JP3060949B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3060949B2
JP3060949B2 JP8144267A JP14426796A JP3060949B2 JP 3060949 B2 JP3060949 B2 JP 3060949B2 JP 8144267 A JP8144267 A JP 8144267A JP 14426796 A JP14426796 A JP 14426796A JP 3060949 B2 JP3060949 B2 JP 3060949B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが所望の機
能設定を行ない、設定された機能に応じた処理を行なう
画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機はデジタル化、カラー化な
どによって高機能化、多機能化が進み、様々な画像処理
が可能となっている。その反面、それらの機能を利用す
るために設定しなければならないデータやパラメータな
どが増大し、これらを設定するための時間および手順が
増大している。
【0003】一方、通常の複写機では、設定されている
機能をすべて初期化するためのオールクリアキーが配置
されている。例えば、機能の設定を最初からやり直した
い場合や、ユーザが替わる際にはこのオールクリアキー
を押下して初期設定に戻した後に新たに機能を設定す
る。
【0004】ユーザが機能を設定している途中で、ある
いは一旦機能を設定して実行した後、誤って、もしくは
他の人がオールクリアキーを押下してしまった場合、す
べての機能設定は初期化されてしまう。それまでに行な
っていた設定状態に戻すためには、再設定に無駄な時間
を費やさなければならないという問題が発生する。
【0005】このような問題を解決するため、例えば、
特開昭63−90956号公報に記載された画像処理装
置では、設定された機能を自動的に記憶し、記憶したデ
ータを呼び出すことで解決している。しかし、近年の複
写機の多機能化、高機能化によって、設定された機能を
示すデータ量も増大している。それにより、記憶容量を
増やさなければならず、結果としてコストがかかるとい
うことになってしまう。また、呼び出し時も、膨大なデ
ータ量を扱うため処理時間がかかり、ユーザに不快感を
与えかねない状況にある。初めて使うユーザであれば呼
び出せることすら知らず、再設定に時間を費やすことに
なるという問題がある。
【0006】また、現在では個々の機能の設定にも時間
がかかり、また多くの手順を必要としている。そのた
め、設定中あるいは設定後に不用意にその機能の取消し
ボタンが用いられると、それまでの設定が無駄になって
しまうという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、不用意なオールクリアキー
や取消しボタンの操作による設定中あるいは設定されて
いる機能の初期化を防ぐ機能を有する画像処理装置を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、設定されている機能を初期状態に戻すオールクリア
機能を指示するためのオールクリアボタンを含む入力手
段と、表示手段と、少なくとも機能の設定状態を保持す
る記憶手段と、前記各手段を制御する制御手段を具備し
た画像処理装置において、前記制御手段は、前記オール
クリアボタンによりオールクリア機能がユーザから指示
されたとき、前記表示手段にオールクリア機能を作動さ
せてよいか否かを確認するための表示を行なわせ、ユー
ザからのオールクリア機能の作動の確認指示を受けた後
にオールクリア機能を作動させることを特徴とするもの
である。
【0009】請求項2に記載の発明は、設定されている
機能を初期状態に戻すオールクリア機能を指示するため
のオールクリアボタンを含む入力手段と、表示手段と、
少なくとも機能の設定状態を保持する記憶手段と、前記
各手段を制御する制御手段を具備した画像処理装置にお
いて、前記制御手段は、各機能あるいは機能のグループ
ごとにオールクリア機能を作動させる前にユーザによる
確認を行なうか否かを設定可能に制御し、該設定を前記
記憶手段に保持させておき、前記オールクリアボタンに
よりオールクリア機能がユーザから指示されたとき、そ
の時点での状態に応じてユーザによる確認を行なう設定
がなされている機能が設定されているあるいは設定中の
場合には前記表示手段にオールクリア機能を作動させて
