JP3059225B2 - 中空の合成物質体を製造するための射出成形型の中空空間のなかへガスを送入する装置 - Google Patents

中空の合成物質体を製造するための射出成形型の中空空間のなかへガスを送入する装置

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JP3059225B2
JP3059225B2 JP2405243A JP40524390A JP3059225B2 JP 3059225 B2 JP3059225 B2 JP 3059225B2 JP 2405243 A JP2405243 A JP 2405243A JP 40524390 A JP40524390 A JP 40524390A JP 3059225 B2 JP3059225 B2 JP 3059225B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1734Nozzles therefor

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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス内圧方式により、
中空の合成物質体を製造するための射出成形型の型中空
空間内へガスを、例えば窒素を送入させるための装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】中空の合成物質体を製造するための方法
して主に2つの方法が知られている。1つの方法(ドイ
ツ特許公開第2501314号公報、米国特許第410
1617号公報に対応)では、第1段階として、溶融さ
せた合成物質を射出成形型の型中空空間(キャビティ)
のなかへ供給し、次に圧縮ガスを合成物質溶融液と同じ
ノズルを介して、まだ可塑状態にある合成物質に送入さ
せ、より厳密には、この可塑状態にある合成物質が型を
完全に充填し、溶融直後のガス圧で硬化する様に送入さ
せ、次にガス圧を大気圧まで降下させて型を開口させ、
完成した中空体を取り出すようになっている。
【0003】この方法がもう一つの方法と異なるのは、
合成物質溶融液の供給と窒素または空気等のガスの供給
とが型の別個の位置で個別のインジェクション装置を用
いて行われることである(米国特許第4740150号
公報)。
【0004】インジェクション装置による圧縮ガスの供
給は、合成物質溶融液のためのノズルシステムとは独立
に行われる。この方法では、ガスインジェクション装置
を合成物質ノズルシステムとは独立に射出成形型のガス
供給に適した個所に配置することができる。このこと
は、特に大きな横断面または複雑な横断面を持った中空
体の製造に有利である。合成物質溶融液とガスの供給と
を別個に行うこの方法においては、特に合成物質溶融液
がポリアミドから成っている場合、合成物質溶融液が型
内へ送入後比較的急速に冷え、それによって中空の射出
成形型の壁領域で皮膜が形成され、この皮膜の形成によ
り、予め配置されたガスを中空型のなかへ迅速且つ漏れ
損なしに送入することがもはや不可能になる。一方、予
め配量されたガスは所定のガス内圧を維持させるために
完全に漏れ損なしに型のなかへ送入されないので、完成
されるべき合成物質中空体の壁厚にむらが生じるととも
に、表面が美観性に劣る。従って完成した中空体が使用
不能になり、よって粗悪品になることがある。製造され
るべき合成物質中空体のための射出成形型の形状によっ
ては、ガスを送入させるガスインジェクションノズルが
既に形成された溶融液皮膜を突き破らないことがある。
針状のガスインジェクションノズルを差し込むと皮膜は
簡単に湾曲し、その際皮膜の縁層は型の壁から内側へ浮
揚する。その結果、噴入されたガスは一部分しか中空型
の内部に流入せず、しかも遅延して流入し、一方ガスの
他の部分は外側へ流出し、射出過程に供給されないこと
になる。このような現象は、例えば既に述べたポリアミ
ドのような部品結晶合成物質を使用する場合に特に不具
合である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の欠点を解消し、既に供給された合成物質溶融液の縁層
が浮揚することなく且つガスインジェクションノズルを
損傷させることなく該ガスインジェクションノズルを確
実に侵入させることができ、従って高品質の合成物質中
空体の大量生産において、溶融液の内部に供給されるガ
スを正確に配量することができ、その結果申し分のない
