JP3062559B2 - 履帯用ゴムシュー - Google Patents

履帯用ゴムシュー

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JP3062559B2
JP3062559B2 JP2247876A JP24787690A JP3062559B2 JP 3062559 B2 JP3062559 B2 JP 3062559B2 JP 2247876 A JP2247876 A JP 2247876A JP 24787690 A JP24787690 A JP 24787690A JP 3062559 B2 JP3062559 B2 JP 3062559B2
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rubber
lug
shoe
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建夫 村松
陽一 熊野
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Bridgestone Corp
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は都市内での土木作業で稼動する建設機械が舗
装路面上を走行する際に、路面を損傷しないための履帯
用ゴムシュ−に関するものである。
(従来技術) 近年、都市内での土木作業で稼動する建設機械におい
ては、舗装路面上を走行する際に路面を損傷しないた
め、更には低騒音、低振動、コンクリ−トに対しての摩
擦が大きく牽引力が大きい等のことより履帯用ゴムシュ
−が好んで使用されるようになってきた。
第6図に示すように、従来の履帯用ゴムシュ−は、履
帯のリンク11に取付けられたシュ−12の接地面側で一対
のグロ−サ13、13間にゴムパッド10を介し、これをボル
ト14及びナット15によって固着されるのが通例である。
又、シュ−12に直接このゴムパッド10を加硫接着して
しまう方法もとられている例もある。
更に、第7図に示すように、一対のグロ−サ13、13の
対向する面に溝16を設け、一方ゴムパッド10にも溝17を
形成しておき、これらを嵌合した後に溝16、17にピン18
を打ち込んで両者を固着することも考えられている。
(解決課題) しかるにこれら従来からある履帯用ゴムシュ−は、前
述したようにひとつひとつのリンクに対応してシュ−が
ボルトにて固着されるものであって、このため取扱いが
面倒であり、かつ隣接するシュ−間は、例えヘッド19や
テ−ル20が形成されていても、この部位が大きく開いた
り閉じたりすることになるため、小石や土砂がこの間に
はさまることにもなり耐久上よい結果となっていなかっ
た。
更にこの土砂がシュ−間をぬけてリンク機構部へ侵入
することもあり、リンク部の錆の発生はもとより亀裂や
破損にもつながるものであった。
(目的) 本発明はかかる課題を解決するために新規な履帯用ゴ
ムシュ−を提供することをその目的としている。
(解決手段) 上記目的を達成するために本発明は次の手段を採用し
たものである。
即ち、建設機械等における走行用シュ−リンクに対応
した間隔をもって複数の芯金を走行方向と直角に配設
し、これら複数の芯金をゴム弾性体にて囲繞し、該芯金
に対応してゴム弾性体の接地面側にラグを形成し、隣り
合う芯金間はこのラグ高さより一段低いラグ底が形成さ
れると共に、前記リンクの取り付け穴に対応して接地面
側より芯金を貫通するボルト締結孔を前記ラグの頂面に
形成した履帯用ゴムシュ−であって、好ましくは前記配
設された複数の芯金のうち、ゴムシュ−の一方端の芯金
にはほぼその全長に渡りゴム部より突出しリンク方向に
向けて斜めに立上がるヘッド部が形成され、ゴムシュ−
の他方端の芯金にはほぼその全長に渡りゴム部より突出
したリンクと逆方向に向けて斜めに下るテ−ル部が形成
され、これらに挟まれた芯金にはヘッド部及びテ−ル部
が形成されない構造としたものである。
(作用) 上記構成による履帯用ゴムシュ−によれば、このゴム
中に埋設された芯金をリンクに固定するものであって、
かかる履帯用ゴムシュ−を一本、場合によっては複数本
順次リンクに固定してなるものである。
従って、使用時にあっては芯金と芯金との間がゴムで
連結されているがために接地面側からの土砂や小石等が
この間に侵入することがなく、ゴムシュ−自体は勿論の
ことリンク機構への悪影響を及ぼさないという特徴を有
しており、更に乗りごこち等においても十分に振動が吸
収される等の特徴を合わせ持ったものである。
(具体例) 以下図面に基づいて本発明を更に詳細に説明する。
第1図は本発明の履帯用ゴムシュ−A1の接地面側平面
図、第2図は第1図の2−2線での断面図である。
図において、Bは芯金E、F、Hを囲繞するゴムであ
り、この芯金に対向して推進力を得るためのラグCが形
成され芯金間はラグ底Lとされている。DはこのラグC
及び各芯金E、F、Hを貫通するボルト締結孔であり、