よいか否かを確認するための表示を行なわせ、ユーザか
らのオールクリア機能の作動の確認指示を受けた後にオ
ールクリア機能を作動させることを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、設定中の機能を
初期状態に戻す取消し機能を指示するための取消しボタ
ンを含む入力手段と、表示手段と、少なくとも機能の設
定状態を保持する記憶手段と、前記各手段を制御する制
御手段を具備した画像処理装置において、前記制御手段
は、各機能あるいは機能のグループごとに取消し機能を
作動させる前にユーザによる確認を行なうか否かを設定
可能に制御し、該設定を前記記憶手段に保持させてお
き、前記取消しボタンにより取消し機能がユーザから指
示されたとき、その時点で設定を行なっている機能ある
いは機能のグループに対応する前記設定を前記記憶手段
から読み出し、ユーザによる確認を行なう設定の場合に
は前記表示手段に取消し機能を作動させてよいか否かを
確認するための表示を行なわせ、ユーザからの取消し機
能の作動の確認指示を受けた後に取消し機能を作動させ
ることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像処理装置の
実施の一形態を示すブロック構成図、図2は、操作パネ
ルの一例を示す平面図である。図中、1は操作パネル、
2はCPU、3はRAM、4はROM、5はタイマ、6
はCPUバス、7は画像読み取り部、8は画像処理部、
9は画像出力部、10は画像データバス、11はオール
クリアキーである。図1に示した構成は、画像処理装置
の1つである複写機について示している。
【0012】操作パネル1には、図2に示すように、ユ
ーザが操作入力を行なうためのキーやタッチパネルなど
の入力装置と、設定状態やメッセージなどを表示するた
めのLEDやLCDなどの出力装置が配置されている。
入力装置としては、例えば、設定された機能をすべて初
期状態に戻すオールクリア機能を指示するためのオール
クリアキー11や、よく利用する機能である倍率設定や
用紙選択などを行なうためのキー、複写を実行させるス
タートキーなどが設けられている。また、LCD上にタ
ッチパネルが重ねられており、LCDに表示されたボタ
ンをユーザが触れることによって各種の入力が可能であ
る。これにより多くの機能を設定および取り消すことが
可能である。
【0013】CPU2は、ROM4等に格納されている
手順に従い、RAM3やタイマ5等を利用しながら各部
を制御する。操作パネル1における操作入力を処理して
各種の機能の設定および取消を制御し、また、設定され
ている機能の表示および機能の設定のためのガイダン
ス、ユーザに対するメッセージなどを表示する。また、
スタートキーの押下によって、その時点での機能設定を
画像処理部8に渡し、画像読み取り部7で読み取った画
像に対して、設定されている画像処理を実行させ、画像
出力部9に出力させる。
【0014】CPU2は、操作パネル1上のオールクリ
アキー11が押下されたことを知ると、設定された機能
をすべて初期状態に戻すオールクリア機能を実行する前
に、本当にオールクリア機能を実行してもよいか否かを
確認するための確認画面を操作パネル1のLCD等の出
力装置に表示させ、ユーザによる確認を待つ。ユーザが
オールクリア機能の実行を確認した場合に、オールクリ
ア機能を実行してすべての機能を初期状態に戻す。ユー
ザが誤ってオールクリアボタンを押してしまった等の場
合には、確認画面においてオールクリア機能を実行しな
い旨の入力を行なえばよい。これによって不用意なオー
ルクリアボタンの操作によってすべての機能が初期状態
に戻ってしまうことを回避することができる。
【0015】RAM3は、CPU2の作業用に用いられ
る。また、設定された機能を保持するためにも用いられ
る。RAM3の一部を不揮発性のメモリとすることによ
って、電源を切断しても状態を保持できるように構成す
ることができる。ROM4は、CPU2の処理手順や、
各種の機能の初期設定値等を保持している。タイマ5
は、CPU2による時間監視に用いられる。各部はCP
Uバス6によって接続されている。このほかにも、例え
ば、原稿上の位置を入力するための座標入力装置や、各
種のセンサの出力、他の機器や回線と接続するためのイ
ンタフェースなどが接続される場合もある。
【0016】画像読み取り部7、画像処理部8、画像出
力部9は、CPUバス6に接続されるととともに、画像
データバス10に接続されている。画像読み取り部7
は、CPU2の制御に従って画像を読み取り、画像デー
タバス10を介して読み取った画像を画像処理部8に渡
