JP3057562B2 - 電気コネクタのキー機構 - Google Patents

電気コネクタのキー機構

Info

Publication number
JP3057562B2
JP3057562B2 JP9314167A JP31416797A JP3057562B2 JP 3057562 B2 JP3057562 B2 JP 3057562B2 JP 9314167 A JP9314167 A JP 9314167A JP 31416797 A JP31416797 A JP 31416797A JP 3057562 B2 JP3057562 B2 JP 3057562B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
housing
cable plug
electrical connector
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9314167A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10149858A (ja
Inventor
デチェレット ヘレン
レイニイア デ ブリエス カレル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Publication of JPH10149858A publication Critical patent/JPH10149858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3057562B2 publication Critical patent/JP3057562B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/7005Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気コネ
クタに係り、より詳細には、電気コネクタのキー機構に
係る。
【0002】
【従来の技術】所定の電気コネクタをその適切な嵌合コ
ネクタ又は他の接続装置のみと正しい信号伝送状態で接
続できるよう確保するために電気コネクタにはキー機構
がしばしば設けられる。例えば、キー機構は、所定のプ
ラグコネクタが特定のリセプタクルのみに挿入される一
方、他のプラグコネクタがそのリセプタクルに挿入され
るのを阻止することが必要とされる。このようなキー機
構は、嵌合端子が適切に係合されるよう確保するために
コネクタを所定の向きでのみ嵌合しなければならない有
極機構に類似している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなキー機構
は、キー突起の配列がキー溝の配列に合致する場合にの
みキー突起をキー溝に挿入することができる。このよう
なキー機構に伴う1つの問題は、経費がかかることであ
る。
【0004】換言すれば、あるプラグコネクタがその相
補的なリセプタクルコネクタのみに嵌合される場合に
は、それら2つのコネクタを特定のキー機構として「特
注」しなければならない。他のコネクタの「誤嵌合」を
防止するためには、他のコネクタを異なるキー機構で特
注しなければならない。不適切な嵌合を防止するための
この次々の変更は、著しい製造及び在庫コストを伴う。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、製造コストを
著しく減少する独特の構成でこれらの問題を解消するこ
とに向けられる。例えば、本発明は、全てのコネクタに
対して標準的なハウジングを備え、キー機構を変更する
のにハウジングのフェースプレートを取り換えるだけで
よいケーブルプラグコネクタについて説明する。更に、
複数の未屈曲のタブを有する型抜き成形された導電性リ
セプタクルを備え、これらタブを曲げるだけで複数の異
なるキー構成が得られるようなシールド式信号伝送シス
テムについてキー機構を説明する。或いは、予め曲げら
れたタブを切断して異なるキー機構を得ることもでき
る。
【0006】そこで、本発明の目的は、電気コネクタの
新規で且つ改良されたキー機構を提供することができ
る。
【0007】本発明のキー機構は、ケーブルプラグを受
け入れるための接地シュラウド組立体について説明す
る。ケーブルプラグは、選択された側部位置に少なくと
も1つのキーくぼみを含むハウジングを備えている。接
地シュラウド組立体は、ベースと、このベースから延び
る少なくとも一対の側壁とを有する導電性フレームを備
え、これは、ケーブルプラグを受け入れるためのリセプ
タクルを画成する。側壁の少なくとも1つは、キーくぼ
