JP3059534B2 - 可逆式比例型膨張弁の制御方法 - Google Patents

可逆式比例型膨張弁の制御方法

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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F25B2600/21Refrigerant outlet evaporator temperature

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍装置もしくはヒート
ポンプ装置の冷媒流路中に設けられ、冷媒流量を調整す
るための電磁力を利用し、あるいはパルスモータの回転
力を利用した可逆式比例型膨張弁を制御するための方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における冷凍装置(本出願人によっ
て出願されている、例えば、特公昭60−45779号
公報)としては、図18の如き構成のものが知られてい
る。図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は可逆式
比例膨張弁、4は該膨張弁3の開度を入力信号に応じて
調整する電磁石、パルスモータ等の駆動源、5は蒸発
器、6,7は蒸発器5の出口側の温度と圧力を検出する
温度センサと圧力センサ、8は該温度センサ6、圧力セ
ンサ7との出力に基づき前記駆動源を制御するコントロ
ーラである。
【0003】なお、ヒートポンプ装置の場合には、圧縮
機1の入口側と出口側との間に四方弁を接続し、凝縮器
2を室外側熱交換器として利用し、蒸発器5を室内側熱
交換器として利用する以外は冷凍装置と同一構成なの
で、以下、冷凍装置の動作について説明する。
【0004】而して、温度センサ6と圧力センサ7より
の検出値の差を過熱度とみなして制御回路8により、該
過熱度と設定過熱度との偏差の値を、PI演算もしくは
PID演算をして駆動源4の操作量を求め、この求めた
電気信号を駆動源4に印加することにより膨張弁3の開
度を制御し、冷凍装置の冷媒流量を調節するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した制
御回路8による制御において、定常状態(目標値追従)
と非定常状態(外乱抑制)の両方の制御応答特性が最良
であることが要求されているが、しかし、従来の前記し
たPID制御においては、1つの関数式に1種類のパラ
メータしか設定できないために、定常状態の制御応答特
性が最良になるようにパラメータを設定すると、非定常
状態では整定時間がながくなる(図19の曲線Aを参
照)
【0006】逆に非定常状態の制御応答特性が最良にな
るようにパラメータを設定すると、定常状態ではオーバ
シュートが大きくなるという相反する特性をもっており
(図19の曲線Bを参照)、定常状態および非定常状態
の何れにおいても安定した制御ができないという問題が
あった。
【0007】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、定常状態と非定常状
態に分けて制御規則を作成し、それらを並列に扱って制
御を行うことにより、定常状態と非定常状態の両方にお
いて最良の制御応答特性を得ることができる可逆式比例
型膨張弁の制御方法を提供せんとするにある。
【0008】また、本発明の他の目的とするところは、
時間に関する制御規制を加えることにより、定常状態で
はできるだけ長い周期で制御し、非定常状態ではできる
だけ短い周期で制御するようにした可逆式比例型膨張弁
の制御方法を提供せんとするにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明の可逆式比例型膨張弁の制御方法は前記した目的を達
成せんとするもので、その手段は、定常運転時は冷媒の
過熱度の偏差と、冷媒の蒸発温度の変化量をファジィ理
演算して第一の操作量を求め、非定常運転時は冷媒の
蒸発圧力の変化量をファジィ理論演算して第二の操作量
を求め、更に、前記第一の操作量と第二の操作量とを合
計して該合計値の絶対値である第三の操作量を求め、該
第三の操作量の値が大きければ大きいほど前記膨張弁の
