JP3057140B2 - 刈取機 - Google Patents

刈取機

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JP3057140B2
JP3057140B2 JP6278271A JP27827194A JP3057140B2 JP 3057140 B2 JP3057140 B2 JP 3057140B2 JP 6278271 A JP6278271 A JP 6278271A JP 27827194 A JP27827194 A JP 27827194A JP 3057140 B2 JP3057140 B2 JP 3057140B2
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  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサーアームによる
穀稈の自動検出指令と操作レバーによる手動操作とによ
り刈取クラッチをON・OFF制御可能に構成した刈取
機に関し、特に引起し爪と刈取クラッチとを結ぶ動力伝
達機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】穀稈の刈取装置は、引起し装置の始端部
下方に穀稈検出用のセンサーアームを設けており、機体
が前進中でありかつ刈取クラッチがOFF操作状態にあ
るときに穀稈の根本付近の引起し爪がセンサーアームよ
り先に穀稈に当接してしまうことがある。これにより、
従来はこの引起し爪によって直立状態の穀稈が斜めに倒
されてしまい穀稈の高刈りが生じたり、あるいは完全に
押し倒されてセンサーの作用が邪魔され、穀稈の刈り残
しが発生するという問題があった。
【0003】このような場合、たとえ刈取クラッチがO
FF操作状態であっても、穀稈に当接した引起し爪をそ
の穀稈から逃がしてやるためには、この引起し爪を装着
した引起しチェーン、および引起しチェーンからスプロ
ケットホイールを経て刈取クラッチに至る動力伝達部分
を強制的に作動方向に動かしてやらなければならず、各
機構の重量と摩擦力とが加わって大きな力が必要であっ
た。
【0004】このような課題を解決するべく、あるいは
これに関連する従来技術として、例えば特開平1ー17
9619号公報や実開昭60ー153938号公報に記
載のものが提案されている。
【0005】前者の技術は、センサーアームが穀稈を検
出すると自動的に刈取クラッチをON操作状態とし、ま
た、切り替えレバーを手動に切り替えると強制的に刈取
クラッチをON操作状態とし、かつセンサーアームをフ
リーにしてセンサーアームとフレームとの間の異物の噛
み込みを防止するというものである。
【0006】また、後者の技術によれば、引起し装置や
刈取装置を刈取クラッチを介して駆動可能に構成すると
共に、刈取クラッチがOFF操作状態のときには引起し
装置や刈取装置を駆動させるために必要な荷重(無負荷
荷重)を比較的小さくしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の従来技
術によると、センサーアームが穀稈を検出していない時
も、また切り替えレバーの手動操作時にも引起し装置だ
けは常に動作する様になっているので、自動刈取クラツ
チとした意義が薄れると共に、引起し爪がセンサーアー
ムより先に穀稈に当接してしまったような場合は、この
引起し爪によって穀稈が押し倒されてしまうため、前記
の課題を解決することはできなかった。
【0008】また、後者の従来技術によると、引起し装
置を駆動させるために必要な荷重は比較的小さいため、
刈取クラッチがOFF操作状態のときに引起し爪がセン
サーアームより先に穀稈に当接した場合は比較的容易に
引起し爪を逃がすことが可能であるが、反面、刈取部全
体の無負荷荷重も小さいため、刈取時に刈り刃に穀稈の
刈株が当接したような場合は刈り刃の回転が重くなって
しまうという課題があった。
【0009】この発明は、斯かる課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、刈取クラッ
チがOFF操作状態のときに引起し爪がセンサーアーム
より先に穀稈に当接したとしても当該引起し爪を容易に
前進移動させて逃がすことのできる刈取機を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、穀稈引起し爪(13)を有する引起し装
置(14)の始端部下方に設けたセンサーアーム(2
6)に穀稈が当接することにより、センサーアーム(2
6)が枢軸(28)を中心として後方に回動して刈取ク
ラッチ(20)が自動的にON操作状態となり、引起し
装置(14)と刈取装置(16)および結束装置(1
8)にエンジン(10)からの駆動力が伝達されるよう
に構成すると共に、前記刈取クラッチ(20)を操作レ
