JP3065368B2 - 軸受構造体及びその構造体を備えたスピンドルモータ - Google Patents

軸受構造体及びその構造体を備えたスピンドルモータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受構造体及びその構
造体を備えたスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光・磁気ディスク等の記憶媒体を
回転駆動するためのスピンドルモータ等においては、記
憶媒体に関する読み/書きエラー発生の原因となる振動
或いは騒音などを可及的に抑制するために、二組のラジ
アル型の玉軸受をシャフトに沿って直列に配置されてい
る。近時においては、いわゆるラップトップパソコン等
における一層の薄型化に象徴されるように、あらゆる装
置において薄型化がますます進行しており、各種コンピ
ュ−タ装置に内蔵され、或いは外部記憶装置に設けられ
る記憶媒体駆動用のスピンドルモータ等についても、よ
り一層の薄型化が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の二組
の玉軸受をシャフトに沿って直列に配置するという手段
では、二組の玉軸受の軸線方向長さの分については、ど
うしても厚さを縮めることができず、薄型化する上で大
きな障害となっていた。この克服のために、玉軸受の玉
(球体)の径を小さくするという方策が試みられたが、
却って剛性の低下により振動及び騒音が増大するという
難点があった。
【0004】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主目的は、回転軸芯のブレを防止し、振動や
騒音の発生を抑制するに必要な剛性及び耐久性を保ちつ
つ、コンパクト化(薄型化)を図ることができる軸受構
造体及びその構造体を備えたスピンドルモータを提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一端が
開口する第一部材と、該第一部材に包囲されて配置され
た第二部材と、を備え、該第一部材の内周壁及び該第二
部材の外周壁にそれぞれ設けられた軌道溝によって構成
される軌道内に、複数の転動球体が環状に配装され、該
軌道内に配装された転動球体列の転動を介して前記第一
部材と前記第二部材との間で同軸的に相対回転が行なわ
れると共に、該第2の部材の端面と該端面と対向する該
第1の部材の内面との間には、該転動球体に予圧を付与
するための予圧付与手段が設けられている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、円筒状
でその上下いずれかの一端が密閉されかつ他端が開口し
第一部材と、円柱状で該第一部材に包囲されて配置さ
れた第二部材とを備え、前記第一部材の内周壁には回転
軸線に対してほぼ垂直な円に沿って第一部材軌道溝が形
成され、さらに前記第二部材の外周壁には前記第一部材
軌道溝にほぼ対向して第二部材軌道溝が形成されてお
り、前記第一部材軌道溝および前記第二部材軌道溝によ
り形成される軌道内に複数の転動球体が環状に配置さ
れ、これらによりラジアル軸受を形成し、前記軌道内に
配装された転動球体列の転動を介して前記第一部材と前
記第二部材との間で相対回転が行われると共に、前記第
一部材密閉部の回転軸線を含む内面中央部と、該内面に
対向する前記第二部材の端面中央部およびこれらの間に
設けられた滑り部材とにより回転軸線方向のスラスト軸
受が形成され、該スラスト軸受の軸線方向の厚さまたは
支持力により前記第一部材軌道溝と前記第二部材軌道溝
との間に軸線方向の位置偏差を生じさせ、これにより前
記ラジアル軸受への予圧付与手段としている。
【0007】
【作用】請求項1の軸受構造体においては、第一部材軌
道溝と第二部材軌道溝および、軌道内において環状に配
置された転動球体列によりラジアル軸受が形成され、第
一部材および第二部材は相対回転自在に支持されてい
る。さらに第一部材密閉部の回転軸線を含む内面中央部
と、該内面に対向する前記第二部材の端面中央部および
これらの間に設けられた滑り部材とにより回転軸線方向
のスラスト軸受が形成され、軸線方向のモータ荷重を支
持している。これに加えて、該スラスト軸受の軸線方向
の厚さまたは支持力により第一部材軌道溝と第二部材軌
道溝との間に軸線方向の位置偏差を生じさせ、これによ
り前記ラジアル軸受への予圧付与手段としている。従っ
て該スラスト軸受は、軸線方向支持のための軸受として
働く他に、前記ラジアル軸受の予圧付与手段ともなって
おり、これにより第一部材と第二部材との相対回転にお
ける回転ブレが防止される。
【0008】またラジアル軸受とその予圧付与手段およ
びスラスト軸受が第一部材と第二部材との重なり部分の
みで構成されているため、従来に比べてより薄型で簡単
