JP3058182U - 伸縮式立上り管 - Google Patents

伸縮式立上り管

Info

Publication number
JP3058182U
JP3058182U JP1998008141U JP814198U JP3058182U JP 3058182 U JP3058182 U JP 3058182U JP 1998008141 U JP1998008141 U JP 1998008141U JP 814198 U JP814198 U JP 814198U JP 3058182 U JP3058182 U JP 3058182U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
water
upper pipe
control valve
middle shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998008141U
Other languages
English (en)
Inventor
義憲 吉原
信三郎 菅野
Original Assignee
北海道水道機材株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 北海道水道機材株式会社 filed Critical 北海道水道機材株式会社
Priority to JP1998008141U priority Critical patent/JP3058182U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3058182U publication Critical patent/JP3058182U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 急激に伸長するおそれのない、水抜栓等に接
続された伸縮式立上り管を提供することである。 【解決手段】 下部本体内に、下部本体の側壁の内径よ
りも僅かに小さな外径を有する流量規制弁が収容されて
おり、下側管部及び上側管部内に、中シャフトが収容さ
れており、中シャフトの下端が、流量規制弁の上端面に
連結されており、下部本体への給水時に、下部本体の側
壁と流量規制弁の外径との間の隙間から下側管部及び上
側管部内に流入した水により圧縮された空気の圧力が徐
々にスピンドルに加えられ、これにより上側管部が中シ
ャフトに沿って上昇し、上側管部が一定高さ上昇する
と、中シャフトの上端に取付けられたストッパにより中
シャフトを介して上側管部と流量規制弁とが一体となっ
て上昇し、下部本体、流量規制弁の内部、下側管部、及
び上側管部が連通するように構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水抜栓等に接続された伸縮式立上り管に関する。より詳細には、本 考案は、急激に伸長するおそれのない、水抜栓等に接続された伸縮式立上り管に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、野球場、サッカー場のようなグラウンド等では、グラウンド等の一角に ピットが設けられ、図5(a)に示されるように、ピット内に水抜栓等に接続さ れた伸縮式立上り管が収納されている。伸縮式立上り管は一般に、水抜栓等に接 続された下側管部と、下側管部に入れ子式に収容された上側管部とを有している 。そして、グラウンド等に給水しようとする場合には、図5(b)に示されるよ うに、水抜栓等を給水状態にして伸縮式立上り管内に水を流入させ、その水圧に より伸縮式立上り管を伸長(即ち、上側管部を上昇)させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、水抜栓等を開放して伸縮式立上り管内に水を流入させると、水 圧により上側管部が急激に(実質的に瞬間的に)上昇するため、水抜栓等を操作 した人等に上側管部が衝突するおそれがあり、安全面から問題があった。
【0004】 したがって、本考案は、急激に伸長するおそれのない、水抜栓等に接続された 伸縮式立上り管を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1に記載の、水抜栓又は止水栓が接続された下部本体と、下部本体 に取付けられた下側管部と、下側管部に入れ子式に収容された上側管部と、上側 管部の上端に取付けられ、給水口が取付けられた上部本体と、上部本体内に収容 されたスピンドルとを備え、スピンドルを上昇させると、下側管部及び上側管部 と給水口とが連通し、スピンドルを下降させると、下側管部及び上側管部と給水 口との連通が遮断されるように構成されている伸縮式立上り管は、下部本体内に 、下部本体の側壁の内径よりも僅かに小さな外径を有し、上端面と下端面が開放 した中空の形状をもつ流量規制弁が収容されており、下側管部及び上側管部内に 、上側管部の下端に取付けられたガイド部材に案内されて実質的に垂直方向に摺 動するようになった中シャフトが収容されており、中シャフトの下端が、給水時 に流量規制弁から下側管部への水流を妨げないように流量規制弁の上端面に連結 されており、下部本体への給水時に、下部本体の側壁と流量規制弁の外径との間 の隙間から下側管部及び上側管部内に流入した水により圧縮された空気の圧力が 徐々にスピンドルに加えられ、これにより上側管部が中シャフトに沿って上昇し 、上側管部が一定高さ上昇すると、中シャフトの上端に取付けられたストッパに より中シャフトを介して上側管部と流量規制弁とが一体となって上昇し、下部本 体、流量規制弁の内部、下側管部、及び上側管部が連通するように構成されてい ることを特徴とするものである。
