JP3058896U - 管の接続具および管の接続構造 - Google Patents

管の接続具および管の接続構造

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JP3058896U
JP3058896U JP1998009824U JP982498U JP3058896U JP 3058896 U JP3058896 U JP 3058896U JP 1998009824 U JP1998009824 U JP 1998009824U JP 982498 U JP982498 U JP 982498U JP 3058896 U JP3058896 U JP 3058896U
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秀樹 江城
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株式会社ダイイチ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管の先端部に予め加工を施すことなく、また
袋ナットのようなねじ締め作業を要する部品を用いるこ
となく、いわゆるワンタッチ作業で、実用の流体圧力に
十分耐える高い気密性と接続強度をもって、管を他の流
体通路に接続する。 【解決手段】 ニップル1と、管14をくわえてニップ
ルに嵌合するコレット11とで、管を他の流体通路に接
続するものとし、ニップルには、管案内環状突出壁5、
コレット案内壁6、環状溝7、環状突出壁8を形成して
管案内環状突出壁の前端面5a、環状突出壁の前端面8
aは傾斜させ、コレットには舌片13と、、管くわえ突
出部13bを形成してその前端面13cは傾斜させ、舌
片の先端部13dより根元13a部が肉薄となるよう先
端部13dの外面を傾斜させ、先端部13dに、環状突
出壁8が嵌合する凹溝13eと、係止突出部13fを形
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、流体配管路における管(特にポリエチレン・パイプ等)の接続具 と、その接続具を用いた管の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から給湯装置やソーラーシステム、あるいは手洗いなどの水回りの配管に 、ステンレス製の蛇腹状の可撓性管が多用され、図8に示すような管の接続構造 が知られている。即ち蛇腹状の可撓性管81の先端の溝部にOリング82を装着 すると共に、可撓性管81の外面に係合する樹脂製のリング状のスリーブ83を 可撓性管81の外周に装着し、ニップル84内の段差部84aに、Oリング85 を装着し、袋ナット86をニップル84にねじ締めすることにより、可撓性管8 1が矢印M方向に押されてニップル84に接続される。図8は袋ナット86が十 分締め付けられていない状態を示しているが、袋ナット86が十分締め付けられ た状態ではスリーブ83が袋ナット86の段部86aで押されてニップル84の 開口部84bに若干圧入されて可撓性管81はニップル84に固定され、この状 態において、Oリング82はニップル84内に圧入され、可撓性管81の先端が Oリング85に圧接して、これらOリング82、85によって可撓性管81とニ ップル84の間の気密性が保たれるものである。しかしこのような接続構造では 、袋ナット86に通した可撓性管81の先端部に予めOリング82やスリーブ8 3を装着した上で袋ナット86をニップル84にねじ締めする必要があり、いわ ゆるワンタッチ作業で管の接続ができないことから、配管の接続作業が煩雑とな る難点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、接続しようとする管の先端部に予め何らの加工を施すことなく、 また袋ナットのようなねじ締め作業を要する部品を用いることなく、流体が通ず る他の管あるいは機器の端部に接続されるニップルの流体導通孔の開口部に、ニ ップルを介して単に管の先端部を挿入するだけで、いわゆるワンタッチ作業で、 実用の流体圧力に十分耐える高い気密性と接続強度をもって管をニップルに接続 することを目的とし、製造コスト、接続作業能率の面から、特に通常用いられる ポリエチレン・パイプの接続に適した接続具および接続構造を得ようとするもの