制御周期を短くし、また、前記第三の操作量の値が小さ
ければ小さいほど前記膨張弁の制御周期を長くしたこと
である。
【0010】また、請求項2に記載した本発明の可逆式
比例型膨張弁の制御方法は前記した目的を達成せんとす
るもので、その手段は、冷凍装置もしくはヒートポンプ
装置の蒸発器の出口側における冷媒の蒸発温度を検知す
る温度センサおよび冷媒の蒸発圧力を検知する圧力セン
サとを有し、上記両センサよりの検出値から冷媒の過熱
度を演算し、該過熱度を予め設定された不感帯内に存在
させるべく電気信号で駆動されて開度を調整し、その開
度により冷媒の流量を制御する可逆式比例型膨張弁にお
いて、定常運転時には、前記演算した冷媒の過熱度と予
め設定された過熱度との偏差の値と、冷媒の蒸発温度の
変化量の値から制御ルールに基づいてファジイ理論演算
をして、前記膨張弁の操作量を求め、また、圧縮器の起
動、停止、能力変更、除霜運転、凝縮器の条件変更、蒸
発器の条件変更等による非定常運転時には、冷媒の蒸発
圧力の変化量の値から制御ルールに基づいてファジィ理
論演算をして、前記膨張弁の操作量を求め、前記定常運
転時の操作量と、前記非定常運転時の操作量とを合計
て演算操作量を求め、冷凍装置もしくはヒートポンプ装
置の冷媒流路系のむだ時間よりも大きい値に設定された
前記膨張弁の制御周期の値を、メンバーシップ関数の正
の大(PB)点として、前記膨張弁を前回操作したとき
から、該膨張弁を次回操作するまでの経過時間の値と、
前記演算操作量の値とから、制御ルールに基づいてファ
ジィ理論演算をして、前記膨張弁の操作量の値を求め、
該膨張弁の駆動部に電気信号を送出することにより、前
冷凍 装置、もしくは前記ヒートポンプ装置が必要とす
る冷媒の流量に応じて、前記膨張弁の開度を制御するよ
うにしたことである。
【0011】
【作用】以上の構成による作用を以下に説明する。図1
6に該膨張弁3の開度Oに対する流量Qの特性を示す。
全閉O0 時の流量をQ0 、全開O100 時の流量を
100 、低開度領域をL、中開度領域をM、高開度領域
をHとする。
【0012】また、図17は該膨張弁3を操作している
タイミング図である。冷凍装置の固有の冷媒流路系のむ
だ時間TL、該むだ時間TLよりも大きい値に設定され
た該膨張弁3の制御周期をTs 、前回該膨張弁3を操作
したときからの経過時間をTm とする。定常運転時は、
膨張弁の開度は前記した各々の領域内において制御さ
、またタイミングは、 Tm ≒Ts となって、制御される。
【0013】一方、非定常運転時は、現在の領域から別
の領域への変更であり、タイミングも、 Tm <Ts となって、素早く開度が変更される。
【0014】特に、圧縮機の起動時には、全閉O0 から
高開度領域Hまで、急速に変更しなければならないた
め、 Tm ≒0 となるように、ファジイ理論演算がなされている。これ
により、過熱度を予め設定された不感帯内に存在させる
べく、外乱の大小に関わらず、短い整定時間にて、冷媒
の流量に応じた膨張弁の開度に制御している。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。なお、前記した図18と同一符号は同一部分を
示し説明は省略する。また、本実施例にあっては膨張弁
3はパルスモータを駆動源4としたものである
【0016】61は蒸発温度センサ6の信号を受けて、
後段のA/D変換器63の入力に適した信号レベルとな
るように演算、増幅を行う温度−電圧信号変換器、62
は蒸発圧力センサ7の信号を受けて、A/D変換器63
の入力に適した信号レベルとなるように演算、増幅を行
う圧力−電圧信号変換器、63はマイクロコンピュータ
64によって制御され、入力データの選択、アナログデ
ータよりデジタルデータへの変換、デジタルデータの出
力等を行うA/D変換器である。
【0017】64はROM、RAM、I/Oポート等を
内蔵したシングルチップ・マイクロコンピュータであ
り、予め記憶されているプログラムに従ってA/D変換
器63を制御し、そのデジタルデータを入力し、プログ
ラムに基づき演算し、その演算結果をパルスモータ駆動
部65に出力する。65はマイクロコンピュータ64よ
りの出力信号に基づいて、パルスモータ駆動型膨張弁3