みへと延びるための少なくとも1つのキー突起を有す
る。導電性フレームの少なくとも1つの側壁の周りには
導電性スプリングが配置される。
【0008】導電性フレームは、金属材料を型抜き成形
したものであり、キー突起は、少なくとも1つの側壁の
内方に曲げられたタブである。側壁は、複数の型抜きさ
れた未屈曲のタブを含み、従って、1つ以上のタブを内
方に曲げて、1つ以上のキー突起を形成することができ
る。接地シュラウド組立体においては、導電性スプリン
グが一般的にU字型であり、そして導電性フレームも一
般的にU字型であって上記U字型スプリング内にネスト
状に配置される。
【0009】本発明によれば、ケーブルプラグのハウジ
ングは、その少なくとも1つの側面に複数のキー溝を含
む。ハウジングにはフェースプレートが取り付けられ、
このフェースプレートは、上記キーくぼみを形成するよ
うにキー溝のあるものと整列した少なくとも1つのキー
ノッチを含む。他のキー溝は、フェースプレートにより
ブロックされる。それ故、ハウジング全体を取り換えず
にフェースプレートを交換するだけでキー突起の異なる
配列を受け入れることができる。これは、製造及び在庫
コストを著しく節減する。
【0010】本発明のこの新規な概念は、ケーブルプラ
グを受け入れるための接地シュラウド組立体に限定され
るものではない。本発明は、種々様々な電気コネクタに
等しく適用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照し、本発明
の好適な実施形態を詳細に説明する。添付図面の図1に
は、本発明による接地シュラウド組立体12が示されて
いる。図1においては、この接地シュラウド組立体12
は、パネル16の開口14に取り付けられると共に、パ
ネル16の片側にケーブルプラグ18を受け入れそして
パネル16の反対側にプリント回路板22からの接点ピ
ン20を受け入れるものとして示されている。
【0012】図2は、パネル16の開口14に取り付け
られた接地シュラウド組立体12を示している。接地シ
ュラウド組立体12は、図2では、接点ピン20がこの
組立体12へと突出するようにプリント回路板22に取
り付けられて示されている。ケーブルプラグ18は、矢
印Aの方向に接地シュラウド組立体12に挿入すること
ができる。
【0013】この点において、プリント回路板22は、
一般的に通常の構成のもので、通常の接点ピン20がそ
こから突出している。パネル16は、導電性の材料で形
成され、プリント回路板22上の電気部品を電磁放射か
ら保護するためのシールドケースの一部分である。以下
に述べるキー機構を除いて、ケーブルプラグ18は、外
部シールドをもつ従来構造のものであって、接点ピン2
0を受け入れるための複数の雌端子を取り付けている。
雌端子は、シールド又は同軸ケーブル24内の導体に終
端される。
【0014】図3を参照すれば、接地シュラウド組立体
12(図1,図2)は、2つの主要部品、即ちフレーム
26と、1つ以上のスプリング28とを備えている。
1, 図2に図示された接地シュラウド組立体12は、一
対のケーブルプラグ18を受け入れるように設計され、
従って、フレーム26を2つのプラグ18のための2つ
の別々のリセプタクルに分割するように分割プレート6
6(以下に述べる)が使用される。対応的に、2つの別
々のスプリング28が使用される。
【0015】図3と共に図4を参照すれば、接地シュラ
ウド組立体12のフレーム26は、一般的にU字型であ
り、ベース即ち底壁30と、そこから上方に延びる一対
の側壁32とを備えている。フレーム26は、黄銅のよ
うな導電性シートメタル材料から型抜き成形され、ベー
ス30及び側壁32は、それらの間に1つ以上のケーブ
ルプラグ18を受け入れるためのリセプタクルを形成す
る。
【0016】又、フレーム26は、プリント回路板22
からの接点ピン20を受け入れるための複数の穴34、
36及び38も備えている。穴34は、一般的に長方形
であって、プリント回路板22からの接地ピンを自由に
受け入れる。穴36は、円形であって、これも、プリン
ト回路板22からの接地ピンを自由に受け入れる。穴3
8は、円形であって、穴36より大きく、プリント回路
板22からの信号接点ピンを受け入れる。
【0017】更に、フレーム26は、側壁32にスロッ
ト40を含むと共に、側壁32の上縁にノッチ42を含
んでいる。これらスロット40及びノッチ42は、以下
に述べる導電性分割プレート66を取り付けるために設
けられている。タブ44は、側壁32の両端から長手方
向外方に突出し、そしてベース30は、その両端にノッ
チ46を備えている。タブ44は、以下に述べるよう
に、導電性のエンドプレート80を取り付けるために設
けられている。ノッチ46は、スリング28の取り付
