JP3063472B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP3063472B2
JP3063472B2 JP5199710A JP19971093A JP3063472B2 JP 3063472 B2 JP3063472 B2 JP 3063472B2 JP 5199710 A JP5199710 A JP 5199710A JP 19971093 A JP19971093 A JP 19971093A JP 3063472 B2 JP3063472 B2 JP 3063472B2
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康司 渡辺
米彦 砂原
誠 松永
裕幸 大嶺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ノッチアンテナの面
内に円偏波を放射・受信するアンテナ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図23は例えば電子通信学会編「アンテ
ナ工学ハンドブック」(昭和55年10月30日発
行)、73ページに開示されたヘリカルアンテナであ
る。図において、1は放射導体、2は同軸線路、3は地
板である。
【0003】図23に示すヘリカルアンテナにおいて、
ヘリカル導体である放射導体1の全長が波長に対して短
く、ヘリカルの直径をD、ヘリックス線路の間隔S、波
長λとした時に2Sλ=(πD)2なる関係を満たすと
き(Wheeler helix)ヘリカル部に定在波
電流が流れ、地板を含む水平面内に円偏波を放射する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
ヘリカル導体の全長が波長に対して短く構成されている
ので、周波数帯域が非常に狭くかつアンテナ効率が低い
という問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、アンテナ効率が高く周波数帯域
も広く水平面内に方向性を持たない円偏波放射特性を持
つアンテナを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のアンテナ装置
は、第一の面状導体と、上記第一の面状導体と概略平行
に対向させて配置された第二の面状導体と、上記第一の
面状導体と第二の面状導体を同電位とする接続導体と、
上記第一の面状導体と第二の面状導体の対応する位置に
放射状に形成され、一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放
端とされた複数のスロットと、上記第一の面状導体と第
二の面状導体の間に、それぞれの面状導体と絶縁され、
上記複数のスロットのそれぞれを電磁結合により励振
し、上記複数のスロットの開放端から同相で電波を放射
させるように配置されたストリップ導体とを備えたノッ
チアンテナである第一のアンテナと、上記第一のアンテ
ナの放射する電波の偏波方向と略直交する偏波方向の電
波を上記第一のアンテナの存在する面内に放射するよう
上記第一の面状導体に略垂直に上記放射状に形成された
複数のスロットの中央部に配置されたモノポールアンテ
ナである第二のアンテナとを備え、上記第一のアンテナ
と第二のアンテナを上記第一のアンテナの面内に円偏波
を形成する概略90度の位相差で励振することを特徴と
するものである。
【0007】請求項2のアンテナ装置は、第一の面状導
体と、上記第一の面状導体と概略平行に対向させて配置
された第二の面状導体と、上記第一の面状導体と第二の
面状導体を同電位とする接続導体と、上記第一の面状導
体と第二の面状導体の対応する位置に放射状に形成さ
れ、一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放端とされた複数
のスロットと、上記第一の面状導体と第二の面状導体の
間に、それぞれの面状導体と絶縁され、上記複数のスロ
ットのそれぞれを電磁結合により励振し、上記複数のス
ロットの開放端から同相で電波を放射させるように配置
されたストリップ導体とを備えたノッチアンテナである
第一のアンテナと、上記第一のアンテナの放射する電波
の偏波方向と略直交する偏波方向の電波を上記第一のア
ンテナの存在する面内に放射するよう上記第一の面状導
体に略垂直に上記複数のスロットのそれぞれの開放端の
近くにそれぞれ配置された複数のモノポールアンテナで
ある第二のアンテナと、上記第一の面状導体に略垂直に
上記放射状に形成された複数のスロットの中央部に配置
された上記モノポールアンテナの反射板とを備え、上記
第一のアンテナと第二のアンテナを上記第一のアンテナ
の面内に円偏波を形成する概略90度の位相差で励振す
ることを特徴とするものである。
【0008】請求項3のアンテナ装置は、第一の面状導
体と、上記第一の面状導体と概略平行に対向させて配置
された第二の面状導体と、上記第一の面状導体と第二の
面状導体を同電位とする接続導体と、上記第一の面状導
体と第二の面状導体の対応する位置に放射状に形成さ
れ、一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放端とされた複数
のスロットと、上記第一の面状導体と第二の面状導体の
間に、それぞれの面状導体と絶縁され、上記複数のスロ
ットのそれぞれを電磁結合により励振し、上記複数のス
ロットの開放端から同相で電波を放射させるように配置
されたストリップ導体とを備えたノッチアンテナである
第一のアンテナと、上記第一の面状導体と概略平行に配
置された第三の面状導体を放射導体、上記第一の面状導
体を地導体として形成され、同軸給電線路で高次モード
励振されて上記第一のアンテナの放射する電波の偏波方
向と略直交する偏波方向の電波を上記第一のアンテナの
存在する面内に放射するマイクロストリップアンテナで
ある第二のアンテナとを備え、上記第一のアンテナと第
二のアンテナを上記第一のアンテナの面内に円偏波を形
成する概略90度の位相差で励振することを特徴とする
ものである。
【0009】請求項4のアンテナ装置は、第一の面状導
体と、上記第一の面状導体と概略平行に対向させて配置
された第二の面状導体と、上記第一の面状導体と第二の
面状導体を同電位とする接続導体と、上記第一の面状導
体と第二の面状導体の対応する位置に放射状に形成さ
れ、一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放端とされた複数
のスロットと、上記第一の面状導体と第二の面状導体の
