JP3064227B2 - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JP3064227B2
JP3064227B2 JP7336517A JP33651795A JP3064227B2 JP 3064227 B2 JP3064227 B2 JP 3064227B2 JP 7336517 A JP7336517 A JP 7336517A JP 33651795 A JP33651795 A JP 33651795A JP 3064227 B2 JP3064227 B2 JP 3064227B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動物体の移動量や
位置を検出するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図13〜図17及び図3,図5,図8を
参照して従来の技術を説明する。
【0003】エレベータ等の移動物体の移動量や位置
(以下、これらを移動量等と表記することがある)を検
出する技術として、白黒等明暗の変化を数えることによ
り移動量等を検出する方法が知られている。この方法に
は白黒等の明暗が繰り返した縞を用意する必要があり、
この縞はエンコーダパターンと呼ばれている。図13に
示すエンコーダパターン14は明部15と暗部16から
なっている。
【0004】<第1従来例>このようなエンコーダパタ
ーン14を用いた検出システムの原理を、図14,図3
及び図5を参照して説明する。
【0005】図14に示すように、エンコーダパターン
14の明暗の差を検出するために、移動物体1に光源3
及び光センサ9が搭載され、エンコーダパターン14は
移動物体1ではない別の物体(図示省略)に移動方向1
2に沿って設けられており、光源3からエンコーダパタ
ーン14に向けて光17を照射する。この照射光17が
暗部16に当ると反射が無いが、明部15に当ると反射
光18が有り、この反射光18が光センサ9に入射する
ことにより電気信号に変換される。光センサ9の出力電
圧は、例えば、図3(A)に示すように反射光が有る時
は高く、無い時は低い。そのため、移動物体1の移動に
伴い、光センサ9の出力電圧がエンコーダパターン14
の明暗に応じて、高低変化する(図3(B)参照)。
【0006】このような光センサ9の出力電圧が信号ケ
ーブル11を通してカウンタ回路30に伝達される。
【0007】カウンタ回路30は図5に示すように、波
形整形回路22とカウンタ23から構成されている。波
形整形回路22は光センサ9から出力される電気信号の
高低を、例えば図3(B)に示すような“1”と“0”
の2値のデジタル信号に変換し、カウンタ23に与え
る。カウンタ23はデジタル信号の例えば“1”だけを
数え、その計数値24を出力する。従って、カウンタ2
3の計数値24がエンコーダパターン14の明暗の変化
回数に相当し、移動物体1の移動量等を検出することが
できる。
【0008】ここで、エンコーダパターン14の精度に
ついて述べる。エンコーダパターン14の縞間隔は、図
14に示したように、移動物体1の移動量に対する明暗
の変化をどれだけの値で捉えるかという分解能により決
定され、且つ、その分解能の精度を保つためにエンコー
ダパターン14の縞間隔には全長にわたって高い正確さ
が要求される。もしエンコーダパターン14の縞間隔が
ずれると、移動量等に対応した分だけの明暗の変化を計
数することができなくなり、移動量等の計測に誤差が生
じることとなる。
【0009】そこで従来は、高度な印刷技術を用いた
り、あるいは、細い線を手間をかけて切り貼りして並べ
ることにより、エンコーダパターン14を作製してい
る。また、エンコーダパターン14の取り付けに際して
も、ずれ(特に傾き)が生じないように慎重に取り付
け、調整を行っている。
【0010】<第2従来例>更に、移動物体1が正逆
(上下、前後、左右など)どちらの方向へ移動したかを
知る必要があり、これについて図15,図8及び図17
を参照して説明する。
【0011】図15に示すように、移動物体1には2つ
の光源3A,3Bと2つの光センサ9A,9Bが搭載さ
れ、移動物体1ではない方の物体(図示省略)にも2個
のエンコーダパターン14A,14Bが設けられてい
る。
【0012】但し、2個のエンコーダパターン14A,
14Bは移動方向12について縞間隔(明暗ピッチ)の
1/4だけずれて並んでいる。2個の光センサ9A,9
Bは移動方向12について同じ位置にある。
【0013】また、光源3Aからの光17はエンコーダ
パターン14Aを照射し、その反射光18を光センサ9
Aが受光し、光源3Bからの光17はエンコーダパター
