JP3058166B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP3058166B2
JP3058166B2 JP11173649A JP17364999A JP3058166B2 JP 3058166 B2 JP3058166 B2 JP 3058166B2 JP 11173649 A JP11173649 A JP 11173649A JP 17364999 A JP17364999 A JP 17364999A JP 3058166 B2 JP3058166 B2 JP 3058166B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置に関するも
のであり、特に静止画記録の動作と、通常のビデオカメ
ラとしての動作との両方に好適な光電変換部の駆動制御
手段を備えた撮像装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図1は、従来のカラー撮像装置に用いら
れている色フィルタ配置の一例を示す平面図である。原
色フィルタであるR(赤),G(緑),B(青)を同図の
ように配置したものは、ベイヤー配列と呼ばれ、各々が
1つの画素をなしている。 【0003】信号読み出しは、あるフィールドで第1行
の画素を順次読み出し、次に第3行,第5行…と奇数行
を順次読出した後、次のフィールドでは第2行,第4行
…偶数行を読み出してインタレースを行なっている。 【0004】図2は前記図1の色フィルタ配置を有する
光電変換部1を用いた撮像装置の一つである電子カメラ
の構成ブロック図を示す。図2中の11,12,13はそれぞれ
色フィルタG,R,Bに対応する信号g,r,bが出力される、光
電変換部1の出力端子である。2は1H遅延線,3はマトリ
ックス回路およびプロセス回路などの通常の信号処理回
路,4は不図示の磁気シートなどの記録媒体に記録するた
めに、画像信号の変調などを行なう記録回路,5は記録ヘ
ッド,6は撮像画像のモニタ、7は不図示の記録ボタンに
より、不図示のシャッタ,絞り,光電変換部1の駆動,
記録回路4などを制御し、静止画記録の動作を制御する
制御回路,8は光電変換部1の駆動を行なう駆動回路であ
る。 【0005】上記した1H遅延線が必要な理由は、図1に
示す画素の第n行と次に読み出される(n+2)行にお
いて、いずれかにr信号かb信号が欠除しているためで
ある。すなわち、第(n−2)行でgとr信号,第n行
でgとb信号,第(n+2)行でgとr信号というよう
に順次、図2の駆動回路8により読み出される。 【0006】このため、第n行のgとb信号の読み出し
が行なわれる水平走査期間には、第n−2行のr信号を
合わせて輝度信号、および色信号を作り次の水平走査期
間では第(n+2)行のg,r信号が読み出され、第n行
のb信号と組合せて輝度及び色信号を作る必要があるの
である。このように、従来の色フィルタ配列で得られる
画素を用い、各行を飛びこし読み出しをすることにより
フレーム画(静止画)を得ることができる。 【0007】これをもとに、図2のブロック図において
不図示の記録媒体にフレーム画を記録する動作について
説明する。まず、不図示の記録ボタンが押された場合、
不図示のシャッタを閉じ、光電変換部1のすべての画素
の読み出しが終った後、駆動回路8により読み出し動作
を停止する。その読み出し動作停止後、不図示の絞りと
シャッタを制御回路7で制御し、適度に光電変換部1に
露光を行なう。 【0008】その後、駆動回路8を駆動し、上記した画
素の読み出し動作を行ない、フレーム画信号を取りだ
し、信号処理回路3,記録回路4をへて記録ヘッド5によ
り、不図示の記録媒体に記録する。このフレーム画読み
出しを行なった後には、光電変換部1には画像信号は残
っておらず、すべての情報が不図示の記録媒体に記録さ
れる。 【0009】ところで、撮像装置の一つである電子カメ
ラといえども、基本的にはビデオカメラと変わらないの
で、ビデオカメラとしての機能を持たせ、連続的に撮像
することができる。そして、撮像した信号を、モニタ6
上に動画像として映すことが可能である。 【0010】しかし、このビデオカメラモード時には以
下に述べる欠点を有する。すなわち、カメラパン時など
に生ずるフレーム残像により、画面が尾をひくようにち
らついて見え、画質が著しく劣化してしまうことであ
る。これはフレーム画撮像を行なう通常の放送用カメラ
などの撮像管で写した動画像は、撮像管のビーム巾が大
きいので、1フィールド分読み出したならば、撮像面の
すべての情報がなくなる。つまり、例えばNTSC方式では