バー(32)の操作によっても強制的にON・OFF制
御可能に構成した刈取機において、機体前進時でかつ刈
取クラッチ(20)がOFF操作状態にあるときに引起
し爪(13)がセンサーアーム(26)より先に穀稈に
当接したとき、当該穀稈からの当接圧により前記引起し
爪(13)をその作動方向に前進移動させて逃がすため
の空送り手段(50)を引起し爪(13)と刈取クラッ
チ(20)とを結ぶ動力伝達経路に設けたことを特徴と
する。
【0011】なお、前記空送り手段(50)は、引起し
チェーン(62)に設けた引起し爪(13)の保持部材
(53)と空送り用溝(55)から成り、あるいは、ワ
ンウェイクラッチ(56,68)から成り、更にこのワ
ンウェイクラッチ(68)を、引起しチェーン(62)
の駆動用スプロケット(60)に設けたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】刈取作業時に、センサーアーム(26)により
穀稈が検出されると刈取クラッチ(20)がON操作状
態となり、刈取装置(16)が駆動してその穀稈が刈取
られ、この刈取られた穀稈は機体後方に搬送されるが、
その作業過程で、機体の前方に配置された引起し装置
(14)により倒れている穀稈があればその引起しが行
われる。このようにして、機体の前進に伴い穀稈が連続
的に検出されると、引起し装置(14)、刈取装置(1
6)および結束装置(18)が連続的に駆動されて前記
と同様の刈取りが行われるが、穀稈の間隔が空いていた
りするとその間はセンサーアーム(26)による穀稈の
検出が行われないため、刈取クラッチ(20)がOFF
操作状態となり、引起し装置(14)、刈取装置(1
6)および結束装置(18)の駆動が停止される。
【0013】そして、更なる機体の前進により機体の前
部が穀捍に近づくと、まず引起し装置(14)の始端部
下方が穀稈に当接するに至るが、このときセンサーアー
ム(26)はまだ穀稈を検出していないため刈取クラッ
チ(20)はOFF操作状態にある。従って、このとき
引起し爪(13)の停止位置との関係で引起し爪(1
3)がセンサーアーム(26)より先に穀稈に当接して
しまうことがある。
【0014】このような場合においても、本発明によれ
ば、引起し爪(13)と刈取クラッチ(20)とを結ぶ
動力伝達経路に、引起し爪(13)の空送り手段(5
0)を設けているため、機体の前進に伴い穀稈の当接圧
により引起し爪(13)をその作動方向に容易に空送り
させて逃がすことができる。このようにして、当接した
引起し爪(13)によって穀稈が斜めになったり押し倒
されることもなく、従ってセンサーアーム(26)によ
る穀稈の検出が確実に行われる。
【0015】なお、上述したカッコ内の符号は図面を参
照するために示すものであって本発明の構成をなんら限
定するものではない。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好ましい実施例
を説明する。
【0017】図1に示すように、刈取機は機体後部にエ
ンジン10およびミッションケース12が搭載され、機
体前部には引起し装置14ならびに刈取装置16と結束
装置18を具備している。また、前記引起し装置14に
は倒れた穀稈を引起すための引起し爪13が設けられて
いる。
【0018】これら引起し装置14と刈取装置16およ
び結束装置18は、刈取クラッチ20を介してエンジン
10に連結されている。また、機体前部の左右に配設さ
れたデバイダ22,22間には穀稈の導入経路24が形
成され、更に引起し装置14の始端部下方には穀稈検出
用のセンサーアーム26が設けられている。このセンサ
ーアーム26は、片持ち支持の状態で穀稈の導入経路2
4と略直交するように一方のデバイダ22側から突設さ
れ、その支持側は枢軸28にて回動可能に軸着されてい
る。
【0019】図2に示すように、前記の導入経路24に
穀稈が導入されると当該穀稈がセンサーアーム26に当
接し、その当接圧でセンサーアーム26は枢軸28を中
心として後方に回動(矢印方向)される。更に、このセ
ンサーアーム26の枢軸28側にはロッド30が連結さ
れていて、後述するように、センサーアーム26の後方
への回動(矢印方向)によりロッド30が機体後方に押
され、このロッド30の後方移動により刈取クラッチ2
0が自動的にON操作状態とされる。これにより、引起
し装置14と刈取装置16および結束装置18にエンジ
ン10からの駆動力が伝達される。
【0020】なお、前記刈取クラッチ20はクラッチレ
バー32の操作によっても強制的にON・OFF制御可
能に構成され、更に、「AUTO」の位置に設定すると
センサーアーム26による穀稈の検出の有無により自動
的にON・OFF制御される。
【0021】次に、クラッチレバー32の操作による刈
取クラッチ20のON・OFF制御について説明する。
