JP3059535B2 - パチンコ機の打球発射装置 - Google Patents

パチンコ機の打球発射装置

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JP3059535B2
JP3059535B2 JP3184806A JP18480691A JP3059535B2 JP 3059535 B2 JP3059535 B2 JP 3059535B2 JP 3184806 A JP3184806 A JP 3184806A JP 18480691 A JP18480691 A JP 18480691A JP 3059535 B2 JP3059535 B2 JP 3059535B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコ機の打球発射
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機前面の供給皿から打球の発射
タイミングに合わせて発射レール上に1個ずつ供給され
るパチンコ球を駆動装置に連動する発射レバーにより遊
技盤のガイドレールへ向けて打ち出す打球発射装置とし
て、発射レバーの駆動装置にローターソレノイドやリニ
ヤソレノイドを採用したものが知られている。その場
合、発射レバーはソレノイドの電磁力によって発射レー
ル上のパチンコ球を打ち出す発射動作を行うと共に、起
動位置(停止位置)への復帰動作をバネ力や自重に依存
することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例では発射レバーの復帰動作にバネ力や自重を利用
するので、必ずしも発射レバーが起動位置へ完全に戻ら
ない、つまり復帰動作の途中から次の発射動作に変換す
ることがある。発射レバーの起動位置はパチンコ球への
発射力に大きく影響を及ぼすもので、復帰動作の途中か
ら発射動作に変換するようだと、パチンコ球のムラ飛び
の原因にもなる。
【0004】また、復帰動作の確実性の点では自重に頼
るよりバネ力を利用した方がよいが、その場合にはバネ
力が発射動作の抵抗となるので、その分ソレノイドの電
磁力を高める必要があり、装置の大型化を招く。しか
も、バネ力は経時的に変化するので、安定した良好な発
射動作の確保も難しいといった問題点もある。更に、従
来例では、発射の停止信号が発生した場合に即座に発射
を停止させるので、発射レール上にパチンコ球を供給し
た後で、停止信号が発生した場合には、パチンコ球が発
射レール上に残ってしまうといった問題点がある。
【0005】この発明はこのような問題点を解決するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点に鑑み本発明
は、発射レール(63)の発射位置に玉送り機構(例え
ば、球供給機構55)を介して1個づつ供給されるパチ
ンコ球を、発射レバー(76)により打ち出すパチンコ
機の打球発射装置(40)において、円周面に沿って配
列した複数の固定子鉄心(110)に交互にコイル(1
11)を逆巻きしたモータの固定子(101)と、前記
固定子鉄心に対応した数の永久磁石(103)を外周面
に沿ってN極とS極とを交互に配列して前記発射レバー
を連結した回転子(100)と、当該回転子を前記固定
子の内側に回転自由に支持する手段(例えば、ベアリン
グ79、99等)と、前記回転子の回動範囲を前記固定
子の磁極ピッチよりも小さな回動角度範囲に規制する回
動範囲規制手段(例えば、ストッパ85、86等)と、
前記回転子と固定子の対応磁極との問に所定の位相差を
付与するように回転子の初期位置を規制する位置規制手
段(例えば、位置決め突起102、ポンチ穴104等)
と、前記玉送り機構を所定のタイミングで作動させる作
動信号を出力すると共に、前記固定子のコイルに対する
励磁電流の供給方向を該作動信号に対応したタイミング
で交互に切換える駆動信号を出力するコントローラー
(例えば、制御ユニット220)と、を備え、前記コン
トローラは、遊技者による発射操作が行われた場合にオ
ンとなる起動スイッチ(47)と、タッチプレート(4
6)へ遊技者が接触した場合にオンとなるタッチ検出手
段(203)と、の各々がオンとなった場合に前記作動
信号および駆動信号を出力するように構成され、当該作
動信号および駆動信号の各々を出力している状態におい
て、前記起動スイッチがオフとなった場合に、前記玉送
り機構の作動を停止させた後に、1回の発射動作を行わ
せるように固定子に駆動信号を出力することを特徴とす
る。また、前記コントローラは、前記作動信号および駆
動信号の各々を出力している状態において、前記起動ス
イッチがオフとなっても、前記1回の発射動作が終了す
る前に再びオンとなった場合には、前記作動信号および
駆動信号をそのまま継続して出力するようにしてもよ
い。
【0007】
【作用】固定子鉄心側の磁極がリング状に配置した永久
磁石の各磁極に対して同極に変化すると、相対する同極
