JP3064240U - 熱成形装置 - Google Patents

熱成形装置

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JP3064240U
JP3064240U JP1999003623U JP362399U JP3064240U JP 3064240 U JP3064240 U JP 3064240U JP 1999003623 U JP1999003623 U JP 1999003623U JP 362399 U JP362399 U JP 362399U JP 3064240 U JP3064240 U JP 3064240U
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JP
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sheet
molding
material supply
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thermoforming
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雅靖 木下
正幸 阿部
龍司 前田
亮一 加藤
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Asano Laboratories Co Ltd
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Asano Laboratories Co Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料となる樹脂シートを変えようとする場
合、せいぜい二種類のロールシートを交換できる程度で
あり、熱成形装置の利用効率を上げにくかった。 【解決手段】 成形装置10に対して二方向から加熱装
置30,40を隣接させてフレーム51,61を介して
シート材料を供給するようにしたため、一つの成形装置
10に対して容易に数種のシート材料を供給することが
でき、成形装置10の利用効率を向上させることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、熱成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の熱成形装置は、ロール状のシートやカットシートを供給するシート材料 供給機構と加熱機構と成形機構とが一列に配列されている。シート材料供給機構 として、ロールシートスタッカが広く利用されている。このロールシートスタッ カには、通常、二本のロールシートをセッティングでき、できるだけ間断無く連 続供給させることができるようにしている。
【0003】 このロールシートスタッカには、同じロールシートを装着しなければならない わけではなく、異なるロールシートをセッティングすることもできる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の熱成形装置においては、材料となる樹脂シートを変えようとす る場合、ロールシートスタッカに対して異なるロールシートをセッティングして いるが、せいぜい二種類のロールシートを交換できる程度であり、熱成形装置の 利用効率を上げにくいという課題があった。
【0005】 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、より多種のシート材料を利 用することが可能な熱成形装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、加熱した軟化樹脂シート が供給されて熱成形品を成形する成形機構と、この成形機構に対して複数方向か ら隣接し、樹脂シートを加熱して軟化させて同成形機構に供給する複数の加熱機 構と、複数のシート供給装置から樹脂シートの供給を受け、カットシート状態と して各加熱機構を介して上記成形機構へ搬送するシート材料供給機構とを備えた ことを具備する構成としてある。
【0007】 上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、成形機構に対して加 熱した軟化樹脂シートを供給して熱成形品を成形する。ここで、樹脂シートを加 熱して軟化させて同成形機構に供給するための複数の加熱機構が、この成形機構 に対して複数方向から隣接しており、シート材料供給機構が複数のシート供給装 置から樹脂シートの供給を受けつつカットシート状態として各加熱機構を介して 上記成形機構へ搬送する。
【0008】 また、請求項2にかかる考案は、請求項1に記載の熱成形装置において、上記 成形機構は、水平方向における4面に開口し、1面は取出口として、1面は型替 装置との接続口として、残り2面は上記加熱機構に接続する構成としてある。 上記のように構成した請求項2にかかる考案においては、請求項1に記載の熱 成形装置において、上記成形機構は、水平方向における4面に開口しており、そ の2面には上記加熱機構に接続しているので、これらのいずれか片方から軟化樹 脂シートが供給され、成形品は1面の取出口から取り出される。また、1面は型 替装置との接続口となっており、所望の成形型を当該型替装置によって容易に交 換できる。
