JP3061047U - 高吸水性卓上布巾 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 卓上にこぼれた水などを拭き取るところの、
高吸水性卓上布巾に関するものである。 【解決手段】 高吸水布の上、下両面に、カバー布を当
て、一体的になるように縫い合わせたことを特徴とする
高吸水性卓上布巾、およびカバー布を任意の形状、大き
さとし、着色、柄などを任意に施したことを特徴とする
前記記載の高吸水性卓上布巾の構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】この考案は、卓上などにこぼれた水分などを、よ く吸い取ることができるところの、高吸水性卓上布巾に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従來において、卓上で水、飲料などをこぼしたときには、通 常、一般には雑巾で拭き取ることが行われている。しかし水分の量が多いと数枚 の雑巾を必要とし、それによって水分を吸収する作業と、濡れた面を乾いた状態 に戻す作業を行うこととなる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】この考案は、上記の卓上などで水、飲料な どをこぼしたときおいて、それらの水分を吸収する作業と、濡れた面を乾いた状 態に戻す作業を同時に、そして簡便に行うことができ、併せて卓上のインテリア 製品となる高吸水性卓上布巾を提供することを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】高吸水布（Ａ）の上、下両面に、一体的にな るように、カバー布（Ｂ），（Ｃ）を当て、形状、大きさによって適宜、たとえ ば四方縁（Ｅ）と中央部（Ｆ_１），（Ｆ_２）などにおいて、縫い合わせたことを 特徴とする高吸水性卓上布巾、およびカバー布（Ｂ），（Ｃ）を任意の形状、大 きさとし、着色、柄などを任意に施したことを特徴とする前記記載の高吸水性卓 上布巾の構成とする。

【０００５】

【考案の実施の形態】図１はこの考案の実施例であり、縦方向、横方向それ ぞれほぼ３０ｃｍの高吸水布（Ａ）の上、下両面に、カバー布（Ｂ），（Ｃ）を 当て、四方縁（Ｅ）と中央部（Ｆ_１），（Ｆ_２）において、縫い合わせた状態と する。なおこの縫い合わせは他の固着手段で行ってもよい。高吸水布（Ａ）はポ リエステル繊維の目の粗い厚地の布地を用い、これに吸水ポリマーを含浸させ、 乾燥後１８０度Ｃ、約２分程度の熱処理を行って得ることができる。カバー布（ Ｂ），（Ｃ）は任意の任意の形状、大きさとし、また任意の着色、柄などを施し 、ポリエステル繊維などの布地を用いることによって繰り返し使用に耐えること ができる。

【０００６】 高吸水布（Ａ）の吸水性能は、吸水ポリマーの含有量に左右されるので、比較 的目が粗く、しかも厚地の柔らかいニット地などが適している。またカバー布は きめの細かい布地が良く、ポリエステル系の短繊維か、綿布などが適している。 この高吸水布（Ａ）はほぼ３０ｃｍ大のものでも、コップ二〜三杯程度の水を吸 収することができ、直径１０ｃｍ大のものでコップ一杯の水を優に吸収すること ができ得るものである。そして高吸水布（Ａ）、カバー布（Ｂ），（Ｃ）の形状 、寸法、大きさなどは前記のように適宜、任意である。

【０００７】

【考案の効果】この考案の高吸水性卓上布巾は、卓上に水、飲料などをこぼ したときに備えて、常に卓上付近に準備しておくことにより、卓上の吸水作業と 乾いた状態に戻す作業を同時に行う簡便な用具となる。この卓上布巾の大きさ、 形状（たとえばハート形、花形など）は任意であり、またカバー布の色、柄を任 意に選ぶことにより、吸水性だけの機能に止まらず、それは通常の布巾と異なり 、卓上付近に置くことによって卓上の装飾品となり、それによる装飾効果をもた らし、新しい卓上インテリア品となる。なお一度用いた後は、普通状態で風乾し ておいて繰り返し使用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の高吸水性卓上布の一部を切り欠いて
説明する図。

【符号の説明】

（Ａ） 高吸水布 （Ｂ），（Ｃ） カバー布 （Ｅ） 四方縁 （Ｆ_１），（Ｆ_２） 中央部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】高吸水布の上、下両面に、カバー布を当
   て、一体的になるように縫い合わせなどで固着したこと
   を特徴とする高吸水性卓上布巾。
2. 【請求項２】カバー任意の形状、大きさとし、着色、柄
   などを任意に施したことを特徴とする請求項１記載の高
   吸水性卓上布巾。