表面と最適に均一に壁厚の中空体を製造できるように、
この種の装置を構成することである。さらに、型内の合
成物質溶融液の内部へガスが侵入する間にガス漏れが生
じないようにすることをも課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、中空の合成物質体を製造するための射出成
形型の、溶融した合成物質で充填される型中空空間のな
かへ、配量したガスを送入するための装置であって、合
成物質溶融液のための噴入ダクトと、該噴入ダクトから
位置的に分離せしめられているガスインジェクションノ
ズルとを有し、該ガスインジェクションノズルが移動可
能なプランジャーを備え、且つガスインジェクションノ
ズルの、型中空空間側の前部端部部分が、型中空空間と
連通してガスを案内し、ガスインジェクションノズルの
前部端部部分が、合成物質溶融液を送入しガスを噴射し
ている間そのガス排出口によって型中空空間のガスイン
ジェクションノズル側の部分のほぼ中央まで自由に突出
するように配置され、プランジャーが、ガスを案内する
縦ダクトを有し、且つ射出成形型の型中空空間のなかへ
突出している自由端の前方にある領域に、ガス排出口と
しての横ダクトを備え、該横ダクトはガスを案内する前
記縦ダクトに連通している前記装置において、プランジ
ャーが、出射成形型の型中空空間のなかへ突出している
前記自由端にて閉じるように形成され、横ダクトが、プ
ランジャーの閉塞位置において、スリーブの周部分によ
って取り囲まれていることを特徴とするものである。
【0007】
【0008】プランジャーは、バネによって付勢するこ
とができる。
【0009】本発明の他の有利な構成によれば、ガスイ
ンジェクションノズルの、少なくとも型中空空間内へ突
出している部分が、鋼、アルミニウム等の高熱容量を持
った材料から成っている。このような材料は合成物質溶
融液の熱を迅速に吸収し、これを十分長く蓄える。ガス
インジェクションノズルの前部部分が熱を蓄えるために
絶縁部を備えていてもよい。
【0010】ガスインジェクションノズルの前部端部部
分の熱吸収を向上させるための有利な構成は、型中空空
間内へ突出しているプランジャーの自由端の質量が、型
中空空間内にあってこの自由端を取り囲んでいるスリー
ブの周部分の質量よりも大きいことである。このような
構成により、プランジャーは該プランジャーを取り囲ん
でいるスリーブを強く加熱させ、これは溶融液の縁層の
貫通にとって有利である。総じて見れば、ガスインジェ
クションノズルの型中空空間内にある自由端の領域にお
ける壁厚は、さらに外側にある領域、特に型中空空間の
外側にある領域の壁厚よりも薄い。これによって、型中
空空間の外側にあるインジェクション領域への熱伝導が
小さくなり、従ってガスインジェクションノズルの熱容
量が高くなる。
【0011】合成物質溶融液の縁区帯をガスインジェク
ションノズルが突き破る際に、この溶融液の最小領域が
ガスインジェクションノズルまたはこれを取り囲んでい
るスリーブから剥離することを確実に防止し、且つイン
ジェクションの最中に、インジェクトされたガスが外部
へ漏れないようにするため、本発明の他の構成によれ
ば、ガスインジェクションノズルの、型中空空間内に突
出している端部が、この型中空空間内にある溶融液とと
もに、インジェクトされたガスの漏れを防止するパッキ
ン部を形成するように構成されている。これは次のよう
な構成によって達成され、即ち例えばスリーブの形状の
ガイドの、型中空空間内へ突出している部分が、その横
断面に関して可能なかぎり対称に且つその長手軸線に対
して垂直に延びる延長部を有し、該延長部が横断面を拡
大してほぼ半径方向に突出しているような構成によって
達成される。このような延長部はカム状またはリング状
に構成されていることができ、適当な金属材料または非
金属材料、例えばゴムから成っている。次に述べる有利
な実施例によれば、ガイドスリーブの延長部がリング状
に構成され、有利にはガイドスリーブの外面を間隔を持
って取り囲むリングシリンダとして構成され、スリーブ
外面とリングシリンダとの間に環状間隙が形成されてい
る。この環状間隙はガイドスリーブの端部部分を取り囲
み、この端部部分とともに、型中空空間の、ガスインジ
ェクションノズル側の部分の内部にある。この環状間隙
はガイドスリーブの自由端の下方で終わっているのが有
利である。この延長部に対しては他の適当な構成も可能
である。例えばスリーブを間隔を持って取り囲むリング
シリンダの代わりに、Oリング等をスリーブの内面に取
