JP3064558U - 門松セット - Google Patents

門松セット

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JP3064558U
JP3064558U JP1999003920U JP392099U JP3064558U JP 3064558 U JP3064558 U JP 3064558U JP 1999003920 U JP1999003920 U JP 1999003920U JP 392099 U JP392099 U JP 392099U JP 3064558 U JP3064558 U JP 3064558U
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JP
Japan
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straw
kadomatsu
bundle
bamboo
pine
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JP1999003920U
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English (en)
Inventor
盛寳 藤田
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盛寳 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きくしても手軽に持ち運びできて、どこで
も手間をかけずに容易且つ迅速に立てられる見栄えの良
い門松セットを得る。 【解決手段】 藁胴体1を、円形リングに稲藁を編み付
けて藁茎部を下方に垂らした藁筒2に、円形に束ねた藁
束3を嵌入して藁縄4で胴締め前結びして形成し、該藁
胴体の上面前方に、表面に絵模様を入れた半円弧状の楯
板5を立て、その後方に竹6、松7、及びその他飾り物
(図示せず)を抜差し自在に立ててなる門松セット。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、手軽に持ち運びして、手間をかけずにどこでも容易且つ迅速に立て られるようにした門松セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
門松は、新しい年の正月を祝う習わしとして古来より門前に立てて飾られてき ており、そのやり方は、従来より門前に盛土をして、松、竹、及びその他飾り物 を立てたり、或いは割竹や莚等で外周を形成して中に土を入れた胴体に松、竹、 及びその他飾り物を立てるやり方が一般的に行われている。 又、門松を作る手間を省くため、にわか造りの門松セットや、印刷物の門松セ ット等が市販されていて、玄関に置いたり、貼付けたりして使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記盛土をしたり、割竹や筵で外周を形成し、中に土を入れた 胴体に門松を立てるやり方は、胴体を自由に移動できない難点があるほか、繰返 し利用できないこと、及び土の入手難、更には土で床面を汚すため玄関等の建物 内に立てられない課題があり、又、にわか造りの門松セットや、印刷物の門松セ ットでは、門松として見劣りする課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記諸課題に鑑みてなされた門松セットを提供することを目的とす るものであり、その解決手段は以下に記載するとおりである。 すなわち、 (1)円形リングに稲藁を編み付けて藁茎部を下方に垂らした藁筒に、円形に 束ねた藁束を嵌入して、藁縄で胴締め前結びして藁胴体を形成し、該藁胴体の上 面に、松、竹、及びその他飾り物を立ててなることを特徴をする門松セットであ り、手軽に持ち運びできて、どこでも容易且つ迅速に門松が立てられるようにし たものである。
【0005】 (2)円形リングに稲藁を編み付けて藁茎部を下方に垂らした藁筒に、円形に 束ねた藁束を嵌入して、藁縄で胴締め前結びして形成した大小二つの藁胴体を、 小さい藁胴体を上にして二段に接合してなることを特徴とする前項(1)記載の 門松セットであり、門前に合わせて、釣合いが取れるように大きくし、見栄え良 くすることができるようにしたものである。
【0006】 (3)表面に模様を入れた半円弧状の楯板を、下方部に突き差し部を設けて藁 胴体の上面前方に立て、その後方に松と切り口を斜めにカットし、下方部に突き 差し部を設けて三本に束ねた竹及びその他飾り物を抜差し自在に立ててなること を特徴とする前項(1)又は(2)記載の門松セットであり、門松の見栄えを良 くすると共に、飾り物を抜差しして手間や費用のかかる藁胴体を繰返し利用でき るようにしたものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を実施例を示す図面に基づいて説明すると、本考案は図1 に示すように、藁胴体1を、藁筒2の中に藁束3を嵌入して藁縄4により胴締め 前結びして形成し、該藁胴体1の上面前方に半円弧状の楯板5を立て、該楯板の 後方に竹6や松7、及びその他飾り物(図示せず)を立てて構成される。
【0008】 藁筒2は、図2に示すように稲藁をリングに編み付け、藁茎部を下方に出して 筒状に形成したもので、その手法は図4に示すように稲藁8を円形リング9に編 み付けていて、下方に出した藁茎の長さ(高さ)は、前記円形リング9の直径に 相当する長さにしている。又、前記円形リング9は、割って板状にした竹を曲げ て両端部を接合し、円形に形成しているが、金属やプラスチック等により円形に 形成しても良い。
【0009】 藁束3は、図3に示すように前記藁筒の高さに合わして藁茎を切断すると共に 、前記藁筒2の筒内径に合わしてテープ10で円形に束ねて形成しており、該藁 束に用いる藁茎は稲藁に限らず、麦藁でも良い。 そして、前記藁筒2に藁束3を嵌入して、藁縄4で胴巻きして締め、前結びし て藁胴体1を形成するようにする。
【0010】 楯板5は、ベニヤ板や厚手の紙を用いて、図5に示すように半円弧状に形成し 、下方部に先を尖らせた突き差し部5aを設けて、前記藁胴体1の藁束3に抜差 し自在に突き立てられるようにしており、該楯板の表面には日光の絵模様を印刷 するか又は絵模様を印刷したものを貼付ける。或いは、前記日光の絵模様の代り に新年の干支の絵にしても良い。
【0011】 竹6は、図6に示すように斜めにカットした三本の竹の下方部に、先を尖らし た突き差し部6aをそれぞれ設け、三本の竹のカット面を面一になるようにして テープ11で束ねて、前記楯板5の背後の藁胴体1の藁束3に抜差し自在に突き 立てられるようにしており、カットした竹の上端の尖り部を僅かに切り落して安 全上の配慮を施してある。或いは尖り部を切り落とさないで、丸めるなどしても 良い。
【0012】 松7は、松枝を適当な高さになるように下方部を尖らせて、前記楯板5の背後 に突き立てた竹6の左右の藁胴体1の藁束3に、抜差し自在に突き立てられるよ うにしている。
【0013】 以上の飾り物のほかに、例えば譲り葉などの正月の飾り物を適宜加えて飾って も良い。
【0014】 次に、本考案を門前に合わせて釣合いがとれるように大きくし、見栄え良くす るための実施例を図7において説明すると、円形リングに稲藁を編み付けて藁茎 部を下方に垂らした藁筒に、円形に束ねた藁束を嵌入して、藁縄で胴締め前結び して形成した大小二つの藁胴体1A、1Bを、小さい藁胴体1Bを上にして繋ぎ 止め棒12で三箇所繋ぎ止めして二段に形成しており、該繋ぎ止め棒12は割竹 (又は木棒でも良い)の両端部を尖らして、藁胴体1A、1Bの藁束に抜差し自 在に突き立てて繋ぎ止めるようにしている。
【0015】 そして、上の方の小さい藁胴体1Bの藁束の上面に、図1に示した一段の時と 同様に前面に楯板5を立て、その背後に竹6、松7、及びその他飾り物を立てる ようにしているが、好みによって、下段の藁胴体1Aの藁束上面スペース部にも 飾り物を立てても良い。
【0016】 又、図7では上方の小さい藁胴体1Bの藁縄4は一箇所で、下方の大きい藁胴 体1Aの藁縄4は二箇所にして胴締め前結びし、藁胴体の大きさにより胴締め前 結び箇所を増減して実施するのが好ましいが、胴締め前結び箇所は限定されるも のではない。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、円形リングに稲藁を編み付けて藁茎部を下方に垂らした藁筒に、円 形に束ねた藁束を嵌入して、藁縄で胴締め前結びして形成した藁胴体に、飾り物 を抜差し自在に立てるようにした門松セットであるから、藁胴体を大きくしても 軽く、手軽に持ち運びできて、どこでも手間をかけずに見栄えの良い門松を立て ることができる。
【0018】 又、藁胴体の原材料である藁は、農家において豊富に且つ安価に得られ、松や 竹等の飾り物の原材料も豊富に得られるため、安価に提供できることや、飾り物 を撤去して、次年に新しい飾り物を立てるようにすれば、前記藁胴体を繰返し利 用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】藁筒(2)の実施例を示す斜視図である。
【図3】藁束(3)の実施例を示す斜視図である。
【図4】藁筒(2)の編み付け実施例を示す斜視図であ
る。
【図5】楯板(5)の実施例を示す斜視図である。
【図6】竹(6)の実施例を示す斜視図である。
【図7】藁胴体を二段にしてなる本考案の実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1、1A、1B 藁胴体 2 藁筒 3 藁束 4 藁縄 5 楯板 5a、6a 突き差し部 6 竹 7 松 8 稲藁 9 円形リング 10、11 テープ 12 繋ぎ止め棒