な構造の軸受構造体が実現できる。
【0009】請求項2における前記軸受構造体を備えた
スピンドルモータでは、静止部材に対してロータが同軸
的相対回転における回転軸線のブレを確実に抑制され、
薄型化を実現しつつ、振動や騒音を低減できる。
【0010】
【実施例】本発明に従う軸受構造体を備えたスピンドル
モータを、添付の図面を参照しつつ説明を行なう。図1
は第一の実施例を示すスピンドルモータの断面図であ
り、搭載されるべき記録ディスク(例えば磁気ディスク
でよい)は省略して示してある。図1において、1は軸
受構造体、16は例えば鉄材やアルミニウム等から形成
されたハブ、23は同様にアルミニウム等で形成された
ブラケットである。軸受構造体1は、それぞれ鉄材等で
形成された第一部材12と、第一部材12の内側に配設
された第二部材11とから構成されており、回転軸線C
に対して、第一部材12と第二部材11とが相対回転を
行なう。第一部材12は、図1では軸線方向Cの一端側
である上方に開口した円筒形状を有し、環状の側壁8と
側壁8の他端に設けられた平面部9とにより形成され
る。この側壁8の外周面には、ブラケット23の孔部2
2がはめ込み固定され、更に、この上方にはアマチュア
コイル24が取り付けられている。なお、ブラケット2
3は、図示省略のディスク駆動装置の基台に固定されて
いる。
【0011】第二部材11は略円柱形状をなし、第一部
材12に囲まれて配置されている。第二部材の上部に
は、同軸的に小径の円柱形状を有した小突部18が一体
的に形成されている。そして、この小突部18には、記
録ディスク(図示省略)を搭載するハブ16がはめ込み
固定されている。ハブ16は、逆椀型形状をなし、外周
側面17と鍔部19とにより記録ディスク(図示省略)
が保持される。また、ハブ16の内周面40には、ロー
タマグネット20が接着固定されている。このロータマ
グネット20は前記アマチュアイコイル24に対向し、
かつ環状に配設されている。従って、ハブ16は、軸受
構造体1を介し、ブラケット23に対して回転自在に支
持されると共に、アマチュアコイル24とロータマグネ
ット20との相対回転によって、同軸的に回転駆動され
る。
【0012】本第一の実施例のスピンドルモータは、ロ
ータマグネット20がアマチュアコイル24の半径方向
の外側に位置するアウターロータタイプのモータを構成
しており、ロータ側であるハブ16が第二部材11に一
体的に固定されると共に、静止部材であるブラケット2
3側が第一部材12に固定されている。この他、ハブ1
6の鍔部19と、これに対向するブラケット23の段部
43との間隙部を小さくすることにより、ラビリンスシ
ール機構が形成され、これにより、スピンドルモータ内
部に存在する不浄な空気が外部に流出・拡散することを
防止する。
【0013】次に、軸受構造体1について詳述する。第
一部材12において、側壁8の内周面10には、円弧状
の断面を有する軌道溝13が環状に設けられ、また、側
壁8の端部に設けられた平面部9の内面91には、回転
軸線Cと実質上一致する部位に形成された半球状の曲面
を有する凹部92が設けられている。第二部材11にお
いては、同様に外周面4に、第一部材12の軌道溝13
に対応して、円弧状の断面を有する軌道溝5が環状に設
けられ、また、図1では下面となるが、端面81には、
回転軸線Cと実質上一致する部位に球状の曲面を有した
凹部82が設けられている。
【0014】軌道溝13と軌道溝5とは、回転軸線Cの
半径方向に対向して配置され、これにより規定される環
状の軌道内を、複数個の転動球体2が介装され、これら
複数の球体2は軌道内を転動する。軌道内を環状に配列
して介装された複数の球体2、即ち、転動球体列によ
り、第一部材12と第二部材11とが回転軸線Cに対し
て、相対的かつ同軸的に回転自在に支持される。これに
より、第一部材12と第二部材11とは、回転軸線Cに
対する半径方向へのブレが規制される。なお、転動球体
列を軌道内に均等に配列するために、通常の玉軸受等に
用いられるリテーナ(保持器)を、図示省略するが必要
に応じて用いてもよい。一方、凹部92と凹部82と
は、回転軸線C上に位置して配置され、この間隙部に球
体93が一個介装されている。この球体93は、第一部
材12と第二部材11の回転軸線Cの方向に支持する。
【0015】回転軸線C方向上における第一部材12と
第二部材11の位置関係は、球体93の介装により規定
される。その際、互いに対向する軌道溝13と軌道溝5
との相対位置関係は、軌道溝5が軌道溝13に対して僅
かに高い位置、即ち、図1の回転軸線C方向で、軌道溝
5が軌道溝13よりも、僅かに上側にズレた位置として
いる。これにより、第一部材12と第二部材11の間に
介在される前記転動球体列は、その荷重の方向線を、図
1にEで示す如く、即ち半径方向内方に向けて下方に傾
