JP3057059U - 二輪車用ロック装置 - Google Patents

二輪車用ロック装置

Info

Publication number
JP3057059U
JP3057059U JP1998007088U JP708898U JP3057059U JP 3057059 U JP3057059 U JP 3057059U JP 1998007088 U JP1998007088 U JP 1998007088U JP 708898 U JP708898 U JP 708898U JP 3057059 U JP3057059 U JP 3057059U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
key
button
lock button
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998007088U
Other languages
English (en)
Inventor
朗 中川
Original Assignee
株式会社丸中洋行
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社丸中洋行 filed Critical 株式会社丸中洋行
Priority to JP1998007088U priority Critical patent/JP3057059U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3057059U publication Critical patent/JP3057059U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】略棒状の錠本体1と、この錠本体1の一端
部に揺動自在に連結されたフック体2とから成る。錠本
体1の他端部に設けられた筒状のロック装置10に挿入
係止する係止部2Aをフック体2の解放端に設る。ロッ
ク装置10は、フック体2の係止部2Aに係合する係合
体11を錠本体1の長手方向に沿ってスライド自在に配
設する。係合体11に連結されたロックボタン12の押
し込み操作で係止部2Aと係合体11とを係合する。 【効果】施錠操作が極めて容易で、しかも、保管時や運
搬時における扱いも簡単に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動二輪車や自転車等の二輪車を施錠する際に使用する二輪車用ロ ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のロック装置として、例えば特公平6-94747 号公報に記載された 二輪車の盗難防止装置や、特公平5-58115 号公報に記載された錠装置がある。
【0003】 前者の盗難防止装置は、折り畳み状及びループ状に形成可能にした連設体の一 端にロック機構を設けたもので、このロック機構を施錠するには、キー差し込み 口にキーを差し込んで回すことでロックする構造になっている。
【0004】 後者の錠装置は、略U字形状に形成したシャックルの解放両端部を筒状の錠本 体に挿入して施錠する装置である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前者の盗難防止装置のロック機構を施錠するには、まずキー差し込 み口にキーを差し込み、次にこの差し込んだキーを回すといった2工程の施錠操 作が必要であった。従って、急いで施錠する場合に、この施錠操作に手間取るお それがあった。また、キーを差し込んでも、このキーを確実に回す操作を行わな いと確実な施錠ができないなど、操作性の不都合が伴なっていた。
【0006】 また、後者の錠装置は、筒状の錠本体の内部に装着したラッチ板を摺動自在に 変異させることで、略U字形状に形成したシャックルの解放両端部を着脱するか ら、前述の回転操作を伴なう施錠操作に比べると施錠操作が容易になっているも のの、筒状の錠本体の二か所に設けられた受孔にシャックルの解放両端部を差し 込む必要があり、この二か所同時に差し込む操作が未だ施錠操作を面倒なものに していた。しかも、これらのシャックルと錠本体とは、解放時に分離した状態に なるから、施錠前の錠装置は、保管時や運搬時における紛失防止の注意を払う必 要があった。
【0007】 そこで、本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、施錠操作が極め て容易で、しかも、保管時や運搬時における扱いも簡単に行える二輪車用ロック 装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、略棒状の錠本体1と、この錠 本体1の一端部に揺動自在に連結されたフック体2とから成り、錠本体1の他端 部に設けられた筒状のロック装置10に挿入係止する係止部2Aをフック体2の 解放端に設け、このロック装置10は、フック体2の係止部2Aに係合する係合 体11を錠本体1の長手方向に沿ってスライド自在に配設し、ロック装置10の 端部から出没自在に形成すると共に、係合体に連結されたロックボタン12の押 し込み操作で係止部2Aと係合体11とを係合する。
【0009】 第2の手段のロック装置10は、ロックボタン12の内部に配設され、ロック ボタン12をロック装置の端部から突出方向に押圧付勢する突出用スプリング1 2Aでロックボタン12を出没自在に形成し、一方、ロックボタン12の外側面 を常に押圧付勢するロック突起13を設け、ロックボタン12がロック装置10 の内部に押し込まれて係合体11が係止部2Aに係合した状態になったロックボ タン12の外側面に、このロック突起13が挿入するロック凹部12Bを設け、 このロック凹部12Bにロック突起13が係止して係合体11の係合状態をロッ クすることにある。
【0010】 第3の手段は、ロックボタン12の周囲に嵌合する固定体14に設けると共に 、ロック突起13をこの固定体14からロックボタン12方向に出没自在に設け 、一方、前記ロック凹部12Bは、ロックボタン12の側面に切欠状に形成し、 ロックボタン12の回転操作でロック突起13がロック凹部12Bからロックボ タンの外側面に移動して回転体15の内部に押圧され、前記突出用スプリング1 2Aで係合体11が係止部2Aから離れて係合状態が解除されるものである。
【0011】 第4の手段は、ロックボタン12の周囲に回転体15を設け、この回転体15 を貫通するキー孔15Aにキー用ピン17を配設すると共に、この回転体15に 隣接する前記固定体15に出没自在に配設したキー突起16が回転体15のキー 孔15Aに挿入係止して回転体15の回転を防止し、回転体15を回転せしめる 鍵18の先端にキー用ピン17を押圧する18A凹凸を設け、キー用ピン17の 押圧操作でキー孔15Aに係止したキー突起16を固定体14の内部に押圧し、 回転体15を回転自在にすることを課題解消のための手段とする。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。本考案の主要構成は 、略棒状の錠本体1と、錠本体1の一端部に揺動自在に連結されたフック体2と 、錠本体1の他端部に設けられた筒状のロック装置10とから成る。