【0022】図3および図4に示すように、クラッチレ
バー32による刈取クラッチ20のON・OFF制御
は、ワイヤ34の伸縮操作によって行われる。すなわ
ち、クラッチレバー32の操作によりワイヤ34を引張
ると、シャフト36がバネ(圧縮)38,40の付勢圧
に抗してワイヤ34の引張方向と同方向に移動し、シャ
フト36の中間に配置された係止片42aを介して部材
44を押すことによりピン48を中心としてカム46を
時計方向に回転させる。そして、図4のような「OF
F」位置に設定する。これにより、刈取クラッチ20は
強制的にOFF操作状態となる。
【0023】続いて、クラッチレバー32を操作してワ
イヤ34の張力を弛めると、シャフト36がバネ(圧
縮)38,40の復元力によつてワイヤ34の戻り方向
に移動し、係止片42bを介して部材44を前記と反対
方向に押すことによりピン48を中心としてカム46を
反時計方向に回転させ、「ON」位置に設定する。これ
によって刈取クラッチ20は強制的にON操作状態とな
る。
【0024】更に、このON操作状態からクラッチレバ
ー32の操作によりワイヤ34をやや少なめに引っ張る
と、シャフト36がバネ(圧縮)38,40の付勢力に
抗してワイヤ34の引張方向に少し移動し、係止片42
aを介して部材44を少し押すことによりピン48を中
心としてカム46を時計方向に少し回転させ、「AUT
O」位置に設定する。これによって刈取クラッチ20は
自動制御状態となり、以後はセンサーアーム26からの
検出指令によって自動的にON・OFF制御が可能とな
る。
【0025】すなわち、センサーアーム26が穀稈を検
出して枢軸28を中心として機体後方に回転すると、セ
ンサーアーム26と一体的にプレート72およびこのプ
レート72に固定されたストッパ74と縦ピン76が回
転する。一方、ストッパ74の回動路上には、ロッド3
0のセンサーアーム26側の一端が配設されていて、セ
ンサーアーム26が回転することによりこのロッド30
の一端が縦ピン76に当接し、ロッド30を後方に移動
させる。これにより、ロッド30がその他端部に設けら
れた結合ピン49を介して刈取クラッチ20のカム46
を押し、このカム46をピン48を中心として反時計方
向に回転させ、「ON」位置に設定する。これによって
刈取クラッチ20は自動的にON操作状態となる。
【0026】なお、穀稈がなくなると、刈取クラッチ2
0のカム46はバネ38の弾発力でピン48を中心とし
て図4の時計方向に回転し、これにより刈取クラッチ2
0は「OFF」位置に設定されると共に、ロッド30は
結合ピン49を介して前方に押され、前記と逆の態様で
センサーアーム26はロッド30の一端により反時計方
向に回転させられて元の位置に戻る。
【0027】ここで、本発明においては、機体前進時で
かつ刈取クラッチがOFF操作状態にあるときに引起し
爪がセンサーアームより先に穀稈に当接したとき、当該
穀稈の当接圧により前記引起し爪をその作動方向に前進
移動させて逃がすための空送り手段を引起し爪と刈取ク
ラッチとを結ぶ動力伝達経路に設けたことを特徴として
いる。
【0028】図5は、この空送り手段50として、引起
し爪13を保持する保持部材53とこの保持部材53の
内部に形成した空送り用溝55から成る実施例を示す。
【0029】すなわち、引起しチエーン62に所定間隔
で保持部材53を固定し、この保持部材53に引起し爪
13を装着する。これにより、機体前進時でかつ刈取ク
ラッチ20がOFF操作状態にあるときに引起し爪13
がセンサーアーム26より先に穀稈に当接したとき、当
該穀稈からの当接圧により前記引起し爪13は空送り用
溝55の中をその作動方向に移動して逃げることができ
る。しかも、このとき引起し爪13を空送りするために
必要な力はきわめて小さくて済む。
【0030】図6は、空送り手段50として、引起し装
置14と刈取クラッチ20とを結ぶ動力伝達経路にワン
ウェイクラッチ56を設けた実施例を示す。
【0031】この実施例では、刈取クラッチ20と連結
軸52とをワンウェイクラッチ56で接続すると共に、
連結軸52と連結軸54とをベベルギア58で接続し、
さらにこの連結軸54を引起しチェーン62を回転させ
るスプロケットホイール60に接続している。
【0032】前記ワンウェイクラッチ56は、互いに結
合された一対の円筒状のカム56’,56”から成り、
夫々の対向する端面側に突起56a,56bを有してい
る。これにより、図7に示すように、刈取クラッチ20
がON操作状態のときには、カム56’からカム56”
に動力が伝達され、突起56aと56bが当接面64で
当接した状態でカム56’の駆動力がカム56”に伝達
される。
【0033】また、刈取クラッチ20がOFF操作状態
にあるときに、カム56”を矢印方向に回転させようと
すると、カム56”は角度Θだけ回転してその突起56