り付けて、ガイドスリーブの横断面を拡大させるように
構成することができる。このように構成すると、溶融液
が付着する領域、例えば型中空空間内へ送入されるガス
インジェクションノズルとこれを取り囲んでいるスリー
ブとの間の領域が拡大されて、ここに溶融液を付着させ
ることができる。この場合溶融液が適度に硬化するの
で、溶融液とガスインジェクションノズルの端部部分の
外周及びスリーブとの間に緊密な結合が得られる。その
際スリーブが筒状に構成され、且つスリーブを環状に取
り囲む筒状の延長部を具備しているならば、一種のラビ
リンスパッキン部が生じる。このラビリンスパッキン部
によって、溶融液の粘性率が異なる場合も、或いは射出
成形されるべき中空体の横断面形状が複雑である場合に
も、漏れが完全に阻止される。スリーブを取り囲む合成
物質の層が急速に冷却されることによりこのラビリンス
パッキン部のパッキン作用はさらに強化する。この場合
ガスインジェクションノズルの本来のプランジャー(先
端を備えた端部において円錐状に構成され、ガスを排出
させるための横穴を有している)は、型中空空間のなか
へ溶融液を送入して数秒後に、ガスを噴射させるために
さらに前進せしめられ、その結果横穴はこれを取り囲ん
でいるスリーブの外側に位置し、噴射されるべきガスは
急速に且つ漏れなしに流出することができる。
【0012】
【作用】本発明によれば、型中空空間に通じているガス
排出口を備えたガスインジェクションノズルの前部端部
部分は、合成物質溶融液を送入している間、型中空空間
のガスインジェクションノズル側の部分のほぼ中央へ突
出して合成物質溶融液の作用を受けるので、ガスインジ
ェクションノズルの、型中空空間のなかにある端部は、
合成物質の噴入段階のたびに合成物質によってあらゆる
側から均一に強く加熱され、その温度は、ガスインジェ
クションノズルの端部が型中空空間の外側にある場合に
比べて50%以上高くなる。即ちガスインジェクション
ノズルの端部部分は、加熱された合成物質溶融液と接触
し且つ型中空空間の中央に位置しているので、対流によ
って加熱されるとともに、ほぼ250°ないし280°
に加熱された溶融液の放射によって加熱され、このよう
にして得られた前記端部部分の固有熱は、合成物質溶融
液を侵入領域において冷却から保護するとともに、皮膜
の形成を防止し、或いは既に皮膜が形成されている場合
には、ガスインジェクションノズルが皮膜状に濃縮され
ている合成物質を容易且つ迅速に突き破るために十分な
熱である。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
【0014】図1に示した射出成形型Aは型部分1と2
を有している。Bは型部分1と2の分割面である。型部
分1と2は型中空空間(キャビティ)3を画成してい
る。型中空空間3の形状は、製造されるべき中空の合成
物質体の形状に対応している。図1に示した実施例で
は、型中空空間3の横断面はほぼ台形状であり、従って
完成した中空の合成物質体の横断面もほぼ台形状であ
る。図2と3の実施例ではほぼ正方形である。4はガ
ス、例えば窒素または空気の噴射装置である。図1の実
施例では、噴射装置4は射出成形型Aとは別個の部品で
ある。噴射装置4は型部分1,2に適当に設けた穴5に
次のように挿着されており、即ち前部の(図では左側
の)壁部分Cとともに型中空空間3の外側の閉塞部(図
では右側の基壁)を形成するように挿着されている。溶
融液のための噴射ダクトDは図面平面の後方にあり、従
って図では点線で示した。
【0015】ガスのための噴射装置4は、穴7を備えた
基礎体6を有している。穴7には、プランジャー13を
備えたガスインジェクションノズル8が挿着されてい
る。基礎体6はガスインジェクションノズル8を含めて
型部分1,2内を変位可能で、完成した合成物質体を型
部分1,2から離隔させる場合には図1に図示した噴射
位置から右側へ移動する。
【0016】ガスインジェクションノズル8は液圧、空
気圧、バネ力により、穴7の内部を型中空空間3の方向
へ、図示した噴射位置まで移動してガスを噴射し、その
後元の位置へ復帰することができる。図1に図示した実
施例では、ガスインジェクションノズル8の長手方向の
移動は、基礎体6のなかに設けられたダクト9を介して
空気圧により行われる。このダクト9により、ピストン
11として構成されたガスインジェクションノズル8の
後部部分の後部端面を圧力媒体により付勢することがで
きる。ガスインジェクションノズル8は、前部領域に、
射出成形型1に対して位置不変のガイド12(スリー