1/60秒間蓄積された画像信号が生成されるのに対し、前
記電子カメラのフレーム読出しでは1/30秒間蓄積された
画像信号が得られるからである。 【0011】すなわち、電子カメラに最適なセンサのフ
レーム画読みだし方法をとっている場合はパンニングに
よる空間周波数の低下が倍となり、かつ尾をひくように
見える残像の大きさも倍となるので、通常のテレビ画面
を見ている者にとって非常に気になる画像劣化として見
えることになる。 【0012】さらに、1/60秒と1/30秒との画像蓄積時間
差は2倍ではあるが、フリツカ同様、検知限からみる
と、倍以上の劣化の感じとなり、モニタ上に映し出され
る動画像は著しく悪化するという欠点がある。 【0013】ところで、このようなビデオカメラモード
と電子カメラモードとで、それぞれに適した撮像信号を
得ようとするアイデアとして特開昭58-220577号公報記
載の「撮像装置」がある。同文献中に示された発明では
フレームランスファ形のセンサ及びその駆動方法を変更
してビデオカメラモード(同文献中では「ムービ撮
像」)ではテレビジョン受像機で再生可能な撮像出力を
センサから取り出すようにしたものである。 【0014】しかし、同実施例によれば電子カメラモー
ド(同文献中では「スチル撮像」)の場合画像出力順序
等においてそのままテレビジョン受像機で再生が不可能
な出力しか得られない欠点がある。 【0015】すなわちスチル撮像であってもムービー撮
像と同じく、テレビジョン受像機用信号と同様な信号を
得ることにより信号処理系を簡略化できることが望まし
いが、同文献中の発明ではそれが不可能な特殊な撮像出
力となる欠点がある。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、動画像をモ
ニタに表示させながら、フレーム画記録により静止画記
録を行う、使い勝手のよい撮像装置を提供することにあ
る。 【0017】 【課題を解決するための手段】課題を解決するために、
本願では、シャッタスイッチを押せば自動的にビデオカ
メラモードから電子カメラモードに変更されてフレーム
画記録を行い、再びビデオカメラモードに戻ってモニタ
動作が行われるように制御する制御手段を設けた。制御
手段は、ビデオカメラモード時には、光電変換素子の駆
動をモニタに表示させるために好適な駆動となるように
制御する。 【0018】モニタに表示させる動画用信号を得るため
の好適な光電変換素子の走査例としては、第1表に示す
No.1〜No.5の5通りがある。電子カメラモード時は全て
従来例と同じ飛び越し走査である。 【0019】 【表1】【0020】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。 【0021】図3は本発明の一実施例のブロック図であ
る。同図において、前記図2と同一の符号は、同一また
は同等部分をあらわしている。 【0022】71は制御回路,701は電子スイッチ,81は電
子カメラモード時に光電変換部1の駆動を行なう静止画
時駆動回路,82はビデオカメラモード時に光電変換部1
の駆動を行なう動画時駆動回路,91は絞りやシャッタ機
構をもつレンズ,92は電子カメラのシャッタスイッチ,31
は前記図2における1H遅延線2や信号処理回路3などを
すべて含んだ信号処理回路である。 【0023】この信号処理回路31は、この発明の属する
分野の者であれば、光電変換部1の画素配列とその読み
出し順序を知ることにより容易に構成できるので、ここ
では、その詳細を省略する。 【0024】本発明の実施例は上記の構成であって、以
下その動作を図4に示す各部の信号波形図を用いて説明
する。図4中、(イ)は、シャッタスイッチ92を押した
場合に生ずるシャッタパルス、(ロ)は、動画時駆動回
路82と静止画時駆動回路81を切替える切替パルス、
(ハ)は、レンズ91のシャッタ動作を表わすシャッタ動
作パルス、(ニ)は、光電変換部1の読出し信号を不図
示の円板等の記録媒体に記録する記録パルスである。 【0025】通常、図3の回路は、シャッタスイッチ92
が押される前は、ビデオカメラモードによるモニタ動作
を行なっている。すなわち、動画時駆動回路82により、
前述した表の5通りの走査例のいずれか1つの走査例に
よって、光電変換部1の駆動を行ない、この光電変換部
1より連続的に撮像信号を抽出し、この撮像信号を信号
処理回路31により、ビデオ信号としてモニタ6に出力
し、モニタ6上に動画像を映し出すものである。 【0026】上記のビデオカメラモードの状態におい
て、シャッタスイッチ92が押された場合、図4のシャッ