どうしの反発力と隣接する異極どうしの吸着力により、
円周方向設けた所定の位相差に基づき、異極どうしの
重なり合いが大きくなる回転方向へ回転子が固定子に対
して回動する。回転子鉄心側の磁極が再び変化すると、
同様に反発力と吸着力が働き、今度は異極どうしの重な
り合いが大きくなる回転方向が逆になるため、回転子は
元の位置に向けて回動する。したがって、発射レバーは
固定子鉄心側の2回の磁極変化につき、回転子を介して
1回ずつ往復回動するのであり、1往復で1回毎に発射
レール上のパチンコ球に対する発射動作と、起動位置へ
の復帰動作を繰り返すことになる。
【0008】そして、コントローラは、遊技者による発
射操作が行われた場合にオンとなる起動スイッチと、タ
ッチプレートへ遊技者が接触した場合にオンとなるタッ
チ検出手段と、の各々がオンとなった場合に、玉送り機
構を所定のタイミングで作動させる作動信号を出カする
と共に、固定子のコイルに対する励磁電流の供給方向を
該作動信号に対応したタイミングで交互に切換える駆動
信号を出力するが、作動信号および駆動信号の各々を出
力している状態において、起動スイッチがオフとなった
場合には、玉送り機構の作動を停止させた後に、1回の
発射動作を行わせるように固定子に駆動信号を出力す
る。したがって、発射が行われている状態から起動スイ
ッチがオフとなっても、発射レール上にパチンコ球が残
ることはない。
【0009】また、コントローラは、作動信号および駆
動信号の各々を出力している状態において、起動スイッ
チがオフとなっても、1回の発射動作が終了する前に再
びオンとなった場合には、作動信号および駆動信号をそ
のまま継続して出力するようにすれば、誤った操作によ
り起動スイッチが短い時間オフとなっても、発射は継続
して行われる。
【0010】
【実施例】図1はパチンコ機1の前面側の斜視図で、そ
の前面枠2には遊技盤(図示せず)の前面を覆うカバー
ガラス3の上方に賞球の排出表示ランプ4などが、カバ
ーガラス3の下方にパチンコ球の供給皿5ならびに受け
皿6と、供給皿5からのパチンコ球を1個ずつ遊技盤の
ガイドレールに向けて打ち出す打球発射装置の操作部7
が配設される。カバーガラス3はガラス枠を介して前面
枠2に開閉可能に取り付けられ、前面枠2は機枠8に同
じくヒンジ結合される。遊技盤は前面枠2のフレーム9
内に着脱可能に取り付けられる。
【0011】前面枠2の裏面には図2のように上部から
右側部および下部にかけて球排出装置10が、フレーム
9の下部に入賞球処理装置11が配設される。また、前
面枠2裏面の右側下部には球供給機構、発射レバー、モ
ータなどからなる打球発射装置が取り付けられる。
【0012】入賞球処理装置11は遊技盤裏面の集合樋
からの入賞球を処理するもので、集合樋に接続する案内
樋12と、案内樋12に連続する整流樋13と、整流樋
13に連続する導出樋14と、整流樋13に設置する入
賞球の検出器15とから構成される。これらの樋12〜
14は緩急に差はあるが、入賞球の自然流下を促す下り
傾斜に形成される。
【0013】入賞球の検出器15は整流樋13の中間で
これに一体形成した収納部に設置され、入賞球の1個ず
つの通過を許容するゲートを構成するもので、入賞球が
通過する毎に賞球の排出指令としてのオン信号を出力す
る。
【0014】球排出装置10は前面枠2裏面のフレーム
9上方でパチンコ球を貯留する賞球タンク16と、タン
ク16からのパチンコ球を前面側の供給皿5および受け
皿6へと導く排出樋17と、排出樋17の上流側で球の
流下を規制するストッパ機構18などから構成される。
【0015】賞球タンク16の傾斜底壁の最下部には誘
導樋19の上流部に臨む開口が形成され、誘導樋19の
下流側は排出樋17の上部に接続される。誘導樋19は
賞球タンク16からのパチンコ球を2列に整流しながら
流下させるもので、樋19の下流側には球ナラシを兼ね
る球留め装置20が配置される。
【0016】球留め装置20は樋19の上に架設した支
軸にて回動自由に指示される反り板21を備え、通常時
には反り板21が先端側の重みで樋19内を流下するパ
チンコ球にかぶさるように降下して球の重なりを防止す
る一方、パチンコ機の保守点検時や故障時には反り板2
1をほぼ直立状対に起こすとバネ力で保持され、今度は
反り板21の後端側が樋19内に侵入してパチンコ球の
流下を阻止するようになっている。誘導樋19の一部底
壁は反り板21の球留め位置の直下流にて球の重みで揺
動する可動板により構成され、可動板の揺動から球切れ
状態を検出する検出器22が設けられる。
【0017】排出樋17は上流側が誘導樋19に対応し
て2系統の並列路に、下流側はこれらに接続する合流路
に形成され、並列路は誘導樋19にUターン路を介して
接続する整流樋23を備え、整流樋23の途中にストッ
パ機構18が設置される。
【0018】合流路は並列路からの排出球の落下速度を
緩和する蛇行樋26と、蛇行樋26に連続する分配樋2
8を備え、分配樋28の上流側にパチンコ機1前面の供
