JP3064252B2 - クレ−ンマストの折りたゝみ機構 - Google Patents
クレ−ンマストの折りたゝみ機構Info
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- JP3064252B2 JP3064252B2 JP9171548A JP17154897A JP3064252B2 JP 3064252 B2 JP3064252 B2 JP 3064252B2 JP 9171548 A JP9171548 A JP 9171548A JP 17154897 A JP17154897 A JP 17154897A JP 3064252 B2 JP3064252 B2 JP 3064252B2
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- backstay
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Description
折りたゝみ機構に関するものである。
クステ−eに設けた折り曲げ防止用のピンaを抜き、シ
リンダgを伸縮することでアッパ−ストラットcを上下
に移動することができる。シリンダgを縮めた場合、上
部バックステ−dと中間バックステ−eが前方(図3の
右側)へ屈曲する。しかし現場がいつも水平堅土とは限
らず、機械が後方(図の左側)へ傾むいていた場合、前
方へ屈曲しにくくなる。そのため中間バックステ−eに
は前方へ屈曲するきっかけをつくるためにスライド用の
長穴fが設けてあり、そこをもう一本のピン軸bが上部
バックステ−dの自重で下方にスライドしてから屈曲す
る。この為折りたゝみ動作がぎくしゃくし、スム−ズに
行われない。
間バックステ−eの折り曲げ防止用のピンaを抜き、シ
リンダgを縮めると上部バックステ−dと中間バックス
テ−eはもう1本のピン軸bのまわりに前方へ屈曲する
が、機械全体が後方へ傾いていた場合には、上部バック
ステ−dが中間バックステ−eに設けた長穴fをピン軸
b(図3(a))でガイドされながら降下し前方へ屈曲す
る。この場合に折りたゝみ時のぎくしゃくした動作を避
けスム−ズに行わせる構造を提供することを課題とす
る。
ゝみ機構において、バックステ−を上部バックステ−
4、中間バックステ−5及び下部バックステ−6で構成
し、各バックステ−をピン軸で結合して折りたゝみ可能
にしたものであって、上部バックステ−4と中間バック
ステ−5はピン軸bで折曲げ可能に連結され常時はピン
軸bから上方に隔てられたピンaで折曲がらないよう保
持されており、上部バックステ−4と中間バックステ−
5を折り曲げ可能に連結するピン軸bには上部バックス
テ−4と中間バックステ−5とに跨る捩りばね7を設
け、常時折曲方向に付勢させた。
て、バックステ−を上部バックステ−4、中間バックス
テ−5及び下部バックステ−6で構成し、各バックステ
−をピン軸で結合して折りたゝみ可能にしたものであっ
て、上部バックステ−4と中間バックステ−5はピン軸
bで折曲げ可能に連結され常時はピン軸bから上方に隔
てられたピンaで折曲がらないよう保持されており、上
部バックステ−4の上部とアッパ−ストラット3に対し
折り曲げ可能に連結するピン軸b′に上部バックステ−
4とアッパ−ストラット3とに跨る捩りばね7を設け、
常時折曲方向に付勢させた。
て、バックステ−を上部バックステ−4、中間バックス
テ−5及び下部バックステ−6で構成し、各バックステ
−をピン軸で結合して折りたゝみ可能にしたものであっ
て、上部バックステ−4と中間バックステ−5はピン軸
bで折曲げ可能に連結され常時はピン軸bから上方に隔
てられたピンaで折曲がらないよう保持されており、中
間バックステ−5と下部バックステ−6に対し折り曲げ
可能に連結するピン軸b″に中間バックステ−5と下部
バックステ−6に跨る捩りばね7を設け、常時折曲げ方
向に付勢させた。
て、バックステ−を上部バックステ−4、中間バックス
テ−5及び下部バックステ−6で構成し、各バックステ
−をピン軸で結合して折りたゝみ可能にしたものであっ
て、上部バックステ−4と中間バックステ−5はピン軸
bで折曲げ可能に連結され常時はピン軸bから上方に隔
てられたピンaで折曲がらないよう保持されており、引
張りばね7′を上部バックステ−4とアッパ−スラット
3との間に設け常時折り曲げ方向に付勢させた。
て、バックステ−を上部バックステ−4、中間バックス
テ−5及び下部バックステ−6で構成し、各バックステ
−をピン軸で結合して折りたゝみ可能にしたものであっ
て、上部バックステ−4と中間バックステ−5はピン軸
bで折曲げ可能に連結され常時はピン軸bから上方に隔
てられたピンaで折曲がらないよう保持されており、引
張ばね7″を中間バックステ−5の上部と機械本体8間
に設け、常時折り曲げ方向に付勢させた。
は図3の従来構造と同じであって、従来構造におけるス
ライド用の長穴fに代る構造としたものである。図1
で、1はヘッドシャフト、2はベイルである。3はアッ