間に、それぞれの面状導体と絶縁され、上記複数のスロ
ットのそれぞれを電磁結合により励振し、上記複数のス
ロットの開放端から同相で電波を放射させるように配置
されたストリップ導体とを備えたノッチアンテナである
第一のアンテナと、上記第一のアンテナの放射する電波
の偏波方向と略直交する偏波方向の電波を上記第一のア
ンテナの存在する面内に放射するようそれぞれ上記第一
の面状導体および第二の面状導体に略垂直に上記第一の
面状導体および第二の面状導体の上記放射状に形成され
た複数のスロットの中央部に上記ストリップ導体の設け
られた面に対して対称に配置された2つのモノポールア
ンテナである第二のアンテナとを備え、上記第一のアン
テナと第二のアンテナを上記第一のアンテナの面内に円
偏波を形成する概略90度の位相差で励振することを特
徴とするものである。
【0010】請求項5のアンテナ装置は、第一の面状導
体と、上記第一の面状導体と概略平行に対向させて配置
された第二の面状導体と、上記第一の面状導体と第二の
面状導体を同電位とする接続導体と、上記第一の面状導
体と第二の面状導体の対応する位置に放射状に形成さ
れ、一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放端とされた複数
のスロットと、上記第一の面状導体と第二の面状導体の
間に、それぞれの面状導体と絶縁され、上記複数のスロ
ットのそれぞれを電磁結合により励振し、上記複数のス
ロットの開放端から同相で電波を放射させるように配置
されたストリップ導体とを備えたノッチアンテナ2台
を、互いに概略平行に対向させて配置した第一のアンテ
ナと、上記第一のアンテナの放射する電波の偏波方向と
略直交する偏波方向の電波を上記第一のアンテナの存在
する面に概略平行な面内に放射するよう上記ノッチアン
テナの存在する面に略垂直に上記2台のノッチアンテナ
の間の上記放射状に形成された複数のスロットの中央部
に配置されたモノポールアンテナである第二のアンテナ
とを備え、上記第一のアンテナと第二のアンテナを上記
第一のアンテナの存在する面に概略平行な面内に円偏波
を形成する概略90度の位相差で励振することを特徴と
するものである。
【0011】請求項6のアンテナ装置は、第一の面状導
体と、上記第一の面状導体と概略平行に対向させて配置
された第二の面状導体と、上記第一の面状導体と第二の
面状導体を同電位とする接続導体と、上記第一の面状導
体と第二の面状導体の対応する位置に放射状に形成さ
れ、一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放端とされた複数
のスロットと、上記第一の面状導体と第二の面状導体の
間に、それぞれの面状導体と絶縁され、上記複数のスロ
ットのそれぞれを電磁結合により励振し、上記複数のス
ロットの開放端から同相で電波を放射させるように配置
されたストリップ導体とを備えたノッチアンテナである
第一のアンテナと、上記第一の面状導体を放射導体、上
記第二の面状導体を地導体として形成され、上記第一の
面状導体の上記放射状に形成された複数のスロットの中
央部に内導体、上記第二の面状導体に外導体を接続した
同軸給電線路で成る上記第一の面状導体と第二の面状導
体間に電界を励振させる励振手段を有し、上記第一のア
ンテナの放射する電波の偏波方向と略直交する偏波方向
の電波を上記第一のアンテナの存在する面内に放射する
マイクロストリップアンテナである第二のアンテナとを
備え、上記第一のアンテナと第二のアンテナを上記第一
のアンテナの面内に円偏波を形成する概略90度の位相
差で励振することを特徴とするものである。
【0012】請求項7のアンテナ装置は、第一の面状導
体と、上記第一の面状導体と概略平行に対向させて配置
された第二の面状導体と、上記第一の面状導体と第二の
面状導体の対応する位置に放射状に形成され、一端が面
状導体の縁部まで及ぶ開放端とされた複数のスロット
と、上記第一の面状導体と第二の面状導体の間に、それ
ぞれの面状導体と絶縁され、上記複数のスロットのそれ
ぞれを電磁結合により励振し、上記複数のスロットの開
放端から同相で電波を放射させるように配置されたスト
リップ導体とを備えたノッチアンテナから成り、上記第
一の面状導体と第二の面状導体の間に生じる電位差によ
り発生し、上記ノッチアンテナの存在する面内に放射さ
れる上記電波の偏波方向と略直交する偏波方向成分の電
波を利用し、上記ノッチアンテナの存在する面内に円偏
波を形成することを特徴とするものである。
【0013】請求項8のアンテナ装置は、第一の誘電体
基板に設けられた第一の面状導体と、上記第一の誘電体
基板と厚みの異なる第二の誘電体基板に設けられ、上記
第一の誘電体基板と第二の誘電体基板を対面させて上記
第一の面状導体と概略平行に配置された第二の面状導体
と、上記第一の面状導体と第二の面状導体を同電位とす
る接続導体と、上記第一の面状導体と第二の面状導体の
対応する位置に放射状に形成され、一端が面状導体の縁
部まで及ぶ開放端とされた複数のスロットと、上記第一
の誘電体基板と第二の誘電体基板の間に、上記複数のス
ロットのそれぞれを電磁結合により励振し、上記複数の
スロットの開放端から同相で電波を放射させるように配
置されたストリップ導体とを備えたノッチアンテナから
成り、上記第一の誘電体基板と第二の誘電体基板の厚み
が異なることによる励振条件の非対称性により発生し、
上記ノッチアンテナの存在する面内に放射される上記電
波の偏波方向と略直交する偏波方向成分の電波を利用
し、上記ノッチアンテナの存在する面内に円偏波を形成
することを特徴とするものである。
【0014】請求項9のアンテナ装置は、第一の面状導
体と、上記第一の面状導体と概略平行に対向させて配置
された第二の面状導体と、上記第一の面状導体と第二の
面状導体を同電位とする接続導体と、上記第一の面状導
体と第二の面状導体の対応する位置に放射状に形成さ
れ、一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放端とされた複数
のスロットと、上記第一の面状導体と第二の面状導体の
間に、それぞれの面状導体と絶縁され、上記複数のスロ
ットのそれぞれを電磁結合により励振し、上記複数のス
ロットの開放端から同相で電波を放射させるように配置
されたストリップ導体とを備えたノッチアンテナである
第一のアンテナと、上記第一のアンテナの放射する電波
の偏波方向と略直交する偏波方向の電波を上記第一のア
ンテナの存在する面内に放射するよう上記第一の面状導
体に略垂直に上記第一の面状導体側の上記放射状に形成