【0013】 錠本体1は、フック体2を揺動自在に連結するために錠本体1の一端にヒンジ 1Aを設け、このヒンジ1Aにフック体2を連結している(図1参照)。また、 錠本体1の他端にロック装置10を設け、このロック装置10にフック体2の解 放端を着脱自在に連結する。
【0014】 フック体2は、解放端に係止部2Aを設け、この係止部2Aをロック装置10 の内部に挿入してロック装置10に係合し、又は解放するものである(図2、図 3参照)。
【0015】 ロック装置10は、筒状態を成した内部に、フック体2の係止部2Aに係合す る係合体11を錠本体1の長手方向に沿ってスライド自在に配設している(図2 参照)。そして、ロック装置10の端部から出没自在に形成したロックボタン1 2の押し込み操作で係止部2Aと係合体11とを係合させる(図3参照)。この ロックボタン12は、係合体11に連結されており、ロック装置10の内部に押 し込んだロックボタン12がロック装置10から突出したときは、このロックボ タン12に伴って係合体11がスライドし、係止部2Aとの係合状態が解除され るものである(図2参照)。
【0016】 そのため、ロックボタン12の内部に突出用スプリング12Aを配設し、ロッ クボタン12をロック装置の端部から突出方向に押圧付勢している(図5参照) 。この突出用スプリング12Aによって、ロック装置10内部に押し込まれたロ ックボタン12をロック装置10から突出させている。
【0017】 一方、ロックボタン12の外側面を常に押圧付勢するロック突起13を設けて いる(図5参照)。このロック突起13は、ロックボタン12の周囲に嵌合する 固定体14に出没自在に設けるもので、固定体14の内部に配したスプリング1 3Aによってロックボタン12方向に突出付勢されている。このように常に突出 付勢されているロック突起13は、ロックボタン12の外側面に設けたロック凹 部12B内に突出して係止することで、係合体11が係止部2Aに係合した状態 をロックするものである(図6参照)。このロック凹部12Bは、ロックボタン 12の側面に切欠状に形成したもので(図4参照)、ロックボタン12がロック 装置10の内部に押し込まれて係合体11が係止部2Aに係合した状態になった ときに、ロック突起13の位置にくるように形成している。このように形成する ことで、係合状態のときに、このロック凹部12Bの中にロック突起13が突出 係止して係合体11の係合状態をロックできる(図6参照)。
【0018】 係合状態の解除は、ロックボタン12の回転操作で行なう。すなわち、ロック ボタン12を回転すると、ロック突起13が切欠状のロック凹部12Bからしだ いにロックボタン12の外側面方向に移動して固定体14の内部に押圧される。 すると、前記突出用スプリング12Aの付勢力でロックボタン12がロック装置 10から突出し、このロックボタン12に伴って係合体11が係止部2Aから離 れて係合状態が解除されるものである(図5参照)。
【0019】 ロックボタン12の回転操作は鍵18を使用する。この鍵18以外の操作で回 転しないようにするため、ロックボタン12の周囲に回転体15を設け、この回 転体15を貫通するキー孔15Aにキー用ピン17を配設する(図7参照)。一 方、回転体15に隣接する固定体14にもキー突起16を出没自在に配設する。 このキー突起16の基端部にはスプリング16Aを配してあり、固定体14から 回転体15のキー孔15Aに突出係止して回転体15の回転を防止する。
【0020】 回転体15を回転せしめる鍵18は、先端にキー用ピン17を押圧する凹凸1 8Aを設けている(図8参照)。そして、鍵18をロック装置10の中に挿入し たときに、鍵18の凹凸18Aがキー用ピン17を押圧し、この押圧操作でキー 孔15Aに係止したキー突起16を固定体14の内部に押圧し、回転体を回転自 在にしてロックボタン12を回転させるものである。
【0021】 本考案の施錠操作は、フック体2の解放端をロック装置10の内部に挿入した 状態でロックボタン12を指で押し込むだけでよい。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0023】 すなわち、請求項1により、ロックボタン12の押し込み操作で係止部2Aと 係合体11とを係合するから、ワンタッチで施錠でき、施錠操作を極めて容易に 行なうことができる。しかも、略棒状の錠本体1と、この錠本体1の一端部に揺 動自在に連結されたフック体2とで構成しているから、これら錠本体1とフック 体2とが分離することなく扱えるので、保管時や運搬時における扱いも簡単に行 える。
【0024】 請求項2に記載のロック装置10により、ワンタッチで係合する係止部2Aと 係合体11とを、ロック突起13とロックボタン12のロック凹部12Bとがロ ックするので、係合状態を確実に維持することができる。
【0025】 請求項3により、ロックボタン12の回転操作で、係合体11と係止部2Aと の係合状態が簡単に解除される。
【0026】 請求項4に記載のキー用ピン17とキー突起16とにより、キー用ピン17の 配設位置と、キー突起16の押し込み距離が一致した鍵18を使用しなければ本 考案を解除することができない。
【0027】 このように本考案によると、施錠操作が極めて容易で、しかも、保管時や運搬 時における扱いも簡単に行えるなどといった有益な種々の効果を奏するものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】本考案の係止部と係合体とを示す要部断面部。
【図3】本考案の係止部と係合体との係合状態を示す要
部断面部。
【図4】本考案のロック装置を示す分解斜視図。
【図5】本考案のロック装置の解除状態を示す断面図。
【図6】本考案のロック装置のロック状態を示す断面
図。
【図7】本考案のキー突起によるロックボタンの回転防
止状態を示す要部断面図。
【図8】本考案のキー用ピンと鍵によるロックボタンの
回転状態を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 錠本体 1A ヒンジ 2 フック体 2A 係止部 10 ロック装置 11 係合体 12 ロックボタン 12A 突出用スプリング 12B ロック凹部 13 ロック突起 13A スプリング 14 固定体 15 回転体 16 キー突起 16A スプリング 17 キー用ピン 18 鍵 18A 凹凸