す。画像処理部8は、ユーザによって設定された機能に
従って画像読み取り部7で読み取った画像に対して処理
を施し、画像データバス10を介して処理後の画像を画
像出力部9に渡す。画像出力部9は、画像処理部8から
渡された画像を例えば選択された用紙へ出力する。
【0017】以下、具体例をもとに、オールクリアキー
押下時の処理について説明する。図3ないし図7は、そ
れぞれ表示画面の一例を示しており、ユーザの操作によ
る表示画面の遷移を示している。まず電源を入れると図
3に示す画面が操作パネル1のLCDなどに表示され
る。この例では、操作パネル1上にキーが配置されてい
る倍率選択や用紙トレイ選択などの機能以外の機能を、
「基本」、「応用」、「画質調整」、「編集」の4つに
分け、まずこの4つのいずれかを選択してから所望の機
能を選択する。初期状態としては基本画面が表示され、
「カラーモード」、「コピー濃度」、「原稿タイプ」、
「ソーター」の各機能が選択可能な状態になっている。
【0018】いま、原稿の一部に色を付けたり、あるい
は塗りつぶしてコピーする色付け機能を設定するものと
する。そのために図3に示した画面において「編集」画
面を選択すると、図4に示すような画面が表示され、
「マーカーおまかせ編集」、「オフィス編集」、「エキ
スパート編集」のいずれかが選択可能な状態となる。こ
こで「エキスパート編集」を選択する。すると、画面は
図5に示すように各種の機能を選択可能な画面が表示さ
れる。色付け機能は左上に表示されている。このボタン
を選択すると、図6に示すような画面が表示され、よう
やく色付け機能の設定画面に到達する。図6では、原稿
の一部の領域のみに色付けを行なうものとし、「エリ
ア」を選択している。この状態でユーザは例えば座標入
力装置などを用いて色付けを行なう領域の指定などを行
なう。図6に示した画面ではまだ領域の指定が終了して
いないため、終了の指示は行なえないが、領域の指定
後、「終了」を指示することによって色付け機能が設定
され、図5に示す画面に戻る。また、色付けの機能の設
定を途中でやめたい場合には、「取消し」を指示するこ
とによって色付け機能を設定せずに図5に示す画面に戻
ることができる。さらに図5に示す画面において、「終
了」を指示することによってそれまでの機能の設定を有
効にして図4に示す画面に戻る。また、「取消し」を指
示することによって今回設定したエキスパート編集の機
能を設定せずに図4に示す画面に戻ることができる。
【0019】いま、図6に示す画面が表示され、色付け
を行なう領域の設定中である。ここでオールクリアキー
が押下されたとする。従来の複写機では、オールクリア
キーが押下されると同時にすべての機能を初期状態に戻
し、画面は図3に示す初期画面に戻る。意図してオール
クリアキーを押下し、最初に戻る場合にはよいが、誤っ
てオールクリアキーを押下してしまった場合には、図3
ないし図6、さらには領域を指定した操作はすべて無駄
となり、再設定が必要となる。
【0020】本発明では、本当にオールクリア機能を実
行してもよいか否かを確認する。例えば、図7に示す確
認画面を表示し、オールクリア機能の実行の可否をユー
ザに指示してもらう。図7に示した画面において、「は
い」をユーザが選択したときには、オールクリア機能を
実行してすべての機能を初期状態に戻し、図3に示す初
期画面に戻る。誤ったオールクリアキーの押下を行なっ
た場合には、この画面で「いいえ」を選択すればよい。
その場合には、直前の画面、即ち図6に示す画面に戻
り、色付け機能の設定を続行することができる。この例
では色付け機能の設定途中を例にしたが、どの時点でも
オールクリアキーの押下によって図7に示すような確認
画面を表示し、オールクリア機能を実行してもよいか否
かを確認する。
【0021】この例では色付け機能だけであるが、例え
ば、色付け、トリミング、色変換、はめ込み、拡大縮小
など、コピーを実行しながら多数の機能を調整して設定
した後に誤ってオールクリアキーを押下した場合、従来
のようにすべての機能を初期状態に戻してしまうと、そ
れまでに設定した状態への復旧は大変困難であった。本
発明によれば、誤ったオールクリアキーの押下直後であ
れば復旧は容易であり、オールクリアキーの操作ミスに
よる被害を防止することができる。
【0022】なお、図7ではオールクリア機能の実行の
可否を判断するように「はい」、「いいえ」の2つのボ
タンを用意したが、例えば機能の取消しのための「機能
取消し」ボタンを用意し、設定中の機能をキャンセルし
て図5に示す画面に戻れるように構成してもよい。ま