にパルス信号を送出し、回転させるモータ駆動部であ
る。
【0018】次に、上記した構成に基づいて動作を説明
するに、冷媒の流量はパルス数の増減によって制御され
るので、マイクロコンピュータ64の記憶機能により、
そのパルス数を記憶しておけば任意の開度Oにおける操
作パルス量ΔUを必要に応じて演算できる。
【0019】この場合、基準位置の検出が必要となる
が、マイクロコンピュータ64の電源が確立したとき、
全閉位置O0 を基準位置となすように膨張弁3を操作す
る。この操作の方法は、すでに公知である。この操作を
マイクロコンピュータ64において行った後、実際の制
御に入る。以下、その動作について図2、図3のフロー
チャート図と共に説明する。
【0020】蒸発器4の出口側の任意の時刻nにおける
蒸発温度TEn は、A/D変換器63でデジタル信号に
変換され、このデジタルデータをマイクロコンピュータ
64は読み込み記憶する(ステップS1)。一方、蒸発
器4の出口側の任意の時刻nにおける蒸発圧力PEn も
同様にして記憶される(ステップS2)。次に、記憶さ
れた蒸発圧力PEn から蒸発圧力相当温度TPn を得る
には、使用している冷媒の飽和蒸気圧線図より可能であ
る。
【0021】即ち、蒸発圧力相当温度TPn は、蒸発圧
力PEn の関数になっているので、これを式で表わせ
ば、 TPn =f(PEn ) となる。PEn はデジタルデータであるから、個々のデ
ータに対応するTPnの値をプログラムしておけば、圧
力−温度の変換はマイクロコンピュータ64により容易
に変換できる(ステップS3)。
【0022】そして、蒸発器4の出口側の任意の時刻n
における、冷媒の過熱度をSHn とすると、マイクロコ
ンピュータ64内において、蒸発温度TEn と蒸発圧力
相当温度TPn との差を求め、任意の時刻nにおける冷
媒の過熱度SHn を得て(ステップS4)、 SHn =TEn −TPn この過熱度SHn の値を記憶する。
【0023】次に、マイクロコンピュータ64は過熱度
の偏差En を求めるのであるが、図3に示す不感帯の中
心を、予め設定された設定過熱度SHs とすれば、偏差
Enは下式より演算し(ステップS5)、この値を記憶
する。 En =SHn −SHs
【0024】次に、任意の時刻の一つ前の時刻(n−
1)における蒸発温度をTEn-1 、蒸発圧力をPEn-1
、蒸発温度の変化量を△SHn 、蒸発圧力の変化量を
△PEnとし、 △SHn =TEn −TEn-1 △PEn =PEn −PEn-1 で演算し(ステップS6および7)、この値を記憶す
る。次に、ファジィ演算処理を行う(ステップS8)。
【0025】ステップS8のファジィ演算処理において
は、図4にファジィ演算部のルーチンのフローチャート
で示すように、最初のステップS81において、偏差E
n と蒸発温度の変化量△SHn との各々に対応するファ
ジイ変数グレードを計算する。 このうち、偏差En に対
応するファジイ変数グレードは、図5に示すメンバーシ
ップ関数により算出される。図5において、NBはNegati
ve Big、すなわち負の大、NSはNegative Small、すなわ
ち負の小、ZOはZero、すなわち中立、PSはPositive Sma
ll、すなわち正の小、PBはPositive Big、すなわち正の
大を示す。前記符号は、以下においても同じ意味であ
る。
【0026】また、蒸発温度の変化量△SHn に対応す
るファジイ変数グレードは、図6に示すメンバーシップ
関数により算出される。次に、前記にて算出された2つ
のファジイ変数グレードを用いて、図7に示すファジイ
制御ルールに従って、Min-Max 重心法により操作量△U
1 (第一の操作量に相当)を求める(ステップS8
2)。なお、Min-Max 重心法により操作量△U 1 を求め
る際に必要となる操作量△U1 のメンバーシップ関数
は、図8に示すとおりである。
【0027】次に、蒸発圧力の変化量△PEn に対応す
るファジイ変数グレードを、図9に示すメンバーシップ
関数により算出し(ステップS83)、図10に示すフ
ァジイ制御ルールに従って、Min-Max 重心法により操作
量△U2 (第二の操作量に相当)を求める(ステップS
84)。