【0009】 さらに、請求項3にかかる考案は、請求項1または請求項2のいずれかに記載 の熱成形装置において、第一のシート材料供給機構と第一の加熱機構と上記成形 機構とを一列に配置し、この列と平行に第二の材料供給機構と第二の加熱機構と を一列に配置しつつ先の列に対して直交方向から成形機構に加熱した軟化樹脂シ ートを供給する構成としてある。 上記のように構成した請求項3にかかる考案においては、請求項1または請求 項2のいずれかに記載の熱成形装置において、第一のシート材料供給機構と第一 の加熱機構と上記成形機構という一列の配置と、第二の材料供給機構と第二の加 熱機構という一列の配置とが平行に配列され、前者においては第一のシート材料 供給機構から一直線上に樹脂シートが成形機構に供給され、後者においては第二 の材料供給機構から第二の加熱機構にかけては直線状に供給されるものの、成形 機構に対して先の列に対して直交方向から供給し、この成形機構にて合流する形 態となる。
【0010】 さらに、請求項4にかかる考案は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の熱 成形装置において、上記シート材料供給機構は、タンデムに並設したロールシー トスタッカからカットシートの供給を受ける構成としてある。 上記のように構成した請求項4にかかる考案においては、請求項1〜請求項3 のいずれかに記載の熱成形装置において、ロールシートスタッカがタンデムに並 設され、これらのロールシートスタッカにセットされたロール状の樹脂シートが 上記シート材料供給機構に供給され、カットシートを加熱機構へと供給する。ロ ール状の樹脂シートをカットシートとするのはシート材料供給機構であってもよ いし、ロールシートスタッカあるいは中間のカッターなどであってもよい。
【0011】 さらに、請求項5にかかる考案は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の熱 成形装置において、上記シート材料供給機構は、その一面にロールシートスタッ カを並設するとともに、同ロールシートスタッカからの供給と干渉しないように 他の一面にカットシートスタッカを並設して構成してある。 上記のように構成した請求項5にかかる考案においては、請求項1〜請求項4 のいずれかに記載の熱成形装置において、ロールシートスタッカとカットシート スタッカとから上記シート材料供給機構に樹脂シートを供給する。ロールシート スタッカからは文字通りロール状の樹脂シートが供給され、適宜カットしてカッ トシートとするし、カットシートスタッカからは予めカットされたカットシート が一枚づつ供給される。いずれにしても、カットシートであり、カットシートを 前提とした搬送機構などがいずれからの樹脂シートでも加熱機構を介して成形機 構へと搬送する。
【0012】 さらに、請求項6にかかる考案は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の熱 成形装置において、上記シート材料供給機構は、各加熱機構ごとに上記成形機構 へ軟化樹脂シートを供給する際の搬送高さ位置が異なり、上記成形機構は、異な る搬送高さ位置で供給される軟化樹脂シートに対応して成形型の型締め高さ位置 を調整可能に構成してある。 さらに、上記のように構成した請求項6にかかる考案においては、請求項1〜 請求項5のいずれかに記載の熱成形装置において、上記シート材料供給機構が各 加熱機構を介して上記成形機構へ軟化樹脂シートを供給する際に、その搬送高さ 位置が異なる。これにより、複数方向に対応したそれぞれのシート材料供給機構 が互いに干渉することはない。また、供給される樹脂シートの高さ位置が異なる ので、上記成形機構ではそれぞれの搬送高さ位置ごとに成形型の型締め高さ位置 を調整し、その高さ位置で供給される軟化樹脂シートを熱成形を行う。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、複数の加熱装置を使用して複数種類の樹脂シー トを使い分けることが可能な熱成形装置を提供することができる。 また、請求項2にかかる考案によれば、4面の開口を効率よく使用して複数種 類の樹脂シートを利用することができる。 さらに、請求項3にかかる考案によれば、樹脂シートの流れが概ね平行に二列 に形成されるので、配置上の効率がよい。