けを容易にする。
【0018】更に、側壁32には複数のタブが形成され
ている。そのうちのあるものは、フレーム26の内方に
曲げられてキー突起48bを形成し、残りのものは未屈
曲状態のタブ48aとなっている。のキータブ48即
ち屈曲されて形成されたキー 突起48bと未屈曲のタブ
48aの配列は、以下に述べるように、ケーブルプラグ
18のキー機構と協働する。
【0019】図3と共に図5を参照すれば、各スプリン
グ28は、ベリリウム銅のような導電性スプリング金属
で型抜き成形され、一般的にU字型のフレーム26を包
囲するために、ベース50と、そこから延びる一対の直
立した側壁52とを備えている。側壁52は、一体的な
外方に曲がった部分52aの形態の突出部を有し、これ
は、図2に示すようにパネル16に接地シュラウド組立
体12を取り付けるためにパネル16の開口14の内壁
に係合する。又、スプリング28は、一体的な内方に曲
がった部分52bも備え、これは、フレーム26の側壁
32の内側へと延びて、ケーブルプラグ18の外部シー
ルドに摩擦的及び電気的に係合する。
【0020】接地シュラウド組立体12の各スプリング
28は、そのベース50を通る複数の穴54、56及び
58を備えている。穴54は、一対の対向するタブ54
aを形成するようにH字型となっており、これらタブ5
4aは、接地用の接点ピン20Aが穴54を経て延びる
ときに変形してこれを把持する。これは、図2に示すよ
うに、接地シュラウド組立体12をプリント回路板22
に取り付けるように機能する。穴56は、円形であり、
プリント回路板22からの別の接地用の接点ピン20B
を自由に受け入れる。過剰な取付力を回避するために、
接地ピンを受け入れる全ての穴がH字型というのではな
い。穴58は、プリント回路板22からの信号用の接点
ピン20Cを自由に受け入れる。スプリング28のベー
ス50のH字型の穴54は、フレーム26のベース30
の長方形の穴34と整列し、スプリング28の小さな丸
い穴56は、フレーム26の小さな丸い穴36と整列
し、そしてスプリング28の大きな丸い穴58は、フレ
ーム26の大きな丸い穴38と整列する。更に、タブ6
0は、以下に述べる目的で、各スプリング28の端でベ
ース50から外方に突出する。
【0021】U字型の導電性スプリング28は、図3の
矢印Bの方向にフレーム26の両端に向かってこれをス
ライドさせることによりU字型導電性フレーム26に取
り付けられる。図6は、2つのスプリング28がフレー
ム26に完全に取り付けられてこれを包囲する状態を示
している。この完全に取り付けられた位置において、ス
プリング28のベース50の端のタブ60は、フレーム
26のベース30のノッチ46へと曲げられる。
【0022】図7及び図8は、プリント回路板22から
の接点ピン20がスプリング28のベース50及びフレ
ーム26のベース30の穴に挿入された状態を示す。よ
り詳細には、図7及び図8の接点ピン20Aは、スプリ
ング28のH字型の穴54及びフレーム26の長方形の
穴34に挿入された接地ピンである。対向するタブ54
aは、この接地ピン20Aを把持し、接地シュラウド組
立体12をプリント回路板22に効果的に取り付ける。
図7及び図8の接点ピン20Bは、プリント回路板22
からスプリング28の小さな丸い穴56及びフレーム2
6の小さな丸い穴36を通して自由に延びる別の接地ピ
ンである。図7及び図8の接点ピン20Cは、プリント
回路板22からスプリング28の大きな丸い穴58及び
フレーム26の大きな丸い穴38を通して自由に延びる
信号ピンである。これら信号ピンは、コネクタで達成さ
れるべきインピーダンス特性に適応された大きな穴に通
される。
【0023】図9を参照すれば、分割プレート66は、
一対の取付脚70が下方に突出した一般的に平らな本体
68を含む。一対のアーム72は、本体68の両縁から
外方に離間されて溝74を形成する。アーム72は、外
方に突出したストップフランジ76で終わる。この分割
プレート66は、フレーム26のシートメタル材料とほ
ぼ同じ厚みの導電性シートメタル材料から型抜きされ
る。
【0024】分割プレート66は、矢印Cの方向にフレ
ーム26に取り付けられて、図10に示す位置を取り、
フレーム26を、一対のケーブルプラグ18のための2
つの別々のリセプタクルに分割する。分割プレート66
がフレーム26に取り付けられるときに、フレーム26
の側壁32は、分割プレート66のアーム72の内側の
溝74へと移動し、やがて、溝74の底がフレーム26
の側壁32の頂部のノッチ42に安住される。分割プレ
ート66の底部の取付脚70は、プリント回路板22の
取付穴78(図10)へと延びる。
【0025】図10に示すように、一対のエンドプレー