斜する方向に作用させる。この荷重の方向線Eは、回転
軸線Cと斜交しており、回転軸線C方向の荷重成分も含
んでいる。即ち、この荷重成分は図1における回転軸線
C方向の下向きとなる。
【0016】この回転軸線Cの下向きに作用する荷重成
分に対し、球体93は、第一部材12と第二部材11と
の間に介装されることにより、前記荷重成分を受け、実
質上同じ大きさで、かつ反対方向、即ち、回転軸線C方
向の上向きに力を作用させる。従って、球体93は、前
記転動球体列に対して予圧を与える予圧手段として作用
し、これにより、転動球体列と第一部材12と第二部材
11との三者間を釣合わせて保持させる。そして、転動
球体列は、それらの相互作用により自ら加わる予圧によ
り、それぞれ転動する球体2の円弧状の軌道横断面内を
半径方向に実質上位置変動することなく、安定して転動
することができる。
【0017】こうして、第一部材12と第二部材11と
の回転軸線Cの半径方向に対するブレが、なお一層防止
され、従って、この軸受構造体1を備えた本発明に従う
スピンドルモータは、振動及び騒音が低減される。ま
た、第一部材12と第二部材11とは、構成される一列
の環状軌道及び転動球体列が配置されており、これによ
り、従来に比べて、回転軸線C方向の寸法が短くするこ
とができる。
【0018】次に、図4を用いて、この軸受構造体1を
組み立てる場合の一例を説明する。図4は、軸受構造体
1の組み立て順序を示す断面図であり、工程(1)から
順に工程(3)へと流れる。まず、工程(1)では、第
一部材12の平面部内面91に設けられた凹部92に球
体93を入れる。
【0019】工程(2)では、第二部材11の平面81
を下に向けて、第一部材12の一端に存在する開口を通
してその内部に差し込む。
【0020】その後の工程(3)では、第一部材12を
部分的に加熱することにより、仮想線のように、その側
壁8の開口側の開口径を幾分膨張させて拡げ、かかる状
態にて複数の球体2を、第一部材12と第二部材11と
の間隙部に差し込み、軌道溝13と軌道溝5との間に介
装させる。なお、図示を省略するが、球体2にリテーナ
(保持器)を用いる場合には、球体2を差し込んだ後、
リテーナをいっしょに装着させる。
【0021】上述の加熱により一旦昇温した第一部材1
2の温度を低下させると、側壁8の開口側の開口径が収
縮し、元の所定開口径に戻る。これにより、予め、第一
部材12の軌道溝13と第二部材11の軌道溝5とが、
回転軸線C方向に対して僅かにズレて設けてあるため、
自動的に球体2に予圧が加わる。
【0022】図2は、本発明に従う軸受構造体を備えた
第二の実施例を示すスピンドルモータの断面図である。
なお、図1のスピンドルモータの説明に用いた同じ部材
には同様の番号が付してある。また、さらに以後に示す
図3に対しても同様である。図2に示すスピンドルモー
タでは、図1に示した第一の実施例とは逆の構成であ
り、軸受構造体1の第一部材12が、ハブ16に一体的
に固定され、第二部材11が、静止部材であるブラケッ
ト23に取り付けられている。
【0023】ハブ16は、第一部材12の側壁8に装着
される内側環状壁25と、記録ディスクが装着される外
側環状壁27と、これらを一体的に結合する端壁部26
とから構成される。内側環状壁25の外周面には、リン
グ状のロータマグネット20が接着等により固定されて
いる。ブラケット23には、回転軸線Cに同軸的に孔部
22が穿設されており、この孔部22に、第二部材11
の小突部18がはめ込み固定されている。またブラケッ
ト23には、円筒部29が設けられており、この円筒部
29の内周面に、ステータが環状に配設されている。即
ち、この第二の実施例によるスピンドルモータは、ステ
ータ(アマチュアコイルが巻かれている)の半径方向内
側に対向して、前記ロータマグネット20が配置され
た、いわゆるインナーロータタイプのモータを構成す
る。また、本実施例では、円筒部29の外周側とこれに
対向するハブ16の外側環状壁27との間隙によるラビ
リンスシール機構を備えている。
【0024】軸受構造体1において、第一部材12の平
面部内面91に、マグネット78が埋設されており、こ
のマグネット78に対向して、第二部材11の端面81
にも同様にマグネット77が埋設されている。マグネッ
ト78及び77は、回転軸線C方向にそれぞれ着磁され
ており、かつ、これらは互いに反発するように同極同士
を対向させて設けてある。従って、これらマグネット7
8及び77によって生成される反発力が、転動球体2に
作用する予圧となる。この予圧力はマグネット78及び
77の着磁力や、形状、厚み等により自由に設定できる
と共に、例えば、第二部材11の一部を着磁することに
より、部品点数を減少できる。なお、軸受構造体1の予
圧の作用については、既に述べた第一の実施例と同様の
ため、説明を省略する。