パ−スラット、4は上部バックステ−、5は中間バック
ステ−、6は下部バックステ−でそれぞれピン軸bで折
り曲げ可能に連結されている。従来と同様、上部バック
ステ−4と中間バックステ−5の折り曲げを防止すべく
両者を固定しているピンaを抜き、シリンダg(図3)
を縮めて上部バックステ−4と中間バックステ−5をも
う一本のピン軸bを中心に前方へ屈曲させる。7は捩り
ばねで(図1(c))、ピン軸bに巻かれたばねの両端を
上部バックステ−4と中間バックステ−5にそれぞれ引
掛けて常時折り曲げ方向に付勢するばね力を作用させて
いる。
テ−4と中間バックステ−5の折曲がりを防ぐべく固定
しているピンaを抜き、ベイル2に掛けられたロ−プを
弛めると、捩りばね7の反力で中間バックステ−5は前
方へピン軸bを中心に回転する。すると、上部バックス
テ−4と共に前方へ屈曲する。このとき、従来の如く、
ピン軸bとスライド用の穴f(図3)とで構成されるス
ライド部分がなく、ばね力によるピン軸bのまわりの回
転のみであるから、一連の屈曲動作をスム−ズに行わせ
ることができる。
中間バックステ−5との間へ設けた捩りばね7の改変例
を示し、(a)は図1と同様の捩りばね、(b)は上部バッ
クステ−4とアッパ−スラット3間に引張ばね7′を設
けたもの、(c)は中間バックステ−5の上部と機械本体
8間に引張ばね7″を設けたものである。(b)の場合は
引張ばね7′の引張力でアッパ−スラット3を上下させ
るとき、中間バックステ−5は上部バックステ−4を介
し前方へ屈曲する。又(c)の場合は引張ばね7″の引張
力でこれ又中間バックステ−5が前方に引張れ、ピン軸
bのまわりにスム−ズに回転し、折たたむことができ
る。
クステ−4と中間バックステ−5を連結しているピン軸
bに捩りばね7を取付け、これにより常時折り曲げ方向
に付勢させたものである。しかし、捩りばね7を上部バ
ックステ−4の上部を連結しているピン軸b′(図2
(a))に取付け、常時折り曲げ方向に付勢させてもよ
い。さらに中間バックステ−5の下部と下部バックステ
−とを連結しているピン軸b″(図2(a))に折り曲げ方
向に付勢する捩りばね7を取付けてもよい。
りたゝみ時に前方への屈曲動作のきっかけを強制的に行
うことができるものとして、たとえばばねに代えてガス
ダンパ−等でもよい。
れぞれピン軸で結合して折り曲げ可能にし、上部と中間
バックステ−4と5,上部バックステ−4とアッパ−ス
ラット3,あるいは中間バックステ−5と下部バックス
テ−6を折り曲げ可能に結合するピン軸b,b′,b″
に捩りばね7を取付け、ばね7の端を上部バックステ−
4と中間バックステ−5,上部バックステ−4とアッパ
−スラット3あるいは又中間バックステ−5と下部バッ
クステ−6にそれぞれ引掛け、常時折曲げ方向に付勢さ
せたので、折曲げ時ピン軸b,b′,b″のまわりの回
転のみで、従来の如く摺動作用がともなわないので、極
めてスム−ズな折りたゝみが可能となった。
上部バックステ−4とアッパ−スラット3間、あるいは
中間バックステ−5と機械本体8間に引張ばね7′と
7″を設けることにより、同様に回転のみの動作でスム
−ズな折曲げをさせることが可能となった。
図、(b)は(a)の左側面図、(c)は捩りばね取付部詳細
図。
(b)は(a)の左側面図である。
− 5 中間バックステ− 6 下部バックステ
− 7 捩りばね 7′,7″ 引張ば
ね 8 機械本体 a (折り曲げ防止用)ピン b,b′,b″ (折
り曲げ用)ピン軸
Claims (5)
- 【請求項1】 クレ−ンマストの折りたゝみ機構におい
て、バックステ−を上部バックステ−(4)、中間バック
ステ−(5)及び下部バックステ−(6)で構成し、各バッ
クステ−をピン軸で結合して折りたゝみ可能にしたもの
であって、上部バックステ−(4)と中間バックステ−
(5)はピン軸(b)で折曲げ可能に連結され常時はピン
軸(b)から上方に隔てられたピン(a)で折曲がらな
いよう保持されており、上部バックステ−(4)と中間バ
ックステ−(5)を折り曲げ可能に連結するピン軸(b)に
は上部バックステ−(4)と中間バックステ−(5)とに跨
る捩りばね(7)を設け、常時折曲方向に付勢させたこと
を特徴とするクレ−ンマストの折りたゝみ機構。 - 【請求項2】 クレ−ンマストの折りたゝみ機構におい
て、バックステ−を上部バックステ−(4)、中間バック
ステ−(5)及び下部バックステ−(6)で構成し、各バッ
クステ−をピン軸で結合して折りたゝみ可能にしたもの
であって、上部バックステ−(4)と中間バックステ−
(5)はピン軸(b)で折曲げ可能に連結され常時はピン
軸(b)から上方に隔てられたピン(a)で折曲がらな
いよう保持されており、上部バックステ−(4)の上部と
アッパ−ストラット(3)に対し折り曲げ可能に連結する
ピン軸(b′)に上部バックステ−(4)とアッパ−ストラ
ット(3)とに跨る捩りばね(7)を設け、常時折曲方向に
付勢させたことを特徴とするクレ−ンマストの折りたゝ