ト80を用いて接地シュラウド組立体12の端が閉じら
れる。エンドプレート80は、分割プレート66と実質
的に同じ構造であり、従って、分割プレート66の同じ
部分に対応するエンドプレート80の同様の部分は、同
じ参照番号で示す。図10から明らかなように、エンド
プレート80は、フレーム26の両端に取り付けられ、
フレーム26の側壁32の両端は、エンドプレート80
のアーム72の内側の溝74に圧入される。エンドプレ
ート80の取付脚70は、プリント回路板22の取付穴
78へ突出する。
【0026】接地シュラウド組立体12が、図10に示
すように、プリント回路板22に取り付けられた後に、
このサブ組立体がパネル16の開口14に取り付けら
れ、パネル16は、分割プレート66及びエンドプレー
ト80のストップフランジ76に当接する。
【0027】フレーム26は、これが黄銅等の丈夫な厚
い材料で形成された場合には、ケーブルプラグ18を受
け入れる頑丈な構造のリセプタクルを形成する。ベリリ
ウム銅のような薄い弾力性材料で形成されたスプリング
28は、これをパネル16の開口14に取り付けると共
に、プラグ18及び接点ピン20をH字型の穴54に把
持するための弾力性の構造体を形成する。更に、スプリ
ング28の途切れのない表面は、キー突起48bと未屈
曲のタブ48aにより形成された開口を通過する電磁放
射に対してシールド作用を与える。
【0028】図11は、プリント回路板22からの接点
ピン20を受け入れるための複数の通路84を有する嵌
合端面82を備えたケーブルプラグ18を示している。
通路84は、ケーブルプラグ18内の複数の雌端子又は
接点へと通じており、これらはプリント回路板22から
の接点ピン20と嵌合する。嵌合面82は、ケーブルプ
ラグ18の絶縁ハウジング88に取り付けられるフェー
スプレート86により定められる。
【0029】図1乃至図10について説明した接地シュ
ラウド組立体12と、ケーブルプラグ18は、所定のケ
ーブルプラグ18が接地シュラウド組立体12の間違っ
たリセプタクルに挿入されるのを防止するための独特の
キー機構を備えている。より詳細には、図14に示すよ
うに、ケーブルプラグ18のハウジング88の両側には
複数のキー溝90が設けられている。フェースプレート
86には、複数のキーノッチ92が設けられている。こ
れらキーノッチ92は、選択されたキー溝90と整列す
ことで、キー突起48bを受け入れるキーくぼみ93
を形成する。例えば、図11においては、フェースプレ
ート86の頂部のキーノッチ92は、ハウジング88の
最も外側のキー溝90と整列される。しかしながら、フ
ェースプレート86の底部のキーノッチ92は、図11
の左から見て、ハウジング88の底部の第1及び第3の
キー溝90と整列される。それ故、ケーブルプラグ18
の頂部は、その底部とは異なるキー構成にされる。
【0030】図12及び図13を参照すれば、ケーブル
プラグ18の頂部のキー構成は、図11のケーブルプラ
グ18のキー構成と同じである。換言すれば、フェース
プレート86のキーノッチ92は、ハウジング88の2
つの最も外側のキー溝90へと開いている。ハウジング
88の頂部の中央の2つのキー溝90は、フェースプレ
ート86によりブロックされるため、キー突起48bを
受け入れるキーくぼみ93とはならない
【0031】しかしながら、図12及び図13に示され
たケーブルプラグ18の底部を見ると明らかなように、
図12のフェースプレート86には、その右端に2つの
キーノッチ92が設けられ、そして図13のフェースプ
レート86には、その左端に2つのキーノッチ92が設
けられている。それ故、図12に示すケーブルプラグ1
8は、図13に示すケーブルプラグ18とは異なる。
【0032】図14から明らかなように、キー突起48
は、ケーブルプラグ18のフェースプレート86のキ
ーノッチ92に合致するようにフレーム26の側壁32
から内方に曲げられている。換言すれば、図12に示さ
れたケーブルプラグ18は、図14の上部において接地
シュラウド組立体12に挿入することができ、そして
13に示されたケーブルプラグ18は、図14の下部に
おいて接地シュラウド組立体12に挿入することができ
る。これら2つのケーブルプラグ18は、キー構成が異
なるために、分割プレート66の両側の各リセプタクル
において交換することができない。
【0033】図11に示すように、プラグハウジング8
8に複数のキー溝90を設けたことにより、選択された
配列のキーノッチ92を持つフェースプレート86を取
り換えるだけで、シュラウド組立体12のキー突起48
を受け入れるようにキー溝90の幾つか又は部を露
出させることができる。それ故、キー構成を変更するた
