JP3062580U - クロ―ジャ用締め付けバンド - Google Patents

クロ―ジャ用締め付けバンド

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Publication number
JP3062580U
JP3062580U JP1999001985U JP198599U JP3062580U JP 3062580 U JP3062580 U JP 3062580U JP 1999001985 U JP1999001985 U JP 1999001985U JP 198599 U JP198599 U JP 198599U JP 3062580 U JP3062580 U JP 3062580U
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JP
Japan
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closure
band
lock
tightened
snap
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Application number
JP1999001985U
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English (en)
Inventor
武利 畑中
誠 川口
敦 相澤
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Shoden Corp
Original Assignee
Shoden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のクロージャ用締め付けバンドは、専用
の工具を用いて締め付けたり、緩める必要があるため、
作業性が悪かった。また、作業性を向上するためにクロ
ージャ自体にパチン錠を取り付けたものもあるが、強度
が不充分であった。 【解決手段】 クロージャ用締め付けバンド１の端部に
パチン錠２およびその受け金具３を設けておき、クロー
ジャにバンド１を巻き付けてパチン錠２を操作して、ワ
ンタッチ操作でパチン錠２を締め付けおよび開放する。
なお、締め付けバンド１の途中にメッセンジャ取り付け
金具６を取り付けておくことも可能である。また、ばね
付きタイプのパチン錠７を用いることも可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、光ファイバーケーブルやメタルケーブルを架空や地下に敷設する場 合に設置されるクロージャに用いられる締め付けバンドに関する。
【０００２】
【従来の技術】
光ファイバーケーブルやメタルケーブルの接続部を収納するクロージャは、図 ５に示されるように、スリーブと称する二分割可能なほぼ円筒状をした外側ケー スの内部にケーブルの接続部を収納する構造をしている。このスリーブ４，５を 一体に保持する保持手段として各種のものが提案されている。図６〜図９は、パ チン錠を用いたものを示し、スリーブ４，５の嵌合部に均等にパチン錠８とその 受け金具９を配設したものである。図８はメッセンジャー１１にクロージャが吊 り下げられている状態を示している。図９はパチン錠８とその受け金具９の開放 状態とロック状態を示す。
【０００３】 図１０、図１１は、保持手段として締め付けバンドを用いたものを示し、スリ ーブ４，５を一体に組み込んだ後、その外側に数本の締め付けバンド１２を巻き 付けるとともに、締め付けバンド１２の端部金具１３，１４の間に専用ボルト１ ５をかけ渡して六角レンチ等の専用工具（図示せず）を用いて締め付けることで 、締め付けバンド１２が締め付けられてスリーブ４，５を固定する。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者は、パチン錠とその受け金具をそれぞれスリーブの縁の部 分に取り付けているため、充分な強度が得られないとともに、緩みやすいという 問題があった。 後者は、充分な強度が得られてしかも途中で緩むことはないものの、専用の締 め付け工具を必要とするため、架空や地下の現場での作業性が極めて悪かった。 これらのことから、充分な強度を有するとともに架空や地下の現場での作業性 に優れたクロージャの保持手段の開発が望まれていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
そこで上記課題を解決するために、本考案は、ほぼ円筒形の二分割スリーブか らなるクロージャの外周部に巻き付けられるバンドであって、その端部にパチン 錠を備えたことを特徴とする。
【０００６】
【考案の実施の形態】
以下、図に沿って本考案の実施形態を説明する。 図１は第１の実施形態の締め付けバンドを示す斜視図であり、図（ａ）が開放 状態を図（ｂ）がロック状態を示す。バンド本体１は、図５に示すクロージャを 構成するスリーブ４，５を合体した状態の外周長とほぼ同じ長さであり、その一 端にパチン錠本体２が取り付けられ、他端に受け金具３が取り付けられている。 図２が、この締め付けバンドの使用状態を示し、スリーブ４，５を合体した状態 で、パチン錠本体２の位置を交互に反対側にして６本のバンド１が取り付けられ ている。
【０００７】 図３は、第２の実施形態の締め付けバンドを示す斜視図であり、これは図１の バント本体１の上部にメッセンジャ取り付け金具６を取り付けたものである。他 の構成は、図１と同じである。 図４は、第３の実施形態の締め付けバンドを示す斜視図であり、これはパチン 錠７をバネ付きタイプとしたものであり、第１および第２の実施形態よりも締め 付け力を増すことが可能である。
【０００８】 このように、本考案では、バンド本体１の端部に、パチン錠２，７および受け 金具６等を取り付けたことで、バンドの締め付けの際に、専用の工具を必要とし なくなり、作業性が向上する。同時に、パチン錠を直接スリーブに取り付ける場 合に比べて強度が増すため、クロージャを充分な締め付け力で締め付けて保持す ることが可能となる。
【０００９】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、クロージャ用締め付けバンドの端部にパチ ン錠を設けたことで、バンドの締め付けがワンタッチ操作で可能になるとともに 、クロージャを充分な強度で締め付けて保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の第１の実施形態を示す斜視図である。
【図２】本考案の第１の実施形態の取り付け状態を示す
図である。
【図３】本考案の第２の実施形態を示す斜視図である。
【図４】本考案の第３の実施形態の一部を示す斜視図で
ある。
【図５】本考案の各実施形態が取り付けられるクロージ
ャの分解斜視図である。
【図６】従来例を示す図である。
【図７】従来例を示す図である。
【図８】従来例の取り付け状態を示す図である。
【図９】従来例の動作を示す拡大図である。
【図１０】従来例を示す図である。
【図１１】従来例の動作を示す図である。
【符号の説明】
１ バンド本体 ２ パチン錠本体 ３ 受け金具 ４，５ スリーブ ６ メッセンジャ取り付け金具 ７ パチン錠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ほぼ円筒形の二分割スリーブからなるク
    ロージャの外周部に巻き付けられるバンドであってその
    端部にパチン錠を備えたことを特徴とするクロージャ用
    締め付けバンド。
JP1999001985U 1999-03-30 1999-03-30 クロ―ジャ用締め付けバンド Expired - Lifetime JP3062580U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221779A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Rk Excel:Kk チューブレスタイヤ用リム

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