ブ)を有している。ガイド12内で針状の前記プランジ
ャー13が案内されている。プランジャー13とガスイ
ンジェクションノズル8の後部部分とは、ガスを案内す
る縦ダクト14を有している。この縦ダクト14を通っ
て、射出成形型Aに供給されるべきガスが、プランジャ
ー13によるガスインジェクションノズル8の部分送り
により、ガスインジェクションノズルのダクト8′と噴
射装置4の基礎体6に設けたダクト15とを介して、縦
ダクト14のなかへ流れることができる。プランジャー
13を含めたガスインジェクションノズル8の送り制御
は、図示していない制御装置を用いて行われる。この場
合ガスインジェクションノズル8はプランジャー13と
ともに型中空空間3の方向へバネ16の力に抗して図1
に図示した閉塞位置からガス送入位置へ移動し、そして
供給ダクト9内のガス圧が降下した場合には同じバネ1
6によって閉塞位置へ復帰する。ガスインジェクション
ノズル8またはプランジャー13の送り制御、或いはガ
スインジェクションノズル8の構成は図示したものに限
定されるものではない。
【0017】図1に図示した装置はもっぱら窒素、空気
等のガスを型部分1,2の型中空空間3内へ送入させる
ためのものである。部分結晶合成物質、特にポリアミド
のような溶融液から中空の合成物質体を成形する場合、
ガス内圧を生じさせ、壁厚が均一で表面が申し分のない
中空体を保証するものである。合成物質溶融液は製造過
程時には2つの相で型中空空間3内へ供給される。より
厳密にいえば、まず溶融液だけが型中空空間3内へ噴射
され、その後第2の相として圧縮ガスがまだ可塑状態に
ある合成物質のなかに注入され、溶融液は型中空空間3
を隙間なく充填し、ガス圧を維持した状態で硬化する。
【0018】本発明によれば、ガスインジェクションノ
ズル8の、型中空空間3に指向している端部17(終端
部分)は、型中空空間3のガスインジェクションノズル
8に付設される部分のほぼ中心に片持ち式に配置されて
いる。従って、溶融液を型中空空間3内へ送入した後、
ガスインジェクションノズル8の前部終端部分17(ガ
イドスリーブ12の前部部分と、このガイドスリーブ1
2内で案内されているプランジャー13の前部部分とか
ら構成されている)は、型中空空間3内部のほぼ中央に
位置する。プランジャー13の前端には排出口があり、
即ちプランジャー13内に設けられる縦ダクト14の出
口があり、この出口を通ってガスが、プランジャー13
を型中空空間3内へ前進させ型中空空間3を溶融液で充
填させた後、供給される。
【0019】プランジャー13は、型中空空間3内にあ
る自由端17において閉塞しており、この閉塞した端部
の前にある領域に横ダクト18を備えている。横ダクト
18はガスを案内している縦ダクト14と連通してい
る。この横ダクト18は、プランジャー13の閉塞位置
(図1と2を参照)で、ガイドスリーブ12の筒状部分
19によって閉塞されてる。プランジャー13の閉塞端
20は尖端21を備えている。このように前部端部部分
17は、図2と3に図示した実施例の場合もそうである
が、円錐状に構成されている。前部端部部分17を円錐
状に構成することにより、合成物質溶融液の冷却により
形成される皮膜状に濃縮された層をプランジャー13の
前進時に抵抗なく突き破ることができる。
【0020】ガスインジェクションノズル8の一部分が
型中空空間3の内部にあるため、前部端部部分17は噴
射された合成物質溶融液(この前部端部部分17の上方
にあって、この前部端部部分17の少なくとも一部を取
り巻いている)の高温によって急速に加熱され、従って
次にプランジャー13を閉塞位置から開口位置へ送る
と、外側領域ですでにほぼ硬化した溶融液が前部端部部
分17の強い加熱のために簡単に且つ迅速に浸透する。
この場合、内部でまだ可塑状態にある合成物質の一部分
が浮揚することはなく、従ってガス排出の欠点に伴う非
密封性(漏れ損)が生じることはない。
【0021】型中空空間3内へ突出している前部部分1
9,20,21(ガスインジェクションノズル8の前部
端部部分17を形成している)を、これを取り巻いてい
る高温化された合成物質溶融液によって迅速且つ集中的
に加熱するため、これらの部分を熱容量の高い材料、例
えば鋼、アルミニウム、または熱伝導に優れた材料から
構成するのが好ましい。この前部端部部分17の温度を
合成物質溶融液による加熱によって高めるため、型中空
空間3内にある前部端部部分17の重量を、これを取り
巻き同様に型中空空間3内にあるガイドスリーブ12の
一部分の重量よりも重くすることも可能である。このた