めにプラグハウジング88全体を取り換える必要はな
い。キー機構を変更するためには、選択された配列のキ
ーノッチ92をもつフェースプレート86を取り換える
だけでよい。同様に、フレーム26の側壁32のキー
起48bは、各ケーブルプラグ18のキーノッチ92の
位置に対応する選択された位置において、容易に内方に
曲げたり切断したりすることもできる。スプリング28
が既に設置されてフレーム26に接近できないときで
も、小さな切断ツールでキー突起48bを切断すること
ができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、製造コストを著しく減少する独特の構成を持つ
コネクタが提供され、全てのコネクタに対して標準的な
ハウジングを備え、キー機構を変更するのにハウジング
のフェースプレートのみを取り換えるだけでよいケーブ
ル用プラグコネクタが提供され、更に、複数の未屈曲
タブ48aを有する型抜き成形された導電性リセプタ
クルを備え、これらキー用のタブを曲げるだけで複数の
異なるキー構成が得られるコネクタが提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接地シュラウド組立体の分解端面図で
あって、ケーブルプラグ、パネル、及び接点ピンを持つ
プリント回路板を上から下へと示す図である。
【図2】図1と同様であるが、接地シュラウド組立体が
パネルに取り付けられてプリント回路板に接続され、そ
してケーブルプラグが接地シュラウド組立体に挿入され
ようとしている状態を示す図である。
【図3】接地シュラウド組立体のフレーム及び一対のス
プリングを示す分解斜視図である。
【図4】フレームの斜視図である。
【図5】1つのスプリングの斜視図である。
【図6】フレームに取り付けられたスプリングの斜視図
である
【図7】スプリング及びフレームの穴を経て突出する3
本の接点ピンの部分図である。
【図8】図7の構成体を下から見た部分上面図である。
【図9】図6と同様であるが、接地シュラウド組立体の
分割プレートを取り付けようとしている状態を示す図で
ある。
【図10】パネルの開口及びプリント回路板に取り付け
られた完成した接地シュラウド組立体の斜視図である。
【図11】ケーブルプラグの嵌合端の斜視図である。
【図12】異なるキー構成を持つケーブルプラグの嵌合
端を示す部分斜視図である。
【図13】異なるキー構成を持つケーブルプラグの嵌合
端を示す部分斜視図である。
【図14】図12及び図13のキー機構をもつ2つのケ
ーブルプラグが、同じキー構成をもつ接地シュラウド組
立体に挿入された状態を示す平面図である。
【符号の説明】
12 接地シュラウド組立体 14 開口 16 パネル 18 ケーブルプラグ 20 接点ピン 22 プリント回路板 24 ケーブル 26 フレーム 28 スプリング 30 ベース 32 側壁 34、36、38 穴 40 スロット 42 ノッチ タブ 48 キータブ 48a 未屈曲のタブ48b キー突起 50 ベース 52 側壁 52a 外方に曲がった部分 52b 内方に曲がった部分 54、56、58 穴 54a タブ 66 分割プレート 68 本体 70 取付脚 72 アーム 74 溝 76 ストップフランジ 80 エンドプレート 82 嵌合端面 84 通路 86 フェースプレート 88 ハウジング 90 キー溝 キーノッチ93 キーくぼみ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−6822(JP,A) 特開 平5−215939(JP,A) 特開 平6−21670(JP,A) 特開 平7−29640(JP,A) 特開 平3−114155(JP,A) 特開 昭60−216480(JP,A) 特開 平9−35819(JP,A) 実開 平3−79175(JP,U) 実開 平2−3677(JP,U) 実開 平1−174879(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/64

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルプラグ(18)を受け入れる接
    地シュラウド組立体(12)のキー機構において、複数の端子を有する 上記ケーブルプラグ(18)のハウ
    ジング(88)は、その側面の選択された位置に少なく
    とも1つのキーくぼみ(93)を有し、そして上記接地
    シュラウド組立体(12)の型抜き成形された導電性フ
    レーム(26)は、ベース(30)と、このベース(3
    0)から延びる少なくとも一対の側壁(32)とを有し
    ていて、上記ケーブルプラグ(18)を受け入れるU字
