JP3057989U - 蒸発式冷却機 - Google Patents

蒸発式冷却機

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JP3057989U JP1998007439U JP743998U JP3057989U JP 3057989 U JP3057989 U JP 3057989U JP 1998007439 U JP1998007439 U JP 1998007439U JP 743998 U JP743998 U JP 743998U JP 3057989 U JP3057989 U JP 3057989U
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鵬舉 邱
翠玲 薜
志賢 黄
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劉 富欽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギー資源を節約し環境に優しい蒸発式
冷却機の提供。 【解決手段】 冷媒が気体から液体に変化する時の温度
と冷却圧力が正比例する原理を利用し、冷却機の空気通
路中の熱伝導接触面上を吸湿性の薄膜材料で被覆し、給
水を該吸湿性材料に付着させて、空気に空気通路中を急
速に通過させて常温で蒸発させ、水分に悉く潜熱変化を
行わせて、冷媒管内の熱量を吸収させ、大幅に冷媒の温
度を下げ、極めて低い冷却圧力を使用してそれを蒸発さ
せるようにし、圧縮機の負担を軽減し、冷凍効果を増進
し、圧縮機内部のモータの出力パワーを変更してエネル
ギー資源を節約し、また、吸湿性材料の吸湿と保湿機能
により、周期的な給水補充によりその機能を維持するよ
うにし、給水量を蒸発量に接近させて給水の回収、循環
を不要とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の蒸発式冷却機に関し、さらに詳しくは、冷凍或いは空調設備で 冷媒の冷却液化用いられうる冷却機及び部分蒸発式冷却機に関する。
【0002】
【従来の技術】
環境保護意識が高まり地球全体の石油エネルギーが危機にある今日、新たなエ ネルギー資源の開発とエネルギー資源の節約が重要な課題となっている。特に、 亜熱帯地域にある国家では、毎年夏の猛暑により冷凍空調設備が大量に使用され 、往々にして電力供給不足の現象が発生する。例えば台湾では、天然エネルギー 資源を有さないため電力の多くを核発電に頼っている。ただし、核電力は核の廃 棄物、放射などの環境問題をもたらし、ゆえに新たなエネルギー資源の開発のほ か、いかに有効に設備の電力消費量を減らし、エネルギー使用効率を高めるかが 早急に解決されるべき課題とされている。
【0003】 鑑みるに、空調設備中では、主に、液体冷媒に蒸発器中で引き込んだ室外空気 と熱交換作用を進行させ、冷却した空気を室内に進入させている。そして気化し た冷媒は冷却機中の圧縮機でまず圧縮して高密度の気体となしてから、さらに冷 却器で冷却して液状冷媒となしており、この循環作用を重複して行うようにして ある。
【0004】 また、従来の冷凍空調設備の冷却機には、気冷式と水冷式及び蒸発式の三種の 形態がある。これら三種類の冷却方式はそれぞれ以下のようである。 1.気冷式冷却機は空気の対流を利用して冷却効果を発生しており、空気の温 度が高く高い冷媒冷却圧力が必要となると、冷却温度もまた高くなり、放熱効果 が劣るために、熱伝導面積と風量を増加する必要が生じる。このため体積が大き く、騒音が高く、消耗するエネルギー資源も最大であった。 2.水冷式冷却機は冷却水入出水の温度差の顕熱変化(1グラムの水の水温が 摂氏1度上昇するのに1calの熱量を吸収する原理)を利用しており、その運 転効率は気冷式のものよりやや優れているが、冷却水システムを別に設置しなけ ればならないため、膨大な空間と設備コストがかかり、また冷却水の循環で発生 する環境問題はアルツハイマー病との関係も取り沙汰されており、解決が待たれ ている。且つ冷却水循環システムには比較的大きな馬力の水ポンプが必要で、エ ネルギーの使用効率を高めることはできなかった。 3.蒸発式冷却機は冷却水の蒸発する潜熱変化(1gの水が蒸発するのに53 9calの熱量を吸収する原理)を利用しており、その放熱効果は上述の2種類 のタイプよりも優れている。