【0025】次に、図3は本発明に従う第三の実施例の
軸受構造体を備えたスピンドルモータの断面図である。
本実施例は、図2で示した第二の実施例と同様に、イン
ナーロータタイプのモータ構造を有するスピンドルモー
タである。そして、その相違点を以下に述べる。第一部
材12の側壁8に、ハブ16の内側短環状壁25が固定
されており、側壁8の残りの外周面全周にわたり、リン
グ状マグネット20が接着剤等で固定されている。即
ち、第一部材12の側壁8は、ロータマグネット20の
支持板を兼用しており、ハブ16の内側環状壁25の半
径方向の厚み(肉厚)寸法分が省略できる。従って、こ
の省略した寸法分を、ロータマグネット20またはアマ
チュアコイル24の半径方向へ増やすことができ、実質
的に、性能の向上が図れると共に、同等性能であれば小
型化が図れる。
【0026】第三の実施例における軸受構造体1では、
予圧手段として樹脂材料によるプレート片76が、平面
部内面91と端面81との間に介装されている。プレー
ト片76としては、第一部材12と第二部材11との相
対回転による耐磨耗性が高く、かつ摩擦係数の小さい樹
脂材料が好ましい。例えば、ポリアセタール等の樹脂材
料を用いるとよい。
【0027】以上、本発明に従う軸受構造体及びその構
造体を備えたスピンドルモータの実施例について述べた
が、本発明はかかる実施例に限定されるものでなく、本
発明の範囲を逸脱することなく種々の変形及び修正が可
能である。
【0028】例えば、軸受構造体1においては、第一部
材12や第二部材11の形状、大きさ、転動球体2の数
量、これらの材質、軌道溝の横断面形状、あるいは、予
圧手段の種類等である。また、この軸受構造体1を備え
たスピンドルモータは、ロータマグネット20とアマチ
ュアコイル24とが、回転軸線C方向に間隙を有して対
向する、いわゆるアキシャルエアーギャップタイプのモ
ータ構造でもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を有するので次の
効果を奏する。即ち、回転軸芯のブレを効果的に防止す
ると共に、振動や騒音の発生を抑制することができ、剛
性と耐久性を保ちつつ、コンパクト化が図れる軸受構造
体が得られる。そして、これを備えたスピンドルモータ
は、上記に加えて、回転精度を長期にわたり保つことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う軸受構造体及びそれを備えたスピ
ンドルモータの第一の実施例を示す断面図。
【図2】本発明に従う第二の実施例を示す断面図。
【図3】本発明に従う第三の実施例を示す断面図。
【図4】本発明に従う軸受構造体の組み立て順序を示す
断面図。
【符号の説明】
1 軸受構造体 2 球体 5 軌道溝 11 第二部材 12 第一部材 13 軌道溝 16 ハブ 20 ロータマグネット 23 ブラケット 24 アマチュアコイル 93 転動球体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状でその上下いずれかの一端が密閉
    されかつ他端が開口した第一部材と、円柱状で該第一部
    材に包囲されて配置された第二部材とを備え、 前記第一部材の内周壁には回転軸線に対してほぼ垂直な
    平面上に直径を有する円に沿って第一部材軌道溝が形成
    され、さらに前記第二部材の外周壁には前記第一部材軌
    道溝にほぼ対向して第二部材軌道溝が形成されており、
    前記第一部材軌道溝および前記第二部材軌道溝により形
    成される軌道内に複数の転動球体が環状に配置され、
    れらによりラジアル軸受を形成し、前記軌道内に配装さ
    れた転動球体列の転動を介して前記第一部材と前記第二
    部材との間で相対回転が行われると共に、前記第一部材密閉部の回転軸線を含む内面中央部と、該
    内面に対向する前記第二部材の端面中央部およびこれら
    の間に設けられた滑り部材とにより回転軸線方向のスラ
    スト軸受が形成され、該スラスト軸受の軸線方向の厚さ
    または支持力により前記第一部材軌道溝と前記第二部材
    軌道溝との間に軸線方向の位置偏差を生じさせ、これに
    より前記ラジアル軸受への予圧付与手段とする、 ことを
    特徴とする軸受構造体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の軸受構造体を備えてなり、
    その軸受構造体の前記第一部材と前記第二部材のうちの
    いずれか一方が、ロータ側に固定またはロータの一部を
    形成し、他方が静止部材側に固定された、ことを特徴と
    するスピンドルモータ。
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