た、複写動作時にオールクリアキーが押下される場合も
あるが、このような場合には、例えば、複写動作を一時
中断して確認画面を表示して確認を促すようにすればよ
い。
【0023】図7に示すような確認画面が常に出てしま
うのでは、例えば意図したオールクリアキーの操作を考
えると、ユーザにとって不快感を与える可能性がある。
そこで、確認画面を出す機能を使用するか否かを任意に
設定できるような機能を追加することが考えられる。以
下、この機能について説明する。
【0024】確認画面を出す機能を使用するか否かは、
例えば機能の初期設定モードにおいてユーザが設定する
ように構成することができる。図8ないし図13は、確
認画面を出す機能を使用するか否かを設定するための画
面の遷移の説明図である。機能の初期設定モードへは、
ユーザが操作パネル1を所定の手順に従って操作するこ
とによって移行することができる。図示した表示例で
は、機能の初期設定モードをツールモードと呼んでい
る。ツールモードに移行すると、例えば、図8に示すよ
うな画面が表示される。この画面から種々の設定を行な
うことができるが、ここではオールクリアキーが押下さ
れたときに確認画面を出す機能を使用するか否かを設定
するため、「A/C確認表示ON・OFF」ボタンを指
示する。すると、図9に示すように、例えば3つのボタ
ンが表示される。「OFF」は、オールクリアキーが押
下されても確認画面を出さないことを選択するボタンで
ある。このボタンが選択された場合には、従来と同様、
オールクリアキーが押下されたときに確認画面を表示せ
ずにすべての機能を初期状態に戻す。「常時ON」は、
オールクリアキーが押下されたら必ず確認画面を表示
し、ユーザによる確認を求めることを選択するボタンで
ある。「任意ON」は、指定された機能が設定されてい
るときのみ、オールクリアキーが押下されたときに確認
画面を表示することを選択するボタンである。図9で
は、「OFF」が選択された状態を示している。
【0025】ここで「常時ON」を選択すると、図10
に示すような表示画面となり、オールクリアキーが押下
されると必ず確認画面を表示するようになる。
【0026】図9または図10に示す画面で「任意O
N」を選択すると、図11に示すように機能の指定画面
が表示される。ここでは、図3に示した初期画面で選択
可能な「基本」、「応用」、「画質調整」、「編集」の
4つの機能画面ごとに選択可能になっている。図11で
は、「編集」が選択されており、「編集」画面で設定可
能な機能のうち1つでも設定されていれば、どのような
時点であってもオールクリアキーが押下されたときに確
認画面が表示されるようになる。確認画面の表示は、
「編集」画面での機能設定中においても行なわれる。
「編集」画面で設定可能な機能が設定されていない場合
には、他の画面の機能が設定されていてもオールクリア
キーの押下とともに確認画面を表示せずにすべての機能
を初期状態に戻す。
【0027】図11に示した「基本」、「画質調整」、
「応用」、「編集」の各ボタンは選択されるごとにON
/OFFが切り替わる。例えば、「編集」を再度指示
し、「基本」、「画質調整」を新たに指示すると、図1
2に示すように、「編集」が解除されて「基本」、「画
質調整」が選択される。この場合、「基本」画面あるい
は「画質調整」画面で設定した機能があれば、オールク
リアキーの押下によって確認画面を表示するようにな
る。このようにしてオールクリアキーの押下とともに確
認画面を表示する画面を選択した後、画面右上の「終
了」を選択することによってオールクリアキーの押下と
ともに確認画面を表示する機能が確定する。そして図1
3に示すように「任意ON」が選択された状態となる。
【0028】なお、図9、図10、図13において画面
右上の「終了」を選択すると図8に示したツールモード
の初期画面に戻る。このようなオールクリアキーの押下
とともに確認画面を表示する機能設定は、例えば不揮発
性のメモリに記憶させておくことができ、再度変更する
までその設定が保持される。
【0029】例えば、図11に示すように「編集」画面
の各機能に対してオールクリアキーの押下とともに確認
画面を表示する設定を行なった場合、例えば、図3に示
す基本画面においてカラーモードや原稿タイプ等の設定
中にオールクリアキーが押下されると、確認画面が表示
されることなく、すべての機能は初期状態にリセットさ
れる。誤ってオールクリアキーを押下した場合でも設定
されているすべての機能は初期状態に戻されるので、再
度設定し直す必要がある。しかし、設定の簡単なもので
あればそれほど問題にはならない。
