JP3057104U - 防塵マスク - Google Patents

防塵マスク

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JP3057104U
JP3057104U JP1998004291U JP429198U JP3057104U JP 3057104 U JP3057104 U JP 3057104U JP 1998004291 U JP1998004291 U JP 1998004291U JP 429198 U JP429198 U JP 429198U JP 3057104 U JP3057104 U JP 3057104U
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mask
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dust
dust collecting
mask main
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Inventor
博幸 臼井
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博幸 臼井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取扱性、至便性、軽量性に優れ、その装着に
も時間を要せず、短時間で装着可能な使用の容易性に優
れた集塵マスクを提供する。 【解決手段】 鼻部の形状を被覆するように形成され、
吸排気部を有する小型のマスク本体2と、このマスク本
体2に連結したホース3に吸着剤13を収納した集塵ケ
ース4を連結し、塗装作業での塗料粉末等を作業中に集
塵ケース4に吸収させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、取扱性、至便性、軽量性に優れた集塵マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】及び
【考案が解決しようとする課題】
従来、防塵マスクや防毒マスクは顔面全体を覆うマスク本体と、このマスク本 体に連結ホースを介して取り付けた防塵缶や吸毒缶が設けられていた。そのため 、その容量が大きく、重量も大であった。従って、マスク本体が顔全体を被覆す るため、特に、作業者にとって夏場は暑くて体力の消耗が激しく、作業性、至便 性に欠けるものであった。又、マスク自体が大きく重いため、作業者はその装着 を面倒がることが多く、使用の簡便性にも欠けていた問題点があった。しかも、 防塵マスクにおいては、特に埃が多い場所等では口を閉ざす習慣があるので、口 を覆う口マスクを装着する必要性がなく、取扱性の悪さと重量の増大の原因とも なっていた。
【0003】 そこで、本考案は上記の問題点に鑑みて重量が軽量であり、形状も小型であっ て、構造的も簡単であり、取扱性、軽量性、使用の簡便性が付与された防塵マス クを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記問題点を解決するため、本考案に係る防塵マスクは、鼻の部分形 状を覆うように形成したマスク本体と、このマスク本体に形成した吸排気部と、 このマスク本体にその一端を連結され、かつその他端を集塵ケースに連結された ホースとからなることを特徴としている。
【0005】 又、前記マスク本体の吸排気部はマスク本体の外部に突出して設けられ又は内 部に装着されるようにしても良い。更に、前記マスク本体の吸排気部はマスク本 体から離間した適宜位置に設けるようにしても集塵作用に同様な効果を奏する。
【0006】 又、前記集塵ケースは活性炭等の吸着剤が収納されていることを特徴としてお り、この吸着剤は集塵ケースに着脱自在に設け、吸着作用を恒常的に維持するこ とも可能である。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施形態を説明する。図1は、本考案による集 塵マスクの分解斜視図である。1は集塵マスクであり、この集塵マスク1はマス ク本体2、ホース3及び集塵ケース4とからなる。前記マスク本体2は人の鼻腔 部と鼻柱部を被覆するように形成された筒状の形状をしており、従来のように人 の顔を覆うような大きな形状ではなく、人の吸排気に支障がない程の大きさを有 しており、装着時の簡便性と軽量化を図っている。図1に示すマスク本体2は図 示されるように、その先端部に吸排気部5を突出して設けてあり、この吸排気部 5はマスク本体2に連接した本体6と、この本体6に開閉自在に取り付けた蓋体 7とからなり、図2の縦断側面図に示されるように、本体6上面に支持軸8を介 して軟質ゴム又は軟質合成樹脂材等からなる吸排気弁9が配設されている。この 吸排気弁9の軟質性により、作業者の呼吸に応じて弁自体が開閉し、空気の吸収 と排気を行う(図2参照)。この吸排気弁9は塗料粉等の微粒子物質を除く濾過 材や、これらを吸着するフィルター弁としても形成しても良い。10は蓋体7の 外周部に形成した複数個の吸排気孔であり、11はマスク本体2の側面に突設し たホース3との連結口であり、後述する集塵ケース4にも同様にホース4との連 結口11が突設されている。又、本実施形態では、吸排気部5は本体6から突出 して設けたが、マスク本体2の先端部の内部に設けるようにしても良い。図中、 12は顔への装着ベルトである。