bは当接面66にてカム56’の突起56aに当接す
る。しかも、カム56”と共に回転する部材の中には、
カム56’や刈取クラッチ20内の部材は含まれていな
いから小さな力で済む。
【0034】したがって、以上の実施例によれば、簡単
な部材で空送り手段50を構成することができると共
に、刈取クラッチ20がOFF操作状態にあるときに
は、小さな力で引起し爪13を空送りすることができる
から、例えば引起し爪13がセンサーアーム26より先
に穀稈に当接したような場合でも、容易に穀稈から逃が
してセンサーアーム26による穀稈の検出を確実に行う
ことができる。
【0035】図8は、ワンウェイクラッチの他の実施例
を示す。すなわち、この実施例のワンウェイクラッチ6
8は、引起しチェーン62を回転させるスプロケットホ
イール60に設けたカム56”に、一端にピン70を植
設した連結軸54を結合して成る。
【0036】このようにすることで、図6の実施例より
も引起し爪13に近い部分で空送りすることができるた
め、より小さい力で引起し爪13をその作動方向に空送
りして逃がすことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、引
起し爪が穀稈に当接したとき、その当接圧により前記引
起し爪をその作動方向に前進移動させて逃がすための空
送り手段を刈取クラッチと引起し爪とを結ぶ経路に設け
たことにより、機体前進時でかつ刈取クラッチがOFF
操作状態にあるときに、センサーアームと引起し爪が同
時にまたは引起し爪が先に穀稈に当接したような場合に
おいても、引起し爪が穀稈の当接圧によってその作動方
向に空送りされるため、引起し爪が穀稈を倒すこともな
く、穀稈の刈り残しや高刈りを防止することができると
共に、センサーアームによる穀稈の検出が可能となる。
しかも、簡単な構造で前記の空送り手段を構成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈取機の全体斜視図である。
【図2】センサーアームと刈取クラッチ等の連係を示す
斜視図である。
【図3】センサーアームと刈取クラッチ等の連係を示す
平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】引起し爪の保持部材に空送り用溝を設けた実施
例を示す図である。
【図6】引起し装置と刈取クラッチとを結ぶ経路にワン
ウェイクラッチを設けた実施例を示す図である。
【図7】カムのかみ合い状態を示す説明図である。
【図8】引起しチェーンの近傍にワンウェイクラッチを
設けた状態を示す図である。
【符号の説明】
10 エンジン 12 ミッションケース 14 引起し装置 16 刈取装置 20 刈取クラッチ 26 センサーアーム 32 クラッチレバー 50 空送り手段 52,54 連結軸 53 保持部材 55 空送り用溝 56,68 ワンウェイクラッチ 56’,56” カム 56a,56b 突起 58 ベベルギア 60 スプロケットホイール 62 引起しチェーン 64,66 当接面 70 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 69/00 A01D 37/00 A01D 57/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀稈引起し爪を有する引起し装置の始端
    部下方に設けたセンサーアームに穀稈が当接することに
    より、センサーアームが枢軸を中心として後方に回動し
    て刈取クラッチが自動的にON操作状態となり、引起し
    装置と刈取り装置および結束装置にエンジンからの駆動
    力が伝達されるように構成すると共に、前記刈取クラッ
    チを操作レバーの操作によっても強制的にON・OFF
    制御可能に構成した刈取機において、 機体前進時でかつ刈取クラッチがOFF操作状態にある
    ときに引起し爪がセンサーアームより先に穀稈に当接し
    たとき、当該穀稈からの当接圧により前記引起し爪をそ
    の作動方向に前進移動させて逃がすための空送り手段を
    引起し爪と刈取クラッチとを結ぶ動力伝達経路に設けた
    ことを特徴とする刈取機。
  2. 【請求項2】 前記空送り手段は、引起しチェーンに設
    けた引起し爪の保持部材と空送り用溝から成ることを特
    徴とする請求項1記載の刈取機。
  3. 【請求項3】 前記空送り手段は、ワンウェイクラッチ
    であることを特徴とする請求項1記載の刈取機。
  4. 【請求項4】 前記ワンウェイクラッチを、引起しチェ
    ーンの駆動用スプロケットに設けたことを特徴とする請
    求項1,3記載の刈取機。
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