【0030】また、図6に示す編集画面中の色付け機能
の設定の途中でオールクリアキーが押下されると、図7
に示すような確認画面が表示され、ユーザはオールクリ
アキーの押下が正しかったか否かを判断し、指示を行な
う。さらに、色付け機能の設定を行なった後、例えば、
図3に示す基本画面においてカラーモードなど他の機能
の設定を行なったり、複写を実行しているときにオール
クリアキーが押下されると、今度は確認画面が表示さ
れ、ユーザによる確認指示が必要となる。
【0031】上述の例では、「基本」、「画質調整」、
「応用」、「編集」の各画面ごとに、その画面中で設定
する機能すべてに対してオールクリアキーの押下ととも
に確認画面を表示するか否かを設定した。これに限ら
ず、それぞれの画面で設定可能な各機能ごとに、オール
クリアキーの押下とともに確認画面を表示するか否かを
設定可能に構成することもできる。この場合、画面ごと
の設定も可能にしておくことにより、複数の機能に対す
る一括指定が可能となる。
【0032】上述の例では、オールクリアキーの押下の
場合について示したが、各機能ごとの「取消し」キーの
場合も同様である。例えば、図5や図6に示すような設
定画面において、「終了」キーと「取消し」キーとを間
違えて指示した場合、せっかく設定した機能が取り消さ
れてしまうこともあり得る。このような問題を回避する
ため、オールクリアキーの場合と同様、例えば、図14
に示すような確認画面を表示し、ユーザに確認を求める
ように構成してもよい。
【0033】さらに、この「取消し」ボタンの押下時に
確認画面を表示するか否かを、オールクリアキーの場合
と同様に、機能あるいは複数の機能ごとに設定可能に構
成することもできる。この場合、「取消し」ボタンの押
下時に確認画面を表示するか否かの設定は、図8に示す
ツールモードの初期画面から例えば「取消し確認表示O
N・OFF」等といった新たなメニューを用意し、設定
を行なえばよい。なお、上述のオールクリアキーの押下
時の確認画面の表示設定の機能とともに、この「取消
し」ボタン押下時の確認画面の表示設定の機能を搭載す
ることも可能である。この場合、例えば、図15に示す
画面のように、オールクリアキーと取消しボタンの両方
について1つの画面で設定可能に構成することができ
る。図15では取消確認表示の段は「常時ON」が設定
されているが、例えば取消し確認表示の段の「任意O
N」が選択された場合には、図11や図12と同様の画
面ごとの設定や、機能ごとの設定が可能な画面が表示さ
れ、「取消し」キーの押下時に確認画面を表示するか否
かを設定すればよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、オールクリアキーが押下されたときにユーザ
による確認を行なうようにしたので、それまでに設定し
た機能を誤って初期状態に戻してしまう事態を回避する
ことができる。また、従来のように設定された機能を自
動的に待避する必要はないので、RAM容量も減り、コ
ストを削減でいるとともに、常時記憶する処理が必要な
くなるので処理時間を短縮することができる。
【0035】また、オールクリアキーを押下するたびに
確認を行なうのではユーザにとって煩雑になる可能性が
ある。そのため、例えば、設定に時間のかかる機能な
ど、再設定が困難な機能が初期状態に変更される場合に
のみ、確認を行なうなどといったように、機能あるいは
機能のグループごとにオールクリアキーの押下とともに
確認画面を表示するか否かを設定可能に構成することが
できる。これにより、操作性のよいユーザインタフェー
スを提供することができる。
【0036】同様にして、各機能の取消しボタンについ
ても確認画面を表示することが可能であり、機能あるい
は機能のグループごとに確認画面の表示の有無を選択可
能に構成することによって、例えば、設定に長時間を要
するような機能について、誤って設定途中の状態を初期
状態に戻してしまうことを回避し、操作性のよいユーザ
インタフェースを提供することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理装置の実施の一形態を示す
ブロック構成図、図2は、操作パネルの一例を示す平面
図である。
【図2】 操作パネルの一例を示す平面図である。
【図3】 基本機能設定のための初期画面の一例の説明
図である。
【図4】 編集機能設定のための初期画面の一例の説明
図である。
【図5】 エキスパート編集選択時の表示画面の一例の
説明図である。
【図6】 色付け機能設定のための表示画面の一例の説
明図である。