    型のリセプタクルを画成し 上記側壁(32)の少なくとも1つには、複数のタブの
    うちの少なくとも1つが内方に曲げられることで上記キ
    ーくぼみ(93)へ突出するキー突起(48b)の配列
    が形成されている ことを特徴とする電気コネクタのキー
    機構。
  2. 【請求項2】 上記導電性フレーム(26)の少なくと
    も上記1つの側壁(32)の周りに導電性スプリング
    (28)を備えた請求項1に記載の電気コネクタのキー
    機構。
  3. 【請求項3】 上記少なくとも1つの側壁(32)は、
    複数の型抜きされた未屈曲のタブ(48a)を含み、そ
    の1つ以上を内方に曲げて、上記キー突起(48)を
    形成することができる請求項に記載の電気コネクタの
    キー機構。
  4. 【請求項4】 上記導電性スプリング(28)は一般的
    にU字型であり、上記導電性フレーム(26)は、上記
    一般的にU字型の導電性スプリング(28)にネスト状
    に入れられる請求項2に記載の電気コネクタのキー機
    構。
  5. 【請求項5】 上記ハウジング(88)は、その少なく
    とも1つの側面に複数のキー溝(90)を含み、上記ハ
    ウジング(88)にはフェースプレート(86)が取り
    付けられ、このフェースプレート(86)は、上記キー
    くぼみ(93)を形成するように上記キー溝(90)の
    あるものと整列されたキーノッチ(92)を含み、そし
    て上記キー溝(90)の他のものは、上記フェースプレ
    ート(86)によりブロックされる請求項1に記載の
    気コネクタのキー機構。
  6. 【請求項6】 パネル(16)の開口(14)に取り付
    けられ、そしてパネル(16)の片側にケーブルプラグ
    (18)を受け入れ且つパネル(16)の反対側にプリ
    ント回路板(22)からの接点ピン(20)を受け入れ
    る接地シュラウド組立体(12)のキー機構において、複数の端子を有する 上記ケーブルプラグ(18)のハウ
    ジング(88)は、その側面の選択された位置に少なく
    とも1つのキーくぼみ(93)を有し、 一般的にU字型の導電性フレーム(36)は、ベース
    (30)と、このベース(30)から延びる少なくとも
    一対の側壁(32)とを含んでいて、それらの間に上記
    ケーブルプラグ(18)を受け入れるためのリセプタク
    ルを画成し、上記ベース(30)は、上記接点ピン20
    を受け入れるための穴(34、36、38)を有し 上記側壁(32)の少なくとも1つには、複数のタブの
    うちの少なくとも1つが内方に曲げられることで上記キ
    ーくぼみ(93)へ突出するキー突起(48b)の配列
    が形成され、 そして一般的にU字型の導電性スプリング
    (28)は、ベース(50)と、このベース(50)か
    ら延びる少なくとも一対の側壁(52)とを含んでい
    て、上記一般的にU字型の導電性フレーム(26)
    囲すると共に、上記接地シュラウド組立体(12)を上
    記パネル(16)の開口(14)に容易に取り付けられ
    るようにし、上記導電性スプリング(28)のベース
    (50)は、上記接点ピン(20)を受け入れるために
    上記導電性フレーム(26)のベース(30)の穴(3
    4、36、38)と整列した穴(54、56、58)を
    有することを特徴とする電気コネクタのキー機構。
  7. 【請求項7】 上記ハウジング(88)は、その少なく
    とも1つの側面に複数のキー溝(90)を含み、上記ハ
    ウジング(88)にはフェースプレート(86)が取り
    付けられ、このフェースプレート(86)は、上記キー
    くぼみ(93)を形成するように上記キー溝(90)の
    あるものと整列されたキーノッチ(92)を含み、そし
    て上記キー溝(90)の他のものは、上記フェースプレ
    ート(86)によりブロックされる請求項に記載の
    気コネクタのキー機構。
  8. 【請求項8】 電気コネクタのキー機構において、 ハウジング(88)を含むケーブルプラグ(18)を備
    え、上記ハウジング(88)の少なくとも1つの側面に
    は複数のキー溝(90)が形成され、上記ハウジング
    (88)にはフェースプレート(86)が取り付けら
    れ、このフェースプレート(86)は、上記キー溝(9
    0)のあるものと整列された少なくとも1つのキーノッ
    チ(92)を含み、上記キー溝(90)の他のものは、
    上記フェースプレート(86)によりブロックされ、そ
