送ローラ60及び排紙ローラ62の駆動を停止させ、これら搬送ローラ60及び排紙ローラ62により搬送されていた搬送途中の記録用紙を停止させる(S18)。
そして、次に印刷されるべきデータ(請求項の2次データに相当)があるか否かをユーザに問い合わせる(S20)。すなわち、搬送中に停止させられた記録用紙の搬送法向上流側の未印刷領域には、次のページを印刷可能である。したがって、次に入力されるデータがあるか否かをユーザに問い合わせ、次に入力されるデータが有るとユーザからの応答が得られた場合には、その次のデータの開始ページを、画像記録部24に停止させられている記録用紙の搬送方向上流側半分から印刷させることとしたのである。
図7は、S20の処理において、液晶表示装置4aに表示される問い合わせ画面の一例を示す図である。図7に示すように、例えば、「次の印刷データはありますか?」など、問い合わせの内容と、その問い合わせに対する操作パネル4の操作方法を液晶表示装置4aに表示させる。
したがって、印刷すべき次のデータがある場合、ユーザは液晶表示装置4aに表示される応答方法に従って、例えば、操作パネル4において、数字「1」が付されているキー4bを押下することにより、印刷すべき次のデータがある旨を応答することができる。一方、操作パネル4において、数字「2」が付されているキー4cを押下することにより、印刷すべき次のデータがない旨を応答することができる。
図6に戻り説明する。次のデータがあるか否かについてユーザに問い合わせ(S20)、その問い合わせに対し、操作パネル4においてユーザから応答があると(S22:Yes)、その応答内容に基づいて、次のデータがあるか否かを判断する(S24)。上述のように、本実施例では、キー4b(図7参照)が押下された場合には、次に印刷すべきデータがあると判断され(S24:Yes)、S29の処理に移行する。一方、キー4c(図7参照)が押下された場合には、次に印刷すべきデータはないと判断される(S24:No)。したがって、画像記録部24に停止させられていた記録用紙を排紙し(S28)、処理を終了する。このように、次のデータがない場合には、最終ページが印刷された記録用紙が排紙されるので、ユーザは印刷結果を迅速に入手することができる。
また、次のデータがあるか否かの問い合わせに対し、ユーザからの応答がなく(S22:No)、所定時間が経過した場合(S26:Yes)、記録用紙を排紙し(S28)、処理を終了する。例えば、複合機1から離隔したPCにおいて印刷データを出力し、複合機1に印刷させた場合には、操作パネル4に問い合わせの表示(図7参照)がされていても、ユーザは迅速に応答することができない。また、複合機1での印刷が完了したことを期待して、ユーザが印刷結果を回収しに来たときに、操作パネル4には、問い合わせ表示がされており、且つ、最終ページが印刷された記録用紙が排紙されていないという状況は、ユーザにとって煩わしい。したがって、ユーザからの応答がないまま所定時間が経過した場合は、画像記録部24から記録用紙を排紙し、処理を終了することとした。これにより、例えば離隔したPCから印刷結果を回収しに来たユーザは、迅速に印刷結果を入手することができる。
ユーザにより、次に印刷すべきデータがあると応答がされた場合(S24:Yes)、次のデータの印刷開始指示があるまで待機する(S29)。そして、他のファクシミリ装置から送信されたファクシミリデータが制御部64に入力された場合、或いはスキャナ装置3により読み取られた原稿のコピーデータが制御部64に入力された場合、或いはUSBI/F79ぱパラレルI/F78(図5参照)を介して接続されたPC等の外部機器から出力された印刷データが制御部64に入力された場合、スロット部5(図1参照)に装填された小型メモリカードから画像データが制御部64に入力された場合、印刷開始指示があったと判断し(S29:Yes)、次に所定改行幅分、記録用紙を搬送する(S30)。
次に、記録用紙を改行幅分だけ搬送する(S31)。そして、印刷開始位置に待機している走査キャリッジ38を移動させながら記録ヘッド39からインクを吐出させて記録用紙に印刷を行う(S32)。これにより、記録用紙の搬送方向上流側から印刷が開始される。このようにして、1改行幅分の搬送(S31)と、印刷(S32)とを繰り返し、1ページ分のデータの印刷が終了すると(S34:Yes)、記録用紙を排紙し(S36)、全てのページを印刷したか否かを判断する(S38)。全てのページを印刷した場合(S38:Yes)、処理を終了する。一方、未だ全てのページを印刷していない場合(S38:No)、S8の処理に戻り、次の記録用紙を給紙し、その記録用紙の搬送方向下流側から次ページの印刷をし、処理を終了する。