タパルス (イ)を受けた制御回路71は、図4の切替パルス (ロ)を発生し、電子スイッチ701を静止画時駆動回路8
1に切替える。つまり、電子カメラモードとなる。 【0027】このとき、同時に図4のシャッタ動作パル
ス(ハ)により、ビデオカメラモードにおけるレンズ91
の例えば自動絞りなどの動作を中止し、シャッタ機構を
動作させてシャッタを閉じ、外光の光電変換部の受光部
への照射を中断させる。 【0028】その直後、静止画時駆動回路81は、光電変
換部1に蓄積されていた電荷を全て読出した後、読出し
を停止し、レンズ91による結像画の蓄積を行なう状態と
なる。 【0029】この状態となった後、レンズ91のシャッタ
機構によりシャッタを開けて光電変換部1の受光部に露
光する。シャッタを閉じて露光を終了した後、静止画時
駆動回路81は、光電変換部1を前述した飛越し走査し
て、前記の表に示すように、奇フィールドでは2n−1
(奇数列)の画素列を、偶フィールド2n(偶数列)の画
素列を読み出し、通常のフレーム読出しを行なう。 【0030】また、同時に、図4の記録パルス(ニ)に
より記録回路4を動作させ、フレーム信号を記録ヘッド
5を通じて不図示の記録媒体に記録する。記録後、制御
回路71は図4の切替パルス(ロ)を反転させ、電子スイ
ッチ701を動画時駆動回路82に切替えて、通常のビデオ
信号を発生させるビデオカメラモードとする。 【0031】以上の一連の動作は、すべて経時的に行な
われる。この場合における詳しい信号処理の仕方や動
作、例えばシャッタが閉じて、不図示の露出装置によ
り、被写体照度に応じて一定時間シャッタを開けること
や、同時に絞りの制御を行なうこと、シャッタスピード
を優先で決めたりすることなどは通常のカメラの一連の
動作と同じであり、また、光電変換部1の動作制御も、
この発明の属する分野の者であれば容易に構成し得るの
で、説明を省略した。 【0032】以下に、前記の表に示したビデオカメラモ
ードにおける5通りの走査例について説明する。 【0033】No.1の走査例では、2n−1(奇数)列の画
素列を読み出し、偶数列をすてることによりフレーム残
像を防ぐ場合である。 【0034】No.2の走査例では、2n(偶数)列の画素を
読み出し、奇数列をすてることによりフレーム残像を防
ぐ場合である。 【0035】このNo.1,No.2の2つの走査例では、1フ
ィールド毎に同一受光素子を読み出すため、光電変換部
1の出力がフレーム読出し時の半分となっているので、
信号処理回路31でそれを補正する。 【0036】No.3の走査例では、隣接する画素列1と2,
3と4,5と6…の順に読み出し、No.4の走査例では隣接す
る画素列2と3,4と5,6と7…の順に読み出す。つまり、
No.3,No.4の走査例は2画素列を同時に読み出し、1フ
ィールド期間にすべての画素を読む場合を示している。 【0037】この場合の信号処理は画素フィルタの種類
や配置によって変わってくる。これを図1の色フィルタ
配置を例にとり説明する。 【0038】まず、No.3の走査例で得られる画素情報出
力は、前記の表から明らかなように、No.1とNo.2の走査
例で得られる光電変換部1の画素情報出力を加算したも
のと同じで、第1の走査では、信号r,g,r,g,…が、第2
の走査では信号g,b,g,b…が出力され、同一順序で信号
が出力される。単に、2線同時読み出しなので、信号出
力の大きさが2倍(ただしフレーム読出し時と同じ)と
なっているだけであり、信号処理としては前の例と変わ
らない。 【0039】No.4の場合、図1の色フィルタ配置の2列
と3列から分かるように2線同時読出し信号自体が信号
r,g,bをもっている。このため、この2列自体から輝度
信号と色信号を生成することができ、垂直方向の解像度
の点からもこの信号自体で生成するのが望ましい。 【0040】図5は前記No.4の走査例を実施する電子カ
メラの主要部のブロック図である。 【0041】図5において、前記図3と同一の符号は、
同一または同等部分をあらわしている。31aは電子カメ
ラモード時の信号処理回路,31bはビデオカメラモード時
の信号処理回路,702は上記信号処理回路31aと同31bを切
替える電子スイッチ,703は端子であり、前記図3のよう
に記録回路4とモニタ6に接続されている。 【0042】電子カメラモードでは、電子スイッチ701,
702により駆動回路81,信号処理回路31aが接続される。
ビデオカメラモードでは逆に駆動回路82,信号処理回路3
1bが接続されフィールド読み出しを行なう。 【0043】以上の読み出しでは、読み出される画素列
が毎フィールド同じで、インタレース走査は行なってい