ン14Bを照射し、その反射光18を光センサ9Bが受
光するようになっている。
【0014】その結果、2個の光センサ9A,9Bの出
力は例えば図8(A),(B)に示すように、互いに9
0°位相がずれたA相とB相の信号となる。便宜上、光
センサ9AをA相光センサ、光センサ9BをB相光セン
サと表記する。
【0015】これらA相光センサ9AとB相光センサ9
Bの出力電圧は、信号ケーブル11を通してカウンタ回
路60に伝達される。
【0016】このカウンタ回路60は図17に示すよう
に、波形整形回路22と、方向判定回路25と、カウン
タ23から構成されている。波形整形回路22はA相と
B相各光センサ9A,9Bから出力される電気信号の高
低を、図8(A),(B)に示すように“1”と“0”
の2値のデジタル信号に変換し、方向判定回路25に与
える。方向判定回路25は予め設定した方向判定の定義
に基づき、A相光センサ9AとB相光センサ9Bのどち
らの出力が先に出るかによって方向を判定し、その判定
結果をカウンタ23に与える。カウンタ23は方向判定
結果と予め定めた計数方法の定義に基づき、A相光セン
サの出力に対応するデジタル信号及びB相光センサ9B
に対応するデジタル信号を計数する。
【0017】これら方向判定の定義と計数方法の定義の
一例を、以下に示す。例えば、図8(A)に示すように
A相光センサ9Aの出力が先に出る場合には図15で言
う右方向移動12Rと判定し、図8(B)に示すように
B相光センサ9Bの出力が先に出る場合には図15で言
う左方向移動12Lと判定し、更に、右方向移動12R
の場合にはA相光センサ9Aの出力に対応するデジタル
信号の“1”だけをカウントアップ(増加計数)し、左
方向移動12Lの場合にはA相光センサ9Aの出力に対
応するデジタル信号の“1”だけをカウントダウン(減
少計数)するものと定義する。
【0018】これにより、移動物体1が正逆どの方向に
移動したかを捉えることができ、カウンタ23の計数値
24は移動物体1の場所(正味の移動量)を表わす。
【0019】<第3従来例>次に、図16を参照して、
図15と等価な他の検出システムについて説明する。図
16では、移動物体1には2個の光源3A,3Bと、A
相B相2個の光センサ9A,9Bが搭載されているが、
A相光センサ9AとB相光センサ9Bは移動方向12に
ついてエンコーダパターン14の明暗ピッチの1/4だ
けずれて位置している。エンコーダパターン14は1個
だけが移動物体1ではない物体(図示省略)に設けられ
ている。この場合もA相光センサ9Aの出力とB相光セ
ンサ9Bの出力には90°の位相差がある。従って、図
17に示したカウンタ回路60に両光センサ出力を与え
ることにより、移動物体1が正逆どの方向に移動した
か、また移動物体1が移動した場所を検出することがで
きる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術には、下記(1)〜(5)に示すような課題があ
る。
【0021】(1)従来のエンコーダパターン14,1
4A,14Bは高度な印刷技術を用いたり、あるいは細
い線の切り貼りといった加工に手間がかかる作業により
作製されるので、大変高価であった。また、エンコーダ
パターン14,14A,14Bを傾きが生じないように
物体に取り付け、調整するため、大変手間がかかってい
た。そこで、従来のエンコーダパターン14,14A,
14Bに代わる新規なエンコーダパターンの形成技術
と、それを用いた移動量等の検出技術が要望される。
【0022】(2)また、従来のエンコーダパターン1
4,14A,14Bは移動物体1が最大に移動する距離
分だけの長さが必要であり、最大移動距離が長いほど高
価で、また取り付け等に多くの手間がかかる。そこで、
従来のエンコーダパターン14,14A,14Bを用い
ながらも、それより最大移動距離が長い移動物体1の移
動量等を検出することができる技術が要望される。
【0023】(3)更に、従来は移動物体1に必ず光源
3,3A,3Bと、光センサ9,9A,9Bと、信号用
ケーブル11と、カウンタ回路30,60が搭載されて
いた。しかし、移動物体1にはなるべく位置検出用部品
や配線が無い方が、重量を軽くすることができて移動物
体1の反応速度を高速化することができる。そこで、移
動物体1の重量を軽くすることができる移動量等の検出
技術が要望される。
【0024】(4)また、従来は移動物体1の光センサ
9,9A,9Bは必ずエンコーダパターン14,14
A,14Bに向いていることを前提にして移動量等を検
出していた。しかし、移動物体1が例えば円筒形であっ
て、レールやガイド等により姿勢を固定されずにトンネ