給皿5につながる導出口29が形成される。分配樋28
の下流側は緩やかな傾斜樋30を介して同じく受け皿に
接続される。分配樋28の導出口29直下の樋壁には樋
28内が排出球で一杯になるとその押圧力で傾動する可
動壁31が設けられ、可動壁31の傾動から樋28内の
排出球のオーバーフロー状態を検出する検出器32が設
置される。33は排出球に当たって鈴音を発するベルで
ある。
【0019】ストッパ機構18は整流樋23の平行路内
に対して進退可能な1対の係止部材34と、これらを進
退させるソレノイド24などから構成され、入賞球の検
出器15からのオン信号に基づく排出要求の発生時にソ
レノイド35の駆動により、1対の係止部材34が互い
に前後して所定時間だけ平行路内から後退して設定数の
賞球を順次落下させるようになっている。36は排出球
を検出する検出器で、この例では係止部材34との位置
関係から最初の排出球を検出できないので、1回の排出
数はあらかじめその分を引いて設定される。
【0020】排出樋17の合流路には蛇行樋26下部か
ら分岐するように球抜き樋37が形成され、その分岐部
に開閉扉38が配設される。開閉扉38はソレノイド
(図示せず)により駆動され、閉じ状態で球抜き樋37
を遮断する一方、開き時には球抜き樋37を蛇行樋26
に接続すると共に蛇行樋26の下流側を遮断するように
なっている。なお、球抜き樋37を流下するパチンコ球
は入賞球処理装置11の処理済球ならびにアウト球導出
樋39からのアウト球と同じく、パチンコ機1後方の回
収樋へと排出される。
【0021】さて、打球発射装置40は既述のようにパ
チンコ機1の前面側に配設する操作部7と、その裏面側
に組み付ける球供給機構、発射レバーおよびその駆動モ
ータなどから構成されるもので、操作部7は図3,図4
のように前面枠2の下部表面にハンドル41付きの固定
ノブ42を備える。ノブ42は握り部が輪切り状態に2
分割され、両部品間にハンドル41が回動可能に挟持さ
れる。ハンドル41は中心部にてノブ42内の回転軸4
3に結合され、ノブ42外周に異形の指掛け部41Aを
形成する。表面パネル45の裏側には打球の発射力調整
用の可変抵抗器44が取り付けられ、その回動軸にハン
ドル41の回転軸43が連結される。
【0022】そして、固定ノブ42のハンドル41を回
動操作すると、ハンドル41の回転角度に応じて可変抵
抗器44の抵抗値が変化する。可変抵抗器44は発射レ
バーの駆動モータの電源回路に接続され、後述するよう
にモータへの供給電圧つまり打球の発射力をハンドル4
1の回動操作に依存して加減する。固定ノブ42表面に
は握り手を検出するためのタッチプレート46が設けら
れる。
【0023】表面パネル45の裏側にはモータの起動ス
イッチ47と、これをオンーオフする揺動レバー48が
配設される。レバー48はL字状の角部でピンを介して
回動自由に支持され、一端にパネル45の側面に突き出
す押しボタン49が形成される。レバー48の他端はハ
ンドル41の回転軸43へと延ばされ、その途中にスイ
ッチ47のプッシュピン50が突設される。回転軸43
には初期位置(発射レバーの駆動モータの停止位置)で
レバー48を押し上げる突起51が形成される。
【0024】ハンドル41の初期位置では揺動レバー4
8が回転軸43の突起51に乗り上げ、プッシュピン5
0にてスイッチ47を押してオフにすると共に、ハンド
ル41を回動操作するとレバー48が突起51から解放
され、スイッチ47がオンするようになっている。ま
た、ハンドル41を作動範囲に保持した状態でも、必要
に応じてパネル側面の押しボタン49を操作すると、レ
バー48がスイッチ47に向けて回動するので、一時的
に駆動モータを停止させることもできる。なお、ハンド
ル41は図示しないリターンスプリングにより初期位置
に付勢される。
【0025】球供給機構55はパチンコ機1前面の供給
皿5からの球を発射レール上に1個ずつ供給するもの
で、図5,図6のようにケース56に球導入口57と、
導入口57からのパチンコ球を1列に整流する下り傾斜
のスライド樋58と、スライド樋58の下流側に臨むコ
の字状の球受け部59を備える球送りレバー60と、送
りレバー60からの球を発射レール上に落下させる球導
出口61などが設けられる。ケース56は表裏2枚のパ
ネルの重合構造になり、表面側のパネルに球導入口57
が、裏面側のパネル(カバー62)に球導出口61がそ
れぞれ開口される。スライド樋58および球送りレバー
60などはこれらのパネル内に配設される。なお、ケー
ス56は図3において打球発射装置40の操作部7上方
の発射レール63を含む露出部を覆うように開閉パネル
(図示せず)裏側に取り付けられ、そのパネル表面側に
供給皿5が配設されるのである。
【0026】ケース56内には球送りレバー60を駆動
するソレノイド64が配置され、レバー60のソレノイ
ド64との対向側面に金属板65が取り付けられる。ソ
レノイド64の通電時には図6(A)のように球送りレ
バー60がソレノイド64の磁力によって吸着され、こ