【0014】 さらに、請求項4にかかる考案によれば、ロールシートの性質上、タンデムに 並べることによって使用できる樹脂シートの数を容易に増やせる。 さらに、請求項5にかかる考案によれば、カットシートスタッカを並設するこ とにより、大きなスペースを別途用意することなく、使用できる樹脂シートの数 を容易に増やせる。 さらに、請求項6にかかる考案によれば、上記成形機構内へ供給する樹脂シー トの高さ位置を供給経路毎に異なるようにしたため、経路毎のシート材料供給機 構が干渉しなくなり、設計などを行いやすくできる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本考案の実施形態を説明する。 図1は本考案の一実施形態にかかる熱成形装置を平面図により示しており、図 2は同熱成形装置の概略を正面図により示しており、図3は成形装置の要部構成 を概略正面図により示している。 図1と図3において、成形装置10は四隅に支柱11を備えており、同支柱1 1を支持軸として上下動可能に上テーブル12と下テーブル13とが配設されて いる。上テーブル12と下テーブル13にはそれぞれ熱成形を行うための上型1 2aと下型13aが備え、これら以外にも真空・圧空供給機構などが備えられて いる。
【0016】 成形装置10は上述したように四隅に支柱11を配置することにより、上テー ブル12と下テーブル13との間の空間に対して四面からアクセスできるように なっている。平面的な配置は、図1に示すように、一方向に型替装置20が配置 され、二方向に材料加熱装置30,40が配置され、一方向は成形品の取出口と なっている。すなわち、図4に示すように成形装置10を中心としてその四面に 所定の装置が配置されることになる。なお、この例では取出口の側の面には傾斜 角度を適宜調整可能なスロープ14が配置され、取り出された成形品は別段の搬 送装置を使用してトリミング装置へと搬送することになる。
【0017】 ここで、型替装置20は成形装置10に並設されて同成形装置10で使用する 上型12aと下型13aの交換を行なうものである。この場合、支柱11が四隅 に配置されているため、その間を通じて上型12aと下型13aが出し入れ可能 となっている。なお、この型替装置20自体は成形装置10に隣接して利用され る一般的なものを使用している。 また、成形装置10に二方向から隣接する加熱装置30,40は、それぞれシ ート材料供給装置50,60にて搬送されるカットシートを加熱して軟化させる ものであり、フレーム51,61で支持された軟化樹脂シートはそれぞれ異なる 高さから上型12aと下型13aの間へと搬送される。フレーム51,61は両 側面をレール52,62にて支持されており、図3に示すようにレール62とレ ール52は高さを変えて成形装置10内で上下に交差している。フレーム51, 61はこのレール52,62で支持されているので、自ずから各フレーム51, 61で支持される軟化樹脂シートの高さも異なる。このため、どちらのシート材 料供給装置50,60によって搬送されてきた軟化樹脂シートを利用するかに応 じて上型12aと下型13aの型合わせ面の高さを変化させる必要があり、上型 12aと下型13aを支持して駆動する上テーブル12と下テーブル13の可動 範囲は適宜調整できるようになっている。
【0018】 加熱装置30,40内にはフレーム51,61の搬送経路を挟んで上下に対面 する一対の平面型ヒータ31a,31b,41a,41bが備えられている。上 述したレール52,62はこの加熱装置30,40を貫通しており、フレーム5 1,61は成形装置10での上型12aと下型13aによる熱成形動作に対応し て軟化樹脂シートを供給すべく当該加熱装置30,40内で所定時間滞留する。 この滞留中にフレーム51,61で支持されている樹脂シートは加熱されて平均 的に軟化する必要があり、加熱装置30,40内の平面型ヒータ31a,31b ,41a,41bは各部分毎に温度制御可能となっている。
【0019】 加熱装置30の入り口側にはシート材料供給装置50のカットシートクランプ テーブル53が配置されている。このカットシートクランプテーブル53の横に は、予め所定の大きさのシート状にカッティングとされたカットシートスタッカ 54が備えられており、これらのカットシートクランプテーブル53とカットシ ートスタッカ54の上方を横切るように左右動レール55aが支持され、この左 右動レール55aに沿って真空式シート保持器55bが移動可能であるとともに この真空式シート保持器55bは所定位置で吸引支持器55b1を上下動できる ようになっている。すなわち、真空式シート保持器55bは最初にカットシート スタッカ54の上方位置にて吸引支持器55b1を下降させ、最上段のカットシ ートを吸引して支持する。このまま、吸引支持器55b1を上昇させるとカット シートは一枚だけ吸引されて持ち上げられ、続いて左右動レール55aに沿って 真空式シート保持器55bをカットシートクランプテーブル53の上方へと移動 させる。カットシートクランプテーブル53の上方へ到達したら、吸引支持器5 5b1を下降させ、同カットシートクランプテーブル53上で吸引を停止させる と吸引支持されていたカットシートが離れる。この後、最初の位置に戻って上述 した動作を繰り返す。