【0028】ここに、蒸発圧力の変化量が小さいときは
膨張弁の操作をしないで、該変化量が大きいときは、膨
張弁の操作量を大きくするルールが組まれている。該変
化量が+のときは弁は閉操作であり、−のときは開操作
である。なお、Min-Max 重心法により操作量△U 2 を求
める際に必要となる操作量△U2 のメンバーシップ関数
は、図11に示すとおりである。
【0029】次に、演算操作量を△U3 として、下記の
演算 △U3 =△U1 +△U2 をして、演算操作量△3 を求める(ステップS8
5)。ここで、該演算操作量△U 3 の絶対値をとって、
|△U3 (第三の操作量に相当)とする。次に、絶対
値|△U 3 |と、前回膨張弁を操作したときからの経過
時間Tm との各々に対応するファジイ変数グレードを計
算する(ステップS86)。 このうち、絶対値|△U3
に対応するファジイ変数グレードは、図12に示すメ
ンバーシップ関数により算出される。
【0030】また、冷媒流路系のむだ時間TLよりも大
きい値に設定された該膨張弁の制御周期Ts を、メンバ
ーシップ関数の正の大(PB)点となした、前回膨張弁を
操作したときからの経過時間Tm に対応するファジイ変
数グレードは、図13に示すメンバーシップ関数によ
算出される。
【0031】次に、前記にて算出された2つのファジイ
変数グレードを用いて、図14に示すファジイ制御ルー
ルに従って、Min-Max 重心法により操作量倍率Rを求め
(ステップS87)。なお、操作量倍率Rに対応する
ファジイ変数グレードは、図15に示すメンバーシップ
関数により算出される。
【0032】次に、最終操作量Δ4 (=操作パルス量
ΔU)として、下記の演算 △U4 =△U3 ×R をして、最終操作量ΔU4 を求める(ステップS8
8)。なお、上式からも明らかなように、操作量倍率R
とは演算操作量△U 3 に乗じて最終操作量ΔU 4 を求め
るための倍率である。
【0033】そして、求められた最終操作量△U4 は、
電気信号により膨張弁3に送出されて(ステップS8
9)、これによりステップS8のファジィ演算処理が終
了し、図3のフローチャートに戻って、駆動源4である
パルスモータを駆動して、冷媒の流量に応じた膨張弁3
の開度を制御している(ステップS9)。
【0034】なお、前記演算操作量△U3 の符号が+の
とき、最終操作量△U4 分の開操作が行われ、△U3
符号が−のとき、△U4 分の閉操作が行われている。
【0035】次に、マイクロコンピュータ64は前回の
膨張弁3の開度と最終操作量ΔU4を下記演算し、新し
い開度として記憶する(ステップS10)。 O=O+ΔU4
【0036】さらに、マイクロコンピュータ64は経過
時間Tm をリセットし(ステップS11)、次の膨張弁
3の操作に備えて経過時間Tm の計時を新たに開始する
(ステップS12)。
【0037】
【発明の効果】本発明は前記したように、定常状態と非
定常状態に分けて制御規則を作成し、それらを並列に扱
って制御を行うことにより、図19の曲線Cに示す如く
定常状態と非定常状態の両方において最良の制御応答特
性を得ることができ、また、時間に関する制御規制を加
えることにより、定常状態ではできるだけ長い周期で制
御し、非定常状態ではできるだけ短い周期で制御するの
で、膨張弁の耐用年数が大きくなり故障が少なくなる等
の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コントローラの内部の一例を示すブロック図で
ある。
【図2】偏差En に対する操作パルス量の特性図であ
る。
【図3】マイクロコンピュータの演算処理の部分のフロ
ーチャート図である。
【図4】ファジイ演算部のルーチンのフローチャート図
である。
【図5】偏差En のメンバーシップ関数である。
【図6】蒸発温度の変化量△SHn のメンバーシップ関
数である。
【図7】操作量△U1 を求めるファジイ制御ルールの表
である。
【図8】操作量△U1 のメンバーシップ関数である。
【図9】蒸発圧力の変化量△PEn のメンバーシップ関
数である。
【図10】操作量△U2 を求めるファジイ制御ルールの
表である。
【図11】操作量△U2 のメンバーシップ関数である。
【図12】操作量△U3 の絶対値|△U3 |のメンバー