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形リングに稲藁を編み付けて藁茎部を
    下方に垂らした藁筒に、円形に束ねた藁束を嵌入して、
    藁縄で胴締め前結びして藁胴体を形成し、該藁胴体の上
    面に、松、竹、及びその他飾り物を立ててなることを特
    徴とする門松セット。
  2. 【請求項2】 円形リングに稲藁を編み付けて藁茎部を
    下方に垂らした藁筒に、円形に束ねた藁束を嵌入して、
    藁縄で胴締め前結びして形成した大小二つの藁胴体を、
    小さい藁胴体を上にして二段に接合してなることを特徴
    とする請求項1記載の門松セット。
  3. 【請求項3】 表面に模様を入れた半円弧状の楯板を、
    下方部に突き差し部を設けて藁胴体の上面前方に立て、
    その後方に松と切り口を斜めにカットし、下方部に突き
    差し部を設けて三本に束ねた竹及びその他飾り物を抜差
    し自在に立ててなることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の門松セット。
JP1999003920U 1999-06-03 1999-06-03 門松セット Expired - Lifetime JP3064558U (ja)

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ID=43198209

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07222654A (ja) * 1994-02-16 1995-08-22 Kawasaki Hiromi 敷 物
CN105269651A (zh) * 2015-10-21 2016-01-27 安徽高峰日用工艺品有限公司 一种门松的制作工艺

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