【0020】 また、このカットシートクランプテーブル53に隣接してロールシート架台5 6とシートカッタ57も配置されている。ロールシート架台56は樹脂シートの ロールを保持する架台であり、シートカッタ57が樹脂シートを繰り出してカッ トシートクランプテーブル53に供給させ、必要長だけ繰り出したらシートをカ ットする。 カットシートクランプテーブル53では、ロールシート架台56から繰り出さ れて所定長になるようにカットされたカットシートと、カットシートスタッカ5 4から一枚づつ搬送されたカットシートとが重ねられ、枠状のフレーム51はそ の周縁をクランプして保持することになる。図5はカットシートクランプテーブ ル53に対してカットシートが供給される状況を模式的に示している。
【0021】 一方、加熱装置40の入り口側にはシート材料供給装置60のカットシートク ランプテーブル63が配置されている。このカットシートクランプテーブル63 に対しては二台のロールシート架台66a,66bとシートカッタ67が隣接し て配置されている。二台のロールシート架台66a,66bはタンデムに配置さ れ、後方側のロールシート架台66aに保持される樹脂シートは、ロールシート 架台66bの上方を越えつつ、このロールシート架台66bに保持される樹脂シ ートとともに重ね合わされ、シートカッタ67に供給されている。そして、この シートカッタ67が両方の樹脂シートをカットシートクランプテーブル63に繰 り出し、所定長となったところで切断する。
【0022】 カットシートクランプテーブル63上ではカットシートはフレーム61にてク ランプされレール62に沿って加熱装置40を経由して成形装置10内へと搬送 される。なお、シート材料供給装置50の場合は一直線の移動で済むが、シート 材料供給装置60の場合は図示しない受け台にて加熱装置40へ挿入し、同加熱 装置40内でフレーム61に受け渡し、挿入方向とは直角の方向へと排出されて 成形装置10内へ挿入されている。
【0023】 次に、上記構成からなる本実施例の動作を説明する。 シート材料供給装置50を使用してシート材料を供給する場合、ロールシート 架台56に第一のロール状のシート材料をセットし、その先端を繰り出してシー トカッタ57にクランプする。シートカッタ57はクランプされたシート材料を 所定長だけカットシートクランプテーブル53の図示しない受け台へと引き出し て位置出しし、所定長でカットする。次に、真空式シート保持器55bがカット シートクランプテーブル53上でスタックされているカットシートを一枚だけ吸 引して保持し、上記受け台上のカットシート上に載置する。このようにして二枚 重ね合わされたカットシートは、下方からフレーム51に供給され、同時に周囲 をクランプされて保持される。
【0024】 クランプ後、フレーム51はレール52に沿って加熱装置30内へと進入し、 上下の平面型ヒータ31a,31bで挟まれて所定の温度まで加熱される。シー ト材料が所定の条件で軟化したら、フレーム51はさらにレール52に沿って成 形装置10内へと進入し、上型12aと下型13aとで熱成形される。ここで、 上型12aと下型13aを支持する上テーブル12と下テーブル13については 、上記レール52に支持されるフレーム51に対応して高さを調整してある。す なわち、上型12aと下型13aとの型合わせ面がフレーム51に保持されてい る軟化樹脂シートの高さ位置と略一致するようにしてある。
【0025】 熱成形後、フレーム51は成形品をアンクランプして加熱装置30を経てカッ トシートクランプテーブル53へと後退し、また、アンクランプされた成形品は スロープ14へと排出される。以後、上述した動作を繰り返す。 一方、シート材料供給装置60を使用してシート材料を供給する場合、ロール シート架台66aとロールシート架台66bとに第二及び第三のロール状シート 材料をセットし、先端を二枚重ねてシートカッタ67にクランプする。また、シ ート材料供給装置60のレール62は成形装置10内で上記レール52よりも上 方に位置するようになっているから、上テーブル12と下テーブル13の高さ位 置をやや上方へ移動させ、上型12aと下型13aとの型合わせ面がフレーム6 1に保持されている軟化樹脂シートの高さ位置と略一致するようにしておく。
【0026】 ロールシート架台66aとロールシート架台66bから引き出されたカットシ ートは図示しない受け台上で位置出しされ、加熱装置40内へと供給されて同加 熱装置40内でフレーム61にクランプされ、上下の平面型ヒータ41a,41 bで挟まれて所定の温度まで加熱される。シート材料が所定の条件で軟化したら 、フレーム51の場合と同様に、フレーム61は成形装置10内へと進入し、上 型12aと下型13aとで熱成形される。そして、熱成形後、フレーム61は成 形品をアンクランプして加熱装置40内へ戻り、また、受け台はカットシートク ランプテーブル63へと後退する。なお、アンクランプされた成形品はスロープ 14へと排出される。以後、上述した動作を繰り返す。