シップ関数である。
【図13】経過時間Tm のメンバーシップ関数である。
【図14】操作量倍率Rを求めるファジイ制御ルールの
表である。
【図15】操作量倍率Rのメンバーシップ関数である。
【図16】膨張弁の開度に対する流量の特性図である。
【図17】膨張弁を制御するタイミング図である。
【図18】従来の膨張弁の制御の一例を示すブロック図
である。
【図19】制御応答特性を示す図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 膨張弁 4 駆動源 5 蒸発器 6 温度センサ 7 圧力センサ 8 コントローラ 61 温度−電圧信号変換器 62 圧力−電圧信号変換器 63 A/D変換器 64 マイクロコンピュータ 65 膨張弁駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−10603(JP,A) 実開 平2−85960(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 1/00 304

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍装置もしくはヒートポンプ装置の蒸
    発器の出口側における冷媒の蒸発温度を検知する温度セ
    ンサおよび冷媒の蒸発圧力を検知する圧力センサとを有
    し、上記両センサよりの検出値から冷媒の過熱度を演算
    し、該過熱度を予め設定された不感帯内に存在させるべ
    く電気信号で駆動されて開度を調整し、その開度により
    冷媒の流量を制御する可逆式比例型膨張弁において、 定常運転時は冷媒の過熱度の偏差と、冷媒の蒸発温度の
    変化量をファジィ理論演算して第一の操作量を求め、 非定常運転時は冷媒の蒸発圧力の変化量をファジィ理論
    演算して第二の操作量を求め、 更に、前記第一の操作量と第二の操作量とを合計して該
    合計値の絶対値である第三の操作量を求め、 該第三の操作量の値が大きければ大きいほど前記膨張弁
    の制御周期を短くし、また、前記第三の操作量の値が小
    さければ小さいほど前記膨張弁の制御周期を長くしたこ
    とを特徴とする可逆式比例型膨張弁の制御方法。
  2. 【請求項2】 冷凍装置もしくはヒートポンプ装置の蒸
    発器の出口側における冷媒の蒸発温度を検知する温度セ
    ンサおよび冷媒の蒸発圧力を検知する圧力センサとを有
    し、上記両センサよりの検出値から冷媒の過熱度を演算
    し、該過熱度を予め設定された不感帯内に存在させるべ
    く電気信号で駆動されて開度を調整し、その開度により
    冷媒の流量を制御する可逆式比例型膨張弁において、 定常運転時には、前記演算した冷媒の 過熱度と予め設定
    された過熱度との偏差の値と、冷媒の蒸発温度の変化量
    の値から制御ルールに基づいてファジイ理論演算をし
    て、前記膨張弁の操作量を求め、 また、圧縮器の起動、停止、能力変更、除霜運転、凝縮
    器の条件変更、蒸発器の条件変更等による非定常運転時
    には、冷媒の蒸発圧力の変化量の値から制御ルールに基
    づいてファジィ理論演算をして、前記膨張弁の操作量を
    求め、前記定常 運転時の操作量と、前記非定常運転時の操作量
    とを合計して演算操作量を求め、 冷凍装置、もしくはヒートポンプ装置の冷媒流路系のむ
    だ時間よりも、大きい値に設定された前記膨張弁の制御
    周期の値を、メンバーシップ関数の正の大(PB)点と
    して、前記膨張弁を前回操作したときから、該膨張弁を
    次回操作するまでの経過時間の値と、前記演算操作量の
    値から、制御ルールに基づいてファジィ理論演算をし
    て、前記膨張弁の操作量の値を求め、前記 膨張弁の駆動部に電気信号を送出することにより、
    前記冷凍装置、もしくは前記ヒートポンプ装置が必要と
    する冷媒の流量に応じて、前記膨張弁の開度を制御する
    ようにしたことを特徴とする可逆式比例型膨張弁の制御
    方法。
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