れによりコの字状の球受け部59がスライド樋58に連
続して樋58からのパチンコ球を1個だけ受け入れる。
この状態から球送りレバー60はソレノイド64の通電
がオフされると、自重で下方に回動してその降下位置の
側面に開口する球導出口61へとパチンコ球を送り出
す。
【0027】ソレノイド64は発射レバーの打球の打ち
出しタイミングに合わせてオンーオフ制御され、したが
って供給皿5からのパチンコ球は球送りレバー60を介
して1個ずつ発射レール63上に供給されることにな
る。
【0028】ケース56内にはパチンコ機の打ち止め時
に供給樋を遮断する打止めレバー66が配設される。打
止めレバー66はケース56上部にて一端の軸穴67を
介して回動自由に支持され、他端にケース56側のガイ
ド溝68を移動自由なガイドピン69が形成される。レ
バー66の他端には下向きのシャッタ70が取り付けら
れ、シャッタ70はレバー66の揺動に伴って上方から
樋58を開閉する。レバー66を開き状態に保持するの
が係止レバー71で、通常時は扇状のレバー71でガイ
ドピン69を溝68の上端位置に支持すると共に、打ち
止め時には揺動自由な状態になってガイドピン69の下
動を許容する。なお、係止レバー71の保持はソレノイ
ド(図示せず)に依る。
【0029】供給皿5からのパチンコ球を受け皿6へと
排出させるため、スライド樋58はケース56側のスラ
イド溝72に摺動可能に支持され、供給皿5の近くに配
置した操作つまみ73(図1参照)を押し下げると下方
の球抜き樋74を開口すると共に、操作つまみ73Aを
放すと初期位置(球抜き樋74の閉じ位置)に弾性復帰
するようになっている。なお、スライド樋58を開き位
置に拘束(ロック)するための操作つまみ73B(図1
参照)が付設される。
【0030】球抜き樋74はケース56の裏面カバー6
2に球排出口74Aへ向かって下り傾斜するように形成
される。また、裏面カバー62には導入口57からの球
を初期位置のスライド樋58上へと導くガイド75が設
けられる。
【0031】発射レバー76は先端を発射レール63の
基端部に臨ませて配設するもので、図7のようにユニッ
ト基板77の片側で後述するモータの回転軸78に取り
付けられる。モータの回転軸78はベアリング79を介
してユニット基板77に支持され、軸78途中に六角形
状の嵌合部80が形成される。発射レバー76は基端に
嵌合部80と対応する取付穴81を備え、モータの回転
軸78にベアリング79との間でスペーサ82を挟み、
取付穴81に嵌合部80を噛み合わせてワッシャ83を
介しナット84で締結される。
【0032】ユニット基板77には発射レバー76の回
動ストロークを規制するストッパ85,86が配置され
る。レバー76の発射位置を規制するストッパ85はブ
ラケット87の先端に角型の弾性部材88を一部が突出
するようにはめ付けたもので、ブラケット87の長孔8
9を介してユニット基板77の所定位置にネジ止され、
長孔89の範囲で位置調整可能となる。ストッパ86は
レバー76の起動位置を規制するもので、円形の弾性部
材90がワッシャ91などと共にユニット基板77の所
定位置に突設のピン92上に取り付けられる。
【0033】なお、両ストッパ85,86による発射レ
バー76の規制ストロークであるが、後述するように発
射レバー76の良好な作動性を確保する上でモータの往
復回動の角度範囲よりも幾分か狭く設定することが望ま
しく、たとえばモータの回動角度が60度の場合、発射
レバー76の回動ストロークはモータの回動角度に中心
を合わせて50度に規制すると良い。
【0034】モータ95は図8のようにユニット基板7
7の片側(発射レバー76の反対側)に配設される。基
板77自体は打球操作部7のパネル45裏側でボス96
を介して位置決めした状態にて前面枠2内に組み付けら
れる。基板77には中央にモータ95設置用の円形の浅
いくぼみ97が設けられ、モータ95はくぼみ97内で
回転軸78のベアリング79部を介して固定される。
【0035】モータ95としてはパルス電流により回動
する、いわゆるロータリ・パルス・モータが用いられ、
図9,図10のように構成される。
【0036】モータ95の回転軸78は円筒状のケース
98内の中心を前後に貫通して、ケース98両端のベア
リング79,99を介し回動自由に取り付けられる。回
転軸78の中間部外周には複数の永久磁石で構成された
円盤状の回転子100(ロータ)が一体に結合され、回
転子100の外周には固定子101がモータケースの内
周に沿って配設される。
【0037】具体的には、固定子101は同一円周上に
等間隔で放射状に配設した偶数個(この例では6個)の
鉄心110にコイル111を交互に逆巻きすることによ
り形成され、また回転子100は同じく鉄心に対応する
数の永久磁石103が同一円周上でN極とS極が交互に
分かれるようにリング状に配置される。
【0038】固定子101の各コイル111は後述する
ように電流の流れ方向が交互に転換され、これに伴って