ないので、垂直方向の解像度が低下している。 【0044】そこで前記の表のNo.5の走査例に示すよう
な駆動を行ない、擬似インタレース走査をすることによ
って、ビデオカメラモードでも垂直方向の解像度の劣化
を少なくすることができる。 【0045】ただし、この場合、2線同時読出し信号自
体で輝度信号と色信号を生成することが望ましく同時に
電子カメラモード時にも垂直方向の劣化をおさえるため
1画素列の信号のみで輝度信号と色信号を生成すること
が望まれる。 【0046】これは、ビデオカメラモードで使用する場
合には光電変換部1の出力として表1に示したように毎
フィールド毎に走査されてリセットされた絵素の信号の
みを使用するところにある。すなわち、フィールド期間
毎に1度はリセットされる信号を用いてフレーム残像を
除去した撮像画を得るために、2線同時読出し方式のよ
うに1フィールド期間に全ての信号をリセットする光電
変換部1の駆動方法を実施する場合、電子カメラモード
での信号生成と同様の生成方法を実施しても動画に適し
た撮像画が得られるが、さらに良好な撮像画を得る目的
で上記のような信号生成を行うことが望まれる。 【0047】これは確かに電子カメラモードと同様に奇
フィールドでは2n-1の行のラインの偶フィールドでは2n
の行のラインの信号を用いて信号生成を行えば垂直方向
の解像度を確保することができるが、解像度が良好にな
り過ぎて動画に余り適しない画質になることがあるため
である。すなわちこの場合垂直方向の開口率が約50パー
セントとなっているので100パーセントの場合に比べ垂
直方向の解像度は増加しているが両方向のモワレも増加
しさらにこのモワレがインタレース走査のためフリッカ
してしまう。電子カメラモードではシャッタ撮像による
静止画のためこの妨害は検知しにくいのに対し、ビデオ
カメラモードでは撮像画が動くため動きにつれてこのモ
ワレ自体が増減し、場合によっては見苦しい画面とな
る。そこで撮像管の信号生成と同じく約100パーセント
の開口率をもつように上述のように2線同時読出し信号
自体で信号生成を行なうことによりモワレの増加を防ぐ
ことが望ましい。このような条件下では、従来例で示し
たベイヤー配列は使用できず、他の配列が必要となる。 【0048】以上の条件を満たす色フィルタ配置例を図
6に示す。これにより、電子カメラモード時とビデオカ
メラモード時のそれぞれの要求が満たされる。すなわ
ち、同一列に配置されているフィルタにより生ずる。 【0049】W(ホワイト)=g+r+b Cy(シアン)=g+b Ye(イエロー)=g+r の信号をマトリックス操作することにより、輝度信号と
色信号が抽出できることによる。これらの色フィルタ配
置において、W,Cy,Yeは、ただ1つにきまるものではな
く、他にR,G,BやR,G,CyやG,R,G,B…などで示されるよう
に、1ラインで輝度信号と色信号が取れるものであれ
ば、どのような配置でも可能である。 【0050】図7は他の色フィルタ配置例を示すもので
例えば奇数列の各画素間に偶数列の画素を位置させた△
配置における例を示す。この配置によれば、前記の各例
に比べて、さらに水平解像度を高くすることができる。 【0051】以上、単板式について述べたが、多板式で
も同じような駆動により、電子カメラモードとビデオカ
メラモードの画質の改善を計ることができる。 【0052】図8に2板式の実施例を示す。図8におい
て、92はレンズ,10は分光系,1001はG信号用の光電変換
部,1002はR,B信号用の光電変換部,101はハーフミラーも
しくはダイクロイツクフィルタである。前記101がG反
射のダイクロイツクフィルタである場合は、明らかなよ
うに、G信号用の光電変換部1001のGの色フィルタは不
要である。 【0053】図9(a),(b)は図8の実施例で用い
る色フィルタ配置例を示すが、輝度信号と色信号を2板
から生成すればよいことから、この色フィルタ配置はこ
れだけに限らないことはいうまでもない。また、ハーフ
ミラーで光電変換部の一方から輝度信号他方から色信号
を取ってもよいことは明らかである。この2板式の画素
列走査は前記の表に示したどの走査例を用いてもよい
が、特に、No.5の走査例が最適である。 【0054】図10は3板式の実施例を示す。図10に
おいて、92はレンズ、101は分光系であり、図示のよう
なR,G,Bの分解系が望ましい。1001,1003,1004はそれぞ
れG,B,R信号用の光電変換部であり、その各光電変換部
の走査は前記の表に示す走査例でよいことは明らかであ
る。 【0055】上記2板式,3板式のいずれにおいても、
