JP3059290U - 鈴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は神社等において、参拝者に対して、
参拝の記念等に購入する破魔矢やお守り等に紐で結び付
けたりしてある従来の鈴を、神社神道に縁の深い古代の
装身具の一つである曲玉をかたどって作った鈴に替え
て、参拝者に納得性のある愛玩物として提供称するもの
である。 【解決手段】 本考案は従来の鈴と同様な材質を用い、
その形態を古代の装身具である曲玉の形状を模して作
り、それを破魔矢やお守り等に紐で結わえて参拝者に提
供して、参拝の記念としての思いを、より深くして貰う
ことを願って提供するものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、神社などの破魔矢やお守り等に取り付けて、参拝記念などに販売す る鈴を神社神道にゆかりの、曲玉の形状で作り、購入者に納得性の高い品物とし て、その記念性をより強く印象付けることにかかわるものてある。

【０００２】

【従来の技術】

従来の神社等における、破魔矢やお守り等に取り付けて販売する鈴は、古くか らその音色や形状が愛玩されて、用いられて来たもので、その材質や音色と形状 は、いわゆる鈴として認識されているものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記の通りの実態であるが、本案は、新しい時代性をもって神社の伝統的な尊 厳性を損なう事なく、理に適った在り方の記念的な愛玩物として、古代の装身具 てあり、また三種の神器の一つとして現代に伝わる曲玉の、その形状を生かした 鈴を提供して、参拝の記念性をより高めたいとするものてある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、鈴を作成するのと同じようにあらかじめ金型で曲玉状に鈴を整形し 、中空になった頭部の適当な位置に、径３ミリ位の音穴を左右対称に開け、中に 音響を発するための径４ミリ位の金属球を入れ、雄型と女型に成型した本体を押 着すれば、中空の頭部が鈴となって、これを振ると鈴の音が音穴から聞こえて来 るものである。 なお金属球が封入されてから、本体の尾部に嵌まらないように 、頭部の球体から尾部に曲がる部分に遮蔽板を取り付け、さらに頭部の頂端に吊 り下げ用の輪を取り付けた。

【０００５】

【実施例】

本案を添付図面に基づいて一実施例を説明すれば、薄い金属板等で曲玉状に成 型した本体１の、頭部２を鈴として作り、中に封入した金属球３が、尾部４の方 に嵌まらないように、本体内に遮蔽板５を作り、音を出すのには頭部２の左右内 側に、径３ミリ程の音穴６及び６’を対象に開け、この本体を鈴として振り鳴ら す為の紐７を通す為の輪８を頭部の頂端に設け、これによって鈴を振り、音を出 すこととした。

【０００６】

【考案の効果】

本案は、上記のとおり構造も機能も簡単であり、これを軽く振れば従来の鈴と 全く変わらない音を立てて鳴る鈴であるが、形が大きく、曲玉の形をしており、 本体側面に神社の名前を浮き彫りにしたり、願い事に応じた文字を浮き彫りにす ることも可能で、従来のそれに比べてコストの大差も無く、機能的にも変わらず 形がユニークで優れているので高い販売効果を持つものである。

【図面の簡単な説明】

【第１図】本考案の、正面図である。

【第２図】本考案の、一部を透視した側面図である。

【第３図】本考案の、斜視図である。

【符号の説明】 １ 本体 ２ 頭部 ３ 金属球 ４ 尾部 ５ 遮蔽板 ６ 音穴（左） ６’ 音穴（右） ７ 紐 ８ 輪

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 頭部が約１５ミリ尾部が５ミリ程の古代
   装身具の曲玉のように巴型の形状をした鈴を金属で作
   り、そのすずの頭部に吊り紐を取り付ける輪を付けてな
   る曲玉状の鈴の形状。