である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ニップルとこれに着脱自在に結合するコレットで接続具を構成す るが、接続管とこれに対するニップルおよびコレットの関係構造を子細に吟味す ることにより上記の課題を解決するもので、この考案の管の接続具は、一端に開 口があり他端が他の流体流通管あるいは機器の流体通路に接続されるニップルと 、表面に弾性を有する管をくわえて前記ニップルの開口から挿入され前記ニップ ル着脱自在に嵌合するコレットとからなり、前記ニップルの内壁には、前記管を 案内する管案内環状突出壁と、前記開口から連なるコレット案内壁と、このコレ ット案内壁の奥端で前記開口の方から順次位置する環状溝ならび環状突出壁が形 成され、前記管案内環状突出壁の前端面は前記開口の方向に向かって拡がるよう に傾斜し、前記環状突出壁の前端面は前記開口の方向に向かって拡がるように傾 斜し、またコレットは、前記ニップルの開口端面に当接し得る鍔と、前記ニップ ルのコレット案内壁に嵌合する複数の舌片からなり、前記鍔の中心部には前記管 を貫通させる鍔孔が設けられ、前記各舌片は仮想円筒周面の長手方向の面の一部 を形成するように配置され各舌片の根元は円筒状に一体となって前記鍔孔の周縁 部から立ち上がり、前記舌片の内面には、前記管の外周面を押圧しその外周面に 食い込む円弧状の管くわえ突出部が形成され、この管くわえ突出部の前端面は前 記鍔の方向に向かって拡がるようにように傾斜し、前記舌片の先端部の肉厚より 根元部の肉厚が薄くなるよう舌片の先端部の外面が傾斜し、前記舌片の先端部の 外周面には、前記ニップルの環状突出壁が着脱自在に嵌合する凹溝と前記ニップ ルの環状突出壁に着脱自在に係止する係止突出部が形成されたことを特徴とする 。
【0005】 また上記のニップルとコレットを用いて、ニップルの密封リング保持環状溝に 密封リングを装着すると共に、このニップルのコレット案内壁に嵌合してニップ ルの環状突出壁に係止されたコレットの鍔部から接続管の先端接続部を挿入し、 いわゆるワンタッチ作業で、コレットの舌片の管くわえ突出部に管の先端をくわ えさせ、同時にその管の先端接続部の外周面に前記密封リングを密着させて気密 で接続強度の高い管の接続構造を得るものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
この考案の管の接続具の実施形態の一つは、内壁が径の異なる多段の円筒面あ るいは環状面に形成されて一端に開口があり他端が他の流体流通管あるいは機器 の流体通路に接続されるニップルと、表面に弾性を有する管をくわえて前記ニッ プルの開口から挿入され前記ニップルに着脱自在に嵌合するコレットとからなり 、前記ニップルの内壁には、前記管を案内する管案内環状突出壁と、前記開口か ら連なるコレット案内壁と、このコレット案内壁の奥端で前記開口の方から順次 位置する環状溝ならび環状突出壁が形成され、前記管案内環状突出壁の前端面は 前記開口の方向に向かって拡がるように傾斜し、前記環状突出壁の前端面は前記 開口の方向の向かって拡がるように傾斜し、前記コレットは、前記ニップルの開 口端面に当接し得る鍔と、前記ニップルのコレット案内壁に嵌合する複数の舌片 からなり、前記鍔の中心部には前記管を貫通させる鍔孔が設けられ、前記各舌片 は仮想円筒周面の長手方向の一部を形成するように配置され各舌片の根元は円筒 状に一体となって前記鍔孔の周縁部から立ち上がり、前記舌片の内面には前記管 の外周面を押圧しその外周面に食い込む円弧状の管くわえ突出部が形成され、こ の管くわえ突出部の前端面は前記鍔の方向に向かって拡がるように傾斜し、前記 舌片の先端部の肉厚より根元部の肉厚が薄くなるように舌片の先端部の外面が傾 斜し、前記舌片の外周面には、前記ニップルの環状突出壁が着脱自在に嵌合する 凹溝と前記ニップルの環状突出壁に着脱自在に係止する係止突出部が形成された ものである。