固定子101の各磁極が変化して回転子100の各永久
磁石103を吸着、反発することにより、回転子100
を磁極ピッチ間で可逆的に回転させる。
【0039】これらの固定子101と回転子100との
間には回転子100の可逆的な回転動作を円滑に行うた
めに、各固定子鉄心110と永久磁石103とが図11
のように、初期位置において円周方向に所定の位相差を
もつように位置決めされると共に、その回動角度が磁極
ピッチ以下となるように規制される。
【0040】固定子101と回転子100とが互いに位
相差をもつことにより、固定子101が磁化されたとき
に、回転子100は位相が重なり合う方向に確実に回転
し、この点、位相差がなく完全に中立位置にある場合に
は、回転子100の回転方向が定まらず、起動動作が不
安定となってしまう。
【0041】この位相差をもたすため、ケース98は前
後のはめ合わせ構造になり、両ケース部材98a,98
bの嵌合部に位置決め突起102が設けられる。また、
図7,図8に示すようにモータ回転軸78に取付けられ
る発射レバー76の位置と、ユニット基板77に対する
モータ95の取付位置が決められると共に、図12
(A),(B)のように発射レバー76の回動角度を規
制するストッパ85と86の位置が適切に設定される。
なお、104は発射レバー76の回転軸78に対する取
付位置を決めるための軸78端面に刻印したポンチ穴、
105はモータ95のハーネス配線用の挿入口で、この
挿入口105の位置からモータ95の設置状態が決めら
れる。
【0042】これらにより、回転子100と固定子10
1とは初期位置において所定の位相差をもつと共に、最
大回動角度θが磁極ピッチ以下、つまりθ<360度/
磁極数となるよう(この実施例では前述したように、磁
極数が6であるから最大回動角度は60度以下の例えば
約50度)に設定される。なお、最大回動角度を磁極ピ
ッチ角度よりも小さくしたのは、最大回動位置において
も回転子100の磁極が固定子101の磁極と正対する
ことなく、所定の位相差をもってその手前で停止させる
ためで、これにより逆転動作、つまり戻り側への作動を
確実に開始させられる。
【0043】ここで、固定子101に対する電流の供給
方向を切換ることにより磁極を変化させ、回転子100
が可逆的に回転する様子を図11に示す。
【0044】図11(A)は発射準備の状態であり、固
定子101の各鉄心110は図のように励磁され、各磁
極に相対する回転子100の永久磁石103が吸着さ
れ、発射レバー76を起動位置に保持する。
【0045】この状態から固定子101に供給する電流
の方向を切換えると(発射信号:CW)、図11(B)
のように固定子101の各磁極が変化し、同極どうしの
反発力と異極どうしの吸着力によって、回転子100は
各磁極の位相の重なり合いが大きくなる方向(時計回り
方向)へと回動する。
【0046】図11(C)はこのようにして、回転子1
00が回転した状態を示し、この回転により発射レバー
76がパチンコ球を打ち出す。発射レバー76の回動位
置はストッパ85により規制され、この最大各度位置に
おいても回転子100の各磁極は固定子101に対して
所定の位相差をもつ。
【0047】図11(C)の状態から、固定子101へ
の電流の供給方向を切換え(復帰信号CCW)により、
図11(D)のように磁極が変化すると、一部で重なり
合う異極間での吸着作用により、回転子100は今度は
反時計回り方向に回転し、図11(A)で示す元の位置
へと戻る。
【0048】したがって、発射レバー76は図12
(A)の起動位置と図12(B)の発射位置との間を、
モータ95の固定子101に流す電流の切換に伴って往
復回動することになる。
【0049】ところで、回転子100に与えられる回転
駆動力は、固定子101のコイル111に流す電流の大
きさによって変化し、電流を強くするほど駆動トルクは
増加する。前述したハンドル41の回動角度に応じて可
変抵抗器44の抵抗値が変化し、これに基づいて制御ユ
ニット220は後述するように固定子101に対する供
給電流を変化させる。これにより、発射レバー76の打
球の発射力が調整され、打球の飛距離が変化する。
【0050】次に、図13に打球発射装置40の作動を
制御するための、制御ユニット220(コントローラ)
のブロック構成を示す。
【0051】46は打球操作部のノブを握ってハンドル
41を操作したときにオンとなるタッチプレート、20
3はタッチプレート46の出力を受けてノブの握り状態
を判定するタッチ検出手段、47は同じくハンドル41
の操作によりオンとなる起動スイッチ、また44はハン
ドル41の回動操作量に応じて出力が変化する可変抵抗
器である。
【0052】起動停止制御手段200はタッチ検出手段
203からの検出信号と、起動スイッチ47からのオン
信号を受けると、モータ駆動制御手段201とタイミン
グ制御手段202に起動信号を出力する一方、これらの
入力信号の少なくともいずれか一方がオフに変換すると
同じく停止信号を出力する。この場合、後述するように