ルやパイプ中を移動する場合は、移動物体1が回転する
ことが考えられる。このような場合は、光センサ9,9
A,9Bの向きがずれてしまうから、エンコーダパター
ン14,14A,14Bの明暗の変化を計数することが
できない。そこで、移動物体1が回転しながら移動する
場合でも確実に移動量等を検出することができる技術が
要望される。
【0025】(5)また更に、従来はインクリメント型
の検出システムであるため、もし光センサ9,9A,9
Bの出力信号がエンコーダパターン14,14A,14
Bに付着したごみ、外乱光など、外部の影響により乱れ
ると、エンコーダパターン14,14A,14Bの明暗
の変化を計数することができなかったり、あるいは余分
に計数するといった計数ミスが積み重なり、移動量等の
計測誤差を生じることがある。そこで、これらの外部の
影響により光センサ9,9A,9Bの出力信号が乱れて
も、計数ミスが積み重ねが起きない検出技術が要望され
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための第1の発明の位置検出装置は、エンコーダパター
ン投射機と、このエンコーダパターン投射機から投射さ
れた光を受光する光センサと、この光センサの出力変化
を計数するカウンタ回路とを具備することを特徴とす
【0027】そして、第1の発明が具備するエンコーダ
パターン投射機は、明暗の縞を有するフィルタと、この
フィルタに光を照射する光源と、フィルタを通った光を
入射する光学系とを具備し、光源からの光を規則的な明
暗変化の光に変えて光学系から投射する構成のものであ
【0028】第の発明は第の発明を具体化したもの
であり、前記エンコーダパターン投射機が移動物体に搭
載され、前記光センサ及びカウンタ回路が前記移動物体
以外に設置されていることを特徴とする。
【0029】第の発明も第の発明を具体化したもの
であり、前記光センサが移動物体に搭載され、前記エン
コーダパターン投射機が移動物体以外に設置されている
ことを特徴とする。
【0030】第の発明は第の発明を具体化したもの
であり、前記エンコーダパターン投射機が移動物体の移
動方向に沿って複数配置されていることを特徴とする。
【0031】第の発明は他の位置検出装置であり、移
動物体にその移動方向に沿って設けられたエンコーダパ
ターンと、移動物体以外に移動物体の移動方向に沿って
設けられた複数の光センサと、光センサを選択しその出
力変化を計数するカウンタ回路とを具備することを特徴
とする。
【0032】第の発明は更に他の位置検出装置であ
り、移動物体にその移動方向に沿って設けられ且つ明暗
の縞が移動物体を一周しているエンコーダパターンと、
移動物体以外に設けられた光センサと、この光センサの
出力変化を計数するカウンタ回路とを具備することを特
徴とする。
【0033】第の発明は第及び第の各発明を更に
具体化したものであり、前記光センサが移動物体の移動
方向に沿って複数設置され、前記カウンタ回路が光セン
サを選択する回路を有していることを特徴とする。
【0034】第の発明は第及び第の各発明を更に
具体化したものであり、移動物体を検知する移動物体検
知センサが前記光センサ側に設置され、前記カウンタ回
路は移動物体検知センサの出力を基に計数値を絶対位置
の値にプリセットする回路を有していることを特徴とす
る。
【0035】第の発明は第から第の各発明を更に
具体化したものであり、前記光センサは位相差90°の
2つの信号を出力する2個で1組の光センサであり、前
記カウンタ回路は光センサの2つの出力信号から移動物
体の移動方向を判定する回路を有することを特徴とす
る。
【0036】<作用> 上述した構成により、第1の発明の位置検出装置が具備
するエンコーダパターン投射機は、規則的な明暗変化の
光を投射するので、この投射光を従来のエンコーダパタ
ーンの代りに用いることができる。従って、従来のエン
コーダパターンの製作のために高度な印刷技術を用いた
り、細い線の切り貼りといった手間のかかっていたもの
をなくすことができる。また、従来のエンコーダパター
ンの取り付けに際し傾きをなくすための調整にかかって
いた手間を大幅に軽減することができる。
【0037】第〜第の発明の各位置検出装置では、
このエンコーダパターン投射機の投射光を光センサで受
光し、光センサの出力変化をカウンタ回路で計数する。
これにより、従来のエンコーダパターンを用いた場合と
同様に、移動物体の移動量や位置を検出することができ
る。
【0038】特に、光センサが移動物体に搭載される場
合は第の発明のように光センサが複数のエンコーダパ
ターン投射機から順次それぞれの投射光を受光し、また
エンコーダパターン投射機が移動物体に搭載される場合