【0007】 また、この考案の管の接続構造の実施形態は、一端に開口があり他端が他の流 体流通管あるいは機器の流体通路に接続されるニップルと、前記ニップルの開口 から挿入され前記ニップルに着脱自在に嵌合するコレットと、前記コレットにく わえられて前記ニップルに連結される表面に弾性を有する管と、前記管と前記ニ ップルの内壁の間を密封する密封リングとからなり、前記ニップルは、内壁が径 の異なる多段の円筒面あるいは環状面に形成されて、その内壁に、前記密封リン グを保持する密封リング保持環状溝と、前記管を案内する管案内環状突出壁と、 前記開口から連なるコレット案内壁と、このコレット案内壁の奥端で前記開口の 方から順次位置する環状溝ならび環状突出壁が形成され、前記管案内環状突出壁 の前端面は前記開口の方向に向かって拡がるように傾斜し、前記環状突出壁の前 端面は前記開口の方向に向かって拡がるように傾斜し、前記コレットは、前記ニ ップルの開口端面に当接し得る鍔と、前記ニップルのコレット案内壁に嵌合する 複数の舌片からなり、前記鍔の中心部には前記管を貫通させる鍔孔が設けられ、 前記各舌片は仮想円筒周面の長手方向の面の一部を形成するように配置され各舌 片の根元は円筒状に一体となって前記鍔孔の周縁部から立ち上がり、前記舌片の 内面には、前記管の外周面を押圧しその外周面に食い込む円弧状の管くわえ突出 部が形成され、この管くわえ突出部の前端面は前記鍔の方向に向かって拡がるよ うに傾斜し、前記舌片の先端部の肉厚より根元部の肉厚が薄くなるよう舌片の先 端部の外面が傾斜し、前記舌片の先端部の外周面には、前記ニップルの環状突出 壁が着脱自在に嵌合する凹溝と前記ニップルの環状突出壁に着脱自在に係止する 係止突出部が形成され、前記ニップルの密封リング保持環状溝に密封リングを装 着すると共に、前記ニップルのコレット案内壁に嵌合し前記ニップルの環状突出 壁に係止されたコレットの鍔孔から挿入された前記管の先端接続部を、前記コレ ットの舌片の管くわえ突出部にくわえさせ、前記管の先端接続部の外周面に前記 密封リングを密着させたものである。
【0008】
【実施例】
以下この考案の実施例を図1ないし図7を参考にして説明する。この考案の管 の接続具は、図3、図4に示すようなニップル1と、図5、図6、図7に示すよ うなコレット11からなる。ニップル1は一端に開口2が形成され他端のねじ部 3が他の流体流通管あるいは機器の流体通路に接続される。
【0009】 ニップル1の内壁4は径の異なる多段の円筒面4a,4b,4c,4d,4e あるいは環状面4f,4gに形成され、内壁4には、接続しようとする管(ポリ エチレン・パイプ)14と内壁4の間を密封する密封リング10を保持する密封 リング保持環状溝9と、管案内環状突出壁5と、開口2から連なるコレット案内 壁6と、コレット案内壁6の奥端にあって開口2の方から順次位置する環状溝7 ならび環状突出壁8が形成され、管案内環状突出壁5の前端面5aは開口2の方 向に向かって拡がるように傾斜し、環状突出壁8の前端面8aは開口2の方向に 向かって拡がるように傾斜している。そして接続しようとする管14は、ポリエ チレン・パイプのように表面(外周面)に若干の弾性を有するものである。
【0010】 コレット11は、ニップル1の開口端面2aに当接し得る鍔12と、ニップル 1のコレット案内壁6に嵌合する複数の舌片13からなり、鍔12の中心部には 管14を貫通させる鍔孔12aが設けられている。図示の例では舌片群は等角度 に分割された12個の舌片13からなり、各舌片13は仮想円筒周面の長手方向 の面の一部を形成するように配置され各舌片13の根元13aは円筒状に一体と なって鍔孔12aの周縁部から立ち上がっている。各舌片13の内面には、管1 4の外周面を押圧してその外周面に若干食い込む円弧状の管くわえ突出部13b が形成され、管くわえ突出部13bの前端面13cは鍔12の方向に向かって拡 がるように傾斜し、舌片13の先端部13dの肉厚より根元部13aの肉厚が薄 くなるよう舌片13の先端部13dの外面が傾斜し、舌片13の先端部13dの 外周面には、ニップル1の環状突出壁8が着脱自在に嵌合する凹溝13eとニッ プル1の環状突出壁8に着脱自在に係止される係止突出部13fが形成されてい る。
【0011】 上記のニップル1とコレット11を用いて管14をニップル1に接続する場合 、先ず図2に示すように、ニップル1の密封リング保持環状溝9に密封リング1 0を装着し、ニップル1のコレット案内壁6にコレット11の舌片13を挿入し てコレット11の鍔12をニップル1の開口端面2aに当接させ、この状態で矢 印Nに示すように、管14の先端をコレット11の鍔孔12aを通してニップル 1内へ挿入すると、管14の先端接続部14aはコレット11の舌片13とニッ プル1の管案内環状突出壁8に案内されてニップル1の奥に入り、密封リング1 0が管14の外周面に密着して管14とニップル1の内壁4の間が密封される。 そしてコレット11の舌片13の管くわえ突出部13bが管14の外周面を押圧 しその外周面に食い込んでコレット11が管14を強くくわえることになる。