タッチ検出手段203がオンでも起動スイッチ47がオ
フしたときは球送り動作は停止させるが、1回だけ発射
動作を行わせ、また起動スイッチ47がオンのときにタ
ッチ検出手段203がオフになると、球送り動作をさら
に1回だけ行い、発射動作は2回繰り返すように各停止
信号の出力を制御する。
【0053】電圧可変制御手段204は電源回路205
からモータ95への供給電圧を前記可変抵抗器44の出
力に応じて制御し、これによりハンドル41の操作量に
応じてモータ駆動トルクを増減させる。なお、電源回路
205にはAC電源208からの電流がリレー207
(打止め信号の発生時に回路を遮断する)を介して供給
される。また、電圧可変制御手段204の出力の初期値
は初期値調整手段209によって自由に調整できる。
【0054】タイミング制御手段202は前記起動信号
の入力時にモータ駆動制御手段201および球送りレバ
ー駆動制御手段206にそれぞれ所定周期のタイミング
信号を出力するもので、これによって打球の発射周期は
制御される。
【0055】モータ駆動制御手段201は電圧可変制御
手段204からの出力レベルに応じた電流を、前記タイ
ミング制御手段202からの発射タイミング信号に同期
しつつ、その通電方向を可逆的に切り替え制御するもの
で、モータ95はこれに応じて発射レバーを起動位置と
発射位置との間で間欠的に往復回動させる。
【0056】つまり、モータ95の固定子101に対し
て、発射タイミングに同期しつつ方向が交互に切換わる
パルス電流(復帰信号CCWと発射信号CW)を出力
し、回転子100を所定の範囲で往復回動させ、かつそ
の電流値をハンドル41の操作量に応じて変化させるこ
とにより回転駆動トルクを増減させるのである。
【0057】球送りレバー駆動制御手段206は前記タ
イミング制御手段202からの球送タイミング信号に同
期して球送りソレノイド64をオン・オフ制御する。球
送りソレノイド64はオン・オフに伴って球送りレバー
を揺動させて、パチンコ機前面の供給皿からの球を1個
ずつ発射レール上に供給する。なお、球送りソレノイド
64の駆動は球排出装置の検出器32が分配樋内の排出
球のオーバフロー状態を検出すると停止される。
【0058】ここで、打球発射装置40の制御内容を図
14〜図16のタイミングチャートに基づいて説明す
る。
【0059】図14と図15は排出球の非オーバフロー
状態で打ち止め信号が入力しない通常の状態における動
作を示すものであるが、このうち図14では起動スイッ
チ47が途中でオフになった場合、また図15ではタッ
チプレート46が同じくオフになった場合の動作を含め
て説明する。
【0060】図14において、打球操作部7の発射操作
に伴ってタッチプレート46と起動スイッチ47が共に
オンすると同時に、球送りソレノイド64とモータ95
の駆動が開始される。球送りソレノイド64は所定周期
でオン−オフに変換され、球送りレバー60を間欠的に
揺動させる。球送りレバー60はソレノイド64のオン
によりコの字状の球受け部59が供給樋58に臨む待機
位置に保持され、その間に球受け部59が供給樋58か
ら受け入れる1個のパチンコ球をソレノイド64のオフ
に伴う降下によって球導出口61から発射レール63上
に供給する。
【0061】モータ95の駆動信号は球送りソレノイド
64のオンに同期して常に発射レバー76の復帰信号
(CCW)から立ち上がり、球送りレバー60から発射
レール63上に供給されるパチンコ球を発射レバー76
でタイミング良く打ち出すように発射信号(CW)に変
換される。モータ95は復帰信号と発射信号の切り替え
に伴って所定の規制ストロークを往復回動する。
【0062】タッチプレート46と起動スイッチ47の
少なくともいずれか一方がオフすると、発射レール63
および球送りレバー60にパチンコ球を残さないように
モータ95ならびに球送りソレノイド64の駆動が停止
される。
【0063】例えば打球操作部7のノブ42を握った状
態でハンドル41もしくは押しボタン49を操作するこ
とによって、t2,t3のように起動スイッチ47をオ
フすると、球送りソレノイド64は直ちにオフになる
が、モータ95はその時点からさらに継続して1回だけ
発射レール63上のパチンコ球を打ち出すように駆動さ
れ、発射レバー76を起動位置に戻した状態で停止させ
る。
【0064】ただし、t1のように起動スイッチ47の
オフ時間が短く、モータ95の1回の発射動作が終了す
るまでの間に再度オンになると、そのままの動作が継続
され、発射動作を中断することはない。
【0065】これに対して、図15のように起動スイッ
チ47がオンの状態で、T1,T2で示すようにタッチ
プレート46がオフになると、その時点から球送りソレ
ノイド64がさらに1回オンに変換され球送りを行うと
共に、モータ95は発射動作を2回繰り返して復帰動作
後に停止される。
【0066】これはタッチプレート46がノブ42の握
り具合によって一時的にオフしやすく、誤ってタッチプ
