JP3060961U - テンションポ―ル - Google Patents

テンションポ―ル

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JP3060961U
JP3060961U JP1999000236U JP23699U JP3060961U JP 3060961 U JP3060961 U JP 3060961U JP 1999000236 U JP1999000236 U JP 1999000236U JP 23699 U JP23699 U JP 23699U JP 3060961 U JP3060961 U JP 3060961U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
fitting hole
tension pole
pipe
outer pipe
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999000236U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 谷中
良樹 宇部
Original Assignee
トーソー株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テンションポール(1)のアウター及びインナ
ーパイプ(2、3)と、そのパイプに外嵌する軟質なキ
ャップ(5、6)との間に介在するワッシャ(12)
を、キャップ(5、6)の嵌合穴(11)に脱落しない
ように取り付ける。 【解決手段】ワッシャ(12)の外径と嵌合穴(11)
の底面の内径を略同一に設定し、嵌合穴(11)を開口
側が少し拡大する円錐台形に形成し、嵌合穴(11)の
底近くの内周面に、嵌合穴(11)の底面との間にワッ
シャの厚さの1〜2倍の軸方向幅凹部を形成する複数の
弦形突起のワッシャ止め(14)を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は壁間に突っ張り固定するテンションポールに関する。
【0002】
【従来の技術】
テンションポールは、アウターパイプとインナーパイプの内部に組み込んだば ねの弾性反発力で両端部にはめたキャップを壁等に押圧して突っ張り固定する。 壁面を傷付けないように、キャップは、軟質のゴム又は合成樹脂製であるため、 キャップを押圧するアウターパイプとインナーパイプの端面にはワッシャを取り 付け、アウターパイプとインナーパイプがキャップに食い込んで破損させること を防止する必要がある。
【0003】 このため、従来のテンションポールは、ワッシャをアウターパイプとインナー パイプの端面に接着材で接着固定するか、又はワッシャをキャップの嵌合穴に遊 嵌した後に、アウターパイプ又はインナーパイプの端部をキャップの嵌合穴には め込んでいた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ワッシャをアウターパイプとインナーパイプの端面に接着することは厄介な作 業であり、といって、ワッシャをキャップの嵌合穴に遊嵌しただけでは、組立時 にキャップが脱落するおそれがあった。 本考案はこの問題の解決を課題とするものであり、その目的とするところは、 ワッシャを脱落しないようにキャップの嵌合穴にはめ込むことができるテンショ ンポールを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するため、本考案が採用する手段は、アウターパイプ又はイン ナーパイプにしまりばめで外嵌するキャップの嵌合穴の底近くの周面に、環状突 起又は複数の弦形突起のワッシャ止めを形成し、そのワッシャ止めと穴底との間 隙をワッシャの板厚の1〜2倍に設定したことにある。嵌合穴は底の内径がワッ シャの外径に略等しく、開口の内径がワッシャの外径よりも少し大きい円錐台形 とする。弦形突起のワッシャ止めは等円周間隔に3個設け、ワッシャ止めの弦長 はワッシャの外径の30〜45%とすることが望ましい。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案のテンションポールを図面と実施例に基づいて説明する。 図1はテンションポール1の断面図であり、テンションポール1は、アウター パイプ2と、そのアウターパイプに出入自在に挿入したインナーパイプ3と、そ れらの内部に装着したコイル形のばね4と、アウターパイプ2とインナーパイプ 3の外端部に外嵌した比較的軟質のゴム製のキャップ5、6と、アウターパイプ 2のインナーパイプ挿入側端部に外嵌した硬質合成樹脂製のリング7とからなる 。 図において、アウターパイプ2とインナーパイプ3の断面ハッチングは省略して いる。
【0007】 ばね4のアウターパイプ側の端部のフック8はアウターパイプ3の端部に取り 付けたリベット9に掛け止めされる。ばね4のインナーパイプ側コイルはインナ ーパイプ3の挿入側端部の内周面に取り付けた突起10とねじ係合する。 キャップ5、6の嵌合穴11の底にはワッシャ12が配置され、嵌合穴11に 内嵌したアウターパイプ2とインナーパイプ3の端面は、ワッシャ12を介して 嵌合穴11の底に押し付けられる。ワッシャ12の外径は当接するアウターパイ プ2又はインナーパイプの外径と略同じである。テンションポール1の左右の外 端面となるキャップ5、6の外端面には複数の同心環状突起13が形成される。
【0008】 図2は図1のキャップ5、6を拡大して示す図であり、図3及び図4はキャッ プ5、6をそれぞれ開口側から見た正面図である。嵌合穴11は、開口側がわず かに拡大する円錐台形であり、底の内径はワッシャ12の外径と略同じである。 嵌合穴11の底から少し開口側に寄った内周面に3個のワッシャ止め14を有す る。3個のワッシャ止めは等中心角に並び、嵌合穴11の底面との間にワッシャ 12の厚さの1〜2倍の軸方向幅の凹部15を形成する。ワッシャ止め14の弦 長は、嵌合穴11の底面の内径の30〜36%、軸方向幅はワッシャ12の厚さ の1〜2倍であり、突出端は丸みを有する。ワッシャ12を開口側から挿入する と、始めに3個のワッシャ止め14の開口側に当たるが、そこで、ワッシャ12 を少し強く底へ押し込むと、ワッシャ止め14は弾性変形して開き、ワッシャ1 2は嵌合穴11の底に密着する。このとき、ワッシャ止め14は元に戻り、ワッ シャ12の開口側を部分的に覆うから、ワッシャ12は嵌合穴11の底に閉じ込 められ、嵌合穴11から脱落するおそれは全くない。
【0009】 図5及び図6に示す別の実施例は、キャップ5の嵌合穴11の底から少し開口 側に寄った円周面に、ワッシャ12の外径よりわずかに内径が小さい環状突起の ワッシャ止め16を一体に設けて底面とワッシャ12の間に凹部15を形成した ものである。これ以外の構成及び効果は前記実施例と同様である。 次に、実施例のテンションポール1の固定法について説明する。
【0010】 始めに、テンションポール1のアウターパイプ2とインナーパイプ3を相対的 に回転し、インナーパイプ3の突起10とばね4のコイルとのねじ係合を利用し て、テンションポール1の全長を固定する壁面間の距離よりも少し長い所定長に 調整する。ここで、所定長とは、所望の突っ張り力に等しい力でテンションポー ル1を圧縮したときに全長が壁面間の距離に等しくなる長さである。ついで、テ ンションポール1を所望の突っ張り力よりも少し大きな力で圧縮して壁面間の距 離よりも全長を短くして壁面に入れて、それから、圧縮していた力を抜くと、テ ンションポール1は壁面間に突っ張り固定する。その結果、キャップ5、6はば ね4の弾性反発力により壁面に押し付けられる。キャップ5、6は柔軟なゴム製 であり、壁面とよくなじみ、滑りに対する摩擦抵抗が大きいから、テンションポ ール1に作用する垂下荷重により滑って壁面から落下するおそれは少ない。ばね 4の弾性反発力は、アウターパイプ2とインナーパイプ3からワッシャ12を介 してキャップ5、6の嵌合穴11の底面に作用するが、面圧としては小さいから 、柔軟なゴム製であっても、キャップ5、6が破損するおそれはない。
【0011】
【考案の効果】
上記のとおり、本考案のテンションポールは、従来のワッシャをアウターパイ プとインナーパイプの端面に接着していたもの、又はキャップの嵌合穴に遊嵌し ていたものとは異なり、キャップの嵌合穴の底に設けたワッシャ止めによりワッ シャをキャップの嵌合穴の底に脱落しないように取り付けたものであるから、従 来のように、ワッシャをアウターパイプとインナーパイプの端面に接着するとい う厄介な作業は不要であり、又、組立時にワッシャがキャップの嵌合穴から脱落 することもないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のテンションポールの要部を
示す断面図、
【図2】図1のキャップの拡大断面図、
【図3】図1のアウターパイプ側キャップの開口側から
見た正面図、
【図4】図1のインナーパイプ側キャップの開口側から
見た正面図、
【図5】別の実施例の図2に相当する図、
【図6】別の実施例の図3に相当する図、
【符号の説明】
1:テンションポール 2:アウターパイプ 3:インナーパイプ 4:ばね 5、6:キャップ 7:リング 8:フック 9:リベット 10:突起 11:嵌合穴 12:ワッシャ 13:環状突起 14:ワッシャ止め 15:凹部 16:ワッシャ止め