【0006】 本願請求項2に記載の、水抜栓又は止水栓が接続された下部本体と、下部本体 に取付けられた下側管部と、下側管部に入れ子式に収容された上側管部と、上側 管部の上端に取付けられ、給水口が取付けられた上部本体と、上部本体内に収容 されたスピンドルとを備え、スピンドルを上昇させると、下側管部及び上側管部 と給水口とが連通し、スピンドルを下降させると、下側管部及び上側管部と給水 口との連通が遮断されるように構成されている伸縮式立上り管は、下部本体内に 、下部本体の側壁の内径よりも僅かに小さな外径を有し、上端面と下端面が開放 した中空の形状をもつ流量規制弁が収容されており、下側管部及び上側管部内に 、上側管部の下端に取付けられたガイド部材に案内されて実質的に垂直方向に摺 動するようになった中シャフトが収容されており、中シャフトの下端が、給水時 に流量規制弁から下側管部への水流を妨げないように流量規制弁の上端面に連結 されており、スピンドルに、スピンドルの下降状態における給水時に上側管部及 び下側管部内の空気を排出させ、スピンドルの下降状態における水抜き時に上側 管部及び下側管部内に空気を取り入れる吸排気弁が設けられており、下部本体へ の給水時に、下部本体の側壁と流量規制弁の外径との間の隙間から下側管部及び 上側管部内に流入する水の圧力が徐々にスピンドルに加えられ、これにより上側 管部が中シャフトに沿って上昇し、上側管部が一定高さ上昇すると、中シャフト の上端に取付けられたストッパにより中シャフトを介して上側管部と流量規制弁 とが一体となって上昇し、下部本体、流量規制弁の内部、下側管部、及び上側管 部が連通するように構成されていることを特徴とするものである。
【0007】 本願請求項3に記載の伸縮式立上り管は、前記請求項1又は2に記載の伸縮式 立上り管において、下部本体の底壁に、水抜栓又は止水栓と下部本体とを連通さ せる貫通孔が形成されており、貫通孔内には、水抜栓又は止水栓から貫通孔内に 水が流入すると貫通孔を閉鎖する止水体が収容されていることを特徴とするもの である。
【0008】
【考案の実施の形態】
次に、図面を参照して、本考案の実施の形態について詳細に説明する。図1お よび図2において全体として参照符号10で示される本考案の好ましい実施の形 態に係る伸縮式立上り管は、下部本体12を備えている。下部本体12の側方に は、取付ユニオン14を介して、水抜栓(図示せず)が接続されており、水抜栓 は、水道管(図示せず)に接続されている。なお、本考案の伸縮式立上り管10 に接続される水抜栓は、公知の型式のものでよい。
【0009】 下部本体12の上端には、下側管部16がねじ接合されており、下側管部16 の上端には、グランド18がねじ接合されている。下側管部16内には、下側管 部16よりも小径の上側管部20が入れ子式に収容されている。上側管部20の 上端には、雄雌継手22を介して、上部本体24がねじ接合されている。上部本 体24の側方には、給水口26が設けられている。
【0010】 上部本体24内には、上端にハンドル28が取付けられたスピンドル30が収 容されており、上部本体24の上端には、スピンドル押さえ32がねじ接合され ている。スピンドル30に設けられた雄ねじ部30aが、雌ねじ部32aが設け られた、スピンドル押さえ32の貫通孔にねじ込まれており、これにより、ハン ドル28(従って、スピンドル30)を回転させることによってスピンドル30 を昇降させることができる。
【0011】 スピンドル30の下端には、パッキン34が配置されたパッキン吊り36が取 付けられている。そして、スピンドル30(従って、パッキン吊り36)を下降 させて上部本体24の下部のシート面24aにパッキン34を着座させることに よって、上部本体24及び給水口26と上側管部20との連通が遮断されるよう になっている。
【0012】 一方、下部本体12内には、下部本体12の側壁12aの内径よりも僅かに小 さな外径を有する流量規制弁38が収容されている。流量規制弁38は、上端面 と下端面が開放した中空の形状を有している。下部本体12の底壁12bには、 取付ユニオン14(従って、水抜栓)と連通する貫通孔12cが形成されており 、貫通孔12cの終端部は、下部本体12内に開口している。貫通孔12c内に は、止水体すなわちボール40が収容されており、貫通孔12cの終端部は、水 抜栓から貫通孔12c内への水の流入時にボール40が貫通孔12cの終端部に 着座して貫通孔12cと下部本体12との連通を遮断するように、上方が狭く下 方が広いテーパ状になっている。
