JP3065082U - 発光表示機能を備えた鏡装置 - Google Patents

発光表示機能を備えた鏡装置

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JP3065082U
JP3065082U JP1999004490U JP449099U JP3065082U JP 3065082 U JP3065082 U JP 3065082U JP 1999004490 U JP1999004490 U JP 1999004490U JP 449099 U JP449099 U JP 449099U JP 3065082 U JP3065082 U JP 3065082U
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light
sheet
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mirror device
light emitting
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JP1999004490U
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Inventor
晋作 福田
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プリントラボ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鏡として機能できると同時にその鏡面を発光面
とする発光表示装置としても機能する発光表示機能を備
えた鏡装置を提供する。 【解決手段】 枠材14内に嵌め入れられた基板16の
裏面に、マスクシート18、エレクトロルミネッセンス
シート20、カバー部材22が順次重ねられることによ
り、基板16の裏面は外来光から遮光されているので、
エレクトロルミネッセンスシート20の非発光状態では
基板16の半透過金属膜が正面からの光を反射するの
で、鏡装置10は全体として鏡として用いられる。ま
た、エレクトロルミネッセンスシート20の発光状態で
は、そのエレクトロルミネッセンスシート20から出力
された可視光がマスクシート18および上記基板16の
半透過金属膜を通して前方へ透過されるので、たとえば
欧文字「A」および/または「B」を発光表示すること
により、鏡装置10は発光表示装置として用いられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、鏡面において適宜発光表示を行うことができる発光表示機能を備え た鏡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
光反射機能を備えた鏡面を有する鏡装置は、専ら鏡として用いられるに止まり 、表示装置としては用いられてはない。このような鏡装置は、たとえば家、航空 機、車両などの室内において比較的大きな面積を占めるので、何らかの表示機能 を兼ね備えることが望まれていた。
【0003】 本考案は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところ は、鏡として機能できると同時にその鏡面を発光面とする発光表示装置としても 機能する発光表示機能を備えた鏡装置を提供することにある。
【0004】 本考案者は、そのような事情を背景として種々検討を重ねた結果、所謂ハーフ ミラーの裏面に外来光が侵入しないように発光表示体を密着させると、その発光 表示体を表示させない場合には鏡として機能するが、その発光表示体を表示させ る場合には、発光表示装置として機能できることを見いだした。本考案はこのよ うな知見に基づいて為されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案の要旨とするところは、光を反射する平坦な鏡面を備えた鏡 装置であって、(a) 遮光材料から構成され、所定の窓口を有する枠材と、(b) そ の窓口を塞ぐようにその枠材に嵌め入れられることにより外周縁部が保持され、 前記鏡面として半透過金属膜を一面に有する透明基板と、(c) その透明基板の裏 面に密着状態で重ねられ、予め設定された通過域内において光を通過させ且つそ の通過領域外は遮光するマスクシートと、(d) そのマスクシートの裏面に密着状 態で重ねられて可視光を出力するエレクトロルミネッセンスシートと、(e) 遮光 材料から構成され、そのエレクトロルミネッセンスシートの裏面に重ねられた状 態で前記枠材に固定されたカバー部材とを、含むことにある。
【0006】
【考案の効果】
このようにすれば、枠材内に嵌め入れられた透明基板の裏面に、マスクシート 、エレクトロルミネッセンスシート、カバー部材が順次重ねられることにより、 透明基板の裏面は外来光から遮光されているので、エレクトロルミネッセンスシ ートの非発光状態では透明基板の半透過金属膜が正面からの光を反射するので、 全体として鏡として用いられる。また、エレクトロルミネッセンスシートの発光 状態では、そのエレクトロルミネッセンスシートから出力された可視光がマスク シートおよび上記透明基板の半透過金属膜を通して前方へ透過されるので、発光 表示装置として用いられる。