レート46から手が離れたときに打球の発射を中断させ
ないためである。
【0067】また、検出器32が樋28内の排出球のオ
ーバフロー状態を検出すると、図16のように検出器3
2のオフにより球送りソレノイド64だけが停止され、
モータ95は駆動状態を継続する。
【0068】オーバフロー状態ではモータ95はそのま
ま発射動作するが、球送り動作を中止してオーバフロー
の解消を遊技者に促すのである。
【0069】このような構成により、パチンコ機1の通
常状態において打球発射装置40の操作部7を正常に発
射操作すると、起動スイッチ47とタッチプレート46
のオンにより球送りレバー60のソレノイド64と発射
レバー76のモータ95が同期的に駆動され、パチンコ
機1前面の供給皿5からの球を1個ずつ発射レール63
上に供給しながら、これをハンドル41の操作角度に応
じた発射力にて遊技盤に向けて連続的に打ち出すことが
可能となる。
【0070】この場合、発射レバー76は励磁電流の流
れの切り替えに伴って往復回動するモータ95によって
駆動され、モータ95の駆動力で発射動作と復帰動作を
交互に行うようにしたので、従来のように例えばレバー
の復帰動作をバネ力や自重に依存する場合に較べて迅速
かつ安定した確実な作動性が得られ、緩慢な復帰動作の
途中から発射動作に切り替わるようなことはなく、遊技
球のムラ飛び防止が有効に図れる。
【0071】また発射レバー76に戻しバネが不要なた
め、バネ力が発射動作の抵抗になることもなく、その分
モータ95などの小型化が可能となる。
【0072】さらに、モータ95の駆動信号は打球発射
装置40の起動に同期して常に必ず復帰信号(CCW)
から立ち上がるようにしたので、前回停止時の復帰動作
により発射レバー76が起動位置の規制ストッパ86に
弾かれ、幾分か浮いた状態で止まることがあっても、立
ち上がりの復帰動作によって起動位置に戻されてから発
射動作に移るため、発射第一球から遊技球を適確に打ち
出すことができる。
【0073】停止時にはその時点からさらにモータ95
および球送りソレノイド64が停止条件に応じて所定回
数だけ継続して駆動されるため、発射レール63や球送
りレバー60に球を残すことなく遊技を終了できる。
【0074】また、樋28内が排出球でオーバフロー状
態になると、球送りソレノイド64のみが停止され、打
球操作をやめないかぎりモータ95の駆動は継続するた
め、排出球のオーバフロー状態を解消すれば、ハンドル
41の調整角度を変えずに、引き続き同じ発射力で遊技
球が打ち出されることになる。
【0075】図17は打球発射装置40の他の実施例の
制御系のブロック図を示すもので、この場合モータ95
の回転力(電磁石の磁力)を発射レバーの復帰動作時に
抑制する戻し電圧制御手段210が付加される。モータ
駆動制御手段201は発射レバーの発射動作時にそのと
きの可変抵抗器44の出力に応じた電流値で、また復帰
動作時には戻し電圧制御手段210からの信号に基づく
一定の電流値でモータ95の駆動を制御するようになっ
ている。
【0076】なお、図13の構成と同一手段については
同一符号を付けて、重複説明を省略する。
【0077】これによれば、発射レバー76は打球操作
部のハンドル操作角に関係なく常に一定の速さで復帰動
作することになり、起動位置の規制ストッパとの跳返り
防止が有効に図れると共に、モータ95の無駄な電力消
費の節約にも役立つ。
【0078】なお、打球発射装置40は必要に応じて、
例えばパチンコ機の前面枠を開くと、これを検出する検
出器を介してモータ95および球送りソレノイド64の
少なくともいずれか一方が停止されるようにしても良
い。
【0079】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、発射レール
発射位置に玉送り機構を介して1個づつ供給されるパチ
ンコ球を、発射レバーにより打ち出すパチンコ機の打球
発射装置において、円周面に沿って配列した複数の固定
子鉄心に交互にコイルを逆巻きしたモータの固定子と、
前記固定子鉄心に対応した数の永久磁石を外周面に沿っ
てN極とS極とを交互に配列して前記発射レバーを連結
した回転子と、この回転子を前記固定子の内側に回転自
由に支持する手段と前記回転子の回動範囲を前記固定
子の磁極ピッチよりも小さな回動角度範囲に規制する回
動範囲規制手段と、前記回転子と固定子の対応磁極との
問に所定の位相差を付与するように回転子の初期位置を
規制する位置規制手段と、前記玉送り機構を所定のタイ
ミングで作動させる作動信号を出力すると共に、前記固
定子のコイルに対する励磁電流の供給方向を該作動信号
に対応したタイミングで交互に切換える駆動信号を出力
するコントローラとを備え、前記コントローラは、遊技
者による発射操作が行われた場合にオンとなる起動スイ
ッチと、タッチプレートへ遊技者が接触した場合にオン
となるタッチ検出手段と、の各々がオンとなった場合に
前記作動信号および駆動信号を出力するように構成さ
れ、当該作動信号および駆動信号の各々を出力している