【0013】 下側管部16及び上側管部20内には、中シャフト42が収容されており、中 シャフト42は、上側管部20の下端に取付けられたガイド部材44の孔44a を介して、実質的に垂直方向に摺動するようになっている。中シャフト42の下 端は、流量規制弁38の上端面に固定された取付プレート47に連結されており 、中シャフト42の上端には、ガイド部材44の孔44aよりも大きな径を有す るストッパ46が取付けられている。なお、取付プレート47及びガイド部材4 4は、図2に示されような給水時において水の流れをできるだけ妨げないように するため、図3(a)及び図3(b)にそれぞれ示されるように、必要最小限の 大きさを有するものとして形成されている。
【0014】 以上のように構成された本考案の伸縮式立上り管10の作動について説明する 。伸縮式立上り管10の非使用状態(収縮状態)では、図1に示されるように、 上部本体24の下部のシート面24aにパッキン34が着座して上部本体24及 び給水口26と上側管部20との連通が遮断されており、かつ、流量規制弁38 の下端面が下部本体12の底壁12bに当接しており、従って、下部本体12と 下側管部16及び上側管部20とは、下部本体12の側壁12aと流量規制弁3 8の外壁との間の僅かな隙間(図示せず)、及び貫通孔12cのみを介して、連 通している。
【0015】 給水しようとする場合は、水抜栓を操作して給水状態にする。すると、水は、 水道管から水抜栓を介し、取付ユニオン14を経て、下部本体12に流入する。 下部本体12に流入した水は、貫通孔12cに流入してボール40を貫通孔12 cの終端部に押しつけ貫通孔12cと流量規制弁38との連通を遮断するととも に、下部本体12の側壁12aと流量規制弁38の外壁との間の僅かな隙間を介 して、下側管部16及び上側管部20に少しずつ流入する。
【0016】 下側管部16及び上側管部20に流入した水により、下側管部16及び上側管 部20の内部の空気が徐々に圧縮され、パッキン吊り36に上向きの力が及ぼさ れる。すると、上側管部20は、ガイド部材44によって案内される中シャフト 42に沿って徐々に上昇し、ついには、ガイド部材44がストッパ46に当接す る。前記隙間を介して下側管部16及び上側管部20に流入し続ける水により、 下側管部16及び上側管部20の内部の空気が更に圧縮され、上側管部20は上 昇し続ける。すると、ガイド部材44がストッパ46に当接しているため、図2 に示されるように、流量規制弁38も上側管部20と一緒に上昇し始め、取付ユ ニオン14からの水が流量規制弁38内を通って下側管部16及び上側管部20 に流入し始める。これにより、給水時の大きな水量が確保される。
【0017】 これに対し、排水しようとする場合には、水抜栓を操作して排水状態(水抜き 状態)にする。すると、下側管部16及び上側管部20内の水が水抜栓により排 水されるので、上側管部20は、自重により下降し、これに伴い、流量規制弁3 8も自重により下降し、流量規制弁38の下端面が下部本体12の底壁12bに 着地して、非使用状態に戻る。この際、取付ユニオン14から貫通孔12c内へ の水の流入がないので、貫通孔12cと流量規制弁38との連通を遮断していた ボール40は下降し、水は、貫通孔12cを通して水抜栓より円滑に排出される 。
【0018】 本考案は、以上の考案の実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求 の範囲に記載された考案の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本考案 の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0019】 たとえば、パッキン吊り36に吸排気弁を設けてもよい。図4を参照して、こ の構成について説明する。吸排気弁は、パッキン吊り36及びスピンドル30に 設けられ、上側管部20に開口する縦孔50と、スピンドル30に設けられ、縦 孔50と上部本体24とを連通させる横孔52と有している。縦孔50には、大 径部50aが設けられており、大径部50aの上端には、Oリング54が装着さ れている。大径部50a内には、ボール56が収容されている。大径部50aの 径は、ボール56が遊びをもって収容されるように選定されている。