こ の状態で管14を矢印Na方向に引くと、管14がコレット11と共にニップル 1から抜け出ようとするが、図1に示すように、ニップル1の環状突出壁8がコ レット11の舌片13の凹溝13eに嵌合し、舌片13の係止突出部13fが環 状突出壁8に当たって抜け止めされ、舌片13の管くわえ突出部13bが一層強 く管14の外周面を押圧し一層強く管14をくわえて管14はニップル1に強固 に接続される。そして管14をコレット11を介してニップル1内へ挿入する際 、コレット11の管くわえ突出部11bの前端面13cおよびニップル1の管案 内環状突出壁8の前端面8aが傾斜しているので、管14は円滑にニップル1の 奥まで挿入できる。
【0012】 次に管14をニップル1から取り外す場合には、コレット11の鍔12をニッ プル1の方へ押して、鍔12がニップル1の開口端面2aに当接する状態(図2 に示す状態)に戻す。この状態ではコレット11の舌片13の先端部13dがニ ップル1の奥の方に移動して係止突出部13fおよび凹溝13eがニップル1の 環状突出壁8から外れ、環状突出部8は舌片13の肉厚の薄い根元13aの方に 移る。この結果、舌片13の管くわえ突出部13bが管14を押圧する力が弱ま りコレット11が管14をくわえる力が弱まるので、コレット11の鍔12をニ ップル1の開口端面2aに押し当てたまま管14を矢印Na方向へ引くと、管1 4を容易にニップル1から取り外すことができる。
【0013】 また管14の外径や表面の硬度・弾性度に応じて、ニップル1のコレット案内 壁6の内径、環状突出壁8の内径、管案内環状突出壁5の内径、密封リング10 の径、密封リング保持環状溝9の内径、およびコレット11の舌片13群の内・ 外径、分割数、各舌片13の肉厚、管くわえ突出部13bの突出度、先端部13 dの外面の傾斜度、等を適切に調整することにより、高い信頼度をもった管接続 構造を得ることができる。
【0014】
【考案の効果】
上記実施例から明らかなように、この考案の管の接続具を用いれば、接続しよ うとする管の先端部に何らの加工を施すことなく、また袋ナットのようなねじ締 め作業を要する部品を用いることなく、ニップルの開口部にコレットを介して管 の先端接続部を単に圧入するだけの、いわゆるワンタッチ作業で、コレットの舌 片が管の先端接続部を強くくわえて管をニップルに極めて簡単に接続することが でき、管の先端接続部とニップルの内壁間に密着する密封リングの作用とあいま って、通常の実用の流体圧力に十分耐える気密性と接続強度を備えた管接続構造 を得ることができ、管の取り外しもワンタッチ操作で簡単に行うことができる。
【0015】 また、ニップル1に形成した管案内環状突出壁5の前端面5a、環状突出壁8 の前端面8aやコレット11の舌片13に形成した管くわえ突出部13bの前端 面13cを、それぞれ開口2の方向に向かって拡がるように傾斜させているので 、ニップル1にコレット11を挿入し、コレット11に管14の先端接続部14 aを挿入する際、いずれも円滑に深く確実に挿入することができ、更に舌片13 の肉厚は先端部13dを厚く、根元13aを薄くしているので、舌片13の弾性 撓み効果が高く、舌片13が管14の外面に良く馴染んで管14を十分くわえる ことができる上に、管14がコレット11と共にニップル1から抜け出ようとす ると、管14にコレット11の楔力が作用して抜けを防止さすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の管の接続構造の縦断面図。
【図2】 同管の接続構造の他の状態を示す縦断面図。
【図3】 この考案の管の接続具を構成するニップルの
縦断面図。
【図4】 同ニップルの要部の拡大断面図。
【図5】 この考案の管の接続具を構成するコレットの
縦断面図。
【図6】 同コレットの要部の拡大断面図。
【図7】 同コレットの斜視図。
【図8】 従来の管の接続構造の縦断面図。
【符号の説明】
1 :ニップル 11 :コ
レット 2 :開口 12 :鍔 2a:開口端面 12a:鍔
孔 3 :ねじ部(ニップルの他端) 13 :舌
片 4 :内壁 13a:舌
片の根元 4a,4b,4c,4d,4e:円筒面 13b:管
くわえ突出部 4f,4g:環状面 13c:管
くわえ突出部 5 :管案内環状突出壁 の
前端面 5a:管案内環状突出壁の前端面 13d:舌
片の先端部 6 :コレット案内壁 13e:凹
溝 7 :環状溝 13f:係