プリズムによって分光する例を示したが、リレーレンズ
系でもよいことはいうまでもない。また色フィルタ配置
も輝度信号および色信号を生成するものであれば、どの
ような配置でも可能である。 【0056】なお、本発明の、色フィルタ、分光系およ
び光電変換部配置は、実施例だけに限定されるものでは
ない。 【0057】また以上の説明において、シャッタボタン
を押せば自動的にビデオカメラモードから電子カメラモ
ードに変更されてフレーム画記録が行なわれるとして説
明したが、不図示のスイッチなどの操作により電子カメ
ラモードからビデオカメラモードに変換されてフィール
ド画記録が行なわれるようにしてもよい。また、図には
特に示さなかったが、ビデオカメラモードでは、例えば
電子ビューフアインダなどにより、撮影アングルなどを
決めればよいが、ビデオカメラモードとして通常使用し
ない場合があるため、レンズにTILなどの手段を付加し
ておいて、ビデオカメラモードのときは動作させず、電
子カメラ単独で使用してもよいものである。 【0058】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、モニタ動作を行っているときに、シャッタス
イッチを押せば自動的にビデオカメラモードから電子カ
メラモードに変更されてフレーム画記録が行われ、その
後、再びビデオカメラモードに戻ってモニタ動作を行う
ことができるので、シャッタスイッチを操作するだけ
で、高画質な静止画を得ることができ、使い勝手が向上
する効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来のカラー撮像装置に用いられる色フィルタ
配置図。 【図2】従来の電子カメラのブロック図。 【図3】本発明の第1実施例を示すブロック図。 【図4】図3の実施例の動作を説明するための波形図。 【図5】本発明の第2実施例を示す要部のブロック図。 【図6】本発明の実施に好適な色フィルタ配置図。 【図7】本発明の実施に好適な色フィルタ配置図。 【図8】2板式の実施例を示す配置図。 【図9】(a),(b)は図8の装置に用いるのに好適
な色フィルタ配置図。 【図10】3板式の実施例を示す配置図である。 【符号の説明】 1…光電変換部、 2…1H遅延線、 3…信号処理回路、 4…記録回路、 5…記録ヘッド、 6…モニタ、 7…制御回路、 8…駆動回路、 91…レンズ、 92…シャッタスイッチ、 10…分光系、 81…静止画時駆動回路、 82…動画時駆動回路、 31(31a,31b)…信号処理回路、 1001,1002,1003,1004…光電変換
部、 701,702…電子スイッチ。
フロントページの続き (72)発明者 鮎沢 巌 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−215877(JP,A) 特開 平11−46326(JP,A) 特開 昭58−48455(JP,A) 特公 平7−95831(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/335 H04N 5/225 - 5/232

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数本の画素行を有する光電変換部と、 前記光電変換部に到達する光の経路を遮断するシャッタ
    と、複数フィールドで静止画用画像信号を出力するように前
    記光電変換部を駆動する 第1の駆動回路と、該第1の駆動回路により駆動された光電変換部から出力
    された静止画用画像信号を用いて静止画を生成する静止
    画信号処理回路と、 1フィールドで動画用画像信号を出力するように前記光
    電変換部を駆動する 第2の駆動回路と、該第2の駆動回路により駆動された光電変換部から出力
    された動画用画像信号を用いて動画像を生成する動画信
    号処理回路と、 前記動画信号処理回路で生成された動画像を 表示するモ
    ニタと、 前記第1の駆動回路による前記光電変換部の駆動と、前
    記第2の駆動回路による前記光電変換部の駆動とを切り
    換える切り換え回路と、 前記静止画の記録の指示を行うシャッタスイッチと、 前記第2の駆動回路により駆動された光電変換部の出力
    信号を前記動画信号処理回路で処理された動画像を前記
    モニタに表示させた状態において、前記シャッタスイッ
    が操作された場合には、前記第2の駆動回路による駆
    動から前記第1の駆動回路による駆動に切り換えるよう
    に前記切り換え回路を制御し、前記シャッタを閉じて