された複数のスロットの中央部に配置され、同軸線路の
グランド側導体から引き続き折り返され、電気的な長さ
を概略1/4波長とする位置で開放終端するスカートが
上記第二の面状導体へ至る手前の位置に設けられた同軸
線路で上記第二の面状導体側から給電されたモノポール
アンテナである第二のアンテナとを備え、上記第一のア
ンテナと第二のアンテナを上記第一のアンテナの面内に
円偏波を形成する概略90度の位相差で励振することを
特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1のアンテナ装置においては、放射状に
形成された一端開放の複数のスロットを有し、対称に形
成されたノッチアンテナから成る第一のアンテナと、上
記第一のアンテナの放射する電波の偏波方向と略直交す
る偏波方向の電波をノッチアンテナの面内に放射するよ
う配置された第二のアンテナとを備え、上記第一のアン
テナと第二のアンテナを上記面内に円偏波を形成する概
略90度の位相差で励振するので、ノッチアンテナの面
内に方向性を持たない円偏波放射特性を持つアンテナ装
置を得られる。
【0016】請求項2のアンテナ装置においては、放射
状に形成された一端開放の複数のスロットを有し、対称
に形成されたノッチアンテナから成る第一のアンテナ
と、上記第一のアンテナの放射する電波の偏波方向と略
直交する偏波方向の電波をノッチアンテナの面内に放射
する放射部が上記複数のスロットのそれぞれの開放端の
近くに配置された複数の第二のアンテナと、反射板とを
備え、上記第一のアンテナと第二のアンテナを上記面内
に円偏波を形成する概略90度の位相差で励振するの
で、ノッチアンテナの面に直交する面内での設定位相の
ずれを低減でき、ノッチアンテナの面内において無指向
性の垂直偏波を生じるので、ノッチアンテナの面に直交
する面内での円偏波放射特性の劣化が低減されたアンテ
ナ装置を得られる。
【0017】請求項3のアンテナ装置においては、放射
状に形成された一端開放の複数のスロットを有し、対称
に形成されたノッチアンテナから成る第一のアンテナ
と、第一のアンテナの第一の面状導体と概略平行に対向
させて配置された第三の面状導体と、上記第一の面状導
体を地導体として形成され、上記第一のアンテナの放射
する電波の偏波方向と略直交する偏波方向の電波を上記
第一のアンテナの存在する面内に放射するマイクロスト
リップアンテナである第二のアンテナとを備え、上記第
一のアンテナと第二のアンテナを上記面内に円偏波を形
成する概略90度の位相差で励振するので、ノッチアン
テナの面内に方向性を持たない円偏波放射特性を持つ平
板なアンテナ装置を得られる。
【0018】請求項4のアンテナ装置においては、第一
の面状導体と、上記第一の面状導体と概略平行に対向さ
せて配置された第二の面状導体と、上記第一の面状導体
と第二の面状導体の対応する位置に放射状に形成され、
一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放端とされた複数のス
ロットと、上記第一の面状導体と第二の面状導体の間
に、それぞれの面状導体と絶縁され、上記複数のスロッ
トのそれぞれを電磁結合により励振し、上記複数のスロ
ットの開放端から同相で電波を放射させるように配置さ
れたストリップ導体とを備えた第一のアンテナと、上記
第一のアンテナの放射する電波の偏波方向と略直交する
偏波方向の電波を上記第一のアンテナの存在する面内に
放射するよう上記ストリップ導体の設けられた面に対し
て対称に配置された複数の第二のアンテナとを備え、上
記第一のアンテナと第二のアンテナを上記面内に円偏波
を形成する概略90度の位相差で励振するので、第一の
アンテナの面に直交する面内の放射特性の良い円偏波放
射特性を持つアンテナ装置を得られる。
【0019】請求項5のアンテナ装置においては、放射
状に形成された一端開放の複数のスロットを有し、対称
に形成されたノッチアンテナから成り、互いに概略平行
に配置された2台の第一のアンテナと、上記第一のアン
テナの放射する電波の偏波方向と略直交する偏波方向の
電波を上記第一のアンテナの存在する面に概略平行な面
内に放射するよう上記2台の第一のアンテナの間に配置
された第二のアンテナとを備え、上記第一のアンテナと
第二のアンテナを上記面内に円偏波を形成する概略90
度の位相差で励振するので、第一のアンテナの面に直交
する面内の放射特性の良い円偏波放射特性を持つアンテ
ナ装置を得られる。
【0020】請求項6のアンテナ装置においては、第一
のアンテナと、上記第一のアンテナの第一の面状導体と
第二の面状導体間に電界を励振させる励振手段を有し、
上記第一のアンテナの放射する電波の偏波方向と略直交
する偏波方向の電波を上記第一のアンテナの存在する面
内に放射するマイクロストリップアンテナである第二の
アンテナとを備え、上記第一のアンテナと第二のアンテ
ナを上記面内に円偏波を形成する概略90度の位相差で
励振するので、第一のアンテナと第二のアンテナを共通
の構造で形成でき、小形の平板なアンテナ装置を得られ
る。
【0021】請求項7のアンテナ装置においては、放射
状に形成された一端開放の複数のスロットを有し、対称
に形成されたノッチアンテナから成る第一のアンテナに
おいて、第一の面状導体と第二の面状導体を同電位とす
る接続導体を用いていないため、上記第一の面状導体と
第二の面状導体の間に電位差が生じることにより、上記
ノッチアンテナの主偏波方向と略直交する偏波方向成分
の電波を上記ノッチアンテナの存在する面内に放射さ
せ、上記面内に円偏波を形成するので、ノッチアンテナ
のみでその面内に方向性を持たない円偏波放射特性を持
つアンテナ装置を得られる。
【0022】請求項8のアンテナ装置においては、第一
の誘電体基板に設けられた第一の面状導体と、上記第一
の誘電体基板と厚みの異なる第二の誘電体基板に設けら
れ、上記第一の誘電体基板と第二の誘電体基板を対面さ
せて上記第一の面状導体と概略平行に配置された第二の
面状導体と、上記第一の面状導体と第二の面状導体を同
電位とする接続導体と、上記第一の面状導体と第二の面
状導体の対応する位置に放射状に形成され、一端が面状
導体の縁部まで及ぶ開放端とされた複数のスロットと、
上記第一の誘電体基板と第二の誘電体基板の間に、上記
複数のスロットのそれぞれを電磁結合により励振し、上
記複数のスロットの開放端から同相で電波を放射させる
ように配置されたストリップ導体とを備えたノッチアン
テナから成り、上記第一の誘電体基板と第二の誘電体基
板の厚みが異なることによる励振条件の非対称性により