止突出部 8 :環状突出壁 14 :管 8a:環状突出壁の前端面 14a:管
の先端接続部 9 :密封リング保持環状溝 10 :密封リング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁(4)が径の異なる多段の円筒面
    (4a)(4b)(4c)(4d)(4e)あるいは環
    状面(4f)(4g)に形成されて一端に開口(2)が
    あり他端(3)が流体流通管あるいは機器の流体通路に
    接続されるニップル(1)と、表面に弾性を有する管
    (14)をくわえて前記ニップル(1)の開口(2)か
    ら挿入され前記ニップル(1)に着脱自在に嵌合するコ
    レット(11)とからなり、前記ニップル(1)の内壁
    (4)には、前記管(14)を案内する管案内環状突出
    壁(5)と、前記開口(2)から連なるコレット案内壁
    (6)と、このコレット案内壁(6)の奥端で前記開口
    (2)の方から順次位置する環状溝(7)ならび環状突
    出壁(8)が形成され、前記管案内環状突出壁(5)の
    前端面(5a)は前記開口(2)の方向に向かって拡が
    るように傾斜し、前記環状突出壁(8)の前端面(8
    a)は前記開口(2)の方向に向かって拡がるように傾
    斜し、前記コレット(11)は、前記ニップル(1)の
    開口端面(2a)に当接し得る鍔(12)と、前記ニッ
    プル(1)のコレット案内壁(6)に嵌合する複数の舌
    片(13)からなり、前記鍔(12)の中心部には前記
    管(14)を貫通させる鍔孔(12a)が設けられ、前
    記各舌片(13)は仮想円筒周面の長手方向の面の一部
    を形成するように配置され各舌片(13)の根元(13
    a)は円筒状に一体となって前記鍔孔(12a)の周縁
    部から立ち上がり、前記舌片(13)の内面には、前記
    管(14)の外周面を押圧しその外周面に食い込む円弧
    状の管くわえ突出部(13b)が形成され、この管くわ
    え突出部(13b)の前端面(13c)は前記鍔(1
    2)の方向に向かって拡がるように傾斜し、前記舌片
    (13)の先端部(13d)の肉厚より根元(13a)
    部の肉厚が薄くなるよう舌片(13)の先端部(13
    d)の外面が傾斜し、前記舌片(13)の先端部(13
    d)の外周面には、前記ニップル(1)の環状突出壁
    (8)が着脱自在に嵌合する凹溝(13e)と前記ニッ
    プル(1)の環状突出壁(8)に着脱自在に係止する係
    止突出部(13f)が形成されたことを特徴とする管の
    接続具。
  2. 【請求項2】 内壁(4)が径の異なる多段の円筒面
    (4a)(4b)(4c)(4d)(4e)あるいは環
    状面(4f)(4g)に形成されて一端に開口(2)が
    あり他端(3)が流体流通管あるいは機器の流体通路に
    接続されるニップル(1)と、表面に弾性を有する管
    (14)をくわえて前記ニップル(1)の開口(2)か
    ら挿入され前記ニップル(1)に着脱自在に嵌合するコ
    レット(11)とからなり、前記ニップル(1)の内壁
    (4)には、前記管(14)とニップル(1)の内壁
    (4)の間を密封する密封リング(10)を保持する密
    封リング保持環状溝(9)と、前記管(14)を案内す
    る管案内環状突出壁(5)と、前記開口(2)から連な
    るコレット案内壁(6)と、このコレット案内壁(6)
    の奥端で前記開口(2)の方から順次位置する環状溝
    (7)ならび環状突出壁(8)が形成され、前記管案内
    環状突出壁(5)の前端面(5a)は前記開口(2)の
    方向に向かって拡がるように傾斜し、前記環状突出壁
    (8)の前端面(8a)は前記開口(2)の方向に向か
    って拡がるように傾斜し、前記コレット(11)は、前
    記ニップル(1)の開口端面(2a)に当接し得る鍔
    (12)と、前記ニップル(1)のコレット案内壁
    (6)に嵌合する複数の舌片(13)からなり、前記鍔
    (12)の中心部には前記管(14)を貫通させる鍔孔
    (12a)が設けられ、前記各舌片(13)は仮想円筒
    周面の長手方向の面の一部を形成するように配置され各
    舌片(13)の根元(13a)は円筒状に一体となって