本実施例の複合機1によれば、他のファクシミリ装置、スキャナ装置3、コンピュータ等の外部機器、またはスロット部5に装填された小型メモリカードのいずれかから入力されたデータ(1次データ)の印刷終了後、搬送途中にある記録用紙の搬送が停止される(S18)。そして、先に入力されたデータ(1次データ)の印刷終了後、他のファクシミリ装置、スキャナ装置3、コンピュータ等の外部機器、またはスロット部5に装填された小型メモリカードのいずれかから入力されたデータ(2次データ)の印刷が、搬送途中で停止された記録用紙上流側の未印刷の領域から開始されるように、搬送が再開される(S30)ので、先に入力されるデータ(1次データ)と後に入力されるデータ(2次データ)の種類が異なるものであっても、連続して1枚の記録媒体に複数ページを並べて印刷させることが容易にできる。また、先に入力されるデータ(1次データ)と後に入力されるデータ(2次データ)とを結合して合体データを生成する必要がないので、後に入力されるデータ(2次データ)が入力されるまで先に入力されるデータ(1次データ)を保持しておくためのメモリを設ける必要がなく、複合機1全体を安価に構成できる。
また本実施例の複合機1によれば、レジストセンサ33の検出結果に基づいて、記録用紙搬送方向上流側の未印刷の領域内に、後に入力されるデータ(2次データ)の開始ページを印刷可能と判断された場合(S14:No)、搬送途中にある記録用紙の搬送が停止されるので、その未印刷の領域から後に入力されるデータ(2次データ)の印刷を開始することができる。よって、記録用紙を可能な限り有効に使用することができる。
また、記録用紙の搬送をコントロールするために、搬送路23に予め設けられているレジストセンサ33を用いて、記録用紙搬送方向上流側の未印刷の領域内に、後に入力されるデータ(2次データ)の開始ページが印刷可能か否かが判断されるので、従来の複合機の構成に加えて新たなセンサを追加する必要がなく、複合機1全体を安価に構成することができる。
また本実施例の複合機1によれば、給紙トレイ20が1つのみ設けられていた。したがって、給紙トレイ20には予め大きいサイズ(例えば、A3)の記録用紙をトレイに格納しておき、2in1モードに設定しておけば、異なる種類のデータが続けて入力された場合であっても、連続して1枚の記録用紙に2ページずつ印刷させることができるので、記録用紙を可能な限り無駄なく使用することができる。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施例では、レジストセンサ33の検出結果に基づいて、記録用紙の搬送方向上流側の未印刷領域に次のページを印刷可能か否かを判断していたが、例えば、データの最終ページのページ数に基づいて、記録用紙の搬送方向上流側の未印刷領域に次のページを印刷可能か否かを判断してもよい。例えば、記録用紙の搬送方向下流側には奇数番目のページが印刷され、記録用紙の搬送方向上流側には偶数番目のページが印刷される順番で印刷が行われた場合、最終ページが奇数番目のページであることに基づいて、画像記録部24にある記録用紙の搬送方向上流側の未印刷領域に次のページを印刷可能であることが判断できる。逆に、記録用紙の搬送方向下流側には偶数番目のページが印刷され、記録用紙の搬送方向上流側には奇数番目のページが印刷される順番で印刷が行われた場合、最終ページが偶数番目のページであることに基づいて、画像記録部24にある記録用紙の搬送方向上流側の未印刷領域に次のページを印刷可能であることが判断できる。
また、先に入力されたデータの全体のページ数が奇数であることに基づいて、先に入力されたデータの印刷終了後、記録用紙の搬送方向上流側の未印刷領域に次のページを印刷可能であると判断してもよい。
また、本実施例では、最終ページであるか否かに関わらず、S12の処理において、1ページ分のデータの印刷が終了したと判断された場合に、レジストセンサ33がオンかオフかに基づいて、記録用紙の搬送方向上流側の未印刷領域に次のページを印刷可能か否かを判断していたが、印刷されたデータが最終ページである場合にのみ、レジストセンサ33のオンオフを検出し、記録用紙の搬送方向上流側の未印刷領域に次のページを印刷可能か否かを判断するように構成してもよい。
また、ロータリエンコーダ76により、LFモータ71のステップ数から記録用紙の搬送量を検出し、その搬送量に基づいて記録用紙の搬送方向上流側の未印刷領域に次ページを印刷可能か否かを判断しても良い。
また、本実施例では、1枚の記録用紙に2ページ分のデータが印刷される場合について説明したが、例えば、4ページ分のデータが印刷される場合、および8ページ分のデータが印刷される場合など、記録用紙の搬送方向に複数枚のページが並べて印刷される種々の場合に本発明を適用可能することができる。