しかし、その中の一部の水が、蒸発する際に吸収す る潜熱により冷媒の温度を下げるのに使用され、その他の大部分の水は蒸発せず 循環使用されるため、水冷式冷却機と同様に貯水設備の設置に大きな空間を必要 とし、その問題とコストも水冷式冷却機と同じであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な課題は、1gの水が完全に気化する時に539calの蒸発潜 熱を吸収するという原理を十分に利用し、給水を回収及び循環させる必要が無く 、そのため従来の大量の水の循環システムを使用したものより熱交換効率が高い 、一種の蒸発式冷却機を提供することにある。
【0006】 本考案の次の課題は、簡単な構造で各部品がその中に包含され、外部の冷却シ ステムと管路を取り付ける必要がなく、製造と取り付けコストを最低にまで下げ ることができる一種の冷却機を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、 低圧縮比の圧縮機10とされて、圧縮機のモータコイルを、圧縮機の作業に必 要な消費パワーを下げて電力節約を行えるように改良してある上記低圧縮比の圧 縮機10、 蒸発式冷却装置20とされて、冷媒管204を具え、該冷媒管204に上記低 圧縮比の圧縮機10が高圧高温の気体冷媒を送り込み、気体冷媒を該冷媒管20 4中で冷却液化させ、該冷媒管204の間の空気通路212中の熱伝導接触面が 一層の吸湿材202で被覆されている、上記蒸発式冷却装置20、 給水システム40とされて、一つの給水制御プリント基板404で給水電磁弁 402を制御し、冷却水を均一に上記蒸発式冷却装置20に流して冷却水を上記 吸湿材202に吸着させる上記給水システム40、 送風装置60とされて、ファンモータ604でファン602を駆動して発生す る気流に蒸発式冷却装置20内部の空気層間隙の空気通路212を通過させて、 吸湿材202に吸着された水分を常温で蒸発させ、蒸発時に、蒸発式冷却装置2 0の冷媒が液化する時に放出する熱量を吸収させることで熱交換を行わせる上記 送風装置60、 以上を包括して構成された蒸発式冷却機としている。
【0008】 請求項2の考案は、前記給水制御プリント基板404が水圧選定切り換え機能 を有し、高、中、低の給水水圧に応じて、給水電磁弁402の閉鎖時間を一定に 、開放の時間を変更可能に制御し、給水電磁弁402に低圧縮比の圧縮機10の 運転時期に合わせて間欠性の開閉動作を行わせることで、周期給水を進行して、 給水量を、十分に冷媒と低圧縮比の圧縮機の発生した熱量を冷却するに十分なも のとすると共に、給水量をほぼ蒸発量に等しくして、冷却水を回収する必要をな くし、余剰給水があれば、必要に応じて外部より回収使用する措置をとれるよう にしてあることを特徴とする、請求項1に記載の蒸発式冷却機としている。
【0009】 請求項3の考案は、前記給水システム40にさらに一つの放水器408が設け られて、該放水器408の給水出口面に複数の孔が設けられると共に、放水器4 08の管径が入水端より管末に向けて除々に縮小されて、給水圧力を平均に分配 できるようにしてあり、出水口面に一層の吸湿材210が設けられて給水供給時 に給水を平均的に分布させられ、冷却水が均一に蒸発式冷却機を通過するように してあることを特徴とする、請求項1に記載の蒸発式冷却機としている。
【0010】 請求項4の考案は、冷却水を連続して蒸発式冷却装置20に供給してテスト運 転及びメインテナンス時に十分な給水を行うための連続給水スイッチ406が設 けられていることを特徴とする、請求項1に記載の蒸発式冷却機としている。
【0011】 請求項5の考案は、前記蒸発式冷却装置20が、以下のもの、即ち、 少なくとも一つの冷媒管204とされて、冷媒管本体210の表面を吸湿材2 02で被覆してなるもの、 少なくとも一つの支持板206とされ、該冷媒管204を固定して冷媒管20 4間に同じ間隔の空気通路212を保持させ、該空気通路212を、蒸発により 形成された蒸気を空気と共に連続的に送るのに供するもの、 少なくとも一つの固定板208とされ、支持板206に嵌入固定されて各層の 冷媒管204を位置決めすると共にその重量を支持するもの、 以上のものを包括することを特徴とする、蒸発式冷却機としている。