【0027】 なお、以上の実施例ではカットシートクランプテーブル53,63に対してそ れぞれロールシート架台56とカットシートスタッカ54およびロールシート架 台66a,66bからシート材料を供給するようにしているが、これらの供給方 法は一例に過ぎず、適宜変更することは可能である。また、二枚重ねでシート材 料を供給しているが、一枚毎に供給するのであれば、この配列のまま四種類のシ ート材料に対応できるし、さらにロールシート架台をタンデムに配置すればシー ト材料を追加することができる。さらに、この実施例では上下にヒータを配置し ているが、通気性を有するシート材料を加熱する場合は上下にチャンバを設け、 搬送後、シートをチャンバによりクランプして温風により加熱することも可能で ある。
【0028】 このように、成形装置10に対して二方向から加熱装置30,40を隣接させ てフレーム51,61を介してシート材料を供給するようにしたため、一つの成 形装置10に対して容易に数種のシート材料を供給することができ、成形装置1 0の利用効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる熱成形装置の平面図
である。
【図2】熱成形装置の概略平面図である。
【図3】成形装置の要部概略正面図である。
【図4】成形装置を中心とした配置の概略図である。
【図5】カットシートクランプテーブルを基準とした配
置の概略図である。
【符号の説明】
10…成形装置 11…支柱 12…上テーブル 12a…上型 13…下テーブル 13a…下型 14…スロープ 20…型替装置 30…加熱装置 31a,31b…平面型ヒータ 40…加熱装置 41a,41b…平面型ヒータ 50…シート材料供給装置 51…フレーム 52…レール 53…カットシートクランプテーブル 54…カットシートスタッカ 55a…左右動レール 55b…真空式シート保持器 55b1…吸引支持器 56…ロールシート架台 57…シートカッタ 60…シート材料供給装置 61…フレーム 62…レール 63…カットシートクランプテーブル 66a,66b…ロールシート架台 67…シートカッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 前田 龍司 愛知県愛知郡東郷町大字諸輪字北山158番 地の247 株式会社浅野研究所内 (72)考案者 加藤 亮一 愛知県愛知郡東郷町大字諸輪字北山158番 地の247 株式会社浅野研究所内

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱した軟化樹脂シートが供給されて熱
    成形品を成形する成形機構と、 この成形機構に対して複数方向から隣接し、樹脂シート
    を加熱して軟化させて同成形機構に供給する複数の加熱
    機構と、 複数のシート供給装置から樹脂シートの供給を受け、カ
    ットシート状態として各加熱機構を介して上記成形機構
    へ搬送するシート材料供給機構とを備えたことを具備す
    ることを特徴とする熱成形装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の熱成形装置におい
    て、上記成形機構は、水平方向における4面に開口し、
    1面は取出口として、1面は型替装置との接続口とし
    て、残り2面は上記加熱機構に接続する構成としたこと
    を特徴とする熱成形装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の熱成形装置において、第一のシート材料供給機
    構と第一の加熱機構と上記成形機構とを一列に配置し、
    この列と平行に第二の材料供給機構と第二の加熱機構と
    を一列に配置しつつ先の列に対して直交方向から成形機
    構に加熱した軟化樹脂シートを供給することを特徴とす
    る熱成形装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の熱成形装置において、上記シート材料供給機構は、
    タンデムに並設したロールシートスタッカからカットシ
    ートの供給を受けることを特徴とする熱成形装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の熱成形装置において、上記シート材料供給機構は、
    その一面にロールシートスタッカを並設するとともに、
    同ロールシートスタッカからの供給と干渉しないように
    他の一面にカットシートスタッカを並設して構成したこ
    とを特徴とする熱成形装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の熱成形装置において、上記シート材料供給機構は、
    各加熱機構ごとに上記成形機構へ軟化樹脂シートを供給
    する際の搬送高さ位置が異なり、上記成形機構は、異な
    る搬送高さ位置で供給される軟化樹脂シートに対応して
    成形型の型締め高さ位置を調整可能としたことを特徴と
    する熱成形装置。
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