【図7】 オールクリアキー押下時に表示される確認画
面の一例の説明図である。
【図8】 ツールモードの初期画面の一例の説明図であ
る。
【図9】 オールクリアキー押下時の確認表示ON・O
FF選択の際の表示画面の一例の説明図である。
【図10】 確認表示を常時ONに設定したときの表示
画面の一例の説明図である。
【図11】 確認表示を行なう機能の選択画面において
「編集」を選択した際の表示画面の一例の説明図であ
る。
【図12】 確認表示を行なう機能の選択画面において
「基本」、「画質調整」を選択した際の表示画面の一例
の説明図である。
【図13】 確認表示を任意機能についてONに設定し
たときの表示画面の一例の説明図である。
【図14】 取消しボタン押下時に表示される確認画面
の一例の説明図である。
【図15】 オールクリアキー押下時および取消しボタ
ン押下時の確認表示ON・OFF選択の際の表示画面の
一例の説明図である。
【符号の説明】
1…操作パネル、2…CPU、3…RAM、4…RO
M、5…タイマ、6…CPUバス、7…画像読み取り
部、8…画像処理部、9…画像出力部、10…画像デー
タバス、11…オールクリアキー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 G03G 21/00 B41J 29/38 - 29/44 G06F 3/02 - 3/027

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定されている機能を初期状態に戻すオ
    ールクリア機能を指示するためのオールクリアボタンを
    含む入力手段と、表示手段と、少なくとも機能の設定状
    態を保持する記憶手段と、前記各手段を制御する制御手
    段を具備した画像処理装置において、前記制御手段は、
    前記オールクリアボタンによりオールクリア機能がユー
    ザから指示されたとき、前記表示手段にオールクリア機
    能を作動させてよいか否かを確認するための表示を行な
    わせ、ユーザからのオールクリア機能の作動の確認指示
    を受けた後にオールクリア機能を作動させることを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 設定されている機能を初期状態に戻すオ
    ールクリア機能を指示するためのオールクリアボタンを
    含む入力手段と、表示手段と、少なくとも機能の設定状
    態を保持する記憶手段と、前記各手段を制御する制御手
    段を具備した画像処理装置において、前記制御手段は、
    各機能あるいは機能のグループごとにオールクリア機能
    を作動させる前にユーザによる確認を行なうか否かを設
    定可能に制御し、該設定を前記記憶手段に保持させてお
    き、前記オールクリアボタンによりオールクリア機能が
    ユーザから指示されたとき、その時点での状態に応じて
    ユーザによる確認を行なう設定がなされている機能が設
    定されているあるいは設定中の場合には前記表示手段に
    オールクリア機能を作動させてよいか否かを確認するた
    めの表示を行なわせ、ユーザからのオールクリア機能の
    作動の確認指示を受けた後にオールクリア機能を作動さ
    せることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 設定中の機能を初期状態に戻す取消し機
    能を指示するための取消しボタンを含む入力手段と、表
    示手段と、少なくとも機能の設定状態を保持する記憶手
    段と、前記各手段を制御する制御手段を具備した画像処
    理装置において、前記制御手段は、各機能あるいは機能
    のグループごとに取消し機能を作動させる前にユーザに
    よる確認を行なうか否かを設定可能に制御し、該設定を
    前記記憶手段に保持させておき、前記取消しボタンによ
    り取消し機能がユーザから指示されたとき、その時点で
    設定を行なっている機能あるいは機能のグループに対応
    する前記設定を前記記憶手段から読み出し、ユーザによ
    る確認を行なう設定の場合には前記表示手段に取消し機
    能を作動させてよいか否かを確認するための表示を行な
    わせ、ユーザからの取消し機能の作動の確認指示を受け
    た後に取消し機能を作動させることを特徴とする画像処
    理装置。
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