JP3058583U - 錠用発光板及びこれを有する錠 - Google Patents

錠用発光板及びこれを有する錠

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JP3058583U
JP3058583U JP1998008749U JP874998U JP3058583U JP 3058583 U JP3058583 U JP 3058583U JP 1998008749 U JP1998008749 U JP 1998008749U JP 874998 U JP874998 U JP 874998U JP 3058583 U JP3058583 U JP 3058583U
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JP1998008749U
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Inventor
満 桧垣
Original Assignee
山陽プレス工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間であっても鍵穴への鍵の挿入を容易とす
ること。 【解決手段】 錠の鍵穴の周辺に発光プレートを装着
し、以て、夜間でも鍵穴の視認を容易とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、自転車等に設けられる錠に装着される発光プレート及びこれを具 備した錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自転車に関して述べるなら、昼間ある場所に駐輪し、施錠して出 掛け、用を足した後に該駐輪場に戻るのが夜間になることも多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような場合、駐輪場に照明がなされていないと、自転車錠の鍵穴を視認し てこれに鍵を差し込むのが困難であり、手探りして何とか鍵穴を探して開錠しな ければならず、又、手探りしている間に手が汚れてしまったりと、不愉快この上 ない。更に、近年は所定の駐輪場であっても多数の自転車で混雑しており、若干 の照明では手元が十分に明るくならず、やはり手探りに近い常態での開錠を余儀 なくされることもある。なお、施錠するときでも、周辺が既に暗ければ、このよ うな問題は生ずる。
【0004】 一方、家屋等のドアについても、これを開錠、施錠するときに照明が施されて いない状況下では同様の不都合がある。
【0005】 本考案は、上記従来技術の欠点に鑑みてなされたものであって、その目的とす るところは、夜間であっても鍵穴への鍵の挿入を容易とする錠用発光プレート及 びこれを具備した錠を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の錠用発光プレートは、基板と、該基板の 片側の主たる面に設けられた発光剤層と、該発光剤層上に覆設された透明板とを 備え、錠に設けられた鍵穴の外側周辺部に適合する形状とされている。
【0007】 加えて、本考案の錠用発光プレートは、前記基板の他側の主たる面に両面粘着 シートがその片面にて被着され、該粘着シートの他面に非着シールが被着されて いる。
【0008】 また、本考案の錠用発光プレートは、錠の鍵穴に対応する開口部又は切欠部が 形成されている。
【0009】 また、本考案の錠用発光プレートが対象とする錠は、自転車又は跨座型車両の 車体に固設されて該自転車又は跨座型車両の走行を規制するものである。
【0010】 また、上記目的を達成する本考案の錠は、少なくとも開錠をなすための鍵を挿 入すべく錠本体に設けられた鍵穴の外側周辺部に上記の錠用発光プレートを装着 してなる。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施例を添付図面を参照しながら説明する。
【0012】 図1に、本考案の第1実施例としての錠(発光プレートを含む)を示す。当該 錠1は、自転車に装着されるものであり、詳しくは、自転車の前輪又は後輪の近 傍に位置する車体フレームFに取付バンド2によって締結される錠本体3と、該 錠本体3の施錠及び開錠をなすための鍵(図示せず)とを備えている。錠本体3 は出没する係止プレート5を有している。この係止プレート5は、施錠されると 突出(矢印A方向)して自転車のスポーク6に係合して当該自転車の走行を規制 し、開錠により引き込まれて走行規制状態が解除される。
【0013】 上記錠本体3には、発光プレート8が装着されている。この発光プレート8は 、上記鍵を挿入すべく錠本体3に設けられた鍵穴3aの外側周辺部に適合する形 状とされている。
【0014】 図2に上記発光プレート8のみの斜視図を、又、図3に該発光プレートの縦断 面図を示す。図3に示すように、発光プレート8は、アルミニウム等の金属やビ ニール又はプラスチック等からなる基板8aと、該基板8aの片側の主たる面に 設けられた発光剤層8bと、ビニール又はプラスチックからなって該発光剤層8 b上に覆設された透明板8cとを備えている。
【0015】 上記発光剤層8bとしては、例えば夜光塗料を塗布して乾燥固化させて得られ るものが採用され、発光色はオレンジ、グリーン等。視認され易く且つ美観が得 られるものが選定される。上記透明板8cはこの発光剤送bを風雨から保護する ものである。
【0016】 なお、日照等のエネルギーを蓄えて、そのエネルギーを以て自ら発光する素材 が知られているが、このようなものを上記発光層8bとして採用してもよい。
【0017】 ところで、図1及び図2に示すように、上記発光プレート8には、錠本体3の 鍵穴3aに対応し且つ該鍵穴と同形状にしてほぼ同寸法の開口部8eが形成され ている。換言するならば、鍵穴3aが、発光プレート8により囲まれている。か かる構成によれば、鍵穴3aが、光る発光プレート8によって輪郭を明確に現出 せられ、容易に視認することが可能となる。
【0018】 また、図2及び図3に示すように、発光プレート8は、その基板8aの他側の 主たる面、つまり背面に、両面粘着シート8fがその片面にて被着されており、 上記錠本体3に装着される前には、該両面粘着シート8fの他面に非着シール8 gが被着されている。発光プレート8を錠本体3に取り付けるとき、この非着シ ール8gを剥がし、両面粘着シート8fの粘着力を以て貼り付ける。