【0012】 請求項6の考案は、前記蒸発式冷却装置20が一般の鰭片気冷式冷却機と組み 合わせられて該鰭片気冷式冷却機の放熱効果を高めた部分蒸発式冷却機を形成し うることを特徴とする、請求項5に記載の蒸発式冷却機としている。
【0013】 請求項7の考案は、前記冷媒管204が、吸湿材202で冷媒管本体210を 被覆した後に、蛇行状に成形されてなることを特徴とする、請求項5に記載の蒸 発式冷却機としている。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案は、冷媒が気体から液体に変化する時の温度と冷却圧力が正比例する原 理を利用し、冷却機の空気通路中の熱伝導接触面上を吸湿性の薄膜材料で被覆し 、給水を該吸湿性材料に付着させて、空気に空気通路中を急速に通過させて常温 で蒸発させ、水分に悉く潜熱変化を行わせて、冷媒管内の熱量を吸収させ、大幅 に冷媒の温度を下げ、極めて低い冷却圧力を使用してそれを蒸発させるようにし てあり、これにより、圧縮機のシステム中での運転も軽々と行えるようになり、 冷凍効果を増進でき、並びに圧縮機内部のモータの出力パワーを変更できてエネ ルギー資源を節約する目的を達成できるものとされている。また、吸湿性材料の 吸湿と保湿機能により、周期的な給水補充を行えばその機能を維持できるように してあり、給水量を蒸発量に接近させる制御が可能であり、給水を回収し、循環 させる必要がない。
【0015】
【実施例】
図1を参照されたい。本考案では、低圧縮比の圧縮機10で高圧高温の気体冷 媒を蒸発式冷却装置20に進入させて冷却液化させており、その中、給水システ ム40の給水制御プリント基板404が蒸発式冷却装置20への周期的な給水を 制御する。そして、送風装置60のファンモータ604がファン602を駆動す ることで外部の空気が蒸発式冷却装置20内部の空気通路間隙に引き込まれて蒸 発を強力に進行し、水が蒸発する時に蒸発式冷却装置20の冷媒が液化する時に 排出する熱量を吸収し、熱交換の目的が達成される。該給水制御プリント基板4 04は水圧選定切り換え機能を有し、高、中、低の給水水圧に応じて自動設定さ れ、給水制御プリント基板404は給水電磁弁402の閉鎖時間を一定に制御し 、開放の時間を変更可能とすることで対応しており、給水電磁弁402が低圧縮 比の圧縮機10の運転時期に合わせて間欠性の開閉動作を行い、周期給水の目的 を達成する。こうして、給水量を、十分に冷媒及び低圧縮比の圧縮機10の発生 する熱量を冷却できるものとなし、且つ給水量をほぼ蒸発量に等しいものとし、 冷却水を回収する必要をなくし、余剰給水があれば、必要に応じて外部より回収 使用する措置をとれるようにしてある。給水電磁弁402は給水システム40の 給水の供給源であり、周期性給水の開閉と外部との接続用途を提供しており、給 水源には、水道水、地下水など自然圧力給水、及び蒸発器凝結水補充などの方式 とされ、極めて少量の外部再増圧給水の方式が採用されうる。連続給水スイッチ 406は、手動で連続給水して試験運転や洗浄メンテナンスを行うのに用いられ る。その他の図示される部品は従来の設計に属し、予めユニット化され包装され ている。これは図2に示されるとおりである。
【0016】 図3及び図4には蒸発式冷却装置20の外観が示されている。本考案の蒸発式 冷却装置20の外形は、図3に示される縦型或いは図4に示されるL型或いはU 型及び円型など各種の形式とされうる。その構成部品については図6を参照され たい。吸湿材202で被覆された冷媒管204にそれぞれ支持板206が組み込 まれて、単数層或いは複数層の冷媒管204が、空気層間隙により平行或いは交 錯するように配列されて、冷媒管204が同じ間隔の空気通路212を有するも のとされて、蒸発により形成された蒸気が空気により連続的に吹き送られるよう にしてある。冷媒管204の組み込み完成後に、固定板208が押し込まれてネ ジで固定される。その中、固定板208には孔が穿たれて支持板206へのネジ 止めに利用され、固定板208と支持板206により各層の冷媒管204が位置 決めされる。最後に放水器408が支持板206中に設けられた空間に置き入れ られ、並びに放水器408の出水面に一層の吸湿材410が置かれて給水時に平 均した引水作用が得られるようにしてある。放水器408は冷却機の設計高度に より一層或いは複数層設けられる。
