JP3058455U - スモ−ク循環型燃焼炉 - Google Patents
スモ−ク循環型燃焼炉Info
- Publication number
- JP3058455U JP3058455U JP1998008577U JP857798U JP3058455U JP 3058455 U JP3058455 U JP 3058455U JP 1998008577 U JP1998008577 U JP 1998008577U JP 857798 U JP857798 U JP 857798U JP 3058455 U JP3058455 U JP 3058455U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- smoke
- combustion chamber
- outside
- filter
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般廃棄物を排煙なしで完全燃焼させ且つダ
イオキシンのない完全無公害のスモ−ク循環型燃焼炉を
提供。 【解決手段】 上部に排煙口3を側部に扉5付投入口4
を下部にロストル6を有する燃焼室2の外側を囲繞して
耐火ハウジング8を設け、該ハウジング8の前記投入口
4に相当する部位に外扉9を底部に前記ロストル6と距
離をおいて水皿10を設け、前記ロストル6と前記水皿
10との空間にハウジング8外に設置したバ−ナ−17
の燃焼筒17aをフィルタ−18付設火炎導入部16を
介して臨ませ、前記排煙口3にハウジング8との連通口
12aを有する排煙筒12を接続してハウジング8外へ
導出させ、この排煙筒12にチ−ズ型に接続した還流管
13の一端は外気取入口14に開放し、他端は延長して
モ−タファン15を介装して再び耐火ハウジング8内の
前記燃焼室2のロストル6と水皿10との空間へフィル
タ−19を介して導入させる。
イオキシンのない完全無公害のスモ−ク循環型燃焼炉を
提供。 【解決手段】 上部に排煙口3を側部に扉5付投入口4
を下部にロストル6を有する燃焼室2の外側を囲繞して
耐火ハウジング8を設け、該ハウジング8の前記投入口
4に相当する部位に外扉9を底部に前記ロストル6と距
離をおいて水皿10を設け、前記ロストル6と前記水皿
10との空間にハウジング8外に設置したバ−ナ−17
の燃焼筒17aをフィルタ−18付設火炎導入部16を
介して臨ませ、前記排煙口3にハウジング8との連通口
12aを有する排煙筒12を接続してハウジング8外へ
導出させ、この排煙筒12にチ−ズ型に接続した還流管
13の一端は外気取入口14に開放し、他端は延長して
モ−タファン15を介装して再び耐火ハウジング8内の
前記燃焼室2のロストル6と水皿10との空間へフィル
タ−19を介して導入させる。
Description
【0001】
本考案は、一般廃棄物の焼却炉に関し、密集地帯の営業所や一般家庭において 無公害で使用できる完全無煙のスモ−ク循環型燃焼炉に係る。
【0002】
これまでに一般廃棄物の焼却炉は、種々の態様のものが提案、実施されている が、排煙による副次公害がネックとなり、密集地帯の営業所や一般家庭において 使用するには問題があった。
【0003】
本考案は、従来のかかる実情に鑑みてなされたもので、一般廃棄物を、外部へ の排煙なしで完全燃焼させ、且つダイオキシンのない完全無公害のスモ−ク循環 型燃焼炉を提供することを目的とする。
【0004】
上記目的を達成するため、本発明は、上部に排煙口3を、側部に扉5付投入口 4を、下部にロストル6を有する燃焼室2の外側を囲繞して耐火ハウジング8を 設ける。 そして、その耐火ハウジング8の側部の前記扉5付投入口4に相当する部位に 外扉9を、底部に前記ロストル6と距離をおいて引出し型水皿10を設け、前記 ロストル6と前記水皿10との空間に、耐火ハウジング8外に設置したバ−ナ− 17の燃焼筒17aをフィルタ−18付設火炎導入部16を介して臨ませ、前記 燃焼室2の排煙口3に耐火ハウジング8との連通口12aを有する排煙筒12を 接続して耐火ハウジング8外へ導出させ、この排煙筒12にチ−ズ型に接続した 還流管13の一端は外気取入口14に開放し、他端は延長して中間にモ−タファ ン15を介装して再び耐火ハウジング8内の前記燃焼室2のロストル6と水皿1 0との空間へフィルタ−19を介して導入してスモ−ク循環型燃焼炉1を構成す る。
【0005】
今、本考案のスモ−ク循環型燃焼炉1を使用するには、 イ.水皿10へ水を満たし、耐火ハウジング8の外扉9と、燃焼室2の扉5を 開き、投入口4より燃焼させるべき廃棄物をロストル6上へ投入し、バ−ナ−1 7で点火後、両扉を閉じる。 ロ.還流管13のモ−タファン15を始動させて、外気取入れ口14より外気 気を取入れつつ燃焼室2の回りにスモ−クの対流循環経路を作り、燃焼に伴 う灰燼はロストル6より水皿10へ落下、沈殿させる。 ハ.廃棄物燃焼に伴って発生するスモ−クは、煤燼とともに前記スモ−クの対 流循環経路、即ち排煙口3、排煙筒12より外部の還流管13を経由して、 再び耐火ハウジング8内の前記燃焼室2のロストル6と水皿10との空間へ 導かれる。 