【0007】
【考案の他の態様】
ここで、好適には、前記エレクトロルミネッセンスシートと透明基板との間に は、カラーフィルタが介挿される。このようにすれば、カラーフィルタによって 全体的或いは局部的に着色された光が出力される利点がある。
【0008】 また、好適には、前記エレクトロルミネッセンスシートは、複数種類の発光領 域毎に分割された同色光或いは異なる色の光を出力するように複数に分割された エレクトロルミネッセンスシートから構成される。このようにすれば、必要に応 じて同色或いは異なる色の光で、文字、記号、画像などを局部発光させることが できる。
【0009】 また、好適には、前記マスクシートは、上記複数に分割されたエレクトロルミ ネッセンスシート毎に異なる形状の通過領域を備えたものである。このようにす れば、異なる形状の文字、記号、画像などを局部発光させることができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0011】 図1は本考案の一実施例の鏡装置10を示す正面図であり、図2は図1の断面 図であり、図3は図1の鏡装置10の構成を詳しく説明するための一部を切り欠 いた要部正面図である。
【0012】 上記鏡装置10は、合成樹脂、金属、木材などの遮光材料から構成され、矩形 の窓口12を有する枠材14を備えている。この枠材14は、前面側の矩形の窓 口12の開口面積が後面側の開口面積に比較してやや小さくなるように、内周側 が段付状の断面形状に形成されている。
【0013】 上記枠材14の裏面には、上記窓口12よりもやや大きい矩形の鏡用の基板1 6がその窓口12を塞ぐように嵌め入れられている。これにより基板16の外周 縁部が枠材14に保持される状態となる。上記基板16は、たとえば透明なガラ ス板から構成されており、そのガラス板の裏面には、鏡面として機能する半透過 金属膜が固着されている。この半透過金属膜は、銀などの金属が蒸着、スパッタ などによって所定の透過率で光が透過可能な厚みに形成されている。
【0014】 上記基板16の裏面には、予め設定された所定の通過領域において光を通過さ せ且つその通過領域外は遮光するマスクシート18が密着状態で重ねられている 。このマスクシート18は、たとえば黒色紙などが所定の表示形状に切り抜かれ ることにより構成されている。
【0015】 上記基板16の裏面には、可視光を出力するエレクトロルミネッセンスシート 20がマスクシート18を介して密着状態で重ねられている。すなわち、エレク トロルミネッセンスシート20がマスクシート18の裏面に密着状態で重ねられ ている。そして、上記エレクトロルミネッセンスシート20の裏面をカバーし且 つ外来光の侵入を防止するために、合成樹脂、金属、木材などの遮光材料から構 成され、矩形板状のカバー部材22が上記エレクトロルミネッセンスシートの裏 面に重ねられた状態で枠材14の裏面に嵌め入れられ且つその枠材14に対して 図示しない固定具により固定されている。
【0016】 上記エレクトロルミネッセンスシート20は、防湿用樹脂フィルム26と、光 透過性の透明電極層28と、酸化亜鉛系或いは流化物系などの蛍光体粒子が有機 バインダにより結合された所定厚みの発光層30と、透明電極層28との間にそ の発光層30を挟んで電圧を印加するための金属製の電極層32と、厚み方向に おいて電気的な絶縁をするための絶縁層31と、防湿用樹脂フィルム34とが順 次積層されることにより構成されている。上記防湿用樹脂フィルム26および3 4は、それらの内側を気密とするためにそれらの外周縁部が相互に溶着されてい る。
【0017】 上記エレクトロルミネッセンスシート20は、複数種類の発光領域毎に分割さ れた同色光或いは異なる色の光を出力するように複数に分割されたエレクトロル ミネッセンスシートから構成される。たとえば、欧文字「A」を表示させるため の表示領域と欧文字「B」を表示させるための表示領域とが少なくとも電気的に 独立するように分割されたエレクトロルミネッセンスシート20a、20bから 構成される。また、これに伴い、そのエレクトロルミネッセンスシート20に重 ねられるマスクシート18には、上記複数に分割されたエレクトロルミネッセン スシート毎に異なる形状の通過領域、たとえば欧文字「A」という形状の通過領 域と欧文字「B」という形状の通過領域とが上記分割されたエレクトロルミネッ センスシート20a、20bの発光側にそれぞれ位置するように設けられる。
【0018】 上記1対の透明電極層28および電極層32には、数百ボルト程度の交流駆動 電圧が複数に分割されたエレクトロルミネッセンスシート毎に発光電源36から 印加されるようになっている。