【0017】 上述の冷媒管204は図6に示されるように、冷媒管本体210の表面を吸湿 材202で螺旋式に被覆して形成されるか、或いは、吸湿材202と相似の材料 で形成した円形チューブを冷媒管本体210に套設して冷媒管本体210を被覆 する方式、或いは接着などの方式が採用されうる。その中、吸湿材には、不織布 、布、天然繊維、合成繊維、再生繊維、無機質繊維などの材料が使用される。被 覆完成した冷媒管204は設計に応じてその管間の空気通路212の寸法が決定 されて一体に成形され、図に示されるように、管間を溶接処理により接続する必 要がない。
【0018】 図7に示されるように、放水器408は、図のような方形管或いは円形管とさ れ、給水出口端は線形出口或いは円形出口のいずれとされてもよい。且つ管径は 入水端から管末へと漸次縮小され、こうして給水圧力を平均して分配して冷却水 を均一に蒸発式冷却装置20に流すことができ、並びに各層結合後に、水管41 2でそれと給水電磁弁402が接続される。
【0019】 総合すると、本考案は蒸発式冷却装置20の冷媒管本体210を吸湿材202 で被覆し、即ち空気通路212中の熱伝導接触面上を吸湿性の薄膜材料(吸湿材 202)で被覆し、放水器408による給水を該吸湿材202に付着させ、空気 通路212中への快速空気の吹送りにより付着した水分を常温で蒸発させて、大 幅に冷媒の温度を下げて、極めて低い冷却圧力を以てそれを凝結させられるよう にしている。さらに吸湿材202の有する吸湿と保湿の機能に、給水制御プリン ト基板404による周期的な給水補充制御を組み合わせて、吸湿材202の機能 を維持させるようにしてあり、これにより給水量をほぼ蒸発量に接近させること ができ、ゆえに給水の回収と循環を必要としない特性を有するものとされている 。
【0020】 最後に図8に示されるように、本考案を各種の天候環境或いは水量不足或いは 停水時期に応用するとき、従来の鰭片気冷式冷却機80を本考案の蒸発式冷却装 置20の上面に配置し、並びに連接管で両者を結合して一つの冷却機となせば、 高効率の熱交換の目的を達成することができる。
【0021】
【考案の効果】
従来の冷却機は空調設備に利用される時、R−22システムでは、冷却圧力は 約14kg/cm2−aしか必要でなく、圧縮機に要求される圧縮比が大幅に下がり、 冷却機出口の液体冷媒温度は従来のものより約5℃も下がり、その冷凍効果は約 20%も上昇した。また圧縮比が低くなるために、本考案は従来の圧縮機内部の モータの巻線を改良して、圧縮機自身の出力効率を下げた低圧縮比の圧縮機10 を使用することができ、圧縮機単体の運転による消耗パワーも25%減少する。 ゆえに本考案の冷却機は冷凍或いは空調製品に使用されていずれもその出力パワ ーを向上でき、消耗パワーを減少でき、EER値(或いはCOP)を50%以上 も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を空調設備に応用した実施例の内部部品
表示図である。
【図2】図1の外観表示図である。
【図3】本考案の蒸発式冷却機の実施例の外観表示図で
ある。
【図4】本考案の蒸発式冷却機のもう一つの実施例の外
観表示図である。
【図5】本考案の蒸発式冷却機の各構成部品を示すの分
解図である。
【図6】本考案の給水システム表示図である。
【図7】本考案の蒸発式冷却機の冷媒管構成表示図であ
る。
【図8】本考案の部分蒸発式冷却機の実施例表示図であ
る。
【符号の説明】
10 低圧縮比の圧縮機 20 蒸発式冷却機 202 吸湿材 204 冷媒管 206 支持板 208 固定板 210 冷媒管本体 212 空気通路 40 給水システム 402 給水電磁弁 404 給水制御プリント基板 406 連続給水スイッチ 408 放水器 410 吸湿材 412 水管 60 送風装置 602 ファン 604 ファンモータ 80 鰭片気冷式冷却機

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低圧縮比の圧縮機10とされて、圧縮機
    のモータコイルを、圧縮機の作業に必要な消費パワーを
    下げて電力節約を行えるように改良してある上記低圧縮
    比の圧縮機10、 蒸発式冷却装置20とされて、冷媒管204を具え、該
    冷媒管204に上記低圧縮比の圧縮機10が高圧高温の
    気体冷媒を送り込み、気体冷媒を該冷媒管204中で冷
    却液化させ、該冷媒管204の間の空気通路212中の