    して上記ケーブルプラグ(18)を受け入れるためのリ
    セプタクルを形成する導電性フレーム(26)を更に備
    え、このリセプタクルは、上記キーノッチ(92)及び
    これに整列する上記キー溝(90)で形成されるキーく
    ぼみ(93)へと延びるキー突起(48b)を含み、 これにより、上記ハウジング(88)を取り換えずに、
    上記フェースプレート(86)を交換して、上記リセプ
    タクルのキー突起(48b)の異なる配列受け入れら
    れることを特徴とする電気コネクタのキー機構。
  9. 【請求項9】 上記導電性フレーム(26)は、金属材
    料から型抜き成形され、そして上記キー突起(48b)
    は、上記導電性フレーム(26)の側壁(32)の内方
    に曲げられる請求項に記載の電気コネクタのキー機
    構。
  10. 【請求項10】 上記導電性フレーム(26)は、複数
    の未屈曲のタブ(48a)を含み、その1つ以上を内方
    に曲げて、上記キー突起(48b)を形成することがで
    きる請求項に記載の電気コネクタのキー機構。
  11. 【請求項11】 上記ハウジング(88)は、その両側
    面に複数のキー溝(90)を有し、上記フェースプレー
    ト(86)は、一対の両側面の各々に、ハウジング(8
    8)の各側面のキー溝(90)に整列する少なくとも1
    つのキーノッチ(92)を有し、そして上記リセプタク
    ルの両側壁(32)の各々に少なくとも1つのキー突起
    48bが形成される請求項に記載の電気コネクタの
    ー機構。
JP9314167A 1996-10-12 1997-10-09 電気コネクタのキー機構 Expired - Lifetime JP3057562B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB96116390.4 1996-10-12
EP96116390A EP0836246B1 (en) 1996-10-12 1996-10-12 Electrical connector keying system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10149858A JPH10149858A (ja) 1998-06-02
JP3057562B2 true JP3057562B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=8223292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9314167A Expired - Lifetime JP3057562B2 (ja) 1996-10-12 1997-10-09 電気コネクタのキー機構

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0836246B1 (ja)
JP (1) JP3057562B2 (ja)
KR (1) KR100291296B1 (ja)
CN (1) CN1114249C (ja)
DE (1) DE69622408T2 (ja)
TW (1) TW392956U (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202014011216U1 (de) 2013-12-12 2018-08-27 Harting Electric Gmbh & Co. Kg Halterahmen für einen Steckverbinder
DE102015101433B3 (de) * 2015-02-02 2016-06-16 Harting Electric Gmbh & Co. Kg Halterahmen für Steckverbindermodule
CN106953188B (zh) * 2017-02-21 2023-12-05 中航光电科技股份有限公司 一种转接连接器
CN109193200B (zh) 2018-06-08 2024-01-23 安费诺电子装配(厦门)有限公司 一种带旋转锁杆的线端连接器、连接器组件及其使用方法
CN209016312U (zh) 2018-07-31 2019-06-21 安费诺电子装配(厦门)有限公司 一种线端连接器及连接器组件
CN112397915B (zh) * 2018-12-31 2021-09-07 深圳北芯生命科技股份有限公司 插件式连接装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2489609A1 (fr) * 1980-08-26 1982-03-05 Lb Air Module de raccordement de conducteurs electriques a connecteurs amovibles