は第の発明のように複数の光センサを順次選択して、
出力変化を計数することにより、投射光の範囲より最大
移動距離が長くても移動量や位置を検出することができ
る。
【0039】第の発明の位置検出装置は従来のエンコ
ーダパターンを用いるものであるが、従来はエンコーダ
パターンが移動物体以外に設置されていたのに対し、反
対に移動物体に設置し、複数の光センサを順次選択して
出力変化を計数する。これにより、エンコーダパターン
の長さが最大移動距離よりも短くて済み、製作が比較的
容易になり、また調整の手間も軽減する。また、移動物
体には光センサやカウント回路が不要であるから、それ
だけ軽量化に寄与する。
【0040】第の発明の位置検出装置も従来のエンコ
ーダパターンを移動物体に設けるものであるが、明暗の
縞が移動物体を一周しているので、移動物体が回転しな
がら移動しても、常にエンコーダパターンの反射光を光
センサで受光することができる。従って、移動量や位置
の検出が確実である。この場合も、光センサやカウント
回路を移動物体に搭載する必要がないから、それだけ軽
量化に寄与する。また、第の発明のように複数の光セ
ンサを順次選択して出力変化を計数することにより、エ
ンコーダパターンより最大移動距離が長い場合でも、移
動量や位置を検出することができる。従って、エンコー
ダパターンの長さが最大移動距離よりも短くて済み、そ
れだけ製作が容易になり、また取り付け時に傾きを無く
す調整の手間も軽減する。
【0041】第の発明の位置検出装置はエンコーダパ
ターン投射機からの投射光またはエンコーダパターンか
らの反射光の受光とは別に、移動物体の存在をセンサで
検知する。このセンサの位置は既知のものであるから、
同センサの出力を基にして計数値を絶対位置にプリセッ
トすることにより、従来のインクリメント型検出システ
ムで生じていた計数ミスの累積を除去することができ
る。
【0042】第の発明の位置検出装置は、エンコーダ
パターン投射機を用いる場合でも、移動物体に従来のエ
ンコーダパターンを設ける場合でも、光センサからの位
相差90°の2つの信号を用いて移動方向を判定するこ
とにより、移動物体が往復動しても従来と同じく真の移
動量や位置を検出することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、図面(図1〜図13)に示
す各実施例を参照して本発明の各実施の形態を説明す
る。
【0044】<第1実施例>図1は本発明の第1の実施
の形態に係る位置検出装置を示し、これはエンコーダパ
ターン投射機2と、複数の光センサ9と、カウンタ回路
20から構成されている。
【0045】エンコーダパターン投射機2は可視光やレ
ーザ光等の光源3と、明暗の縞が繰り返したフィルタ4
と、レンズ5から構成されており、光源3からフィルタ
4に光を照射し、フィルタ4の出射光をレンズ5に通す
ことにより、規則的な明暗変化の光8をレンズ5から外
部に投射する。即ち、この投射光8には、光非投射部
(暗部)6と、光投射部(明部)7とが繰り返して作り
出されている。明暗変化の規則性はフィルタ4における
明暗の縞間隔の設定及び/又はレンズ5の特性の設定等
により達成することができる。
【0046】本実施の形態では、このようなエンコーダ
パターン投射機2をその投射光8が移動方向12に沿っ
て明暗変化を繰り返すように、移動物体1に搭載してあ
る。そして、このエンコーダパターン投射機2からの投
射光8を受光する光センサ9を、移動物体1以外の物体
(以下、便宜上、固定物体という)10に設置してあ
る。また、光センサ9の出力を信号ケーブル11により
カウンタ回路20に接続してある。
【0047】但し、投射光8は限られた範囲までしか届
かないので、移動物体1が長距離を移動しても投射光8
を途切れることなく受光することができるように、光セ
ンサ9を複数、移動方向12に沿って設置してある。
【0048】このように光センサ9を複数設置したこと
により、図2に示すように、カウンタ回路20は波形整
形回路22とカウンタ23に加えて、光センサ選択回路
21を備えている。
【0049】各光センサ9の出力電圧は入射光の有無に
より、例えば図3(A)(B)に示すように、高低変化
する。
【0050】カウンタ回路20においては、光センサ選
択回路21は複数の光センサ9から得られる電気信号の
うち、エンコーダパターン投射機2からの投射光8を受
けている1つの光センサを選択し、その光センサからの
信号を波形整形回路22に与える。
【0051】波形整形回路22は光センサ選択回路21
を通して与えられる光センサ出力の高低電圧変化を、例
えば図3(B)に示すような“1”と“0”の2値のデ