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略棒状の錠本体と、この錠本体の一端部
    に揺動自在に連結されたフック体とから成り、錠本体の
    他端部に設けられた筒状のロック装置に挿入係止する係
    止部をフック体の解放端に設け、このロック装置は、フ
    ック体の係止部に係合する係合体を錠本体の長手方向に
    沿ってスライド自在に配設し、ロック装置の端部から出
    没自在に形成すると共に、係合体に連結されたロックボ
    タンの押し込み操作で係止部と係合体とを係合すること
    を特徴とする二輪車用ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック装置は、ロックボタンの内部
    に配設されてロックボタンをロック装置の端部から突出
    方向に押圧付勢する突出用スプリングでロックボタンを
    出没自在に形成し、一方、ロックボタンの外側面を常に
    押圧付勢するロック突起を設け、ロックボタンがロック
    装置の内部に押し込まれて係合体が係止部に係合した状
    態になったロックボタンの外側面に、このロック突起が
    挿入するロック凹部を設け、このロック凹部にロック突
    起が係止して係合体の係合状態をロックする請求項1記
    載の二輪車用ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ロックボタンの周囲に嵌合する固定
    体を設けると共に、ロック突起をこの固定体からロック
    ボタン方向に出没自在に設け、一方、前記ロック凹部は
    ロックボタンの側面に切欠状に形成し、ロックボタンの
    回転操作でロック突起がロック凹部からロックボタンの
    外側面に移動して回転体の内部に押圧され、前記突出用
    スプリングで係合体が係止部から離れて係合状態が解除
    される請求項1又は2記載の二輪車用ロック装置。
  4. 【請求項4】 前記ロックボタンの周囲に回転体を設
    け、この回転体を貫通するキー孔にキー用ピンを配設す
    ると共に、この回転体に隣接する前記固定体に出没自在
    に配設したキー突起が回転体のキー孔に挿入係止して回
    転体の回転を防止し、回転体を回転せしめる鍵の先端に
    キー用ピンを押圧する凹凸を設け、キー用ピンの押圧操
    作でキー孔に係止したキー突起を固定体の内部に押圧
    し、回転体を回転自在にする請求項1乃至3いずれか記
    載の二輪車用ロック装置。
JP1998007088U 1998-08-27 1998-08-27 二輪車用ロック装置 Expired - Lifetime JP3057059U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998007088U JP3057059U (ja) 1998-08-27 1998-08-27 二輪車用ロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998007088U JP3057059U (ja) 1998-08-27 1998-08-27 二輪車用ロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3057059U true JP3057059U (ja) 1999-03-26