【0020】 吸排気弁を備えた伸縮式立上り管10の作動について説明する。水抜栓を操作 して給水状態にすると、下部本体12の側壁12aと流量規制弁38の外壁との 間の僅かな隙間を介して下側管部16及び上側管部20に水が少しずつ流入する 時点までは、上述の吸排気弁を備えていない伸縮式立上り管10の作動と同様で ある。下側管部16及び上側管部20に水が流入すると、下側管部16及び上側 管部20内の空気が、吸排気弁の縦孔50及び横孔52を介して押し出され、給 水口26から放出される。下側管部16及び上側管部20内に水が充満すると、 縦孔50に水が流入し、ボール56がOリング54に押しつけられ止水されると ともに、パッキン吊り36に上向きの水圧力が及ぼされる。すると、上述の吸排 気弁を備えていない伸縮式立上り管10の作動と同様に、上側管部20が上昇す る。これ以降の作動は、吸排気弁を備えていない伸縮式立上り管10の作動と同 様である。
【0021】 一方、水抜栓を操作して排水状態(水抜き状態)にすると、縦孔50からの水 の流入による水圧力がなくなり、かつ、排水による負圧が生ずるため、ボール5 6は下降し、これにより、給水口26、横孔52及び縦孔50を介して上側管部 20内に空気が流入し、伸縮式立上り管10内の水が円滑に排出される。
【0022】 また、上記実施の形態では、水抜栓に接続された伸縮式立上がり管に関連して 説明されているが、水抜栓ではなく、通常の止水栓に接続された伸縮式立上り管 にも、本考案を適用することができる。
【0023】
【考案の効果】
本考案の伸縮式立上り管によれば、給水時に立上り管内に流入する水量が流量 規制弁により制御されるので、上側管部が急激に上昇することがなくなり、従来 の伸縮式立上り管よりも安全な伸縮式立上り管が提供される。また、伸縮式立上 り管に吸排気弁を設けることにより、上部本体を閉鎖した状態で、水抜き時の立 上り管内の自動排水、及び、給水時の立上り管内の自動空気抜きを行うことがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】収縮状態(即ち、非使用状態)における、本考
案の1つの実施の形態に係る伸縮式立上り管を示した断
面図である。
【図2】伸長状態(即ち、使用状態)における、本考案
の1つの実施の形態に係る伸縮式立上り管を示した断面
図である。
【図3】(a)は、図2の線3a−3aからの矢視で斜
線部は通水部を示した図、(b)は、図1の線3b−3
bからの矢視で斜線部は通水部を示した図である。
【図4】吸排気弁を備えた変形形態に係る伸縮式立上り
管を示した拡大図である。
【図5】従来の水抜栓に接続された伸縮式立上り管の設
置状態を示した図であって、(a)は、収縮状態(即
ち、非使用状態)、(b)は、伸長状態(即ち、使用状
態)を示したものである。
【符号の説明】
10 伸縮式立上り管 12 下部本体 16 下側管部 20 上側管部 24 上部本体 26 給水口 30 スピンドル 38 流量規制弁 42 中シャフト 50 縦孔 52 横孔 56 ボール

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水抜栓又は止水栓が接続された下部本体
    と、下部本体に取付けられた下側管部と、下側管部に入
    れ子式に収容された上側管部と、上側管部の上端に取付
    けられ、給水口が取付けられた上部本体と、上部本体内
    に収容されたスピンドルとを備え、スピンドルを上昇さ
    せると、下側管部及び上側管部と給水口とが連通し、ス
    ピンドルを下降させると、下側管部及び上側管部と給水
    口との連通が遮断されるように構成されている伸縮式立
    上り管において、 下部本体内に、下部本体の側壁の内径よりも僅かに小さ
    な外径を有し、上端面と下端面が開放した中空の形状を
    もつ流量規制弁が収容されており、 下側管部及び上側管部内に、上側管部の下端に取付けら
    れたガイド部材に案内されて実質的に垂直方向に摺動す
    るようになった中シャフトが収容されており、中シャフ
    トの下端が、給水時に流量規制弁から下側管部への水流
    を妨げないように流量規制弁の上端面に連結されてお
    り、 下部本体への給水時に、下部本体の側壁と流量規制弁の
    外径との間の隙間から下側管部及び上側管部内に流入し
    た水により圧縮された空気の圧力が徐々にスピンドルに
    加えられ、これにより上側管部が中シャフトに沿って上
    昇し、上側管部が一定高さ上昇すると、中シャフトの上
    端に取付けられたストッパにより中シャフトを介して上
    側管部と流量規制弁とが一体となって上昇し、下部本
    体、流量規制弁の内部、下側管部、及び上側管部が連通
    するように構成されていることを特徴とする伸縮式立上
    り管。
  2. 【請求項2】 水抜栓又は止水栓が接続された下部本体
    と、下部本体に取付けられた下側管部と、下側管部に入
    れ子式に収容された上側管部と、上側管部の上端に取付
    けられ、給水口が取付けられた上部本体と、上部本体内
    に収容されたスピンドルとを備え、スピンドルを上昇さ
    せると、下側管部及び上側管部と給水口とが連通し、ス
    ピンドルを下降させると、下側管部及び上側管部と給水