【0019】 以上のように構成された鏡装置10においては、枠材14内に嵌め入れられた 基板16の裏面に、マスクシート18、エレクトロルミネッセンスシート20、 カバー部材22が順次重ねられることにより、基板16の裏面は外来光から遮光 されているので、エレクトロルミネッセンスシート20の非発光状態では基板1 6の半透過金属膜が正面からの光を反射するので、鏡装置10は全体として鏡と して用いられる。また、エレクトロルミネッセンスシート20の発光状態では、 そのエレクトロルミネッセンスシート20から出力された可視光がマスクシート 18および上記基板16の半透過金属膜を通して前方へ透過されるので、たとえ ば欧文字「A」および/または「B」を発光表示することにより、鏡装置10は 発光表示装置として用いられる。
【0020】 また、本実施例によれば、エレクトロルミネッセンスシート20は、複数種類 の発光領域毎に分割された同色光或いは異なる色の光を出力するように複数に分 割されたエレクトロルミネッセンスシート20a、20bから構成される。この ようにすれば、必要に応じて同色或いは異なる色の光で、欧文字「A」および「 B」を選択的に局部発光させることができる。
【0021】 また、本実施例によれば、マスクシート18は、上記複数に分割されたエレク トロルミネッセンスシート20a、20b毎に異なる形状の通過領域を備えたも のである。このようにすれば、異なる形状の欧文字「A」および「B」を選択的 に局部発光させることができる。
【0022】 以上、本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明したが、本考案は更に別 の態様でも実施される。
【0023】 例えば、前述の実施例において、エレクトロルミネッセンスシート18と基板 16との間には、カラーフィルタが介挿されてもよい。このようにすれば、カラ ーフィルタによって全体的或いは局部的に着色された文字が発光表示される利点 がある。
【0024】 また、前述の実施例の鏡装置10は、欧文字「A」および「B」を選択的に発 光表示させることができるものであったが、記号、画像などを発光表示させるも のであってもよい。
【0025】 また、前述の実施例のエレクトロルミネッセンスシート18は、防湿用樹脂フ ィルム26、34を備えた封止型のものであったが、蛍光体粒子を劣化防止のた めのマイクロカプセルで被覆することにより防湿樹脂フィルムを除去した封止レ ス型のものであって良い。このような場合には、透明電極層28および電極層3 2はたとえばPETフィルムに印刷或いは蒸着により固着される。
【0026】 その他、一々例示はしないが、本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変 更を加え得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の鏡装置を示す正面図であ
る。
【図2】図1の鏡装置の構成を説明する断面図である。
【図3】図1の鏡装置の一部を切り欠いてその構成を詳
細に説明する図である。
【符号の説明】
10:鏡装置 12:窓口 14:枠材 16:基板(透明基板) 18:マスクシート 20:エレクトロルミネッセンスシート 22:カバー部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を反射する平坦な鏡面を備えた鏡装置
    であって、 遮光材料から構成され、所定の窓口を有する枠材と、 該窓口を塞ぐように該枠材に嵌め入れられることにより
    外周縁部が保持され、前記鏡面として半透過金属膜を一
    面に有する透明基板と、 該透明基板の裏面に密着状態で重ねられ、予め設定され
    た通過領域内において光を通過させ且つ該通過領域外は
    遮光するマスクシートと、 該マスクシートの裏面に密着状態で重ねられて可視光を
    出力するエレクトロルミネッセンスシートと、 遮光材料から構成され、該エレクトロルミネッセンスシ
    ートの裏面に重ねられた状態で前記枠材に固定されたカ
    バー部材とを、含むことを特徴とする発光表示機能を備
    えた鏡装置。
JP1999004490U 1999-06-21 1999-06-21 発光表示機能を備えた鏡装置 Expired - Lifetime JP3065082U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032497A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Hochiki Corp 表示装置
JP2014154589A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Fujifilm Corp 太陽光集光用反射鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032497A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Hochiki Corp 表示装置
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