ここでは図示はしないが、前記した第6図及び第7図に
示したリンク11にボルト14締めされる。
芯金Eにあっては中央の3本の芯金Eは断面が略長円
を有しており、ゴムシュ−A1の幅方向の略全長に渡って
ゴムB中に埋入されているものであり、これに対してそ
の一端の芯金Fにあってはリンク部に向けて斜めに立上
るヘッド部GがゴムB中よりその略全幅にわたって突出
している。
一方、これに対し他端の芯金Hにあっては、このヘッ
ド部Gに対向してテ−ル部Iが形成されゴムB中よりリ
ンクに対して斜めに下つて突出形成されている。
本発明は、このような履帯用ゴムシュ−A1を一本又は
複数本を使用し、これをリンク11へ固定することによっ
て使用されるものである。
中央の芯金Eとしては中実又は中空の構造で鍛造又は
鋳造等の成型品、又は押出しやロ−リングにて製造され
るものが使用される。
芯金E、F、Hに対応してゴム弾性体Bの接地面側に
ラグCを形成し、隣り合う芯金間はこのラグ高さより一
段低いラグ底Lが形成されると共に、前記リンクの取り
付け穴に対応して接地面側より芯金E、F、Hを貫通す
るボルト締結孔Dを前記ラグCの頂面に形成したもので
ある。
第3図(イ)にあっては前記した鍛造品の芯金Eを示
し、中央部E1が肉厚となり両端E2になるにつれて先細り
となるものである。
又、第3図(ロ)にあっては押し出し成型品による芯
金Eであって、図例では角波形の断面形状をもつもので
ある。
尚、芯金F、Hも同様な製造法によって得られる。
第4図は本発明の第2実施例を示す履帯用ゴムシュ−
A2の接地面側の平面図、第5図はその5−5線での断面
図である。
この例では、ラグCが前例のそれと異なりその先端部
に至ってやや丸味を帯びている。
そして特に異なる点は、芯金が全て同一形状のものが
使用されるものであって、この例では芯金Jは接地面に
向けてその中央部に山形突条Kを備えているものであ
る。
そして、この例による履帯用ゴムシュ−A2を無端状と
なした場合には、その端部はゴム同士の突き合わせとな
るものである。
(効果) 以上説明したように、本発明の履帯用ゴムシュ−にあ
っては、既に市場に出回っている建設機械用等にも取り
付けが可能であり、シュ−部分が適当な大きさにブロッ
ク化してあるため運搬、取り付け等の作業が簡単になる
ものである。
又、シュ−部分が全体としてゴム弾性体よりなってい
るために、走行時の振動が少なく乗りごこちも良く、更
には路面を傷めることもなくなったものである。
この他、特徴的な点は、ゴムが連続体であることによ
りその間に小石や土砂を噛み込むことがなく、完全に地
盤をグリップすることとなり、更には接地面積が大きく
とれるために、機体の面圧が低くなり、ゴムシュ−とし
ての耐久性に優れるものとなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の履帯用ゴムシュ−A1の接地面側平面
図、第2図は第1図の2−2線での断面図、第3図は本
発明に用いられる芯金の具体例を示し、(イ)は鍛造品
の芯金Eの斜視図、(ロ)は押し出し成型品による芯金
Eの斜視図、第4図は本発明の第2実施例を示す履帯用
ゴムシュ−A2の接地面側の平面図、第5図はその5−5
線での断面図、第6図及び第7図は従来からある履帯用
ゴムシュ−の側断面図である。 10……ゴムパッド、11……リンク、 12……シュ−、12、13……グロ−サ、 14……ボルト、15……ナット、 19……ヘッド、20……テ−ル、 A1、A2……履帯用ゴムシュ−、 B……ゴム、C……ラグ、 D……ボルト締結孔、 E、F、H、J……芯金、 G……ヘッド部、I……テ−ル部、 L……ラグ底。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 55/253 B62D 55/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設機械等における走行用シュ−リンクに
    対応した間隔をもって複数の芯金を走行方向と直角に配
    設し、これら複数の芯金をゴム弾性体にて囲繞し、該芯
    金に対応してゴム弾性体の接地面側にラグを形成し、隣
    り合う芯金間はこのラグ高さより一段低いラグ底が形成
    されると共に、前記リンクの取り付け穴に対応して接地
    面側より芯金を貫通するボルト締結孔を前記ラグの頂面
    に形成したことを特徴とする履帯用ゴムシュ−。
  2. 【請求項2】前記配設された複数の芯金のうち、ゴムシ
    ュ−の一方端の芯金にはほぼその全長に渡りゴム部より
    突出しリンク方向に向けて斜めに立上がるヘッド部が形
    成され、ゴムシュ−の他方端の芯金にはほぼその全長に
    渡りゴム部より突出しリンクと逆方向に向けて斜めに下
    るテ−ル部が形成され、これらに挟まれた芯金にはヘッ
    ド部及びテ−ル部が形成されない構造とした請求項第1
    項記載の履帯用ゴムシュ−。
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