そしてこの空間において、煤分は水皿10内の熱水より発生する蒸気と混 ざって水皿10へ落とされるとともに一部は外気とともにロストル6より再 び燃焼室2へ送り込まれ、他は前記経路における対流現象とモ−タファン1 5による強制循環作用と水皿10の熱水蒸発作用に惹起される上昇気流によ り、耐火ハウジング8内を上昇して、燃焼室2の排煙筒12と連通している 連通口12aより、燃焼室2のスモ−クと合流しつつ排煙筒12へ導かれ、 再び還流管13に排出される。 ニ.以下、燃焼稼働中は、スモ−クは浄化を図られつつ対流循環を繰返して、 外部に排出されることはない。即ち副次公害の問題は解消される。 但し燃焼中にモ−タファン15を不必要に減速させると、外気取入れ口1 4から、浄化されつつあるとは言えスモ−クが逆流放出されるので注意を要 する。 ホ.上記過程において、バ−ナ−17の燃焼筒17aの火炎導入部16にはフ ィルタ−18が、また還流管13の他端導入部にフィルタ−19が配設され ているので、煤煙に混入するダイオキシンが濾過され、水皿10に溜まるこ とがない。なお、定期的に交換するものとする。
【0006】
本考案は以上のようで、一般廃棄物の燃焼中発生するスモ−クを、一部は再燃 他は燃焼室外側に形成した対流循環経路を強制循環させて、外部への排煙なしで 完全燃焼させるられ、しかも水皿に溜まる煤分にダイオキシンを殆ど含まない、 完全無公害のスモ−ク循環型燃焼炉を提供し得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断側面図
1 スモ−ク循環型燃焼炉 2 燃焼室 3 排煙口 4 投入口 5 扉 6 ロストル 8 耐火ハウジング 9 外扉 10 水皿 12 排煙筒 12a 連通口 13 還流管 14 外気取入口 15 モ−タファン 16 火炎導入部 17 バ−ナ− 17a 燃焼筒 18 フィルタ− 19 フィルタ−
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23L 1/00 F23L 1/00 H
Claims (1)
- 【請求項1】 上部に排煙口(3)を、側部に扉(5)
付投入口(4)を、下部にロストル(6)を有する燃焼
室(2)の外側を囲繞して耐火ハウジング(8)を設
け、その耐火ハウジング(8)の側部の前記扉5付投入
口(4)に相当する部位に外扉(9)を、底部に前記ロ
ストル(6)と距離をおいて引出し型水皿(10)を設
け、前記ロストル(6)と前記水皿(10)との空間
に、耐火ハウジング(8)外に設置したバ−ナ−(1
7)の燃焼筒(17a)をフィルタ−(18)付設火炎
導入部(16)を介して臨ませ、前記燃焼室(2)の排
煙口(3)に耐火ハウジング(8)との連通口(12
a)を有する排煙筒(12)を接続して耐火ハウジング
(8)外へ導出させ、この排煙筒(12)にチ−ズ型に
接続した還流管(13)の一端は外気取入口(14)に
開放し、他端は延長して中間にモ−タファン(15)を
介装して再び耐火ハウジング(8)内の前記燃焼室
(2)のロストル(6)と水皿(10)との空間へフィ
ルタ−(19)を介して導入して成るスモ−ク循環型燃
焼炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998008577U JP3058455U (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | スモ−ク循環型燃焼炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998008577U JP3058455U (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | スモ−ク循環型燃焼炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3058455U true JP3058455U (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=43192354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998008577U Expired - Lifetime JP3058455U (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | スモ−ク循環型燃焼炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058455U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016511385A (ja) * | 2013-02-12 | 2016-04-14 | イーノトゥフィ | 煙を生成および処理する設備 |
-
1998
- 1998-10-14 JP JP1998008577U patent/JP3058455U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016511385A (ja) * | 2013-02-12 | 2016-04-14 | イーノトゥフィ | 煙を生成および処理する設備 |
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