ジタル信号に変換し、カウンタ23に与える。カウンタ
23はデジタル信号の例えば“1”だけを数え、その計
数値24を出力する。従って、カウンタ23の計数値2
4がエンコーダパターンの明暗の変化回数に相当し、移
動物体1の移動量等を検出することができる。
【0052】<第2実施例>図4は本発明の第2の実施
の形態に係る位置検出装置を示す。本実施の形態では、
移動物体1には光センサ9を搭載し、先に説明したエン
コーダパターン投射機2は固定物体10に設置してい
る。この場合もエンコーダパターン投射機2からの投射
光8の範囲が限られる。そこで、移動物体1が長距離を
移動しても光センサ9が途切れることなく投射光8を受
光することができるように、エンコーダパターン投射機
2を複数、移動方向12に沿って設置してある。もちろ
ん、投射光8は移動方向12に沿って明暗を繰り返す。
【0053】本実施の形態の場合は光センサ9が1つで
良いので、カウンタ回路30は図5に示すように、波形
整形回路22とカウンタ23で構成されている。つま
り、信号ケーブル11を通して与えられる光センサ9の
出力電圧の高低変化を波形整形回路22で2値のデジタ
ル信号に変換し、カウンタ回路23で“1”または
“0”の一方のみを計数することにより、その計数値2
4が移動量や位置に相当する。
【0054】<第3実施例>図6は本発明の第3の実施
の形態に係る位置検出装置を示す。本実施の形態は移動
方向の判定のために、図1に示した第1実施例における
複数の光センサ9をそれぞれ、A相光センサ9AとB相
光センサ9Bの2個で1組のセンサとしたものである。
A相光センサ9AとB相光センサ9Bは移動方向12に
関して投射光8の明暗ピッチの1/4だけずらして配置
することにより、図8(A)(B)に示すように、出力
信号が互いに90°の位相差を持つようにしてある。な
お、ずらし量をgとし、明暗ピッチをPとし、nを整数
とすれば、g=(2n−1)P/4であれば良い。
【0055】各組毎にA相光センサ9AとB相光センサ
9Bの出力電圧を信号ケーブル11を通しカウンタ回路
40に与える。
【0056】カウンタ回路40は図7に示すように、光
センサ選択回路21と、波形整形回路22と、方向判定
回路25と、カウンタ23で構成してある。
【0057】光センサ選択回路21は複数組の光センサ
9から得られる電気信号のうち、投射光8を受けている
1つの組の光センサを選択し、それのA相光センサ9A
からの信号とB相光センサ9Bからの信号を波形整形回
路22に与える。
【0058】波形整形回路22はA相とB相各光センサ
9A,9Bから出力される電気信号の高低を、例えば図
8(A),(B)に示すように“1”と“0”の2値の
デジタル信号に変換し、方向判定回路25に与える。方
向判定回路25は予め設定した方向判定の定義に基づ
き、A相光センサ9AとB相光センサ9Bのどちらの出
力が先に出るかによって方向を判定し、その判定結果を
カウンタ23に与える。カウンタ23は方向判定結果と
予め定めた計数方法の定義に基づき、A相光センサの出
力に対応するデジタル信号及びB相光センサ9Bに対応
するデジタル信号を計数する。
【0059】これら方向判定の定義と計数方法の定義の
一例を、以下に示す。例えば、図8(A)に示すように
A相光センサ9Aの出力が先に出る場合には図6で言う
右方向移動12Rと判定し、図8(B)に示すようにB
相光センサ9Bの出力が先に出る場合には図6で言う左
方向移動12Lと判定し、更に、例えば、右方向移動1
2Rの場合にはA相光センサ9Aの出力に対応するデジ
タル信号の“1”だけをカウントアップ(増加計数)
し、左方向移動12Lの場合にはA相光センサ9Aの出
力に対応するデジタル信号の“1”だけをカウントダウ
ン(減少計数)するものと定義する。
【0060】これにより、移動物体1が正逆どの方向に
移動したかを捉えることができ、カウンタ23の計数値
24は移動物体1の場所(正味の移動量)を表わす。
【0061】<第4実施例>図9は本発明の第4の実施
の形態に係る位置検出装置を示す。本実施の形態は外乱
等による計数ミスの累積をなくすために、図6に示した
第3実施例に移動物体検知センサ13を追加したもので
ある。即ち、A相光センサ9AとB相光センサ9Bで1
組になった光センサ9どうしの間にて、移動物体検知セ
ンサ13を固定物体10に設置してある。各移動物体検
知センサ13は近接センサや光センサなど移動物体1を
検知することができる任意のセンサであり、移動物体1
を検知すると例えば出力電圧が高低変化する。
【0062】このような各移動物体検知センサ13の出
力信号と、各組毎のA相光センサ9A及びB相光センサ