め、尖端21を備える端部20は完全に壁から構成さ
れ、且つ最適に熱を吸収する材料から成り、一方ガイド
スリーブ12の環状部分19は薄壁であり、熱伝導に優
れない材料から構成することができる。
【0022】本発明の別の構成によれば、ガイドスリー
ブ12の、型中空空間3内へ突出している部分は、延長
部22を有している。延長部22は環状に構成され、従
って端部部分17の横断面が大きくなるとともに、その
重量が重くなる。延長部22はカム等によって構成して
もよい。環状の延長部22はガイドスリーブ12をリン
グシリンダのごとく取り巻いているが、この延長部22
は、ガイドスリーブ12の外壁とリングシリンダ22の
間に環状間隙23が形成されるように構成されているの
が有利である。リングシリンダ22は筒状の部分19と
ガイドスリーブ12とを同心に取り囲み、型中空空間3
内へ突出している端部部分17の下方で終わっている。
この場合、ガイドスリーブ12の外面とこれを間隔を持
って取り囲んでいる筒状の延長部22との外面とは、軸
方向にてプランジャー13の軸線に対して対称である。
【0023】さらに次のように構成することも可能であ
る。ガイドスリーブ12の外周面とこれを取り囲んでい
る筒状の延長部22の内周面との間隔が、合成物質を噴
射している間に溶融液を受容するため、溶融液の粘性に
次のように同調していること、即ち溶融液がガイドスリ
ーブ12の外周面と筒状の突出部の内周面との間の環状
間隙23を少なくとも大体において充填してラビリンス
パッキンを形成するように構成することも可能である。
【0024】図2と3の実施例では、プランジャー13
はガイド12とともに型部分2の構成要素である。3は
型中空空間である。型中空空間3にはまだ合成物質溶融
液は噴射されていない。この実施例では、プランジャー
13が型部分2の穴24内で案内されている。ガスイン
ジェクションノズル8の残りの部分は図示していない。
プランジャー13の内部にはガス供給のための縦ダクト
14が設けられている。図2では、長手方向に移動可能
なプランジャー13はそのホームポジションにあり、こ
の位置において、型中空空間3内へガスを排出するため
の横ダクト18はガイド12の筒状部分19によって閉
塞されている。ガイド12は、図1の実施例の場合と同
様に筒状のガイドスリーブとして構成されている。この
ガイドスリーブ12は型部分2と一体成形されている。
【0025】プランジャー13の前部部分は円錐状に構
成され、図1の実施例の場合と同様にガスを排出するた
めの横穴としての横ダクト18を有している。図1と2
の実施例のように、貫通する横ダクト18の代わりに、
プランジャー13の半径の半穴として構成してもよい。
このように構成すると、横ダクト18を貫通させた場合
よりも高圧でプランジャー13の片側だけからガスを排
出させることができる。
【0026】プランジャー13は、図2に図示した位置
では、ガイド12′の前部部分の内側にある。この前部
部分は一種のガイドスリーブ12を成しているが、プラ
ンジャー13の閉じた端部とともに型中空空間3のなか
に自由な状態で存在している。型中空空間3には、前述
の通り、ガスインジェクションノズル8のガス排出穴1
8が通じている。図3に図示したように、ガイド12′
は筒状の延長部22から間隔を持って配置され、それに
よって環状間隙23が形成されている。この環状間隙2
3には、噴射された熱い液状の合成物質が少なくとも一
部分流れ込み、その結果筒状の延長部22とガイド1
2′の前端19とはラビリンス状のパッキン部によって
取り囲まれる。このパッキン部はガスを噴入した際、即
ちプランジャー13を前進させた際にガス密封部を形成
し、ガスの漏れを阻止するものである。図3は合成物質
溶融液を噴入後の装置を、プランジャー13が前進した
位置で、即ちガス送入位置で示したもので、この位置で
はガスはダクト14を介して流れ、横ダクト18を介し
て型中空空間3に流出する。図3に示すように、合成物
質溶融液25は送入されたガスの圧力で型中空空間3の
壁に均一に押しつけられる。それによって厚さが均一で
表面が滑らかな中空体が生じる。噴入された合成物質は
一種のラビリンスパッキン部のようにガイド12の筒状
の前部部分を取り囲み、この前部部分と筒状の延長部2
2との間の環状間隙23の中に侵入し、流出するガスを
完全に密封する。図3に示すように、ガス送入位置でプ
ランジャー13の閉じた前端20は型中空空間3の中に
あって、合成物質の噴入段階でほぼ形成された皮膜を突
き破る。その際ガスが漏れたり、ガスインジェクション