状態において、前記起動スイッチがオフとなった場合
に、前記玉送り機構の作動を停止させた後に、1回の発
射動作を行わせるように固定子に駆動信号を出力するこ
ととしたので、発射レバーの往復動に対して共にモータ
駆動力を利用することができ、安定した確実かつ迅速な
発射動作と復帰動作が得られ、パチンコ球のムラ飛び防
止が有効に図れ、また復帰動作にスプリング等を用いな
いため、発射レバーの要求駆動力が小さくなり、モータ
の小型化も可能となる。また、発射を停止した際に、パ
チンコ球が発射レール上に残ってしまうことを防止でき
るので、例えば、遊技者は自分のパチンコ球を発射レー
ル上に残したまま遊技を終了することがないし、遊技の
再開時(発射の再開時)に発射レール上に2個目のパチ
ンコ球を供給してしまうことで発生する発射のトラブル
を防止できる。また、コントローラは、作動信号および
駆動信号の各々を出力している状態において、起動スイ
ッチがオフとなっても、1回の発射動作が終了する前に
再びオ ンとなった場合には、作動信号および駆動信号を
そのまま継続して出力するようにすれば、誤った操作に
より起動スイッチが短い時間オフとなっても、発射は継
続して行われるので、遊技者の不本意に発射が中断して
しまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の前面側の斜視図である。
【図2】パチンコ機の裏面構成図である。
【図3】打球発射装置の一部斜視図である。
【図4】打球操作部の裏面図である。
【図5】打球供給装置の分解斜視図である。
【図6】打球供給装置の作動説明図である。
【図7】発射レバーの取付状態図である。
【図8】発射レバーの駆動モータの取付状態図である。
【図9】発射レバーの駆動モータの外観斜視図である。
【図10】発射レバーの駆動モータの分解斜視図であ
る。
【図11】発射レバーの駆動モータの作動説明図であ
る。
【図12】発射レバーの作動説明図である。
【図13】打球発射装置の制御系のブロック構成図であ
る。
【図14】打球発射装置の制御内容を説明するタイミン
グチャートである。
【図15】打球発射装置の制御内容を説明するタイミン
グチャートである。
【図16】打球発射装置の制御内容を説明するタイミン
グチャートである。
【図17】他の実施例を説明する打球発射装置の制御系
のブロック構成図である。
【符号の説明】
5 供給皿 7 打球操作部 47 起動スイッチ 55 球供給機構 60 球送りレバー 64 球送りソレノイド 76 発射レバー 85 発射レバーのストッパ 86 発射レバーのストッパ 95 モータ 100 回転子 101 固定子 103 永久磁石 220 打球発射装置の制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発射レールの発射位置に玉送り機構を介し
    て1個づつ供給されるパチンコ球を、発射レバーにより
    打ち出すパチンコ機の打球発射装置において、 円周面に沿って配列した複数の固定子鉄心に交互にコイ
    ルを逆巻きしたモータの固定子と、 前記固定子鉄心に対応した数の永久磁石を外周面に沿っ
    てN極とS極とを交互に配列して前記発射レバーを連結
    した回転子と、 当該回転子を前記固定子の内側に回転自由に支持する手
    段と、 前記回転子の回動範囲を前記固定子の磁極ピッチよりも
    小さな回動角度範囲に規制する回動範囲規制手段と、 前記回転子と固定子の対応磁極との間に所定の位相差を
    付与するように回転子の初期位置を規制する位置規制手
    段と、前記玉送り機構を所定のタイミングで作動させる作動信
    号を出力すると共に、前記固定子のコイルに対する励磁
    電流の供給方向を該作動信号に対応したタイミングで交
    互に切り換える駆動信号を出力するコントローラと、 を備え、 前記コントローラは、 遊技者による発射操作が行われた場合にオンとなる起動
    スイッチと、タッチプレートへ遊技者が接触した場合に
    オンとなるタッチ検出手段と、の各々がオンとなった場
    合に前記作動信号および駆動信号を出力するように構成
    され、 当該作動信号および駆動信号の各々を出力している状態
    において、前記起動スイッチがオフとなった場合に、前
    記玉送り機構の作動を停止させた後に、1回の発射動作
    を行わせるように固定子に駆動信号を出力することを特
    徴とするパチンコ機の打球発射装置。
  2. 【請求項2】前記コントローラは、前記作動信号および
    駆動信号の各々を出力している状態において、前記起動
    スイッチがオフとなっても、前記1回の発射動作が終了
    する前に再びオンとなった場合には、前記作動信号およ
    び駆動信号をそのまま継続し て出力することを特徴とす
    るパチンコ機の打球発射装置。
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