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターパイプ(2)と、前記アウター
    パイプに出入自在に挿入したインナーパイプ(3)と、
    一端側を前記アウターパイプの内側に掛け止めし、他端
    側を前記インナーパイプの内側に螺合させたコイル形の
    ばね(4)と、前記アウターパイプ及び前記インナーパ
    イプのそれぞれの外端部にしまりばめで外嵌したキャッ
    プ(5、6)と、前記キャップ(5、6)の前記アウタ
    ーパイプ又は前記インナーパイプに外嵌する嵌合穴(1
    1)の底と前記アウターパイプ又は前記インナーパイプ
    の端面との間に介在するワッシャ(12)とを備えたテ
    ンションポール(1)において、前記ワッシャの外径と
    前記嵌合穴の底面の内径を略同一に設定し、前記嵌合穴
    を開口側が少し拡大する円錐台形に形成し、前記嵌合穴
    の底近くの内周面に、前記嵌合穴の底面との間に前記ワ
    ッシャの厚さの1〜2倍の軸方向幅凹部を形成するワッ
    シャ止め(14、16)を設けたことを特徴とするテン
    ションポール。
  2. 【請求項2】 ワッシャ止め(14)は複数個の弦形突
    起であることを特徴とする請求項1記載のテンンション
    ポール。
  3. 【請求項3】 弦形突起のワッシャ止め(14)は、突
    出端の横断面が丸みを有し、等円周間隔に3個設けられ
    たことを特徴とする請求項2記載のテンションポール。
  4. 【請求項4】 ワッシャ止め(16)は、内径がワッシ
    ャ(12)の外径よりわずかに小さい環状突起であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のテンションポール。
JP1999000236U 1999-01-21 1999-01-21 テンションポ―ル Expired - Lifetime JP3060961U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011244892A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Hinaka Seisakusho:Kk カーテンレールのジョイント
JP2021112558A (ja) * 2020-01-20 2021-08-05 寧波利洋新材料股▲分▼有限公司Ningbo Liyang New Material Company Limited 伸縮可能なスクリーンロッド

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