ノズル8の通路の周囲領域で溶融液が浮揚することはな
い。なぜなら溶融液がリングシリンダ状に構成された延
長部に密着し、従ってガスインジェクションノズル8が
侵入しても浮揚しないからである。上記のラビリンスパ
ッキン部は別様に実施することもできる。重要なこと
は、延長部22がスリーブ12(図2)または図2及び
図3のガイド12′として一種のリング、***等の様に
構成されていること、より厳密には、ガイド12′また
はスリーブ12の半径方向における横断面が突出部分に
よって拡大され、それによって、リング状またはカム状
の延長部22が形成されることである。冒頭で述べたよ
うにこの延長部は金属材料または非金属材料から例えば
Oリングによって形成されている。
【0027】本発明によれば、ガスを射出成形型の型中
空空間内へ送入させるにあたって次のような方法を採用
することにより、壁厚が均一で、傷のない、滑らかな皮
膜が得られる。まず溶融した合成物質を適当な公知の噴
射装置を用いて型中空空間内へ噴入させ、その直後に一
定量のガス、例えば窒素または空気を、合成物質噴入位
置から分離されたガスインジェクションノズルを介し
て、合成物質が均一な厚さで型中空空間の壁に押しつけ
られるように噴入させる。合成物質溶融液を噴射させて
いる間、ガスインジェクションノズル8の前端部分17
がそのガス排出口18によって型中空空間3のなかへ前
進せ、型のなかへ流入した合成物質溶融液が、型中空空
間3のほぼ中央にあるガスインジェクションノズル8の
端部部分17を少なくとも一部分取り囲み、それによっ
て合成物質溶融液によって加熱される。次に、合成物質
を供給した直後に、所定量のガスをガスインジェクショ
ンノズル8を介して型中空空間3のなかへ所定の圧力で
供給する。
【0028】次に、本発明の実施態様を列記しておく。
【0029】(1)ガスインジェクションノズル(8)
の前部端部部分(17)がプランジャー(13)のため
のガイド(12)として構成されている装置。
【0030】
【0031】(2)プランジャー(13)のガイドがガ
イドスリーブ(12)であり、該ガイドスリーブ(1
2)は、ガス噴射装置の基礎体(6)のなかに配置され
る独立の部品として構成されている装置。
【0032】(3)プランジャー(13)のガイドが、
射出成形型(1,2)の型部分(2)に一体的に設けら
れた部品として構成されている装置。
【0033】
【0034】
【0035】(4)プランジャー(13)に閉じた自由
端(20)が尖端(21)を有し、円錐状に構成されて
いる装置。
【0036】(5)ガスインジェクションノズル(8)
の、少なくとも型中空空間(3)内へ突出している部分
が、鋼、アルミニウム等の高熱吸収率を持った材料から
成っている装置。
【0037】(6)型中空空間(3)内へ突出している
前記自由端(20)の質量が、型中空空間(3)内にあ
って前記自由端を取り囲んでいるスリーブ(12)の前
記周部分(19)の質量よりも大きい装置。
【0038】(7)ガイド(12)の、型中空空間
(3)内へ突出している部分が、側方へ張出している延
長部(22)を有している装置。
【0039】(8)延長部(22)が、筒状のリングの
ようにガイドスリーブ(12)を間隔を持って取り囲み
且つガイドスリーブ(12)とともに合成物質溶融液を
収容するための環状間隙(23)を形成するようにリン
グ状に構成されている装置。
【0040】(9)筒状のリング(19)がガイドスリ
ーブ(12)の端部部分(19)を軸対称に取り囲み、
ガスインジェクションノズル(8)の自由端(17)の
正面稜の下方で終わっている装置。
【0041】(10)ガススリーブ(12)とリング状
の延長部(22)との内側の間隔が溶融液の粘性率に応
じて選定されている装置。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ガスインジェクション
ノズルの端部部分は、加熱された合成物質溶融液と接触
し且つ型中空空間の中央に位置しているので、対流によ
って加熱されるとともに、ほぼ250°ないし280°
に加熱された溶融液の放射によっても加熱され、このよ
うにして得られた前記端部部分の固有熱は、合成物質溶
融液を侵入領域において冷却から保護するとともに、皮
膜の形成を防止し、或いは既に皮膜が形成されている場
合には、ガスインジェクションノズルが皮膜状に濃縮さ
れている合成物質を容易且つ迅速に突き破るために十分
な熱である。従って、ガス噴入位置における非密封性及
びこれに関連したガス漏れを防止することができる。製