【0019】 上記両面粘着シート8f及び非着シール8gは必ずしも必要とするものではな く、上記基板8aの背面を接着剤によって錠本体3の表面に貼着することにして もよいし、場合によっては、当該発光プレート8を小ねじにより錠1に締結する ようにしてもよい。但し、両面粘着シート8f、非着シール8gの採用により、 ユーザーが発光プレート8の装着をワンタッチで完了することが出来、有用であ る。
【0020】 図4に、本考案の第2実施例としての錠を示す。当該錠101は、やはり自転 車の走行を規制するものとして使用され、半環状の錠本体103と、該錠本体1 03の施錠及び開錠をなすための鍵(図示せず)とを備えている。錠本体103 は、その一方の環状部分103dから出没する弧状の係止棹105を有している 。この係止棹105は、施錠時に突出(矢印B方向)してその先端が他方の環状 部分103b内に嵌入して当該自転車の走行を規制する。つまり、当該錠101 では、施錠時に上記係止棹105を含む錠本体103が完全に環状となって自転 車のリムを囲む状態となる。そして、開錠時には係止棹105が引き込まれて走 行規制状態が解除される。
【0021】 なお、当該錠101では、施錠は、錠本体103に設けられた施錠レバー10 3cを押し下げることによる。また、開錠は、鍵穴103aに鍵を挿入すること による。鍵を挿入すると、錠本体103内に設けられた復元手段により係止棹1 05が引き込まれる。
【0022】 上記錠本体103に装着された発光プレート108も、上記鍵を挿入すべく錠 本体103に設けられた鍵穴103aの外側周辺部に適合する形状とされている 。 当該発光プレート108は上述した第1実施例における発光プレート8と同様に 構成されているので、ここではその説明を省略する。このことは、後述する第3 実施例に関しても同様である。但し、図から明らかなように、本実施例における 発光プレート108は、錠の鍵穴103aに対応する切欠部108eが形成され ている。すなわち、鍵穴103aが、発光プレート108により過半を囲まれる 状況となっている。かかる構成でも、鍵穴103aが、光る発光プレート108 によって輪郭を明確に現出せられ、容易に視認することが可能となる。しかも、 このように鍵穴103aを明らかに現出するための発光プレート108の面積が 前述の第一実施例のものに比して必要最小限に抑えられ、小さなスペースに発光 プレート108を装着する場合に有効である。
【0023】 なお、前述した両実施例では、本考案に係る発光プレート及び錠を自転車に適 用した場合を示したが、他に、自動二輪車(三輪車を含む)など、跨座型の車両 等に適用し得ることは言及するまでもない。
【0024】 図5は、本考案の第3実施例として、発光プレートを、家屋等のドアノブ20 1の錠に装着した状況を示すものである。図示のように、当該実施例では、発光 プレート208は、ドアノブ201に設けられた鍵穴201aの外面周辺部に適 合すべく円形に形成され、該鍵穴201aを取り囲むようになされている。家屋 等のドア錠でも、これを開錠、施錠するときに照明が施されていない状況下では 困難であり、かかる発光プレート208を装着することにより前述した自転車に 於けると同様の効果が奏される。但し、自転車や上記跨座型車両では開錠、施錠 は概ね屋外でなされ、家屋等での錠の開け閉め時に比して、照明に関してはより 悪い状況にある。よって、本考案による発光プレートは、屋外、特に暗夜で開錠 、施錠する場合が多い自転車又は跨座型車両の錠に適用すれば特に有効である。
【0025】 なお、本考案に係る発光プレート及びこれを具備した錠は、上述した各実施例 に限らず、およそ暗い状況下で施錠、開錠をしなければならない場合に用いて好 適である。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本考案によれば、夜間等であっても鍵穴を視認してこれ に鍵を差し込むことが容易であり、手探りにて鍵穴を探すなど、煩わしい行為を 回避することが出来る。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の第1実施例としての錠を自転
車のフレームに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示した錠に装着される発光プレ
ートの斜視図である。
【図3】図3は、図2に示した発光プレートの縦断面図
である。
【図4】図4は、本考案の第2実施例としての錠を示す
斜視図である。
【図5】図5は、本考案の第3実施例としての錠を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1、101 錠 3、103 錠本体 8、108、208 発光プレート

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板の片側の主たる面に設
    けられた発光剤層と、該発光剤層上に覆設された透明板
    とを備え、錠に設けられた鍵穴の外側周辺部に適合する
    形状とされたことを特徴とする錠用発光プレート。
  2. 【請求項2】 前記基板の他側の主たる面に両面粘着シ
    ートがその片面にて被着され、該粘着シートの他面に非
    着シールが被着されていることを特徴とする請求項1記
    載の錠用発光プレート。
  3. 【請求項3】 錠の鍵穴に対応する開口部又は切欠部が
    形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の錠用発光プレート。
  4. 【請求項4】 対象とする錠は、自転車又は跨座型車両
    の車体に固設されて該自転車又は跨座型車両の走行を規
    制するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のうちいずれか1記載の錠用発光プレート。
  5. 【請求項5】 錠本体と、該錠本体の少なくとも開錠を
    なすための鍵とを備え、該錠本体に設けられた鍵穴の外
    側周辺部に請求項1乃至請求項4のうちいずれか1に記
    載の発光プレートを装着してなることを特徴とする錠。
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