9Bの出力信とを信号ケーブル11を通してカウンタ回
路50に与える。
【0063】カウンタ回路50は図10に示すように、
波形整形回路22と、方向判定回路25と、光センサ選
択回路21と、カウンタ回路23に加えて、カウンタプ
リセット回路26が備えられている。
【0064】波形整形回路22は各組の光センサ9につ
いて、A相とB相各光センサ9A,9Bから出力される
電気信号の高低を、例えば図8(A),(B)に示すよ
うに“1”と“0”の2値のデジタル信号に変換し、方
向判定回路25に与える。また移動物体検知センサ13
の出力信号を、例えば移動物体1を検知すると“1”、
そうでない場合は“0”というように波形整形して方向
判定回路25に与える。
【0065】方向判定回路25は波形整形回路22から
与えられる各組の光センサ9のA,B両相の信号と、各
移動物体検知センサ13の信号とを光センサ選択回路2
1に与える。また、予め設定した方向判定の定義に基づ
き、各組の光センサ9について、A相光センサ9AとB
相光センサ9Bのどちらの出力が先に出るかによって方
向を判定し、その判定結果を光センサ選択回路21に与
える。例えば、図8(A)に示すようにA相光センサ9
Aの出力が先に出る場合には図9で言う右方向移動12
Rと判定し、図8(B)に示すようにB相光センサ9B
の出力が先に出る場合には図9で言う左方向移動12L
と判定する。
【0066】光センサ選択回路21は波形整形回路22
及び方向判定回路25を通して複数組の光センサ9から
得られる電気信号のうち、投射光8を受けている1つの
組の光センサを選択し、それのA相光センサ9Aからの
信号とB相光センサ9Bからの信号をカウンタ23に与
える。また、光センサ選択回路21は、波形整形回路2
2及び方向判定回路25を通して複数の移動物体検知セ
ンサ13から得られる電気信号のうち、移動物体1を検
知する1つの移動物体検知センサを選択し、その信号を
カウンタプリセット回路26に与える。更に、光センサ
選択回路21は方向判定回路25から得られる判定結果
の信号をカウンタ23に与える。
【0067】カウンタプリセット回路26は光センサ選
択回路25を通して移動物体検知センサ13から得られ
た信号を入力した時、その信号に基づいて該当する移動
物体検知センサの絶対位置を表わす値をプリセット値と
してカウンタ23に与える。
【0068】カウンタ23は、基本的には方向判定結果
と予め定めた計数方法の定義に基づき、A相光センサの
出力に対応するデジタル信号及び/またはB相光センサ
9Bに対応するデジタル信号を計数する。例えば、右方
向移動12Rの場合にはA相光センサ9Aの出力に対応
するデジタル信号の“1”だけをカウントアップ(増加
計数)し、左方向移動12Lの場合にはA相光センサ9
Aの出力に対応するデジタル信号の“1”だけをカウン
トダウン(減少計数)する。更に、カウンタ23は、カ
ウンタプリセット回路26からプリセット値を与えられ
た時点で、このプリセット値を計数値にプリセットし、
計数を続ける。
【0069】これにより、光センサ9の出力が何らかの
影響、例えば外乱光やごみの付着等で乱されて計数不足
や過剰計数があっても、計数値が移動物体1の検知の都
度その絶対位置の値をプリセットされるため、これらの
計数ミスが累積しなくなる。また、移動物体1が正逆ど
の方向に移動したかを捉えることができる。従ってカウ
ンタ23の計数値24は移動物体1の場所(正味の移動
量)を精度高く表わす。
【0070】<第5実施例>図11は本発明の第5の実
施の形態に係る位置検出装置を示す。本実施の形態は、
図9に示した第4実施例におけるエンコーダパターン投
射機2の代りに、図13に示した従来のエンコーダパタ
ーン14を移動物体1に取り付けたものであり、この点
と、互いに位相差90°の信号を出力する2つの光セン
サ9A,9B毎に可視光やレーザ光等の光源3A,3B
を固定物体1に設置した点以外、カウンタ回路50を含
めて第4の実施例と同じである。光源3Aは光センサ9
Aに、光源3Bは光センサ9Bにそれぞれ対応してい
る。
【0071】このように、エンコーダパターン14を移
動物体1に取り付けたことにより、光センサ9(9A,
9B)、光源3A,3B及びカウンタ回路50は移動物
体1に存在しないから、それだけ移動物体1の重量が軽
くなり、その反応速度を高速化することが可能となる。
また、エンコーダパターン14は最大移動距離よりも短
くて済み、それだけ製作及び取り付け、調整が容易とな
る。
【0072】<第6実施例>図12は本発明の第6の実
施の形態に係る位置検出装置を示す。本実施の形態は、
移動物体1が移動中に回転または回動する場合の対策と
して、図11に示した第5実施例におけるエンコーダパ