    口との連通が遮断されるように構成されている伸縮式立
    上り管において、 下部本体内に、下部本体の側壁の内径よりも僅かに小さ
    な外径を有し、上端面と下端面が開放した中空の形状を
    もつ流量規制弁が収容されており、 下側管部及び上側管部内に、上側管部の下端に取付けら
    れたガイド部材に案内されて実質的に垂直方向に摺動す
    るようになった中シャフトが収容されており、中シャフ
    トの下端が、給水時に流量規制弁から下側管部への水流
    を妨げないように流量規制弁の上端面に連結されてお
    り、 スピンドルに、スピンドルの下降状態における給水時に
    上側管部及び下側管部内の空気を排出させ、スピンドル
    の下降状態における水抜き時に上側管部及び下側管部内
    に空気を取り入れる吸排気弁が設けられており、 下部本体への給水時に、下部本体の側壁と流量規制弁の
    外径との間の隙間から下側管部及び上側管部内に流入す
    る水の圧力が徐々にスピンドルに加えられ、これにより
    上側管部が中シャフトに沿って上昇し、上側管部が一定
    高さ上昇すると、中シャフトの上端に取付けられたスト
    ッパにより中シャフトを介して上側管部と流量規制弁と
    が一体となって上昇し、下部本体、流量規制弁の内部、
    下側管部、及び上側管部が連通するように構成されてい
    ることを特徴とする伸縮式立上り管。
  3. 【請求項3】 下部本体の底壁に、水抜栓又は止水栓と
    下部本体とを連通させる貫通孔が形成されており、貫通
    孔内には、水抜栓又は止水栓から貫通孔内に水が流入す
    ると貫通孔を閉鎖する止水体が収容されていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の伸縮式立上り管。
JP1998008141U 1998-10-01 1998-10-01 伸縮式立上り管 Expired - Lifetime JP3058182U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998008141U JP3058182U (ja) 1998-10-01 1998-10-01 伸縮式立上り管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998008141U JP3058182U (ja) 1998-10-01 1998-10-01 伸縮式立上り管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3058182U true JP3058182U (ja) 1999-06-08

Family

ID=43192102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998008141U Expired - Lifetime JP3058182U (ja) 1998-10-01 1998-10-01 伸縮式立上り管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3058182U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4250907A (en) Float valve assembly
FI85057B (fi) Blandare med slangstrilmunstycke.
US5033500A (en) Freeze valve apparatus
JP3058182U (ja) 伸縮式立上り管
JP2002286158A (ja) 電磁止水栓
US6182306B1 (en) Side-mount toilet valve
US4972530A (en) Apparatus for automatically filling a pool with water
JP2593317B2 (ja) 下水用空気弁
JP2006316940A (ja) 排気弁
JP3021641U (ja) 配水管用吸排気弁
JP4166513B2 (ja) フロート式ドレントラップ
JPS6123733Y2 (ja)
JPH08210534A (ja) 逆止弁
JP2503198B2 (ja) 受水槽給水配管系の定水位弁
JP3803259B2 (ja) 空気弁内蔵消火栓
JP3734007B2 (ja) 空気弁付き消火栓
JPH044256Y2 (ja)
JPS6143012Y2 (ja)
JP4166514B2 (ja) フロート式ドレントラップ
JP3020829U (ja) 水栓の逆止弁解除装置
JP2512800Y2 (ja) 寒冷地用減圧弁
JPS5845340Y2 (ja) 逆流防止型吸気水抜栓
JPH047422Y2 (ja)
JP2541999Y2 (ja) 寒冷地用減圧弁
JPS5842528Y2 (ja) 吸気用バルブ