発生し、上記ノッチアンテナの存在する面内に放射され
る上記電波の偏波方向と略直交する偏波方向成分の電波
を利用し、ノッチアンテナの存在する面内に円偏波を形
成するので、ノッチアンテナのみでその面内に方向性を
持たない円偏波放射特性を持つアンテナ装置を得ること
ができる。
【0023】請求項9のアンテナ装置においては、第一
の面状導体と、上記第一の面状導体と概略平行に対向さ
せて配置された第二の面状導体と、上記第一の面状導体
と第二の面状導体を同電位とする接続導体と、上記第一
の面状導体と第二の面状導体の対応する位置に放射状に
形成され、一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放端とされ
た複数のスロットと、上記第一の面状導体と第二の面状
導体の間に、それぞれの面状導体と絶縁され、上記複数
のスロットのそれぞれを電磁結合により励振し、上記複
数のスロットの開放端から同相で電波を放射させるよう
に配置されたストリップ導体とを備えたノッチアンテナ
である第一のアンテナと、上記第一のアンテナの放射す
る電波の偏波方向と略直交する偏波方向の電波を上記第
一のアンテナの存在する面内に放射するよう上記第一の
面状導体に略垂直に上記第一の面状導体側の上記放射状
に形成された複数のスロットの中央部に配置され、同軸
線路のグランド側導体から引き続き折り返され、電気的
な長さを概略1/4波長とする位置で開放終端するスカ
ートが上記第二の面状導体へ至る手前の位置に設けられ
た同軸線路で上記第二の面状導体側から給電されたモノ
ポールアンテナである第二のアンテナとを備え、上記第
一のアンテナと第二のアンテナを上記第一のアンテナの
面内に円偏波を形成する概略90度の位相差で励振する
ので、上記第一のアンテナの面に対する垂直方向の対称
性が良く、第一のアンテナの面に直交する面内の放射特
性の良い円偏波放射特性を持つアンテナ装置を得られ
る。
【0024】
【実施例】実施例1 以下、この発明に係わるアンテナ装置の一実施例を図に
よって説明する。図1はアンテナ装置の斜視図である。
図2は図1のA−Aにおける断面図である。図3はアン
テナ装置の構成を示すための分解図である。図において
4は第二のアンテナであるモノポールアンテナであり、
以下は第一のアンテナである。5は上面にある第一の導
体、6a〜6dは導体の各辺上にある一端を導体端部ま
で延長し開放端にするとともに一端を短絡したスロッ
ト、7は誘電体、8は誘電体、9は下面にある第二の導
体、10は同軸線路で給電するときの同軸線路をトリプ
レート線路に変換するために第一の導体と第二の導体を
同電位にするための導体、11a〜11dは下面の導体
9の各辺上にある一端を導体端部まで延長し開放端にす
るとともに一端を短絡したスロット、12a〜12dは
スロット6a〜6d,11a〜11dに給電するストリ
ップ線路、13はストリップ線路の給電点である。
【0025】図4は同軸線路で給電する時の構成を示す
図であり、図1のB−Bにおける断面図である。図4に
おいて14はモノポールアンテナに給電するための同軸
線路、15は内導体、16はモノポールアンテナの給電
点である。17はストリップ線路を給電するための同軸
線路、18は内導体である。37は同軸線路14,17
に電力を分配する分配器、38はこのアンテナ装置に電
力を供給する同軸線路である。誘電体7の一面に第一の
導体5があり、他の面にストリップ線路12a〜12d
が設けられ、ストリップ線路12a〜12dは誘電体8
の一面にあり、誘電体8の他の面には第二の導体9が設
けられていて第一の導体5と第二の導体9は同じ形状を
していてかつ、概略平行に配置されている。また、スロ
ット6a〜6d,11a〜11dは対向して設けられて
いる。
【0026】次に動作について説明する。このアンテナ
装置は第一のアンテナが第一の導体5、第二の導体9、
スロット6a〜6dおよび11a〜11d、ストリップ
線路12a〜12d及び、誘電体7,8より構成されて
おりトリプレート構造となっている。したがって同軸線
路38から分配器37により分配された電力はストリッ
プ線路12a〜12dを介してスロット6a〜6d,1
1a〜11d々へ電磁結合されスロット間に電界を生じ
スロット6a〜6d,11a〜11dが設けられている
水平面内へ放射される。ストリップ線路12a〜12d
の線路長は等しい。これより、各結合点において同相と
なり上記水平面内において無指向性の水平偏波を生じ
る。第二のアンテナであるモノポールアンテナ4は同軸
線路38から分配器37により分配された電力を上記水
平面内へ放射し無指向性の垂直偏波を生じる。したがっ
て、上記ストリップ線路12a〜12dの長さを調整し
て上記第一のアンテナと上記第二のアンテナから放射す
る電波の位相に90度の差をつけることにより水平面内
に無指向性の円偏波特性を生じる。
【0027】実施例2 図5はこの発明に係るアンテナ装置の他の実施例であ
り、図6は同軸線路で給電する時の構成を示す図であ
り、図5のC−C断面図である。図中、19a〜19d
はモノポールアンテナ、20は反射板、21はモノポー
ルアンテナ19dを給電するための同軸線路、22は内
導体、23は給電点、24はモノポールアンテナ19b
を給電するための同軸線路、25は内導体、26は給電
点である。上記実施例1の第二のアンテナをモノポール
アンテナとしてモノポールアンテナ19a〜19d及
び、反射板20を用いた実施例である。図において同記
号は同じものを示す。また、第一のアンテナの構造は実
施例1と同じである。
【0028】次に動作について説明する。第二の導体9
の中心はストリップ線路12a〜12dの給電点13が
あるため実施例1のようにモノポールアンテナ4を給電
すると水平面において対称性がくずれる。そのためモノ
ポールアンテナ19a〜19d及び、反射板20を設け
ることにより水平面内において無指向性の垂直偏波を生
じる。他は実施例1と同じである。
【0029】実施例3 図7はこの発明に係るアンテナ装置の他の実施例であ
り、図8は同軸線路で給電する時の構成を示す図であ
り、図7のD−D断面図である。図中、27は誘電体、
28は上記第一の面状導体の上側に概略平行に配置され
た第三の導体、29は第三の導体をTM01モードを励
振するための給電線路である同軸線路、30は内導体、
31は給電点である。図において同記号は同じものを示
す。また、第一のアンテナの構造は実施例1と同じであ
り、第一の導体5と第二の導体9はスロットの設けられ
た導体であり、第三の導体28は第二のアンテナとする
ためのマイクロストリップアンテナである。