造されるべき合成物質部品の寸法安定性及び構造は特に
表面領域においても著しく改善される。さらに、合成物
質が型内で凝固するいわゆる再圧縮時間の間ガス内圧を
一定に維持することができ、従ってこれに伴う欠点をも
解消することができる。ガスインジェクションノズルの
最前領域が強く加熱されるため、合成物質溶融液の皮膜
状の縁層がガスインジェクションノズルの最前部分(尖
端として構成するのが有利である)と接触する際にすぐ
に再加熱され、従って前部ノズル部分の溶融液内への侵
入抵抗が減少するので、ガスインジェクションノズルの
噴射過程時における圧縮された皮膜状の縁層の反りまた
は浮揚は生じない。要するに、従来生じていた合成物質
溶融液と前部ノズル部分との間のほぼ50°ないし80
°の温度降下が減少する。ガスインジェクションノズル
8の前部端部部分の温度は噴入されたポリアミド溶融液
の温度よりもほぼ10%だけ低いことが判明した。従っ
て、ガスインジェクションノズルを外部から加熱するこ
となしに溶融液の圧縮された縁層を解体させることがで
き、或いはこの前部端部部分が冷えることによって生じ
る縁層の形成を完全に防止することができる。その結果
ガスインジェクションノズルを申し分なく且つ迅速に突
き刺すことができ、所定量のガスを漏れなしに送入させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの型部分と、破線で図示した合成物質溶融
液供給ダクトと、合成物質中空体の成形に十分なガス内
圧を生じさせるために設定されたガス量を送入するため
の装置であって合成物質溶融液供給ダクトから位置的に
分離させて配置された装置とを併せて図示した射出成形
型の部分断面図である。
【図2】噴射装置の一部分が1つの型部分の構成要素を
成している実施例を示し、溶融液が型中空空間に供給さ
れる前の段階を示す図である。
【図3】図2の実施例において溶融液がガス送入段階に
おいて型中空空間内へ送入された後の状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
A 射出成形型 D 噴入ダクト 3 型中空空間 8 ガスインジェクションノズル 13 プランジャー 17 ガスインジェクションノズルの前部端部部分 18 ガス排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−164222(JP,A) 特開 昭58−211425(JP,A) 米国特許410617(US,A) 欧州特許出願公開321117(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空の合成物質体を製造するための射出成
    形型(A)の、溶融した合成物質で充填される型中空空
    間(3)のなかへ、配量したガスを送入するための装置
    であって、合成物質溶融液のための噴入ダクト(D)
    と、該噴入ダクト(D)から位置的に分離せしめられて
    いるガスインジェクションノズル(8)とを有し、該ガ
    スインジェクションノズル(8)が移動可能なプランジ
    ャー(13)を備え、且つガスインジェクションノズル
    (8)の、型中空空間(3)側の前部端部部分(17)
    が、型中空空間(3)と連通してガスを案内し、ガスイ
    ンジェクションノズル(8)の前部端部部分(17)
    が、合成物質溶融液(25)を送入しガスを噴射してい
    る間そのガス排出口(18)によって型中空空間(3)
    のガスインジェクションノズル(8)側の部分のほぼ中
    央まで自由に突出するように配置され、プランジャー
    (13)が、ガスを案内する縦ダクト(14)を有し、
    且つ射出成形型(1,2)の型中空空間(3)のなかへ
    突出している自由端(20)の前方にある領域に、ガス
    排出口としての横ダクト(18)を備え、該横ダクト
    (18)はガスを案内する前記縦ダクト(14)に連通
    している前記装置において、 プランジャー(13)が、射出成形型(1,2)の型中
    空空間(3)のなかへ突出している前記自由端(20)
    にて閉じるように形成され、横ダクト(18)が、プラ
    ンジャー(13)の閉塞位置において、スリーブ(1
    2)の周部分(19)によって取り囲まれていることを
    特徴とする装置。
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