【0008】 ホース3は蛇腹形状に形成してあり、所望長の長さに伸縮可能となっている。 塗料粉等の微粒子物質を吸収する集塵ケース4は、活性炭が充填された吸着材1 3をケース基体14に収納し、その上から上部ケース15を螺合することにより 、集塵ケース4が構成される。図示例では、吸着剤13は多孔性のケースに収納 されているが、このような実施形態に限定されない。ろ紙、羊毛フェルト、特殊 な樹脂加工をした不織布、ガラス繊維等の濾過材と、有害なガス等を吸着、中和 、又は触媒作用によって無毒化する吸収剤とをもって構成しても良く、又、吸収 剤のみを集塵ケース4を収納するようにしてもよい。又、吸着剤13はその吸着 作用がなくなった際には集塵ケース4そのものを廃棄して新規な吸着剤13が充 填された集塵ケース4に取り替えることもできるが、吸着剤13のみをケースに 着脱自在として新規な吸着剤のみを取り替えるようにしても良い。ケース基体1 4にはホース3に連通し、前記吸着材13に連通する吸排気弁16がマスク本体 2と同様に設けられており、材質も前記したものと同様であり、又、濾過作用を 付与されたフィルター弁として構成しても良いのは前記マスク本体2の場合と同 様である。尚、図中、17は上部カバー14に形成した吸排気孔である。この場 合、後述する使用状態時には作業服のポケットに集塵ケース4を入れることが多 いので、この吸排気孔17は数多く設けた方が吸排気の作用に支障がない。
【0009】 前記のように構成した集塵マスク1を使用する際には、図4に図示されるよう に、マスク本体2を鼻部部分のみにあてがって装着ベルト12を介して作業者M の顔に装着する。この際、マスク本体2は鼻腔及び鼻柱部分のみを被覆するよう になっているので、装着作業は簡単かつ短時間で済み、軽量でもあるので、取扱 性に優れる。そして、図4に図示されるように、化粧板18に塗料を噴霧する場 合、マスク本体2の吸排気孔10を通じて噴射ガン19によって飛散した塗料粉 末、塵芥、その他微粒子物質は吸排気弁9を通り、ホース3から集塵ケース4内 の活性炭からなる吸着剤13によって吸着される。従って、格別に作業者Mに大 きな負担をかけることなく、集塵作業が容易に行われる。この際、マスク本体2 の吸排気弁9にフィルター機能(濾過材等)が付与されている場合には、有害な 塵芥や有毒ガス等も排除できる。同様に、集塵ケース4にも濾過機能(濾過材等 )、吸収剤を収納しておけば塗料粉末や塵芥その他の有毒ガスをも濾過、吸収す ることができて極めて有益である。
【0010】 図5に図示するのは、本考案にかかる集塵マスク2の他の実施形態を示す斜視 図である。この実施形態にあっては、吸排気弁9を備えた吸排気部5を集塵ケー ス4近傍に連結口11を介して取り付けたものである。この場合、マスク本体2 に吸排気弁を設けなくても集塵ケース4近傍の吸排気部5によって、微粒子物質 の吸収が可能である。その他の構成は、前記実施形態と同様であるので、詳細な 説明は省略する。
【0011】 図6及び図7に図示するものは、更に本考案の他の実施形態を示す斜視図であ る。有毒ガス等を防止するため、口の形状に沿った長楕円形状の口部マスク21 を形成し、この口部マスク21に連結ホース22をマスク本体2の連結口11に 取り付け、集塵ケース4に連通するホース3と接続できるようにしたものである 。図7に示されるように、本実施形態では、口部をもマスクが被覆するので、微 粒子粉末、有毒ガスの吸入を効果的に防止できる効果がある。しかも、口部マス ク21は口部形状に合わせて形成したので、使用の簡便性、取扱性、軽量性の利 点は損なわれることがない。図中、23は口部ベルトである。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、構造的も簡単であり、取扱性、軽量性に 優れると共に、この種マスクにありがちな装着の煩雑性が解除され、使用が非常 に楽であり、簡便性、携帯性にも優れた集塵マスクを提供できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】同縦断側面図である。
【図3】マスク本体の斜視図である。
【図4】使用状態を示す斜視図である。
【図5】本考案の他の実施形態を示す斜視図である。
【図6】口部マスクの斜視図である。
【図7】口部マスクを装着した状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 防塵マスク 2 マスク本体 3 ホース 4 集塵ケース 5 吸排気部 13 吸着剤
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鼻の部分形状を覆うように形成したマス
    ク本体と、このマスク本体に形成した吸排気部と、この
    マスク本体にその一端を連結され、かつその他端を集塵
    ケースに連結されたホースとからなることを特徴とする
    防塵マスク。
  2. 【請求項2】 前記マスク本体の吸排気部はマスク本体
    の外部に突出して設けられ又は内部に装着されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の防塵マスク。
  3. 【請求項3】 前記マスク本体の吸排気部はマスク本体
    から離間した適宜位置に設けるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の防塵マスク。
  4. 【請求項4】 前記集塵ケースは活性炭等の吸着剤が収
    納されていることを特徴とする請求項1記載の防塵マス
    ク。
  5. 【請求項5】 前記集塵ケースの吸着剤は集塵ケースに
    着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは4記載の防塵マスク。
JP1998004291U 1998-06-01 1998-06-01 防塵マスク Expired - Lifetime JP3057104U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005523215A (ja) * 2002-04-25 2005-08-04 エイヴォン プロテクション システムズ,インコーポレーテッド 呼吸器フィルタキャニスタ及びそれを充填する方法

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