【0030】第一のアンテナの動作は実施例1と同じで
ある。第二のアンテナは第一の導体5を地板とし第三の
導体28を放射導体とするマイクロストリップアンテナ
として動作させTM01モードで励振するため、上記第一
のアンテナの交差偏波である垂直偏波を水平面内に生
じ、実施例1と同じように位相差を90度つけることに
より水平面内に無指向性の円偏波を生じる。
【0031】実施例4 図9はこの発明に係るアンテナ装置の他の実施例であ
り、図10はアンテナ装置の構成を示す図、図11は図
9のE−E断面図である。図中、29a,29bは第二
のアンテナであるモノポールアンテナ、30は給電線
路、31aはモノポールアンテナ29aを給電する給電
線路、31bはモノポールアンテナ29bを給電する給
電線路である。図において同記号は同じものを示す。ま
た、第一のアンテナの構造は実施例1と同じである。
【0032】次に動作について説明する。給電点13に
おいて給電線路30からの電流が6分配されストリップ
線路12a〜12dと給電線路31a,31bにわか
れ、ストリップ線路12a〜12dはスロット6a〜6
d,11a〜11dへ電磁結合されスロット間に電界を
生じ水平偏波を水平面内に放射する。また、給電線路3
1a,31bはそれぞれモノポールアンテナ29a,2
9bを励振し、第一のアンテナと交差する垂直偏波を水
平面内に放射し、また垂直面内に対称性良く放射する。
ストリップ線路12a〜12dを用いて第二のアンテナ
と位相差を90度付けることにより無指向性の円偏波が
得られる。
【0033】実施例5 図12はこの発明に係るアンテナ装置の他の実施例であ
り、アンテナの構成を示す図である。図中、32は第一
のアンテナであるノッチアンテナ2台の間に配置された
モノポールアンテナである。図において同記号は同じも
のを示す。また、ノッチアンテナの構造は実施例1と同
じである。
【0034】次に動作について説明する。第一のアンテ
ナであるノッチアンテナの動作は実施例1と同じであ
る。2台のノッチアンテナ間にあるモノポールアンテナ
がノッチアンテナの交差偏波を放射するため位相差を9
0度付けることにより無指向性の円偏波が得られる。
【0035】実施例6 図13はこの発明に係るアンテナ装置の他の実施例であ
り、アンテナの構成を示す斜視図であり、図14は一本
の同軸線路で給電する時の構成を示す図で図13のF−
F断面図であり、33は第一の導体5の給電点である。
図15は二本の同軸線路で給電する時の構成を示す図で
図13のF−F断面図であり、34は同軸線路、35は
第一の導体5の給電線路である。図において同記号は同
じものを示す。
【0036】次に動作について説明する。第一のアンテ
ナは実施例1と同じである。第一の導体5は中央で給電
されるため第二の導体9と第一の導体5から成るアンテ
ナは第二の導体9を地導体とし第一の導体5を放射導体
とするマイクロストリップアンテナとして動作しTM01
モード励振により第一のアンテナに対して交差偏波を生
じる。したがって、実施例1と同じくストリップ線路1
2a〜12dの長さを調整して垂直、水平偏波の位相に
90度の差をつけることにより水平面内に無指向性の円
偏波特性を生じる。
【0037】実施例7 図16はこの発明に係るアンテナ装置の他の実施例であ
り、アンテナの構成を示す斜視図であり、図17は同軸
線路で給電する時の構成を示す図で図16のG−G断面
図である。図において同記号は同じものを示す。また、
実施例1の第一のアンテナの導体10の無い形状であ
る。
【0038】次に動作について説明する。このアンテナ
装置は第一の導体5、第二の導体9、スロット6a〜6
d,11a〜11d、ストリップ線路12a〜12d及
び、誘電体7,8より構成されており、ストリップ線路
12a〜12dを介してスロット6a〜6d,11a〜
11dへ電磁結合によりスロット間に電界を生じ水平面
内に水平偏波を放射する。ストリップ線路12a〜12
dの線路長は等しく、これより各スロットから放射する
電波は同相となり水平面内において無指向性の水平偏波
を生じる。また上記第一、第二の導体間は同電位とする
手段を備えていないので電位差が生じるため垂直偏波が
生じる。したがって、実施例1と同じくストリップ線路
12a〜12dの長さを調整することにより水平偏波と
垂直偏波に位相差を90度つけることにより円偏波特性
が得られる。
【0039】実施例8 図18はこの発明に係るアンテナ装置の他の実施例であ
り、アンテナの構成を示す斜視図である。この実施例は
誘電体7,8の厚さが等しい実施例7に対して誘電体
7,8の厚さが異なる例である。図19は同軸線路で給
電する時の構成を示す図で図18のH−H断面図であ
る。図において同記号は同じものを示す。
【0040】次に動作について説明する。水平偏波の動
作原理は実施例7と同じである。誘電体7,8の厚さが
異なるため垂直偏波を生じる。したがって、実施例1と
同じくストリップ線路12a〜12dの長さを調整する
ことにより水平偏波と垂直偏波に位相差を90度つける
ことにより円偏波特性が得られる。
【0041】実施例9 図20はこの発明に係るアンテナ装置の他の実施例であ
り、アンテナの構成を示す斜視図である。36a〜36
dは第一の導体5に設けた円形の切り取り穴である。図
において同記号は同じものを示す。
【0042】次に動作について説明する。第一の導体5
と第二の導体9の形状が非対称であるため垂直偏波を生
じる。したがって、実施例1と同じくストリップ線路1
2a〜12dの長さを調整することにより水平偏波と垂
直偏波に位相差を9度つけることにより円偏波特性が得
られる。ここでは円形の切り取り穴の例を示したが、他
の形状でも同じである。
【0043】実施例10 図21はこの発明に係るアンテナ装置の他の実施例であ
り、アンテナの構成を示す斜視図、図22は図21のI
−I断面図である。図中、39は同軸励振電流モノポー
ルアンテナ、40は概略1/4波長のスカート、41は
同軸励振電流モノポールアンテナ39を給電する同軸線
路である。42は内導体、43はストリップ線路を給電
するための同軸線路、44は内導体、45は同軸線路4
1,43に電力を分配する分配器、46はこのアンテナ
装置に電力を供給する同軸線路である。図において同記
号は同じものを示す。また、第一のアンテナの構造は実
施例1と同じである。
【0044】次に動作について説明する。同軸線路46
から分配器45により同軸線路43に分配された電力に
より第一のアンテナは動作する。第一のアンテナの動作
は実施例1と同じである。第二のアンテナであるスカー
ト40付同軸励振電流モノポールアンテナ39は同軸線