み機構。 - 【請求項3】 クレ−ンマストの折りたゝみ機構におい
て、バックステ−を上部バックステ−(4)、中間バック
ステ−(5)及び下部バックステ−(6)で構成し、各バッ
クステ−をピン軸で結合して折りたゝみ可能にしたもの
であって、上部バックステ−(4)と中間バックステ−
(5)はピン軸(b)で折曲げ可能に連結され常時はピン
軸(b)から上方に隔てられたピン(a)で折曲がらな
いよう保持されており、中間バックステ−(5)と下部バ
ックステ−(6)に対し折り曲げ可能に連結するピン軸
(b″)に中間バックステ−(5)と下部バックステ−(6)
とに跨る捩りばね(7)を設け、常時折曲げ方向に付勢さ
せたことを特徴とするクレ−ンマストの折りたゝみ機
構。 - 【請求項4】 クレ−ンマストの折りたゝみ機構におい
て、バックステ−を上部バックステ−(4)、中間バック
ステ−(5)及び下部バックステ−(6)で構成し、各バッ
クステ−をピン結合して折りたゝみ可能にしたものであ
って、上部バックステ−(4)と中間バックステ−(5)は
ピン軸(b)で折曲げ可能に連結され常時はピン軸
(b)から上方に隔てられたピン(a)で折曲がらない
よう保持されており、引張りばね(7′)を上部バックス
テ−(4)とアッパ−スラット(3)との間に設け、常時折
曲げ方向に付勢させたことを特徴とするクレ−ンマスト
の折りたゝみ機構。 - 【請求項5】 クレ−ンマストの折りたゝみ機構におい
て、バックステ−を上部バックステ−(4)、中間バック
ステ−(5)及び下部バックステ−(6)で構成し、各バッ
クステ−をピン結合して折りたゝみ可能にしたものであ
って、上部バックステ−(4)と中間バックステ−(5)は
ピン軸(b)で折曲げ可能に連結され常時はピン軸
(b)から上方に隔てられたピン(a)で折曲がらない
よう保持されており、引張ばね(7″)を中間バックステ
−(5)の上部と機械本体(8)間に設け、常時折曲げ方向
に付勢させたことを特徴とするクレ−ンマストの折りた
ゝみ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171548A JP3064252B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | クレ−ンマストの折りたゝみ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171548A JP3064252B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | クレ−ンマストの折りたゝみ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1111872A JPH1111872A (ja) | 1999-01-19 |
JP3064252B2 true JP3064252B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=15925177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9171548A Expired - Fee Related JP3064252B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | クレ−ンマストの折りたゝみ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064252B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11158615A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-06-15 | Nec Corp | スパッタリング装置及びそれを使用した半導体装置の製造方法 |
JP2002154788A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-28 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | ガントリ |
JP6284407B2 (ja) * | 2014-04-02 | 2018-02-28 | 日本車輌製造株式会社 | 建設機械 |
JP6881128B2 (ja) * | 2017-07-24 | 2021-06-02 | コベルコ建機株式会社 | ガントリを備えた建設機械 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP9171548A patent/JP3064252B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH1111872A (ja) | 1999-01-19 |
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