US4832625A (en) * 1988-08-18 1989-05-23 Amp Incorporated Connector keying system
US5380216A (en) * 1992-05-11 1995-01-10 The Whitaker Corporation Cable backpanel interconnection
EP0595304B1 (de) * 1992-10-29 1997-09-24 Siemens Aktiengesellschaft Schirmeinrichtung für rechteckige Kabelstecker
DE69313100T2 (de) * 1993-05-14 1998-02-19 Molex Inc Abgeschirmte elektrische Verbinderanordnung

Also Published As

Publication number Publication date
EP0836246A1 (en) 1998-04-15
TW392956U (en) 2000-06-01
DE69622408T2 (de) 2003-03-06
KR19980032755A (ko) 1998-07-25
CN1187702A (zh) 1998-07-15
CN1114249C (zh) 2003-07-09
DE69622408D1 (de) 2002-08-22
KR100291296B1 (ko) 2001-06-01
EP0836246B1 (en) 2002-07-17
JPH10149858A (ja) 1998-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3018284B2 (ja) 電気コネクタの接地シュラウド組立体
US6315616B1 (en) Plug connector and socket connector
US6746284B1 (en) Electrical connector assembly having signal and power terminals
US6447311B1 (en) Electrical connector with grounding means
JP3232480B2 (ja) シールド電気コネクタ
US6821158B2 (en) Connector
US7654866B2 (en) Upright electrical connector
US6814612B1 (en) Shielded electrical connector
US20070037450A1 (en) Cable connector assmbly with holder
US6923687B2 (en) Audio jack having improved contacts
JP2001345150A (ja) 電気コネクタ
US7416449B2 (en) Electrical connector assembly with improved covers
US6168467B1 (en) Receptacle connector
EP1209776B1 (en) Modular jack
US7044790B2 (en) Electrical connector with electrically connecting inner and outer shells
US6168448B1 (en) Audio jack connector
US6755671B1 (en) Electrical connector having improved ground structure
US6319060B1 (en) Electrical connector with shield interferentially engaged thereto
JP3057562B2 (ja) 電気コネクタのキー機構
US6074222A (en) Cable end connector
US20060258219A1 (en) Electrical connector
US7090535B2 (en) Electrical connector capable of bearing high voltage
KR20040101078A (ko) 다극 동축 케이블용 커넥터 및 전기 커넥터
US6793538B2 (en) Slim modular jack
JP3013128B2 (ja) コネクタ用シェル