Family

ID=43190998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998007088U Expired - Lifetime JP3057059U (ja) 1998-08-27 1998-08-27 二輪車用ロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3057059U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6389857B1 (en) Push-button steering wheel lock
US4665724A (en) Wire lock
GB2292584A (en) Fastener for a large plastic suitcase
JPH0474163U (ja)
JP3057059U (ja) 二輪車用ロック装置
JPH0210153U (ja)
US6439006B1 (en) Combination lock
JP2994264B2 (ja) 携帯電話機の電池パック保持着脱構造
JP3985421B2 (ja) 回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置
JPH09112108A (ja) U字型盗難防止装置
JPH0715980Y2 (ja) ドアーロック
JP3563570B2 (ja) ステアリングロック装置
JPS5817094Y2 (ja) 車両用多段操作式安全錠
JPH08303079A (ja) 錠止装置
JPH10121813A (ja) 自転車用錠
JP4158088B2 (ja) 自転車用スタンド装置
JP3140658B2 (ja) 馬蹄錠
JP3134579B2 (ja) 自動車のドアロックノブ構造
JP3106716U (ja) 二輪車用のワイヤー錠
JPS5826851Y2 (ja) 車輌のステアリングロツク装置
JP3108633B2 (ja) 補助錠
JPH10280774A (ja) 自転車用錠
JPH0323433Y2 (ja)
JP3066163U (ja) 抜差し型扉用ロックハンドル装置
JPH07217294A (ja) 南京錠

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term