路46から分配器45により同軸線路41に分配された
電力を第一のアンテナと交差する垂直偏波として水平面
内に放射する。また、第一のアンテナの第一の面状導体
と第二の面状導体で分けられた空間の一方に同軸励振電
流モノポールアンテナ39を配置し、他方の空間に上記
同軸励振電流モノポールアンテナ39に対称性良くスカ
ート40を設けているため垂直面内に対称性良く放射す
る。ストリップ線路12a〜12dを用いて第二のアン
テナと位相差を90度付けることにより無指向性の円偏
波が得られる。なお、ここでは円筒状のスカートを示し
たが、これに限らず複数個の線状導体を用いても上記同
様の効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ノッ
チアンテナを用いてその面内に円偏波を放射できるよう
構成したので、アンテナ効率が高く周波数帯域も広く水
平面内に方向性を持たない円偏波放射特性を持つアンテ
ナ装置を得られる。
【0046】また、請求項1のアンテナ装置によれば、
第一のアンテナの面内に方向性を持たない円偏波放射特
性を持つアンテナ装置を得られる効果がある。
【0047】また、請求項2のアンテナ装置によれば、
第一のアンテナの面に直交する面内での円偏波放射特性
の劣化が低減されたアンテナ装置を得られる効果があ
る。
【0048】また、請求項3のアンテナ装置によれば、
第一のアンテナの面内に方向性を持たない円偏波放射特
性を持つ平板なアンテナ装置を得られる効果がある。
【0049】また、請求項4のアンテナ装置によれば、
第一のアンテナの面に直交する面内の放射特性の良い円
偏波放射特性を持つアンテナ装置を得られる効果があ
る。
【0050】また、請求項5のアンテナ装置によれば、
第一のアンテナの面に直交する面内の放射特性の良い円
偏波放射特性を持つアンテナ装置を得られる効果があ
る。
【0051】また、請求項6のアンテナ装置によれば、
第一のアンテナと第二のアンテナを共通の構造で形成で
き、小形の平板なアンテナ装置を得られる効果がある。
【0052】また、請求項7のアンテナ装置によれば、
ノッチアンテナのみでその面内に方向性を持たない円偏
波放射特性を持つアンテナ装置を得られる効果がある。
【0053】また、請求項8のアンテナ装置によれば、
ノッチアンテナのみでその面内に方向性を持たない円偏
波放射特性を持つアンテナ装置を得られる効果がある。
【0054】また、請求項9のアンテナ装置によれば、
第一のアンテナの面に直交する面内の対称性が良く放射
特性の良い円偏波放射特性を持つアンテナ装置を得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるアンテナ装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】図1の実施例のA−A断面図である。
【図3】図1の実施例のアンテナ装置の構造を示すため
の分解図である。
【図4】図1の同軸線路で給電する例を示すためのB−
B断面図である。
【図5】この発明に係わるアンテナ装置の他の実施例を
示す斜視図である。
【図6】図5の同軸線路で給電する例を示すためのC−
C断面図である。
【図7】この発明に係わるアンテナ装置の他の実施例を
示す斜視図である。
【図8】図8の同軸線路で給電する例を示すためのD−
D断面図である。
【図9】この発明に係わるアンテナ装置の他の実施例を
示す斜視図である。
【図10】図9の実施例のアンテナ装置の構造を示すた
めの分解図である。
【図11】図9のE−E断面図である。
【図12】この発明に係わるアンテナ装置の他の実施例
を示す斜視図である。
【図13】この発明に係わるアンテナ装置の他の実施例
を示す斜視図である。
【図14】図13の実施例の一本の同軸線路で給電する
場合を示すためのF−F断面図である。
【図15】図13の実施例の二本の同軸線路で給電する
場合を示すためのF−F断面図である。
【図16】この発明に係わるアンテナ装置の他の実施例
を示す斜視図である。
【図17】図16の同軸線路で給電する例を示すための
G−G断面図である。
【図18】この発明に係わるアンテナ装置の他の実施例
を示す斜視図である。
【図19】図18の同軸線路で給電する例を示すための
H−H断面図である。
【図20】この発明に係わるアンテナ装置の他の実施例
を示す斜視図である。
【図21】この発明に係わるアンテナ装置の他の実施例
を示す斜視図である。
【図22】図21の実施例のI−I断面図である。
【図23】従来のアンテナ装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 放射導体 2 同軸線路 3 地板 4 モノポールアンテナ 5 第一の導体 6a スロット線路 6b スロット線路 6c スロット線路 6d スロット線路 7 誘電体 8 誘電体 9 第二の導体 10 導体 11a スロット線路 11b スロット線路 11c スロット線路 11d スロット線路 12a ストリップ線路 12b ストリップ線路 12c ストリップ線路 12d ストリップ線路 13 給電点 14 同軸線路 15 内導体 16 給電点 17 同軸線路 18 内導体 19a モノポールアンテナ 19b モノポールアンテナ 19c モノポールアンテナ 19d モノポールアンテナ 20 反射板 21 同軸線路 22 内導体 23 給電点 24 同軸線路 25 内導体 26 給電点 27 誘電体 28 第三の導体 29a モノポールアンテナ 29b モノポールアンテナ 30 給電線路 31a 給電線 31b 給電線 32 モノポールアンテナ 33 給電点 34 同軸線路 35 給電線 36a 切り取り穴 36b 切り取り穴 36c 切り取り穴 36d 切り取り穴 37 分配器 38 同軸線路 39 同軸励振電流モノポールアンテナ 40 概略1/4波長のスカート 41 同軸線路 42 内導体 43 同軸線路 44 内導体 45 分配器 46 同軸線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大嶺 裕幸 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 電子システム研究所内 (72)発明者 片木 孝至 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 電子システム研究所内 (56)参考文献 特開 平1−293704(JP,A) 特開 昭54−41051(JP,A) 特開 平3−3404(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 21/00 - 21/30 H01Q 13/10