ターン14を、その明暗の各縞が移動物体1をその回転
方向に一周するように形成したものである。その他(光
源3A,3B、光センサ9(9A,9B)及びカウンタ
回路50)は第5実施例と同じである。
【0073】このように移動物体1を明暗の各縞が一周
していることから、移動物体1が例えば円筒形などであ
り、レールやガイド等により姿勢を固定されることな
く、トンネルやパイプ等の移動空間中を回転しながら移
動する場合でも、光センサ9(9A,9B)は常にエン
コーダパターン14からの反射光18を受光することが
でき、従って移動物体1の位置や移動量を常に検出する
ことができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
位置検出装置が具備するエンコーダパターン投射機は、
規則的な明暗変化の光を投射するので、この投射光が従
来のエンコーダパターンの代りになる。従って、従来の
エンコーダパターンの製作のために高度な印刷技術を用
いたり、細い線の切り貼りといった手間のかかっていた
ものをなくすことができる。また、従来のエンコーダパ
ターンの取り付けに際し傾きをなくすための調整にかか
っていた手間を大幅に軽減することができる。
【0075】請求項の発明の各位置検出装置は、
エンコーダパターン投射機の投射光を光センサで受光
し、光センサの出力変化をカウンタ回路で計数するの
で、従来のエンコーダパターンを用いた場合と同様に、
移動物体の移動量や位置を検出することができる。
【0076】請求項の発明の位置検出装置は従来のエ
ンコーダパターンを用いるのであるが、従来はエンコー
ダパターンが移動物体以外に設置されていたのに対し、
反対に移動物体に設置し、複数の光センサを順次選択し
て出力変化を計数するので、エンコーダパターンの長さ
が最大移動距離よりも短くて済み、製作が比較的容易に
なり、また調整の手間も軽減する。また、移動物体には
光センサやカウント回路が不要であるから、それだけ軽
量化に寄与する。
【0077】請求項の発明の位置検出装置も従来のエ
ンコーダパターンを移動物体に設けるのであるが、明暗
の縞が移動物体を一周しているので、移動物体が回転し
ながら移動しても、常にエンコーダパターンの反射光を
光センサで受光することができる。従って、移動量や位
置の検出が確実である。この場合も、光センサやカウン
ト回路を移動物体に搭載する必要がないから、それだけ
軽量化に寄与する。
【0078】特に、請求項の発明のように光センサが
移動物体に搭載される場合は光センサが複数のエンコー
ダパターン投射機からそれぞれの投射光を順次受光し、
また請求項の発明のようにエンコーダパターン投射機
が移動物体に搭載される場合は複数の光センサを順次選
択して、光センサの出力変化を計数するので、投射光の
範囲より最大移動距離が長くても移動量や位置を検出す
ることができる。更に、従来のエンコーダパターンを移
動物体に取り付ける場合も、請求項の発明のように複
数の光センサを順次選択して出力変化を計数することに
より、エンコーダパターンより最大移動距離が長くて
も、移動量や位置を検出することができるので、エンコ
ーダパターンの長さが最大移動距離よりも短くて済み、
それだけ製作が容易になり、また取り付け時に傾きを無
くす調整の手間も軽減する。
【0079】請求項の発明の位置検出装置はエンコー
ダパターン投射機からの投射光の受光またはエンコーダ
パターンからの反射光の受光とは別に、移動物体の存在
をセンサで検知し、同センサの出力を基にして計数値を
絶対位置にプリセットするので、従来のインクリメント
型検出システムで生じていた計数ミスの累積を除去する
ことができる。
【0080】請求項の発明の位置検出装置は、エンコ
ーダパターン投射機を用いる場合でも、移動物体に従来
のエンコーダパターンを設ける場合でも、光センサから
の位相差90°の2つの信号を用いて移動方向を判定す
るので、移動物体が往復動しても従来と同じく真の移動
量や位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の位置検出装置の構成を示
す図。
【図2】第1実施例のカウンタ回路の構成を示す図。
【図3】光センサの出力特性例を示す図。
【図4】本発明の第2実施例の位置検出装置の構成を示
す図。
【図5】第2実施例のカウンタ回路の構成を示す図。
【図6】本発明の第3実施例の位置検出装置の構成を示
す図。
【図7】第3実施例のカウンタ回路の構成を示す図。
【図8】2個で1組の光センサの出力特性例を示す図。
【図9】本発明の第4実施例の位置検出装置の構成を示
す図。
【図10】第4〜第6実施例のカウンタ回路の構成を示
す図。