本発明の実施例の複合機の外観構成を示す斜視図である。 実施例の複合機の内部構成を示す縦断面図である。 プリンタ部の主要構成を示す拡大断面図である。 レジストセンサの構成を示す拡大図である。 複合機の制御部の構成を示すブロック図である。 複合機で実行される印刷処理のフローチャートである。 液晶表示装置に表示される問い合わせ画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 複合機(印刷装置)
2 プリンタ部(記録手段)
33 レジストセンサ(位置検出手段)
60 搬送ローラ(搬送手段の一部)
61 押さえローラ(搬送手段の一部)
62 排紙ローラ(搬送手段の一部)
63 拍車ローラ(搬送手段の一部)
64 制御部(搬送制御手段)
S14 領域判断手段
S18 搬送停止手段
S20 問い合わせ手段
S22 2次データ有無判断手段
S24 2次データ有無判断手段
S28 排紙手段
S30 搬送再開手段

Claims (7)

  1. 複数の装置のいずれかから入力されるページ単位のデータを記録媒体に印刷可能な記録手段と、前記記録手段による印刷の進行に合わせて記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される1枚の記録媒体の搬送方向に複数のページが並んで印刷されるように前記搬送手段を制御する搬送制御手段とを備えた印刷装置であって、
    前記搬送制御手段は、前記複数の装置のいずれかから入力された1次データの印刷終了後、前記搬送手段による搬送途中にある記録媒体の搬送を停止する搬送停止手段と、
    前記複数の装置のいずれかから入力された2次データの印刷が、前記搬送停止手段により停止された記録媒体上流側の未印刷の領域から開始されるように、前記搬送手段による搬送を再開する搬送再開手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記1次データの最終ページが印刷された記録媒体において、記録媒体上流側の未印刷の領域内に前記2次データの少なくとも開始ページを印刷可能かを判断する領域判断手段を備え、
    前記搬送停止手段は、前記領域判断手段により前記記録媒体上流側の未印刷の領域内に前記2次データの開始ページを印刷可能と判断された場合、前記搬送手段による搬送途中にある記録媒体の搬送を停止するものであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記搬送手段により搬送される記録媒体の搬送方向位置を検出する位置検出手段を備え、
    前記領域判断手段は、前記位置検出手段によって検出された前記1次データの最終ページの印刷終了時の記録媒体の位置に基づいて、前記記録媒体上流側の未印刷領域内に前記2次データの少なくとも開始ページを印刷可能かを判断するものであることを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  4. 前記搬送制御手段は、前記搬送手段により搬送される記録媒体の搬送方向下流側半分に1次データの奇数ページが印刷され、且つ搬送方向上流側に偶数ページが印刷されるように前記搬送手段を制御するものであって、
    前記搬送停止手段は、前記1次データの最終ページが前記搬送方向下流側半分に印刷される奇数ページである場合、前記搬送手段による搬送途中にある記録媒体の搬送を停止するものであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. 前記記録手段は、他のファクシミリ装置から入力されるファクシミリデータ、外部装置から入力される印刷データ、原稿を読み取るスキャナ装置から入力されるコピーデータ、記憶媒体から入力されるメディアデータのうち、少なくともいずれか2種類のデータを記録媒体に印刷可能なものであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の印刷装置。
  6. 前記搬送停止手段により前記記録媒体の搬送が停止された後、前記2次データの有無を判断する2次データ有無判断手段と、
    前記2次データ有無判断手段により、前記2次データが無いと判断された場合、前記搬送停止手段により搬送が停止された記録媒体を排紙する排紙手段とを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の印刷装置。
  7. 前記2次データの有無をユーザに問い合わせる問い合わせ手段を備え、
    前記2次データ有無判断手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせに対し、ユーザが2次データ無しと応答すること、またはユーザからの応答が所定時間無いことに基づいて、前記2次データが無いと判断することを特徴とする請求項6記載の印刷装置。
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