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の面状導体と、上記第一の面状導体
    と概略平行に対向させて配置された第二の面状導体と、
    上記第一の面状導体と第二の面状導体を同電位とする接
    続導体と、上記第一の面状導体と第二の面状導体の対応
    する位置に放射状に形成され、一端が面状導体の縁部ま
    で及ぶ開放端とされた複数のスロットと、上記第一の面
    状導体と第二の面状導体の間に、それぞれの面状導体と
    絶縁され、上記複数のスロットのそれぞれを電磁結合に
    より励振し、上記複数のスロットの開放端から同相で電
    波を放射させるように配置されたストリップ導体とを備
    えたノッチアンテナである第一のアンテナと、上記第一
    のアンテナの放射する電波の偏波方向と略直交する偏波
    方向の電波を上記第一のアンテナの存在する面内に放射
    するよう上記第一の面状導体に略垂直に上記放射状に形
    成された複数のスロットの中央部に配置されたモノポー
    ルアンテナである第二のアンテナとを備え、上記第一の
    アンテナと第二のアンテナを上記第一のアンテナの面内
    に円偏波を形成する概略90度の位相差で励振すること
    を特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 第一の面状導体と、上記第一の面状導体
    と概略平行に対向させて配置された第二の面状導体と、
    上記第一の面状導体と第二の面状導体を同電位とする接
    続導体と、上記第一の面状導体と第二の面状導体の対応
    する位置に放射状に形成され、一端が面状導体の縁部ま
    で及ぶ開放端とされた複数のスロットと、上記第一の面
    状導体と第二の面状導体の間に、それぞれの面状導体と
    絶縁され、上記複数のスロットのそれぞれを電磁結合に
    より励振し、上記複数のスロットの開放端から同相で電
    波を放射させるように配置されたストリップ導体とを備
    えたノッチアンテナである第一のアンテナと、上記第一
    のアンテナの放射する電波の偏波方向と略直交する偏波
    方向の電波を上記第一のアンテナの存在する面内に放射
    するよう上記第一の面状導体に略垂直に上記複数のスロ
    ットのそれぞれの開放端の近くにそれぞれ配置された複
    数のモノポールアンテナである第二のアンテナと、上記
    第一の面状導体に略垂直に上記放射状に形成された複数
    のスロットの中央部に配置された上記モノポールアンテ
    ナの反射板とを備え、上記第一のアンテナと第二のアン
    テナを上記第一のアンテナの面内に円偏波を形成する概
    略90度の位相差で励振することを特徴とするアンテナ
    装置。
  3. 【請求項3】 第一の面状導体と、上記第一の面状導体
    と概略平行に対向させて配置された第二の面状導体と、
    上記第一の面状導体と第二の面状導体を同電位とする接
    続導体と、上記第一の面状導体と第二の面状導体の対応
    する位置に放射状に形成され、一端が面状導体の縁部ま
    で及ぶ開放端とされた複数のスロットと、上記第一の面
    状導体と第二の面状導体の間に、それぞれの面状導体と
    絶縁され、上記複数のスロットのそれぞれを電磁結合に
    より励振し、上記複数のスロットの開放端から同相で電
    波を放射させるように配置されたストリップ導体とを備
    えたノッチアンテナである第一のアンテナと、上記第一
    の面状導体と概略平行に配置された第三の面状導体を放
    射導体、上記第一の面状導体を地導体として形成され、
    同軸給電線路で高次モード励振されて上記第一のアンテ
    ナの放射する電波の偏波方向と略直交する偏波方向の電
    波を上記第一のアンテナの存在する面内に放射するマイ
    クロストリップアンテナである第二のアンテナとを備
    え、上記第一のアンテナと第二のアンテナを上記第一の
    アンテナの面内に円偏波を形成する概略90度の位相差
    で励振することを特徴とするアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 第一の面状導体と、上記第一の面状導体
    と概略平行に対向させて配置された第二の面状導体と、
    上記第一の面状導体と第二の面状導体を同電位とする接
    続導体と、上記第一の面状導体と第二の面状導体の対応
    する位置に放射状に形成され、一端が面状導体の縁部ま
    で及ぶ開放端とされた複数のスロットと、上記第一の面
    状導体と第二の面状導体の間に、それぞれの面状導体と
    絶縁され、上記複数のスロットのそれぞれを電磁結合に
    より励振し、上記複数のスロットの開放端から同相で電
    波を放射させるように配置されたストリップ導体とを備
    えたノッチアンテナである第一のアンテナと、上記第一
    のアンテナの放射する電波の偏波方向と略直交する偏波
    方向の電波を上記第一のアンテナの存在する面内に放射
    するようそれぞれ上記第一の面状導体および第二の面状
    導体に略垂直に上記第一の面状導体および第二の面状導
    体の上記放射状に形成された複数のスロットの中央部に
    上記ストリップ導体の設けられた面に対して対称に配置
    された2つのモノポールアンテナである第二のアンテナ
    とを備え、上記第一のアンテナと第二のアンテナを上記
    第一のアンテナの面内に円偏波を形成する概略90度の
    位相差で励振することを特徴とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 第一の面状導体と、上記第一の面状導体
    と概略平行に対向させて配置された第二の面状導体と、
    上記第一の面状導体と第二の面状導体を同電位とする接
    続導体と、上記第一の面状導体と第二の面状導体の対応
    する位置に放射状に形成され、一端が面状導体の縁部ま
    で及ぶ開放端とされた複数のスロットと、上記第一の面
    状導体と第二の面状導体の間に、それぞれの面状導体と
    絶縁され、上記複数のスロットのそれぞれを電磁結合に
    より励振し、上記複数のスロットの開放端から同相で電