【図11】本発明の第5実施例の位置検出装置の構成を
示す図。
【図12】本発明の第6実施例の位置検出装置の構成を
示す図。
【図13】エンコーダパターンを示す図。
【図14】位置検出装置の第1従来例を示す図。
【図15】位置検出装置の第2従来例を示す図。
【図16】位置検出装置の第3従来例を示す図。
【図17】第2〜第3従来例のカウンタ回路の構成を示
す図。
【符号の説明】
1 移動物体 2 エンコーダパターン投射機 3,3A,3B 光源 4 フィルタ 5 レンズ 6 光非投射部 7 光投射部 8 投射光 9,9A,9B 光センサ 10 固定物体 11 信号ケーブル 12 移動方向 12R 右方向 12L 左方向 13 移動物体検知センサ 14,14A,14B エンコーダパターン 15 明部 16 暗部 17 照射光 18 反射光 20,30,40,50,60 カウンタ回路 21 光センサ選択回路 22 波形整形回路 23 カウンタ 24 計数値 25 方向判定回路 26 カウンタプリセット回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上城 和洋 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 衣笠 学 東京都港区赤坂一丁目9番13号 動力 炉・核燃料開発事業団内 (56)参考文献 特開 昭63−145905(JP,A) 特開 昭60−250235(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01D 5/00 - 5/62

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 明暗の縞を有するフィルタと、このフィ
    ルタに光を照射する光源と、フィルタを通った光を入射
    する光学系とを具備し、光源からの光を規則的な明暗変
    化の光に変えて光学系から投射する構成のエンコーダパ
    ターン投射機と、このエンコーダパターン投射機から投
    射された光を受光する光センサと、この光センサの出力
    変化を計数するカウンタ回路とを具備することを特徴と
    する位置検出装置
  2. 【請求項2】 前記エンコーダパターン投射機が移動物
    体に搭載され、前記光センサ及びカウンタ回路が前記移
    動物体以外に設置されていることを特徴とする請求項
    に記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記光センサが移動物体に搭載され、前
    記エンコーダパターン投射機が移動物体以外に設置され
    ていることを特徴とする請求項に記載の位置検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記エンコーダパターン投射機が移動物
    体の移動方向に沿って複数配置されていることを特徴と
    する請求項に記載の位置検出装置。
  5. 【請求項5】 移動物体にその移動方向に沿って設けら
    れたエンコーダパターンと、移動物体以外に移動物体の
    移動方向に沿って設けられた複数の光センサと、光セン
    サを選択しその出力変化を計数するカウンタ回路とを具
    備することを特徴とする位置検出装置。
  6. 【請求項6】 移動物体にその移動方向に沿って設けら
    れ且つ明暗の縞が移動物体を一周しているエンコーダパ
    ターンと、移動物体以外に設けられた光センサと、この
    光センサの出力変化を計数するカウンタ回路とを具備す
    ることを特徴とする位置検出装置。
  7. 【請求項7】 前記光センサが移動物体の移動方向に沿
    って複数設置され、前記カウンタ回路が光センサを選択
    する回路を有していることを特徴とする請求項2または
    6に記載の位置検出装置。
  8. 【請求項8】 移動物体を検知する移動物体検知センサ
    が前記光センサ側に設置され、前記カウンタ回路は移動
    物体検知センサの出力を基に計数値を絶対位置の値にプ
    リセットする回路を有していることを特徴とする請求項
    5または7に記載の位置検出装置。
  9. 【請求項9】 前記光センサは位相差90°の2つの信
    号を出力する2個で1組の光センサであり、前記カウン
    タ回路は光センサの2つの出力信号から移動物体の移動
    方向を判定する回路を有することを特徴とする請求項1
    から8いずれかに記載の位置検出装置。
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