    記光電変換部から静止画用画像信号を出力させ、前記静
    止画用画像信号を出力させた後に、前記第1の駆動回路
    による駆動から前記第2の駆動回路による駆動に切り換
    えるように前記切り換え回路を制御し、前記シャッタを
    開放状態にすることにより、前記光電変換部から動画用
    画像信号を出力させるように制御する制御回路と、 を設けたことを特徴とする撮像装置。2. 複数本の画素行を有する光電変換部と、 前記光電変換部に到達する光の経路を遮断するシャッタ
    と、 第1のフィールドでは第1の画素行を、第2のフィール
    ドでは該第1の画素行とは異なる第2の画素行の信号を読
    み出す走査を行うように前記光電変換部を駆動する第1
    の駆動回路と、 該第1の駆動回路により駆動された光電変換部から出力
    された第1と第2のフィールドの静止画用画像信号を用い
    てフレーム静止画を生成する静止画信号処理回路と、 フィールド毎に同じ画素行を読み出す走査を行うように
    前記光電変換部を駆動する第2の駆動回路と、 該第2の駆動回路により駆動された光電変換部から出力
    された動画用画像信号を用いて動画像を生成する動画信
    号処理回路と、 前記動画信号処理回路で生成された動画像を表示するモ
    ニタと、 前記第1の駆動回路による前記光電変換部の駆動と、前
    記第2の駆動回路による前記光電変換部の駆動とを切り
    換える切り換え回路と、 前記静止画の記録の指示を行うシャッタスイッチと、 前記第2の駆動回路により駆動された光電変換部の出力
    信号を前記動画信号処理回路で処理された動画像を前記
    モニタに表示させた状態において、前記シャッタスイッ
    チが操作された場合には、前記第2の駆動回路による駆
    動から前記第1の駆動回路による駆動に切り換えるよう
    に前記切り換え回路を制御し、前記シャッタを閉じて前
    記光電変換部から静止画用画像信号を出力させ、前記静
    止画用画像信号を出力させた後に、前記第1の駆動回路
    による駆動から前記第2の駆動回路による駆動に切り換
    えるように前記切り換え回路を制御し、前記シャッタを
    開放状態にすることにより、前記光電変換部から動画用
    画像信号を出力させるように制御する制御回路と、 を設けたことを特徴とする撮像装置。3. 複数本の画素行を有する光電変換部と、 前記光電変換部に到達する光の経路を遮断するシャッタ
    と、 第1のフィールドでは第1の画素行を、第2のフィール
    ドでは該第1の画素行とは異なる第2の画素行の信号を読
    み出す走査を行うように前記光電変換部を駆動する第1
    の駆動回路と、 該第1の駆動回路により駆動された光電変換部から出力
    された第1と第2のフィールドの静止画用画像信号を用い
    てフレーム静止画を生成する静止画信号処理回路と、 フィールド毎に前記光電変換部の一部の画素行を読み出
    す走査を行うように前記光電変換部を駆動する第2の駆
    動回路と、 該第2の駆動回路により駆動された光電変換部から出力
    された動画用画像信号を用いて動画像を生成する動画信
    号処理回路と、 前記動画信号処理回路で生成された動画像を表示するモ
    ニタと、 前記第1の駆動回路による前記光電変換部の駆動と、前
    記第2の駆動回路による前記光電変換部の駆動とを切り
    換える切り換え回路と、 前記静止画の記録の指示を行うシャッタスイッチと、 前記第2の駆動回路により駆動された光電変換部の出力
    信号を前記動画信号処理回路で処理された動画像を前記
    モニタに表示させた状態において、前記シャッタスイッ
    チが操作された場合には、前記シャッタを閉じて、前記
    第1の駆動回路により駆動された前記光電変換部から静
    止画用画像信号を出力させ、前記静止画用画像信号を出
    力させた後に、前記シャッタを開放状態にして、前記第
    2の駆動回路により駆動された前記光電変換部から動画
    用画像信号を出力させるように制御する制御回路と、 を設けたことを特徴とする撮像装置。4. 前記第1の駆動回路は、前記第1のフィールドでは2
    N行を、前記第2のフィールドでは2N−1行を走査す
    るように前記光電変換部を駆動することを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載の撮像装置。
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