    熱伝導接触面が一層の吸湿材202で被覆されている、
    上記蒸発式冷却装置20、 給水システム40とされて、一つの給水制御プリント基
    板404で給水電磁弁402を制御し、冷却水を均一に
    上記蒸発式冷却装置20に流して冷却水を上記吸湿材2
    02に吸着させる上記給水システム40、 送風装置60とされて、ファンモータ604でファン6
    02を駆動して発生する気流に蒸発式冷却装置20内部
    の空気層間隙の空気通路212を通過させて、吸湿材2
    02に吸着された水分を常温で蒸発させ、蒸発時に、蒸
    発式冷却装置20の冷媒が液化する時に放出する熱量を
    吸収させることで熱交換を行わせる上記送風装置60、 以上を包括して構成された蒸発式冷却機。
  2. 【請求項2】 前記給水制御プリント基板404が水圧
    選定切り換え機能を有し、高、中、低の給水水圧に応じ
    て、給水電磁弁402の閉鎖時間を一定に、開放の時間
    を変更可能に制御し、給水電磁弁402に低圧縮比の圧
    縮機10の運転時期に合わせて間欠性の開閉動作を行わ
    せることで、周期給水を進行して、給水量を、十分に冷
    媒と低圧縮比の圧縮機の発生した熱量を冷却するに十分
    なものとすると共に、給水量をほぼ蒸発量に等しくし
    て、冷却水を回収する必要をなくし、余剰給水があれ
    ば、必要に応じて外部より回収使用する措置をとれるよ
    うにしてあることを特徴とする、請求項1に記載の蒸発
    式冷却機。
  3. 【請求項3】 前記給水システム40にさらに一つの放
    水器408が設けられて、該放水器408の給水出口面
    に複数の孔が設けられると共に、放水器408の管径が
    入水端より管末に向けて除々に縮小されて、給水圧力を
    平均に分配できるようにしてあり、出水口面に一層の吸
    湿材210が設けられて給水供給時に給水を平均的に分
    布させられ、冷却水が均一に蒸発式冷却機を通過するよ
    うにしてあることを特徴とする、請求項1に記載の蒸発
    式冷却機。
  4. 【請求項4】 冷却水を連続して蒸発式冷却装置20に
    供給してテスト運転及びメインテナンス時に十分な給水
    を行うための連続給水スイッチ406が設けられている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の蒸発式冷却機。
  5. 【請求項5】 前記蒸発式冷却装置20が、以下のも
    の、即ち、 少なくとも一つの冷媒管204とされて、冷媒管本体2
    10の表面を吸湿材202で被覆してなるもの、 少なくとも一つの支持板206とされ、該冷媒管204
    を固定して冷媒管204間に同じ間隔の空気通路212
    を保持させ、該空気通路212を、蒸発により形成され
    た蒸気を空気と共に連続的に送るのに供するもの、 少なくとも一つの固定板208とされ、支持板206に
    嵌入固定されて各層の冷媒管204を位置決めすると共
    にその重量を支持するもの、 以上のものを包括することを特徴とする、蒸発式冷却
    機。
  6. 【請求項6】 前記蒸発式冷却装置20が一般の鰭片気
    冷式冷却機と組み合わせられて該鰭片気冷式冷却機の放
    熱効果を高めた部分蒸発式冷却機を形成しうることを特
    徴とする、請求項5に記載の蒸発式冷却機。
  7. 【請求項7】 前記冷媒管204が、吸湿材202で冷
    媒管本体210を被覆した後に、蛇行状に成形されてな
    ることを特徴とする、請求項5に記載の蒸発式冷却機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05118779A (ja) * 1991-10-25 1993-05-14 Natl Space Dev Agency Japan<Nasda> 凝縮装置
WO2013183508A1 (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 シャープ株式会社 パラレルフロー型熱交換器及びそれを搭載した空気調和機

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