    波を放射させるように配置されたストリップ導体とを備
    たノッチアンテナ2台を、互いに概略平行に対向させ
    て配置した第一のアンテナと、上記第一のアンテナの放
    射する電波の偏波方向と略直交する偏波方向の電波を上
    記第一のアンテナの存在する面に概略平行な面内に放射
    するよう上記ノッチアンテナの存在する面に略垂直に上
    記2台のノッチアンテナの間の上記放射状に形成された
    複数のスロットの中央部に配置されたモノポールアンテ
    ナである第二のアンテナとを備え、上記第一のアンテナ
    と第二のアンテナを上記第一のアンテナの存在する面に
    概略平行な面内に円偏波を形成する概略90度の位相差
    で励振することを特徴とするアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 第一の面状導体と、上記第一の面状導体
    と概略平行に対向させて配置された第二の面状導体と、
    上記第一の面状導体と第二の面状導体を同電位とする接
    続導体と、上記第一の面状導体と第二の面状導体の対応
    する位置に放射状に形成され、一端が面状導体の縁部ま
    で及ぶ開放端とされた複数のスロットと、上記第一の面
    状導体と第二の面状導体の間に、それぞれの面状導体と
    絶縁され、上記複数のスロットのそれぞれを電磁結合に
    より励振し、上記複数のスロットの開放端から同相で電
    波を放射させるように配置されたストリップ導体とを備
    えたノッチアンテナである第一のアンテナと、上記第一
    の面状導体を放射導体、上記第二の面状導体を地導体と
    して形成され、上記第一の面状導体の上記放射状に形成
    された複数のスロットの中央部に内導体、上記第二の面
    状導体に外導体を接続した同軸給電線路で成る上記第一
    の面状導体と第二の面状導体間に電界を励振させる励振
    手段を有し、上記第一のアンテナの放射する電波の偏波
    方向と略直交する偏波方向の電波を上記第一のアンテナ
    の存在する面内に放射するマイクロストリップアンテナ
    である第二のアンテナとを備え、上記第一のアンテナと
    第二のアンテナを上記第一のアンテナの面内に円偏波を
    形成する概略90度の位相差で励振することを特徴とす
    るアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 第一の面状導体と、上記第一の面状導体
    と概略平行に対向させて配置された第二の面状導体と、
    上記第一の面状導体と第二の面状導体の対応する位置に
    放射状に形成され、一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放
    端とされた複数のスロットと、上記第一の面状導体と第
    二の面状導体の間に、それぞれの面状導体と絶縁され、
    上記複数のスロットのそれぞれを電磁結合により励振
    し、上記複数のスロットの開放端から同相で電波を放射
    させるように配置されたストリップ導体とを備えたノッ
    チアンテナから成り、上記第一の面状導体と第二の面状
    導体の間に生じる電位差により発生し、上記ノッチアン
    テナの存在する面内に放射される上記電波の偏波方向と
    略直交する偏波方向成分の電波を利用し、上記ノッチア
    ンテナの存在する面内に円偏波を形成することを特徴と
    するアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 第一の誘電体基板に設けられた第一の面
    状導体と、上記第一の誘電体基板と厚みの異なる第二の
    誘電体基板に設けられ、上記第一の誘電体基板と第二の
    誘電体基板を対面させて上記第一の面状導体と概略平行
    に配置された第二の面状導体と、上記第一の面状導体と
    第二の面状導体を同電位とする接続導体と、上記第一の
    面状導体と第二の面状導体の対応する位置に放射状に形
    成され、一端が面状導体の縁部まで及ぶ開放端とされた
    複数のスロットと、上記第一の誘電体基板と第二の誘電
    体基板の間に、上記複数のスロットのそれぞれを電磁結
    合により励振し、上記複数のスロットの開放端から同相
    で電波を放射させるように配置されたストリップ導体と
    を備えたノッチアンテナから成り、上記第一の誘電体基
    板と第二の誘電体基板の厚みが異なることによる励振条
    件の非対称性により発生し、上記ノッチアンテナの存在
    する面内に放射される上記電波の偏波方向と略直交する
    偏波方向成分の電波を利用し、上記ノッチアンテナの存
    在する面内に円偏波を形成することを特徴とするアンテ
    ナ装置。
  9. 【請求項9】 第一の面状導体と、上記第一の面状導体
    と概略平行に対向させて配置された第二の面状導体と、
    上記第一の面状導体と第二の面状導体を同電 位とする接
    続導体と、上記第一の面状導体と第二の面状導体の対応
    する位置に放射状に形成され、一端が面状導体の縁部ま
    で及ぶ開放端とされた複数のスロットと、上記第一の面
    状導体と第二の面状導体の間に、それぞれの面状導体と
    絶縁され、上記複数のスロットのそれぞれを電磁結合に
    より励振し、上記複数のスロットの開放端から同相で電
    波を放射させるように配置されたストリップ導体とを備
    えたノッチアンテナである第一のアンテナと、上記第一
    のアンテナの放射する電波の偏波方向と略直交する偏波
    方向の電波を上記第一のアンテナの存在する面内に放射
    するよう上記第一の面状導体に略垂直に上記第一の面状
    導体側の上記放射状に形成された複数のスロットの中央
    部に配置され、同軸線路のグランド側導体から引き続き
    折り返され、電気的な長さを概略1/4波長とする位置
    で開放終端するスカートが上記第二の面状導体へ至る手
    前の位置に設けられた同軸線路で上記第二の面状導体側
    から給電されたモノポールアンテナである第二のアンテ
    ナとを備え、上記第一のアンテナと第二のアンテナを上
    第一のアンテナの面内に円偏波を形成する概略90度
    の位相差で励振することを特徴とするアンテナ装置。
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