    前記鍔孔(12a)の周縁部から立ち上がり、前記舌片
    (13)の内面には、前記管(14)の外周面を押圧し
    その外周面に食い込む円弧状の管くわえ突出部(13
    b)が形成され、この管くわえ突出部(13b)の前端
    面(13c)は前記鍔(12)の方向に向かって拡がる
    ようにように傾斜し、前記舌片(13)の先端部(13
    d)の肉厚より根元(13a)部の肉厚が薄くなるよう
    舌片(13)の先端部(13d)の外面が傾斜し、前記
    舌片(13)の先端部(13d)の外周面には、前記ニ
    ップル(1)の環状突出壁(8)が着脱自在に嵌合する
    凹溝(13e)と前記ニップル(1)の環状突出壁
    (8)に着脱自在に係止する係止突出部(13f)が形
    成されたことを特徴とする管の接続具。
  3. 【請求項3】 一端に開口(2)を有し他端(3)が流
    体流通管あるいは機器の流体通路に接続されるニップル
    (1)と、前記ニップル(1)の開口(2)から挿入さ
    れ前記ニップル(1)に着脱自在に嵌合するコレット
    (11)と、前記コレット(11)にくわえられて前記
    ニップル(1)に連結される表面に弾性を有する管(1
    4)と、前記管(14)と前記ニップル(1)の内壁
    (4)の間を密封する密封リング(10)とからなり、
    前記ニップル(1)は、内壁(4)が径の異なる多段の
    円筒面(4a)(4b)(4c)(4d)(4e)ある
    いは環状面(4f)(4g)に形成されて、その内壁
    (4)は、前記密封リング(10)を保持する密封リン
    グ保持環状溝(9)と、前記管(14)を案内する管案
    内環状突出壁(5)と、前記開口(2)から連なるコレ
    ット案内壁(6)と、このコレット案内壁(6)の奥端
    で前記開口(2)の方から順次位置する環状溝(7)な
    らび環状突出壁(8)が形成され、前記管案内環状突出
    壁(5)の前端面(5a)は前記開口(2)の方向に向
    かって拡がるように傾斜し、前記環状突出壁(8)の前
    端面(8a)は前記開口(2)の方向に向かって拡がる
    ように傾斜し、前記コレット(11)は、前記ニップル
    (1)の開口端面(2a)に当接し得る鍔(12)と、
    前記ニップル(1)のコレット案内壁(6)に嵌合する
    複数の舌片(13)からなり、前記鍔(12)の中心部
    には前記管(14)を貫通させる鍔孔(12a)が設け
    られ、前記各舌片(13)は仮想円筒周面の長手方向の
    面の一部を形成するように配置され各舌片(13)の根
    元(13a)は円筒状に一体となって前記鍔孔(12
    a)の周縁部から立ち上がり、前記舌片(13)の内面
    には、前記管(14)の外周面を押圧しその外周面に食
    い込む円弧状の管くわえ突出部(13b)が形成され、
    この管くわえ突出部(13b)の前端面(13c)は前
    記鍔(12)の方向に向かって拡がるようにように傾斜
    し、前記舌片(13)の先端部(13d)の肉厚より根
    元(13a)部の肉厚が薄くなるよう舌片(13)の先
    端部(13d)の外面が傾斜し、前記舌片(13)の先
    端部(13d)の外周面には、前記ニップル(1)の環
    状突出壁(8)が着脱自在に嵌合する凹溝(13e)と
    前記ニップル(1)の環状突出壁(8)に着脱自在に係
    止する係止突出部(13f)が形成され、前記ニップル
    (1)の密封リング保持環状溝(9)に密封リング(1
    0)装着すると共に、前記ニップル(1)のコレット案
    内壁(6)に嵌合し前記ニップル(1)の環状突出壁
    (8)に係止されたコレット(11)の鍔孔(12a)
    から挿入された前記管(14)の先端接続部(14a)
    を、前記コレット(11)の舌片(13)の管くわえ突
    出部(13b)にくわえさせ、前記管(14)の先端接
    続部(14a)の外周面に前記密封リング(10)を密
    着させたことを特徴とする管の接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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